JPH08233614A - 指示計器 - Google Patents

指示計器

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JPH08233614A
JPH08233614A JP6487595A JP6487595A JPH08233614A JP H08233614 A JPH08233614 A JP H08233614A JP 6487595 A JP6487595 A JP 6487595A JP 6487595 A JP6487595 A JP 6487595A JP H08233614 A JPH08233614 A JP H08233614A
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康夫 新保
Koji Toyama
耕治 遠山
Tadashi Chikaraishi
忠士 力石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み付け作業性の向上や部品点数削減を達成
し得る指針照明構造を備えた指示計器の提供。 【構成】 計器本体16の指針軸15先端に、基部22に導光
部28を有する透光性材料からなる指針本体23を設ける。
導光部28に光源17が所定距離を有して臨むように光源17
を指針本体23の前方側から保持する光源ホルダー18を設
ける。光源ホルダー18を着脱自在に保持する保持部38を
有し、かつ計器本体16に対し位置決め状態で配置される
スペーサ部材19を設ける。指針本体23の指示対象となる
指標部10を有し、かつ計器本体16の前方側に配置状態で
指針本体23の指針軸15への連結並びに光源ホルダー18の
スペーサ部材19への装着を可能とする貫通孔(連通部)
51,52を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両に搭載され
る速度器,回転計,燃料計等の指示計器に関し、特に指
示計器に装着される指針の照明構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種指示計器の指針照明構造と
しては、導光体を用いて光源の光を指針内に導いて指針
を照明させる導光照明型のもの(例えば特開平6−2731
97号公報)や指針軸の周囲に複数の専用光源を配置して
指針軸先端に装着される指針を照明する直接照明型のも
の(例えば特開平6−221879号公報)、あるいは指針自
体に専用光源を搭載して搭載光源により照明を行う光源
搭載型のもの(特開平5−312600号公報)等が公知であ
る。
【0003】ところで近年、自動車用の指示計器、特に
高級車や高グレード車用の指示計器にあっては、スモー
ク板を通して指針や文字指標等の照明意匠のみを運転者
に視認させるいわゆるブラックフェースメータが採用さ
れており、このようなブラックフェースメータ用の指針
照明構造としては、指針を明るく光輝させることが要求
されるため、導光体を介在させることで照明光の減衰や
損失の大きい導光照明型の構造よりも、指針を直接照明
できる直接照明型あるいは光源搭載型の構造が望まし
い。
【0004】ところが、直接照明型の指針照明構造にあ
っては、指針をその回動範囲全域にわたって明るく照明
する必要から指針の回動位置に応じて複数の光源を配置
しなければならず製品コストが上昇しやすく、また光源
搭載型の指針照明構造にあっては、指針と一緒に光源も
回動するので可動部品となる光源への電源供給構造が複
雑化して組み付け作業性の悪化を招きやすい。このため
例えば実開平1−134217号公報に示されているように、
直接照明型の指針照明構造において、ホルダーに保持さ
れた光源を透明カバーを通じて透光性材料からなる指針
の前方側に配置し、この際、光源と、指針の回動中心と
なる基部に形成する導光部とを指針軸の軸線上に位置さ
せることにより単一の光源で効率よく指針の回動範囲全
域にわたる照明を可能とすることが考えられる。
【0005】このような構成によれば、光源が固定部品
となることで電源供給構造の簡素化を図られ、また少な
い光源で効率的な照明を達成することができる反面、光
源を透明カバーに固定する構造であるため、光源と指針
の導光部とが位置ずれを起こしやすくなると共に、透明
カバーに光源への電源供給用の電極を形成する必要があ
るため、電源供給に伴う電路引き回し構造が大がかりな
ものになるという新たな不都合が生ずる。
【0006】そこで、このような不都合を考慮するもの
として、本出願人は、先に出願人自身の発明に係る特願
平6−45180 号を提案しており、図7に示すように、こ
の指示計器1は、指針軸2の先端に指針本体3が装着さ
れる計器本体4と、この計器本体4の取付部5に位置決
め固定されて指針本体3の前方よりLED からなる光源6
を保持する光源ホルダー7と、指針本体3と計器本体4
との間に介装されて指針本体3の指示対象となる目盛,
文字等の指標部(図示しない)を有する表示板8とから
なり、光源ホルダー7は、指針本体3の回動中心となる
基部9の導光部10に光源6が臨むようにこれを保持する
とともに、他の電気部材としてのプリント基板(図示し
ない)にコネクタ接続可能に形成され、光源ホルダー7
を通じたプリント基板からの電源供給にて光源6を発光
させ、その光を導光部10を通じて指針本体3内に取り込
むと同時に、指針本体3内に取り込んだ光を指針本体3
の先端側に反射し、指針本体3を光輝させるものであ
る。この指示計器1によれば、光源6を保持する光源ホ
ルダー7を計器本体4に位置決めすることで、光源6と
導光部10との位置ずれを抑制して照明の効率化や照明品
質の安定化を図ることができ、また光源ホルダー7自体
にプリント基板との電路を形成することで電源供給に伴
う電路引き回し構造がコンパクトなものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
指示計器1にあっては、光源ホルダー7の光源6保持部
分が指針本体3の基部9側に屈曲しているため、組み付
けに際して、計器本体4に予め光源ホルダ7を装着して
しまうと計器本体4に指針本体3を装着できず、また計
器本体4に予め指針本体3を装着してしまうと指針本体
3の背後位置に表示板8を配置できず、このため予め指
針本体3を装着した計器本体4に光源ホルダー6を横方
向から装着して位置決めし、この状態で計器本体4を表
示板8の所定位置まで横方向からスライド装着しなくて
はならず、組み付け作業性に劣るという問題がある。ま
た計器本体4をスライド装着するに際して表示板8に
は、ある程度の幅を有して所定位置まで連続する比較的
長いスリットを形成すればよいが、計器本体4装着後は
このスリットの不要部分を遮蔽部材にて塞ぐ必要が生じ
部品点数が増加するという問題もある。
【0008】本発明は、この点に鑑みて前記指示計器の
改良構造を提案するもので、その主な目的は、組み付け
作業性の向上や部品点数の削減を達成し得る指針照明構
造を備えた指示計器の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、計測量に応じて指針軸が回動駆動される計器
本体と、前記指針軸の軸線に対して略直交方向に伸長し
回動中心となる基部が前記指針軸の先端に連結された透
光性材料からなる指針本体と、この指針本体の前記基部
に形成されて光源からの照明光を受け前記指針本体を光
輝させる導光部と、この導光部に前記光源が所定距離を
有して臨むように前記光源を前記指針本体の前方側から
保持する光源ホルダーと、この光源ホルダーを前記指針
本体の前方側で着脱自在に保持する保持部を有して前記
計器本体に対し位置決め状態で配置されるスペーサ部材
と、前記指針本体と前記計器本体との間に前記指針本体
の指示対象となるべき指標部を有して配置される表示板
とからなるものであり、特に前記表示板が前記計器本体
の前方側に配置状態で前記指針本体の前記指針軸への連
結並びに前記光源ホルダーの前記保持部への装着を可能
とする連通部を有するものである。
【0010】また、本発明は、前記連通部が前記光源ホ
ルダーに覆われるものである。
【0011】また、本発明は、前記光源が前記光源ホル
ダー及び前記スペーサ部材を通じて他の電気部材に電気
接続されてなり、前記光源ホルダーと前記スペーサ部材
との電気接続が前記スペーサ部材への前記光源ホルダー
の装着により達成されるものであり、また特に前記光源
ホルダーに前記光源の電極端子部を形成し、前記スペー
サ部材に前記電極端子部と前記他の電気部材との電気接
続を可能とする中継端子部を形成し、この中継端子部と
前記電極端子部とからなる端子部のうち、何れか一方側
の端子部が他方側の端子部に挿入接続されるものであ
る。
【0012】
【作用】本発明によれば、光源ホルダーが、スペーサ部
材に対し着脱自在に形成されることにより、また特に表
示板が、この表示板を計器本体の前面側に配置した状態
でスペーサ部材の保持部と光源ホルダーとの装着並びに
指針軸と指針本体との連結を可能とする連通部を備える
ことにより、スペーサ部材と位置決め状態に配置された
計器本体の前方側に表示板を積層状態に配置した後に、
指針本体を指針軸に連結するとともに、光源ホルダーを
スペーサ部材の保持部に装着することができ、組み付け
作業性が向上する。またスペーサ部材が表示板の前方側
に突出することにより、光源ホルダーのスペーサ部材へ
の取付けが容易となる。
【0013】また、本発明によれば、表示板の連通部が
光源ホルダーに覆われることにより、連通部を覆う専用
の覆い部材を設ける必要がなく、部品点数の削減を図る
ことができる。
【0014】また、本発明によれば、スペーサ部材への
光源ホルダーの装着にて光源の給電接続が達成されるこ
とにより、また光源ホルダーの電極端子部とスペーサ部
材の中継端子部とが挿入接続されることにより、これら
両部材のワンタッチ接続が可能となり、電気接続作業が
容易となる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づき本発明の実施例を説
明する。
【0016】図1は、本発明による指示計器を組み込ん
だ指示計器ユニットの表示部構造を示す正面図であり、
同図には、水温計1,エンジン回転計2,速度計3,燃
料計4からなる指示計器の各計器表示部5〜8が示され
ている。
【0017】計器表示部5〜8は、透光性基材(図示し
ない)の表面に遮光性印刷層からなる地部9と文字や目
盛等の表示意匠を形成する透光性着色層からなる指標部
10とで構成される表示板11と、表示板11上を回動して指
標部10を指示する指針12とを備えてなり、表示板11の周
囲は見返し板と称する化粧板13にて覆われている。
【0018】化粧板13で覆われた計器表示部5〜8の前
方側は、外部光でその内部が不可視となるよう透過率が
調整された図示しない暗色系スモークパネルに被覆さ
れ、このスモークパネルは、計器表示部5〜8及び化粧
板13と後述する指示計器の構成要素を収容してユニット
化するケース14の前方開口部に嵌着され、後述する照明
構造にて光輝する指針12の照明意匠と、表示板11の背後
に配置される例えばCCTからなる図示しないバックライ
トにて透過照明される指標部10の照明意匠のみを運転者
に視認させるものである。
【0019】図2は、図1に示した指示計器ユニットに
組み込まれる水温計1,エンジン回転計2,速度計3,
燃料計4からなる指示計器のうち、燃料計4の計器構成
を示す分解斜視図であり、図3は、図2の燃料計4の組
み付け状態を示す断面図である。
【0020】図2,図3において燃料計4は、計測量
(この場合残燃料値)にじて前方側に突設した指針軸15
を回動駆動する例えば交差コイル型計器からなる計器本
体16と、指針軸15の先端に連結固定される前述の指針12
と、指針12に照明光を供給する例えばLED からなる光源
17を保持してその照明光で指針12を照明する光源ホルダ
ー18と、光源ホルダー18を指針12上に保持するスペーサ
部材19と、指針12と計器本体16間に介装されて指標部10
を有する前述の表示板11と、計器本体15の背後にケース
14を介して配置されて計器本体16及び光源17と電気的な
接続が図られるプリント基板20(他の電気部材)とから
構成されている。
【0021】指針12は、図4に示すように、指針軸15の
先端に圧入固定される指針座21と、指針座21上に回動中
心となる基部22が載置されて指示対象となる指標部10を
回動指示する透光性材料からなる指針本体23と、指針本
体23の基部22を含む指針座21前方側領域を覆う指針カバ
ー24とから構成されていて、指針カバー24の裏面に形成
された固定ピン25を通じて指針カバー24,指針本体23,
指針座21の3部材が溶着固定されてなる。また指針本体
23は、指針軸15の軸線に対して略直交する方向にその先
端が延びており、基部22の指針軸15の軸線上に対応する
位置には、光源17の照明光を受光する凸レンズ形状の受
光部26と、受光部26を通じて入光した照明光を先端側に
反射させて指針本体23を光輝させる反射部27とからなる
導光部28が形成されていて、導光部28と対向する指針カ
バー24位置には、受光部26を露出させる受光孔部29が形
成され、受光孔部29の周囲には光洩れ防止用の筒状壁30
が設けられている。
【0022】光源ホルダー18は、指針本体23の導光部28
に光源17の発光部が所定距離を有して臨むよう指針軸15
の軸線上に光源17を保持し、光源17が電気的かつ機械的
に固定されるプリント基板からなる光源基板31と、光源
基板31を前方側から覆う光源カバー32とから構成されて
いて、光源基板31には、指針軸15の軸線に略沿うよう背
後に伸長する一対の電極端子部33が電気的に接続固定さ
れ、電極端子部33は、光源基板31に印刷形成した図示し
ない電極パターンを通じて光源17と電気的に接続されて
いる。なお図2中、34は螺子孔、35は螺子孔34の側方に
形成された位置決め孔である。
【0023】スペーサ部材19は、計器本体16の側面に沿
って背後に延びる一対の脚部36と、指針軸16を前方側へ
挿通するベース部37と、ベース部37の一側端から指針軸
15の軸線に沿って前方側へ伸長する保持部38と、L字状
に屈曲してその両端にメス端子部39が形成された一対の
中継端子部40とから構成されている。
【0024】中継端子部40は、図5に示すように、保持
部38及びベース部37に形成された各収納孔部41内に、保
持部38に形成したスリット42を介して前方側から挿入さ
れ、ベース部37に形成した溶着部43によりスペーサ部材
19に固定されている。なお同図中、44〜46は螺子孔、47
は指針軸15挿通用の挿通孔、48は前方側に伸長する位置
決めピンであり、螺子孔44は計器本体16の取付孔49に対
応した位置に、螺子孔45は光源ホルダー18の螺子孔34対
応位置に、螺子孔46は表示板11に形成した螺子孔50に対
応した位置にそれぞれ形成されている。
【0025】表示板11は、指針軸15及びスペーサ部材19
の保持部38に対応する位置にそれぞれ貫通孔(連通部)
51,52が形成されており、これら貫通孔51,52は、互い
に連続して設けられ、計器本体16(スペーサ部材19)の
前方側に表示板11を配置した際に、指針12の指針座21を
表示板11の前方側から挿通し、指針12を指針軸15に連結
固定可能とするとともに、スペーサ部材19の保持部38を
表示板11の前方側に挿通できるように形成されている。
この場合、各貫通孔51,52は、別々に形成することもで
き、また図6で符号53で示すように、端部を開放して切
欠き孔状に設けてもよい。
【0026】つぎに、図2,図3に基づいて燃料計4の
組み付け例を説明する。
【0027】まず計器本体16の前方側に中継端子部40を
備えたスペーサ部材19を配置し、螺子孔44と取付孔49に
螺子54を螺着して両者を位置決め固定する。この際、指
針軸15は、スペーサ部材19の挿通孔47を通じて前方側に
突出する。なお計器本体16にスペーサ部材19を位置決め
固定する場合、スペーサ部材19に計器本体16を位置決め
する部位を設けておき、この位置決め部位で予め計器本
体16を位置決めした後、螺子54により両者を固定しても
よい。
【0028】つぎにスペーサ部材19の前方側に表示板11
を配置し、各螺子孔50,46に螺子55を螺着し、スペーサ
部材19に表示板11を固定する。この際、スペーサ部材19
の保持部38は表示板11の貫通孔52を通じて前方側に突出
する。
【0029】つぎに表示板11の貫通孔51を通じて指針軸
15の先端に指針12を装着固定する。
【0030】つぎにスペーサ部材19の保持部38に設けた
中継端子部40のメス端子部39に光源ホルダー18の電極端
子部33を挿入し、電極端子部33とメス端子部39に形成し
た接点部56とを接触させて電気的な接続を図るととも
に、保持部38の位置決めピン48に光源ホルダー18の位置
決め孔35を嵌挿して光源ホルダー18をスペーサ部材19に
装着し、各螺子孔34,45に螺子57を螺着する。これによ
り光源17が指針軸15の軸線上に保持されるとともに、表
示板11の貫通孔51,52の前方側が光源ホルダー18で覆わ
れる。
【0031】つぎに計器本体16,スペーサ部材19,表示
板11,指針12,光源ホルダーからなる構成体をケース14
内に収納し、スペーサ部材19の脚部36に位置する中継端
子部40のメス端子部39を、ケース14を貫通して前方側に
突出するプリント基板20の接続端子部58に挿入し、接続
端子部58とメス端子部39に形成した接点部59とを接触さ
せて電気的な接続を図り、これにより組み付け終了し
(化粧板13については説明を省略する)、プリント基板
20→接続端子部58→中継端子部40→電極端子部33→光源
基板31→光源17という電路が形成され、光源17にプリン
ト基板20からの電源供給がなされようになる。
【0032】なお、ここでは前述のように、燃料計4の
構成についてのみ説明したが、他の指示計器(水温計
1,エンジン回転計2,速度計3)構成も燃料計4と略
同様な構成となっている。しかしながら、エンジン回転
計2と速度計3の光源ホルダー18の前方視形状は、燃料
計4のそれとは異なっていて、光源ホルダー18の光源17
保持部位と電極端子部33保持部位との間にはくびれ部60
が形成されており(図1参照)、このくびれ部60は、光
源ホルダー18が指針本体23の基部22側を覆って指針本体
23長さがその回動位置で変わらないように設けられてい
る。この場合、図1中、くびれ部60の下方に位置する光
源ホルダー18(光源カバー)32の周壁部61に指針本体23
の回動範囲を規制するストッパとして利用することもで
きる。
【0033】以上詳述したように、本実施例によれば、
光源ホルダー18が、スペーサ部材19に対し着脱自在に形
成されることにより、また特に表示板11が、この表示板
11を計器本体16の前面側に配置した状態でスペーサ部材
19の保持部38と光源ホルダー18との装着並びに指針軸15
と指針本体16との連結を可能とする貫通孔(連通部)51
〜53を備えることにより、スペーサ部材19と位置決め状
態に配置された計器本体16の前方側に表示板11を積層状
態に配置した後に、指針本体16を指針軸15に連結すると
ともに、光源ホルダー18をスペーサ部材19の保持部38に
装着することができ、組み付け作業性が向上する。また
スペーサ部材19が表示板11の貫通孔51〜53を通じて前方
側に突出することにより、光源ホルダー18のスペーサ部
材19への装着が容易となり、さらに組み付け作業性が向
上する。
【0034】また本実施例によれば、表示板11の貫通孔
51〜53が光源ホルダー18に覆われることにより、貫通孔
51〜53を覆う専用の覆い部材を設ける必要がなく、部品
点数の削減を図ることができる。
【0035】また本実施例によれば、スペーサ部材19へ
の光源ホルダー18の装着にて光源17への給電接続が達成
されることにより、また光源ホルダー18の電極端子部
(一方の端子部)33とスペーサ部材19の中継端子部(他
方の端子部)40とが挿入接続されることにより、これら
両部材のワンタッチ接続が可能となり、接続作業性が向
上する。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
計測量に応じて指針軸が回動駆動される計器本体と、前
記指針軸の軸線に対して略直交方向に伸長し回動中心と
なる基部が前記指針軸の先端に連結された透光性材料か
らなる指針本体と、この指針本体の前記基部に形成され
て光源からの照明光を受け前記指針本体を光輝させる導
光部と、この導光部に前記光源が所定距離を有して臨む
ように前記光源を前記指針本体の前方側から保持する光
源ホルダーと、この光源ホルダーを前記指針本体の前方
側で着脱自在に保持する保持部を有して前記計器本体に
対し位置決め状態で配置されるスペーサ部材と、前記指
針本体と前記計器本体との間に前記指針本体の指示対象
となるべき指標部を有して配置される表示板とからなる
ことにより、また特に前記表示板が前記計器本体の前方
側に配置状態で前記指針本体の前記指針軸への連結並び
に前記光源ホルダーの前記保持部への装着を可能とする
連通部を有することにより、スペーサ部材と位置決め状
態に配置された計器本体の前方側に表示板を積層状態に
配置した後に、指針本体を指針軸に連結するとともに、
光源ホルダーをスペーサ部材の保持部に装着することが
でき、組み付け作業性が向上する。
【0037】また前記スペーサ部材が前記連通部を通じ
て前記表示板より前方側に突出していることにより光源
ホルダーのスペーサ部材への装着が容易となり、組み付
け作業性が向上する。
【0038】また本発明によれば、前記光源が前記光源
ホルダー及び前記スペーサ部材を通じて他の電気部材に
電気接続されてなり、前記光源ホルダーと前記スペーサ
部材との電気接続が前記スペーサ部材への前記光源ホル
ダーの装着により達成されることにより、また特に前記
光源ホルダーに前記光源の電極端子部を形成し、前記ス
ペーサ部材に前記電極端子部と前記他の電気部材との電
気接続を可能とする中継端子部を形成し、この中継端子
部と前記電極端子部とからなる前記端子部のうち、何れ
か一方側の端子部が他方側の端子部に挿入接続されるこ
とにより、電気接続作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による指示計器の正面図。
【図2】図1の要部を示す分解斜視図。
【図3】図2の断面図。
【図4】指針を示す分解斜視図。
【図5】スペーサ部材の前方側を示す平面図。
【図6】表示板の他の例を示す平面図。
【図7】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
11 表示板 15 指針軸 16 計器本体 17 光源 18 光源ホルダー 19 スペーサ部材 20 プリント基板(他の電気部材) 22 基部 23 指針本体 28 導光部 33 電極端子部(一方の端子部) 38 保持部 40 中継端子部(他方の端子部) 51,52,53 貫通孔(連通部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測量に応じて指針軸が回動駆動される
    計器本体と、前記指針軸の軸線に対して略直交方向に伸
    長し回動中心となる基部が前記指針軸の先端に連結され
    た透光性材料からなる指針本体と、この指針本体の前記
    基部に形成されて光源からの照明光を受け前記指針本体
    を光輝させる導光部と、この導光部に前記光源が所定距
    離を有して臨むように前記光源を前記指針本体の前方側
    から保持する光源ホルダーと、この光源ホルダーを前記
    指針本体の前方側で着脱自在に保持する保持部を有して
    前記計器本体に対し位置決め状態で配置されるスペーサ
    部材と、前記指針本体と前記計器本体との間に前記指針
    本体の指示対象となるべき指標部を有して配置される表
    示板とからなることを特徴とする指示計器。
  2. 【請求項2】 前記表示板が前記計器本体の前方側に配
    置状態で前記指針本体の前記指針軸への連結並びに前記
    光源ホルダーの前記保持部への装着を可能とする連通部
    を有することを特徴とする請求項1記載の指示計器。
  3. 【請求項3】 前記スペーサ部材が前記連通部を通じて
    前記表示板より前方側に突出していることを特徴とする
    請求項1もしくは請求項2記載の指示計器。
  4. 【請求項4】 前記連通部が前記光源ホルダーに覆われ
    ることを特徴とする請求項1から請求項3記載の指示計
    器。
  5. 【請求項5】 前記光源が前記光源ホルダー及び前記ス
    ペーサ部材を通じて他の電気部材に電気接続されてな
    り、前記光源ホルダーと前記スペーサ部材との電気接続
    が前記スペーサ部材への前記光源ホルダーの装着により
    達成されることを特徴とする請求項1から請求項4記載
    の指示計器。
  6. 【請求項6】 前記光源ホルダーに前記光源の電極端子
    部を形成し、前記スペーサ部材に前記電極端子部と前記
    他の電気部材との電気接続を可能とする中継端子部を形
    成し、この中継端子部と前記電極端子部とからなる端子
    部のうち、何れか一方側の端子部が他方側の端子部に挿
    入接続されることを特徴とする請求項5記載の指示計
    器。
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JP2015232497A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 日本精機株式会社 車両用指針計器

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