JPH08233791A - 液体クロマトグラフィー用脱気装置、並びにその基本構造体及び基本モジュール - Google Patents
液体クロマトグラフィー用脱気装置、並びにその基本構造体及び基本モジュールInfo
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- JPH08233791A JPH08233791A JP7347322A JP34732295A JPH08233791A JP H08233791 A JPH08233791 A JP H08233791A JP 7347322 A JP7347322 A JP 7347322A JP 34732295 A JP34732295 A JP 34732295A JP H08233791 A JPH08233791 A JP H08233791A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液体クロマトグラフィー用脱気装置と、該装
置の基本構造及び基本モジュールを提供する。 【解決手段】 周辺104を有する開口部106に配置
された支持リブ108を有する支持構造体102;及び
開口部を覆う膜を有する基本構造体100。第一,第二
基本構造体100a,bを有し:第二基本構造体は第一
基本構造体の表面に近接するよう第一基本構造体上に配
置され、第一基本構造体の接続開口部が第二基本構造体
の通路開口部に軸調整され、第一基本構造体の通路開口
部が第二基本構造体の接続開口部に軸調整される基本モ
ジュール。上記の基本モジュール;基本モジュールの第
一基本構造体の表面に近接する第一カバープレート;及
び第二基本構造体の表面にする第二カバープレートを有
し:第一カバープレートは第一基本構造体の通路開口部
に軸調整される2つの接続開口部を有し;第二カバープ
レートは第二基本構造体の通路開口部に軸調整される2
つの別の接続開口部を有し;第二カバープレートの表面
が支持リブ付き凹部を有する脱気装置。
置の基本構造及び基本モジュールを提供する。 【解決手段】 周辺104を有する開口部106に配置
された支持リブ108を有する支持構造体102;及び
開口部を覆う膜を有する基本構造体100。第一,第二
基本構造体100a,bを有し:第二基本構造体は第一
基本構造体の表面に近接するよう第一基本構造体上に配
置され、第一基本構造体の接続開口部が第二基本構造体
の通路開口部に軸調整され、第一基本構造体の通路開口
部が第二基本構造体の接続開口部に軸調整される基本モ
ジュール。上記の基本モジュール;基本モジュールの第
一基本構造体の表面に近接する第一カバープレート;及
び第二基本構造体の表面にする第二カバープレートを有
し:第一カバープレートは第一基本構造体の通路開口部
に軸調整される2つの接続開口部を有し;第二カバープ
レートは第二基本構造体の通路開口部に軸調整される2
つの別の接続開口部を有し;第二カバープレートの表面
が支持リブ付き凹部を有する脱気装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体クロマトグラ
フィー用脱気装置に関し、より詳細には、真空系オンラ
イン脱気装置の基本構造及び基本モジュールに関する。
フィー用脱気装置に関し、より詳細には、真空系オンラ
イン脱気装置の基本構造及び基本モジュールに関する。
【0002】
【技術背景】液体クロマトグラフィーにおける脱気装置
の役割は用いられる溶媒に溶解したガス量を減少させる
ことである。液体クロマトグラフィーに用いられる溶媒
は、通常、周囲空気と接触して保管されている、即ち、
それらは、通常、ガス飽和状態にある。これらの溶存ガ
スはクロマトグラフィーに悪い影響を及ぼす。
の役割は用いられる溶媒に溶解したガス量を減少させる
ことである。液体クロマトグラフィーに用いられる溶媒
は、通常、周囲空気と接触して保管されている、即ち、
それらは、通常、ガス飽和状態にある。これらの溶存ガ
スはクロマトグラフィーに悪い影響を及ぼす。
【0003】溶媒の混合体(例えば、アルコール/水)
が用いられる時、その混合体のガス溶解度は、それが含
有する液体のそれより低いであろう。そのため気泡が生
じ、系の流動の安定性と溶媒の組成に有害な影響を及ぼ
すことになる。この影響は、いわゆる低圧混合体系(l
ow−pressure mixture syste
ms)で特に重要な役割を演ずる。
が用いられる時、その混合体のガス溶解度は、それが含
有する液体のそれより低いであろう。そのため気泡が生
じ、系の流動の安定性と溶媒の組成に有害な影響を及ぼ
すことになる。この影響は、いわゆる低圧混合体系(l
ow−pressure mixture syste
ms)で特に重要な役割を演ずる。
【0004】溶媒中の溶存酸素は検出感度に悪影響を及
ぼす。溶離液における酸素の高溶解度はUV検出で認め
られ、酸素濃度の大きな変動によって、260nm未満
の波長で著しい検出ノイズが生ずることになる。その高
い吸光度は、酸素の含有量を測定するのに十分用いるこ
とができる。
ぼす。溶離液における酸素の高溶解度はUV検出で認め
られ、酸素濃度の大きな変動によって、260nm未満
の波長で著しい検出ノイズが生ずることになる。その高
い吸光度は、酸素の含有量を測定するのに十分用いるこ
とができる。
【0005】蛍光にはいわゆるクエンチング(消光)効
果が起こり、そのため蛍光検出が抑制されることがあり
得る。この理由から、蛍光検出器での高感度測定は、脱
気溶媒の使用によってのみ実行できることになる。
果が起こり、そのため蛍光検出が抑制されることがあり
得る。この理由から、蛍光検出器での高感度測定は、脱
気溶媒の使用によってのみ実行できることになる。
【0006】検出に及ぼす溶存ガスの影響とは別に、溶
離液と溶存ガスの化学反応も問題となる。これは、特に
生物実験において分析結果に悪影響を及ぼす虞れがあ
る。
離液と溶存ガスの化学反応も問題となる。これは、特に
生物実験において分析結果に悪影響を及ぼす虞れがあ
る。
【0007】分析結果に及ぼす前述の溶存ガスの悪影響
という理由から、被分析液体を脱気することは絶対に必
要である。
という理由から、被分析液体を脱気することは絶対に必
要である。
【0008】従来技術では、例えば、ベーキング、沸
騰、超音波脱気、ヘリウム脱気及び真空脱気を含む、い
くつかの方法が知られている。
騰、超音波脱気、ヘリウム脱気及び真空脱気を含む、い
くつかの方法が知られている。
【0009】これらの方法は十分熟知されているもので
ある。
ある。
【0010】いわゆる真空系オンライン脱気が有利であ
ると立証されたのは最近のことであり、その用法は広が
りつつある。
ると立証されたのは最近のことであり、その用法は広が
りつつある。
【0011】真空系オンライン脱気装置の一例は、例え
ば、製品説明書“The HP 1050 Serie
s Online Degasser”に記述されてい
る。
ば、製品説明書“The HP 1050 Serie
s Online Degasser”に記述されてい
る。
【0012】これより、図10を参照してこの真空系オ
ンライン脱気装置が基礎としている原理をより詳細に説
明しよう。
ンライン脱気装置が基礎としている原理をより詳細に説
明しよう。
【0013】溶媒容器800にある被脱気溶媒は、供給
ライン804を経由して脱気装置808の入口接続口へ
送り込まれる。入口接続口806は、脱気装置808の
真空チャンバ812内部に配置されている複数の平行可
撓性管810に接続される。入口接続口806に対向す
る管810の端末は、脱気装置808の出口接続口81
4に接続される。ポンプ816によって脱気した溶媒が
分析用クロマトグラフに送り出される。
ライン804を経由して脱気装置808の入口接続口へ
送り込まれる。入口接続口806は、脱気装置808の
真空チャンバ812内部に配置されている複数の平行可
撓性管810に接続される。入口接続口806に対向す
る管810の端末は、脱気装置808の出口接続口81
4に接続される。ポンプ816によって脱気した溶媒が
分析用クロマトグラフに送り出される。
【0014】真空チャンバ812では、真空ポンプ81
8によって部分真空が生ずる。真空チャンバ812と真
空ポンプ818との間には弁820がある。
8によって部分真空が生ずる。真空チャンバ812と真
空ポンプ818との間には弁820がある。
【0015】真空チャンバ812に配置された管810
は、薄壁のPTFE材料(PTFE=ポリテトラフルオ
ロエチレン)から作られている:何故なら、この材料
は、十分な透過性と耐薬品性を有しているからである。
は、薄壁のPTFE材料(PTFE=ポリテトラフルオ
ロエチレン)から作られている:何故なら、この材料
は、十分な透過性と耐薬品性を有しているからである。
【0016】いわゆる2段真空ポンプである真空ポンプ
818によって、約600mbarの平均部分真空が作
り出される。
818によって、約600mbarの平均部分真空が作
り出される。
【0017】可撓性管810を通して溶媒が流れている
間、溶媒に溶解したガスは管壁を通して拡散する。実施
次第で、溶媒のガス含有量は1ppm酸素未満に減らさ
れる。
間、溶媒に溶解したガスは管壁を通して拡散する。実施
次第で、溶媒のガス含有量は1ppm酸素未満に減らさ
れる。
【0018】米国特許第4,469,495号では、液
体クロマトグラフィーに用いられる液体から酸素又は他
の溶存ガスを排除するための、脱気される液体が螺旋形
状の管を通過する方式の脱気装置が開示されている。こ
の管は、テトラフルオロエチレンのような合成樹脂材料
から作られている。
体クロマトグラフィーに用いられる液体から酸素又は他
の溶存ガスを排除するための、脱気される液体が螺旋形
状の管を通過する方式の脱気装置が開示されている。こ
の管は、テトラフルオロエチレンのような合成樹脂材料
から作られている。
【0019】米国特許第4,729,773号では、ガ
スは通過させるが液体の通過は妨げるところの、フッ素
樹脂から作られた管を液体が通過する方式の液体脱気装
置が開示されている。
スは通過させるが液体の通過は妨げるところの、フッ素
樹脂から作られた管を液体が通過する方式の液体脱気装
置が開示されている。
【0020】上述の技術は、主として、例えば、PTF
Eから作られてよい薄壁の可撓性管又は剛性管の使用に
依存するものである。いくつかの当該管は、活性拡散表
面積を増やすために並列で用いられる。
Eから作られてよい薄壁の可撓性管又は剛性管の使用に
依存するものである。いくつかの当該管は、活性拡散表
面積を増やすために並列で用いられる。
【0021】この技術の1つの欠点は、可及的薄い壁を
有する可撓性管又は剛性管の製作には、技術的限界があ
るという事実に見出される。薄壁の可撓性管又は剛性管
は製造及び取扱いが複雑であり、コストの上昇を招く。
有する可撓性管又は剛性管の製作には、技術的限界があ
るという事実に見出される。薄壁の可撓性管又は剛性管
は製造及び取扱いが複雑であり、コストの上昇を招く。
【0022】別の欠点は、可撓性管又は剛性管の寸法が
脱気される液体によって変わり得るという事実に見出さ
れる。このことは、種々のガスとガス濃度を有する種々
の液体に対して、種々の管構成が与えられなければなら
ないということを意味するものである。上述の技術的限
界から、これには相当の複雑さとコスト高が包含され
る。
脱気される液体によって変わり得るという事実に見出さ
れる。このことは、種々のガスとガス濃度を有する種々
の液体に対して、種々の管構成が与えられなければなら
ないということを意味するものである。上述の技術的限
界から、これには相当の複雑さとコスト高が包含され
る。
【0023】
【発明の目的】従来技術と比べ、本発明の一の目的は、
薄膜の製造が容易且つ安価になり、さらに装置の使用が
単純になる、液体クロマトグラフィー用脱気装置の基本
構造を提供することにある。
薄膜の製造が容易且つ安価になり、さらに装置の使用が
単純になる、液体クロマトグラフィー用脱気装置の基本
構造を提供することにある。
【0024】本発明の二の目的は、容易且つ安価に製造
でき、取扱いが簡単な液体クロマトグラフィー用脱気装
置の基本モジュールを提供することにある。
でき、取扱いが簡単な液体クロマトグラフィー用脱気装
置の基本モジュールを提供することにある。
【0025】本発明の三の目的は、組立が容易で、種々
の液体の脱気に適用でき、使用が簡単で、且つ低コスト
を招来する液体クロマトグラフィー用脱気装置を提供す
ることにある。
の液体の脱気に適用でき、使用が簡単で、且つ低コスト
を招来する液体クロマトグラフィー用脱気装置を提供す
ることにある。
【0026】
【発明の概要】本発明の一の目的は請求項1に記載の基
本構造で達成され、二の目的は請求項2に記載の基本モ
ジュールで達成され、三の目的は請求項3に記載の液体
クロマトグラフィー用脱気装置で達成される。
本構造で達成され、二の目的は請求項2に記載の基本モ
ジュールで達成され、三の目的は請求項3に記載の液体
クロマトグラフィー用脱気装置で達成される。
【0027】本発明は、次の特色:開口部を囲む周辺を
有し、その開口部に配置された支持リブを有する支持構
造体;及びその開口部を覆う膜;を有する液体クロマト
グラフィー用脱気装置を提供するものである:
有し、その開口部に配置された支持リブを有する支持構
造体;及びその開口部を覆う膜;を有する液体クロマト
グラフィー用脱気装置を提供するものである:
【0028】本発明は、次の要素を有する液体クロマト
グラフィー用脱気装置の基本モジュールを提供するもの
である:第一及び第二の基本構造体であって、第二の基
本構造体は、膜から離れて面する第二の基本構造体の表
面が前述の膜がその上に位置する第一の基本構造体の表
面に近接するよう、第一の基本構造体上に配置されてお
り;この構成において、第一の基本構造体の接続開口部
が第二の基本構造体のそれぞれの通路開口部に軸調整さ
れ且つ第一の基本構造体の通路開口部が第二の基本構造
体のそれぞれの接続開口部に軸調整される。
グラフィー用脱気装置の基本モジュールを提供するもの
である:第一及び第二の基本構造体であって、第二の基
本構造体は、膜から離れて面する第二の基本構造体の表
面が前述の膜がその上に位置する第一の基本構造体の表
面に近接するよう、第一の基本構造体上に配置されてお
り;この構成において、第一の基本構造体の接続開口部
が第二の基本構造体のそれぞれの通路開口部に軸調整さ
れ且つ第一の基本構造体の通路開口部が第二の基本構造
体のそれぞれの接続開口部に軸調整される。
【0029】本発明は、次の要素、即ち:基本モジュー
ル;膜から離れて面している基本モジュールの第一基本
構造体の表面に近接して位置する第一のカバープレー
ト;及び第二基本構造体の膜がその上に位置している基
本モジュールの第二基本構造体の表面に近接して配置さ
れる第二のカバープレート;を有する液体クロマトグラ
フィー用脱気装置を提供するものであり、ここで:第一
のカバープレートは、基本モジュールの第一基本構造体
の通路開口部に軸調整される2つの接続開口部を有し;
第二のカバープレートは、基本モジュールの第二基本構
造体の通路開口部に軸調整される2つの別の接続開口部
を有し;且つ基本モジュールの第二基本構造体の膜に面
する第二のカバープレートの表面が支持リブ付き凹部を
有する。
ル;膜から離れて面している基本モジュールの第一基本
構造体の表面に近接して位置する第一のカバープレー
ト;及び第二基本構造体の膜がその上に位置している基
本モジュールの第二基本構造体の表面に近接して配置さ
れる第二のカバープレート;を有する液体クロマトグラ
フィー用脱気装置を提供するものであり、ここで:第一
のカバープレートは、基本モジュールの第一基本構造体
の通路開口部に軸調整される2つの接続開口部を有し;
第二のカバープレートは、基本モジュールの第二基本構
造体の通路開口部に軸調整される2つの別の接続開口部
を有し;且つ基本モジュールの第二基本構造体の膜に面
する第二のカバープレートの表面が支持リブ付き凹部を
有する。
【0030】本発明は、次の要素、即ち:互いの上面に
重ねられた複数の基本モジュール;膜から離れて面する
最下部の基本モジュールの第一基本構造体の表面に近接
する第一カバープレート;及び構造体の膜がその上に配
置される最上部の基本モジュールの第二基本構造体の表
面に近接する第二カバープレート;を有する液体クロマ
トグラフィー用脱気装置を提供するものにあり、ここ
で:第一カバープレートは、最下部の基本モジュールの
第一基本構造体の通路開口部に軸調整される2つの接続
開口部を有し;第二カバープレートは、最上部の基本モ
ジュールの第二基本構造体の通路開口部に軸調整される
2つの別の接続開口部を有し;且つ最上部の基本モジュ
ールの第二基本構造体の膜に面する第二カバープレート
の表面が支持リブ付き凹部を有する。
重ねられた複数の基本モジュール;膜から離れて面する
最下部の基本モジュールの第一基本構造体の表面に近接
する第一カバープレート;及び構造体の膜がその上に配
置される最上部の基本モジュールの第二基本構造体の表
面に近接する第二カバープレート;を有する液体クロマ
トグラフィー用脱気装置を提供するものにあり、ここ
で:第一カバープレートは、最下部の基本モジュールの
第一基本構造体の通路開口部に軸調整される2つの接続
開口部を有し;第二カバープレートは、最上部の基本モ
ジュールの第二基本構造体の通路開口部に軸調整される
2つの別の接続開口部を有し;且つ最上部の基本モジュ
ールの第二基本構造体の膜に面する第二カバープレート
の表面が支持リブ付き凹部を有する。
【0031】本発明の好ましい具体例を説明する前に、
真空系オンライン脱気装置の基礎となる原理を以下に説
明する。
真空系オンライン脱気装置の基礎となる原理を以下に説
明する。
【0032】脱気は、膜を通してのガスの拡散に依存す
るものである。拡散は、1つのガスが別のガスと混合さ
れてその濃度(分圧又は部分密度)が各点で異なるとき
に起こる。それは、均一の混合体が生成されたときにの
み成就される。
るものである。拡散は、1つのガスが別のガスと混合さ
れてその濃度(分圧又は部分密度)が各点で異なるとき
に起こる。それは、均一の混合体が生成されたときにの
み成就される。
【0033】拡散によって表面を通過するガスの質量△
mは、表面積ρと時間△tに比例する:
mは、表面積ρと時間△tに比例する:
【0034】
【数1】△m=−D(dρ/dx)・△t (フィックの第一法則) ここで、Dはcm2・s−1で表した拡散係数である。
【0035】考えられる別の変数は透過である。透過は
壁又は膜を通すガスの拡散を意味するものと考えられ
る。下記に、拡散過程を計算するためにいくつかの単純
モデルを想定する。
壁又は膜を通すガスの拡散を意味するものと考えられ
る。下記に、拡散過程を計算するためにいくつかの単純
モデルを想定する。
【0036】−静止観測、及び −液体中の一定ガス濃度 という想定の下で、下記の式が成立する:
【0037】
【数2】P=(n・s)/(A・△p・t) ここで、 P=透過 n=拡散されたガス量 s=膜壁の厚さ A=膜の表面積 t=時間
【0038】よって、透過は、膜の活性表面積を増やす
か又は膜厚を減ずることによって増大することができ
る。
か又は膜厚を減ずることによって増大することができ
る。
【0039】液体を脱気するとき、膜材の選択は重要で
ある。従来技術では、PTFEの可撓性管(PTFE=
ポリテトラフルオロエチレン)が使用されている。PT
FEは良好な透過率で特徴付けられるものである。
ある。従来技術では、PTFEの可撓性管(PTFE=
ポリテトラフルオロエチレン)が使用されている。PT
FEは良好な透過率で特徴付けられるものである。
【0040】透過率はまた材料の結晶性に重く依存す
る。一般に、PTFEは脱気装置に用いられる。しか
し、必要なら、その透過率がPTFEのそれより小さい
FEP(フッ素化エチレンプロピレン)を用いてもよ
い。しかし、結晶化の程度が高いところでは、PTFE
の透過性はFEPのそれと同程度の大きさである、と言
わなければならない。
る。一般に、PTFEは脱気装置に用いられる。しか
し、必要なら、その透過率がPTFEのそれより小さい
FEP(フッ素化エチレンプロピレン)を用いてもよ
い。しかし、結晶化の程度が高いところでは、PTFE
の透過性はFEPのそれと同程度の大きさである、と言
わなければならない。
【0041】他の材料、例えば、薬品に対して高い耐性
を有するフッ素化ポリマーを用いてもよい。そのような
フッ素化ポリマーとしては、例えば、PCTFE(ポリ
クロロトリフルオロエチレン)、ETFE又はPVDF
(ポリフッ化ビニリデン)がある。
を有するフッ素化ポリマーを用いてもよい。そのような
フッ素化ポリマーとしては、例えば、PCTFE(ポリ
クロロトリフルオロエチレン)、ETFE又はPVDF
(ポリフッ化ビニリデン)がある。
【0042】従来技術とは異なり、本発明は、可撓性管
又は剛性管を使わないが、その代わりにマイクロシステ
ム技術(例えば、LIGA−Lithographie
/Galvanik/Abformung−の技法(リ
ソグラフィー及びガルバニック作用で構造化するもの)
を採用している。マイクロシステム技術によって、種々
の材料、例えば、シリコン、ガラス、セラミックス又は
プラスチックで安価にミクロ構造を作り出すことが可能
となる。
又は剛性管を使わないが、その代わりにマイクロシステ
ム技術(例えば、LIGA−Lithographie
/Galvanik/Abformung−の技法(リ
ソグラフィー及びガルバニック作用で構造化するもの)
を採用している。マイクロシステム技術によって、種々
の材料、例えば、シリコン、ガラス、セラミックス又は
プラスチックで安価にミクロ構造を作り出すことが可能
となる。
【0043】
【実施例】上記の本発明の好ましい実施例は、添付図を
参照すればより詳細に理解できるであろう。図1を参照
して、真空系オンライン脱気を可能にする液体クロマト
グラフィー用脱気装置を製造するための最小単位又は基
本要素を表す基本構造体100を以下に説明する。基本
構造体100は周辺104をもつ支持構造体102から
成る。この周辺104は、複数の支持リブ108がそこ
に配置されている開口部106を取り囲んでいる。
参照すればより詳細に理解できるであろう。図1を参照
して、真空系オンライン脱気を可能にする液体クロマト
グラフィー用脱気装置を製造するための最小単位又は基
本要素を表す基本構造体100を以下に説明する。基本
構造体100は周辺104をもつ支持構造体102から
成る。この周辺104は、複数の支持リブ108がそこ
に配置されている開口部106を取り囲んでいる。
【0044】図1が示すように、支持リブ108は開口
部106がジグザグ状の経路をたどるよう配列され、そ
の支持リブ108は支持構造体102のそれと同じ厚さ
である。
部106がジグザグ状の経路をたどるよう配列され、そ
の支持リブ108は支持構造体102のそれと同じ厚さ
である。
【0045】加えて、基本構造体100は、支持リブ1
08と直角に配列され且つ支持構造体102のそれより
薄い厚みをもつ横断リブ110より成る。
08と直角に配列され且つ支持構造体102のそれより
薄い厚みをもつ横断リブ110より成る。
【0046】開口部106とは別に、支持構造体102
の周辺104は他の開口部を有する。2つの接続開口部
112は周辺104に位置し且つ開口部106に接続さ
れ、2つの通路開口部114は周辺104に設けられ
る。図1が示すように、この具体例では、接続開口部1
12と通路開口部114は互いに対称的に配列される。
の周辺104は他の開口部を有する。2つの接続開口部
112は周辺104に位置し且つ開口部106に接続さ
れ、2つの通路開口部114は周辺104に設けられ
る。図1が示すように、この具体例では、接続開口部1
12と通路開口部114は互いに対称的に配列される。
【0047】接続開口部112を有する支持構造体10
2の側面と通路開口部114を有する支持構造体103
の側面とを識別するため、標識116が支持構造体10
2の接続開口部112の隣に設けられる。
2の側面と通路開口部114を有する支持構造体103
の側面とを識別するため、標識116が支持構造体10
2の接続開口部112の隣に設けられる。
【0048】図2a及び図2bは、それぞれ、上方及び
下方からみた図1の基本構造体のさらに別の表示を示す
ものである。ここでは、図1で用いられたものと同じ参
照記号を用いる。
下方からみた図1の基本構造体のさらに別の表示を示す
ものである。ここでは、図1で用いられたものと同じ参
照記号を用いる。
【0049】図3a及び図3bには完成された基本構造
体100が表示されており、ここでは膜118が開口部
106を覆っている。
体100が表示されており、ここでは膜118が開口部
106を覆っている。
【0050】図1〜3に示される基本構造体はマイクロ
脱気装置を製造する際に用いられる基本要素を表してい
る。その構造は、熟練した当業者に熟知されているマイ
クロシステム技術を用いて実現されるものである。
脱気装置を製造する際に用いられる基本要素を表してい
る。その構造は、熟練した当業者に熟知されているマイ
クロシステム技術を用いて実現されるものである。
【0051】ここで主要な要素は極薄い膜118を作り
出すことである。好ましい具体例では、この膜の厚みは
僅かに数ミクロンである。機械的に極めて不安定である
ところの膜を支持するため、支持リブ108と横断リブ
110が設けられる。図1〜3は、単に、基本構造体が
より容易に理解されることを狙った略図である。本発明
の実施例では、支持リブ108と横断リブ110とで形
成されるセルの寸法は、ミクロンの範囲にある。これら
のセルにより、膜118を薄くし且つ耐圧を持たせるこ
とが可能となる。
出すことである。好ましい具体例では、この膜の厚みは
僅かに数ミクロンである。機械的に極めて不安定である
ところの膜を支持するため、支持リブ108と横断リブ
110が設けられる。図1〜3は、単に、基本構造体が
より容易に理解されることを狙った略図である。本発明
の実施例では、支持リブ108と横断リブ110とで形
成されるセルの寸法は、ミクロンの範囲にある。これら
のセルにより、膜118を薄くし且つ耐圧を持たせるこ
とが可能となる。
【0052】支持リブ108のジグザグ構成によって、
基本構造体100の底面上にジグザグ“チャネル”が形
成される。これによって、脱気中の液体が多重基本構造
体から成る脱気装置のチャネルを通って流れることが可
能となる。用いられる基本構造体の数に依存して、被脱
気液体、その容積、そこに溶解されたガス濃度、等に基
づいて有効な膜面積を調整してよい。
基本構造体100の底面上にジグザグ“チャネル”が形
成される。これによって、脱気中の液体が多重基本構造
体から成る脱気装置のチャネルを通って流れることが可
能となる。用いられる基本構造体の数に依存して、被脱
気液体、その容積、そこに溶解されたガス濃度、等に基
づいて有効な膜面積を調整してよい。
【0053】膜118は、コーティング又は堆積法のよ
うな在来法で支持構造体102の上に載せられる。
うな在来法で支持構造体102の上に載せられる。
【0054】膜118は、優れた透過率を持つ材料、例
えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)又はフ
ッ素化エチレンプロピレン(FEP)から成る。さら
に、他の材料、例えばフッ素化ポリマーの群に属し、薬
品に対し高耐性を有する全ての材料を用いてよい。前述
のフッ素化ポリマーには、例えば、PCTFE(ポリク
ロロトリフルオロエチレン)、ETFE又はPVDF
(ポリフッ化ビニリデン)がある。ポリオレフィン(例
えば、ポリプロピレン)に属する材料も用いてよい。ポ
リプロピレンは、微細加工に関連した工程に関しては非
臨界性であり、且つ薬品に対して高耐性でもある。
えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)又はフ
ッ素化エチレンプロピレン(FEP)から成る。さら
に、他の材料、例えばフッ素化ポリマーの群に属し、薬
品に対し高耐性を有する全ての材料を用いてよい。前述
のフッ素化ポリマーには、例えば、PCTFE(ポリク
ロロトリフルオロエチレン)、ETFE又はPVDF
(ポリフッ化ビニリデン)がある。ポリオレフィン(例
えば、ポリプロピレン)に属する材料も用いてよい。ポ
リプロピレンは、微細加工に関連した工程に関しては非
臨界性であり、且つ薬品に対して高耐性でもある。
【0055】本発明の具体例の追加説明では、以後の図
の同一要素に対して同一の参照記号を用いる。
の同一要素に対して同一の参照記号を用いる。
【0056】図4及び図5は、2つの基本構造体がどの
ように連結されて基本モジュールを形成するかを示すも
のである。
ように連結されて基本モジュールを形成するかを示すも
のである。
【0057】図4及び図5に示すように、基本構造体1
00bは、膜118bから離れて面する基本構造体10
0bの表面120bが膜118aを載せた基本構造体1
00aの表面122aと近接するように、基本構造体1
00a上に配列される。
00bは、膜118bから離れて面する基本構造体10
0bの表面120bが膜118aを載せた基本構造体1
00aの表面122aと近接するように、基本構造体1
00a上に配列される。
【0058】基本構造体100aの接続開口部112a
は基本構造体100bの各通路開口部114bと軸調整
され、基本構造体100aの通路開口部114aは基本
構造体100bの各接続開口部112bと軸調整され
る。
は基本構造体100bの各通路開口部114bと軸調整
され、基本構造体100aの通路開口部114aは基本
構造体100bの各接続開口部112bと軸調整され
る。
【0059】図4及び図5に示すように、上述の基本構
造体100a及び100bを配列する操作は、2つの基
本構造体上の標識116a及び116bがあるため簡便
化される。即ち、2つの基本構造体100a及び100
bは、そのように形成される基本モジュールの対向側面
に標識116a及び116bがくるよう配列される。
造体100a及び100bを配列する操作は、2つの基
本構造体上の標識116a及び116bがあるため簡便
化される。即ち、2つの基本構造体100a及び100
bは、そのように形成される基本モジュールの対向側面
に標識116a及び116bがくるよう配列される。
【0060】図6はそのようにして作られた基本モジュ
ール150を示す。
ール150を示す。
【0061】基本構造体100a及び100bは、微細
加工に共通に使用される接合技術を使って接合され基本
モジュール150を形成する。
加工に共通に使用される接合技術を使って接合され基本
モジュール150を形成する。
【0062】図7は、2つの基本モジュール150aと
150bとの組合せを示す。2つの基本モジュール15
0aと150bとは互いの頂上面上に積み重ねられる。
基本モジュール150aの下側には、第一カバープレー
ト152が設けられ、それは基本モジュール150aの
下部基本構造体の通路開口部に軸調整された開口部15
4を有する。基本モジュール150bの上側には、第二
カバープレート156が配置され、これは開口部158
aと開口部158bとを有する。これらの開口部158
aと開口部158bは、上部基本モジュール150bの
上部基本構造体の通路開口部と軸調整される。
150bとの組合せを示す。2つの基本モジュール15
0aと150bとは互いの頂上面上に積み重ねられる。
基本モジュール150aの下側には、第一カバープレー
ト152が設けられ、それは基本モジュール150aの
下部基本構造体の通路開口部に軸調整された開口部15
4を有する。基本モジュール150bの上側には、第二
カバープレート156が配置され、これは開口部158
aと開口部158bとを有する。これらの開口部158
aと開口部158bは、上部基本モジュール150bの
上部基本構造体の通路開口部と軸調整される。
【0063】2つの基本モジュール150aと150b
とのこの組合せによって、2つの分離チャンバ160と
162とが形成され、それによって、一般参照記号11
8で示される個々の膜は平行に配置されることになる。
この平行配列は、それによって脱気効率が最適化され同
時に低コストであるという理由から、本発明の重要な特
色である。
とのこの組合せによって、2つの分離チャンバ160と
162とが形成され、それによって、一般参照記号11
8で示される個々の膜は平行に配置されることになる。
この平行配列は、それによって脱気効率が最適化され同
時に低コストであるという理由から、本発明の重要な特
色である。
【0064】第一カバープレート152の開口部154
に真空ポンプ(図示せず)を取付け、且つ接続開口部1
58bを被脱気液体を流入させる入口接続口にそして開
口部158aを脱気した液体を流出させる出口接続口に
接続することにより、マイクロ脱気装置が形成される。
このマイクロ脱気装置により、矢印Aで示すように、開
口部154を経由して排気系が作動され;矢印Bで示す
ように、開口部158bを介して被脱気溶媒が流入さ
れ;それが基本モジュールで規定されたチャネルを通過
しそして膜を経て溶媒中の溶存ガスを放出し;脱気され
た溶媒は、矢印Cで示すように、開口部158a経由で
マイクロ脱気装置から出ていく。
に真空ポンプ(図示せず)を取付け、且つ接続開口部1
58bを被脱気液体を流入させる入口接続口にそして開
口部158aを脱気した液体を流出させる出口接続口に
接続することにより、マイクロ脱気装置が形成される。
このマイクロ脱気装置により、矢印Aで示すように、開
口部154を経由して排気系が作動され;矢印Bで示す
ように、開口部158bを介して被脱気溶媒が流入さ
れ;それが基本モジュールで規定されたチャネルを通過
しそして膜を経て溶媒中の溶存ガスを放出し;脱気され
た溶媒は、矢印Cで示すように、開口部158a経由で
マイクロ脱気装置から出ていく。
【0065】基本モジュール150aと150bの数
は、被脱気溶媒と、その溶媒が含有しているガスと、さ
らに考えられる他のパラメーターとに依存して変更され
てよいことは、熟練した当業者には明かである。例え
ば、ある構成では単一の基本モジュールを用いれば十分
かも知れないが、それに反し、他の構成ではいくつかの
基本モジュールが要るかも知れない。
は、被脱気溶媒と、その溶媒が含有しているガスと、さ
らに考えられる他のパラメーターとに依存して変更され
てよいことは、熟練した当業者には明かである。例え
ば、ある構成では単一の基本モジュールを用いれば十分
かも知れないが、それに反し、他の構成ではいくつかの
基本モジュールが要るかも知れない。
【0066】図8及び図9は、液体クロマトグラフィー
に使用される基本モジュールを2基備えたマイクロ脱気
装置の構造を示す。
に使用される基本モジュールを2基備えたマイクロ脱気
装置の構造を示す。
【0067】図8及び図9に示された脱気装置は、互い
の上面上に積み重ねられる2つの基本モジュール150
aと150bとから成る。膜から離れて面している最下
部基本モジュール150aの第一基本構造体100aの
表面120aに近接して第一カバープレート152があ
り、そして構造体の膜がその上に配置されている最上部
基本モジュール150bの第二基本構造体100bの表
面に近接して第二カバープレート156がある。
の上面上に積み重ねられる2つの基本モジュール150
aと150bとから成る。膜から離れて面している最下
部基本モジュール150aの第一基本構造体100aの
表面120aに近接して第一カバープレート152があ
り、そして構造体の膜がその上に配置されている最上部
基本モジュール150bの第二基本構造体100bの表
面に近接して第二カバープレート156がある。
【0068】第一カバープレート152は2つの接続開
口部154を有しており、これらは最下部基本モジュー
ル150aの第一基本構造体100aの通路開口部11
4aに軸調整される。第二カバープレート156は別の
2つの接続開口部158を有しており、これらは最上部
基本モジュール150bの第二基本構造体100bの通
路開口部114bに軸調整される。また、最上部基本モ
ジュール150bの第二基本構造体100bの膜118
bに面している第二カバープレート156の表面122
bは支持リブ166を有する凹部164を有している。
口部154を有しており、これらは最下部基本モジュー
ル150aの第一基本構造体100aの通路開口部11
4aに軸調整される。第二カバープレート156は別の
2つの接続開口部158を有しており、これらは最上部
基本モジュール150bの第二基本構造体100bの通
路開口部114bに軸調整される。また、最上部基本モ
ジュール150bの第二基本構造体100bの膜118
bに面している第二カバープレート156の表面122
bは支持リブ166を有する凹部164を有している。
【0069】図9で分かるように、第二カバープレート
156の支持リブ166は、最上部基本モジュール15
0bの第一基本構造体100aの支持リブ108に軸調
整される。
156の支持リブ166は、最上部基本モジュール15
0bの第一基本構造体100aの支持リブ108に軸調
整される。
【0070】ミクロ構造技術の真空ポンプ168は、最
上部基本モジュール150bから離れて面する第二カバ
ープレート156の表面170上に配置される。
上部基本モジュール150bから離れて面する第二カバ
ープレート156の表面170上に配置される。
【0071】マイクロ真空ポンプ168も最下部基本モ
ジュール150aから離れて面している第一カバープレ
ート152の表面172上に配置してよいことは、熟練
した当業者には明かである。
ジュール150aから離れて面している第一カバープレ
ート152の表面172上に配置してよいことは、熟練
した当業者には明かである。
【0072】脱気装置と流体リンクを形成するため、こ
れらの真空ポンプ168と近接しない開口部は、液体が
それを通して流入又は流出できる吸込及び出口接続口を
備えている(図8及び図9では、これらは第一カバープ
レート152の接続口154である)。
れらの真空ポンプ168と近接しない開口部は、液体が
それを通して流入又は流出できる吸込及び出口接続口を
備えている(図8及び図9では、これらは第一カバープ
レート152の接続口154である)。
【0073】上記のマイクロ脱気装置はマイクロシステ
ム技術の支援で製造されているので、基本モジュールを
追加要素と組合せることは可能である。例えば、(被脱
気溶媒の入口及び出口に使用されるような)関連マイク
ロ弁及びそれらのための制御回路を一体化することは可
能である。また、例えば、図8及び図9に示した脱気装
置に酸素センサを備えて、このセンサの出力信号に応答
して脱気プロセスを精密に制御すること(例えば、マイ
クロ真空ポンプを制御すること)も可能である。
ム技術の支援で製造されているので、基本モジュールを
追加要素と組合せることは可能である。例えば、(被脱
気溶媒の入口及び出口に使用されるような)関連マイク
ロ弁及びそれらのための制御回路を一体化することは可
能である。また、例えば、図8及び図9に示した脱気装
置に酸素センサを備えて、このセンサの出力信号に応答
して脱気プロセスを精密に制御すること(例えば、マイ
クロ真空ポンプを制御すること)も可能である。
【0074】マイクロ脱気装置を他のマイクロシステム
部品と組合せることができるということは、本発明の重
要な特性である。この方法で、完全に統合されたユニッ
トが形成され、それは、全体として、下記の総合的構成
を有するものである: −微細加工技術を使って作られた真空ポンプ −微細加工技術で作られた弁 −微細加工技術で作られた酸素センサ/回路 を結合した1つ以上の基本モジュール。
部品と組合せることができるということは、本発明の重
要な特性である。この方法で、完全に統合されたユニッ
トが形成され、それは、全体として、下記の総合的構成
を有するものである: −微細加工技術を使って作られた真空ポンプ −微細加工技術で作られた弁 −微細加工技術で作られた酸素センサ/回路 を結合した1つ以上の基本モジュール。
【0075】以上のように、本発明は、〔1〕開口部
(106)を囲む周辺(104)を有し、その開口部
(106)に配置された支持リブ(108)を有する支
持構造体(102);及びその開口部(106)を覆う
膜(118);を有する液体クロマトグラフィー用脱気
装置の基本構造体(100)に関し、次のような好まし
い実施態様を有する。
(106)を囲む周辺(104)を有し、その開口部
(106)に配置された支持リブ(108)を有する支
持構造体(102);及びその開口部(106)を覆う
膜(118);を有する液体クロマトグラフィー用脱気
装置の基本構造体(100)に関し、次のような好まし
い実施態様を有する。
【0076】〔2〕支持リブ(108)は開口部(10
6)がジグザグ状の経路をたどるような配置で開口部
(106)に配列されており、前記支持リブ(108)
の厚みが支持構造体(102)のそれと同一である
〔1〕記載の基本構造体(100)。
6)がジグザグ状の経路をたどるような配置で開口部
(106)に配列されており、前記支持リブ(108)
の厚みが支持構造体(102)のそれと同一である
〔1〕記載の基本構造体(100)。
【0077】〔3〕横断リブが支持リブ(108)と直
角に配列され且つ支持構造体(102)のそれより薄い
厚みをもつ〔1〕又は〔2〕記載の基本構造体(10
0)。
角に配列され且つ支持構造体(102)のそれより薄い
厚みをもつ〔1〕又は〔2〕記載の基本構造体(10
0)。
【0078】〔4〕開口部(106)に接続される少な
くとも2つの接続開口部(112)と2つの通路開口部
(114)とが周辺(104)に配置されることを特徴
とする〔1〕〜〔3〕に記載の基本構造体(100)。
くとも2つの接続開口部(112)と2つの通路開口部
(114)とが周辺(104)に配置されることを特徴
とする〔1〕〜〔3〕に記載の基本構造体(100)。
【0079】〔5〕接続開口部(112)と通路開口部
(114)が互いに対称的に配置される〔4〕記載の基
本構造体(100)。
(114)が互いに対称的に配置される〔4〕記載の基
本構造体(100)。
【0080】〔6〕支持構造体(102)が接続開口部
(112)に隣合って標識(116)を有する〔4〕又
は〔5〕記載の基本構造体(100)。
(112)に隣合って標識(116)を有する〔4〕又
は〔5〕記載の基本構造体(100)。
【0081】〔7〕膜(118)が高透過率を有する材
料から成る〔1〕〜〔6〕記載の基本構造体(10
0)。
料から成る〔1〕〜〔6〕記載の基本構造体(10
0)。
【0082】〔8〕膜(118)がポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)から成る〔7〕記載の基本構造体
(100)。
エチレン(PTFE)から成る〔7〕記載の基本構造体
(100)。
【0083】
〔9〕膜(118)がフッ素化エチレンプ
ロピレン(FEP)から成る〔7〕記載の基本構造体
(100)。
ロピレン(FEP)から成る〔7〕記載の基本構造体
(100)。
【0084】〔10〕膜(118)が、PCTFE(ポ
リクロロトリフルオロエチレン)、ETFE又はPVD
F(ポリフッ化ビニリデン)を含む、フッ素化ポリマー
の群に属する材料の1つから作られる〔7〕記載の基本
構造体(100)。
リクロロトリフルオロエチレン)、ETFE又はPVD
F(ポリフッ化ビニリデン)を含む、フッ素化ポリマー
の群に属する材料の1つから作られる〔7〕記載の基本
構造体(100)。
【0085】〔11〕前記膜が、ポリプロピレンを含
む、ポリオレフィンの群に属する材料の1つから成る
〔7〕記載の基本構造体(100)。
む、ポリオレフィンの群に属する材料の1つから成る
〔7〕記載の基本構造体(100)。
【0086】また本発明は、〔12〕液体クロマトグラ
フィー用脱気装置の基本モジュールであって:〔4〕〜
フィー用脱気装置の基本モジュールであって:〔4〕〜
〔9〕に記載の第一及び第二の基本構造体(100a、
100b)を有し:その構成において、第二基本構造体
(100b)は、膜(118b)から離れて面する第二
の基本構造体(100b)の表面(120b)が膜(1
18b)がその上に位置する第一基本構造体(100
a)の表面(122a)に近接するよう、第一基本構造
体(100a)上に配置されており、且つ、第一基本構
造体(100a)の接続開口部(112a)が第二基本
構造体(100b)のそれぞれの通路開口部(114
b)に軸調整され、且つ第一基本構造体(100a)の
通路開口部(114a)が第二基本構造体(100b)
のそれぞれの接続開口部(112b)に軸調整されるこ
と:を特徴とする液体クロマトグラフィー用脱気装置の
基本モジュール(150)に関する。
100b)を有し:その構成において、第二基本構造体
(100b)は、膜(118b)から離れて面する第二
の基本構造体(100b)の表面(120b)が膜(1
18b)がその上に位置する第一基本構造体(100
a)の表面(122a)に近接するよう、第一基本構造
体(100a)上に配置されており、且つ、第一基本構
造体(100a)の接続開口部(112a)が第二基本
構造体(100b)のそれぞれの通路開口部(114
b)に軸調整され、且つ第一基本構造体(100a)の
通路開口部(114a)が第二基本構造体(100b)
のそれぞれの接続開口部(112b)に軸調整されるこ
と:を特徴とする液体クロマトグラフィー用脱気装置の
基本モジュール(150)に関する。
【0087】さらに、本発明は、〔13〕液体クロマト
グラフィー用脱気装置であって: 〔12〕記載の基本モジュール(150);膜(118
b)から離れて面している基本モジュール(150)の
第一基本構造体(100a)の表面に近接して配置され
る第一のカバープレート(152);及び第二基本構造
体(100b)の膜(118b)がその上に位置してい
る基本モジュール(150)の第二基本構造体(100
b)の表面に近接して配置される第二のカバープレート
(156);を有し、ここで:第一カバープレート(1
52)は、基本モジュール(150)の第一基本構造体
(100a)の通路開口部(114a)に軸調整される
2つの接続開口部(154)を有し;第二カバープレー
ト(156)は、基本モジュール(150)の第二基本
構造体(100b)の通路開口部(114b)に軸調整
される2つの別の接続開口部を有し;且つ基本モジュー
ル(150)の第二基本構造体(100b)の膜(11
8b)に面する第二カバープレート(156)の表面
(122b)が支持リブ(166)付き凹部(164)
を有すること:を特徴とする脱気装置に関し、次のよう
な好ましい実施態様を有する。
グラフィー用脱気装置であって: 〔12〕記載の基本モジュール(150);膜(118
b)から離れて面している基本モジュール(150)の
第一基本構造体(100a)の表面に近接して配置され
る第一のカバープレート(152);及び第二基本構造
体(100b)の膜(118b)がその上に位置してい
る基本モジュール(150)の第二基本構造体(100
b)の表面に近接して配置される第二のカバープレート
(156);を有し、ここで:第一カバープレート(1
52)は、基本モジュール(150)の第一基本構造体
(100a)の通路開口部(114a)に軸調整される
2つの接続開口部(154)を有し;第二カバープレー
ト(156)は、基本モジュール(150)の第二基本
構造体(100b)の通路開口部(114b)に軸調整
される2つの別の接続開口部を有し;且つ基本モジュー
ル(150)の第二基本構造体(100b)の膜(11
8b)に面する第二カバープレート(156)の表面
(122b)が支持リブ(166)付き凹部(164)
を有すること:を特徴とする脱気装置に関し、次のよう
な好ましい実施態様を有する。
【0088】〔14〕第二カバープレート(156)の
支持リブ(166)が基本モジュール(150)の第一
基本構造体(100a)の支持リブ(108)に軸調整
される〔13〕記載の脱気装置。
支持リブ(166)が基本モジュール(150)の第一
基本構造体(100a)の支持リブ(108)に軸調整
される〔13〕記載の脱気装置。
【0089】〔15〕マイクロ真空ポンプ(168)が
基本モジュール(150)から離れて面している第二カ
バープレート(156)の表面(170)上に配列され
る〔13〕又は〔14〕記載の脱気装置。
基本モジュール(150)から離れて面している第二カ
バープレート(156)の表面(170)上に配列され
る〔13〕又は〔14〕記載の脱気装置。
【0090】〔16〕マイクロ真空ポンプ(168)が
基本モジュール(150)から離れて面している第一カ
バープレート(152)の表面(172)上に配列され
る〔13〕又は〔14〕記載の脱気装置。
基本モジュール(150)から離れて面している第一カ
バープレート(152)の表面(172)上に配列され
る〔13〕又は〔14〕記載の脱気装置。
【0091】〔17〕一体化ユニットが、マイクロ真空
ポンプと結合された基本モジュール(150)と、全て
マイクロ加工技術を使って作られた弁、酸素センサ及び
電気回路とを包含する〔13〕〜〔16〕記載の脱気装
置。
ポンプと結合された基本モジュール(150)と、全て
マイクロ加工技術を使って作られた弁、酸素センサ及び
電気回路とを包含する〔13〕〜〔16〕記載の脱気装
置。
【0092】そして、本発明は、〔18〕液体クロマト
グラフィー用脱気装置であって:互いの上面に積み重ね
られた、〔12〕記載の複数の基本モジュール(150
a、150b);膜(118a)から離れて面する最下
部の基本モジュール(150a)の第一基本構造体(1
00a)の表面(120a)に近接して配置される第一
カバープレート(152);及び第二基本構造体(10
0b)の膜がその上に置かれる最上部の基本モジュール
(150b)の第二基本構造体(100b)の表面(1
22b)に近接して配置される第二カバープレート(1
56);を有し、ここで:第一カバープレート(15
2)は、最下部の基本モジュール(150a)の第一基
本構造体(100a)の通路開口部(114a)に軸調
整される2つの接続開口部(154)を有し;第二カバ
ープレート(156)は、最上部の基本モジュール(1
50b)の第二基本構造体(100b)の通路開口部
(114b)に軸調整される2つの別の接続開口部(1
58)を有し;且つ最上部の基本モジュール(150
b)の第二基本構造体(100b)の膜(118b)に
面する第二カバープレート(156)の表面(122
b)が支持リブ付き凹部(164)を有すること:を特
徴とする脱気装置に関し、次のような好ましい実施態様
を有する。
グラフィー用脱気装置であって:互いの上面に積み重ね
られた、〔12〕記載の複数の基本モジュール(150
a、150b);膜(118a)から離れて面する最下
部の基本モジュール(150a)の第一基本構造体(1
00a)の表面(120a)に近接して配置される第一
カバープレート(152);及び第二基本構造体(10
0b)の膜がその上に置かれる最上部の基本モジュール
(150b)の第二基本構造体(100b)の表面(1
22b)に近接して配置される第二カバープレート(1
56);を有し、ここで:第一カバープレート(15
2)は、最下部の基本モジュール(150a)の第一基
本構造体(100a)の通路開口部(114a)に軸調
整される2つの接続開口部(154)を有し;第二カバ
ープレート(156)は、最上部の基本モジュール(1
50b)の第二基本構造体(100b)の通路開口部
(114b)に軸調整される2つの別の接続開口部(1
58)を有し;且つ最上部の基本モジュール(150
b)の第二基本構造体(100b)の膜(118b)に
面する第二カバープレート(156)の表面(122
b)が支持リブ付き凹部(164)を有すること:を特
徴とする脱気装置に関し、次のような好ましい実施態様
を有する。
【0093】〔19〕第二カバープレート(156)の
支持リブ(166)が最上部の基本モジュール(15
0)の第一基本構造体(100a)の支持リブ(10
8)に軸調整される〔18〕記載の脱気装置。
支持リブ(166)が最上部の基本モジュール(15
0)の第一基本構造体(100a)の支持リブ(10
8)に軸調整される〔18〕記載の脱気装置。
【0094】〔20〕マイクロ真空ポンプ(168)が
最上部の基本モジュール(150b)から離れて面して
いる第二カバープレート(156)の表面(170)上
に配列される〔18〕又は〔19〕記載の脱気装置。
最上部の基本モジュール(150b)から離れて面して
いる第二カバープレート(156)の表面(170)上
に配列される〔18〕又は〔19〕記載の脱気装置。
【0095】〔21〕マイクロ真空ポンプ(168)が
最下部の基本モジュール(150a)から離れて面して
いる第一カバープレート(152)の表面(172)上
に配列される〔13〕又は〔14〕記載の脱気装置。
最下部の基本モジュール(150a)から離れて面して
いる第一カバープレート(152)の表面(172)上
に配列される〔13〕又は〔14〕記載の脱気装置。
【0096】〔22〕一体化ユニットが、マイクロ真空
ポンプ及び弁と結合された複数の基本モジュール(15
0)と、全てマイクロ加工技術を使って作られた、酸素
センサ及び電気回路とを含んで成る〔18〕〜〔21〕
記載の脱気装置。
ポンプ及び弁と結合された複数の基本モジュール(15
0)と、全てマイクロ加工技術を使って作られた、酸素
センサ及び電気回路とを含んで成る〔18〕〜〔21〕
記載の脱気装置。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、製造が容易且つ安価
で、しかも取扱いが簡単で、その上、組立も容易で、種
々の液体の脱気に適用できる液体クロマトグラフィー用
脱気装置を提供することができる。
で、しかも取扱いが簡単で、その上、組立も容易で、種
々の液体の脱気に適用できる液体クロマトグラフィー用
脱気装置を提供することができる。
【図1】下方から見た本発明の基本構造体の拡大図を示
す。
す。
【図2】(a)及び(b)は、それぞれ、上方及び下方
から見た図1の基本構造体を示す。
から見た図1の基本構造体を示す。
【図3】(a)及び(b)は、それぞれ、上方及び下方
から見た膜付きの基本構造体を示す。
から見た膜付きの基本構造体を示す。
【図4】上方から見た、基本モジュールを形成する2つ
の基本構造体を示す。
の基本構造体を示す。
【図5】下方から見た、基本モジュールを形成する2つ
の基本構造体を示す。
の基本構造体を示す。
【図6】基本モジュールの外観を示す。
【図7】2つの基本モジュールを組合わせたものの断面
を示す。
を示す。
【図8】上方から見た液体クロマトグラフィーの組立体
を表す。
を表す。
【図9】下方から見た液体クロマトグラフィーの組立体
を表す。
を表す。
【図10】従来技術の真空オンライン脱気装置を示す。
100 基本構造体 102 支持構造体 104 支持構造体102の周辺 106,112,114,154,158 開口部 108,166 支持リブ 110 横断リブ 116 標識 118 膜 120,122 基本構造体100の表面 150 基本モジュール 152 第一カバープレート 156 第二カバープレート 160,162 分離チャンバ 164 凹部 168 真空ポンプ 170 第二カバープレート156の表面 172 第一カバープレート152の表面
Claims (4)
- 【請求項1】 開口部(106)を囲む周辺(104)
を有し、その開口部(106)に配置された支持リブ
(108)を有する支持構造体(102);及びその開
口部(106)を覆う膜(118);を有する液体クロ
マトグラフィー用脱気装置の基本構造体(100)。 - 【請求項2】 液体クロマトグラフィー用脱気装置の基
本モジュールであって:第一及び第二の基本構造体(1
00a、100b)を有し:その構成において、第二基
本構造体(100b)は、膜(118b)から離れて面
する第二の基本構造体(100b)の表面(120b)
が膜(118b)がその上に位置する第一基本構造体
(100a)の表面(122a)に近接するよう、第一
基本構造体(100a)上に配置されており、且つ、第
一基本構造体(100a)の接続開口部(112a)が
第二基本構造体(100b)のそれぞれの通路開口部
(114b)に軸調整され、且つ第一基本構造体(10
0a)の通路開口部(114a)が第二基本構造体(1
00b)のそれぞれの接続開口部(112b)に軸調整
されること:を特徴とする液体クロマトグラフィー用脱
気装置の基本モジュール(150)。 - 【請求項3】 液体クロマトグラフィー用脱気装置であ
って:請求項2記載の基本モジュール(150);膜
(118b)から離れて面している基本モジュール(1
50)の第一基本構造体(100a)の表面に近接して
配置される第一のカバープレート(152);及び第二
基本構造体(100b)の膜(118b)がその上に位
置している基本モジュール(150)の第二基本構造体
(100b)の表面に近接して配置される第二のカバー
プレート(156);を有し、ここで:第一カバープレ
ート(152)は、基本モジュール(150)の第一基
本構造体(100a)の通路開口部(114a)に軸調
整される2つの接続開口部(154)を有し;第二カバ
ープレート(156)は、基本モジュール(150)の
第二基本構造体(100b)の通路開口部(114b)
に軸調整される2つの別の接続開口部を有し;且つ基本
モジュール(150)の第二基本構造体(100b)の
膜(118b)に面する第二カバープレート(156)
の表面(122b)が支持リブ(166)付き凹部(1
64)を有すること:を特徴とする脱気装置。 - 【請求項4】 液体クロマトグラフィー用脱気装置であ
って:互いの上面に積み重ねられた、請求項2記載の複
数の基本モジュール(150a、150b);膜(11
8a)から離れて面する最下部の基本モジュール(15
0a)の第一基本構造体(100a)の表面(120
a)に近接して配置される第一カバープレート(15
2);及び第二基本構造体(100b)の膜がその上に
置かれる最上部の基本モジュール(150b)の第二基
本構造体(100b)の表面(122b)に近接して配
置される第二カバープレート(156);を有し、ここ
で:第一カバープレート(152)は、最下部の基本モ
ジュール(150a)の第一基本構造体(100a)の
通路開口部(114a)に軸調整される2つの接続開口
部(154)を有し;第二カバープレート(156)
は、最上部の基本モジュール(150b)の第二基本構
造体(100b)の通路開口部(114b)に軸調整さ
れる2つの別の接続開口部(158)を有し;且つ最上
部の基本モジュール(150b)の第二基本構造体(1
00b)の膜(118b)に面する第二カバープレート
(156)の表面(122b)が支持リブ付き凹部(1
64)を有すること:を特徴とする脱気装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE4446270.0 | 1994-12-23 |
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JPH08233791A true JPH08233791A (ja) | 1996-09-13 |
JP3499355B2 JP3499355B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=6536900
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JP (1) | JP3499355B2 (ja) |
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