JPH08232514A - モールドキー及びその製造方法 - Google Patents

モールドキー及びその製造方法

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JPH08232514A
JPH08232514A JP4090895A JP4090895A JPH08232514A JP H08232514 A JPH08232514 A JP H08232514A JP 4090895 A JP4090895 A JP 4090895A JP 4090895 A JP4090895 A JP 4090895A JP H08232514 A JPH08232514 A JP H08232514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
case
head
claw
key plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4090895A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuyuki Tsukano
哲幸 塚野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品数の少ないモールドキーを容易に製造す
る。 【構成】 この発明によるモールドキー1は、キーコー
ドを与える切欠部が形成されたブレード部4及びブレー
ド部4の端部に形成されたヘッド部5を有するキープレ
ート2と、キープレート2のヘッド部5に固着された軟
質樹脂製のノブ3と、ノブ3内に配置された電子部品8
とを備えている。ノブ3に形成された空洞部6内に電子
部品8を収容する樹脂製のケース7を配置し、ケース7
に一体に弾性を有する一対のアーム部15を形成すると
共に、アーム部15に爪部16を形成する。キープレー
ト2のヘッド部5に形成した係止部13にケース7の爪
部16を係止して、ケース7を空洞部6内に固定する。
組立の際に、キープレート2のヘッド部5に形成した係
止部13にケース7の爪部16をスナップ作用によりワ
ンタッチで係止して、ケース7を空洞部6内に固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はキー、特に遠隔操作装
置に使用する発信機等の電子部品を内蔵するモールドキ
ーに関連する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開平4−6462号公報に示
される車両用キーは、ロック装置を機械的に解錠するキ
ープレートと、ロック装置に対して空中伝播信号よりな
る解錠信号を出力してこれを解錠する発信装置とを備え
ている。このキーは発信装置を収容した防水ケースとキ
ープレートがインサート成形されたベースとを備え、防
水ケース及びベースを取り外し可能に連結される。この
ようなキー装置は例えば、特公平4−79550号公報
又は特開平2−156835号に示されるトランスポン
ダが内蔵される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実開平4−
6462号公報には、モールド樹脂により形成したヘッ
ドに電子部品を内蔵させるキー装置が提案されている
が、ヘッドを収納するベースがケースおよび組立の際に
ねじを必要とする。また、従来のキーのヘッドは使用者
に良好な感触を与え、また危険防止のため軟質樹脂で形
成されるが、軟質樹脂でモールド成形したヘッドに電子
部品を収容すると、機械的な強度が低いため、キー装置
の使用中に電子部品が過度な機械的変形力を受けて損傷
する危険もある。
【0004】そこで、この発明は、部品数が少なく軟質
樹脂で被覆されたヘッド部に電子部品を収容できるモー
ルドキーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を達成するための手段】この発明によるモールド
キーは、キーコードを与える切欠部が形成されたブレー
ド部及びブレード部の端部に形成されたヘッド部を有す
るキープレートと、キープレートのヘッド部に固着され
た軟質樹脂製のノブと、ノブ内に配置された電子部品と
を備えている。ノブに形成された空洞部内に樹脂製のケ
ースを配置すると共に、ケース内に電子部品を収容し、
弾性を有する一対のアーム部をケースに一体に形成する
と共に、アーム部に爪部を形成する。キープレートのヘ
ッド部に形成した係合部にケースの爪部を係止して、ケ
ースを空洞部内に固定する。
【0006】この発明の実施例では、ヘッド部の係合部
は幅広部と、幅広部の入口に形成された幅狭部とを備
え、キープレートの平面とほぼ並行な平面上でケースの
爪部が弾性移動して、幅狭部に設けられた係合部に止さ
れる。キープレートの平面とほぼ直角な平面上でケース
の爪部が弾性移動して、ヘッド部の係合部に係止され
る。この発明の他の実施例では、ヘッド部に形成された
係合部はフック部を有し、ケースの爪部が弾性移動して
フック部に係止される。
【0007】この発明によるモールドキーの製造方法
は、キーコードを与える切欠部が形成されたブレード部
及びブレード部の端部に形成されたヘッド部を有し、ヘ
ッド部に係合部を形成したキープレートを成形型のキャ
ビティ内に配置する工程と、ヘッド部の周囲に溶融樹脂
を供給する工程と、スライド型の移動によりヘッド部に
空洞部を形成する工程と、電子部品を内蔵するケースを
空洞部内に配置して、ケースに形成された爪部をヘッド
部の係合部に係止する工程とを含む。
【0008】
【作用】組立の際に、キープレートのヘッド部に形成し
た係合部にケースの爪部をスナップ作用によりワンタッ
チで係止して、ケースを空洞部内に固定する。爪部はケ
ースに一体に形成され、係合部はヘッド部に一体に形成
されるため、ねじ等の部品数を増加せずに、ケースを空
洞部内に確実に固定することができる。ケース内に電子
部品を配置すると共に、ケースをノブの空洞部内に配置
することにより、電子部品を外力に対して保護すること
ができる。また、軟質樹脂製のノブにより使用者に良好
な感触を与え、危険を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明によるモールドキー及びその
製造方法の実施例を図1〜図8について説明する。
【0010】この発明の第1の実施例を示す図1〜図4
から明らかなように、この発明によるモールドキー1
は、金属製のキープレート2と軟質樹脂製のノブ3とを
有する。キープレート2はブレード部4と、ブレード部
4の端部に一体に形成されたヘッド部5を有する。詳細
には図示しないが、ブレード部4には公知のようにキー
コードを与える切欠部が形成される。キープレート2の
ヘッド部5にモールド成形により固着されたノブ3に
は、空洞部6が形成され、空洞部6内には硬質樹脂製の
ケース7が配置される。ケース7は電子部品8が配置さ
れる開口部9が形成される。
【0011】図5に示すように、キープレート2のヘッ
ド部5は幅広部11と、幅広部11の入口に形成されか
つ係止部13を有する幅狭部12とからなる係合部10
を備えている。ケース7は、一体に形成されかつ弾性を
有する一対のアーム部15と、各アーム部15に形成さ
れた爪部16とを有する。一対のアーム部15の間には
スリット17が形成される。また、ケース7の端部には
ノブ3に当接するストッパ部18が形成される。本実施
例では、キープレート2のヘッド部5に開口部5aが形
成され、開口部5aには装飾のため別部材のリング部2
0の突起21が係止される。
【0012】図1〜図5に示すモールドキー1を製造す
る際に、キーコードを与える切欠部が形成されたブレー
ド部4及びブレード部4の端部に形成されたヘッド部5
を有し、ヘッド部5に係合部10を形成したキープレー
ト1を図示しない成形型のキャビティ内に配置する。次
に、ヘッド部5の周囲に溶融樹脂を供給して空洞部6を
有するノブ3を形成する。このとき、図1に示すスライ
ド型30の移動によりノブ3に空洞部6を形成する。ス
ライド型の先端は、係合部10を覆うようにコ字形に形
成されるため、溶解樹脂が入りこむことがない。続い
て、電子部品8を内蔵するケース7を空洞部6内に配置
して、ケース7に形成された爪部16をヘッド部5の係
合部10に係止する。この場合、キープレート2の平面
とほぼ並行な平面上でケース7の爪部16が弾性移動し
て、幅狭部12に設けられた係止部13にケース7の爪
部16が係止される。
【0013】爪部16はケース7に一体に形成され、係
止部13はヘッド部5に一体に形成されるため、ねじ等
の部品数を増加せずに、ケース7を空洞部6内に確実に
固定することができる。ケース7内に電子部品8を配置
すると共に、ケース7をノブ3の空洞部6内に配置する
ことにより、電子部品8を外力に対して保護することが
できる。また、柔軟性のある軟質樹脂製のノブ3により
使用者に良好な感触を与え、危険を防止することができ
る。
【0014】図6及び図7は、キープレート2の平面と
ほぼ直角な平面上でケース7の爪部16が弾性移動し
て、ケース7の爪部16がヘッド部5の係合部10に係
止されるこの発明の第2の実施例を示す。組立の際、爪
部16はヘッド部5に当接してスライド型の移動で形成
された空間より拡開するがノブ3が弾性変形して挿入す
ることができる。
【0015】また、図8は、ヘッド部5に形成された係
止部13はフック部13aを有し、ケース7の爪部16
はフック部13aに係止されるこの発明の第3の実施例
を示す。これらの実施例では、キープレート2とリング
部20を別体としたが、キープレートを一体にしてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】前記のように、この発明では、部品数が
少なくかつ組立が容易なモールドキーが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるモールドキーの第1の実施例
を示す断面図
【図2】 図1のI−I線に沿う断面図
【図3】 図1のII−II線に沿う断面図
【図4】 この発明によるモールドキーの側面図
【図5】 係合部と爪部との関係を示す拡大斜視図
【図6】 この発明によるモールドキーの第2の実施例
を示す断面図
【図7】 図6のIII−III線に沿う断面図
【図8】 この発明によるモールドキーの第3の実施例
を示す斜視図
【符号の説明】
1・・モールドキー、 2・・キープレート、 3・・
ノブ、 4・・ブレード部、 5・・ヘッド部、 6・
・空洞部、 7・・ケース、 8・・電子部品、 9・
・開口部、 10・・係合部、 11・・幅広部、 1
2・・幅狭部、13・・係止部、 15・・アーム部、
16・・爪部、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーコードを与える切欠部が形成された
    ブレード部及びブレード部の端部に形成されたヘッド部
    を有するキープレートと、キープレートのヘッド部に固
    着された軟質樹脂製のノブと、ノブ内に配置された電子
    部品とを備えたモールドキーにおいて、 ノブに形成された空洞部内に樹脂製のケースを配置する
    と共に、ケース内に電子部品を収容し、 弾性を有する一対のアーム部をケースに一体に形成する
    と共に、アーム部に爪部を形成し、 キープレートのヘッド部に形成した係合部にケースの爪
    部を係止したことを特徴とするモールドキー。
  2. 【請求項2】 ヘッド部の係合部は幅広部と、幅広部の
    入口に形成された幅狭部とを備え、キープレートの平面
    とほぼ並行な平面上でケースの爪部が弾性移動して、幅
    狭部に設けられた係止部に係止される請求項1に記載の
    モールドキー。
  3. 【請求項3】 キープレートの平面とほぼ直角な平面上
    でケースの爪部が弾性移動して、ヘッド部の係合部に係
    止される請求項1に記載のモールドキー。
  4. 【請求項4】 ヘッド部に形成された係合部はフック部
    を有し、ケースの爪部が弾性移動してフック部に係止さ
    れる請求項1に記載のモールドキー。
  5. 【請求項5】 キーコードを与える切欠部が形成された
    ブレード部及びブレード部の端部に形成されたヘッド部
    を有し、ヘッド部に係合部を形成したキープレートを成
    形型のキャビティ内に配置する工程と、 ヘッド部の周囲に溶融樹脂を供給する工程と、 スライド型の移動によりヘッド部に空洞部を形成する工
    程と、 電子部品を内蔵するケースを空洞部内に配置して、ケー
    スに形成された爪部をヘッド部の係合部に係止する工程
    と、 を含むことを特徴とするモールドキーの製造方法。
JP4090895A 1995-02-28 1995-02-28 モールドキー及びその製造方法 Pending JPH08232514A (ja)

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