JPH0823379A - 構内交換機システム - Google Patents

構内交換機システム

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JPH0823379A
JPH0823379A JP6154938A JP15493894A JPH0823379A JP H0823379 A JPH0823379 A JP H0823379A JP 6154938 A JP6154938 A JP 6154938A JP 15493894 A JP15493894 A JP 15493894A JP H0823379 A JPH0823379 A JP H0823379A
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wireless
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JP6154938A
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Inventor
Hiroaki Hayashi
弘章 林
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内線に有線端末および無線端末を収容するP
BXシステムにおいて、無線端末に動的に内線番号を割
り当てる。 【構成】 内線番号と端末との対応を管理する内線端末
管理部8と、内線番号設定部10および端末格納状態検
出部11を備え無線端末6を格納する無線端末格納部9
とを備えてなり、端末格納状態検出部11により端末が
格納されていると判断される状態で、内線番号設定部1
0によつて内線番号が設定された場合に、内線端末管理
部8の内線番号と内線端末の対応を書き換え、内線番号
と端末の対応を有線端末2から無線端末6に変更し、以
後、無線端末6を設定された内線番号を持つ端末として
扱うPBXシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有線端末および無線端
末を内線側に収容する構内交換機(以下、PBXと略
す)システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPBXシステムは、例えば図22
に示すように、有線端末内線インタフェース(以下、イ
ンタフェースをI/Fと略す)1、無線端末内線I/F
5および外線I/F3からなる音声チャネルが交換処理
部4を介して相互に接続され、有線端末内線I/F1は
有線端末2とケーブルで接続され、また無線端末内線I
/F5は無線端末6と無線チャネルを介して接続され、
さらに外線I/F3はケーブルを介して図示しない公衆
電話網または上位PBXシステムの内線に接続される。
これにより、外線・有線端末2・無線端末6間の相互の
通話が可能になる。
【0003】実際に、どの外線とどの内線端末を接続す
るか、どの内線端末同志を接続するかは、外線I/F
3、有線端末内線I/F1および無線端末内線I/F5
を介して与えられる呼制御情報により決定され、呼制御
部7が、内線端末管理部8で管理している内線番号と内
線I/Fの対応に関する情報を用いて、呼制御情報の内
線番号に対応する内線I/Fを求め、音声チャネルの接
続経路を交換処理部4に指示することによって、所望の
通信路が形成される。
【0004】このとき利用される内線端末管理部8の内
線番号と内線I/Fに関する情報はシステム導入時に決
定され、その対応関係は固定されていた。また、無線端
末内線I/F5と無線端末6との対応を固定すると、無
線端末6の移動可能範囲が無線端末内線I/F5の電波
の到達する範囲内に限定されるので、無線端末6がシス
テム内の任意の無線端末内線I/Fを介して接続できる
ように、無線端末に関しては端末とI/Fの対応を固定
せず動的に管理する手段が採られているシステムも存在
する。
【0005】ところで、このようなシステムにおいて無
線端末は、コードがないことによる機動性を活かして会
議室等いろいろな場所で、有線端末の置き換えとして使
用されている。しかし、無線端末は有線端末に比べて高
価であり、また小型軽量化のためにボタン数の削減が行
われており有線端末に比べると操作性の点で劣るため、
有線端末の補助的に使用されている場合がほとんどであ
る。また、一般のオフィスでは電話機が各人に1台ずつ
割り当てられている場合は稀で、1台の電話機を数人で
共有している場合がほとんどである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のPBXシステムでは、内線番号と内線端末の対応が
固定されているので、無線端末を使いたい者は操作性を
犠牲にして有線端末を無線端末に置き換えなければなら
ないという問題点があった。また、電話機は1人1台割
り当てられている訳ではないので、1人が無線端末を持
って出かけてしまうと、同じ端末を使う他の人は電話を
使えないという問題点があった。
【0007】以上の問題点に鑑み、本発明は、通常有線
端末を使用し、必要な場合にのみ無線端末を使うように
することにより、無線端末の有効利用を図ることを課題
とする。また、無線端末を使用する際に内線番号の設定
が行われていない状態で、無線端末が持ち出させるのを
防止することを課題とする。さらに、有線端末を複数の
人で使用している場合に、無線端末を1人が持ち出した
場合でも、残りの人は有線端末を継続して使用できるよ
うな環境を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を有する。すなわち本発明は、内
線に有線端末および無線端末を収容する構内交換機シス
テムにおいて、内線番号と端末との対応を管理する内線
端末管理手段と、内線番号設定手段および無線端末格納
状態確認手段を備え前記無線端末を格納する無線端末格
納部と、を備えてなり、前記端末格納状態確認手段によ
り端末が格納されていると判断される状態で、前記内線
番号設定手段によつて内線番号が設定された場合に、前
記内線端末管理手段の内線番号と内線端末の対応を書き
換え、内線番号と端末の対応を有線端末から無線端末に
変更し、以後、前記無線端末を設定された内線番号を持
つ端末として扱うことを特徴とした構内交換機システム
である。
【0009】また本発明は、内線に有線端末および無線
端末を収容する構内交換機システムにおいて、内線番号
と端末との対応を管理する内線端末管理手段と、内線番
号設定手段を有する無線端末と、前記無線端末を格納す
るとともに無線端末格納状態確認手段及び格納された無
線端末とデータ交換を行うデータ交換手段を有する無線
端末格納部と、を備えてなり、前記端末格納状態確認手
段により端末が格納されていると判断される状態で、前
記内線番号設定手段によつて内線番号が設定された場合
に、前記無線端末で内線番号設定の操作が行われたこと
を前記データ交換手段を介して前記無線端末格納部に通
知し、前記内線端末管理手段の内線番号と内線端末の対
応を書き換え、内線番号と端末の対応を有線端末から無
線端末に変更し、以後、前記無線端末を設定された内線
番号を持つ端末として扱うことを特徴とした構内交換機
システムである。
【0010】また本発明においては、前記無線端末格納
部に、無線端末ロック手段と、前記内線番号設定手段に
より内線番号が設定されると前記無線端末ロックを解除
するロック解除手段と、をさらに設けることができる。
【0011】また本発明においては、前記無線端末格納
部に異常通知手段をさらに備え、前記無線端末格納部で
内線番号設定手段が起動される以前に、前記端末格納状
態確認手段により、端末が格納されていないと判断した
場合に、前記異常通知手段により異常を通知することが
できる。
【0012】また本発明においては、端末格納状態確認
手段および異常通知手段を無線端末側に有し、内線番号
設定手段が起動される以前に、前記端末格納状態確認手
段により、端末が無線端末格納部に格納されていないと
判断した場合に、前記異常通知手段により異常を通知す
ることができる。
【0013】また本発明においては、端末格納状態確認
手段によって端末が持ち出されたことを確認後、前記端
末格納状態確認手段によって端末が戻されたことを確認
した場合に、内線番号と端末の対応を元の有線端末に戻
すことができる。
【0014】また本発明においては、内線端末管理手段
で内線番号と端末の対応を1対1ではなく、1つの端末
に複数の内線番号を対応付けることができる。
【0015】
【作用】上記のように構成されたPBXシステムでは、
無線端末が無線端末格納部に格納されている状態で、内
線番号設定手段によって内線番号を設定すると、内線番
号と内線端末の対応関係が有線端末から無線端末に切り
替わるので、以後の着信はすべて無線端末に通知され、
無線端末が設定された内線番号を持つものとして動作す
る。
【0016】また、内線番号設定手段が無線端末にある
場合でも、データ交換手段を介して無線端末格納部にそ
の情報が伝えられるので同様の設定が可能である。そし
て、無線端末ロック手段によって、内線番号の設定が行
われるまでロックされるので、内線番号を設定しないで
無線端末を持ち出すような誤りが未然に防止できる。ま
た、無線端末ロック手段がない場合でも、無線端末格納
部または無線端末自身が内線番号設定手段および端末格
納状態確認手段により、内線番号が設定されない状態で
持ち出されたことを認識し、異常通知手段によって通知
する。
【0017】それから、無線端末が無線端末格納部に戻
されたことを検出すると、内線端末管理手段は内線番号
と端末の対応を元の有線端末に戻すので、以後、その内
線番号は有線端末に割り当てられたものとして動作す
る。さらに、1つの端末に対して複数の内線番号を対応
付けられるようにすることにより、無線端末は設定され
た内線番号のみを持ち、有線端末はあらかじめ設定され
た内線番号のうち無線端末に設定された内線番号以外の
番号が設定された状態になる。
【0018】
【実施例】
〔実施例1〕図1は、本発明に係る構内交換機システム
(以下、PBXシステムと略す)の第1実施例の構成を
示すブロック図であり請求項1に対応する。同図におい
て、本実施例のPBXシステムは、有線内線I/F1
と、有線端末2と、外線I/F3と、交換処理部4と、
無線内線I/F5と、無線端末6と、呼制御部7と、内
線端末管理部8と、内線番号設定部10及び端末格納状
態検出部11を含む無線端末格納部9から構成される。
通常PBXシステムには、複数の外線が引き込まれてお
り、外線I/F3は複数本の外線に対応可能であり、ま
た有線端末2及び無線端末6もそれぞれ複数接続されて
いる。
【0019】有線端末内線I/F1、無線端末内線I/
F5および外線I/F3からなる音声チャネルが交換処
理部4を介して相互に接続され、有線端末内線I/F1
は有線端末2とケーブルで接続され、また無線端末内線
I/F5は無線端末6と無線チャネルを介して接続さ
れ、さらに外線I/F3はケーブルを介して図示しない
公衆電話網または上位PBXシステムの内線に接続さ
れ、これにより、外線・有線端末2・無線端末6間の相
互の通話が可能になるのは従来のPBXシステムと同様
である。
【0020】また図7は、同実施例における無線端末6
が無線端末格納部9に格納される様子を示す外観図であ
る。なお、本実施例においては、図7の無線端末ロック
用可動突起133、データ交換用電極136、異常通知
用ブザー141は不要である。図7において、内線番号
表示部131、ダイヤルボタン139、内線番号設定ボ
タン138、取消ボタン140によって、内線番号設定
部10を構成する。
【0021】呼制御部7は無線端末6に割り当てられた
内線番号に対する着信があった場合、無線端末に対して
は内線番号ではなく端末番号で着信を伝え、無線端末6
から発信する場合は無線端末番号を無線端末6に割り当
てられた内線番号に変換して着信先に伝える点を除い
て、従来のPBXシステムと同等である。その他の構成
要素についても、従来のものと同等であるので同じ符号
を付与して詳しい説明は省略する。
【0022】以下、無線端末6を持ち出す際の動作につ
いて、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、無線端末6を持ち出す場合、無線端末格納部9上
のダイヤルボタン139を使用して、無線端末に割り当
てたい内線番号を入力する(ステップS1)。内線番号
の入力があるとステップS2に進み、無線端末6の有無
をチェックする。
【0023】このとき、無線端末6が無線端末格納用凹
部137に装着されている場合には、マイクロスイッチ
132は下に押し下げられた状態になっているので、こ
の場合はステップS1で入力されたダイヤルに対応する
文字(数字・記号)を内線番号表示部131にエコーバ
ックする(ステップS3)。逆に、無線端末6が無線端
末格納用凹部137から取り出されている場合は、マイ
クロスイッチ132は上に上がった状態になっており、
無線端末格納部9上のすべてのマイクロスイッチがこの
状態にある場合は、持ち出せる無線端末6が存在しない
のでステップS7に進み、内線番号表示を消し終了す
る。
【0024】ステップS3で無線端末6が存在する場合
は、設定ボタン138が押されたかどうかをチェックす
る(ステップS4)。押されていなければステップS5
に進み、取消ボタン140が押されていないかどうかチ
ェックする。ステップS5で取消ボタンも押されていな
い場合はステップS1に戻り、内線番号の次の桁が入力
されるのを待ち、ステップS5で取消ボタンが押された
場合はステップS7に進み、内線番号表示を消し終了す
る。
【0025】ステップS4で設定ボタン138が押され
ていた場合はステップS6に進み、内線端末管理部8の
管理テーブル(図9に示す)を参照して、指定された内
線番号がテーブル内に存在し、無線端末に割り当てられ
ていないかどうかをチェックする。ここで、内線番号が
テーブル内に存在しない場合や、既に別の無線端末に割
り当てられている場合はステップS7に進み、内線番号
の表示を消去し終了する。
【0026】ステップS6で内線番号が妥当であると判
断された場合はステップS8に進み、内線端末管理部8
の管理テーブルの端末I/Fを無線端末6が当面利用す
る親機(無線内線I/F5に相当)のI/F番号に書き
換え、設定ボタン138に対応した無線端末6の端末番
号をセットする(図10)。
【0027】呼制御部7は無線端末6に割り当てられた
内線番号に対する着信があった場合、無線端末に対して
は内線番号ではなく端末番号で着信を伝え、無線端末6
から発信する場合は無線端末番号を無線端末6に割り当
てられた内線番号に変換して着信先に伝える点を除い
て、従来のPBXシステムと同等である。その他の説明
を省略した構成要素についても従来のものと同等であ
る。
【0028】〔実施例2〕図2は、本発明に係る構内交
換機システムの第2実施例の構成を示すブロック図であ
り請求項2に対応する。図11は、同実施例における無
線端末25が無線端末格納部29に格納される様子を示
す外観図である。なお、本実施例においては、図11の
無線端末ロック用可動突起156は不要である。
【0029】図11において、内線番号表示部152、
内線番号設定ボタン153、取消ボタン154、ダイヤ
ルボタン155によって、内線番号設定部27を構成す
る。ここで、これらの構成要素は特殊なものではなく、
元々無線端末25が持っている構成要素の流用である。
【0030】無線端末25を持ち出す際の動作に関して
は、無線端末上での操作および表示制御コマンド等がデ
ータ交換用電極158を介して無線端末25と無線端末
格納部29のデータ交換部30との間でやりとりされる
点を除いて、実施例1と同様の動作をする。
【0031】なお、本実施例においては、図8のステッ
プS8を図14のフローチャートに置き換える。設定さ
れた内線番号が妥当であるとステップS6で判断された
場合、S10に進み、内線端末管理部28の管理テーブ
ルの端末I/Fを無線端末25が当面利用する親機(無
線内線I/F5に相当)のI/F番号に書き換える(図
12・図13)。
【0032】そして、ステップS11で設定された内線
番号を無線端末25に登録する。この場合の呼制御部2
6は、実施例1のように端末番号を意識する必要はな
く、呼制御情報に示される内線番号をそのまま使用でき
る。よって、内線端末管理部28の管理テーブルは図1
2、図13に示すように無線端末番号は不要である。
【0033】なお、本実施例におけるステップS11の
動作は必須ではなく、ステップS10の動作のみを行っ
てもよい。また、逆に実施例1の場合でもデータ交換用
電極136を用意し、これを介して内線番号を無線端末
6に設定することにより、呼制御部7、内線端末管理部
8の処理は本実施例と同様に軽減される。
【0034】〔実施例3〕図3は、本発明に係る構内交
換機システムの第3実施例の構成を示すブロック図であ
り請求項3に対応する。図7は、同実施例における無線
端末6が無線端末格納部49に格納される様子を示す外
観図である。なお、本実施例においては、図7のデータ
交換用電極136、異常通知用ブザー141は不要であ
る。
【0035】図7において、実施例1と同様、内線番号
表示部131、ダイヤルボタン139、内線番号設定ボ
タン138、取消ボタン140によって、内線番号設定
部50を構成する。
【0036】まず、無線端末6は側面にくさび型の凹部
142を持ち、無線端末格納用凹部137の対応する位
置には無線端末ロック用可動突起133があり、その突
起は無線端末ロック制御部47の制御により、無線端末
格納用凹部137の壁面に収容可能となっている。無線
端末ロック用可動突起133は無線端末6が無線端末格
納用凹部137に装着されている状態では、無線端末6
側面のくさび型凹部142にかみ合う形で飛び出してお
り、無線端末がロックされた状態にある。
【0037】無線端末6を持ち出す際の動作に関して
は、図8のステップS8が図15のフローチャートに置
き換わる点を除いて、実施例1と同様の動作をする。つ
まり、ステップS20はステップS8と同様で、ステッ
プS21で無線端末ロック用可動突起133を壁面に収
容することにより、無線端末6を取り出せるようにする
点のみが異なる。この状態になるのは内線番号が正しく
設定された場合のみであるので、内線番号を設定してい
ないのに無線端末6を取り出せることはない。
【0038】〔実施例4〕図4は、本発明に係る構内交
換機システムの第4実施例の構成を示すブロック図であ
り請求項4に対応する。図7は同実施例における無線端
末格納部の外観図である。なお、本実施例においては、
図7の無線端末ロック用可動突起133、データ交換用
電極136は不要である。
【0039】図7において、実施例1と同様、内線番号
表示部131、ダイヤルボタン139、内線番号設定ボ
タン138、取消ボタン140によって、内線番号設定
部70を構成する。
【0040】無線端末6を持ち出す際の動作に関して
は、図16のフローチャートに示されるが、ステップS
30,S31,S38,S39,S40以外の動作は、
実施例1と同様であるので、同じ部分については説明を
省略する。
【0041】使用されてない無線端末6は、無線端末格
納部69の無線端末格納用凹部137にセットされてお
り、無線端末格納部69上にあるすべての無線端末6が
持ち出し検出の対象となる。まず、ステップS30で持
ち出し検出対象となる無線端末6が無線端末格納用凹部
137にセットされているかチェックする。セットされ
ていればステップS31に進み、内線番号の入力がない
かチェックする。入力があればステップS32に進みエ
コーバックをする。ステップS31で内線番号の入力が
なければステップS32をスキップする。
【0042】ステップS30において、無線端末6がセ
ットされていない場合はステップS39に進み、異常通
知用ブザー141を鳴らし、ステップS40で無線端末
6がセットされるのを待つ。そして、無線端末6が戻さ
れたのを確認して終了する。また、正常に内線番号の設
定が行われた場合、ステップS38で内線番号を設定さ
れた無線端末6に関しては、ステップS30の持ち出し
検出の対象から外す。
【0043】以上示したように、正常に内線番号を設定
した無線端末6以外を持ち出すと異常通知用ブザー14
1が鳴るので、ユーザは誤って持ち出したことが判る。
【0044】〔実施例5〕図5は、本発明に係る構内交
換機システムの第5実施例の構成を示すブロック図であ
り請求項5に対応する。図11は同実施例における無線
端末格納部90の外観図である。なお、本実施例におい
ては図11の無線端末ロック用可動突起156は不要で
ある。
【0045】無線端末85を持ち出す際の動作に関して
は、無線端末上での操作および表示制御コマンド等がデ
ータ交換用電極158を介して無線端末85と無線端末
格納部91との間でやりとりされる点を除いて、実施例
4と同様の動作をする。なお、本実施例において、図1
6のステップS37を図14のフローチャートに置き換
えることは、実施例2と同様である。
【0046】〔実施例6〕図6は、本発明に係る構内交
換機システムの第6実施例の構成を示すブロック図であ
り、請求項6に対応する。本実施例において、無線端末
105を持ち出す場合の動作に関しては、基本的に実施
例1、3及び4と同じである。ただし、無線端末105
を戻したときに、内線番号と元の有線端末との対応を取
る必要があるので、有線端末のI/F番号を保存してお
く必要がある。例えば、実施例1と同様の構成の場合は
内線端末管理部109の管理テーブルは図18のように
なり、ステップS8で、有線端末の内線I/F番号を保
存番号の欄にコピーした後、I/F番号の変更・端末番
号のセットを行う。結果は図19に示す通りである。
【0047】次に、無線端末105を無線端末格納部1
07に戻した場合の動作を図17のフローチャートを交
えて説明する。ステップS50でマイクロスイッチ13
2の状態変化により無線端末105が無線端末格納用凹
部137に戻されたことを検出すると、ステップS51
に進み、戻された位置に対する内線端末管理部109の
管理テーブルの保存番号の欄の値を内線I/F番号の欄
にコピーし、端末番号の欄をクリアする。これにより、
管理テーブルは端末を持ち出す前の状態(図18)に戻
るので、以後は内線番号と内線端末の対応は有線端末に
切り替わる。
【0048】なお、ここでは戻された位置によって端末
を識別しているので、無線端末105を間違った位置に
戻すことの無いよう、無線端末格納用凹部137の形状
は、すべて異なっている必要がある。データ交換用電極
136を備えている場合は、無線端末105を無線端末
格納用凹部137に戻したとき、データ交換用電極13
6を介して、無線端末105に設定された内線番号を得
ることが可能であるので、その内線番号に対応する内線
I/F番号欄を書き換えればよい。よって、無線端末格
納用凹部137の形状は異なる必要はない。
【0049】また、無線端末ロック用可動突起133を
備える場合(実施例3に相当)はステップ51に続い
て、無線端末ロック用可動突起133を壁面から出し、
無線端末105の側面のくさび形凹部142とかみ合わ
せることにより、無線端末105を取り出せないように
ロックする。
【0050】さらに、実施例4のように異常通知を行う
場合は、ステップS51に続いて、戻された無線端末1
05を、ステップS30の持ち出し検出の対象に加える
操作を行う。
【0051】なお、ここでは無線端末格納部および無線
端末が図7の構成の場合について説明したが、図11の
構成の場合も同様である。
【0052】〔実施例7〕本発明に係る構内交換機シス
テムの第7実施例は、請求項7に対応する。本実施例に
おいて、管理テーブル上に同じ内線I/F番号が複数現
れてもよいこと以外は、実施例1〜6と同様である。ス
テップS8実行前の内線端末管理部8の管理テーブルの
例が図20、実行後の例を図21に示す。ここでは、内
線番号は個人番号のような使い方をされる。
【0053】以上の実施例では、端末格納状態確認手段
として、マイクロスイッチを使用する例を示したが、無
線端末格納部に充電回路を備える場合は、充電回路の開
放/閉結を以て無線端末の格納状態を知ることも可能で
ある。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
に示す効果がある。 (1)普段は自席の有線端末を使えるので操作性は低下
しない。 (2)必要な場合のみ無線端末に切り換えて使用でき、
無線端末と有線端末の切換は固定されていないので、無
線端末を有効利用できる。 (3)無線端末を持ち出すときに、誤って内線番号を設
定しないまま持ち出すことがなくなる。 (4)無線端末から有線端末に切り換える場合は、面倒
な操作をしなくても無線端末を元に戻すだけで済む。 (5)有線端末を共用するメンバの1人が無線端末を持
ち出しても、残りのメンバはそのまま有線端末を使用で
きる。 (6)無線端末の操作部を内線番号設定のために流用す
ることにより、無線端末格納部のハードウエアを削減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るPBXシステムの第1実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るPBXシステムの第2実施例の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るPBXシステムの第3実施例の構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係るPBXシステムの第4実施例の構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係るPBXシステムの第5実施例の構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係るPBXシステムの第6実施例の構
成を示すブロック図である。
【図7】本発明による無線端末格納部の外観図の1例で
ある。
【図8】第1実施例のPBXシステムにおける内線端末
管理のフローチャートである。
【図9】本発明によるPBXシステムにおける内線端末
管理部8の管理テーブルの例で、内線番号が有線端末に
割り当てられている状態の1例である。
【図10】本発明によるPBXシステムにおける内線端
末管理部8の管理テーブルの例で、内線番号の一部が無
線端末に割り当てられている状態の1例である。
【図11】本発明による無線端末格納部および無線端末
の外観図の第2の例である。
【図12】本発明によるPBXシステムにおける内線端
末管理部28の管理テーブルの例で、内線番号が有線端
末に割り当てられている状態の1例である。
【図13】本発明によるPBXシステムにおける内線端
末管理部28の管理テーブルの例で、内線番号の一部が
無線端末に割り当てられている状態の1例である。
【図14】第2実施例及び第4実施例のPBXシステム
における内線端末管理のフローチャートの一部である。
【図15】第3実施例のPBXシステムにおける内線端
末管理のフローチャートの一部である。
【図16】第4実施例及び第5実施例のPBXシステム
における内線端末管理のフローチャートの一部である。
【図17】第6実施例のPBXシステムにおける内線端
末管理のフローチャートの一部である。
【図18】第6実施例のPBXシステムにおける内線端
末管理部8の管理テーブルの例で、内線番号が有線端末
に割り当てられている状態の1例である。
【図19】第6実施例のPBXシステムにおける内線端
末管理部8の管理テーブルの例で、内線番号の一部が無
線端末に割り当てられている状態の1例である。
【図20】第6実施例のPBXシステムにおける内線端
末管理部8の管理テーブルの例で、複数の内線番号が1
つの有線端末に割り当てられている状態の1例である。
【図21】第6実施例のPBXシステムにおける内線端
末管理部8の管理テーブルの例で、内線番号の一部が無
線端末に割り当てられている状態の1例である。
【図22】従来のPBXシステムの構成図である。
【符号の説明】
1 有線端末用内線I/F 2 有線端末 3 外線I/F 4 交換処理部 5 無線端末用内線I/F 6 無線端末 7 呼制御部 8 内線端末管理部 9 無線端末格納部 10 内線番号設定部 11 端末格納状態検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/58 101 7/34

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内線に有線端末および無線端末を収容す
    る構内交換機システムにおいて、 内線番号と端末との対応を管理する内線端末管理手段
    と、 内線番号設定手段および無線端末格納状態確認手段を備
    え前記無線端末を格納する無線端末格納部と、を備えて
    なり、 前記端末格納状態確認手段により端末が格納されている
    と判断される状態で、前記内線番号設定手段によつて内
    線番号が設定された場合に、前記内線端末管理手段の内
    線番号と内線端末の対応を書き換え、内線番号と端末の
    対応を有線端末から無線端末に変更し、以後、前記無線
    端末を設定された内線番号を持つ端末として扱うことを
    特徴とした構内交換機システム。
  2. 【請求項2】 内線に有線端末および無線端末を収容す
    る構内交換機システムにおいて、 内線番号と端末との対応を管理する内線端末管理手段
    と、 内線番号設定手段を有する無線端末と、 前記無線端末を格納するとともに無線端末格納状態確認
    手段及び格納された無線端末とデータ交換を行うデータ
    交換手段を有する無線端末格納部と、を備えてなり、 前記端末格納状態確認手段により端末が格納されている
    と判断される状態で、前記内線番号設定手段によつて内
    線番号が設定された場合に、前記無線端末で内線番号設
    定の操作が行われたことを前記データ交換手段を介して
    前記無線端末格納部に通知し、前記内線端末管理手段の
    内線番号と内線端末の対応を書き換え、内線番号と端末
    の対応を有線端末から無線端末に変更し、以後、前記無
    線端末を設定された内線番号を持つ端末として扱うこと
    を特徴とした構内交換機システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記無線端末格納部に、無線端末ロック手段と、前記内
    線番号設定手段により内線番号が設定されると前記無線
    端末ロックを解除するロック解除手段と、さらに備えた
    ことを特徴とする構内交換機システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記無線端末格納部に異常通知手段をさらに備え、前記
    無線端末格納部で内線番号設定手段が起動される以前
    に、前記端末格納状態確認手段により、端末が格納され
    ていないと判断した場合に、前記異常通知手段により異
    常を通知することを特徴とした構内交換機システム。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 端末格納状態確認手段および異常通知手段を無線端末側
    に有し、内線番号設定手段が起動される以前に、前記端
    末格納状態確認手段により、端末が無線端末格納部に格
    納されていないと判断した場合に、前記異常通知手段に
    より異常を通知することを特徴とした構内交換機システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の何れかにおい
    て、端末格納状態確認手段によって端末が持ち出された
    ことを確認後、前記端末格納状態確認手段によって端末
    が戻されたことを確認した場合に、内線番号と端末の対
    応を元の有線端末に戻すことを特徴とした構内交換機シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の何れかにおい
    て、内線端末管理手段で内線番号と端末の対応を1対1
    ではなく、1つの端末に複数の内線番号を対応付けるこ
    とを可能にしたことを特徴とした構内交換機システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006350473A (ja) * 2005-05-15 2006-12-28 Sony Computer Entertainment Inc センタ装置

Cited By (12)

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