JPH08234063A - 送受信光モジュール - Google Patents

送受信光モジュール

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Publication number
JPH08234063A
JPH08234063A JP7348836A JP34883695A JPH08234063A JP H08234063 A JPH08234063 A JP H08234063A JP 7348836 A JP7348836 A JP 7348836A JP 34883695 A JP34883695 A JP 34883695A JP H08234063 A JPH08234063 A JP H08234063A
Authority
JP
Japan
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film
substrate
optical module
photodiode
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP7348836A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotsugu Tanaka
清嗣 田中
Takashi Ozaki
孝 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化が可能で耐環境性、耐経時変化、耐雑
音性、量産性などにも優れた送受信光モジュールを提供
する。 【構成】 マイクロプリズム3とフォトダイオード4上
に半導体レーザー5を載せたLOPチップとをマウント
したフォトダイオードIC2を入出力ラインが形成され
たセラミック基板1上にマウントし、パッケージ7によ
り封止する。パッケージ7には集光レンズ8を取り付
け、光ファイバー9を接続する。送信時には、半導体レ
ーザー5から出射される信号光をマイクロプリズム3の
反射面3bで反射させて光ファイバー9の端面に入射さ
せる。受信時には、光ファイバー9の端面から出射され
る信号光がマイクロプリズム3の反射面3bからその内
部に入り、フォトダイオードPDに入射して検出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送受信光モジュ
ールに関し、特に、双方向光通信に用いて好適なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、いわゆる情報スーパーハイウエー
構想など、マルチメディアに対する期待が高まってきて
おり、その実現を目指して研究開発が活発に行われてい
る。そして、このマルチメディアの発展により、一家庭
に一本以上の光ファイバーが接続され、この光ファイバ
ーを通して双方向光通信を行うことができる時代が、近
い将来到来するものと考えられている。ところで、この
ときには、コストの面から、一本の光ファイバーにより
送受信を行うことができる送受信光モジュールが必須と
なる。
【0003】従来、この種の送受信光モジュールとし
て、ホログラムを用いたものが知られている(例えば、
特開平5−203845号公報および特開平6−138
322号公報)。図7にこの従来の送受信光モジュール
の概略構成を示す。図7に示すように、この従来の送受
信光モジュールにおいては、支持台101上に発光素子
102および受光素子103が設けられている。これら
の発光素子102および受光素子103はパッケージ1
04により封止されている。このパッケージ104のう
ち発光素子102の上方の部分に、樹脂系の接着剤を用
いてホログラム105が取り付けられている。符号10
6はパッケージ104に対して固定された集光レンズを
示す。この送受信光モジュールには、集光レンズ106
にその一端面が対向するように光ファイバー107が接
続される。そして、送信時には、発光素子102から出
射される送信信号光がホログラム105および集光レン
ズ106を介して光ファイバー107の一端面に入射
し、この光ファイバー107を通して送信信号光が受信
側に送られる。一方、受信時には、光ファイバー107
の一端面から出射された受信信号光が集光レンズ106
により集光された後、ホログラム105により回折され
て受光素子103に入射する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の送受信光モジュールにおいては、発光素子102
と受光素子103との間で光分離を行うために、具体的
には、ホログラム105を通った受信信号光が受光素子
103に入射し、発光素子102には入射しないように
するために、ホログラム105と発光素子102および
受光素子103とを一定距離離す必要があることによ
り、その小型化には限界がある。
【0005】また、このようにホログラム105と発光
素子102および受光素子103とを一定距離離す必要
があるため、ホログラム105と発光素子102および
受光素子103とを一体形成するのが難しく、したがっ
て上述のようにホログラム105をパッケージ104に
接着剤を用いて取り付ける必要が生じることになるわけ
であるが、この場合には、耐環境性が悪く、経時変化も
問題となる。
【0006】さらに、送信時には、発光素子102から
出射される送信信号光の一部がホログラム105で反射
されることにより、その反射光が雑音の原因となってし
まうという問題もある。
【0007】したがって、この発明の目的は、小型化が
可能で耐環境性、耐経時変化、耐雑音性、量産性などに
も優れた送受信光モジュールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明による送受信光モジュールは、基体と、基
体上に設けられた発光素子および受光素子と、受光素子
上に設けられたプリズムと、送信信号光または受信信号
光を集光するための集光レンズとを有し、集光レンズに
その一端面が対向するように送受信用の光伝送線路が接
続されることを特徴とするものである。
【0009】この発明において、プリズムは、発光素子
から出射される送信信号光を光伝送線路の一端面に入射
させるとともに、光伝送線路の一端面から出射される受
信信号光を受光素子に入射させるために用いられる。
【0010】この発明において、典型的には、基体は半
導体基板であり、受光素子はこの半導体基板上に設けら
れたフォトダイオードである。このフォトダイオード
は、半導体基板の一部からなるものであってもよいが、
長波長の受信信号光を受光する場合には、この半導体基
板上に積層されたこの半導体基板のバンドギャップより
も小さいバンドギャップを有する半導体膜からなるもの
とするのが有効である。この半導体基板としては、具体
的には、例えばSi基板やGaAs基板などが用いられ
る。また、この半導体基板には、通常、フォトダイオー
ドのほか、増幅回路などの電子回路が設けられる。
【0011】この発明の一実施形態においては、基体は
Si基板であり、受光素子はこのSi基板上に積層され
たSi1-x Gex 膜とSi膜との多層膜からなるフォト
ダイオードである。ここで、このSi1-x Gex 膜は、
Si基板およびSi膜と格子整合しないことから、この
格子不整合によりSi基板とこのSi1-x Gex 膜との
界面またはSi膜とこのSi1-x Gex 膜との界面に転
位が導入されるのを防止するため、このSi1-x Gex
膜の厚さは、その臨界膜厚以下に選ばれる。このSi
1-x Gex 膜の臨界膜厚は、Ge組成比xが大きくなる
ほど小さくなる。このSi1-x Gex 膜におけるGe組
成比xは、長波長の受信信号光の受光を可能とし、かつ
成膜を簡単に行うために、受信信号光の波長が例えば
1.3μmである場合には好適には0.3≦x≦0.
7、具体的には例えば0.3に選ばれ、受信信号光の波
長が例えば1.55μmである場合には好適には0.6
≦x≦0.7、具体的には例えば0.6に選ばれる。
【0012】この発明の他の一実施形態においては、基
体はSi基板であり、受光素子はこのSi基板上に順次
積層されたSi1-y Gey 膜およびSi1-x Gex 膜か
らなるフォトダイオードであり、Si1-x Gex 膜にお
いて0.6≦x≦1であり、かつ、Si1-y Gey 膜に
おけるyの値はSi基板とSi1-y Gey 膜との界面に
おける0からSi1-x Gex 膜とSi1-y Gey 膜との
界面におけるxまで単調に増加している。この場合に
は、もっぱら上層のSi1-x Gex 膜が光吸収層として
用いられる。この実施形態は、受信信号光の波長が例え
ば1.3μmである場合に好適なものである。
【0013】この発明のさらに他の一実施形態において
は、基体はSi基板であり、受光素子はこのSi基板上
に順次積層されたSi1-y Gey 膜およびSi1-x Ge
x 膜からなるフォトダイオードであり、Si1-x Gex
膜において0.7≦x≦1であり、かつ、Si1-y Ge
y 膜におけるyの値はSi基板とSi1-y Gey 膜との
界面における0からSi1-x Gex 膜とSi1-y Gey
膜との界面におけるxまで単調に増加している。この場
合にも、もっぱら上層のSi1-x Gex 膜が光吸収層と
して用いられる。この実施形態は、受信信号光の波長が
例えば1.55μmである場合に好適なものである。S
1-x Gex 膜におけるxは、より具体的には例えば
0.8に選ばれる。
【0014】この発明のさらに他の一実施形態において
は、基体はGaAs基板であり、受光素子はこのGaA
s基板上に積層されたGe膜からなるフォトダイオード
である。このGe膜上には、このGe膜におけるキャリ
アの表面再結合を抑え、受光効率を高くするために、好
適にはGaAsからなるキャップ層が設けられる。
【0015】この発明の典型的な一実施形態において、
基体は高周波伝送線路を有する別の基体上に設けられ
る。この高周波伝送線路を有する基体は、具体的には、
例えばマイクロストリップ線路を有するセラミック基板
などである。
【0016】この発明において、典型的には、基体、発
光素子、受光素子およびプリズムはパッケージにより封
止され、集光レンズはこのパッケージに取り付けられ
る。
【0017】この発明において、発光素子は典型的には
半導体レーザーである。また、光伝送線路は典型的には
光ファイバーである。
【0018】この発明の一実施形態においては、基体上
に一つの受光素子が設けられる。この場合、送受信光モ
ジュールは1入力型である。
【0019】この発明の他の一実施形態においては、基
体上に複数の受光素子が設けられ、これらの複数の受光
素子にそれぞれ受信信号光が入射するように送受信光モ
ジュールが構成される。この場合、送受信光モジュール
は複数入力型である。
【0020】この発明のさらに他の一実施形態において
は、送受信用の光伝送線路に加えて受信専用の光伝送線
路がさらに接続される。この受信専用の光伝送線路を用
いて受信することは、大量の情報を高速で受信するのに
好適である。
【0021】上述のように構成されたこの発明による送
受信光モジュールによれば、基体上にプリズムとともに
発光素子および受光素子が一体形成されていることによ
り、その小型化が可能であるとともに、耐環境性、耐経
時変化、量産性などに優れている。また、ホログラムを
用いていないので、ホログラムによる送信信号光の反射
の問題がなく、耐雑音性にも優れている。
【0022】さらに、受光素子が、Si基板上に積層さ
れたSi1-x Gex 膜とSi膜との多層膜からなるフォ
トダイオード、Si基板上に順次積層されたSi1-y
y膜およびSi1-x Gex 膜からなるフォトダイオー
ドまたはGaAs基板上に積層されたGe膜からなるフ
ォトダイオードである場合には、波長が1.3μmまた
は1.55μmの受信信号光を受光することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図
において、同一または対応する部分には同一の符号を付
す。
【0024】図1はこの発明の第1の実施形態による送
受信光モジュールを示す。
【0025】図1に示すように、この第1の実施形態に
よる送受信光モジュールにおいては、例えば入出力ライ
ンとしての高速ディジタル通信用マイクロストリップ線
路(図示せず)が形成されたセラミック基板1上にフォ
トダイオードIC2がマウントされている。このフォト
ダイオードIC2は、光信号検出用のフォトダイオード
PDのほか、後述の半導体レーザー5の駆動回路や受信
増幅回路(図示せず)などが例えばSi基板やGaAs
基板上にIC化されたものである。
【0026】フォトダイオードIC2上には、例えば光
学ガラスからなるマイクロプリズム3がフォトダイオー
ドPDを覆うようにマウントされているとともに、フォ
トダイオード4上に半導体レーザー5を載せたLOP
(Laser on Photodiode)チップがこのマイクロプリズム
3に隣接してマウントされている。この場合、マイクロ
プリズム3は、例えばエポキシ樹脂系接着剤やシリコー
ン樹脂系接着剤などによりフォトダイオードIC2上に
接着されている。一方、LOPチップは、フォトダイオ
ードIC2上に設けられた所定のダイパッド(図示せ
ず)上にフォトダイオード4をダイボンディングするこ
とによりマウントされている。フォトダイオード4は例
えばSiチップからなる。半導体レーザー5としては、
送信信号光の波長に応じたものが用いられ、例えばGa
As/AlGaAs半導体レーザーが用いられる。な
お、フォトダイオード4は、半導体レーザー5のリア側
の端面からの光出力をモニターし、それによってフロン
ト側の端面からの光出力を制御するためのものである。
このフォトダイオード4はまた、半導体レーザー5は通
常その接合が下側にくるようにマウントされることか
ら、この半導体レーザー5から出射されるレーザー光が
フォトダイオードIC2の表面で反射されて雑音光とな
るのを防止するために、半導体レーザー5をフォトダイ
オードIC2の表面から十分に高い所に位置させる役割
も有する。
【0027】マイクロプリズム3は、その底面3aに対
して所定角度、例えば45°傾斜した反射面3bを有す
る。図示は省略するが、この反射面3b上には、例えば
誘電体多層膜からなる反射率が例えば50%程度のハー
フミラーが設けられている。また、このマイクロプリズ
ム3の上面3cおよび半導体レーザー5と反対側の端面
3dは光吸収膜6により覆われており、この光吸収膜6
により雑音光となる迷光を吸収することができるように
なっている。
【0028】符号7はパッケージを示す。このパッケー
ジ7により、フォトダイオードIC2、マイクロプリズ
ム3およびLOPチップが封止されている。このパッケ
ージ7としては、例えば、樹脂モールドパッケージ、セ
ラミックパッケージ、金属パッケージ、アクリル樹脂パ
ッケージなどを用いることができる。
【0029】さらに、パッケージ7のうちマイクロプリ
ズム3の反射面3bの上方の部分には、送信信号光また
は受信信号光を集光するための集光レンズ8が設けられ
ている。
【0030】この第1の実施形態による送受信光モジュ
ールにおいては、集光レンズ8にその一端面が対向する
ように光ファイバー9がパッケージ7に接続されてい
る。
【0031】次に、上述のように構成されたこの第1の
実施形態による送受信光モジュールの動作について説明
する。
【0032】まず、送信時には、伝送する信号に応じて
半導体レーザー5を駆動することによりこの半導体レー
ザー5から信号光を出射させる。この信号光は、マイク
ロプリズム3の反射面3b上のハーフミラーで反射さ
れ、集光レンズ8により集光された後、光ファイバー9
の一端面に入射し、この光ファイバー9を通って受信側
に送信される。なお、半導体レーザー5から出射された
信号光のうちマイクロプリズム3の反射面3b上のハー
フミラーを透過してマイクロプリズム3の内部に進んだ
光は光吸収膜6に当たって吸収される。
【0033】一方、受信時には、送信側から光ファイバ
ー9を通して送信された信号光がこの光ファイバー9の
一端面から出射される。この信号光は集光レンズ8によ
り集光された後、マイクロプリズム3の反射面3b上の
ハーフミラーを透過してこのマイクロプリズム3の内部
に入り、フォトダイオードPDに入射して電気信号に変
換される。このとき、このフォトダイオードPDの表面
で反射された光は光吸収膜6に当たって吸収されること
により、雑音光とはならない。また、マイクロプリズム
3の反射面3bは光ファイバー9に対して45°傾斜し
ているため、光ファイバー9への戻り光はほとんどな
い。
【0034】以上のように、この第1の実施形態によれ
ば、フォトダイオードPDが設けられたフォトダイオー
ドIC2上に、マイクロプリズム3とともにフォトダイ
オード4および半導体レーザー5からなるLOPチップ
が一体形成されている。これによって、この第1実施例
による送受信光モジュールは、ホログラムを用いた上述
の従来の送受信光モジュールに比べて、小型化が可能で
あり、耐環境性、耐経時変化、量産性などにも優れてい
る。また、雑音光となる迷光がほとんどないので、耐雑
音性にも優れている。
【0035】図2はこの発明の第2の実施形態による送
受信光モジュールを示す。この第2の実施形態による送
受信光モジュールは、1出力3入力型のものである。
【0036】図2に示すように、この第2の実施形態に
よる送受信光モジュールにおいては、フォトダイオード
IC2上に三つのフォトダイオードPD1、PD2およ
びPD3が設けられ、これらのフォトダイオードPD
1、PD2およびPD3を覆うようにマイクロプリズム
3が接着されてマウントされている。また、マイクロプ
リズム3のLOPチップと反対側の端面3dには光吸収
膜6が設けられ、上面3cには全反射膜10が設けられ
ている。この第2の実施形態による送受信光モジュール
の上記以外の構成は第1の実施形態による送受信光モジ
ュールと同様であるので、説明を省略する。
【0037】この第2の実施形態による送受信光モジュ
ールにおいては、送信は、第1の実施形態による送受信
光モジュールの場合と同様に行う。一方、受信時には、
光ファイバー9の一端面から出射された信号光は集光レ
ンズ8により集光された後、マイクロプリズム3の反射
面3b上のハーフミラーを透過してこのマイクロプリズ
ム3の内部に入り、フォトダイオードPD1に入射す
る。この信号光はさらに、フォトダイオードPD1の表
面で反射された後、全反射膜10で反射されてフォトダ
イオードPD2に入射する。このフォトダイオードPD
2の表面で反射された信号光は全反射膜10で反射さ
れ、フォトダイオードPD3に入射する。すなわち、こ
の場合、三つのフォトダイオードPD1、PD2および
PD3のそれぞれに入力となる信号光が入射するように
なっている。ここで、フォトダイオードPD1上に反射
率が66.6%のハーフミラーを設け、フォトダイオー
ドPD2上に反射率が50%のハーフミラーを設けるこ
とにより、これらのフォトダイオードPD1、PD2お
よびPD3に入射する信号光の強度を同一とすることが
できる。したがって、これらのフォトダイオードPD
1、PD2およびPD3では、同一強度の信号光が同時
に検出される。なお、フォトダイオードPD3の表面で
反射された信号光は、最終的には光吸収膜6に当たって
吸収される。
【0038】この第2の実施形態によれば、第1の実施
形態と同様に、小型化が可能で耐環境性、耐経時変化、
耐雑音性、量産性などにも優れた送受信光モジュールを
実現することができる。
【0039】図3はこの発明の第3の実施形態による送
受信光モジュールを示す。
【0040】図3に示すように、この第3の実施形態に
よる送受信光モジュールにおいては、フォトダイオード
IC2に二つのフォトダイオードPD1およびPD2が
設けられており、これらのフォトダイオードPD1およ
びPD2を覆うようにマイクロプリズム3が接着されて
マウントされている。マイクロプリズム3の上面3cお
よび端面3dが光吸収膜6により覆われていることは、
第1の実施形態と同様である。
【0041】この第3の実施形態においては、送受信用
の光ファイバー9に加えて、受信専用の光ファイバー1
1がパッケージ7に接続されている。この受信専用の光
ファイバー11の一端面は、パッケージ7に取り付けら
れた集光レンズ12を介してマイクロプリズム3の反射
面3bと対向している。
【0042】この第3の実施形態による送受信光モジュ
ールにおいては、送信は、第1の実施形態による送受信
光モジュールと同様に行う。一方、受信は、送受信用の
光ファイバー9を用いて行う方法と受信専用の光ファイ
バー11を用いて行う方法とがある。前者の方法におい
ては、光ファイバー9の一端面から出射された信号光
は、集光レンズ8を介してマイクロプリズム3の反射面
3b上のハーフミラーに入射し、これを透過してマイク
ロプリズム3の内部に入った後、フォトダイオードPD
1に入射して電気信号に変換される。この受信方法は、
第1の実施形態による送受信光モジュールと同様であ
る。一方、後者の方法においては、光ファイバー11の
一端面から出射された信号光は、集光レンズ12を介し
てマイクロプリズム3の反射面3b上のハーフミラーに
入射し、これを透過してこのマイクロプリズム3の内部
に入った後、フォトダイオードPD2に入射して電気信
号に変換される。
【0043】この第3の実施形態によれば、第1の実施
形態と同様な種々の利点に加えて、次のような利点をも
得ることができる。すなわち、この第3の実施形態にお
いては、送受信用の光ファイバー9に加えて受信専用の
光ファイバー11が設けられていることにより、この受
信専用の光ファイバー11を用いて、大量の情報を高速
で受信することができる。
【0044】次に、この発明の第4の実施形態について
説明する。この第4の実施形態においては、第1、第2
および第3の実施形態による送受信光モジュールにおけ
るフォトダイオードPD、PD1、PD2およびPD3
の具体的な構造の一例について説明する。
【0045】図4はこの第4の実施形態によるフォトダ
イオードを示す。
【0046】図4に示すように、この第4の実施形態に
よるフォトダイオードにおいては、Si基板からなるフ
ォトダイオードIC2の受光領域上に、Si0.7 Ge
0.3 膜21aとSi膜21bとを交互に積層したSi
0.7 Ge0.3 /Si多層膜21が設けられている。この
Si0.7 Ge0.3 /Si多層膜21は、例えば分子線エ
ピタキシー(MBE)法により成膜され、好適には例え
ば500〜550℃程度の低温でのMBE法により成膜
される。
【0047】この場合、Si0.7 Ge0.3 膜21aは、
フォトダイオードIC2を構成するSi基板およびSi
膜21bと格子整合しないことから、この格子不整合に
よりSi基板とSi0.7 Ge0.3 膜21aとの界面また
はSi膜22とSi0.7 Ge0.3 膜21aとの界面に転
位が導入されるのを防止するため、このSi0.7 Ge
0.3 膜21aの厚さはその臨界膜厚以下に選ばれる。こ
のSi0.7 Ge0.3 膜21aの臨界膜厚は、上述のよう
な低温MBE法により成膜を行う場合には、100nm
程度である。また、この場合、Si0.7 Ge0.3 膜21
aが光吸収層となるが、フォトダイオードの受光効率を
実用上十分に高くするためには、Si0.7Ge0.3 /S
i多層膜21のすべてのSi0.7 Ge0.3 膜21aの合
計の厚さを十分に大きくする必要がある。具体的には、
このSi0.7 Ge0.3 /Si多層膜21におけるSi
0.7 Ge0.3 膜21aを例えば10層とし、Si0.7
0.3膜21aの合計の厚さを1000nm程度とす
る。
【0048】この第4の実施形態によるフォトダイオー
ドによれば、次のような利点が得られる。すなわち、い
ま、光通信(幹線系)に用いられる波長1.3μmの受
信信号光を受光する場合を考える。この場合、フォトダ
イオードIC2をSi基板により構成し、このSi基板
の一部によりフォトダイオードを構成しても、Siのバ
ンドギャップが1.3μmの波長に対して大きいことに
より、このSiからなるフォトダイオードで波長1.3
μmの受信信号光を受光することはできない。これに対
し、この第4の実施形態においては、フォトダイオード
IC2を構成するSi基板上に上述のように積層された
Si0.7 Ge0.3 /Si多層膜21のSi0.7 Ge0.3
膜21aは、そのバンドギャップがフォトダイオードI
C2を構成するSi基板のバンドギャップよりも小さ
く、波長1.3μmの光に対して光吸収層となるため、
波長1.3μmの受信信号光を受光することができる。
【0049】次に、この発明の第5の実施形態について
説明する。この第5の実施形態においては、第1、第2
および第3の実施形態による送受信光モジュールにおけ
るフォトダイオードPD、PD1、PD2およびPD3
の具体的な構造の他の例について説明する。
【0050】図5はこの第5の実施形態によるフォトダ
イオードを示す。
【0051】図5に示すように、この第5の実施形態に
よるフォトダイオードにおいては、Si基板からなるフ
ォトダイオードIC2の受光領域上にSi1-y Gey
22およびSi0.2 Ge0.8 膜23が順次積層されてい
る。これらのSi1-y Gey膜22およびSi0.2 Ge
0.8 膜23は、例えばMBE法により成膜され、好適に
は例えば500〜550℃程度の低温でのMBE法によ
り成膜される。
【0052】この場合、Si1-y Gey 膜22はいわゆ
るグレーディッド層であり、そのGe組成比yの値は、
フォトダイオードIC2を構成するSi基板とこのSi
1-yGey 膜22との界面における0から、Si0.2
0.8 膜23とこのSi1-yGey 膜22との界面にお
ける0.8まで、単調に(例えば直線的に)増加してい
る。ここで、フォトダイオードIC2を構成するSi基
板との界面におけるSi1-y Gey 膜22のyの値は0
であるため、この界面におけるSi1-y Gey膜22は
Si膜となり、したがってこの界面においてはSi1-y
Gey 膜22はSi基板と格子整合している。また、S
0.2 Ge0.8 膜23との界面におけるSi1-y Gey
膜22のyの値は0.8であるため、この界面における
Si1-yGey 膜22はSi0.2 Ge0.8 膜となり、し
たがってこの界面においてはSi1-y Gey 膜22はS
0.2 Ge0.8 膜23と格子整合している。
【0053】この第5の実施形態において、グレーディ
ッド層であるSi1-y Gey 膜22のうちのフォトダイ
オードIC2を構成するSi基板との界面近傍の部分に
は、通常、転位24が発生する。これに対し、上述のよ
うにSi0.2 Ge0.8 膜23とSi1-y Gey 膜22と
は格子整合していることから、このSi0.2 Ge0.8
23には格子不整合による転位が導入されない。そこ
で、この転位がなく結晶性の良好なSi0.2 Ge0.8
23が光吸収層として用いられる。このSi0.2Ge
0.8 膜23は、転位の導入を防止するための臨界膜厚に
よる厚さの制限がないため、その厚さを自由に選ぶこと
ができる。このSi0.2 Ge0.8 膜23の厚さは、フォ
トダイオードの受光効率を十分に高くすることができる
厚さ、具体的には例えば1000nm程度に選ばれる。
【0054】この第5の実施形態によるフォトダイオー
ドによれば、次のような利点が得られる。すなわち、い
ま、光通信(幹線系)に用いられる波長1.55μmの
受信信号光を受光する場合を考える。この場合、第4の
実施形態において述べたと同様に、フォトダイオードI
C2をSi基板により構成し、このSi基板の一部によ
りフォトダイオードを構成しても、Siのバンドギャッ
プが1.55μmの波長に対して大きいことにより、こ
のSiからなるフォトダイオードで波長1.55μmの
受信信号光を受光することはできない。これに対し、こ
の第5の実施形態においては、フォトダイオードIC2
を構成するSi基板上にSi1-y Gey膜22を介して
積層されたSi0.2 Ge0.8 膜23は、そのバンドギャ
ップがフォトダイオードIC2を構成するSi基板のバ
ンドギャップよりも小さく、波長1.55μmの光に対
して光吸収層となるため、波長1.55μmの受信信号
光を受光することができる。
【0055】次に、この発明の第6の実施形態について
説明する。この第6の実施形態においては、第1、第2
および第3の実施形態による送受信光モジュールにおけ
るフォトダイオードPD、PD1、PD2およびPD3
の具体的な構造のさらに他の例について説明する。
【0056】図6はこの第6の実施形態によるフォトダ
イオードを示す。
【0057】図6に示すように、この第6の実施形態に
よるフォトダイオードにおいては、GaAs基板からな
るフォトダイオードIC2の受光領域上にGe膜25お
よびGaAsキャップ層26が順次積層されている。こ
の場合、Ge膜25が光吸収層として用いられる。ま
た、GaAsキャップ層26は、Ge膜25におけるキ
ャリアの表面再結合を抑え、受光効率を高くするための
ものである。
【0058】この第6の実施形態において、Ge膜25
およびGaAsキャップ層26は、例えばMBE法によ
り成膜され、好適には例えば500〜550℃程度の低
温でのMBE法により成膜される。ここで、GaAsと
Geとは格子定数がほとんど一致しており、また、それ
ぞれの熱膨張係数が広い温度範囲において極めて近い値
を有するため、Ge膜25およびGaAsキャップ層2
6の結晶性は良好なものとすることができる。なお、G
aAs基板上にGe膜を成長させる場合、成長中にGa
As基板中のGaとGeとが相互拡散し、Ge膜がp型
化する現象が知られているが、この現象は、上述のよう
に成膜を低温MBE法により行うことにより抑えること
ができる。
【0059】この第6の実施形態によるフォトダイオー
ドによれば、次のような利点が得られる。すなわち、い
ま、光通信(幹線系)に用いられる波長1.3μmまた
は1.55μmの受信信号光を受光する場合を考える。
この場合、フォトダイオードIC2をGaAs基板によ
り構成し、このGaAs基板の一部によりフォトダイオ
ードを構成しても、GaAsのバンドギャップが1.3
μmまたは1.55μmの波長に対して大きいことによ
り、このGaAsからなるフォトダイオードで波長1.
3μmまたは1.55μmの受信信号光を受光すること
はできない。これに対し、この第6の実施形態において
は、フォトダイオードIC2を構成するGaAs基板上
に積層されたGe膜24は、そのバンドギャップがフォ
トダイオードIC2を構成するGaAs基板のバンドギ
ャップよりも小さいため、波長1.3μmまたは1.5
5μmの光に対して光吸収層となり、したがって波長
1.3μmまたは1.55μmの受信信号光を受光する
ことができる。
【0060】以上、この発明の実施形態について具体的
に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の
変形が可能である。
【0061】例えば、上述の実施形態において用いた数
値や材料は例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値
や材料を用いてもよい。
【0062】また、上述の第3の実施形態においては、
フォトダイオードIC2上に3個のフォトダイオードP
D1、PD2およびPD3を設けているが、このフォト
ダイオードは出力の取り出し数に応じて4個以上設けて
もよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、基体上にプリズムとともに発光素子および受光素子
が一体形成されていることにより、小型化が可能で耐環
境性、耐経時変化、耐雑音性、量産性などにも優れた送
受信光モジュールを実現することができる。
【0064】また、基体としてSi基板やGaAs基板
を用いる場合においても、光通信に用いられる波長1.
3μmまたは1.55μmの受信信号光を受光すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態による送受信光モジ
ュールを示す略線図である。
【図2】この発明の第2の実施形態による送受信光モジ
ュールを示す略線図である。
【図3】この発明の第3の実施形態による送受信光モジ
ュールを示す略線図である。
【図4】この発明の第4の実施形態によるフォトダイオ
ードを示す断面図である。
【図5】この発明の第5の実施形態によるフォトダイオ
ードを示す断面図である。
【図6】この発明の第6の実施形態によるフォトダイオ
ードを示す断面図である。
【図7】従来の送受信光モジュールを示す略線図であ
る。
【符号の説明】
1 セラミック基板 2 フォトダイオードIC PD、PD1、PD2、PD3 フォトダイオード 3 マイクロプリズム 4 フォトダイオード 5 半導体レーザー 6 光吸収膜 7 パッケージ 8、12 集光レンズ 9、11 光ファイバー 10 全反射膜 21 Si0.7 Ge0.3 /Si多層膜 21a Si0.7 Ge0.3 膜21 21b Si膜 22 Si1-y Gey 膜 23 Si0.2 Ge0.8 膜23 25 Ge膜 26 GaAsキャップ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/24 H04B 9/00 G

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、 上記基体上に設けられた発光素子および受光素子と、 上記受光素子上に設けられたプリズムと、 送信信号光または受信信号光を集光するための集光レン
    ズとを有し、 上記集光レンズにその一端面が対向するように送受信用
    の光伝送線路が接続されることを特徴とする送受信光モ
    ジュール。
  2. 【請求項2】 上記プリズムは、上記発光素子から出射
    される送信信号光を上記光伝送線路の上記一端面に入射
    させるとともに、上記光伝送線路の上記一端面から出射
    される受信信号光を上記受光素子に入射させるために用
    いられることを特徴とする請求項1記載の送受信光モジ
    ュール。
  3. 【請求項3】 上記基体は高周波伝送線路を有する別の
    基体上に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の送受信光モジュール。
  4. 【請求項4】 上記基体、上記発光素子、上記受光素子
    および上記プリズムはパッケージにより封止され、上記
    集光レンズは上記パッケージに取り付けられていること
    を特徴とする請求項3記載の送受信光モジュール。
  5. 【請求項5】 上記基体は半導体基板であり、上記受光
    素子は上記半導体基板上に設けられたフォトダイオード
    であることを特徴とする請求項1記載の送受信光モジュ
    ール。
  6. 【請求項6】 上記基体は半導体基板であり、上記受光
    素子は上記半導体基板上に積層された上記半導体基板の
    バンドギャップよりも小さいバンドギャップを有する半
    導体膜からなるフォトダイオードであることを特徴とす
    る請求項1記載の送受信光モジュール。
  7. 【請求項7】 上記基体はSi基板であり、上記受光素
    子は上記Si基板上に積層されたSi1-x Gex 膜とS
    i膜との多層膜からなるフォトダイオードであることを
    特徴とする請求項1記載の送受信光モジュール。
  8. 【請求項8】 上記Si1-x Gex 膜の厚さは臨界膜厚
    以下であることを特徴とする請求項7記載の送受信光モ
    ジュール。
  9. 【請求項9】 上記Si1-x Gex 膜において0.3≦
    x≦0.7であることを特徴とする請求項7記載の送受
    信光モジュール。
  10. 【請求項10】 上記Si1-x Gex 膜においてx=
    0.3であることを特徴とする請求項7記載の送受信光
    モジュール。
  11. 【請求項11】 上記基体はSi基板であり、上記受光
    素子は上記Si基板上に順次積層されたSi1-y Gey
    膜およびSi1-x Gex 膜からなるフォトダイオードで
    あり、上記Si1-x Gex 膜において0.3≦x≦1で
    あり、かつ、上記Si1-y Gey 膜におけるyの値は上
    記Si基板と上記Si1-y Gey 膜との界面における0
    から上記Si1-x Gex 膜と上記Si1-y Gey 膜との
    界面におけるxまで単調に増加していることを特徴とす
    る請求項1記載の送受信光モジュール。
  12. 【請求項12】 上記基体はSi基板であり、上記受光
    素子は上記Si基板上に順次積層されたSi1-y Gey
    膜およびSi1-x Gex 膜からなるフォトダイオードで
    あり、上記Si1-x Gex 膜において0.6≦x≦1で
    あり、かつ、上記Si1-y Gey 膜におけるyの値は上
    記Si基板と上記Si1-y Gey 膜との界面における0
    から上記Si1-x Gex 膜と上記Si1-y Gey 膜との
    界面におけるxまで単調に増加していることを特徴とす
    る請求項1記載の送受信光モジュール。
  13. 【請求項13】 上記基体はSi基板であり、上記受光
    素子は上記Si基板上に順次積層されたSi1-y Gey
    膜およびSi1-x Gex 膜からなるフォトダイオードで
    あり、上記Si1-x Gex 膜においてx=0.8であ
    り、かつ、上記Si1-y Gey 膜におけるyの値は上記
    Si基板と上記Si1-y Gey 膜との界面における0か
    ら上記Si1-x Gex 膜と上記Si1-y Gey 膜との界
    面におけるxまで単調に増加していることを特徴とする
    請求項1記載の送受信光モジュール。
  14. 【請求項14】 上記基体はGaAs基板であり、上記
    受光素子は上記GaAs基板上に積層されたGe膜から
    なるフォトダイオードであることを特徴とする請求項1
    記載の送受信光モジュール。
  15. 【請求項15】 上記Ge膜上にはGaAsからなるキ
    ャップ層が設けられていることを特徴とする請求項14
    記載の送受信光モジュール。
  16. 【請求項16】 上記発光素子は半導体レーザーである
    ことを特徴とする請求項1記載の送受信光モジュール。
  17. 【請求項17】 上記光伝送線路は光ファイバーである
    ことを特徴とする請求項1記載の送受信光モジュール。
  18. 【請求項18】 上記基体上に一つの上記受光素子が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の送受信光
    モジュール。
  19. 【請求項19】 上記基体上に複数の上記受光素子が設
    けられ、これらの複数の上記受光素子にそれぞれ受信信
    号光が入射するように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の送受信光モジュール。
  20. 【請求項20】 受信専用の光伝送線路がさらに接続さ
    れることを特徴とする請求項1記載の送受信光モジュー
    ル。
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