JPH08234292A - レンズバリアを備えたカメラ - Google Patents

レンズバリアを備えたカメラ

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JPH08234292A
JPH08234292A JP7040975A JP4097595A JPH08234292A JP H08234292 A JPH08234292 A JP H08234292A JP 7040975 A JP7040975 A JP 7040975A JP 4097595 A JP4097595 A JP 4097595A JP H08234292 A JPH08234292 A JP H08234292A
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JP
Japan
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lens
camera
barrier
photographing
operation member
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Application number
JP7040975A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Aoki
均 青木
Kiyosada Machida
清貞 町田
Yoshihiro Takeuchi
芳宏 竹内
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バリア開閉部材の厚さを厚くすることなく操
作部材の操作に応じて支障なくバリアを開閉できるよう
にする。 【構成】 カメラ本体に設けられた操作部材14と、操
作部材14の撮影準備操作に応答して繰出し位置に駆動
され、操作部材14の撮影終了操作に応答して繰出し位
置よりもカメラ本体側に繰込まれた繰込み位置に駆動さ
れる撮影レンズユニット100と、撮影レンズユニット
100を構成する撮影レンズの前面を覆う閉位置と、撮
影レンズの前面から退避する開位置との間で開閉可能な
レンズバリア17,18と、操作部材14とは別体の部
材で構成され、撮影準備操作される操作部材14の移動
に連動してレンズバリア17,18を開位置に駆動する
とともに、繰出し位置から繰込み位置に移動する撮影レ
ンズユニット100の移動に連動してレンズバリア1
7,18を閉位置に駆動する中間連動部材16とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影レンズユニットの
繰出し/繰込みに伴ってレンズバリアを開閉するカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来カメラとして、例えば特公
平4−49931号公報、および特公平4−49932
号公報に開示されたものが知られている。これらのカメ
ラは、撮影準備操作および撮影終了操作が可能な操作部
材を備え、撮影準備操作に応答して撮影レンズユニット
を繰出し位置まで繰出し、撮影終了操作に応答して撮影
レンズユニットを繰込み位置まで繰込む。撮影レンズユ
ニットには、撮影レンズの前面を覆う閉位置と撮影レン
ズの前面から退避する開位置との間で開閉可能なレンズ
バリアが設けられ、操作部材が撮影準備操作されると、
操作部材と一体に移動するバリア開閉部がバリアを開位
置に駆動する。一方、撮影レンズの繰込み位置への繰込
み動作に連動してバリア開閉部がバリアを閉位置に駆動
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した撮影レンズユ
ニットが高倍率ズームレンズの場合、レンズ鏡筒が長く
なる分だけレンズバリアとカメラ本体との距離が長くな
り、必然的にバリア開閉部も長くする必要がある。しか
しながら、上述した従来カメラのバリア開閉部はカメラ
本体に設けられる操作部材と一体に移動するため、バリ
ア開閉部の長さが長くなると撓みの影響で操作部材の操
作ストロークと同量だけバリア開閉部の先端(バリアに
係合される)を移動させるのが困難となり、バリア開閉
に支障を来すおそれがある。バリア開閉部材の撓みを抑
えるためにその厚みを厚くすると、その分だけ鏡筒が大
型化してしまう。
【0004】本発明の目的は、バリア開閉部材の厚さを
厚くすることなく操作部材の操作に応じて支障なくバリ
アを開閉できるようにしたレンズバリアを備えたカメラ
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1およ
び図2に対応づけて説明すると、本発明に係るレンズバ
リアを備えたカメラは、カメラ本体1に設けられ、撮影
準備操作と撮影終了操作とが可能な操作部材14と、操
作部材14の撮影準備操作に応答して繰出し位置に駆動
され、操作部材14の撮影終了操作に応答して繰出し位
置よりもカメラ本体側に繰込まれた繰込み位置に駆動さ
れる撮影レンズユニット100と、この撮影レンズユニ
ット100を構成する撮影レンズ8の前面を覆う閉位置
と、撮影レンズ8の前面から退避する開位置との間で開
閉可能なレンズバリア17,18と、操作部材14とは
別体の部材で構成され、撮影準備操作による操作部材1
4の移動によりレンズバリア17,18を開位置に駆動
するとともに、繰出し位置から繰込み位置に移動する撮
影レンズユニット100の移動に連動してレンズバリア
17,18を閉位置に駆動する中間連動部材16とを具
備し、これにより上記問題点を解決する。請求項2の発
明は、撮影レンズユニット100を構成する筒体6に中
間連動部材16を支持させたものである。請求項3の発
明は、中間連動部材16が筒体6に形成された案内溝6
dに案内されて撮影レンズの光軸方向に移動することに
より、レンズバリア17,18が閉位置および開位置に
駆動されるよう構成したものである。請求項4の発明
は、操作部材14が光軸と直交する方向に撮影準備操作
および撮影終了操作されるようにし、撮影準備操作され
る操作部材14の移動に連動して中間連動部材16がカ
メラ本体1側に移動するようにしたものである。請求項
5の発明は、操作部材14がアパーチャ1aの上方にお
いて、アパーチャ1aの長辺と平行な方向に操作される
よう構成したものである。
【0006】
【作用】操作部材14が撮影準備操作されると、操作部
材14の移動に連動して操作部材とは別体の中間連動部
材16がレンズバリア17,18を開位置に駆動すると
ともに、撮影レンズユニット100が繰出し位置に駆動
される。操作部材14が撮影終了操作されると、撮影レ
ンズユニット100が繰出し位置から繰込み位置に移動
するとともに、この撮影レンズユニット100の移動に
連動して中間連動部材16がレンズバリア17,18を
閉位置に駆動する。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】図1〜図5により本発明の一実施例を説明す
る。図2は本発明の一実施例に係るカメラの断面図、図
1はその要部斜視図である。図2において、カメラ本体
1に固定された固定筒2にはズームレンズユニット10
0が支持され、後述するメインスイッチノブ14の操作
により、ズームレンズユニット100が図2の上半分に
示す沈胴位置(繰込み位置)と、下半分に示す広角端位
置(繰出し位置)との間で移動可能とされる。沈胴位置
では撮影が禁止され、広角端位置では撮影が許容され
る。なお、不図示のズームスイッチの操作により、ズー
ムレンズユニット100は広角端位置よりも更に繰出し
た望遠端位置まで繰出し可能とされる。
【0009】以下、ズームレンズユニット100の詳細
について説明する。3は固定筒2に挿通された移動筒で
あり、移動筒3の外周面に形成された雄ヘリコイド3a
が固定筒2の内周面に形成された雌ヘリコイド2aに螺
合されている。したがって、移動筒3は固定筒2に対し
て回転しながら光軸方向に移動可能とされる。移動筒3
の内周面には、雌ヘリコイド3bおよびカム溝3dが形
成される。
【0010】移動筒3には直進筒6(図1にも示す)が
光軸回りに回転可能に内挿され、この直進筒6の爪掛け
部6aに移動筒3の爪3cが係合されることにより、直
進筒6は移動筒3に対する光軸方向の移動が阻止され
る。直進筒6の後端部に突設された直線キー6bは、固
定筒2の直進溝2Bに係合され、これにより直進筒6の
固定筒2に対する回転が阻止される。つまり移動筒3が
回転しても直進筒6は回転せずに移動筒3と共に光軸方
向に移動する。
【0011】移動筒3と直進筒6との間の空間には1群
筒5が挿通され、その外周面に形成された雄ヘリコイド
5aが移動筒3の雌ヘリコイド3bに螺合されている。
1群筒5は、直進筒6に対して光軸方向に進退可能に支
持されるが、不図示の機構により直進筒6、すなわち移
動筒3に対して回転不能とされ、したがって移動筒3が
回転すると、ヘリコイド5a,3bの作用により1群筒
5が直進筒6に対して光軸方向に進退する。1群筒5の
シャッタ止め部5bにはビス9を介してシャッタ7が固
着され、シャッタ7に1群レンズ8が支持される。
【0012】シャッタ7の後方には、2群レンズ10を
1群レンズ8と同軸で保持する2群レンズ室11が配置
され、2群レンズ室11に植設されたカムフォロア12
が直進筒6に形成された光軸方向の直進溝6cを貫通し
て移動筒3のカム溝3dに係合されている。カム筒3の
回転に伴うカム溝3dの移動により、カムフォロア12
は直進溝6cに案内されて光軸方向に駆動され、これに
より2群レンズ10が光軸方向に移動する。その際、2
群レンズ11は、ヘリコイドの作用により移動する1群
レンズ8とは異なる速度で移動するので、撮影レンズの
焦点距離が変化する。
【0013】1群筒5の先端には、レンズバリア17,
18が設けられている。これらのバリア17,18は、
図3に示す閉位置と図1に示す開位置との間で回動可能
にバリア台23に支持され、バリア閉じばね20,21
によって閉方向に付勢されている。閉位置では1群レン
ズ8の前面がバリア17,18によって覆われ、開位置
では1群レンズ8の前面からバリア17,18が退避す
る。バリア台23には、バリア開閉用の回転リング19
が回転可能に支持され、回転リング19は、バリア閉じ
ばね20,21よりも付勢力の大きい回転リング付勢ば
ね22によって図示時計回り方向に付勢されている。
【0014】回転リング19に設けられた切欠き19
a,19bには、バリア17,18に突設されたピン1
7a,18aが係合され、図1ではピン17a,18a
が切欠き19a,19bの壁面に当接してバリア17,
18の閉方向への回動が阻止されている。回転リング1
9が図示反時計回り方向に回転すると、切欠き19a,
19bの壁面がピン17a,18aから退避するので、
バリア17,18はばね20,21の付勢力により反時
計回り方向に閉位置まで回動する。回転リング19に突
設された光軸方向の突起部19cは、バリア台23に形
成された切欠き23aに係合され、この突起部19cが
切欠き23aの壁面に当接することにより回転リング1
9の時計回り方向,反時計回り方向の回転が規制され
る。
【0015】上述した直進筒6の外周面に形成された光
軸方向の溝6dには、バリア開閉レバー16が挿通さ
れ、溝6dの壁面および底面によりレバー16の光軸方
向の移動が案内される。バリア開閉レバー16の先端に
は、回転リング19の突起部19cと係合可能な斜面部
16aが形成され、後端には移動駒13の当接部13a
および斜面部13bと係合可能な円弧状の係合部16b
が形成されている。
【0016】移動駒13は、カメラ本体1のアパーチャ
1aの上部に設けられた溝1b(図2)に挿通され、連
結部材を介してメインスイッチノブ14に連結される。
メインスイッチノブ14は、一部がカメラ本体上面から
露出しており、図示オン位置とオフ位置との間で操作可
能とされる。メインスイッチノブ14の操作に連動して
移動駒13がアパーチャ1aの長辺と平行な方向に移動
し、ノブ14がオン位置,オフ位置にあるときには、そ
れぞれ移動駒13が図4,図5の実線位置をとる。15
はメインスイッチ14の操作に連動してオン・オフする
メインスイッチである。
【0017】次に、実施例の動作を説明する。メインス
イッチノブ14がオフ位置にあるときには、メインスイ
ッチ15がオフし、レンズ鏡筒は沈胴位置(図2の上半
分に示す位置)にあり、移動駒13,バリア開閉レバー
16および回転リング19の突起部19cは図5の位置
に設定されている。すなわち、バリア開閉レバー16の
係合部16bが移動駒13の当接部13aに当接してレ
バー16の後方への移動が阻止されるとともに、バリア
開閉レバー16の斜面部16aが回転リング19の突起
部19cに係合して、回転リング19が反時計回り方向
に回転した状態に保持され、バリア17,18は閉じて
いる。
【0018】メインスイッチノブ14がオフ位置からオ
ン位置に操作されると(撮影準備操作されると)、移動
駒13が図5の二点鎖線位置まで移動し、当接部13a
がバリア開閉レバー16の移動経路から退避する。これ
によりバリア開閉レバー16の後退が許容されるので、
回転リング19が時計回り方向へ回転可能となる。すな
わちレバー16の斜面部16aと当接する突起部19c
が溝23a内を移動しつつレバー16を後退させ、回転
リング19cが図1の位置まで時計回り方向に回転す
る。回転リング19の回転により、切欠き19a,19
bの壁面がピン17a,18aを押し、ばね20,21
の付勢力に抗してバリア17,18が開位置まで回動す
る。
【0019】一方、上記メインスイッチノブ14のオン
位置への操作により、メインスイッチ15がオンし、カ
メラ本体内の制御装置(不図示)は、電源をオンすると
ともに、不図示のズームモータを駆動して移動筒3を正
転させ、ズームレンズユニット100を光軸方向に繰出
す。すなわち、移動筒3は回転しながら光軸方向に繰出
され、直進筒6も回転せずに移動筒3と共に繰出され、
ヘリコイド3b,5aの作用により1群筒5すなわち1
群レンズ8が直進筒6に対して繰出される。また、移動
筒3と直進筒6の相対回転によって、2群レンズ10が
カム溝3d,直進溝6c,カムフォロア12の作用によ
り光軸方向に移動する。ズームレンズユニット100が
広角端位置(図2の下半分に示す位置)に達すると、ズ
ームモータが停止される。このとき、カメラ本体1,直
進筒6および1群筒5の相対移動により、移動駒13,
バリア開閉レバー16および回転リング19の突起部1
9cは図4に示す位置関係となる。
【0020】広角端位置に達した後は、不図示のズーム
レンズの操作に応じてズームレンズユニット100を広
角端位置と、更に繰出した望遠端位置との間で任意に駆
動でき、各位置で撮影が許容される。
【0021】撮影終了後にメインスイッチノブ14がオ
ン位置からオフ位置に操作されると(撮影終了操作され
ると)、図4に二点鎖線で示すように移動駒13の当接
部13aがバリア開閉レバー16の移動経路に挿入され
るとともに、メインスイッチ15がオフする。メインス
イッチ15のオフに応答してカメラ本体内の制御装置
は、ズームモータを駆動して移動筒3を逆転させ、これ
により上述と逆の動作によってズームレンズユニット1
00が繰込まれる。このとき、1群筒5に設けられたバ
リア17,18および回転リング19は直進筒6に支持
されたバリア開閉レバー16に対して後退し、レバー1
6ははカメラ本体1に設けられた移動駒13に対して後
退することになる。
【0022】広角端位置を過ぎると、回転リング19の
突起部19cがバリア開閉レバー16の斜面部16aに
当接してレバー16を後方に押し下げるが、沈胴位置に
近づくと、レバー16の係合部16bが移動駒13の当
接部13aに当接してそれ以上の後退が阻止されるの
で、以降はレバー16の斜面部16aが突起部19cを
押圧することにより、回転リング19がばね22の付勢
力に抗して反時計回り方向に回転する。この回転リング
19の回転により、切欠き19a,19bの壁面がピン
17a,18aから退避するので、ばね20,21の付
勢力によりバリア17,18が閉位置まで回動する。ズ
ームレンズユニット100が沈胴位置に達すると、ズー
ムモータが停止され、このとき各部材13,16,19
cは図5の位置関係となる。
【0023】ところで、メインスイッチノブ14がオン
位置にあるにも拘らず、誤動作等によりズームレンズユ
ニット100が沈胴位置に移動してしまうことがあり得
る。この場合には、移動駒13の当接部13aがバリア
開閉レバー16の移動経路から退避してレバー16の後
退が許容されるので、沈胴位置であってもバリア17,
18は開いたままである。このような異常事態から抜け
出すには、メインスイッチノブ14をいったんオフ位置
まで操作すればよい。すなわち移動駒13には斜面部1
3bが設けられているから、メインスイッチノブ14の
オフ位置への操作により移動駒13の斜面部13bが係
合部16bを介してバリア開閉レバー16を前方に押出
し、これによりバリア17,18を閉じることができ
る。その後、改めてメインスイッチノブ14をオン位置
に操作すれば通常の撮影可能状態に戻る。
【0024】以上のように本実施例では、レンズバリア
17,18を開閉するためバリア開閉レバー16がメイ
ンスイッチノブ14とは別体となっているので、両者が
一体の場合と比べて撓みの影響を受けにくく、レバー1
6が長くなってもメインスイッチノブ14の操作に対し
てレバー16を所望量だけ駆動することができる。した
がって、高倍率レンズを用いた場合でもノブ14やレバ
ー16の厚さを厚くすることなく、つまりカメラを大型
化することなく確実にレンズバリア17,18の開閉を
行える。
【0025】以上の実施例の構成において、メインスイ
ッチノブ14が操作部材を、ズームレンズユニット10
0が撮影レンズユニットを、レバー開閉レバー16が中
間連動部材を、直進筒6が筒体をそれぞれ構成する。
【0026】なお、レンズバリアやバリアの開閉部材
(回転リングに相当するもの)、あるいは中間連動部材
の構成は実施例に限定されない。また、ズームレンズを
備えたカメラにて説明したが、例えば沈胴位置と撮影可
能位置との間でレンズの繰出し/繰込みが可能な単焦点
カメラや、沈胴位置,広角位置および望遠位置に設定可
能なレンズを有する二焦点カメラにも本発明を適用でき
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、レンズバリアを開閉す
る開閉部材(中間連動部材)を操作部材とは別体とした
ので、両者が一体の場合と比べて撓みの影響を受けにく
く、中間連動部材が長くなっても操作部材の操作に対し
て中間連動部材を所望量だけ駆動することができる。し
たがって、高倍率レンズを用いた場合でも操作部材や中
間連動部材の厚さを厚くすることなく、つまりカメラを
大型化することなく確実にレンズバリアの開閉を行え
る。中間連動部材を撮影レンズユニットの筒体に支持さ
せれば、中間連動部材の撓みが抑制され、レンズバリア
の開閉がより確実に行える。特に中間連動部材の移動を
案内する案内溝を筒体に設ければ、中間連動部材のスト
ロークが長くても操作部材の操作分だけ中間連動部材を
確実に移動できる。更に操作部材が撮影レンズの光軸方
向に移動するようにすれば、撮影レンズユニットの径を
大きくすることなく操作部材のストロークを十分に確保
できる。仮に操作部材がアパーチャの側方においてアパ
ーチャの短辺と平行な方向に操作されるようにすると、
フィルムが邪魔になって操作部材のストロークが十分に
とれないが、操作部材がアパーチャの上方において、ア
パーチャの長辺と平行な方向に操作されるよう構成すれ
ば、操作部材のストロークを十分に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカメラの要部を示す斜
視図。
【図2】上記カメラのズームレンズユニットの構成を説
明する断面図。
【図3】レンズバリアが閉じた状態を示す正面図。
【図4】レバー開閉動作を説明する図であり、ズームレ
ンズユニットが広角端位置にある状態を示す。
【図5】図4と同様の図であり、ズームレンズユニット
が沈胴位置にある状態を示す。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 固定筒 6 直進筒 6d 溝 8 1群レンズ 10 2群レンズ 13 移動駒 13a 当接面 13b 斜面 14 メインスイッチノブ 15 メインスイッチ 16 バリア開閉レバー 17,18 レンズバリア 19 回転リング 20,21 バリア閉じばね 22 回転リング付勢ばね22 23 バリア台 100 ズームレンズユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体に設けられ、撮影準備操作と
    撮影終了操作とが可能な操作部材と、 前記操作部材の前記撮影準備操作に応答して繰出し位置
    に駆動され、前記操作部材の前記撮影終了操作に応答し
    て前記繰出し位置よりもカメラ本体側に繰込まれた繰込
    み位置に駆動される撮影レンズユニットと、 この撮影レンズユニットを構成する撮影レンズの前面を
    覆う閉位置と、該撮影レンズの前面から退避する開位置
    との間で開閉可能なレンズバリアと、 前記操作部材とは別体の部材で構成され、前記撮影準備
    操作による前記操作部材の移動により前記レンズバリア
    を開位置に駆動するとともに、前記繰出し位置から繰込
    み位置に移動する前記撮影レンズユニットの移動に連動
    して前記レンズバリアを前記閉位置に駆動する中間連動
    部材とを具備することを特徴とするレンズバリアを備え
    たカメラ。
  2. 【請求項2】 前記中間連動部材は、前記撮影レンズユ
    ニットを構成する筒体に支持されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のレンズバリアを備えたカメラ。
  3. 【請求項3】 前記中間連動部材は、前記筒体に形成さ
    れた案内溝に案内されて前記撮影レンズの光軸方向に移
    動することにより前記レンズバリアを前記閉位置および
    開位置に駆動することを特徴とする請求項2に記載のレ
    ンズバリアを備えたカメラ。
  4. 【請求項4】 前記操作部材は、前記光軸と直交する方
    向に前記撮影準備操作および前記撮影終了操作が可能と
    され、 前記中間連動部材は、前記撮影準備操作される前記操作
    部材の移動に連動してカメラ本体側に移動することを特
    徴とする請求項3に記載のレンズバリアを備えたカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 前記操作部材は、アパーチャの上方にお
    いて、前記アパーチャの長辺と平行な方向に操作可能と
    されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    のレンズバリアを備えたカメラ。
JP7040975A 1995-02-28 1995-02-28 レンズバリアを備えたカメラ Pending JPH08234292A (ja)

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JP7040975A JPH08234292A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 レンズバリアを備えたカメラ
US09/107,402 US6164842A (en) 1995-02-28 1998-06-30 Camera having a lens barrier unit opening/closing mechanism

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004258120A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Canon Inc カメラ

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