JPH08232562A - カ−テン網戸 - Google Patents

カ−テン網戸

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JPH08232562A
JPH08232562A JP6014595A JP6014595A JPH08232562A JP H08232562 A JPH08232562 A JP H08232562A JP 6014595 A JP6014595 A JP 6014595A JP 6014595 A JP6014595 A JP 6014595A JP H08232562 A JPH08232562 A JP H08232562A
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JP
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frame
vertical
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frames
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JP6014595A
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Katsuaki Tomita
勝秋 冨田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 網戸枠内を移動杆とその上下端のスライディ
ングシュ−を介してカ−テン網を自立可能で垂直を保持
しながら横方向に移動してカ−テン網を張設し、かつ、
移動杆側面にカ−テン網を収納できるようにする。 【構成】 サッシ枠の室内側又は室外側に、網戸上下枠
(2)、(3)と竪枠(1)をサッシ枠と別体又は一体
枠として設けるとともに、上下網戸枠(2)(3)には
それぞれ上下枠に平行に水平レ−ル(16)又はスライ
ドレ−ル(21)を設け、スライディングシュ−(14
a)を水平レ−ル(16)又はスライドレ−ル(21)
内に横移動自在に嵌挿し、上記スライディングシュ−
(14a)に移動杆(4)を支持して、移動杆(4)と
竪枠(1)間にカ−テン網を張設し、収納自在で洗濯の
容易なカ−テン網戸を得ようとするものであり、更に
は、移動杆に間仕切杆を介して2種類のカ−テン網を張
設し、網戸を自立可能、折畳自在とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サッシ及び玄関引戸
等と併設されるカ−テンの風合いを有するカ−テン網戸
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、網戸は、横引サッシにおいては、
ガラス障子の外側に框構造の戸板式網戸として作り、上
下窓枠レ−ルに嵌合して横走行可能とする方法が一般的
である。一方、上記ガラス障子の外側、又は内側に折畳
式網戸を配設する方法、即ち折畳拡張自在の網の両端竪
縁を対設される二つの竪枠に夫々固定係合し、竪枠上下
端がサッシ枠外側、又は内側に配設される上下枠に沿っ
て横移動可能なるように配設し、上記竪枠の横移動と共
に折畳網をアコーディオンのように拡張、折畳自在とす
る方法も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記横
引サッシの外側に配設される框構造戸板式網戸はサッシ
枠への納り上、框見込寸法を余り大きく出来ないため、
ガラス障子框と比べて剛性が小さく、使用中に変形し易
く、サッシ枠から脱落するケースが多く、更に上記網戸
は、ガラス障子の外側に常設されているので汚れ易く、
視界を不明瞭にするなど、不快感を与える場合が多い。
また、上記網戸を窓枠から取外して清掃する作業が困難
で面倒であり、汚れたままの状態で放置されているケー
スも多いのが実情である。
【0004】一方、上記問題点の解決策として、ロール
網戸を横引サッシの竪枠、又は障子竪框に組込んでお
き、網戸を使用しない時は、ケ−スに巻取格納するとい
う方法も提案されているが、トーションスプリングを内
接する巻取軸を支持する上下端支持台間の内幅しか網を
巻けないので、ロール網上下端縁と上下窓枠間に生じる
隙間を防虫効果が得られるように塞ぐには困難があるの
で横引サッシと併設し、普及するには至っていない。
【0005】そこで、ロール網戸は、比較的開口部の小
さい外開窓等の内側に配設されるのが一般的であるが、
巻取軸に格納されたトーションスプリングが破損した
り、ロール網戸を竪方向に使用する場合、網の自重、及
び付加荷重が網の上下端縁で異なるので網の伸び率が異
なり、たるみが生じて均一に巻取れなくなった場合等、
その修理は専門家に頼らざるを得ず、前記戸板式網戸に
比べて価格も高くなるという不都合もある。
【0006】他方、上記折畳式網戸の場合、折畳網をア
コーディオンのように拡張、折畳する際、網戸両竪縁を
固定係合する二つの移動杆を自立、及び垂直を保ちなが
ら水平走行可能とするには、可撓性ストレッチコードの
一端を枠上端に固定し、中間部を移動杆の上端から下端
に通してその延長端を対向する反対側竪枠下端部に固定
し、ストレッチコードを正面Z字型に緊張掛け渡すこと
によって移動杆を自立水平走行する方法が用いられてい
る。
【0007】そして、Z字型に掛け渡したストレッチコ
ードの緊張が緩むと、移動杆を垂直に保てず、破断した
場合、接続すると継目を移動杆が摺動通過する際、移動
杆の上下端部のストレッチコ−ドとの係合部に引掛か
り、ストレッチコードが、円滑な開閉操作に支障を来す
こととなるので、ストレッチコードは一本の断点のない
ものと交換しなければならず、その上、上記現象の調
整、修理は複雑で困難を伴うので、専門家に頼らざるを
得ないものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、サッシのガ
ラス障子の室外側又は室内側に網戸枠を付設又はサッシ
枠と一体に設け、上下網戸枠間には水平方向に走行する
移動杆を配設すると共に、その上下端には、上下網戸枠
に平行する水平レ−ルを介して網戸枠内に走行自在に嵌
合されるスライディングシュ−を係合し、垂直自立可能
にするため、上記スライディングシュ−の水平レ−ルに
接する水平方向の寸法を垂直方向の寸法の5倍以上と
し、垂直を保ちながら横走行可能とする移動杆に折畳カ
−テン網の竪縁の一側を固定係合し、他側竪縁を上記竪
枠側面に固定係合すると共に、カ−テン網上下端縁を、
上下網戸枠に走行自在に懸吊係合してなる。
【0009】また、上下網戸枠に設ける水平レ−ルをそ
れぞれ挟持するスライディングシュ−の腕杆の、少なく
とも一方は、移動杆の上方又は下方の端部より出没可能
とするものであり、その上、上記水平レ−ルを網戸上下
枠内に水平走行自在に嵌合するスライドレ−ルとし、こ
のスライドレ−ルにスライディングシュ−を水平走行自
在に嵌合し、そして、カ−テン網の上下端縁に設けるコ
−ド孔にワイヤ−コ−ドを順次貫通し、ワイヤ−コ−ド
の端部を竪枠上下端に着脱自在に固定係合するととも
に、これに中間部をフック係合する複数個のハンガ−を
摺動自在に設け、更には、網戸竪枠、及びスライディン
グシュ−等の走行体を介して移動自在とする移動杆は、
対向側にそれぞれチャンネルを有し、間仕切杆を介して
2種類のカ−テンの側縁を両側に固定し、間仕切杆を網
戸竪枠と移動杆のそれぞれ一方に選択的に係合してな
り、移動杆の横移動にしたがって、カ−テン網はアコー
ディオンのように拡張、折畳自在とし、移動竪枠は上記
竪枠に着脱自在に嵌合し、カ−テン網が格納されるチャ
ンネルポケットを密閉するものである。
【0010】なお、カ−テン網は、一般のレースのカ−
テン同様、上下網戸枠のボールハンガー、及びワイヤ−
コ−ドから取外し、竪縁は着脱を容易にするために配設
されたベルクロファスナーから取外して洗浄を容易、又
はカ−テン網を新しいものと取替自在とするものであ
る。
【0011】
【作用】上記上下網戸枠に、それぞれ、スライディング
シュ−を横走行自在に嵌装するとともにこのスライディ
ングシュ−に上下端を係合された上記移動杆を横移動す
ると、カ−テン網が引きずられて拡張されると同時に、
ワイヤ−コ−ドを支持している上記ハンガーも横移動さ
れる。この時、開放部はカ−テン網の上下端縁が上下網
戸枠水平フランジ部に接触し、竪縁は移動杆と竪枠に固
定接続されているので、虫の侵入が防止されるように閉
鎖される。拡張されたカ−テン網は、上下端縁をワイヤ
−コ−ドに支持され、ワイヤ−コ−ドはハンガ−に連結
しているので、突風が吹いてもカ−テン網上下端が上下
網戸枠から外れることがなく、また、上下網戸枠に設け
る水平レ−ルをスライディングシュ−が挟持し、このス
ライディングシュ−の水平方向の寸法をその垂直方向の
寸法の5倍以上とすることにより、スライディングシュ
−に嵌着する移動杆が自立でき、垂直に保持され、更に
は、スライディングシュ−などの走行体により走行する
移動杆の両側に間仕切杆を介して2種のカ−テンを取付
けることにより、カ−テンをその目的に応じて使用でき
るものである。なお、スライディングシュ−と移動杆は
少なくとも一方の係合を垂直方向に出没自在として高低
差を調整して、円滑な水平移動を図るものであり、水平
レ−ルをスライドレ−ルとすることにより、移動杆を開
口部一杯に移動させることができる。
【0012】
【実施例】図1、図2は、既設引違サッシの内側にこの
発明の網戸を配設した第一実施例を示す横断面図、及び
縦断面図である。図1の横断面図において、既存サッシ
両側竪枠(5)の内側に取付けられた両側木額縁(8)
に網戸竪枠(1),(1′)が配設され、木ネジ(1
0)で固定されている。網戸竪枠(1),(1′)には
折畳式カ−テン網(C)が出没自在に格納されるチャン
ネルポケット(1c),(1′c)が形成されており、
網戸上下枠(2)、(3)(図2)間に上下端を係合支
持される水平方向に移動する移動杆(4)が竪枠(1)
に着脱自在に嵌合され、チャンネルポケット(1c),
(1′c)は中空のチャンネル状を構成し、網戸を使用
しない時は、カ−テン網(C)は折畳移動され、汚れ、
破損しにくい構造となっている。(A)、(B)は引違
サッシのガラス障子、(D)は上記框構造戸板式網戸で
ある。
【0013】図2縦断面図において、既設サッシ上下窓
枠(6)、(7)に固定された内部木額縁(9)には、
網戸上下枠(2)、(3)が木ネジ(10)によって固
定配設されている。上下網戸枠(2)、(3)はそれぞ
れアングル状L字型断面に成形され、水平フランジ(2
a),(3a)部には折畳式カ−テン網(C)の上下端
が摺動自在に接している。カ−テン網(C)は上下端縁
にコ−ド孔(25)が設けられ、このコ−ド孔(25)
にワイヤ−コ−ド(13)が順次貫通係合されて、この
ワイヤ−コ−ド(13)は両竪枠(1),(1′)間に
緊張され、ハンガ−(12)を介して、カ−テン網
(C)を上下枠(2),(3)に沿い摺動自在に支持し
ている。
【0014】ワイヤ−コ−ド(13)は上下枠に周設さ
れたガイドホ−ル(11)に水平走行自在に嵌挿された
ボ−ルハンガ−(12)によって中間部を摺動自在にフ
ック係合され、カ−テン網(C)に負荷される突風等の
外圧でたるんだり、カ−テン網(C)の上下端縁が上下
枠水平フランジ(2a),(3a)から外れるの防止す
る構造としている。移動杆(4)は、上下枠(2),
(3)間に垂直に自立水平走行可能に配設されている。
すなわち、移動杆(4)、チャンネル(4c)の上下枠
(2),(3)には、これに摺動自在に水平走行可能に
嵌合されたスライディングシュ−(14a)の腕杆(1
4d)が嵌合され、移動杆(4)は自立水平走行可能と
している。
【0015】図3,図4は移動杆(4)の外観立面図
(水平断面図を含む)、及び側面図であって、チャンネ
ル(4c)には前記スライディングシュ−の腕杆(14
d)が挿入嵌合され、下端はネジ(15)で固定され、
上端は単に嵌合するだけで垂直方向にスライディングシ
ュ−(14a)に対して出没自在としている。このこと
は、上下枠(2),(3)を常に完全に平行に配設施工
することは困難で、平行誤差が生じ、上下スライディン
グシュ−(14a)を同時に水平走行させる際、上下間
隔に誤差が生じ、移動杆(4)で上下枠スライディング
シュ−(14a)の間隔を固定してしまうと、走行障害
を生ずることとなるからである。
【0016】そこで、移動杆(4)上端部を腕杆(14
d)に対して出没自在に挿入係合のみとし、スライディ
ングシュ−(14a)は常に上下枠(2),(3)に沿
って無理なく水平走行できるものである。スライディン
グシュ−(14a)は、上下枠(2),(3)に設けた
I型断面水平レ−ル(16)に摺動自在に嵌合されてお
り、図5に示すように、スライディングシュ−(14
a)と一体に垂直方向に延びる腕杆(14d)でT字型
に形成され、スライディングシュ−(14a)には上記
水平レ−ル(16)に摺動自在に嵌合するコ字型凹溝
(14c)が形成されている。そして、スライディング
シュ−(14a)と対向して同様に凹溝(14c)を有
する別体シュ−(14b)が水平レ−ル(16)を挟込
むようにスライディングシュ−(14a)と合成され、
水平レ−ル(16)に摺動自在に嵌合されるC字型断面
チャンネルを構成している。上記、スライディングシュ
−(14a)は水平レ−ル(16)と接触摺動する面に
摩擦抵抗を小さくするために滑り処理を施した合成樹脂
とすれば好結果が得られる。
【0017】スライディングシュ−(14a)は、図6
に示すように、移動杆(4)を横引する際、腕杆(14
d)に水平方向力(P)が伝達されると、水平レ−ル
(16)に嵌合するスライディングシュ−(14a)
は、水平方向力(ベクトルVh)と垂直方向分力(V
v)との合力(Vp)として伝達される。ベクトル(V
h)とベクトル(Vv)は水平フランジ長さ(L)と水
平レ−ル(16)との垂直方向嵌合高さ(d)との百分
率比である。そして、水平方向の水平レ−ル(16)に
接するスライディングシュ−(14a)の寸法(L)に
対する垂直方向の寸法(嵌合高さ)(d)の比率が小さ
い程、ベクトル(Vv)は極少となり、ベクトル(V
v)がスライディングシュ−の走行ブレ−キ力となる以
前にベクトル(Vh)で横スライドされることとなる。
換言すれば、水平レ−ル(16)とスライディングシュ
−(14a)との垂直方向嵌合ガタが一定の場合、水平
方向の水平レ−ル(16)に接する寸法(L)が大きく
なる程、スライディングシュ−(14a)の水平方向に
対する上下動振れ角(仰角)が小さくなるので、ベクト
ル(Vv)はベクトル(Vh)に対して極少となる。こ
れは、上記(d)に対して(L)を長くする程、上記ス
ライディングシュ−(14a)の嵌合ガタによる仰角も
微少となり、スライディングシュ−(14a)と直交す
る腕杆(14d)の傾動角も極少となって腕杆(14
d)と係合する前記移動杆(4)は垂直自立を保持され
ながら水平走行可能となるものであり、ブレ−キ作用が
なく滑らかな水平走行性を得るには、その水平方向の寸
法(L)は垂直方向の寸法(d)の5倍以上で、倍率の
大きい程好結果が得られるが移動杆が両竪枠間を引残し
なく移動可能な実用的成形部品としては好ましくは5〜
15倍の範囲にあるものである。
【0018】図7、図8は、前記スライディングシュ−
(14a)に伝達されるベクトル(Vh)のベクトル
(Vv)に対する比率を更に大きくし、前記移動杆
(4)の一層軽快な走行性をうるようにした第二の実施
例を示す外観立面図(水平断面を含む)、及び側面図で
ある。L字型断面を有する上下網戸枠(17),(1
7′)の内側立上り壁にはリップ付二条のガイドチャン
ネル(17a),(17b)が周設され、スライディン
グシュ−(18a),(18b)がそれぞれ水平走行自
在に嵌合されている。上下枠に嵌合されたスライディン
グシュ−(18a),(18b)に直交する腕杆(1
9)をそれぞれ対設する反対側端に固着係合し、上下枠
間に配設される2本の前記移動杆(4a),(4b)の
上下端に上記腕杆(19)をそれぞれ嵌合し、移動杆
(4a),(4b)の上端に嵌合される腕杆(19)は
チャンネル(4c)から垂直方向に出没自在とし、下方
腕杆(19)は移動杆にネジ(15)で固定されてい
る。
【0019】左右の移動杆(4a),(4b)は腕杆
(19),(19′)を介してスライディングシュ−
(18a),(18b)を直角に固定係合して、立面コ
字型と逆コ字型を構成している(図9)。左右の移動杆
に接続された上枠側スライディングシュ−(18a),
(18b)と下枠側スライディングシュ−(18a),
(18b)はそれぞれ走行軌道が異なるので図9に示す
ように左右の移動杆(4a),(4b)を開口部中央ま
で横引しても、引違えできるので左右移動杆が当接密着
するまで横引可能であって、カ−テン網(C)を開口部
一杯に拡張できるものである。
【0020】第二実施例のスライディングシュ−(18
a),(18b)は前記第一実施例のスライディングシ
ュ−(14a)よりはるかに水平長さを大きく形成して
いるので上下枠のガイドチャンネル(17a),(17
b)との嵌合ガタがある程度大きくても水平方向に対す
る上下動振れ角(仰角)は微少で、前記垂直方向ベクト
ル(Vv)も微少であり、しかも腕杆(19)の傾動角
も微小に抑え得るので移動杆は常に上下枠に対して直角
に保持できるものである。一方、前記のとおり、スライ
ディングシュ−(18a),(18b)に作用する垂直
方向分力(ベクトルVv)も、第一実施例よりも更に軽
微で、実用的には無視し得る程であり、第一実施例より
更に軽快に移動杆(4a),(4b)の走行性が得られ
るものである。
【0021】この第二実施例は上記のとおり構成される
から、スライディングシュ−が長いので移動杆を横引す
る際、スライディングシュ−先端が竪枠に当接するまで
の距離だけしか移動できないため、大開口で引分け構造
のものに限定され、ドア開口のように小開口には不向で
あるという不都合があるが、第一実施例に比べて、スラ
イディングシュ−と上下枠の嵌合ガタを大きくすること
ができるので製造工程での上下枠の押出製作寸法管理が
容易になることと、移動杆の円滑な走行性が得られるも
のである。
【0022】図11、図12はこの発明の第三実施例
で、第一、第二実施例におけるスライディングシュ−の
変形を示す外観立面図と側面図であって、その動作状態
図を図13、図14に示す。上記第二実施例において、
スライディングシュ−を長くすることによって、上下枠
との嵌合ガタを大きくし、製作寸法管理を容易とし、走
行性を向上させ得る効果を有する代わりにドア開口のよ
うに小開口に不向であるという欠点を解消すると共に、
第二実施例の特徴、効果をも包含できるところが、第三
実施例の目的とするところである。すなわち、網戸上下
枠(20),(20′)のリップ付C字型断面ガイドチ
ャンネル(20a)に走行自在に嵌合された樹脂製スラ
イドレ−ル(21)は、リップ付C字型断面ガイドチャ
ンネル(21c)を有しており、樹脂製スライディング
シュ−(22),(23)がこのガイドチャンネル(2
1c)に水平走行自在に嵌合されている。上下スライド
レ−ル(21)に嵌合されたスライディングシュ−(2
2),(23)には垂直方向に延びる腕杆(22a),
(23a)がT字型に直交して、一体成形されている。
【0023】上下枠間に配設されている移動杆(4)の
上端には腕杆(22a)が出没自在に嵌合され、下端に
は腕杆(23a)が嵌合され、ネジ(15)で固定され
ている。下側スライディングシュ−(23)は、上下水
平面に針状コロ(24)(図12)が転動自在に嵌合さ
れる半丸状軸受孔が形成され、針状コロ(24)と共に
スライドレ−ルガイドチャンネル(21c)に嵌挿さ
れ、針状コロ(24)がガイドチャンネル(21c)の
上下水平面を転動しながらスライディングシュ−(2
3)がスライドレ−ル(21)内を案内走行される。な
お、スライドレ−ル(21)の両端にはスライディング
シュ−(22),(23)がスライドレ−ル(21)か
ら逸脱しないようにストッパ−(21a)が圧入固着さ
れている。
【0024】図13は引違窓等の大開口に配設される引
分け型の実施例におけるスライドレ−ル(21)と移動
杆(4a),(4b)の動作状態図であって、左右の竪
枠(1)に着脱自在に嵌合し、カ−テン網を折畳格納し
た状態から、左右の移動杆(4a),(4b)を開口部
中央で相互に当接するまで横引すると、上下スライディ
ングシュ−(22),(23)と上下スライドレ−ル
(21)に負荷される前記垂直方向分力ベクトル(V
v)が小なる側、すなわち水平長さ(L)の長いスライ
ドレ−ル(21)が先に水平走行され、上下の対向する
スライドレ−ル先端同士が当接すると、加速度のついた
スライディングシュ−(22),(23)はスライドレ
−ル(21)内を軽快に端部まで移動され、左右の移動
杆(4a),(4b)は当接密着し合うまで完全に移動
され、カ−テン網は開口部一杯に拡張することができ
る。
【0025】図14はドア開口のように横幅の小さい開
口部に置ける実施例であって、移動杆(4)を横引する
とスライドレ−ル(21)はスライディングシュ−(2
2),(23)ととともに水平走行される。スライドレ
−ル先端が反対側竪枠(1)に当接しても、スライディ
ングシュ−(22),(23)にはすでに加速度がつい
ているのでスライディングシュ−(22),(23)は
スライドレ−ル反対側端部まで水平移動され、移動杆
(4)は開口部一杯に左右動できる構造としている。す
なわち、図14のような小開口に前記第二実施例のよう
な長いスライディングシュ−を配設すると移動杆は開口
部一杯に左右動不能であるが、長いスライドレ−ル(2
1)を配設する第3実施例では移動杆を開口部一杯に左
右動可能とするものである。スライドレ−ル(21)と
スライディングシュ−(22),(23)は予め成型部
品として嵌合ガタを最少減に支障なく寸法精度を管理可
能であるが、アルミ押出形材、又は樹脂押出型材として
量産される上下枠寸法精度に誤差が生じるので、スライ
ドレ−ル(21)と上下枠との嵌合誤差は予め大きめに
見込まなければならない。スライドレ−ル(21)を充
分長く形成しておけば、水平方向嵌合誤差による水平方
向に対する上下動振れ角(仰角)が微小に抑制され、前
記垂直方向ベクトル(Vv)も小さく、水平走行に支障
を来すことなく、しかも移動杆(4)は垂直を保持でき
るものである。なお、第一実施例のスライディングシュ
−(14a)は、水平方向の長さを比較的短く成形され
ているので加速度のついた走行中に比べて始動ブレ−キ
作用が生じる場合もあるが、第三実施例スライディング
シュ−(22),(23)に始動ブレ−キが作用しても
ブレ−キ作用の小なるスライドレ−ル(21)が先に始
動されるので加速度のついたスライディングシュ−(2
2),(23)は軽快にスライドレ−ル(21)内を水
平移動され、移動杆は常に軽快に開閉操作され得る効果
を有する。
【0026】更に、図10は前記スライドレ−ル(2
1)、及びスライディングシュ−(18a),(18
b)に複数の車輪(38)を回動自在に軸支持して更に
軽い走行性を得られるようにした斜視図である。スライ
ディングシュ−(18a),(18b)とスライドレ−
ル(21)は上下枠に直に接触摺動されるので上下枠間
に生じる摩擦力が生じて、摺動音が発生したり、ある程
度走行抵抗が生じるが、スライドレ−ル(21)、スラ
イディングシュ−(18a),(18b)に負荷される
垂直荷重は軽量の移動杆の重量のみで実用的には無視で
きる程であり、若干のコストアップが許容できるなら、
図のように車輪を配設し、線摺動抵抗をころがり抵抗に
転換して更に軽快な走行性を得ることもできる。
【0027】図15はこの発明のカ−テン網戸のカ−テ
ン網(C)の支持係合方法を示す水平断面図(一部縦断
面図を含む)を含む立面外観図である。カ−テン網
(C)は上下端縁に設けられたコ−ド孔(25)にワイ
ヤ−コ−ド(13)を順次貫通し、ワイヤ−コ−ド(1
3)の両端を両側竪枠(1),(1′)の上下端部に固
定係合して支持係合されている。上下枠に沿って緊張さ
れたワイヤ−コ−ド(13)に支持係合されたカ−テン
網(C)の上下端縁は前記L字型断面を有する上下枠の
水平フランジ部に接触摺動されるようにするとともに縦
方向には弛みなく支持されている。
【0028】図15の上半分の正面図はカ−テン網
(C)を両竪枠(1)(1′)に折畳格納する両引構造
の外観図であって、開口部中央で左右別体の2本のワイ
ヤ−コ−ド(13)の一側端をそれぞれ巻バネ(26)
に接続固定し、他側端はワイヤ−ホルダ−(27)に着
脱自在に係合するとともに、左右のワイヤ−ホルダ−
(27)を両竪枠上端に加工された嵌合孔(28)に、
ワイヤ−ホルダ−のフランジを着脱自在に係合し、左右
2本のワイヤ−コ−ド(13)は緊張されている。コ−
ド孔(25)を順次貫通してカ−テン網(C)を上吊り
したワイヤ−コ−ド(13)は、前記上枠(2)のガイ
ドホ−ル(11)に走行自在に嵌挿された複数個のボ−
ルハンガ−(12)に中間部を摺動自在にフック係合さ
れ、カ−テン網(C)に負荷される突風等の外圧で引張
されて、下方又は、上枠の面外方向に撓わまない構造と
している。カ−テン網(C)上下端縁に設けるコ−ド孔
(25)は、メッシュ状の縦糸、横糸を切断して丸孔加
工すると端部強度が弱くなるので、縦横糸を切断するこ
となく千枚通し状のキリで丸孔状に網目を押し広げた摺
動孔としているので、ワイヤ−コ−ド(13)に貫通支
持されたカ−テン網が下方、又は面外方向ら引張されて
も容易に破断しない強度を有する。
【0029】次に、図15の下半分はドア開口等小さな
開口部に配設される片引構造の実施例外観正面図であっ
て、カ−テン網(C)の下端縁コ−ド孔(25)を順次
貫通したワイヤ−コ−ド(13)の一側端は、固定ブラ
ケット(30)に上端を係合された巻バネ(26)の下
端に固定係合し、固定ブラケット(30)下端に軸支持
されたピン(29)に係合され、固定ブラケット(3
0)は竪枠(1′)下端部に設けられた取付孔に上下動
着脱自在に嵌合し、上下端フランジ(30′)が竪枠に
フック係合されている。ワイヤ−コ−ド他側端は、前記
ワイヤ−ホルダ−(27)に着脱自在に係合し、ワイヤ
−ホルダ−(27)が前記同様反対側竪枠下端の嵌合孔
(28)に着脱自在に嵌合されてワイヤ−コ−ド(1
3)は下枠(3)に沿って緊張されている。ワイヤ−コ
−ド(13)は、カ−テン網(C)の横移動とともに横
移動されるボ−ルハンガ−(13)に中間部を少なくと
も1箇所以上、摺動自在にフック係合され、ワイヤ−コ
−ド(13)は、上方、及び面外方向に引張られて弛ま
ない構造としている。
【0030】以上のとおり、カ−テン網(C)は予め加
工されたコ−ド孔にワイヤ−コ−ドを着脱自在に嵌挿し
て上下端縁を支持し、水平に緊張されるワイヤ−コ−ド
によってカ−テン網(C)は縦方向にたるみなく拡張さ
れ、しかも、カ−テン網(C)の両竪縁は竪枠と移動杆
(4)に固着されるベルクロファスナ−(31)に着脱
自在に固定係合され、カ−テン網(C)の網戸枠組への
着脱を頗る容易とするもので、カ−テン網(C)が汚れ
ても容易に取外して洗濯が自在で、ナイロン製等の布地
のものは洗濯直後の濡れている状態で再び網戸枠組に取
付けて移動杆(4)を横引して拡張しておけば自然乾燥
するので、従来型網戸に比べてメンテナンスが容易な網
戸である。
【0031】次に、図16,図17,図18はこの発明
の実施例のカ−テン網戸に目隠し機能、日除け、又は採
光調整機能を有する別体カ−テン(C′)を付加した実
施例を示す水平断面図であって、それぞれ動作状態を示
すものであり、この実施例におけるスライディングシュ
−は、前記各実施例のようなスライディングシュ−でな
くても移動杆を走行させる走行体であれば戸車だけのも
のでも適用できる。このカ−テン網戸の実施例は自然換
気を行う際、ガラス障子開放部を通風可能なメッシュ状
のカ−テン網で覆って防虫作用を行うことと、カ−テン
のように柔らかい風合を得ることが主たる目的であり、
目隠し、日除け効果が得られる程の細かい網目では充分
な通風換気が得られないから、網目は通風換気が得られ
る程の大きさにする必要があって、カ−テンと同等の目
隠し、採光調整を得るには無理がある。したがって、前
記実施例のカ−テン網戸を取付けることによって従来型
戸板式網戸を除去できても室内側に配設されるカ−テン
をも不要とするまでにはいかない。しかしながら、折角
カ−テン網戸の設備を付加する訳であるから、その設備
を最大限活用するべく、目隠し、採光調整機能を有する
一般的カ−テンと同等の機能を付加したのが第4実施例
である。
【0032】(C)は前記折畳式カ−テン網で、竪枠
(1)のチャンネルポケット(1c)に出没自在に格納
され、間仕切杆(32)が着脱自在に嵌合してチャンネ
ルポケット(1c)を中空チャンネル状に閉鎖し、更に
上下枠に上下端を自立水平走行自在に支持係合される前
記移動杆(33)が着脱自在に重なり合っている。移動
杆(33)は竪枠(1)側に解放のチャンネルポケット
(33c)を有し、折畳式カ−テン(C′)が出没自在
に折畳格納されている。カ−テン網(C)とカ−テン
(C′)はそれぞれの一側竪縁を竪枠チャンネルポケッ
ト(1c)と移動杆チャンネルポケット(33c)の竪
壁に固着されたベルクロファスナ−(31)に着脱自在
に固定係合され、それぞれの他側竪縁を間仕切杆(3
2)の両面に固着されたベルクロファスナ−(31)に
同様に固定係合されている。上下端縁は前記実施例のよ
うに、コ−ド孔にワイヤ−コ−ドが挿通されて上下枠に
摺動自在に支持係合されてなるものである。図17はカ
−テン(C′)を移動杆チャンネルポケット(33c)
に格納したまま間仕切杆(32)とともに横引してカ−
テン網(C)を拡張した状態図、図18はカ−テン網
(C)を竪枠チャンネルポケット(1c)に格納し、間
仕切杆(32)を竪枠(1)に嵌合したまま、目隠し、
採光調整を目的としてカ−テン(C′)を拡張した状態
図である。
【0033】図19、図20において、間仕切杆(3
2)はウエッブ(32a)、フランジ(32b)を有す
るT字型断面を有し、ウエッブ(32a)両面には前記
ベルクロファスナ−(31)が接着固定され、カ−テン
網(C)、カ−テン(C′)の竪縁が夫々着脱自在に係
合されている。間仕切り杆フランジ(32b)にはリッ
プ付チャンネル(32c)が形成され、樹脂製H型断面
を有するスライダースイッチ(34)の両側フランジ
(34a)が上下動自在に嵌合されると共に、チャンネ
ル側壁切除部から両側フランジ(34a)上下端部にマ
グネット(35)がそれぞれ固着されており、移動杆
(33)と竪枠(1)にはそれぞれ上下マグネット(3
5)のピッチに符号するように鉄製係合接片(36),
(37)が固定配設されている。対向する係合接片(3
6),(37)は水平方向に段違いに配設され、スライ
ダースイッチ(34)の上下動によってマグネット(3
5)は左右の係合接片(36),(37)に交互に吸着
される。すなわち、スライダースイッチ(34)を下方
に押下げると左側マグネット(35)が係合接片(3
6)に吸着されるので間仕切杆(32)は移動杆(3
3)に係合スイッチされる。然るに、間仕切杆(32)
は移動杆(33)と共に横引され、カ−テン網(C)の
みが拡張可能となる。
【0034】一方、スライダースイッチ(34)を上方
に押上げると、マグネット(35)が係合接片(37)
に吸着され、間仕切杆(32)は竪枠(1)側に係合ス
イッチされ、カ−テン(C′)のみが拡張可能となる。
(39)は板バネであり、チャンネル側壁を弾発し、ス
ライダースイッチ(34)の自重落下を防止するもので
ある。上記カ−テン(C′)は極薄生地であっても室外
側にアルミ等を蒸着することによって一般の厚手生地と
同等の遮光効果が得られるので、厚手生地カ−テンの代
用が可能で、室内側一般カ−テンと室外側の前記戸板式
網戸を不要とし、窓回りをすっきりした納りとすること
ができる。
【0035】なお、前記第一実施例〜第四実施例におい
て、機能を不要とする際には、カ−テン(C′)のみを
配設することができる。
【0036】
【発明の効果】従来のものは、微調整、修理等の保守点
検が困難で、製造コストが高くなるが、この発明は網戸
上下枠に走行自在に嵌合される単純な構造のスライディ
ングシュ−に移動杆の上下端を係合するだけで垂直自
立、水平走行を可能とするもので、しかも、使用部品も
簡単であるから保守点検が容易であり、低コスト生産を
可能とする効果を有する他、網戸を使用しない時は竪枠
及び移動杆にカ−テン網を折畳格納し、視界を遮ること
なく窓回りをすっきりと仕上げられ。従来の戸板式網戸
の有する欠点を解消できるものであり、更に、第四実施
例のように、防虫作用のカ−テン網と、目隠し、採光調
整用のカ−テンを併設するにことによって、必要に応じ
て随時網戸機能、又はカ−テン機能を取出して使用する
ことができるので、従来型網戸、カ−テンを不要として
窓回りをすっきりした納りとする効果に加え、カ−テン
網及びカ−テンは容易に網戸枠に着脱可能で、洗濯等メ
ンテナンスが頗る容易となる効果をもつものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の横断面図
【図2】図1の縦断面図
【図3】このの発明カ−テン網戸の外観立面図(一部水
平断面を含む)
【図4】図3の側面図
【図5】この発明第一実施例のスライディングシュ−の
斜視図
【図6】スライディングシュ−立面図
【図7】この発明第二実施例の外観立面図
【図8】図7の側面図
【図9】この発明第二実施例の動作状態を示す簡略正面
【図10】この発明第三実施例、及び第二実施例のスラ
イドレ−ル、スライディングシュ−の変形型斜視図
【図11】この発明第三実施例のスライドレ−ルの正面
【図12】図11の側面図
【図13】.
【図14】この発明第三実施例スライドレ−ルの動作状
態を示す正面図
【図15】この発明のカ−テン網の支持係合状態を示す
外観正面図(一部縦断面水平断面を含む)
【図16】.
【図17】.
【図18】第四実施例の動作状態を示す一部水平断面図
【図19】第四実施例の水平断面図
【図20】図19の係合装置動作状態を示す縦断面図
【符号の説明】
1 網戸竪枠 2 網戸上枠 3 網戸下枠 4,33 移動杆 5 既設サッシ竪枠 6 既設サッシ上枠 7 既設サッシ下枠 8,9 木額縁 10 木ネジ 11 ガイドホ−ル 12 ボ−ルハンガ− 13 ワイヤ−コ−ド 14 スライディングシュ− 15 ネジ 16 水平レ−ル 17 上枠 17′下枠 18 スライディングシュ− 19 腕杆 21 スライドレ−ル 22,23 スライディングシュ− 24 針状コロ 25 コ−ド孔 26 巻バネ 27 ワイヤ−ホルダ− 28 嵌合孔 29 ピン 30 固定ブラケット 31 ベルクロファスナ− 32 間仕切杆 34 スライダースイッチ 35 マグネット 36,37 係合接片 38 車輪 39 板バネ A,B 既設サッシガラス障子 C カ−テン網 C′カ−テン D 既設框構造網戸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシ枠の室内側又は室外側に網戸上下
    枠及び網戸竪枠をサッシ枠と別体又は一体枠として設け
    るとともに、上記上下網戸枠にはそれぞれ上下枠に平行
    して水平レ−ルを設け、水平レ−ルに嵌合し、水平レ−
    ルに接する水平方向の寸法を垂直方向の寸法の5倍以上
    長くしたスライディングシュ−を網戸枠内に摺動自在に
    嵌挿し、上下網戸枠間に上記スライディングシュ−の垂
    直方向に延びる腕杆に上下端が係合支持される移動杆を
    配設し、折畳可能なメッシュ状カ−テン網の上下端縁を
    上記上下網戸枠に摺動自在に係合するとともに、上記カ
    −テン網竪縁の一側を移動杆に、他側竪縁を移動杆と対
    向する竪枠に固定係合してなるカ−テン網戸。
  2. 【請求項2】 上下網戸枠に設ける水平レ−ルをそれぞ
    れ挟持するスライディングシュ−の腕杆の少なくとも一
    方は、移動杆に対して垂直方向に出没できるように係合
    支持してなる請求項1記載のカ−テン網戸。
  3. 【請求項3】 水平レ−ルを網戸上下枠内に走行自在に
    嵌合するスライドレ−ルとし、このスライドレ−ルにス
    ライディングシュ−を水平走行自在に嵌合してなる請求
    項1又は請求項2に記載のカ−テン網戸。
  4. 【請求項4】 カ−テン網の上下端縁に設けるコ−ド孔
    にワイヤ−コ−ドを順次貫通し、かつ、上下2本のワイ
    ヤ−コ−ドの端部を竪枠上下端にそれぞれ着脱自在に固
    定係合するとともに、ワイヤ−コ−ドを上下枠に沿い緊
    張させ、このワイヤ−コ−ドに上下枠に沿って水平走行
    自在に嵌挿された複数個のハンガ−を摺動自在に係合し
    てなる請求項1〜請求項3に記載のカ−テン網戸。
  5. 【請求項5】 サッシ枠の室内側に網戸上下枠及び網戸
    竪枠をサッシ枠と別体又は一体枠として設けるととも
    に、上記網戸竪枠と上下網戸枠間をスライディングシュ
    −等の走行体を介して移動自在とする移動杆と網戸竪枠
    との間に間仕切杆を配設し、折畳カ−テン網及び目隠
    し、採光調整可能なカ−テン等の2種類のカ−テンをそ
    れぞれ上記間仕切杆の両側に配設し、それぞれの竪縁の
    1側を網戸竪枠及び移動杆に、他側竪縁をそれぞれ間仕
    切杆の両側に固定係合するとともに、間仕切杆を網戸竪
    枠と移動杆のいずれか一方に交互に係合できるものとし
    たカ−テン網戸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2353815A (en) * 1999-09-01 2001-03-07 Keith Ronald Atkins Detachable sliding insect screen
CN104305842A (zh) * 2014-09-30 2015-01-28 宁波市鄞州风名工业产品设计有限公司 双向滚轴限位折叠式气动窗帘支架

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GB2353815B (en) * 1999-09-01 2003-06-18 Keith Ronald Atkins Sliding insect screen
CN104305842A (zh) * 2014-09-30 2015-01-28 宁波市鄞州风名工业产品设计有限公司 双向滚轴限位折叠式气动窗帘支架

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