JP3855691B2 - 光スイッチモジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータをパケットとして高速転送するネットワークのノードに好適に使用される光スイッチモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネット等のネットワーク通信技術の普及によって大容量のデータ通信が必要とされ、波長多重通信技術の開発が活発化している。OADM(Optical Add Drop Multiplexing)は、1波長ごとに自由にデータを出し入れすることのできる光分岐挿入多重化技術であり、近年盛んに開発が行われている。このOADMを使用すると、任意の波長の光信号を、ノードから伝送路にアド(挿入)したり、この逆に伝送路からノードに、任意の波長の光信号をドロップ(分岐)することができる。OADMを使用することで、ネットワークのトラフィック変動に対して、光パス構成を容易に変更することができる。
【0003】
図4は、従来提案されたOADMノードを構成するOADM回路の一例を示したものである。このOADM回路は、特開平11−275007号公報で提案されたものである。この提案のOADM回路101では他の同様のOADM回路と同様にファイバグレーディングを使用している。
【0004】
図4に示したOADM回路101の入力ポート102には、図示しない幹線系の光ファイバからWDM光信号103が供給され、第1の光サーキュレータ104の第1の端子1051に入力されるようになっている。第1の光サーキュレータ104は第1〜第3の端子1051〜1053を備えており、各端子1051〜1053間では光信号が一方向にのみ伝達される。すなわち、第1の端子1051から第2の端子1052への方向、第2の端子1052から第3の端子1053への方向および第3の端子1053から第1の端子1051への方向にのみ光信号が伝えられる。
【0005】
第1の光サーキュレータ104の第2の端子1052には、第1のファイバグレーティング106の一端が接続されている。第1のファイバグレーティング106は、特定の波長の光のみを反射し、その他の波長の光を透過する特性を有している。第1のファイバグレーティング106の他端には、光アイソレータ107を介して第2のファイバグレーティング108の一端が接続されている。光アイソレータ107は、第1のファイバグレーティング106から第2のファイバグレーティング108の方向にのみ光信号を伝達し、各ファイバグレーティング106、108間での多重反射を防止する役割を持っている。これらのファイバグレーティング106、108は、互いに同様の特性を有している。
【0006】
第2のファイバグレーティング108の他端は、第2の光サーキュレータ109の第1の端子1121に接続されている。この第2の光サーキュレータ109も第1の光サーキュレータ104と同様に第1〜第3の端子1121〜1123を備えており、各端子1121〜1123間では光信号が一方向にのみ伝達される。すなわち、第1の端子1121から第2の端子1122への方向、第2の端子1122から第3の端子1123への方向および第3の端子1123から第1の端子1121への方向にのみ光信号が伝えられる。
【0007】
この提案のOADM回路101では、幹線系の光ファイバから入力されるWDM光信号103のうちの特定の波長の光信号が第1のファイバグレーティング106で反射されて、図に示す経路を通って第1の光サーキュレータ104の第3の端子1053に分岐される。一方、第1のファイバグレーティング106を透過する他の波長の光信号は、第2の光サーキュレータ109の第3の端子1123から入力される特定の波長の光信号と合波されて、出力ポート114から光信号115として図示しない幹線系の光ファイバに出力されることになる。したがって、ここでは、第1の光サーキュレータ104および第1のファイバグレーティング106が光信号の分岐部として機能し、第2のファイバグレーティング108および第2の光サーキュレータ109が光信号挿入部として機能することになる。
【0008】
第1の光サーキュレータ104の第3の端子1053は、ドロップ(分岐)ポート116に接続されており、分岐された光信号117が出力されることになる。また、アド(挿入)ポート118は第2の光サーキュレータ109の第3の端子1123に接続されており、このポートからは挿入すべき光信号119が入力されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、この提案のOADM回路101では光信号を波長単位でアドおよびドロップすることは可能であるが、同一波長における所定単位で光信号のアドあるいはドロップを行うことはできなかった。ここで所定単位とは、たとえばパケット単位やセル単位をいう。
【0010】
なお、特開2000−004213号公報、特開2000−078176号公報および特開2000−165425号公報でも、波長単位で光信号のままアドまたはドロップを行っており、同様の問題を有していた。
【0011】
一方、光信号を電気信号に一度変換してからこれをメモリに蓄積し、この蓄積された電気信号をパケット単位あるいはセル単位でアドまたはドロップを行うことは可能である。そしてこのような処理を行った電気信号を再び光信号に変換して送出することも可能である。しかしながら、このような処理を行うと、電気信号をメモリに蓄積しておく時間がノードにおける転送遅延時間となる。したがって、たとえばリアルタイム性を要求される映像やインターネットによる電話等の用途では信号の伝送遅延が大きな問題となる。
【0012】
そこで本発明の目的は、光信号を電気信号に一度変換することなく、パケット単位等の所定単位でアドまたはドロップすることのできる光スイッチモジュールを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、(イ)所定単位に時間的に区切られて送られてくる特定波長の光信号を入力する主入力ポートと、(ロ)この主入力ポートから入力される光信号を第1および第2の光信号に分岐する光分岐手段と、(ハ)この光分岐手段から出力される第1の光信号を入力してこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第1の光ゲートスイッチと、(ニ)この第1の光ゲートスイッチを透過した光信号の出力から自然放出光雑音を遮断する第1のバンドパスフィルタと、(ホ)この第1のバンドパスフィルタを経た光信号を出力するドロップポートと、(へ)光分岐手段で分岐した後の第2の光信号を入力してこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第2の光ゲートスイッチと、(ト)挿入する前記した所定単位に区切られかつ主入力ポートに入力された光信号と同期した光信号を入力するためのアドポートと、(チ)このアドポートから入力される前記した所定単位の光信号を透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第3の光ゲートスイッチと、(リ)この第3の光ゲートスイッチと第2の光ゲートスイッチをそれぞれ透過した光信号を入力して、これらの一方を選択して出力する2×1光スイッチと、(ヌ)この2×1光スイッチの出力から自然放出光雑音を遮断する第2のバンドパスフィルタと、(ル)この第2のバンドパスフィルタを経た光信号を出力する主出力ポートと、(ヲ)主入力ポートから入力された光信号を抜き出さずに主出力ポートにスルーさせる第1のスロットと、主入力ポートから入力された光信号を主出力ポートにスルーさせずにドロップポートに抜き出す第2のスロットと、アドポートから光信号を挿入してこれのみを主出力ポートに出力する第3のスロットと、主入力ポートから入力された光信号をドロップポートに抜き出すと共にアドポートから光信号を挿入してこれのみを主出力ポートに出力する第4のスロットと、主入力ポートから入力された光信号をドロップポートに抜き出すと共にこれと同じ光信号を主出力ポートに出力する第5のスロットのそれぞれのスロットが主入力ポートおよびアドポートから入力される前記した所定単位の光信号の各区切られた通信時間と一致しており、これらのスロットのうちの少なくとも2以上が予め定めた所定の順序で周期的に連続するように第1〜第3の光ゲートスイッチのそれぞれが透過状態であるか遮断状態であるかの時間的なタイミングを組み合わせて制御する光ゲートスイッチ透過・遮断状態制御手段とを光スイッチモジュールに具備させる。
【0014】
すなわち請求項1記載の発明では、主入力ポートに入力されたパケット単位等の所定単位で区切られて送られてくる特定波長の光信号を光分岐手段で第1および第2の光信号に分岐し、このうちの第1の光信号についてはこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第1の光ゲートスイッチに入力し、その出力を自然放出光雑音を遮断する第1のバンドパスフィルタを介してドロップポートに接続しておく。また、第2の光信号については同様にこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第2の光ゲートスイッチに入力し、その出力側に2×1光スイッチの一方の入力側を接続しておく。更に、アドポートから入力される所定単位に区切られかつ主入力ポートに入力された光信号と同期した光信号についてはこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第3の光ゲートスイッチに入力することにし、その出力側を2×1光スイッチの他方の入力側に接続しておく。2×1光スイッチの出力側には自然放出光雑音を遮断する第2のバンドパスフィルタを介して主出力ポートが配置されている。このような構造で、光ゲートスイッチ透過・遮断状態制御手段が第1〜第3の光ゲートスイッチのそれぞれが透過状態であるか遮断状態であるかの時間的なタイミングを組み合わせて制御することで、ある時点(スロット)では主入力ポートから入力された光信号を抜き出さずに主出力ポートにスルーさせたり、主入力ポートから入力された光信号を主出力ポートにスルーさせずにドロップポートに抜き出すようにしたり、アドポートから光信号を挿入してこれのみを主出力ポートに出力するようにしたり、主入力ポートから入力された光信号をドロップポートに抜き出すと共にアドポートから光信号を挿入してこれのみを主出力ポートに出力するようにしたり、あるいは主入力ポートから入力された光信号をドロップポートに抜き出すと共にこれと同じ光信号を主出力ポートに出力するようにすることができる。したがって、これら5つの態様のすべてを平等に生じさせるような信号処理を行う場合には、これらの各態様に対応した第1〜第5の各スロットのそれぞれのスロットが主入力ポートおよびアドポートから入力される前記した所定単位の光信号の各区切られた通信時間と一致しており、これらのスロットが予め定めた所定の順序で配列してこれらが順次繰り返されるように第1〜第3の光ゲートスイッチのそれぞれの透過状態と遮断状態を制御すると共に、これらに対応したタイミングで主出力ポートやアドポートから信号を入力したり、主出力ポートやドロップポートから信号を出力するようにすればよい。原理的には第1〜第5の各スロットのすべてを具備する必要はなく、そのうちの幾つかを有するだけでもよい。
【0015】
請求項2記載の発明では、(イ)所定単位に時間的に区切られて送られてくる特定波長の光信号を入力する主入力ポートと、(ロ)この主入力ポートから入力される光信号を第1および第2の光信号に分岐する光分岐手段と、(ハ)光信号を第1の波長に波長変換して出力する第1の波長可変光源と、(ニ)光信号を第2の波長に波長変換して出力する第2の波長可変光源と、(ホ)光信号を第3の波長に波長変換して出力する第3の波長可変光源と、(へ)光分岐手段から出力される第1の光信号を入力して第1の波長可変光源の出力する光信号と合波する第1の合流器と、(ト)光分岐手段から出力される第2の光信号を入力して第2の波長可変光源の出力する光信号と合波する第2の合流器と、(チ)挿入する前記した所定単位に区切られかつ主入力ポートに入力された光信号と同期した光信号を入力するためのアドポートと、(リ)このアドポートから入力された光信号と第3の波長可変光源の出力する光信号とを合波する第3の合流器と、(ヌ)第1の合流器の出力する合波後の光信号を入力してこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第1の光ゲートスイッチと、(ル)この第1の光ゲートスイッチの出力から自然放出光雑音を遮断する第1のバンドパスフィルタと、(ヲ)この第1のバンドパスフィルタを経た光信号を出力するドロップポートと、(ワ)第2の合流器の出力する合波後の光信号を入力してこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第2の光ゲートスイッチと、(カ)第3の合流器の出力する合波後の光信号を入力してこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第3の光ゲートスイッチと、(ヨ)この第3の光ゲートスイッチと第2の光ゲートスイッチをそれぞれ透過した光信号を入力して、これらの一方を選択して出力する2×1光スイッチと、(タ)この2×1光スイッチの出力から自然放出光雑音を遮断する第2のバンドパスフィルタと、(レ)この第2のバンドパスフィルタを経た光信号を出力する主出力ポートと、(ソ)主入力ポートから入力された光信号を抜き出さずに第2の光ゲートスイッチを経て主出力ポートにスルーさせる第1のスロットと、主入力ポートから入力された光信号を主出力ポートにスルーさせずに第1の光ゲートスイッチを経てドロップポートに抜き出す第2のスロットと、アドポートから光信号を挿入してこれのみを第3の光ゲートスイッチを経て主出力ポートに出力する第3のスロットと、主入力ポートから入力された光信号を第1の光ゲートスイッチを経てドロップポートに抜き出すと共にアドポートから光信号を挿入してこれのみを第3の光ゲートスイッチを経て主出力ポートに出力する第4のスロットと、主入力ポートから入力された光信号を第1の光ゲートスイッチを経てドロップポートに抜き出すと共にこれと同じ光信号を第2の光ゲートスイッチを経て主出力ポートに出力する第5のスロットのそれぞれのスロットが主入力ポートおよびアドポートから入力される前記した所定単位の光信号の各区切られた通信時間と一致しており、これらのスロットのうちの少なくとも2以上が予め定めた所定の順序で周期的に連続するように第1〜第3の光ゲートスイッチのそれぞれが透過状態であるか遮断状態であるかの時間的なタイミングを組み合わせて制御する光ゲートスイッチ透過・遮断状態制御手段とを光スイッチモジュールに具備させる。
【0016】
すなわち請求項2記載の発明では、基本的な構成が請求項1記載の発明と同様であるが、それぞれの光ゲートスイッチの手前に独自の波長可変光源と光信号を合波するための合流器を備えている。これにより、これらの光ゲートスイッチに入力された光信号の波長変換が可能になる。
【0023】
請求項記載の発明では、請求項2記載の光スイッチモジュールで、第1〜第3の光ゲートスイッチはそれぞれ半導体光増幅器であり、第1〜第3の波長可変光源から出力される対応する光信号を用いて相互利得変調効果による波長変換を行うことを特徴としている。
【0024】
すなわち請求項記載の発明では、請求項2記載の光スイッチモジュールでアドあるいはドロップ等の信号処理がパケット単位等の所定単位で行われることはもちろん、波長変換が伴うことを可能にしている。
【0025】
【発明の実施の形態】
【0026】
【実施例】
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0027】
第1の実施例
【0028】
図1は本発明の第1の実施例における光スイッチモジュールの構成を表わしたものである。この光スイッチモジュール201は、図示しない隣接ノードから光信号202を入力する主入力ポート203と、追加する光信号204をパケット単位で入力するアドポート205と、主入力ポート203から入力された光信号202からパケット単位で抜き出した光信号206を出力するドロップポート207と、主入力ポート203から入力された光信号202に対して追加あるいは削除された後の光信号208を出力する主出力ポート209の各ポートを備えている。
【0029】
主入力ポート203から入力された光信号202は光分岐器211に入力され、全く同じ信号状態の第1および第2の光信号212、213に分岐されるようになっている。このうちの第1の光信号212は、第1の光ゲートスイッチ214に入力されるようになっている。第1の光ゲートスイッチ214は、入力された第1の光信号212を透過しあるいは遮断するスイッチである。その切替制御は第1の光ゲートスイッチ214に入力される第1の選択制御信号215によって行われる。第1の光ゲートスイッチ214はその透過状態で増幅利得を得ることができるようになっている。増幅利得の制御は第1の増幅利得制御信号216を第1の光ゲートスイッチ214に入力することで行われる。
【0030】
第1の光ゲートスイッチ214の出力する光信号218は、第1の光バンドパスフィルタ219に入力されるようになっている。第1の光バンドパスフィルタ219は、これに入力される光信号218の自然放出光雑音を遮断するために設けられている。
【0031】
ところで、光分岐器211によって分岐された後の第2の光信号213は、第2の光ゲートスイッチ221に入力されるようになっている。第2の光ゲートスイッチ221は第2の光信号213を透過しあるいは遮断するスイッチである。その切替制御は第2の光ゲートスイッチ221に入力される第2の選択制御信号222によって行われる。第2の光ゲートスイッチ221もその透過状態で増幅利得を得ることができるようになっている。増幅利得の制御は第2の増幅利得制御信号223を第2の光ゲートスイッチ221に入力することで行われる。
【0032】
一方、アドポート205から入力された光信号204は、第3の光ゲートスイッチ224に入力されるようになっている。第3の光ゲートスイッチ224は光信号204を透過しあるいは遮断するスイッチである。その切替制御は第3の光ゲートスイッチ224に入力される第3の選択制御信号225によって行われる。第3の光ゲートスイッチ224もその透過状態で増幅利得を得ることができるようになっている。増幅利得の制御は第3の増幅利得制御信号226を第3の光ゲートスイッチ224に入力することで行われる。
【0033】
第2の光ゲートスイッチ221から出力される光信号227は、第3の光ゲートスイッチ224から出力される光信号228と光合流器229に入力され、これらが合流されるようになっている。光合流器229の出力側には、第2の光バンドパスフィルタ231が配置されており、光信号の自然放出雑音を遮断する。第2の光バンドパスフィルタ231を経た光信号208は主出力ポート209から光スイッチモジュール201の外部に出力されるようになっている。
【0034】
このような本実施例の光スイッチモジュール201で、光分岐器211および光合流器229は、3dBカプラを使用することができる。また、第1〜第3の光ゲートスイッチ214、221、224には、たとえば半導体光増幅器(SOA)を使用することができる。また、第1および第2の光バンドパスフィルタ219、231には、たとえばファイバブラッググレーティング(FBG)を使用することができる。
【0035】
次に以上のような構成の光スイッチモジュール201の動作を説明する。第1〜第3の光ゲートスイッチ214、221、224は、それぞれ所定の固定長のタイムスロットを単位として透過状態と遮断状態の切り替えを行うようになっている。これらの切り替えは、第1〜第3の選択制御信号215、222、225によって行われる。次に示す5種類の動作を第1〜第5のタイムスロットTS1〜TS5で行う。
【0036】
まず、第1のタイムスロットTS1では、光信号を抜き出さずに、主出力ポート209にスルー(through)させるスルー動作を行う。この第1のタイムスロットTS1で第2の光ゲートスイッチ221は透過状態となり、第1および第3の光ゲートスイッチ214、224は遮断状態となる。前記した隣接ノードから到着した光信号202は主入力ポート203から光スイッチモジュール201に入力される。光分岐器211によって分岐された後の第2の光信号213は、第2の光ゲートスイッチ221を透過し、光信号227として光合流器229に入力され、第2の光バンドパスフィルタ231を経て主出力ポート209から光信号208として出力される。すなわち、この場合には光スイッチモジュール201に入力された光信号202はそのまま光信号208として出力されることになる。
【0037】
この第1のタイムスロットTS1で光分岐器211によって分岐された後の第1の光信号212は第1の光ゲートスイッチ214に入力されるが、これは遮断状態にある。したがって、第1の光ゲートスイッチ214から光信号218が出力されることはなく、ドロップポート207から光信号206が出力されることはない。
【0038】
次に第2のタイムスロットTS2について説明を行う。第2のタイムスロットTS2では、光信号を主出力ポート209にスルーさせずに抜き出す動作を行う。この第2のタイムスロットTS2で第1の光ゲートスイッチ214は、透過状態となっている。第2および第3の光ゲートスイッチ221、224は遮断状態である。前記した隣接ノードから到着した光信号202は主入力ポート203から光スイッチモジュール201に入力される。光分岐器211によって分岐された後の第1の光信号212は、第1の光ゲートスイッチ214を透過し、その光信号218は第1の光バンドパスフィルタ219に入力され、ドロップポート207から光信号206として出力される。
【0039】
この第2のタイムスロットTS2で光分岐器211によって分岐された後の第2の光信号213は、第2の光ゲートスイッチ221に入力されるが、これは遮断状態にある。したがって、第3の光ゲートスイッチ224から光信号227が出力されることはなく、主出力ポート209から光信号208が出力されることもない。
【0040】
次に第3のタイムスロットTS3について説明を行う。第3のタイムスロットTS3では、光信号を挿入するアド動作を行う。この第3のタイムスロットTS3では、第1の光ゲートスイッチ214および第2の光ゲートスイッチ221が遮断状態となっており、第3の光ゲートスイッチ224が透過状態となっている。前記した隣接ノードから到着した光信号202は主入力ポート203から光スイッチモジュール201に入力されるが、第1および第2の光ゲートスイッチ214、221が遮断状態となっているので、これらがドロップポート207や主出力ポート209から光信号206、208として出力されることはない。
【0041】
一方、挿入する光信号204は光スイッチモジュール201のアドポート205から第3の光ゲートスイッチ224に入力される。第3の光ゲートスイッチ224は透過状態となっているので、光信号228として光合流器229に入力され、第2の光バンドパスフィルタ231を経由して主出力ポート209から光信号208として出力されることになる。
【0042】
次に第4のタイムスロットTS4について説明を行う。第4のタイムスロットTS4では、光信号を抜き出し、かつ挿入するドロップおよびアド動作を行う。この第4のタイムスロットTS4では、第1および第3の光ゲートスイッチ214、224が透過状態となっており、第2の光ゲートスイッチ221が遮断状態となっている。前記した隣接ノードから到着した光信号202は、主入力ポート203から光スイッチモジュール201に入力される。光分岐器211によって分岐された後の第1の光信号212は第1の光ゲートスイッチ214に入力される。第1の光ゲートスイッチ214は透過状態なので、これを透過した光信号218は第1の光バンドパスフィルタ219に入力され、ドロップポート207から光信号206として出力される。また、挿入する光信号204はアドポート205から第3の光ゲートスイッチ224に入力される。第3の光ゲートスイッチ224も透過状態なので、これを透過した光信号228は光合流器229および第2の光バンドパスフィルタ231を経て、光信号208として主出力ポート209から光スイッチモジュール201の外部に出力される。
【0043】
一方、光分岐器211によって分岐された後の第2の光信号213は、第2の光ゲートスイッチ221に入力されるが、これは遮断状態となっている。そこで、前記した隣接ノードから到着した光信号202自体は主出力ポート209から出力されない。
【0044】
最後に第5のタイムスロットTS5について説明を行う。第5のタイムスロットTS5では、光信号を抜き出し、かつ主出力ポート209にスルーさせる動作を行う。この第5のタイムスロットTS5では、第1および第2の光ゲートスイッチ214、221が透過状態となっており、第3の光ゲートスイッチ224が遮断状態となっている。前記した隣接ノードから到着した光信号202は、主入力ポート203から光スイッチモジュール201に入力される。光分岐器211によって分岐された後の第1の光信号212は第1の光ゲートスイッチ214に入力される。第1の光ゲートスイッチ214は透過状態なので、これを透過した光信号218は第1の光バンドパスフィルタ219に入力され、ドロップポート207から光信号206として出力される。光分岐器211によって分岐された後の第2の光信号213も第2の光ゲートスイッチ221が透過状態なので、これを透過する。そして光信号227として光合流器229に入力され、第2の光バンドパスフィルタ231を経て主出力ポート209から光信号208として出力される。
【0045】
一方、第3の光ゲートスイッチ224は遮断状態となっている。したがって、第3の光ゲートスイッチ224から信号の挿入は行われない。
【0046】
以上のように第1〜第5のタイムスロットTS1〜TS5の繰り返しによって、光スイッチモジュール201で光信号のアド、ドロップ等の各種処理が行われていく。
【0047】
図2は光スイッチモジュールのこのような動作を示したものである。同図(a)に示すように、各タイムスロットTS1、TS2、TS4、TS5における主入力ポート203に入力される光信号202をそれぞれ光信号P1、P2、P4、P5とする。第3のタイムスロットTS3では光信号202が入力されないので、光信号P3は存在しない。同図(b)はドロップポート207から出力される光信号206を表わしている。また、同図(c)は第1のタイムスロットTS1では、アドポート205から入力される光信号204を表わしている。これらは第3のタイムスロットTS3で入力される光信号P3′と、第4のタイムスロットTS4で入力される光信号P4′である。
【0048】
同図(d)は、主出力ポート209から出力される光信号208の内容を表わしている。第1のタイムスロットTS1では、同図(a)に示したように主入力ポート203から入力された光信号P1が同図(d)に示したようにそのまま主出力ポート209から出力されることになる。第2のタイムスロットTS2では、同図(a)に示したように主入力ポート203から入力された光信号P2が、同図(b)に示したようにドロップポート207からそのまま出力されることになる。
【0049】
第3のタイムスロットTS3では、同図(c)に示したようにアドポート205から入力された光信号P3′が、同図(d)に示したように主出力ポート209からそのまま出力されることになる。第4のタイムスロットTS4では、同図(a)に示したように主入力ポート203から入力された光信号P4が、同図(b)に示したようにドロップポート207からそのまま出力され、また、同図(c)に示したようにアドポート205から入力される光信号P4′が同図(d)に示したように主出力ポート209からそのまま出力される。
【0050】
最後の第5のタイムスロットTS5では、同図(a)に示したように主入力ポート203から入力された光信号P5が同図(b)に示したようにドロップポート207からそのまま出力され、かつ同図(d)に示したようにそのまま主出力ポート209からも出力される。
【0051】
このように本実施例の光スイッチモジュール201では、それぞれの信号の処理状態に合わせて第1〜第5のタイムスロットTS1〜TS5に光信号の送出や受信のタイミングを合わせておくことで、これらの光信号に何らの遅延も生じさせることなく、それぞれのタイムスロットを最小単位として光信号のアドおよびドロップが可能になる。
【0052】
第2の実施例
【0053】
図3は本発明の第2の実施例における光スイッチモジュールの構成を表わしたものである。この第2の実施例で図1に示した第1の実施例と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。第2の実施例の光スイッチモジュール301では、主入力ポート203から入力した光信号202を分岐する光分岐器211の出力側に第1および第2の合流器302、303を設けている。第1の合流器302他方の入力側には、第1の波長可変光源304が光信号305を入力するようになっており、第2の合流器303他方の入力側には、第2の波長可変光源306が光信号307を入力するようになっている。
【0054】
第1の合流器302から出力される光信号308は第1の光ゲートスイッチ311に入力され、第2の合流器303から出力される光信号309は第2の光ゲートスイッチ312に入力されるようになっている。第3の光ゲートスイッチ313は光合流器229(以下、出力側光合流器229という。)の2入力のうちの一方として配置されている。これら第1〜第3の光ゲートスイッチ311〜313は、先の実施例の第1〜第3の光ゲートスイッチ214、221、224が単純に透過状態と遮断状態の切り替えを行っていたのに対して、これに加えて波長変換機能を備えている点が相違している。
【0055】
第1の光ゲートスイッチ311から出力される光信号321は、その自然放射雑音を遮断する第1の光バンドパスフィルタ219に入力され、ドロップポート207から光信号206として出力される。第1の光ゲートスイッチ311にはその透過および遮断状態の切り替えを行う第1の選択制御信号322と、透過状態での増幅利得を制御する第1の増幅利得制御信号323が入力されるようになっている。
【0056】
第2の光ゲートスイッチ312の出力する光信号325は第3の光ゲートスイッチ313の出力する光信号326と共に出力側光合流器229に入力して合波される。第2の光ゲートスイッチ312には、その透過および遮断状態の切り替えを行う第2の選択制御信号327と、透過状態での増幅利得を制御する第2の増幅利得制御信号328が入力されるようになっている。また、第3の光ゲートスイッチ313には、その透過および遮断状態の切り替えを行う第3の選択制御信号329と、透過状態での増幅利得を制御する第3の増幅利得制御信号330が入力されるようになっている。
【0057】
ここで第3の光ゲートスイッチ313には第3の合流器334から光信号335が入力されるようになっている。第3の合流器334には、アドポート205から入力される光信号204と、第3の波長可変光源336から出力される光信号337が合波されるようになっている。
【0058】
このような構成の光スイッチモジュール301では、図2で示した第1の実施例の場合と同様に5種類の動作を第1〜第5のタイムスロットTS1〜TS5で行うようになっている。本実施例では第1〜第3の光ゲートスイッチ311〜313の手前に第1〜第3の合流器302、303、334と第1〜第3の波長可変光源304、306、336を配置している。したがって、第1の光ゲートスイッチ311を例に説明すると、入力された光信号202と第1の波長可変光源304から出力される光信号305とを合波させ、波長変換機能付の第1の光ゲートスイッチ311を通過させることで、波長変換を行うことができる。たとえば第1の光ゲートスイッチ311として半導体光増幅器(SOA)を使用する場合には、相互利得変調(XGM)効果を用いて波長変換を行えばよい。
【0059】
なお、第1の実施例では光分岐器211や光合流器229として3dBカプラを使用したが、他の分岐比のカプラを用いることも可能である。また、カプラ以外の光分岐手段や光合流手段を使用することも可能である。また、第1の実施例では第1〜第3の光ゲートスイッチ214、221、224として半導体光増幅器(SOA)を使用する例を示したが、これに限るものではなく、他の光ゲートスイッチを使用してもよい。更に第1の実施例における第1および第2の光バンドパスフィルタ219、231については、ファイバブラッググレーティング(FBG)を使用する例を挙げた。しかしながら、これに限るものではなく、たとえば誘電体多層膜フィルタのように、他の光バンドパスフィルタを使用できることは当然である。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1〜請求項記載の発明によれば、第1〜第3の光ゲートスイッチを用い、これらの透過あるいは遮断の組み合せをスロット単位で変化させることによって、所定単位の光信号ごとにアド、ドロップ、スルー等の処理を可能にしたので、電気信号に一度変換してこれらの処理を行う場合と異なり、処理に時間的な遅延を生じさせることがない。
【0061】
また、請求項2記載の発明では、所定単位で光信号のアド、ドロップ、スルー等の処理を行うだけでなく、波長の変換も可能になる。
【0062】
また、請求項1〜請求項3記載の発明によれば、光バンドパスフィルタを配置するので、自然放出光雑音を遮断することができ、信頼性のよい光スイッチモジュールを構成することができる。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光スイッチモジュールの構成を表わした概略構成図である。
【図2】第1の実施例における光スイッチモジュールのタイムスロットごとの動作を示したタイミング図である。
【図3】本発明の第2の実施例における光スイッチモジュールの構成を表わした概略構成図である。
【図4】従来提案されたOADM回路の一例を示した概略構成図である。
【符号の説明】
201、301 光スイッチモジュール
203 主入力ポート
205 アドポート
207 ドロップポート
209 主出力ポート
211 光分岐器
214、311 第1の光ゲートスイッチ
221、312 第2の光ゲートスイッチ
224、313 第3の光ゲートスイッチ
229 (出力側)光合流器
302 第1の合流器
303 第2の合流器
304 第1の波長可変光源
334 第3の合流器
336 第3の波長可変光源
TS タイムスロット
P 光信号

Claims (3)

  1. 所定単位に時間的に区切られて送られてくる特定波長の光信号を入力する主入力ポートと、
    この主入力ポートから入力される光信号を第1および第2の光信号に分岐する光分岐手段と、
    この光分岐手段から出力される第1の光信号を入力してこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第1の光ゲートスイッチと、
    この第1の光ゲートスイッチを透過した光信号の出力から自然放出光雑音を遮断する第1のバンドパスフィルタと、
    この第1のバンドパスフィルタを経た光信号を出力するドロップポートと、
    前記光分岐手段で分岐した後の第2の光信号を入力してこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第2の光ゲートスイッチと、
    挿入する前記所定単位に区切られかつ前記主入力ポートに入力された光信号と同期した光信号を入力するためのアドポートと、
    このアドポートから入力される前記所定単位の光信号を透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第3の光ゲートスイッチと、
    この第3の光ゲートスイッチと前記第2の光ゲートスイッチをそれぞれ透過した光信号を入力して、これらの一方を選択して出力する2×1光スイッチと、
    この2×1光スイッチの出力から自然放出光雑音を遮断する第2のバンドパスフィルタと、
    この第2のバンドパスフィルタを経た光信号を出力する主出力ポートと、
    前記主入力ポートから入力された光信号を抜き出さずに主出力ポートにスルーさせる第1のスロットと、主入力ポートから入力された光信号を主出力ポートにスルーさせずに前記ドロップポートに抜き出す第2のスロットと、前記アドポートから光信号を挿入してこれのみを主出力ポートに出力する第3のスロットと、主入力ポートから入力された光信号を前記ドロップポートに抜き出すと共に前記アドポートから光信号を挿入してこれのみを主出力ポートに出力する第4のスロットと、主入力ポートから入力された光信号を前記ドロップポートに抜き出すと共にこれと同じ光信号を主出力ポートに出力する第5のスロットのそれぞれのスロットが前記主入力ポートおよびアドポートから入力される前記所定単位の光信号の各区切られた通信時間と一致しており、これらのスロットのうちの少なくとも2以上が予め定めた所定の順序で周期的に連続するように前記第1〜第3の光ゲートスイッチのそれぞれが透過状態であるか遮断状態であるかの時間的なタイミングを組み合わせて制御する光ゲートスイッチ透過・遮断状態制御手段
    とを具備することを特徴とする光スイッチモジュール。
  2. 所定単位に時間的に区切られて送られてくる特定波長の光信号を入力する主入力ポートと、
    この主入力ポートから入力される光信号を第1および第2の光信号に分岐する光分岐手段と、
    光信号を第1の波長に波長変換して出力する第1の波長可変光源と、
    光信号を第2の波長に波長変換して出力する第2の波長可変光源と、
    光信号を第3の波長に波長変換して出力する第3の波長可変光源と、
    前記光分岐手段から出力される第1の光信号を入力して第1の波長可変光源の出力する光信号と合波する第1の合流器と、
    前記光分岐手段から出力される第2の光信号を入力して第2の波長可変光源の出力する光信号と合波する第2の合流器と、
    挿入する前記所定単位に区切られかつ前記主入力ポートに入力された光信号と同期した光信号を入力するためのアドポートと、
    このアドポートから入力された光信号と第3の波長可変光源の出力する光信号とを合波する第3の合流器と、
    前記第1の合流器の出力する合波後の光信号を入力してこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第1の光ゲートスイッチと、
    この第1の光ゲートスイッチの出力から自然放出光雑音を遮断する第1のバンドパスフィルタと、
    この第1のバンドパスフィルタを経た光信号を出力するドロップポートと、
    前記第2の合流器の出力する合波後の光信号を入力してこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第2の光ゲートスイッチと、
    前記第3の合流器の出力する合波後の光信号を入力してこれを透過させるか遮断するかの透過・遮断選択を行う第3の光ゲートスイッチと、
    この第3の光ゲートスイッチと前記第2の光ゲートスイッチをそれぞれ透過した光信号を入力して、これらの一方を選択して出力する2×1光スイッチと、
    この2×1光スイッチの出力から自然放出光雑音を遮断する第2のバンドパスフィルタと、
    この第2のバンドパスフィルタを経た光信号を出力する主出力ポートと、
    前記主入力ポートから入力された光信号を抜き出さずに前記第2の光ゲートスイッチを経て主出力ポートにスルーさせる第1のスロットと、前記主入力ポートから入力された光信号を前記主出力ポートにスルーさせずに前記第1の光ゲートスイッチを経て前記ドロップポートに抜き出す第2のスロットと、前記アドポートから光信号を挿入してこれのみを前記第3の光ゲートスイッチを経て主出力ポートに出力する第3のスロットと、前記主入力ポートから入力された光信号を前記第1の光ゲートスイッチを経て前記ドロップポートに抜き出すと共に前記アドポートから光信号を挿入してこれのみを前記第3の光ゲートスイッチを経て主出力ポートに出力する第4のスロットと、前記主入力ポートから入力された光信号を前記第1の光ゲートスイッチを経て前記ドロップポートに抜き出すと共にこれと同じ光信号を前記第2の光ゲートスイッチを経て主出力ポートに出力する第5のスロットのそれぞれのスロットが前記主入力ポートおよびアドポートから入力される前記所定単位の光信号の各区切られた通信時間と一致しており、これらのスロットのうちの少なくとも2以上が予め定めた所定の順序で周期的に連続するように前記第1〜第3の光ゲートスイッチのそれぞれが透過状態であるか遮断状態であるかの時間的なタイミングを組み合わせて制御する光ゲートスイッチ透過・遮断状態制御手段
    とを具備することを特徴とする光スイッチモジュール。
  3. 前記第1〜第3の光ゲートスイッチはそれぞれ半導体光増幅器であり、第1〜第3の波長可変光源から出力される対応する光信号を用いて相互利得変調効果による波長変換を行うことを特徴とする請求項2記載の光スイッチモジュール。
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