JPH08233681A - 予防器具の有孔検査装置及び方法 - Google Patents

予防器具の有孔検査装置及び方法

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JPH08233681A
JPH08233681A JP7327740A JP32774095A JPH08233681A JP H08233681 A JPH08233681 A JP H08233681A JP 7327740 A JP7327740 A JP 7327740A JP 32774095 A JP32774095 A JP 32774095A JP H08233681 A JPH08233681 A JP H08233681A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気漏れを検出する方法によりコンドームに
代表される予防器具の欠陥孔を簡単、迅速且つ確実に検
出する有孔検査技術の提供。 【解決手段】 予防器具72を被せる状態で保持させた
保持体68を、予防器具の形状に相応する内部キャビテ
ィー70を備える多孔性ライナー(38,42)に挿入
する。そしてハウジング(2,4,6)で密閉的に囲ま
れている多孔性ライナーの外部空間と予防器具の内部空
間との間に気圧差を与え、多孔性ライナー内面に密着す
るよう予防器具を膨張させる。この膨張状態を維持して
予防器具の欠陥孔を通り、更に前記多孔性ライナー外側
壁にある縦方向の溝98を通じて流出する漏れ気体を、
前記ハウジングに設けられた通気口28で検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンドー
ム、手袋、その他の弾性材質の薄肉器具等の予防器具
(prophylactic device)における完全性試験の分野に関
する。
【0002】
【従来の技術】エイズ罹患率と望まれぬ妊娠が世界的に
問題となっている今日において、性病予防器具としてま
た避妊具としての機能を有するコンドーム等の予防器具
は、その機能を果たすのに信頼しうるものであるか否か
が重要であり、その信頼性の検査にあたっては、当然の
事ながら、体液がコンドームを通過してしまうような孔
を検出する有孔検査に重点が置かれる。発明者の知ると
ころでは、この検査は米国FDA(食品・医薬品局)に
よると10ミクロン程度の小さい穴を検出し得る検査で
なければならないとされている。しかし、理想的には如
何なる欠陥のあるコンドームも全て検査によって不合格
とされるべきである。そしてこの為に従来から様々な有
孔検査が行われてきた。その一例として水漏れ検査によ
る有孔検査がある。この水漏れ検査はコンドームに所定
量の水を注入しその外面に水滴が生ずるか否かを試験者
が視認する方法による試験である。即ちこの方法は、コ
ンドームに開いた小さい孔を通じて漏れる水が形成す
る、コンドーム表面上の極めて小さい水滴を検出する方
法である。
【0003】また別の検査方法としては、例えば電気的
方法による検査方法がある。この検査方法の内、「湿式
検査」では、コンドームが導電性材料からなる心棒を覆
って引き延ばされ、導電性水溶液に浸漬される。そして
この心棒と水溶液との間に低電圧を印加すると、コンド
ームに孔が開いている場合には電流が流れるので、欠陥
のあるコンドームを選別し、不合格とすることができ
る。また「乾式検査」では、コンドームは導電性材料か
らなる心棒を覆って引き延ばされ、導電性ブラッシ(co
nductive brushes)か微細鋼スクリーン(fine steel s
creen)がコンドームの外面と接触して置かれる。そして
導電性心棒と導電性ブラッシ又は微細鋼スクリーンとの
間に電圧を印加すると、コンドームに孔があれば電流が
流れるので、このようなコンドームを不合格とすること
ができる。
【0004】更に別の検査方法として、米国特許第5,
129,256号には、コンドームを多孔性中空心棒を
覆って引き延ばしておいて、当該心棒内の空間に部分的
真空を引き、その壁を流通する気体に対して多孔性中空
心棒の内部を真空圧力変換器で監視することによってコ
ンドームを試験する方法及び装置が開示されている。こ
の方法において、多孔性中空心棒はコンドームの内径よ
り小さい外径を有するのが望ましいと指摘されている。
心棒壁内の気孔開口は、壁外面に亘って実質的に均一に
分布され、好ましくは10から50ミクロンのメジアン
径を有し、最適にはメジアン径は20ミクロンであると
されている。当該心棒の多孔性部分は、一端で閉じら
れ、0.04から0.50インチの壁厚を有し且つ34
%から60%の空孔容積を有する円筒体から成るものと
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような方法によるコンドーム等の予防器具の有孔検査方
法には種々の問題点がある。例えば水漏れ検査では、実
際に数ミクロン程度の穴から生ずる僅かな水滴を検査員
が継続的に監視し発見しなければならない。ところがこ
の場合、たとえ検査員が有孔位置を予め知っていたとし
ても困難であり、その結果、検査員の不注意により水滴
が見逃されてしまう可能性を完全には否定しきれず、孔
の開いているコンドームが製品として許容されてしまう
おそれがないとはいえない。また一方で、欠陥のないコ
ンドームに水滴が付着する可能性もあり、良品のコンド
ームが不合格とされる場合もある。更にはこれらの困難
性に加えて、検査に長時間を必要とするというマイナス
面も有する。
【0006】更に、電気的に孔を検出する検査方法で
は、例えばポリウレタンのようなある種の非ラテックス
材料からできたコンドームであれば適切に孔を検出する
ことはできない。
【0007】また、多孔性中空心棒を用い、所定の圧力
差を利用する有孔検査方法では、心棒が粒子を焼結して
できていれば、微細気孔とした方が望ましい。というの
は、当該心棒の表面における気孔間の心棒壁面の寸法が
小さければ小さいほどその分、当該心棒の表面における
気孔間の心棒壁面とコンドームに開いた孔との接触面積
が少なくて済み、孔の開いたコンドームの検査漏れを最
小限度になくし得るからである。
【0008】そこで本発明は、コンドームの孔を検出す
る従来の各種検査方法よりも更に確実な有孔検査方法を
実施可能とする有孔検査システムを提供せんとするもの
である。なお、同様の目的を持ち、別の解決手段を提供
する発明が、特願平7−182384号として本願出願
人によりなされている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による検査方法
は、コンドーム等の予防器具を、好ましくはそれに対応
する形状を有する多孔性中空ライナー(以下、単に「多
孔性ライナー」という)の中央中空部に設置し、そして
多孔性ライナー外部の空間とコンドーム内部の空間との
間に圧力差を発生させて有孔検査を行う方法である。つ
まり、コンドーム内から圧力差で漏れだす気体を多孔性
ライナーが有する多数の微細孔を介して検出することで
有孔検査を行うものである。この圧力差は、コンドーム
内部の空間の圧力を増圧させる一方、その多孔性ライナ
ー内部の空間を大気圧とすることによって発生させるこ
とができる。また、多孔性ライナー外部に部分的な真空
を発生させる一方、コンドームの内側の空間を大気圧と
することによっても圧力差を発生させることができる。
【0010】ここで上記検査方法を順を追って説明する
と、これらの圧力差はコンドームを膨らませる第一の期
間に発生される。次いで、第二の期間中にコンドーム内
の圧力を安定化せしめ、そして第三の期間中に圧力差の
変化率を測定し、それが所定値を越えているかどうかを
調べてコンドームの孔を通じての気体漏れの有無を表示
するものである。第二及び第三の期間中、本発明による
一実施形態では、多孔性ライナーの内圧がより高圧とさ
れていれば、又は多孔性ライナー及びコンドームの外周
部閉空間がコンドームの内部よりも低圧とされていれ
ば、コンドームの孔を通過する気体によって多孔性ライ
ナーの外周部近辺の閉空間の内部圧力が積分的に増加す
る。そして、この圧力は第三の期間の開始時と終了時に
検査され、この両検査における圧力の変化量を予め算出
された限界値と比較することで当該コンドームが検査に
合格しうるものであるか否かが決定される。
【0011】また本発明の一態様によれば、多孔性ライ
ナーとコンドームの外側の閉空間乃至領域の圧力が気体
漏れを示すのに充分な迅速性を以て増大しているかどう
かに関して第三の期間中になされる決定は、それらの圧
力を基準圧力と比較することによってもなされる。この
場合、基準圧力よりも大きくなれば、気体漏れがあるこ
とになり、基準圧力よりも小さくなれば、気体漏れは無
いことになる。これは、変換器(transducer)でコンド
ームの外側の圧力を測定する絶対測定よりも正確な方法
である。
【0012】上記従来技術の説明からも分かるように、
理論的観点からは、多孔性ライナーの表面上の気孔が小
さければ小さいほど、コンドームから検出できる孔は小
さくなる。この発明の重要な態様によれば、検査時にお
いてコンドーム本体部に対応する部分については多孔性
ライナーの気孔の大きさは、コンドームのいかなる箇所
に開いた許容最小サイズの孔でも十分検出できるように
小さくされる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。
【0014】図1に示す実施形態において、ハウジング
(2,4,6)は3つのセクション、即ち頭部ハウジン
グ部2、中間ハウジング部4及び底部ハウジング部6に
大別される。その形状は、円筒形状とするのが好ましい
が、その他の任意の形状、例えば図1に示すような多孔
性ライナーと同一形状としてもよい。また、ハウジング
の材質としては、例えばステンレス鋼又はアルミニウム
が好適である。
【0015】頭部ハウジング部2には、ボルト10を介
してブラケット8が固定されており、このブラケット8
の他端は後述する線形摺動ロッド172を含むスライド
手段に堅く固定されている。中間ハウジング部4の頭部
は、頭部ハウジング部2との間で相互協同するネジ部1
2を介して当該頭部ハウジング部2と螺合されている。
この中間ハウジング部4の段下がり肩部16には、Oリ
ング18を保持するチャネル14を設けている。そして
このOリング18が、頭部ハウジング部2と中間ハウジ
ング部4との間に気密シールを形成する。これと同様
に、中間ハウジング部4の底部も、協同ネジ20を介し
て底部ハウジング部6の頭部に螺合されるとともに、そ
の段下がり肩部24には環状にチャネル22が設けら
れ、Oリング26を保持している。そしてこのOリング
26は、中間ハウジング部4の底部と底部ハウジング部
6との間に気密シールを形成し、外気を遮断することと
なる。
【0016】なお、各ハウジング部によって形成された
ハウジング(2,4,6)は、前記した本発明の目的を
達成する方法であれば、所望の方向にその頭部ハウジン
グ部2を向けて実施され得るのは勿論である。つまり本
実施形態による各ハウジング部2、4、及び6は、説明
の便宜のためにそれぞれ「頭部」、「中間」及び「底
部」と例示的に用いているものであり、この意味に限定
されるものではない。
【0017】頭部ハウジング部2は、最上部中央に雌ネ
ジ部30を含む通気口28を有し、図示せぬ空気ライン
乃至導管を接続するために用いられるコネクタの雄ネジ
部を受容する。通気口28の中間部は通気路32を含
み、この通気路32はそれよりも大きい径の浅い空気チ
ャンバー34で終端する。そして、この浅い空気チャン
バー34は、ベル形のキャビティー36に対して開口
し、後述する多孔性ライナーの頭部38及びその中央ハ
ブ部100を受容する。
【0018】中間ハウジング部4は、同芯にした円筒状
キャビティ乃至チャンバー40を具備し、多孔性ライナ
ーの底部42を受容する。図1に示すように、多孔性ラ
イナーの頭部38の底部と底部42の頭部は、比較的狭
い隙間乃至溝44を持つ状態で断面相欠き継ぎ的な接合
を与える形状とされている。なお、後述するようにこの
溝44は、頭部38と底部42のそれぞれにおける後述
の溝乃至空気路98(図3、5、6及び7参照)を頭部
38と底部42について縦方向で揃えなくとも済むよう
に機能する。。
【0019】底部ハウジング部6は、同芯にした円筒状
キャビティ46を含み、このキャビティー46は、その
底部48から段下り乃至縮径的な頭部50に向かって延
在しており、この頭部50の下で終端している。これ等
の間には、頭部50の上面を通る開口部に近接させてキ
ャビティー46の内側壁の最上部に、金属シール・リン
グ52が形成されている。
【0020】可動昇降台60は、図1のように、底部ハ
ウジング部6の底部48に近接して設置される。本実施
形態では可動昇降台60は、Oリング64を保持すべく
設けられた環状の溝乃至チャネル62を含み、そして可
動昇降台60がOリング64を圧縮する状態になると、
この圧縮されたOリング64は、可動昇降台60と底部
ハウジング部6の底部48との間に気密シールを形成し
外気を遮断することになる。水平方向で開口する通気口
54は、図示せぬ空気ラインと会合するコネクタを接続
するための雌ネジ部56と、キャビティー66に開口す
る通気路58とにより形成される。また、可動昇降器6
0は、凹状で且つ中央に位置するキャビティー66内の
底面で非膨張性コンドーム保持体68の下端部を担持す
るように示されている。
【0021】そして、図1に示すように可動昇降器60
の位置決めが行なわれると、非膨張性コンドーム保持体
68の大部分は、多孔性ライナーの頭部38及び底部4
2との間の中空キャビティー70内に格納されることに
なる。また、この実施形態では、コンドーム保持体68
の外周面を覆うようにコンドーム72を被覆した状態で
示してあり、コンドーム72の基端開口部では、底部ハ
ウジング部6に設けられている金属シールリング52の
押圧によってコンドーム保持体68との間で気密シール
を形成している。
【0022】また、この実施形態のコンドーム保持体6
8は、非膨張性のものであり、且つその軸に沿って中央
通気路76を備えたほぼ円筒形状に成形されている。こ
のコンドーム保持体68は、検査キャビティーに挿入さ
れて有孔検査に供されるコンドームやその他の予防器具
を支持するような外観形状とされるが、その径は、コン
ドームを容易にコンドーム保持体68に装着できるよう
に、コンドームの径よりも小さい方が好ましい。しかし
ながら、実際の検査では、コンドーム保持体68の径
は、コンドーム72と同じか、それよりも大きい径をも
つものであってもよい。
【0023】後に詳細に説明するコンドームの有孔検査
方法を簡単に説明する。図1に示すように設置されるコ
ンドーム72は、通気口54に加圧空気を注入すること
によって検査される。即ち、注入された加圧空気は、こ
の通気口54から可動昇降台60の円筒状キャビティー
66へと流れ、中央通気路76に通じている図示せぬ通
気路を介して非膨張性コンドーム保持体68の底部の周
囲にも流れる。そして加圧空気は、中央通気路76を経
由してコンドーム72の内部にも流入してコンドーム7
2を膨張させる。
【0024】なお、一般的にコンドーム72は、かかる
膨張又は加圧中に、12%から15%を典型的範囲とし
て、12%に満たない範囲から15%を超える範囲にま
で膨張させると多孔性ライナー(38,42)の内面形
状に適合するようになる。またこの実施形態では、空圧
源200(図16参照)は、例えば平方インチ当たり1
00ポンドまでの圧力で空気を供給するようにしている
が、検査に当たっては、およそ20ポンドから100ポ
ンドを典型的領域として、平方インチ当たり20ポンド
に満たない領域から100ポンドを超える領域に及ぶ圧
力をもって検査されることになる。
【0025】コンドーム72が膨張すると、通気口28
を大気から遮断し、その後多孔性ライナー(38,4
2)とハウジング(2,4,6)の間の空間で圧力を安
定させるための安定化期間に入る。そして、基準変化率
に対する通気口28内の圧力増加の変化率が測定され、
何らかの気体漏れが前記コンドーム72にあるか否かを
検出する。もし気体漏れが有ると、加圧空気は、多孔性
ライナー(38,42)の内壁に対して気密状態で加圧
膨張されるコンドーム72の内側から、多孔性ライナー
(38,42)にある気孔特に、コンドーム72の気体
漏れ孔と対向する位置にある気孔(図示せず)を通し
て、また後にさらに詳しく説明するように、多孔性ライ
ナー(38,42)外壁に設けられた開口通気路や多孔
性ライナーの円筒部乃至中空部自体を通して、通気路3
2に流入し、通気口28内の圧力値に変化をもたらすよ
うになっている。なお、ここで示した実施形態による開
口通気路として、後述するように複数の溝乃至空気路9
8(図3)が設けられている。こうして、通気口28内
で測定される圧力変化は、通気路32内における所定時
間に対する圧力増加率の大きさに依存することになり、
そしてこの圧力変化のいかんによってコンドームを合格
とすべきか不合格とすべきかが決定されることになる。
【0026】コンドーム72の検査が終了すると、通気
口28及び54は、大気に対して排気して、コンドーム
72をコンドーム保持体68上に収縮し戻すようにす
る。すると可動昇降台60は、降下するかあるいはハウ
ジング(2,4,6)から離れるように移動してコンド
ーム保持体68が多孔性ライナー(38,42)及びハ
ウジング(2,4,6)からそれぞれ分離されることに
なる。そしてコンドーム72が、通常はコンドーム保持
体68から巻き取りつつ取り外された後、もし検査に合
格すれば、商品として包装されるが、検査に不合格であ
れば、そのコンドーム72は廃棄されることになる。こ
の際、時間節約のため、不合格とされたコンドーム72
は、非膨張性コンドーム保持体68の通気路76に高圧
空気を注入して吹き出すようにして取り外してもよい。
また他の実施形態としては、コンドーム保持体68上の
コンドーム72を多孔性ライナー(38,42)から引
き出す際に、通気口54を大気に排気する共に、僅かに
加圧した空気を通気口28内に注入するのが望ましい。
こうすることでコンドーム72は、それが多孔性ライナ
ー(38,42)の内壁に粘着している場合よりも、よ
り容易且つ迅速に多孔性ライナー(38,42)から開
放する動作を確実にすることができるからである。
【0027】更に、図1に示すように、コンドーム72
の基端開口部近傍のコンドーム底部74は、通常、コン
ドーム72の他の部分よりも厚い円形リムを形成してい
るが、前記したように、そのような円形リムがないコン
ドーム72についても勿論、本発明による有孔検査方法
を適用することが可能である。また、本発明は、コンド
ームの有孔検査に限定されるものではなく、所定の修正
を施すことにより、ゴム手袋、合成ゴム手袋、消毒用ゴ
ム・フィンガ・チップ、弾性管等といったその他の予防
器具の検査についても適用可能である。
【0028】以上のような図1に示す非膨張性のコンド
ーム保持体68のみならず、本発明の好適な実施形態と
しては、図2に示すような膨張性のコンドーム保持体7
8を用いることも可能である。なお、図2に示す装置の
他の部分については、断りがない限り、図1に示す装置
と同じものである。
【0029】この実施形態による、膨張性コンドーム保
持体78は、図2に示すように、エラストマー製のシー
ス80を備え、このシース80によりカムロッド86、
第一カム部88及び第二カム部90から成るカムロッド
・アセンブリ84の周りに、複数の拡縮自在なフィンガ
82(図2では二つのみが示されているが、本実施形態
では四つが用いられている)を弾性的に保持させた構成
とされている。以下、詳述するように、伸縮自在のフィ
ンガ82は各々、一般に円筒状の膨張性コンドーム保持
体78の四分の一円の断面形状を有する。
【0030】また図2では、膨張性コンドーム保持体7
8は、収縮状態乃至非膨張状態について示されている。
この非膨張状態は、図1の発明の実施形態で記載したの
と同様に、コンドーム72の有孔検査中に一般的に採ら
れる状態である。ただ、本実施形態の場合、注入される
空気は、カムロッド86の外壁とフィンガ82の内壁と
の間に生じる空隙を通って流れ、検査中のコンドーム7
2を膨張させ且つ収縮できるようにしてある。
【0031】コンドーム72の検査が終了すると、可動
昇降台60は、図15に示すように、ハウジング(2,
4,6)から離れるように移動し、膨張性コンドーム保
持体78を多孔性ライナー(38,42)からそれぞ
れ、開放するようにする。そして次にカムロッド86を
一方向(図2の下方向)に引っ張り、第一カム部88及
び第二カム部90をそれぞれ、各フィンガ82の第一、
第二および第三の内側カム面(92,94,96)に係
合させることで、これらのフィンガ82を弾性シース8
0の張力に反発させる。こうすることにより、膨張性コ
ンドーム保持体78がその外壁にコンドーム72を密着
させるのに必要な程度にまで拡張し、より緊密にした状
態でコンドーム72を巻外すことが可能となる。もしコ
ンドーム72が膨張性コンドーム保持体78に緩く保持
されていると、このように緊密性の高い状態で巻外すこ
とは不可能である。つまり、コンドーム保持体78上で
コンドーム72を僅かに引き伸ばす状態までコンドーム
保持体78を膨張させると、コンドーム72をより容易
に巻外すことが可能となる。なお、これを達成する機構
は、図15に関して、より詳細に後述する。
【0032】図3は、多孔性ライナーの頭部38の上平
面図であり、複数の溝乃至空気路98が、その頭部38
に形成されている。頭部38の頂部には、その中央に位
置するハブ部100から空気路98が所定の間隔をもっ
て放射状に設けられている。頂部における空気路98
は、隣接する三角形の部分102の間に形成されてい
る。
【0033】更に、図3及び図5の各図に示す多孔性ラ
イナーの頭部38の部分拡大図において空気路98のあ
る部分の頭部38の壁厚は、その内壁部104の厚さと
同等の厚みを有する。これに対して空気路98が形成さ
れていない部分の壁厚は、符号106として示されてい
る分だけ壁厚を増すようにしてある。また、図示されて
いるように、この空気路98は、中央ハブ100から、
頭部38の上方ベル形状部分、更には平行に対向する側
面壁部分108にまで連続して設けられている。
【0034】このような多孔性ライナーの頭部38は、
図4に示すような断面形状を有する。この頭部38の底
部では、その内壁104の帯状最底部が破断した状態で
示されている。つまり、頭部の内壁104の底部110
の長さは、頭部の外壁106の底部112よりも短く、
したがって所定の距離(矢印114参照)分だけ離れて
いる。これら双方の壁部104及び106のそれぞれの
底部110及び112の間の所定距離114は、後述す
るように、図1及び図2に示す比較的狭い隙間乃至溝4
4を与えるような寸法とされている。
【0035】この実施形態による多孔性ライナーの底部
42の上平面図及び側立面図をそれぞれ、図6及び図7
に示す。図6に示すように、この底部42に形成されて
いる溝乃至空気路116は、その内側壁120の外側ま
で底部の外壁118を切り込んで形成されている。更
に、図7に示されているように、内側壁120は、矢印
124で示されている所定の距離だけ、外側壁118の
上方肩部122を越えて延長している。ここで注意すべ
きは、この距離124は、距離114より十分に広くさ
れており、この結果、上述した図1における隙間44が
形成される。
【0036】前記したように多孔性ライナーの底部42
と係合する頭部38から成る多孔性ライナー(38,4
2)は、一例として5〜20ミクロン径の気孔を備える
多孔性材料により作られている。通常、コンドーム又は
他の予防器具を検査するに際しては、この気孔の大きさ
が小さければ小さいほど、空気漏れに対してより小さい
孔を検出することができるが、この点米国FDA(食品
・医薬品局)による検査条件に適合するようにコンドー
ムを検査するためには、この気孔は約10ミクロンの大
きさでなければならない。このような本発明による多孔
性ライナー(38,42)は、本発明者等の仕様に即し
て、米国ジョージア州30281−2828フェアバー
ン、ボハンノン・ロード500番地に在るポレックス・
テクノロジース社製を使用することができる。コンドー
ム以外の予防器具の有孔検査をする場合には、別の所望
形状による多孔性ライナーを用いることができることは
勿論である。また、前記実施形態による多孔性ライナー
の最も薄い壁部の厚みは、少なくとも0.125インチ
である。この厚みであれば平方インチ当たり約100ポ
ンドの耐圧検査でもコンドーム72が加圧又は膨張に耐
ることが可能である。
【0037】図1及び図2では多孔性ライナーの頭部3
8は、頭部ハウジング部2のベル形状キャビティー36
に適合するように示されているが、勿論この頭部ハウジ
ング2の形状は、頭部38の形状に適合するように形成
されているものである。また多孔性ライナーの底部42
は、同様に中間ハウジング部4の円筒状キャビティー4
0に適合するように示されているが、勿論この中間ハウ
ジング部4の形状は、底部42の形状に適合するように
形成されているものである。
【0038】頭部ハウジング部2及び中間ハウジング部
4が相互に螺合されると、多孔性ライナーの頭部38の
内側壁104は、図示のように、底部42の内側壁12
0の頭部面に接触しようとする。また、頭部38及び底
部42は、検査されるべきコンドーム72の形状に適合
するように成形されていることに留意されたい。この実
施形態では、頭部38はベル状に成形され、そして底部
42は、下方に向かって集束又は先細りとなった側部を
備えた円筒状である。
【0039】図8、図9および図10は、それぞれ、一
つのフィンガ82(図2参照)を正面から見た立面図、
側立面図および上平面図を示す。各々のフィンガ82
は、丸まったタブ状の最上部126を有し、フィンガ8
2の軸中央部に位置するリブ128が突出している。そ
のリブ128に続いて、リブ128の長さのほぼ半分の
長さを有する段下り平坦部130と傾斜面132とが第
一カム面92を形成している。この傾斜面132は、テ
ーパー付きのリブ状部134で終端し、このリブ状部1
34は第二カム面96で終端する。この第二カム面96
は、第一カム面92と同様に平坦部136とテーパー状
に広がり且つ外側方向へ傾斜する傾斜面138とにより
形成される。この傾斜面138は、それに続く比較的長
い平坦面140で終端し、この平坦面140は比較的狭
いフット部材142で終端するように形成される。ま
た、このフット部材142の底部は僅かに広がった部分
144を形成する。つまりこのような形状を備えること
により、加圧空気がこのフット部材140の周囲を流通
すると共に、膨張性コンドーム保持体78の前述した中
央部の空隙にも流入することになり、その結果コンドー
ムを膨張させることが可能となる。このようなフィンガ
82は、上からみると、図10に示すように中心角約9
0゜の円弧θとなるような、又はほぼ四分の一円となる
ような扇形形状である。したがって、弾性シース80を
用いて当該フィンガ82を四本、各々弾性的に結合させ
ると、コンドーム形状のコンドーム保持体78を形成す
ることになる。
【0040】図2、図15及び図16に示す実施形態に
よるエンジニアリング・プロトタイプのフィンガ82の
典型的な大きさを示す寸法群を図8及び図9に示す。図
8及び図9において例えば、d1は0.574インチ;
d2は0.30インチ;d4は0.063インチ;d5
は0.125インチ;d6は0.130インチ;d7は
0.260インチ;d8は0.227インチ;d9は
0.50インチ;d10は0.75インチ;d11は
3.25インチ;d13は1.313インチ;d14は
0.75インチ;d15は2.313インチ;d16は
0.179インチ;d17は0.078インチ;d18
は0.25インチ;d19は0.30インチ;そして、
d20は0.063インチである。
【0041】図11に、カムロッドアセンブリ84を示
す。カムロッド86は、この実施形態では、長さd21
が7.06インチであり、先細りに形成した上端部14
6は長さd22が0.569インチで、そして中空芯部
148を備える。第一カム部88はカムロッド86上に
設置され、その底面はこのカムロッド86の上端部14
6の先端から距離d23が2.625インチのところに
ある。また、第二カム部90は、その底面と第一カム部
88の底面との間で3.25インチの距離d24の部分
のカムロッド86上に強固に設置されている。上端部1
46の幅d25は、約0.188インチである。この上
端部146の端部に面するカムロッド86の上端には、
図12に示すように、面取り部を有するように形成す
る。
【0042】図13Aは、第一カム部88を正面から見
た立面図であり、図13Bはその側立面図である。この
実施形態では、第一カム部88は、前面154を上面と
する台形状に形成され主要面を底面として終端する。そ
して各面の一辺の長さは、0.607インチの寸法d2
6及び0.759インチの最大寸法d27となるように
形成される。また、同図に示すようにネジ穴150が第
一カム部88の中心を通って形成され、カムロッド86
のネジ状外部152に螺合している(図11参照)。こ
のネジ穴150の径は、1/4インチである。更に図1
3Bに示すように、この実施形態では、第一カム部88
のネジ部は、0.25インチの幅d28を有し、このカ
ム部88の全長d29は0.625インチの長さであ
る。
【0043】また、この実施形態においては、図14A
の正面から見た立面図及び図14Bの側立面図に示され
ているように、第二カム部90は、前面158を上面と
する台形状に形成され主要面を底面として終端する。そ
して各面の一辺の長さは、0.544インチの寸法d3
0及び0.633インチの最大寸法d31となるように
形成される。図14Bに示されている側面160の長さ
d32は、0.25インチで、第二カム部90の全長d
33は、この実施形態では、0.625インチである。
本発明を応用して適用する場合には、他の寸法等を用い
ることも可能である。また、ネジ穴161は、前面15
8の中央に位置する。しかしながら、この実施形態で
は、上記のように一例として示したカムロッドアセンブ
リ84の構成部材および伸縮自在のフィンガ82に対し
て与えられる寸法は、典型的なコンドーム72をコンド
ーム保持体78から巻外すのに必要な程度にコンドーム
保持体78が膨張するような寸法となっている。
【0044】図15に示すように、コンドーム72又は
他の予防器具を検査するための本発明による有孔検査シ
ステムは、大規模に自動化することが可能である。同図
に示すように、ブラッケット8は、一端を複数のボルト
160(図15では一つのみを示している)を介してフ
レーム部材162に固定されている。このようにして、
ハウジング(2,4,6)は、この実施形態では、可動
昇降台60に担持される膨張性コンドーム保持体78を
覆うようにブラケット8に強固に固定されており、また
可動昇降台60は、ブラッケット164の頭部に強固に
設置されている。
【0045】第一空圧シリンダー166は、可動昇降台
60の底部に強固に固着する。そしてこの第一空圧シリ
ンダー166は、第一空圧シリンダー166からの制御
ロッドをカムロッド86に接続するための図示せぬ接続
手段と、第一カム部88及び第二カム部90を膨張性フ
ィンガが弾性シース80に向けて膨張するような位置ま
で移動させるために、カムロッド86を下方向に引っ張
るように選択的に作動させる図示せぬ作動手段と、回転
ベルト乃至ブラッシ・アセンブリ168によってコンド
ーム72を巻外すことができるようにコンドーム72を
しっかりと固定する図示せぬ手段とを備える。
【0046】ブラッケット164は、複数のボルト17
5を介して線形摺動ロッド172に設置されたブッシン
グ170に強固に結合している。このブラッケット16
4の底部は、複数の固着ナット176を介して第二空圧
シリンダー174に強固に固着されている。各固着ナッ
ト176は、ブラッケット164を第二空圧シリンダー
174の押しロッド178に強固に接続している。
【0047】シリンダー設置ブラッケット180は、複
数のボルト160を介して第二空圧シリンダー174に
その一端を固着させ、その他端を複数のボルト160を
介してフレーム部材162に固着させている。こうして
第二空圧シリンダー174は、選択的に起動されて、コ
ンドーム保持体78を摺動ロッド172に沿って上下に
移動することになる。そして、空圧シリンダー174が
上昇動作をすると、コンドーム保持体78が押圧されて
多孔性ライナー(38,42)と係合することになり、
コンドーム72を検査する状態となる。検査が終了する
と、空圧シリンダー174は下降動作し、コンドーム保
持体78を多孔性ライナー部(38,42)から図15
に示す位置まで引き出すようにする。
【0048】回転ベルト乃至ブラッシアッセンブリ16
8は、図示せぬ加圧手段により、膨張性コンドーム保持
体78に設置されているコンドーム72に対し選択的に
押し出されるようになっているもので、作動ロッド18
2をコンドーム保持体78に向けて押し出す回転ベルト
乃至ブラッシアッセンブリ168により形成される。そ
して、この回転ベルト乃至ブラッシアッセンブリ168
が矢印184方向に移動することによって、コンドーム
72をコンドーム保持体78から巻外すことができる。
【0049】次に、本発明の種々の実施形態による方法
に従って、図16を参照して、コンドーム72の有孔検
査システムを実行するための装置の概要について説明す
る。なお、同16に示す実施形態では、説明の便宜のた
めに、図15に示した複数の検査装置を多孔性ライナー
状素子186として象徴的に示している。
【0050】空気ライン乃至空気導管188は、バルブ
マトリックス(VALVING MATRIX)190と各々の検査装
置186の可動昇降台60にある通気口54との間にそ
れぞれ接続してある。一方、他の複数の空気ライン乃至
空気導管192は、バルブマトリックス190と各々の
検査装置186の頭部ハウジング2にある通気口28と
の間にそれぞれ接続してある。この複数の空気ライン1
92はまた、複数の圧力変換器194の入力ポートにそ
れぞれ接続してある。これらの圧力変換器194の出力
ポートは、個別に接続されており、マイクロプロセッサ
(MICROPROCESSOR)196に複数の圧力信号を入力す
る。そして、このマイクロプロセッサ196とバルブ・
マトリックス190との間には、圧力計(MANOMETER)1
98が接続されている。
【0051】空圧源(AIR PRESSURE SOURCE)200は、
フィルター(FILTER)202を介して、バルブ・マトリ
ックス190に接続されている。空圧源200は、異な
る圧力間の差圧を、図示せぬ個々の圧力ラインを介し
て、検査圧力のため、コンドーム抜き出しのため、ダス
ト排出のため、コンドーム保持体移動のため、コンドー
ム保持体膨張のため、多孔性ライナー膨張のためそして
不合格コンドーム排出のため、それぞれ供給する。ま
た、基準タンク(REFERENCE TANK)206は、安定した
圧力基準信号を前記複数の圧力変換器およびマイクロプ
ロセッサ196に入力する。
【0052】いずれかの操作態様の下での上記装置の制
御は、マイクロプロセッサ196によって実行される。
このマイクロプロセッサ196は、バルブマトリックス
190内の図示せぬ複数のバルブを操作して、検査装置
186を空圧源200と圧力計198に結合させる。そ
して、マイクロプロセッサ196が検査している各々の
コンドーム72に空気漏れを検出したか否かの表示信号
は、それぞれ個々の検査装置アセンブリ186を介して
送られることになる。
【0053】圧力変換器194は、検査装置186の頭
部ハウジング2にある通気口28内の圧力を測定し、こ
れに対応する圧力信号をマイクロプロセッサ196に対
して出力するために用いられる。より具体的には、圧力
変換器194は、通気口28内の圧力を基準タンク20
6内の圧力と比較し、通気口28内の空気圧の変化率の
測定値を得るために使用される。また、圧力計198
は、検査下のコンドーム72内の絶対圧力を測定するた
めに用いられる。フィルター202は、空圧源200か
らの加圧空気が、バルブマトリックス190のバルブに
供給される前に、汚染物を含まないようにするために用
いられる。
【0054】そしてマイクロプロセッサ196は、要求
される検査順序及び要求される測定結果を実行するよう
にプログラムされる。このプログラミングは、要求され
た複数の時刻にバルブマトリックス190にあるバルブ
の適切な開閉、種々の測定圧力又は圧力の変化率、欠陥
試験等を表す複数の信号を処理を実行するようになって
いる。この点に関連して、以下、本発明による典型的な
予防器具の有孔検査サイクルを、図17を用いて説明す
る。
【0055】先ず第一の期間T1(INFLATE)中に、マイ
クロプロセッサ196がバルブマトリックス190を操
作して空圧源200を試験装置186の通気口54に接
続して検査対象のコンドーム72を膨張させる。そして
このコンドーム72が所望の圧力範囲、即ち、一般には
平方インチ当たり20から100ポンドの範囲内にまで
膨張すると、検査装置186内の圧力を安定させるため
に、次に安定化期間T2(STABILIZ)に入る。圧力が安
定すると、第三の期間T3(TEST)に亘って検査モード
に入り、検査装置186の通気口28内の圧力の変化率
を測定する。所定の時間を通じて測定された圧力の変化
率が所定値を越えると、その検査対象となっているコン
ドーム72は不合格とされ、そうでなければ、そのコン
ドーム72は合格とされることになる。
【0056】なお、このような検査サイクルにおいて、
マイクロプロセッサ196を操作することによって、例
えば、この実施形態では、それぞれの検査装置186が
3つの操作期間T1,T2及びT3の異なる期間にそれ
ぞれある場合であっても、任意の順序で三つのコンドー
ムを同時に検査するようにプログラムすることも可能で
ある。また、その他の応用例としては、検査装置186
および検査システムは、この発明の種々の実施形態に従
って実施できる範囲内で、任意の数のコンドーム72を
同時に検査するように設計することも可能である。
【0057】次に、この発明の種々の実施形態にしたが
って、より詳細にコンドーム72の有孔検査を行う方法
を、図2、図15、図16及び図17を参照して説明す
る。なお、マイクロプロセッサ196は、要求される工
程を自動的に実行するようにプログラミングしてある。
先ず第一工程では、図15に示されているようにコンド
ーム保持体78の位置決めを行うが、膨張性コンドーム
保持体78を用いる場合には、非膨張状態にしておく必
要がある。そして、検査対象となるコンドーム72が膨
張性コンドーム保持体78を覆って設置される。
【0058】第二工程では、この実施形態では、第一空
圧シリンダー174を作動させ、膨張性コンドーム保持
体78を多孔性ライナー(38,42)内に移動させ
る。この場合、第一空圧シリンダー174を機能させる
ためには、カムやその他の駆動手段を用いることが可能
である。そして第一空圧シリンダー174によって充分
な力が加えられることによって、図2に示すように底部
ハウジング部6の金属シール・リング52、弾性シート
80およびコンドーム72の底部の間に気密シールが形
成されることになる。
【0059】第三工程では、バルブマトリックス190
を操作して、空圧源200を検査装置186の通気口5
4に接続する一方、通気口28を大気に開放することに
よって第一の期間T1を開始して、コンドーム72を所
定の圧力で膨らませる。それと共に、多孔性ライナー
(38,42)とハウジング(2,4,6)の間のそれ
ぞれの空間を大気と連通させる。こうして膨張したコン
ドーム72の外側壁は、多孔性ライナー(38,42)
の対向内側壁に押しつけられるようになる。そして、膨
張期間T1が経過すると、バルブマトリックス190を
操作して、通気口28を密閉または閉鎖し、それによっ
て多孔性ライナー(38,42)とハウジング(2,
4,6)の間の空間をそれぞれ、大気から隔離する。
【0060】次の工程は、検査装置を、多孔性ライナー
(38,42)とハウジング(2,4,6)の間のそれ
ぞれ、空間内の空気圧力を安定化せしめることである。
そしてこの安定化期間T2が経過すると、多孔性ライナ
ー(38,42)とハウジング(2,4,6)の間のそ
れぞれの空間内の圧力増加率を測定するために、第三の
期間T3に入る。この測定に際しては、バルブマトリッ
クス190を操作して、空圧源200から通気口58へ
供給される所定の圧力を維持すると共に、圧力変換器1
94からの圧力信号を基準タンク206内の圧力と比較
することによって行われる。これは、期間T3の開始時
の圧力とその終了時の圧力を測定し、圧力の増加がある
場合にはその増加分を時間T3で割ることによってなさ
れる。
【0061】こうして測定された圧力増加率は、マイク
ロプロセッサ196によって所定の基準値に対して比較
される。もし測定された圧力増加率が所定の時間に対し
て予め設定された合格基準値を越える場合には、そのコ
ンドーム72は不合格とされることになり、越えない場
合には、合格とされることになる。そして、バルブマト
リックス190の操作により検査装置186の通気口5
4及び28を大気に開放し、検査されているコンドーム
72の内側から空気圧を排出する。
【0062】次の工程では,第二空圧シリンダー174
を操作して,コンドーム72を保持する膨張性コンドー
ム保持体78を多孔性ライナー(38,42)及びハウ
ジング(2,4,6)から引き出す。この引き出し工程
を実行するに当たって、より好ましくは、バルブマトリ
ックス190の操作によって空圧源200からの加圧空
気を通気口28に注入するようにして、コンドーム72
が多孔性ライナー(38,42)の内側壁面に粘着する
のを実質的に防止できるようにするのがよい。こうする
ことでコンドーム保持体78に設置されたコンドーム7
2の取り外しを容易にすることができるからである。
【0063】以上のような検査の結果、もしコンドーム
72が不合格とされるものである場合には、次の工程で
は、この不合格とされたコンドーム72をコンドーム保
持体78から吹き出させる。これは、このコンドーム保
持体78をハウジング部(2,4,6)から引き出すと
共に、加圧空気を可動昇降台にある通気口54に注入す
ることによって行われる。これに対して、もしコンドー
ム72が合格とされるものである場合には、第一空圧シ
リンダー166を操作して、図15に示されているよう
に、複数の伸縮自在のフィンガ82を互いに分離してそ
れが伸長する位置に移動させるために、カムロッドアセ
ンブリ84を下方または一方向に引っ張るようにする。
この操作は、実際のシステムでは、コンドーム72が不
合格とされてコンドーム保持体78から吹き出されてい
るか、或いは、合格とされてコンドーム保持体78上に
残置されているかどうかに拘らず実行可能である。
【0064】そして回転ベルト乃至ブラッシアッセンブ
リ168をコンドーム72に対して移動させることによ
って、検査に合格したコンドーム72を膨張性コンドー
ム保持体78から巻出す操作を行う。そして、巻出され
たコンドーム72は、コンドーム保持体78頭部から自
動的にぽんと飛び出して、回収され、最終的な商品とし
て包装されることになる。
【0065】次の工程では、第一カム部88及び第二カ
ム部90とフィンガ82との係合状態を解除するために
カムロッド86を上方に移動させることで膨張性コンド
ーム保持体78をその非膨張状態に戻すようにするため
に第一空圧シリンダー166を操作する。ここで、弾性
シース80は、戻しバネとして作用し、第一カム部88
及び第二カム部90がそれ等から外されるのに伴って、
複数のフィンガ82を互いに向けて移動させる力を提供
する。
【0066】次の工程では、空圧源200からの高圧空
気を通気口28に加え、多孔性ライナー(38,42)
の内側表面に集積していた可能性のあるあらゆる粉末を
検査終了後のコンドーム72から吹出するようにバルブ
マトリックス190を操作する。
【0067】ここに例示される本発明による好適な検査
サイクルの最終工程は、通気口(28,54)を大気に
開放し、それによって多孔性ライナー(38,42)及
びハウジング(2,4,6)の間の空間を、それぞれ、
大気に排気するようにバルブマトリックス190を操作
することである。
【0068】この発明の種々の実施形態について添付図
面に沿って説明したが、もちろん以上に記載したものに
限定される訳ではない。この分野の当業者であれば、前
記した実施形態に対する様々な修正を認めるかもしれな
いが、かかる修正は請求項に記載された発明の精神と範
囲とにしたがい、包括されるように理解されなければな
らない。例えば、典型的なコンドーム72の検査サイク
ルのうち膨張期間T1において、コンドーム72内の圧
力が得られない場合には、マイクロプロセッサ196
は、このコンドーム72を不合格とするように動作する
ことになる所定の圧力変化率で増大するか否かを決定す
るために、圧力計198を用いることができる。また、
マイクロプロセッサ196は更に、膨張期間中に不合格
とされるコンドーム72の数を記録するようにプログラ
ムすることができる。このようにすることで、過剰数の
コンドーム72が不合格とされる場合、検査装置186
が正常に機能しているか否かをチェックすることが可能
となる。
【0069】また、マイクロプロセッサ196は、各検
査装置186によって不合格とされるコンドーム72の
数及び合格とされる数を記録することによって、検査シ
ステムの動作を監視するようにプログラムすることがで
きる。もし所定検査数X回の間に全く不合格コンドーム
が無いか、或いはY回の検査の間に全く合格コンドーム
が無ければ、有孔検査システムは検査装置186を点検
するために停止される。また、所定検査数に対して特定
の検査装置186によって全く不合格コンドームを発見
できない場合や、或いは他の所定検査数に対して全く合
格コンドームを検出することができない場合には、検査
装置186を点検するため検査システムを停止するよう
にプログラミングしてもよい。
【0070】また、例えば、コンドーム72を膨らませ
るために空気の代わりに標識気体を用いるようにしても
よい。この場合には、コンドーム72の外側領域内の圧
力増加を検査する代わりに、このコンドーム72内の漏
れまたは孔を検出するためにコンドーム72の外側の標
識気体の存否を検出する検出器を用いることができる。
或いは、コンドーム72を検査するために、前記したよ
うに、標識気体および差圧の変化率の両方を同時に採用
することも可能である。
【0071】更にまた、ヘリウムのような低分子量気体
を空気の代わりに用いることも可能である。この場合に
は、空気がコンドーム72内の孔を流通するよりもヘリ
ウムの方が流通するのが速いことから、検査時間の短縮
を図ることも可能となる。また、この発明の種々の実施
形態を例示するのにコンドームが用いてきたが、他の多
くの予防器具をこの発明による上述の実施形態によって
検査することも勿論可能である。この場合には、検査対
象に対して好適な多孔性ライナー(38,42)は、必
要に応じて成形することができる。
【0072】その他の実施形態としては、例えば、可動
昇降台60の通気路58を大気に開口し続けると共に、
頭部ハウジング部2にある通気口28に真空を引くこと
によってコンドーム72を検査する方法もある。図1、
図2及び図15に関して、非膨張性コンドーム保持体6
8又は膨張性コンドーム保持体78をコンドームと共に
多孔性ライナー(38,42)に挿入した状態では、コ
ンドーム72は多孔性ライナー(38,42)の内側壁
方向に引っ張られ、事実上膨らまされることになる。そ
してその時に、通気口28内の真空の低下、或いはその
中の圧力増加率を監視することによって、コンドーム内
の気体漏れを検出することができる。
【0073】前掲した実施形態で説明したように圧力変
化率は、基準圧力又は所定の圧力に対して比較されて、
これにより検査対象のコンドーム72を合格とすべき
か、或いは不合格とすべきかが決定される。ここで、多
孔性ライナー(38,42)は、テーパー状のコンドー
ムを検査するにあたってはテーパー形状であることが要
求されるので、二つのセクションにより構成されるが、
非テーパー状または垂直壁状のコンドームを検査する場
合であれば、多孔性ライナー(38,42)は、一片内
におくことが可能であることに留意されたい。また、金
属リング・シール52は、例えば、弾性体で膨張可能な
シールによって置換可能である点にも留意されたい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
予防器具の外形に相応した内部キャビティーを有する多
孔性中空ライナーを用い、この多孔性中空ライナーの介
在で漏れ気体を検出することにより、予防器具の製品性
を損なうような過剰な変形を与えることなく、必要な内
外の気圧差を与えれるようにしているので、検査対象器
具の内部と外部の気圧差を利用した気体漏れでの有孔検
査を高精度で且つ効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非膨張性コンドーム保持体を含むコンドーム検
査装置の一実施形態を示す断面図。
【図2】膨張性コンドーム保持体を含むコンドーム検査
装置の他の実施形態を示す断面図。
【図3】本発明による多孔性ライナーの頭部を上から見
た平面図。
【図4】図3に示す多孔性ライナーの頭部の縦方向断面
図。
【図5】図3に示す多孔性ライナーの頭部の部分的側立
面図。
【図6】本発明による多孔性ライナーの底部を上から見
た平面図。
【図7】図6に示す多孔性ライナーの底部の縦断面図。
【図8】図2に示す膨張性コンドーム保持体の一構成部
材である伸縮自在のフィンガを正面から見た立面図。
【図9】図8に示すフィンガの側立面図。
【図10】図8に示すフィンガを上から見た平面図。
【図11】図2に示す膨張性コンドーム保持体の一構成
部材であるカムロッドアセンブリを正面から見た立面
図。
【図12】図11に示すカムロッドアセンブリの一端の
立面図。
【図13】分図Aは図11に示すカムロッドアセンブリ
の第一カム部を正面から見た立面図で、分図Bは図13
Aに示す第一カム部の側立面図。
【図14】分図Aは図11に示すカムロッドアセンブリ
の第二カム部を正面から見た立面図で、分図Bは図14
Aに示すカム部の側立面図。
【図15】コンドーム保持体を多孔性ライナーと係合さ
せ又は係合から外すように移動させるためのスライド手
段、膨張性コンドーム保持体を操作する機構、およびコ
ンドームを巻き上げる機構を含む、本発明の一実施形態
による部分的断面部分を備えた説明図。
【図16】コンドームの自動検査を含む有孔検査システ
ムを示すブロック図。
【図17】検査対象のコンドーム又はその他の予防器具
の合否判定に際し、検査下のコンドームの膨張、膨張コ
ンドーム内の圧力の安定化及び圧力変化率検査に対する
グラフ。
【符号の説明】
2,4,6 ハウジング部 8 ブラケット 18,26,64 Oリング 32,54 通気路 38 多孔性ライナーの頭部 42 多孔性ライナーの底部 52 金属シール・リング 60 可動昇降台 68,78 コンドーム保持体 72 コンドーム 76 中央通気路 84 カムロッドアセンブリ 86 カムロッド 88,90 カム部 166,174 空圧シリンダ 168 ブラッシアセンブリ 190 バルブマトリックス 194 圧力変換器 196 マイクロプロセッサ 198 圧力計 200 空圧源 206 基準タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595103773 1345 AVENUE OF THE AM ERICAS,NEW YORK,NEW YORK 10105,UNITED ST ATES OF AMERICA (72)発明者 グレン ダブリュー. トムセン アメリカ合衆国 08514 ニュージャージ ー州 クリームリッジ ロングエーカード ライブ 4 (72)発明者 トーマス サリバン アメリカ合衆国 08691 ニュージャージ ー州 ロビンスビル プレスタイルプレー ス 5

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予防器具の有孔検査を行う検査システム
    であって、検査対象の予防器具の形状に相応する内部キ
    ャビティーを有する多孔性中空ライナーと、前記予防器
    具を前記内部キャビティー内に保持する保持手段と、前
    記予防器具の内部空間と前記多孔性ライナーの外側側部
    に近接する空間との間で生じる所定の気圧差を与える手
    段であって、前記予防器具の外壁が前記内部キャビティ
    ーの内側側壁に対して押圧され又は引っ張られるように
    して、事実上予防器具を膨張せしめる前記気圧差発生手
    段と、前記気圧差の変化を測定して前記予防器具の目的
    用途に対して、前記予防器具の合否を決定する手段と、
    を備えてなる検査システム。
  2. 【請求項2】 気圧差発生手段は、予防器具外部の大気
    圧に対して予防器具の内部気圧を増大するものである請
    求項1記載の検査システム。
  3. 【請求項3】 頭部、底部および側部を有し且つ多孔性
    中空ライナーの外側形状に相応するように形成され、そ
    の内部に前記多孔性中空ライナーを保持する内部キャビ
    ティーを有するハウジングと、前記ハウジングの頭部に
    ある第一の通気口であって、前記ハウジングの前記キャ
    ビティー内に延在し且つ気体を前記ライナーの気孔を通
    して前記ライナーのキャビティーと前記第一の通気口と
    の間に流通せしめる気体通路を含む前記第一の通気口
    と、を更に備えるものである請求項1記載の検査システ
    ム。
  4. 【請求項4】 多孔性中空ライナーは、多孔性中空ライ
    ナーの外側壁部の周囲に間隔をもって配置され、前記ハ
    ウジングの前記第一通気口に近接する前記多孔性中空ラ
    イナーの頭部から、前記多孔性中空ライナーを前記ハウ
    ジング内に設置せしめ、前記ライナーの最低部まで延長
    し、気体流に対して、前記第一通気口と前記多孔性中空
    ライナー壁部の反対側の前記検査対象の予防器具の気孔
    に近接する前記多孔性中空ライナーの壁の一部との間に
    開口通路を提供し、それによって前記予防器具内の孔か
    ら前記第一の通気口と前記予防器具の孔の位置との間に
    ある前記ライナーの材料の長さの蛇行性気孔通路を通し
    て流れねばならない気体を阻止する複数の縦方向溝とを
    具備して成ることを特徴とする請求項3に記載するシス
    テム。
  5. 【請求項5】 保持手段は、その上に予防器具を保持す
    る保持体と、この保持体の底部に接続され、当該保持体
    を多孔性中空ライナーの内部キャビティーに選択的に移
    入し、前記予防器具を検査するか又は予防器具の検査に
    引き続いて、予防器具を備えた前記保持体を多孔性中空
    ライナーから引き出すスライド手段と、を具備するもの
    である請求項1に記載するシステム。
  6. 【請求項6】 スライド手段は、前記保持体底部を保持
    する頭部表面上の凹部を有する昇降台と、該昇降台に固
    着された第一ブラッケットと、線形摺動ロッドと、前記
    線形摺動ロッド上にスライド可能に設置され且つ前記第
    一ブラッケットに固着されたブッシングと、細長い支持
    部材と、前記線形摺動ロッドを前記支持部材に、当該支
    持部材に対し所定の間隔で平行となるように、取り付け
    る手段と、前記多孔性中空ライナーを前記支持部材に取
    り付け、前記多孔性中空ライナーの入り口開口を前記保
    持体に亘って懸架する手段と、前記支持部材から且つ前
    記昇降台の下に懸架された第一起動手段であって、同起
    動手段の押しロッドは前記昇降台の下側に取り付けられ
    ており、それによってこの第一起動手段は、前記保持体
    を前記多孔性中空ライナーに挿入するために前記昇降台
    を前記多孔性中空ライナーに向かって選択的に移動させ
    且つ前記保持体を前記多孔性中空ライナーから抜き出す
    ために前記昇降台を前記多孔性中空ライナーから離れる
    ように移動させるように操作可能である上記第一起動手
    段と、を具備するものである請求項5記載の検査システ
    ム。
  7. 【請求項7】 昇降台は、気体を第二通気口と検査状態
    の予防器具の内部空間との間を流通せしめる前記昇降台
    を通ずる気体通路と、前記第一気体口と前記第二気体口
    との間に接続された前記気圧差発生手段と、を具備する
    ものである請求項6記載の検査システム。
  8. 【請求項8】 検査終了後に予防器具を巻外さしめるた
    めに保持体を僅かに引き延ばし、且つ前記保持体を前記
    多孔性中空ライナーから除去するように選択的に作動可
    能な手段を含む前記保持体と、を更に備えるものである
    請求項6記載の検査システム。
  9. 【請求項9】 予防器具を保持体に係合し、保持体から
    除去するため予防器具を自動的に巻き上げるように選択
    的に起動可能な手段と、を備えるものである請求項8記
    載の検査システム。
  10. 【請求項10】 予防器具の有孔検査に用いられる多孔
    性中空ライナーであって、閉止端及び開口端を有する中
    空体と、検査対象の予防器具の形状に実質的に相応する
    ように形成された前記中空体内のキャビティーであっ
    て、前記予防器具が前記キャビティー内で膨らまされる
    とき、前記予防器具の複数の外部壁の実質的な全てが前
    記キャビティーの対向する複数の内側壁に接触するよう
    に加力される前記キャビティーと、前記中空体に亘って
    形成された複数の気孔であって、気体が前記予防器具の
    内部から、その壁内の孔を通して且つ前記気孔を通し
    て、前記ライナーの外部の周りにある気体検出装置に流
    通する前記複数の気孔と、を備えるものである多孔性中
    空ライナー。
  11. 【請求項11】 予防器具はコンドームであって且つ中
    空体の前記キャビティーが前記コンドームの形状に相応
    するように形成されている請求項10記載の多孔性中空
    ライナー。
  12. 【請求項12】 コンドームの有孔検査システムであっ
    て、検査対象のコンドームの外側壁形状に相応するよう
    に形成された内部キャビティーを有する多孔性中空ライ
    ナーと、検査のためコンドームの実質的な部分を前記内
    部キャビティー内に保持するコンドーム保持体と、前記
    コンドームの内側空間と前記ライナーの外部壁に近接す
    る空間との間に、所定の気圧差であって、前記コンドー
    ムを、その外部壁が前記ライナーの前記内部キャビティ
    ーの内側壁に対して押しつけられた又は引っ張られた状
    態で、膨張せしめる前記所定の気圧差発生手段と、前記
    気圧差の変化を測定して、その目的とする用途に対し
    て、前記コンドームの合否を決定する手段と、を具備す
    る検査システム。
  13. 【請求項13】 気圧差発生手段は、前記コンドーム外
    部の大気圧に対してコンドームの内部気圧を増大するも
    のである請求項12記載の検査システム。
  14. 【請求項14】 頭部、底部及び側部を有し且つ多孔性
    のライナーの外部形状に相応するように形成され、その
    内部に前記ライナーを保持する内部キャビティーを有す
    るハウジングと、前記ハウジングのキャビティー内に延
    在する気体通路を含む前記ハウジングの頂部にある第一
    通気口であって、前記気体通路は気体を前記ライナーの
    気孔を通して前記ライナーの前記キャビティーと前記第
    一通気口との間を流通せしめる該通気口と、を具備する
    ものである請求項12記載の検査システム。
  15. 【請求項15】 多孔性のライナーは更に、前記ライナ
    ーの外部壁の周りに間隔をもって配置され、前記ハウジ
    ングの前記第一通気口に近接する前記ライナーの最上部
    から、前記ライナーを前記ハウジング内に設置した状態
    で、前記ライナーの最低部まで延長し、気体流に対し
    て、前記第一通気口と前記ライナー壁部の反対側にある
    前記コンドーム内の孔に近接する前記ライナーの壁の一
    部との間に開口通路を提供し、それによって前記コンド
    ーム内の孔から、前記コンドームを通して前記第一の通
    気口と前記孔の位置との間で前記ライナーの材料の長さ
    の蛇行性気孔通路を通して流通しなければならない気体
    を阻止する複数の縦方向の溝と、を更に具備するもので
    ある請求項14記載の検査システム。
  16. 【請求項16】 保持手段は、その上にコンドームを保
    持する保持体と、該保持体の底部に接続され、同保持体
    を多孔性のライナーの内部キャビティーに選択的に移入
    し、前記コンドームを検査するか或いは該コンドームの
    検査に引き続いて、該コンドームを備えた前記保持体を
    前記ライナーから引き出すスライド手段と、を具備して
    成るものである請求項14記載の検査システム。
  17. 【請求項17】 スライド手段は、前記保持体の底部を
    保持する頭部表面上の凹部を有する昇降台と、該昇降台
    に固着された一端、および他端を有する第一ブラッケッ
    トと、線形摺動ロッドと、該摺動ロッド上にスライド可
    能に設置され且つ前記第一ブラッケットに固着されたブ
    ッシングと、細長い支持部材と、前記線形摺動ロッドを
    前記支持部材に、当該支持部材に対し所定の間隔で平行
    となるように、取り付けるための取付部材と、前記ライ
    ナーを前記支持部材に取り付け、前記ライナーの入り口
    開口を前記保持体に亘って懸架する手段と、前記支持部
    材から且つ前記昇降台の下に懸架された第一起動手段で
    あって、同起動手段の押しロッドは前記昇降台の下側に
    取り付けられており、それによって、この第一起動手段
    は、前記保持体を前記ライナーに挿入するために前記昇
    降台を前記多孔性ライナーに向かって選択的に移動させ
    且つ前記保持体を前記ライナーから除去するために前記
    昇降台を前記ライナーから隔離移動させるように操作可
    能である上記第一起動手段と、を具備するものである請
    求項16記載の検査システム。
  18. 【請求項18】 検査終了後予防器具を巻外さしめるた
    めに、前記保持体を僅かに引き延ばし且つ前記保持体を
    前記ライナーから除去するように選択的に作動可能な手
    段を含む前記保持体と、を更に具備するものである請求
    項17記載の検査システム。
  19. 【請求項19】 予防器具を前記保持体に係合し、前記
    保持体から除去するため前記コンドームを自動的に巻き
    上げるように選択的に起動可能な手段と、を更に具備す
    るものである請求項18記載の検査システム。
  20. 【請求項20】 多孔性のライナーは、コンドームの最
    上部の形状に相応するように独立して形成された頭部
    と、前記コンドームの残る下方部の形状に適合するよう
    に形成され、前記頭部の最下方の円周方向肩部に接合す
    るように形成され、実質的に連続した内側壁部を備えた
    前記ライナーを形成する最上方の円周方向肩部を有する
    独立した底部と、を具備するものである請求項15記載
    の検査システム。
  21. 【請求項21】 昇降台は、気体を第二通気口と検査対
    象のコンドームの内部空間との間を流通せしめる前記昇
    降台を通ずる気体通路と、前記第一の通気口と前記第二
    通気口との間に接続された前記圧力差発生手段と、を具
    備するものである請求項17記載の検査システム。
  22. 【請求項22】 多孔性のライナーは、前記頭部の内壁
    の底部縁に接する頭部縁を有する上方に突出する内壁部
    を含む前記底部の前記最上方肩部と、を具備して成り、
    前記頭部は更に、前記底部の前記内壁部に重複するが、
    それより長さにおいて短い下方に突出する外壁部を具備
    して成り、それによって前記頭部の外壁部と前記底部の
    外壁部との間に間隙または円形チャネルを提供し、それ
    によって前記頭部の縦方向溝と前記底部の縦方向溝とを
    並べてそれ等の間の気体に対して開口通路を提供する必
    要を避けるものである請求項20記載の検査システム。
  23. 【請求項23】 ハウジングは、多孔性のライナーの前
    記頭部をその内に保持し且つ前記第一の通気口を含む頭
    部と、前記ライナーの前記底部をその内に保持する中間
    部と、該中間部の内部キャビティーに開口する内部キャ
    ビティーを含む底部と、前記頭部を前記中間部に接続
    し、その間に気密シールを設ける手段と、前記中間部を
    前記底部に接続し、その間に気密シールを設ける手段
    と、を具備して成ると共に、前記中間部の前記内部キャ
    ビティーは前記頭部の内部キャビティーに開口している
    ものである請求項22記載の検査システム。
  24. 【請求項24】 ハウジング、コンドームおよび保持体
    の内壁の最下方部の間に気密シールを提供する手段とを
    具備して成り、前記保持体は更に、気体を前記ハウジン
    グの前記第二通気口から、前記保持体の開口中央部を通
    して、前記コンドームに流通せしめ、前記コンドームを
    備えた前記保持体が前記ハウジング内の前記ライナーに
    挿入された後、前記コンドームを膨張させる手段と、を
    更に具備するものである請求項16記載の検査システ
    ム。
  25. 【請求項25】 コンドームの有孔検査に用いられるラ
    イナーであって、閉止端および開口端を有する中空体
    と、検査対象のコンドームの外側形状に実質的に適合す
    るように形成された前記中空体内のキャビティーであっ
    て、前記コンドームが前記キャビティー内で膨らまされ
    るとき、前記コンドームの複数の外部壁の実質的な全て
    が前記キャビティーの対向する複数の内側壁に接触する
    ように加力される前記キャビティーと、前記中空体に亘
    って形成された複数の気孔であって、気体が前記コンド
    ーム内から、その壁内の孔を通して且つ前記気孔を通し
    て、前記ライナーの外部の周りにある気体検出装置に流
    通する前記複数の気孔と、を具備するものである前記ラ
    イナー。
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