JPH08234829A - 監視制御装置の入力方法 - Google Patents

監視制御装置の入力方法

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JPH08234829A
JPH08234829A JP4002695A JP4002695A JPH08234829A JP H08234829 A JPH08234829 A JP H08234829A JP 4002695 A JP4002695 A JP 4002695A JP 4002695 A JP4002695 A JP 4002695A JP H08234829 A JPH08234829 A JP H08234829A
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Masato Fujiwara
政都 藤原
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、操作入力を、専用キーボードを用
いることなく容易かつ確実に入力可能とする監視制御装
置の入力方法を提供する。 【構成】 監視・制御のための操作入力を行う監視制御
装置の入力方法において、タッチパネルを有する表示装
置1上にプロセス上の機器に対応し、少なくとも設定
値、操作量、制御量を表示する複数組の機器情報領域5
を個別に表示・消去可能とし、機器情報領域5に対応す
る機器についての操作入力用アイコンを備えた操作入力
領域6それぞれを表示装置1上に個別に表示・消去可能
とし、プロセスに対し、機器情報領域5から監視を行
い、この監視結果に基づき、操作入力用アイコンにタッ
チすることにより操作入力を行う監視制御装置の入力方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプロセス計装,
その他の各種プラントの監視・制御のための監視制御装
置の入力方法に係わり、特に、表示装置からのタッチ入
力について改良した監視制御装置の入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種プラントを制御する監視制御装置に
おいては、監視・制御対象計器毎の設定値SV,操作量
MV入力等あるいは制御量PV出力等からなるTAGと
呼ばれる入出力単位ごとに出力表示され、操作入力管理
が行われている。
【0003】つまり、TAGに対する操作入力は、目的
とする計器(制御装置,計測装置等の全ての機器を含
む、以下同じ)への操作入力と同等であり、オペレータ
は、集中管理室内の監視制御装置からTAGに対して操
作入力を行うことにより、TAGに対応する計器をリモ
ート操作している。
【0004】従来、このようなTAG入力による計器の
リモート操作は、通常のキーボードと別に当該監視制御
装置に特に設けられた専用キーボードを用いて入力され
ている。
【0005】図8は、従来の監視制御装置の入出部を示
す構成図であり、図9は、当該監視制御装置上に表示さ
れたTAG表示を示す図である。図8において、監視制
御装置は、タッチパネルを具備したCRT31と、画面
展開のファンクションキーとデータ入力用のキーを配置
したキーボード32と、計器のリモート操作用の専用キ
ーボード33とを備えている。また、CRT31上に
は、TAG34の表示が可能となっている。
【0006】このTAG34の表示としての計器パター
ン上には、図9に示すように、対応する計器についての
設定値SV、操作量MV及び制御量PV等の数値34
a、バーグラフ34bが表示されており、また、TAG
番号34c、TAG名称34d、計器の動作モード34
e等が表示されている。さらに、計器パターン消去アイ
コン34fにタッチすることにより、当該TAG34の
表示をCRT31画面上から消去させることができる。
【0007】オペレータは、TAG34への入力を行う
とき、操作対象のTAG34をCRT31画面上に表示
させ、しかる後、TAG31表示上の目的計器の情報を
確認しながら専用キーボード33上の操作キーを用い
て、必要な操作入力を行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】まず、TAG34を示
す計器パターンはCRT31上に表示されおり、一方、
リモート操作入力は専用キーボード33を用いて行われ
る。このとき、計器パターンと専用キーボード33とが
物理的に分離され、距離が離れているので、オペレータ
は、TAG34の計器パターン上の情報と専用キーボー
ドを操作している手とを交互に確認しながら専用キーボ
ード33を操作している。したがって、操作性が悪くな
りオペレータに対する負担が増大するという問題点を有
する。
【0009】次に、専用キーボード33は、その監視制
御装置固有の装置であるので、これを設定できるように
するために、監視制御装置全体が高価なものとなってい
る。また、専用キーボード33を用いると、設置場所、
収容場所が必要となるので、省スペース化を図りにく
い。
【0010】さらに近年、オフィスで使用するワークス
テーション感覚で操作できるような装置構成が強く望ま
れており、専用キーボード33の設置はその実現に対す
る障害の一つとなっている。
【0011】一方、OA分野ではオペレーションシステ
ム(OS)として、UNIX(UNIX SYSTEM
LABORATORYS.INC,が開発し、ライセ
ンス保持しているオペレーティングシステム、以下同
じ)を用いたDFS(事実上の業界標準)のワークステ
ーションが普及し、このようなワークステーションで
は、X−windowシステムが採用されている。
【0012】また、プロセス計装分野のオペレータイン
タフェースステーションでもDFS利用が進み、OSと
してはすでにUNIXが主流であり、X−window
システムの採用も広まりつつある。
【0013】しかし、このX−windowシステムを
制御監視装置に採用した場合、上述の専用キーボードの
接続が困難であるので、DFS利用によるソフトウエ
ア,ハードウェア資源の有効活用を維持しつつ、かつ専
用キーボードを用いた従来のシステムの使用環境を維持
するのは困難であるという問題点を有する。
【0014】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、本来専用キーボードで行われるべき操作入
力を、専用キーボードを用いることなく容易かつ確実に
入力可能とする監視制御装置の入力方法を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、プロセスの監視・制御
のための表示画面を有する監視制御装置の入力方法にあ
って、表示が面上に表示され、プロセス上の機器に対応
し、少なくとも設定値、操作量、制御量を表示する複数
組の機器情報領域を個別に表示・消去可能とし、機器情
報領域に対応する機器についての操作入力用アイコンを
備えた操作入力領域それぞれを表示装置上に個別に表示
・消去可能とし、プロセスに対し、機器情報領域を監視
し、この監視結果に基づき、操作入力用アイコンにタッ
チすることにより操作入力を行う監視制御装置の入力方
法である。
【0016】また、請求項2に対応する発明は、プロセ
スの監視・制御のための表示画面を有する監視制御装置
の入力方法にあって、表示が面上に表示され、プロセス
に対応した複数の機器を含むプロセス画面を表示し、こ
のプロセス画面上の機器は、タッチパネルに対するタッ
チ入力によって、入力可能なアイコンからなっており、
この何れかのアイコンにタッチすることによって、対応
する機器についての、少なくとも設定値、操作量、制御
量を示す機器情報領域が表示装置上に表示され、また、
この機器情報領域は、消去アイコンをタッチすることに
より消去可能とし、機器情報領域に対応する機器につい
ての操作入力用アイコンを備えた操作入力領域を表示装
置上に表示・消去可能とし、プロセスに対し、機器情報
領域から対応する機器の監視を行い、この監視結果に基
づき、操作入力用アイコンにタッチすることにより操作
入力を行い、プロセス画面から複数の機器について同時
に操作入力可能とする監視制御装置の入力方法である。
【0017】
【作用】したがって、まず、請求項1に対応する発明の
監視制御装置の入力方法においては、表示画面上にプロ
セス機器に対応した機器情報領域を表示する。この機器
情報領域は、例えばウインドシステムにおける窓に相当
し、対応する機器の設定値、操作量、制御量等の各種プ
ロセスパラメータを表示している。
【0018】また、機器情報領域は、表示装置上に複数
個表示可能であり、個別に表示・消去可能である。した
がって、全ての機器情報領域を消去することも可能であ
り、その時は、監視制御装置の表示装置本来の表示がな
されている。
【0019】次に、機器情報領域に対応し、例えばウイ
ンドシステムにおける窓に相当する操作入力領域が機器
情報領域と同様、個別に表示・消去できるようになって
いる。
【0020】この操作入力領域は、対応する機器につい
ての操作入力用アイコンを備えているので、オペレータ
は、機器情報領域から監視対象の機器についての情報を
確認しつつ、操作入力領域に表示装置画面から例えばタ
ッチパネル,タッチペンによるタッチ入力をすることに
よって操作入力を行うことができる。
【0021】したがって、専用キーボードを必要とせず
に、同様の操作入力を行うことができる。また、請求項
2に対応する発明の監視制御装置の入力方法において
は、請求項1に対応する発明と同様に作用する他、表示
画面上にプロセスに対応した複数の機器を含むプロセス
画面が表示されている。
【0022】このプロセス画面上の機器は、例えばタッ
チパネル,タッチペンによるタッチ入力によって、入力
可能なアイコンからなっており、このアイコン何れかに
タッチすることによって、対応する機器についての機器
情報領域が表示されるようになっている。
【0023】したがって、対応する機器についての操作
入力用アイコンにより、オペレータは、機器情報領域か
ら監視対象の機器についての情報を確認しつつ、操作入
力領域にタッチ入力することによって操作入力を行うこ
とができる。
【0024】また、機器情報領域及び操作入力領域は消
去可能なので、操作入力が不要のときは、これらを消去
して、プロセス画面のみを表示することもできる。さら
に、機器情報領域及び操作入力領域は、同時に複数個表
示可能であり、したがって、プロセス画面から複数の機
器について同時に操作入力が可能である。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明に係る一実施例の制御監視装置の入力方法を
適用する制御装置入出力部を示す構成図であり、図2は
同実施例を適用する入出力部の表示画面全体を示す図で
ある。
【0026】図1において、制御監視装置の入出力部
は、入力可能なタッチパネルを具備したCRT1と、画
面展開のファンクションキーとデータ入力用のキーを配
置したキーボード2と、その他の図示しない周辺要素か
らなるUNIX,X−windowシステムを使用可能
な計算機本体(ワークステーション)とによって構成さ
れている。
【0027】また、CRT1画面上には、プラント等の
監視制御対象のプロセス画面3がグラフィック表示で示
されており、その一例が図2に示されている。図2にお
いて、グラフィック表示されたプロセス画面上3には、
バルブ,ポンプ,モーター等の各監視制御アイコン4が
示されており、これらの監視制御アイコン4は、各計器
等ひいてはTAGに対応している。
【0028】そして、プロセス画面3上の監視制御アイ
コン4の何れかにタッチ入力(タッチパネルの該当部分
に触れることにより図示しない入力ドライバを介して当
該計算機本体にされる情報入力、以下、タッチ又はタッ
チ入力と略す)すると、その監視制御要素4に対応する
TAGの機器情報領域としての計器パターン5がTAG
表示としてCRT1上に開かれるようになっている。
【0029】さらに、この計器パターン5上のアイコン
にタッチすることによって操作入力領域としてのリモー
ト操作パネル6を表示するようになっている。これらの
計器パターン5は、最大8個まで表示できるようになっ
ており、リモート操作パネル6も同様に8TAGまで操
作可能に表示させることができる。また、すべての計器
パターン5,リモート操作パネル6を消去させることも
可能である。図2においては、計器パターン5が2個表
示されており、リモート操作パネルは、1TAG分操作
可能に表示されている。
【0030】なお、これらの計器パターン5及びリモー
ト操作パネル6は、X−windowシステム上のウィ
ンドウとして開かれている。図3はプロセス画面3上の
計器パターン5及びリモート操作パネル6の詳細構成を
示す図である。
【0031】計器パターン5には、TAGに対応するT
AG番号7と、TAG名称8と、対応する計器について
の設定値SV、操作量MV及び制御量PV等の数値表示
9及びバーグラフ10と、リモート操作パネル表示・消
去アイコン11と、計器パターン消去アイコン12とが
設けられている。
【0032】リモート操作パネル表示・消去アイコン1
1は、タッチによりオン,オフ状態となり、これにより
リモート操作パネル6が表示もしくは消去される。ここ
で、それまでリモート操作パネル6が開いていない状態
であれば、リモート操作パネル表示・消去アイコン11
オン状態で、リモート操作パネル6全体が開き、すでに
リモート操作パネル6全体が開いていれば、当該計器パ
ターン5に対応し後述する入力操作パネル15のみがリ
モートパネル6上に追加して開かれる。
【0033】同様に、リモート操作パネル表示・消去ア
イコン11オフ状態で、入力操作パネル15あるいはリ
モート操作パネル6全体が閉じられる。また、リモート
操作パネル表示・消去アイコン11上には、計器のモー
ド状態が表示されている。
【0034】なお、各アイコンは、凹状態でオンであ
り、凸状態でオフである。計器パターン消去アイコン1
2は、タッチされると、この計器パターン5をCRT1
画面上から消去させる。このとき、表示されている当該
計器パターン5がCRT1画面上に表示された最後の計
器パターン5であれば、リモート操作パネル6も同時に
消去する。
【0035】また、図4に示すように、計算機本体に
は、各TAGに対応してリモート操作パネル6の表示状
態を記憶し、表示,消去要求をセットするリモート操作
パネル表示・消去要求テーブルが設けられている。この
テーブルの内容に従ってCRT1上のリモート操作パネ
ル6表示がなされる。
【0036】一方、リモート操作パネル6には、リモー
ト操作パネル全体で共通なリモート操作実行・停止パネ
ル13及び操作速度指定パネル14と、各計器パターン
5に対応する入力操作パネル15とが設けられている。
【0037】リモート操作実行・停止パネル13には、
リモート操作実行アイコン13aとリモート操作停止ア
イコン13bとが設けられている。ここで、リモート操
作実行アイコン13aがオン状態(凹状態)で、リモー
ト操作の実行が可能となり、リモート操作停止アイコン
13bをタッチするとリモート操作実行可能状態が解除
される。
【0038】操作速度指定パネル14には、FAST指
定アイコン14aとSLOW指定アイコン14bとが設
けられている。入力操作パネル15には、モード操作ア
イコンとしてのカスケード制御アイコン15a,オート
制御アイコン15b及びマニュアル制御アイコン15c
と、SV操作アイコン15dと、MV操作アイコン15
eとが設けられている。
【0039】各モード操作用アイコンは、計器の制御状
態をカスケード制御,オート制御及びマニュアル制御間
で切り替えるようになっており、何れか1つがオン状態
(凹状態)で他の2つがオフ状態(凸状態)となってい
る。
【0040】設定値SV,操作量MVは、SV操作アイ
コン15d及びMV操作アイコン15eによって操作入
力される。図5(a)に示すように、上矢印のSV操作
アイコン15dが設定値SVの増大を示し、下矢印のS
V操作アイコン15dが設定値SVの減少を示す。同様
に、左右矢印の各MV操作アイコン15eは、各々操作
量MVの増減を示す。
【0041】また、SV操作アイコン15d又はMV操
作アイコン15eを操作する際、操作速度指定パネル1
4上のFAST指定アイコン14aとSLOW指定アイ
コン14bとの何れがオン状態になっているかで、設定
値SV又は操作量MVの増減率が異なる。
【0042】図5(b)に示すように、FAST指定ア
イコン14aが指定されている場合、設定値SV又は操
作量MVの増減率は、1%であり、SLOW指定アイコ
ン14bが指定されている場合、増減率は、10%であ
る。
【0043】なお、本実施例でアイコンとは、タッチパ
ネル上に表示されたタッチ入力可能なシンボルを意味す
る。次に、以上のように構成された本実施例の制御監視
装置の入力方法に適用される装置の動作について説明す
る。
【0044】図6は計器パターン5及びリモート操作パ
ターン6表示・消去の動作を示す流れ図である。まず、
タッチパネルひいては計算機本体は、常にタッチ入力に
対する待機状態となっている。
【0045】ここで、監視あるいは制御するTAG(計
器)を選択し、これに対応し、プロセス画面3上に表示
される監視制御アイコン4にタッチすると、計器パター
ン5が表示される(ST1)。
【0046】まず、計器パターン消去アイコン12に対
するタッチがあるか否か判定され(ST2)、タッチが
あれば、対応する計器パターン5が消去される(ST
3)。さらに、この計器パターン5に対応する入力操作
パネル15が表示されている場合(ST4)、対応する
入力操作パネル15が消去され、また、計器パターン5
が全て消去している場合には、リモート操作パネル6全
体が消去され(ST5)、終了する。
【0047】一方、対応する入力操作パネル15あるい
はリモート操作パネル6が表示されていない場合(ST
4)は、当該計器パターン5に操作入力について終了す
る。また、計器パターン消去アイコン12に対するタッ
チがない場合(ST2)、リモート操作パネル表示・消
去アイコン11に対するオン入力があるか否かが判定さ
れる(ST6)。
【0048】ここで、リモート操作パネル表示・消去ア
イコン11に対するオン入力がある場合、リモート操作
パネル表示・消去要求テーブルの該当TAGのリモート
操作パネル6を表示中にし(ST7)、当該テーブルに
リモート操作パネル6の表示要求をセットする(ST
8)。これにより、リモート操作パネル6が表示され
る。
【0049】一方、リモート操作パネル表示・消去アイ
コン11に対するオン入力がない場合(ST6)、リモ
ート操作パネル表示・消去アイコン11に対するオフ入
力があるか否かが判定される(ST9)。
【0050】ここで、リモート操作パネル表示・消去ア
イコン11に対するオフ入力がある場合、リモート操作
パネル表示・消去要求テーブルの該当TAGのリモート
操作パネル6を消去中にし(ST10)、当該テーブル
にリモート操作パネル6の消去要求をセットする(ST
11)。これにより、リモート操作パネル6が消去され
る。
【0051】一方、リモート操作パネル表示・消去アイ
コン11に対するオフ入力がない場合(ST9)、1秒
間スリープした後(ST12)、計器パターン5がリフ
レッシュ表示されて(ST13)ステップST2に戻
る。
【0052】このようにして、各計器パターン5及びリ
モート操作パネル6の表示・消去が行われるが、前述し
たように計器パターン5及びリモート操作パネル内の入
力操作パネル15は最大8TAGまで表示可能であり、
したがって、同時に8TAG分の計器の入力操作が可能
である。
【0053】そこで、次に、リモート操作パネル6にお
ける操作入力について、図7の流れ図に沿って説明す
る。図7はリモート操作パネル6についての表示・消去
についての概略の流れと操作入力についての詳細な流れ
を示している。計器パターン5の表示・消去を含む詳細
なリモート操作パネル6表示・消去の詳細な流れは、図
6を用いて説明した通りである。
【0054】図7において、まず、TAG番号(計器パ
ターンn=n+1のインデックス)が1にセットされる
(ST21)。次に、該当するTAG番号のリモート操
作パネル6の消去要求があり(ST22)、かつ、当該
リモート操作パネル6が現状表示されていれば、これを
消去し(ST23)、ステップST26に進む。
【0055】一方、リモート操作パネル6の消去要求が
ない場合(ST22)、該当するTAG番号のリモート
操作パネル6の表示要求があり(ST24)、かつ、当
該リモート操作パネル6が現状表示されていなければ、
これを表示し(ST25)、ステップST26に進む。
【0056】また、リモート操作パネル6の表示要求が
ない場合(ST24)、ステップST26に進む。ステ
ップST26において、リモート操作パネル6表示中で
なければ、ステップST39に進み、表示中であれば、
ステップST27に進む。
【0057】リモート操作パネル6表示中のとき(ST
26)、カスケード制御アイコン15a,オート制御ア
イコン15b又はマニュアル制御アイコン15cの何れ
かにタッチ入力があったかが判定され(ST27)、タ
ッチ入力があった場合に、タッチされたアイコンに対応
する制御モードに変更され(ST28)、ステップST
37に進む。
【0058】一方、これらのアイコン何れにもタッチが
ない場合(ST27)には、FAST指定アイコン14
a又はSLOW指定アイコン14bの何れかにタッチ入
力があったかが判定され(ST29)、タッチ入力があ
った場合に、タッチされたアイコンに対応する操作速度
に設定変更され(ST30)、ステップST37に進
む。
【0059】また、FAST指定アイコン14a又はS
LOW指定アイコン14bの何れにもタッチがない場合
(ST29)には、SV操作アイコン15d又はMV操
作アイコン15eの何れかにタッチ入力があったかが判
定され(ST31)、タッチ入力がされると、タッチさ
れたアイコンに対応する処理についての操作入力がなさ
れることとなり(ST32)、ステップST37に進
む。ここで、操作入力の種類・変更率等は、上述したよ
うに図5に従う。
【0060】そして、SV操作アイコン15d又はMV
操作アイコン15eの何れにもタッチがない場合(ST
31)には、リモート操作停止アイコン13bにタッチ
入力があったかが判定され(ST33)、タッチ入力が
あった場合、リモート操作実行可能状態が解除されタッ
チされ(ST34)、ステップST37に進む。
【0061】一方、リモート操作停止アイコン13bに
タッチがない場合(ST33)には、リモート操作実行
アイコン13aにタッチ入力があったかが判定され(S
T35)、タッチ入力があった場合、リモート操作実行
可能状態がとなり、SV操作アイコン15d又はMV操
作アイコン15e何れかのタッチ入力に応じて操作入力
が実行されうる状態となり(ST36)、ステップST
37に進む。また、リモート操作実行アイコン13aに
タッチ入力がない場合(ST35)には、ステップST
37に進む。
【0062】さらに、ステップST37では、リモート
操作実行可能状態にあるか否かが判定され、リモート操
作実行可能状態にあれば、ステップST27〜ST36
までのタッチ入力の内容に基づいて、対応する計器(T
AG)に対してリモート操作が実行されることになる
(ST38)。
【0063】リモート操作実行後(ST38)、あるい
は、リモート操作実行可能状態になければ(ST3
8)、ステップST39に進む。ステップST39で
は、TAG番号がカウントアップされ、TAG番号が8
以下であれば(ST40)、ステップST22に戻り、
8を越えていれば(ST40)1秒間スリープした後
(ST41)、ステップST21に戻る。
【0064】したがって、上記動作により8TAG分の
計器パターン5及びリモート操作パネル6を同時にCR
T1上に表示させ、8TAG分全てのリモート操作パネ
ル6から実質的に同時に操作入力を行うことができる。
【0065】上述したように、本実施例による制御監視
装置の入力方法は、計器パターン5及びリモート操作パ
ネル6を表示、消去自在とし、計器パターン5上の情報
を確認しつつ、リモート操作パネル6上の各操作入力用
アイコンによって、操作入力,リモート操作実行をでき
るようにしたので、専用キーボードを用いることなく、
かつ、専用キーボードからと同様な入力操作を行うこと
ができる。
【0066】したがって、専用キーボードを排除して制
御監視装置を安価にすることができ、また、省スペース
化にも貢献する。さらに、専用キーボードを排除したこ
とにより、例えばUNIX,X−windowシステム
を採用し、OA分野,プロセス計装分野全般に普及した
ワークステーションを操作入力環境を維持したまま制御
監視装置に組み込むことができ、DFS利用によるソフ
トウエア,ハードウェア資源の有効活用を図ることがで
きる。
【0067】一方、オペレータは各種情報を操作入力部
を同時に確認しながら入力作業を行うことができ、操作
性が向上し、オペレータに対する負担が軽減する。ま
た、上述したように、本実施例による制御監視装置の入
力方法は、プロセス画面上の機器をタッチすることによ
り、計器パターン5を表示するようにしたので、必要に
応じて、計器パターン5及びリモート操作パネル6を消
去すれば、プロセス画面を用いた監視・制御に支障をき
たすことなく、上記機能を実現できる。
【0068】さらに、上述したように、本実施例による
制御監視装置の入力方法は、複数の計器パターン5及び
リモート操作パネル6を同時に表示して、複数機器につ
いての操作入力受け付けを実現できるようにしたので、
複数の機器を同時に操作できる。
【0069】なお、本実施例においては、タッチパネル
上に情報入力用のアイコンを設けて操作入力するように
したが、入力ドライバをマウス用のものに置き換えて同
様な機能をマウスからの入力により実現させることもで
きる。また、本実施例におけるタッチ入力は、タッチペ
ンによるペン入力であってもよい。なお、本発明は、上
記各実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々に変形することが可能である。
【0070】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、表
示装置上のリモート操作パネルを用いることにより、本
来専用キーボードでされるべき操作入力を、専用キーボ
ードを用いることなく容易かつ確実に入力可能とする監
視制御装置の入力方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の制御監視装置の入力方
法を適用する制御装置入出力部を示す構成図。
【図2】同実施例を適用する入出力部の表示画面全体を
示す図。
【図3】同実施例におけるプロセス画面上の計器パター
ン及びリモート操作パネルの詳細構成を示す図。
【図4】同実施例におけるリモート操作パネル表示・消
去要求テーブルを示す図。
【図5】同実施例における操作アイコンによる操作入力
内容を示す図。
【図6】同実施例における計器パターン及びリモート操
作パターン表示・消去の動作を示す流れ図。
【図7】同実施例におけるリモート操作パネル表示・消
去の概略の流れと操作入力の詳細な流れを示す流れ図。
【図8】従来の監視制御装置の入出部を示す構成図。
【図9】同従来の監視制御装置上に表示されたTAG表
示を示す図。
【符号の説明】
3…プロセス画面、4…監視制御アイコン、5…計器パ
ターン、6…リモート操作パネル、7…TAG番号、8
…TAG名称、9…数値表示、10…バーグラフ、11
…リモート操作パネル表示・消去アイコン、12…計器
パターン消去アイコン、13…リモート操作実行・停止
パネル、13a…リモート操作実行アイコン、13b…
リモート操作停止アイコン、14…操作速度指定パネ
ル、14a…FAST指定アイコン、14b…SLOW
指定アイコン、15…入力操作パネル、15a…カスケ
ード制御アイコン、15b…オート制御アイコン、15
c…マニュアル制御アイコン、15d…SV操作アイコ
ン、15e…MV操作アイコン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスの監視・制御のための表示画面
    を有する監視制御装置の入力方法にあって、 前記表示画面上に表示され、前記プロセス上の機器に対
    応し、少なくとも設定値、操作量、制御量を表示する複
    数組の機器情報領域を個別に表示・消去可能とし、 前記機器情報領域に対応する機器についての操作入力用
    アイコンを備えた操作入力領域それぞれを前記表示装置
    上に個別に表示・消去可能とし、 前記プロセスに対し、前記機器情報領域を監視し、この
    監視結果に基づき、前記操作入力用アイコンにタッチす
    ることにより操作入力を行うことを特徴とする監視制御
    装置の入力方法。
  2. 【請求項2】 プロセスの監視・制御のための表示画面
    を有する監視制御装置の入力方法にあって、 前記表示画面上に表示され、前記プロセスに対応した複
    数の機器を含むプロセス画面を表示し、 このプロセス画面上の機器は、タッチ入力によって、入
    力可能なアイコンからなっており、 この何れかのアイコンにタッチすることによって、対応
    する機器についての、少なくとも設定値、操作量、制御
    量を示す機器情報領域が前記表示装置上に表示され、ま
    た、この機器情報領域は、消去アイコンをタッチするこ
    とにより消去可能とし、 前記機器情報領域に対応する機器についての操作入力用
    アイコンを備えた操作入力領域を前記表示装置上に表示
    ・消去可能とし、 前記プロセスに対し、前記機器情報領域から前記対応す
    る機器の監視を行い、この監視結果に基づき、前記操作
    入力用アイコンにタッチすることにより操作入力を行
    い、 前記プロセス画面から複数の機器について同時に操作入
    力可能としたことを特徴とする監視制御装置の入力方
    法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997049099A1 (en) * 1996-06-20 1997-12-24 Combustion Engineering, Inc. Alarm significance mapping
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