JPH0360704A - 脱気装置 - Google Patents
脱気装置Info
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- JPH0360704A JPH0360704A JP19414489A JP19414489A JPH0360704A JP H0360704 A JPH0360704 A JP H0360704A JP 19414489 A JP19414489 A JP 19414489A JP 19414489 A JP19414489 A JP 19414489A JP H0360704 A JPH0360704 A JP H0360704A
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Landscapes
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は生化学自動分析装置または液体クロマトグラフ
に係り、特に試薬中の溶存空気を脱気するに好適な脱気
装置に関する。
に係り、特に試薬中の溶存空気を脱気するに好適な脱気
装置に関する。
生化学自動分析装置において、試薬中に溶存する空気が
温度変化、圧力変化により流路管中で発泡し、それが特
に試薬分注′４Ａａ近辺で滞留すると、非圧縮性流体が
圧縮性流体と化し、容積形分注装置の容積が変化し量の
正確性が低下する。又液体クロマトグラフにおいては、
流体中で発泡した空気により定常流が得られなくなり検
知誤差を増大させる。従来このために種々の脱気装置が
提案されている。（公知例として特開昭５１−２８２６
１号。
温度変化、圧力変化により流路管中で発泡し、それが特
に試薬分注′４Ａａ近辺で滞留すると、非圧縮性流体が
圧縮性流体と化し、容積形分注装置の容積が変化し量の
正確性が低下する。又液体クロマトグラフにおいては、
流体中で発泡した空気により定常流が得られなくなり検
知誤差を増大させる。従来このために種々の脱気装置が
提案されている。（公知例として特開昭５１−２８２６
１号。
特開昭５４−１２３７８５号、特開昭５７−１６５００
７号などがある。） 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は脱気チューブをドラムに巻き付けるため
チューブがつぶれないような肉厚とするため脱気効率が
悪く流路を長くするため滞留試薬の量が多くなる問題が
あった。
７号などがある。） 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は脱気チューブをドラムに巻き付けるため
チューブがつぶれないような肉厚とするため脱気効率が
悪く流路を長くするため滞留試薬の量が多くなる問題が
あった。
本発明の目的は、流路の径を細くし、脱気膜を薄くする
ことで効率を上げ滞留試薬の量を少なくすることにある
。
ことで効率を上げ滞留試薬の量を少なくすることにある
。
上記目的は多孔質細管の内面に気体透過性膜を薄くコー
テングし、前記細管も複数本たばねて使用することによ
り達成される。
テングし、前記細管も複数本たばねて使用することによ
り達成される。
被脱気液を流す流路管の膜材質を溶解拡散型の均質膜に
限って考える。流路管の被脱気液中の溶存空気（ｆｆｆ
ｆ単のために酸素で代表させる）が単位時間に管壁を透
過する量は次式で表わされる。
限って考える。流路管の被脱気液中の溶存空気（ｆｆｆ
ｆ単のために酸素で代表させる）が単位時間に管壁を透
過する量は次式で表わされる。
Ｓ
Ｋ：酸素の透過係数
ΔＰ：流路管内外の酸素の平均分圧差
Ｓ：説気膜の肉厚
ｄ：流路管の直径
Ｑ二流路管の長さ
Ａ：気体透過面積
本発明では流路管の内径を細くし、多孔質とし管の内面
に脱気膜を薄くコーティングすることで、脱気膜を保護
し、酸素の透過性を改善している。
に脱気膜を薄くコーティングすることで、脱気膜を保護
し、酸素の透過性を改善している。
以下、本発明の一実施例を説明する。第１図は本発明の
全体構成図を示す。
全体構成図を示す。
流路管１はポリスルホン等の多孔質材で作られ内面にシ
リコン膜がコーティングされており、吐出口２、排水口
３が取付けられている。さらに外周を真空に耐える材料
で出来た真空容器４をシール材５で気密を保てるよう組
込まれている。真空容器４には排気口６が設けられてお
り、ここから真空ポンプ１２により真空排気される。工
３は真空スイッチで所定の真空度になると働き、コント
ローラ１４を介して真空ポンプ１２を起動又は停止させ
る。第２図は流路等の詳細図である。前記作用の項で記
したように脱気効率を高めるにば流路管を細めることと
、脱気膜の肉厚を薄くすることが効率的であるため流路
管を細くし複数の細管（６を並列に組合せ両端をプラス
チック１８でモールドしている。第３図は流路管の断面
図であり多孔質細管１６の内面に脱気膜がコーティング
されている構造を示している。脱気膜は水分を通さず空
気だけを効率良く通すよう表面は撥水性を持たせている
。（かならずしも全て撥水性を持たせる必要はない、）
全真空ポンプ１３を開動させ真空容器４を真空にした状
態で吸水口２より被脱気液を通すと複数の細管１６を通
過する際脱気膜から被脱気液に溶存している空気が膜内
外の分圧差により脱気膜１７を通して真空容器側に脱気
され、脱気された液が排水口３から取出すことができる
。
リコン膜がコーティングされており、吐出口２、排水口
３が取付けられている。さらに外周を真空に耐える材料
で出来た真空容器４をシール材５で気密を保てるよう組
込まれている。真空容器４には排気口６が設けられてお
り、ここから真空ポンプ１２により真空排気される。工
３は真空スイッチで所定の真空度になると働き、コント
ローラ１４を介して真空ポンプ１２を起動又は停止させ
る。第２図は流路等の詳細図である。前記作用の項で記
したように脱気効率を高めるにば流路管を細めることと
、脱気膜の肉厚を薄くすることが効率的であるため流路
管を細くし複数の細管（６を並列に組合せ両端をプラス
チック１８でモールドしている。第３図は流路管の断面
図であり多孔質細管１６の内面に脱気膜がコーティング
されている構造を示している。脱気膜は水分を通さず空
気だけを効率良く通すよう表面は撥水性を持たせている
。（かならずしも全て撥水性を持たせる必要はない、）
全真空ポンプ１３を開動させ真空容器４を真空にした状
態で吸水口２より被脱気液を通すと複数の細管１６を通
過する際脱気膜から被脱気液に溶存している空気が膜内
外の分圧差により脱気膜１７を通して真空容器側に脱気
され、脱気された液が排水口３から取出すことができる
。
本発明によれば流路径を細く、脱気膜を薄くすることが
できるので脱気効率を向上させることができる。いいか
えれば脱気効率が向上した分だけ流路Ｗ長を短くするこ
とができ、流路管中に滞留する液量が少なくなることに
なる。
できるので脱気効率を向上させることができる。いいか
えれば脱気効率が向上した分だけ流路Ｗ長を短くするこ
とができ、流路管中に滞留する液量が少なくなることに
なる。
さらには脱気膜が薄いため一定濃度以下に達する時間も
短縮された。定量的に示すと１２０ｃｃ／分の水を酸素
濃度４ ｐｐｌｌにするに従来内径２．７ｍ、外径３．
７ ｍのシリコンチューブを使用していたものと比較す
ると１／３の５分以下とする効果がある。さらには細管
を複数本束ねた端面を円錐状にしているため液体は中心
部に向うため集合部２０の外周部に気泡が残留すること
がない。
短縮された。定量的に示すと１２０ｃｃ／分の水を酸素
濃度４ ｐｐｌｌにするに従来内径２．７ｍ、外径３．
７ ｍのシリコンチューブを使用していたものと比較す
ると１／３の５分以下とする効果がある。さらには細管
を複数本束ねた端面を円錐状にしているため液体は中心
部に向うため集合部２０の外周部に気泡が残留すること
がない。
第（図は本発明の構成図、第２図は流路管の詳細図、第
３図は細管の断面図を示す。 １・・・流路管、４・・・真空容器、１２・・・真空ポ
ンプ。 第 １ 図 第 図 第 図
３図は細管の断面図を示す。 １・・・流路管、４・・・真空容器、１２・・・真空ポ
ンプ。 第 １ 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、被脱気液を通す細管と、その外周縁を真空に保つ真
空容器と、この真空容器を真空に排気する排気装置より
成る脱気装置において、上記細管を多孔質にしその細管
の内面にガス透過性膜をコーティングしたことを特徴と
した脱気装置。 ２、上記細管を複数本並行に用いることを特徴とする第
１項記載の脱気装置。 ３、複数の細管の端部をモールデングシールすることを
特徴とする第１項又は第２項記載の脱気装置。 ４、上記排気装置を真空圧又は一定時間で駆動すること
を特徴とする第１項、第２項、又は第３項記載の脱気装
置。 ５、上記細管を複数本並行に束ねた端面を用錐状にした
ことを特徴とする第１項、第２項、又は第３項記載の脱
気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19414489A JPH0360704A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 脱気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19414489A JPH0360704A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 脱気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0360704A true JPH0360704A (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=16319647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19414489A Pending JPH0360704A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 脱気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0360704A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08233791A (ja) * | 1994-12-23 | 1996-09-13 | Hewlett Packard Co <Hp> | 液体クロマトグラフィー用脱気装置、並びにその基本構造体及び基本モジュール |
| JPH11137907A (ja) * | 1997-11-11 | 1999-05-25 | Moore Kk | 脱気装置 |
| JP2013069949A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Tokyo Electron Ltd | 液処理装置 |
| JP2014016208A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP19414489A patent/JPH0360704A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08233791A (ja) * | 1994-12-23 | 1996-09-13 | Hewlett Packard Co <Hp> | 液体クロマトグラフィー用脱気装置、並びにその基本構造体及び基本モジュール |
| JPH11137907A (ja) * | 1997-11-11 | 1999-05-25 | Moore Kk | 脱気装置 |
| JP2013069949A (ja) * | 2011-09-26 | 2013-04-18 | Tokyo Electron Ltd | 液処理装置 |
| JP2014016208A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
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