JPH08234954A - アイコン表示方式の処理装置 - Google Patents

アイコン表示方式の処理装置

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Publication number
JPH08234954A
JPH08234954A JP7040952A JP4095295A JPH08234954A JP H08234954 A JPH08234954 A JP H08234954A JP 7040952 A JP7040952 A JP 7040952A JP 4095295 A JP4095295 A JP 4095295A JP H08234954 A JPH08234954 A JP H08234954A
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JP
Japan
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processing
state
arrow
icon
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Application number
JP7040952A
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English (en)
Inventor
Toru Takahashi
徹 高橋
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アイコンを作動状態毎の異なる表示形態で表
示し各処理の作動状態を容易に認識させる。 【構成】 中央処理装置1が各処理プログラムを実行、
停止、中断等の作動状態を変更するときに対応する処理
名と各作動状態とからなる状態情報を形成してディスプ
レイ制御回路31に送信し、ディスプレイ制御回路31
では、状態情報をもとに各処理の作動状態を表す状態テ
ーブルを更新すると共に、実行、停止、中断の各表示処
理を定周期で実行してこの状態テーブル2を参照し、該
当する作動状態の処理があるとき、アイコンに表示する
矢印のアドレス情報を対応テーブルから読み込み、対応
する画像メモリ32のアドレスに各状態毎に異なる所定
の表示データを書き込むことにより、作動状態に応じて
異なる表示形態で各アイコンに矢印が表示され、この表
示形態の違いにより各処理の作動状態を認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチウィンドウシス
テム等において当該システムで実行可能な処理項目を表
示装置に表示するアイコン表示方式の処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、マルチウィンドウシステ
ムによってプロセス制御を行う場合等には、例えば、入
出力処理、統計処理等の各処理プログラムが上位プログ
ラムによって所定のタイミングで実行されるようになさ
れている。そして、このとき、上位プログラムでは各処
理プログラムで実行する処理をその処理目的等を表現す
る静止したアイコンとして表示装置に表示し、オペレー
タがアイコンを選択することにより該当するウィンドウ
が表示され、このウィンドウに選択したアイコンで実行
中の処理状態、例えば、入出力処理の場合には入出力デ
ータの表示、統計処理の場合には統計グラフ等を表示す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアイコン表示方式の処理装置においては、処理目的
等を表現する静止したアイコンを使用していたので、そ
のアイコンで表現されたプロセス制御プログラムにおい
てどの処理が実行されているのかといったことは、表示
装置のアイコン表示画面を見ただけでは認識することが
できず、そのため、オペレータは、例えば順番にアイコ
ンを選択してウィンドウを表示させ、その表示内容に基
づいて、この処理は実行中であるとか、或いは、停止中
であるといったことを認識する外はなく、プロセス制御
プログラムの実行状態を容易に視認することができない
という未解決の課題がある。
【0004】そこで、この発明は、上記従来の未解決の
課題に着目してなされたものであり、表示画面から各処
理項目の作動状態を容易に視認することのできるアイコ
ン表示方式の処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るアイコン表示方式の処理装置は、所定
の処理を実行する処理手段と、該処理手段で実行可能な
処理項目を表示装置にアイコン表示するアイコン表示処
理手段とを備えたアイコン表示方式の処理装置におい
て、前記処理手段による前記処理項目の作動状態を作動
状態毎に異なる表示形態で対応する前記アイコン表示内
に表示する作動状態表示手段を備えることを特徴として
いる。
【0006】
【作用】本発明においては、アイコン表示処理手段で実
行可能な処理項目を表示装置にアイコン表示するとき
に、例えば、停止中、実行中、中断中といった処理手段
での各処理項目の作動状態に応じて、作動状態表示手段
により各作動状態によって異なる表示形態で作動状態を
アイコン表示内に表示する。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。この実施例は、例えば、プラントの動作監視シ
ステム等において各計測装置からの計測データを入力
し、入力した計測データをもとに統計処理等を行う制御
システムの処理装置に適用したものである。図1は、こ
の処理装置10の構成を示したものであり、処理装置1
0は、処理手段としての中央処理装置1とカラーCRT
ディスプレイ等の表示装置2とディスプレイ制御装置3
とから構成され、中央処理装置1と計測装置等の外部機
器5とが接続されている。
【0008】そして、例えば図2(a)に示すように、
表示装置2の表示画面の下方にはアイコンI1〜Inが
表示されるようになされている。このアイコンI1〜I
nは同一に形成され、例えば、アイコンInは、図2
(b)に示すように、矩形枠21と、矩形枠21内に表
示されアイコンの処理内容を表す文字列22と、この文
字列の周りに表示される矩形枠21の中心から各辺に向
かう4つの矢印、左向きの矢印である左矢印nL,上向
きの矢印である上矢印nU,右向きの矢印である右矢印
nR,下向きの矢印である下矢印nDとから構成されて
いる。
【0009】そして、中央処理装置1は所定の制御プロ
グラムを実行し、この制御プログラムに基づいて所定の
タイミングで、例えば、入出力処理、統計処理等の各処
理プログラムを実行する。また、各処理プログラムに対
応するアイコンを表示装置2に表示させる表示情報をデ
ィスプレイ制御装置3に出力すると共に、各処理プログ
ラムの作動状態、例えば、停止、実行、中断等の状態情
報をディスプレイ制御装置3に通知する。なお、起動時
には状態情報を全て“停止”状態として送信するものと
する。また、オペレータのマウス1aの操作によって任
意のアイコンが選択されたとき、このアイコンに対応す
る処理プログラムの処理状況、例えば、統計処理である
場合にはその統計グラフ等を表示する表示情報を形成し
ディスプレイ制御装置3に出力する。
【0010】ディスプレイ制御装置3は、例えば、マイ
クロコンピュータで構成され、中央処理装置1から送出
される表示情報はディスプレイ制御回路31において処
理され、ディスプレイ制御回路31は表示情報に基づい
て表示画面22のドットに対応した画像メモリ32に所
定の表示データを書き込む。また、表示情報として入力
した各矢印のアドレス情報をもとに、各処理プログラム
と、この処理プログラムのアイコンI1〜Inに表示す
る4つの矢印L〜Dのそれぞれに対応するアドレス情報
AL,AU,AR,ADとの対応を表す図3に示す対応
テーブルT1を形成し、メモリ等の所定の記憶領域に格
納する。
【0011】また、ディスプレイ制御回路31は、中央
処理装置1からの状態情報を入力すると、状態情報に基
づいて各処理プログラムの作動状態を表す、図4に示す
状態テーブルT2を作成又は更新しメモリ等の所定の記
憶領域に格納する。また、各処理プログラムの作動状態
に応じてそれぞれ対応する、実行表示処理、停止表示処
理、中断表示処理を所定周期で実行する。これら各表示
処理は状態テーブルT2を参照して対応する作動状態で
ある処理プログラムを検索し、検索した処理プログラム
に対応するアイコンの各矢印のアドレス情報nAL〜n
ADを対応テーブルT1から求める。そして、求めたア
ドレス情報nAL〜nADに基づき、画像メモリ32の
指定されたアドレスに所定の表示データを書き込む。
【0012】この表示データは各表示処理に対応するリ
ング式のシフトレジスタによって設定され、このシフト
レジスタには予め図5〜図7に示すように、各矢印の表
示色を表す所定の表示色データが格納され、シフトレジ
スタはディスプレイ制御回路31からのシフト指令に応
じて、図5〜図7において右側にシフトするようになさ
れ、シフト指令に応じて、(a),(b),(c),
(d),(a)の順に設定値が変わるようになされてい
る。
【0013】図5は、実行表示処理のシフトレジスタR
rの表示色データの設定状態を表したものであり、例え
ば、図5の(a)の状態では、左矢印Lには“1”、上
矢印Uには“2”、右矢印Rには“3”、下矢印Dには
“4”がそれぞれ設定されており、実行表示処理からの
シフト指令によって、(b)の状態となり左矢印Lには
“2”、上矢印Uには“3”、右矢印Rには“4”、下
矢印Dには“1”が設定され、さらにシフト指令に応じ
て(c)の状態、(d)の状態に移行し、この状態から
再度(a)の状態に移行し、シフト指令に応じて(a)
〜(d)の状態が繰り返し設定される。なお、図中の
“1”は“赤”の表示色データ、“2”は“青”の表示
色データ、“3”は“黄”の表示色データ、“4”は
“緑”の表示色データにそれぞれ対応している。
【0014】同様に、中断表示処理のシフトレジスタR
hの表示色データは、図6に示すように設定されてお
り、図6の(a)の状態では、左矢印Lには“4”、上
矢印Uには“5”、右矢印Rには“5”、下矢印Dには
“5”がそれぞれ設定されており、上記と同様に、実行
表示処理からのシフト指令によって、(b)の状態、
(c)の状態、(d)の状態となり、そして、再度
(a)の状態に移行する。図中の“4”は“緑”の表示
色データ、“5”は“白”の表示色データに対応してい
る。
【0015】そして、停止表示処理のシフトレジスタR
sの表示色データは、図7に示すように設定されてお
り、図7の(a)の状態では、左矢印Lには“6”、上
矢印Uには“0”、右矢印Rには“0”、下矢印Dには
“0”がそれぞれ設定されており、上記と同様に、実行
表示処理からのシフト指令によって、(b)の状態、
(c)の状態、(d)の状態となり、そして、再度
(a)の状態に移行する。図中の“6”は“黒”の表示
色データ、“6”は“背景色”の表示色データに対応し
ている。
【0016】ビデオD/A変換回路33は、画像メモリ
32から読み出した表示データをビデオ信号に変換し、
これをCRTディスプレイ21に供給する。次に、ディ
スプレイ制御回路31の処理手順を図8〜図11に示す
フローチャートに基づいて説明する。図8は中央処理装
置1からの入力データに対するデータ処理の処理手順を
示したものであり、このデータ処理は予め設定した所定
の周期で実行され、まず、ステップS1で中央処理装置
1から表示情報を入力したか否かを判定し、表示情報を
入力した場合にはステップS2に移行して入力した表示
情報をもとに、矩形枠21、文字列22、矢印L〜Dを
表示する表示データを形成し、画像メモリ32の指定さ
れたアドレスに形成した表示データを書き込む。また、
表示情報をもとに、矢印L〜Dのアドレス情報と処理プ
ログラムとの対応を表す対応テーブルT1を形成し、所
定の記憶領域に記憶した後、ステップS3に移行する。
ステップS1で表示情報を入力していない場合にはその
ままステップS3に移行する。
【0017】このステップS3では、中央処理装置1か
ら状態情報を入力したか否かを判定し、状態情報を入力
しない場合にはそのまま処理を終了し、状態情報を入力
した場合にはステップS4に移行して、状態情報に基づ
き、図4に示すような、処理プログラムと作動状態との
対応を表す状態テーブルT2を形成し、すでに形成され
ている場合には更新する。そして処理を終了する。
【0018】ここで、ステップS1及びS2がアイコン
表示処理手段に対応している。次に、作動状態が“停
止”、“実行”、“中断”の各状態における、作動状態
表示手段としての表示処理手順を図9〜図11に基づい
て説明する。これら図9〜図11に示す各表示処理は予
め設定した所定時間t秒、例えば、2秒毎の定周期で実
行するものとする。
【0019】図9は、“停止”状態である処理プログラ
ムのアイコンの表示処理を行う停止表示処理の処理手順
を示すフローチャートである。この停止表示処理では、
まず、ステップS11で、図4の状態テーブルT2を参
照し、作動状態が“停止”状態である処理プログラムが
あるか否かを判定し、“停止”状態である処理プログラ
ムがない場合には処理を終了し、“停止”状態である処
理プログラムがある場合にはステップS12に移行し、
図3の対応テーブルT1を参照し、ステップS11で検
索した“停止”状態である処理プログラムに対応するア
イコンの矢印nL〜nDのアドレス情報nAL〜nAD
を読み込む。
【0020】次いで、ステップS13に移行し、図7に
示す停止表示処理のシフトレジスタRsの設定値を読み
込み、ステップS14に移行してシフトレジスタRsに
対してシフト指令を出力し、ステップS15に移行す
る。このステップS15では、ステップS12で読み出
した各矢印のアドレス情報nAL〜nADで指定された
画像メモリ32のアドレスに、シフトレジスタRsによ
って設定された表示色データを書き込む。ここで、ステ
ップS13で表示色データが“6”に設定されている場
合には、表示色を“黒”とする表示データを書き込み、
表示色データが“0”に設定されている場合には、表示
色を“背景色”とする表示データを書き込むものとす
る。そして、処理を終了する。
【0021】図10は、“実行”状態である処理プログ
ラムのアイコンの表示処理を行う実行表示処理の処理手
順を示すフローチャートである。この実行表示処理で
は、まず、ステップS21で、図4の状態テーブルT2
を参照し、作動状態が“実行”状態である処理プログラ
ムがあるか否かを判定し、“実行”状態である処理プロ
グラムがない場合には処理を終了し、“実行”状態であ
る処理プログラムがある場合にはステップS22に移行
し、状態テーブルT2で“実行”状態に設定されている
各処理プログラムに対応する矢印のアドレス情報nAL
〜nADを対応テーブルT1から読み込む。
【0022】次いで、ステップS23に移行し、図5に
示す実行表示処理のシフトレジスタRrの設定値を読み
込み、ステップS24に移行してシフトレジスタRrに
対してシフト指令を出力し、ステップS25に移行す
る。このステップS25では、ステップS22で読み出
した各矢印のアドレス情報nAL〜nADで指定された
画像メモリ32のアドレスに、シフトレジスタRrによ
って設定された表示色データを書き込む。ここで、ステ
ップS23で表示色データが“1”に設定されている場
合には、表示色を“赤”とする表示データを書き込み、
表示色データが“2”に設定されている場合には、表示
色を“青”とする表示データを書き込み、表示色データ
が“3”に設定されている場合には、表示色を“黄”と
する表示データを書き込み、表示色データが“4”に設
定されている場合には、表示色を“緑”とする表示デー
タをそれぞれ書き込むものとする。そして、処理を終了
する。
【0023】図11は、“中断”状態である処理プログ
ラムのアイコンの表示処理を行う中断表示処理の処理手
順を示すフローチャートである。この中断表示処理で
は、まず、ステップS31で、図4の状態テーブルT2
を参照し、作動状態が“中断”状態である処理プログラ
ムがあるか否かを判定し、“中断”状態である処理プロ
グラムがない場合には処理を終了し、“中断”状態であ
る処理プログラムがある場合にはステップS32に移行
し、“中断”状態である処理プログラムに対応するアイ
コンの矢印のアドレス情報nAL〜nADを、図3の対
応テーブルT1から求める。
【0024】次いで、ステップS33に移行し、図6に
示す中断表示処理のシフトレジスタRhの設定値を読み
込み、ステップS34に移行して、シフトレジスタRh
に対してシフト指令を出力し、ステップS35に移行す
る。このステップS35では、ステップS32で読み出
した各矢印のアドレス情報nAL〜nADで指定された
画像メモリ32のアドレスに、シフトレジスタRhによ
って設定された表示色データを書き込む。ここで、ステ
ップS33で表示色データが“4”に設定されている場
合には、表示色を“緑”とする表示データを書き込み、
表示色データが“5”に設定されている場合には、表示
色を“白”とする表示データを書き込むものとする。そ
して処理を終了する。
【0025】次に、上記実施例の動作を説明する。今、
例えば、上述の制御プログラムを起動したものとする
と、中央処理装置1では、制御プログラムで実行させる
処理プログラム、例えば、n個の処理プログラム“処理
1”〜“処理n”のアイコンを表示する、矩形枠21及
び文字列22のアドレス、表示色と、各矢印L〜Dのア
ドレス情報からなる表示情報を形成してこれをディスプ
レイ制御装置3に送信する。また、このときまだ処理プ
ログラムは実行していないので全て“停止”状態として
状態情報を形成してディスプレイ制御装置3に送信す
る。
【0026】ディスプレイ制御装置3では、ディスプレ
イ制御回路31において、これら情報の処理を行い、デ
ィスプレイ制御回路31は起動されると、図8に示すデ
ータ処理及び図9〜図11の各表示処理をそれぞれ所定
の定周期で実行し、表示情報をもとに表示データを形成
し指定された画像メモリ32のアドレスに表示データを
書き込む。また、表示情報をもとに対応テーブルT1を
形成し、メモリ等の所定の記憶領域に格納すると共に、
状態情報をもとに、状態テーブルT2の作成を行う。こ
の場合、処理プログラムは全て“停止”状態に設定され
る。
【0027】また、各表示処理を実行するが、この場
合、状態テーブルT2には“停止”状態しか設定されて
いないので、停止表示処理が実行され、まず、状態テー
ブルT2を参照して、“停止”状態である処理プログラ
ムは処理1〜処理nであることを認識し、対応テーブル
T1を参照して処理1〜処理nのアイコンの各矢印のア
ドレス情報nAL〜nADを求める。
【0028】そして、停止表示処理のシフトレジスタR
sの値を読み込み、シフト指令を出力する。このとき、
シフトレジスタRsの値が、例えば、図7の(a)の状
態であるものとすると、左矢印Lは“6”、その他の矢
印は“0”に設定されているので、各処理プログラムの
アイコンの左矢印Lに相当するアドレス情報nALに対
応する画像メモリ32のアドレスに表示色を“黒”とす
る表示データを書き込み、それ以外の矢印のアドレス情
報nAU,nAR,nADに対応する画像メモリ32の
アドレスには表示色を“背景色”とする表示データを書
き込む。
【0029】そして、ビデオD/A変換回路33が、画
像メモリ32から読み出した表示データをビデオ信号に
変換し、これを表示装置2に供給する。これによって、
表示装置2には、図2(a)に示すように、各処理プロ
グラムに対応するアイコンI1〜Inが指定された場
所、例えば、表示画面の下方に、矩形枠21と枠内に例
えば“処理n”という文字列22とから形成されて表示
される。そして、このとき、各アイコンI1〜Inの左
矢印Lのみが“黒”で表示される(図12(a))。
【0030】そして、所定周期、例えば2秒後に再度表
示処理が実行され、このとき、処理プログラムの作動状
態に変化がないものとすると、図6の停止表示処理のみ
が上述と同様に実行され、このとき、シフトレジスタR
sはシフト指令によって図7の(b)の状態となってい
るので、今度は上矢印Uが“6”、その他の矢印は
“0”に設定されている。よって、上矢印Uに対応する
アドレスに表示色を“黒”とする表示データが書き込ま
れ、それ以外の矢印に対応するアドレスには表示色を
“背景色”とする表示データが書き込まれる。よって、
図12(b)に示すように、表示装置2のアイコンI1
〜Inには、上矢印Uのみが“黒”で表示される。この
操作を2秒毎に繰り返し行うことによって、次には右矢
印Rのみが“黒”で表示され(図12(c))、その次
には下矢印Dのみが“黒”で表示され(図12(d))
というように、順次黒い矢印が1つずつ表示されること
になり、アイコン内を1つの“黒”表示の矢印が90度
毎に回転表示されることになる。
【0031】そして、この状態から、中央処理装置1で
制御プログラムの制御に基づいて、例えば、外部機器5
とのデータの入出力処理を行う“処理1”に対応する処
理プログラムが実行されたものとすると、中央処理装置
1では、処理プログラム“処理1”を実行開始すると共
に、“処理1”を実行という状態情報をディスプレイ制
御装置3に送信する。
【0032】ディスプレイ制御装置3ではディスプレイ
制御回路31により状態情報の処理を行い、図4の状態
テーブルT2の、“処理1”の作動状態を“実行”状態
に更新する。これによって、図10の実行表示処理が実
行され、状態テーブルT2を参照して、“実行”状態で
ある処理プログラムは処理1であることを認識し、対応
テーブルT1を参照して処理1のアイコンの各矢印のア
ドレス情報1AL〜1ADを求める。
【0033】そして、実行表示処理のシフトレジスタR
rの値を読み込み、シフト指令を出力する。このとき、
シフトレジスタRrの値が、例えば、図5の(a)の状
態であるものとすると、左矢印Lは“1”、上矢印Uは
“2”、右矢印Rは“3”、下矢印Dは“4”に設定さ
れているので、“処理1”に対応するアイコンI1の左
矢印Lに相当するアドレス情報1ALに対応する画像メ
モリ32のアドレスに表示色を“赤”とする表示データ
を書き込み、上矢印Uに相当するアドレス情報1AUに
対応するアドレスに表示色を“青”とする表示データ
を、右矢印Rに相当するアドレス情報1ARに対応する
アドレスに表示色を“黄”とする表示データを、そし
て、左矢印Lに相当するアドレス情報1ADに対応する
アドレスに表示色を“緑”とする表示データをそれぞれ
書き込む。
【0034】そして、ビデオD/A変換回路33が、画
像メモリ32から読み出した表示データをビデオ信号に
変換し、これを表示装置2に供給する。これによって、
表示装置2に表示されるアイコンI1には図13(a)
に示すように、“赤”の左矢印L、“青”の上矢印U、
“黄”の右矢印R、“緑”の下矢印Dが表示されること
になる。そして、上述と同様に、例えば2秒毎に実行表
示処理を実行するので、2秒後には、図13(b)に示
すように、“青”の左矢印U、“黄”の上矢印R、
“緑”の右矢印D、“赤”の下矢印Lが表示され、さら
に、2秒後には、図13(c)に示すように、“黄”の
左矢印R、“緑”の上矢印D、“赤”の右矢印L、
“青”の下矢印Uが表示されというように、図13の
(a)〜(d)の表示状態で繰り返し表示するので、ア
イコンI1は矢印が“赤”,“青”,“黄”,“緑”の
順に順次表示色を変えて表示されることになる。
【0035】このとき、他の処理プログラム“処理2”
〜“処理n”は実行されておらず、停止状態であるの
で、“処理2”〜“処理n”に対応するアイコンI2〜
Inは“黒”表示の1つの矢印がアイコン内を回転表示
されている状態である。したがって、オペレータは表示
画面を見ることによって、“処理1”が実行されている
状態で、“処理2”〜“処理n”は停止状態であること
を容易に認識することができる。
【0036】そして、例えば、“処理1”の入出力デー
タの処理プログラムPR1においてデータの入力待ち状
態となった場合等に、制御プログラムにおいて、“処理
1”を中断状態とし、その間、例えば、入力データの統
計処理等を行う“処理2”の処理プログラムPR2を実
行する場合等には、中央処理装置1では、処理プログラ
ムPR1を中断状態とし処理プログラムPR2を実行す
るときに、“処理1”を中断、“処理2”を実行という
状態情報を形成してディスプレイ制御装置3に送信す
る。
【0037】これによって、ディスプレイ制御回路31
ではこの状態情報に基づいて状態テーブルT2を更新す
る。よって、中断表示処理が実行されたときに、“処理
1”が“中断”状態であることから、対応テーブルT1
を参照して“処理1”のアドレス情報1AL〜1ADを
読み込み、中断表示処理のシフトレジスタRhの値を読
み込む。このとき、シフトレジスタRhが図6の(a)
の状態に設定されているものとすると、左矢印Lが
“4”、それ以外の矢印が“5”に設定されていること
から、左矢印Lは“緑”,その他の矢印は“白”となる
表示データがそれぞれ該当する画像メモリ32のアドレ
スに書き込まれる。したがって、表示装置2の“処理
1”に対応するアイコンI1は、図14(a)に示すよ
うに、左矢印Lが“緑”,矢印U〜Dは“白”でそれぞ
れ表示されることになり、上記操作を繰り返し行うこと
によって、“緑”の矢印と“白”の矢印とが図14の
(a),(b),(c),(d)の順に順次回転表示さ
れることになる。
【0038】そして、“処理2”に対応するアイコンI
2は、対応テーブルT2において“処理2”が実行状態
に設定されたことから、図10の実行表示処理が実行さ
れ、よって上述のように図13に示すように、“赤”,
“青”,“黄”,“緑”の矢印が順次回転表示される。
そして、“処理3”〜“処理n”は引き続き停止状態で
あるので、これら処理に対応するアイコンI3〜In
は、今までと同様に図12に示すように、“黒”の矢印
1つが回転表示されることになる。
【0039】したがって、オペレータは表示装置2の各
アイコンの表示状態をみることによって、例えば、アイ
コンI1が4色の矢印の回転表示、アイコンI2が
“緑”と“白”の4つの矢印の回転表示、アイコンI3
〜Inが“黒”の1つの矢印の回転表示である場合に
は、現在実行中の処理はアイコンI1の処理であり、ア
イコンI1〜Inの処理は停止状態、そして、アイコン
I2の処理は中断状態であるということを、何の操作を
行うことなく、容易に認識することができる。
【0040】また、このとき、各作動状態に応じて、明
らかに異なる色合いで表示色を替えて表示するようにな
されているので、目視によって一目で認識することがで
きる。なお、上記実施例においては、矢印の表示色を作
動状態に応じて変更する場合について説明したが、矢印
に限らず任意の形状でもよく、また表示色も任意に設定
することができ、さらに、アイコンの矩形枠内全体の表
示色を作動状態毎に異なる表示色で表示したり点滅表示
することも可能であり、要は、作動状態の違いが一目で
認識できるように表示されるならばどのような表示形態
でもよい。
【0041】また、上記実施例においては、カラー表示
可能な表示装置を適用した場合について説明したが、例
えば、白黒のCRTディスプレイ等を適用し、例えば作
動状態毎に何れか一つの矢印だけを表示するようにした
り、或いは、矢印に替えて作動状態毎に異なる形状、例
えば、円、三角形等を表示したりすることも可能であ
る。
【0042】また、上記実施例においては、プロセス制
御プログラムに適用した場合について説明したが、これ
に限らず、マルチウィンドウシステム等、同時に複数の
処理を実行するプログラムであれば適用することができ
る。また、上記実施例においては、n個のアイコンを表
示する場合について説明したが、これに限らず、オペレ
ータが作動状態を認識したい処理プログラムのアイコン
を任意数表示させることができる。
【0043】また、上記実施例においては、中断、停
止、実行の3つの状態を表示する場合について説明した
が、これに限らず、実行のみ、停止のみ等、オペレータ
が作動状態を認識したい状態を表示させることができ
る。また、上記実施例においては、マウスによって、ア
イコンを選択するようにした場合について説明したが、
例えば、タッチパネル、キーボード、ライトペン等によ
って選択するようにすることも可能であり、また、表示
装置としてCRTディスプレイに限らず、エレクトルミ
ネセンス、、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ
等を適用することも可能である。
【0044】また、上記実施例においては、矢印表示の
更新を2秒毎に行う場合について説明したが、これに限
らず、1秒毎等任意に設定することが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアイ
コン表示方式の処理装置によれば、作動状態表示手段に
より、処理手段での各処理項目の“停止”、“実行”等
の作動状態に応じて異なる表示形態でアイコン表示内に
作動状態を表示するようにしたので、アイコン表示され
ている各処理項目が停止状態であるか実行状態であるか
等の作動状態を容易に視認することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した処理装置の一例を示す構成図
である。
【図2】本発明の動作説明に供する説明図である。
【図3】対応テーブルの構成を示す説明図である。
【図4】動作状態テーブルの構成を示す説明図である。
【図5】実行表示処理用のシフトレジスタRrの設定状
態の一例を示す図である。
【図6】中断表示処理用のシフトレジスタRhの設定状
態の一例を示す図である。
【図7】停止表示処理用のシフトレジスタRsの設定状
態の一例を示す図である。
【図8】ディスプレイ制御回路31のデータ処理手順を
示すフローチャートである。
【図9】ディスプレイ制御回路31の停止表示処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【図10】ディスプレイ制御回路31の実行表示処理の
処理手順を示すフローチャートである。
【図11】ディスプレイ制御回路31の中断表示処理の
処理手順を示すフローチャートである。
【図12】“停止”状態表示の一例を示す説明図であ
る。
【図13】“実行”状態表示の一例を示す説明図であ
る。
【図14】“中断”状態表示の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 表示装置 3 ディスプレイ制御装置 31 ディスプレイ制御回路 32 画像メモリ 33 ビデオD/A変換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の処理を実行する処理手段と、該処
    理手段で実行可能な処理項目を表示装置にアイコン表示
    するアイコン表示処理手段とを備えたアイコン表示方式
    の処理装置において、前記処理手段による前記処理項目
    の作動状態を作動状態毎に異なる表示形態で対応する前
    記アイコン表示内に表示する作動状態表示手段を備える
    ことを特徴とするアイコン表示方式の処理装置。
JP7040952A 1995-02-28 1995-02-28 アイコン表示方式の処理装置 Pending JPH08234954A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006081155A (ja) * 2004-08-09 2006-03-23 Kyocera Mita Corp 電気機器装置、画像形成装置及びその動作プログラム
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