JP2000128202A - 開閉カバーおよび開閉カバー付き筐体 - Google Patents

開閉カバーおよび開閉カバー付き筐体

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JP2000128202A
JP2000128202A JP10301765A JP30176598A JP2000128202A JP 2000128202 A JP2000128202 A JP 2000128202A JP 10301765 A JP10301765 A JP 10301765A JP 30176598 A JP30176598 A JP 30176598A JP 2000128202 A JP2000128202 A JP 2000128202A
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JP
Japan
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housing
resin
main body
opening
cover
Prior art date
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JP10301765A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Ando
嘉浩 安藤
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YAMASHITA DENKI KK
YAMASHITA ELECTRIC
Original Assignee
YAMASHITA DENKI KK
YAMASHITA ELECTRIC
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Publication date
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Publication of JP2000128202A publication Critical patent/JP2000128202A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰返し開閉によるヒンジ部分の劣化がなくて
耐久性に優れ、開閉カバーの筐体への取付け作業が簡単
かつ強固に行なえ、使用中における開閉カバーの無意図
的な開放現象がなく、筐体と開閉カバーが質感や光沢に
おいて調和して美観面でも優れている、開閉カバーと開
閉カバー付き筐体を提供する。 【解決手段】 硬質樹脂で成形されて筐体18の開口部
19を塞ぐカバー主体部1と、硬質樹脂で成形されて筐
体18に取り付けられる基部2と、軟質樹脂で成形され
てカバー主体部1と基部2をつなぐヒンジ部3とからな
り、基部2とカバー主体部2およびヒンジ部3が一体成
形され、基部2から延長したヒンジ部3の弾性によって
開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、開口部を有する
筐体の内部保護などを目的とした蓋として用いられる、
開閉機能を持ったカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 近年、コンピユーターやその周辺機
器、電話器、携帯電話やモデムなどの通信機器、ゲーム
機器などにおいて、外部機器を接続する為の端子やコネ
クターなどを機器の筐体の内部に設置し、外部機器と接
続したりする場合にはカバーを開けて外部機器とケーブ
ルで接続し、未使用時には筐体内部の保護や外観を良く
するためにカバーを閉めておく機器がある。
【0003】このように蓋として開閉する機能を持った
カバーとして、カバー主体部分と筐体への取付け部分と
開閉時にヒンジの機能を果たす部分とを樹脂で一体に成
形したものがあり、これは蝶番などの別部品を取付けて
カバーを開閉させる必要が無く、機構も簡単となること
から広く使用されている。
【0004】このような開閉カバーのひとつとして、図
9に示したようにカバー主体部36と筐体への取付け部
分37の間にカバー36と筐体への取り付け部分37よ
りも厚みを薄くした薄肉部38を設けたものがあり、主
にポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの樹脂を
使用して一体に成形されている。
【0005】筐体への取付け部分37によって内部にコ
ネクター43などを配置した筐体40に取り付け、この
薄肉部38にて折り曲げることによってヒンジとし、曲
げても折れることなく蓋としての機能を持たせている。
【0006】また、カバー主体部分36の外周などに爪
のような突起39を設けるとともに、筐体40に突起3
9と嵌合するような凹み41などの係止構造を設け、カ
バー主体部分36を閉めた際に突起39と凹み41を嵌
合させることによって、カバー主体部分36が不用意に
開かないように保持させており、これは構造が簡単で安
価に成形できることから広く採用されている。
【0007】その他の開閉カバーとしては、図10に示
したように、主に熱可塑性エラストマー(以下、TPE
と略称する)などの柔らかく弾性を持った軟質樹脂を使
用して成形され、全体にわたって肉厚が均等な開閉カバ
ー44がある。この開閉カバー44は基端部の一部を利
用して内部にコネクター43などを配置した筐体46に
取り付けられ、軟質樹脂に特有の弾性によって曲げても
折れることなく、蓋としての機能を持たせている。
【0008】この場合も開閉カバー44の外周などに爪
のような突起45を設けるとともに、筐体46に突起4
5と嵌合するような凹み47などの構造を設け、開閉カ
バー44を閉めた際に突起45と凹み47を嵌合させる
ことによって、開閉カバー44が不用意に開かないよう
に係止保持する方法が広く採用されている。
【0009】カバー主体部分36と筐体への取付け部分
37と開閉時にヒンジの機能を果たす薄肉部38とを樹
脂で一体に成形する従来の開閉カバーでは、射出成形方
法などで成形する際に、ヒンジとなる薄肉部38の厚み
がカバー主体部分36や筐体への取付け部分37の厚み
よりも非常に薄いために、溶融した樹脂の充填が薄肉部
38で阻害されやすく、形状の変形や不要部分にまで樹
脂がはみ出すバリなどの不良が発生しやすい問題があっ
た。また、ヒンジとなる薄肉部38は繰り返し開閉した
際の耐久性に劣り、薄肉部38から亀裂が発生したり折
れたりして、耐久性が低いという問題があった。
【0010】TPEなどの柔らかく弾性を持った軟質樹
脂で全体を均等厚さに一体成形した従来の開閉カバー4
4では、開閉カバーの先端部側面に形成される突起45
も軟らかなTPEで成形されることになる。このように
筐体41側の凹み47と嵌合する突起45は柔らかく弾
性を持つことから変形しやすいものであるため、突起と
凹み47の嵌合による係止保持力は弱いものとなり、わ
ずかな衝撃などで意図しない場合にも開閉カバー44が
開きやすくなる欠点があった。
【0011】また、筐体に開閉カバー取り付ける際、筐
体と筐体への取付け部分を接着剤によって取り付けるこ
とができれば、組立が容易なものとなるのであるが、筐
体は主にABS樹脂、ポリカーボネイト樹脂、アクリル
樹脂、ポリスチレン樹脂などや、あるいはそれらのアロ
イ樹脂などの材料を使用して成形されることが多く、前
記の開閉カバーのように筐体への取付け部分がポリエチ
レン樹脂、ポリプロピレン樹脂、あるいはTPEなどの
熱可塑性エラストマーで成形されている場合では、接着
剤を使用した場合の接着性が大きく異なるために互いを
強固に接着する接着剤が無く、筐体から取れやすい欠点
があった。
【0012】接着剤の代わりに両面テープを使用して取
り付ける方法も組立を容易にできるが、筐体への取付け
部分を構成するポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、あるいはTPEなどの熱可塑性エラストマーに対す
る両面テープの粘着性が悪く、筐体から取れやすい欠点
があった。そのため、たとえば筐体と筐体への取付け部
分をネジで取付けたり、図9のリブ42や図10のリブ
48のように、筐体の一部に長めのリブなどの突起を設
け、筐体への取付け部分37や開閉カバー44の一部に
穴を開けてリブ42やリブ48を嵌合させた後に、該リ
ブの余分な部分を焼き潰すなどの方法で取り付けていた
ため、組み立てが非常に手間のかかるものとなってい
た。
【0013】また筐体を成形する材料のABS樹脂、ポ
リカーボネイト樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂
などや、あるいはそれらのアロイ樹脂と、カバーを形成
するポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、あるいは
TPEなどとは質感、光沢などが異なり、筐体と開閉カ
バーが調和せずに見た目の美観を劣ったものとしてい
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、開閉カバーの繰返し開閉によるヒンジ部分の劣
化がなくて耐久性に優れ、開閉カバーの筐体への取付け
作業が簡単かつ強固に行なえ、開閉カバーの無意図的な
開放現象がなく、筐体と開閉カバーが質感や光沢におい
て調和して美観面でも優れている、開閉カバーと開閉カ
バー付き筐体を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の開閉カバーは、図
1と図4に例示したように筐体18の開口部19塞ぐ形
状を持ったカバー主体部1と、筐体へ取付ける形状を持
った基部2と、カバー主体部1と基部2の間をつなぐヒ
ンジ部3とから構成される。カバー主体部1と基部2の
成形材料には硬質樹脂が使用されるが、最適の実施形態
としては、カバー主体部1と基部2の硬質樹脂として筐
体18の成形材料と同じ種類の硬質樹脂が使用される。
カバー主体部1と基部2の間をつなぐヒンジ部3の成形
材料には軟質樹脂を使用し、カバー主体部1と基部2お
よびヒンジ部3は一体化された構造を持つ。カバー主体
部1は筐体18に設けた開口部19の全部または大部分
を閉塞する形状と大きさを有するものであるが、筐体1
8の形状構造によっては、カバー主体部1が閉塞し切れ
ない辺境部分を、カバー主体部1につづくヒンジ部3が
閉塞することもある。
【0016】本発明の開閉カバー付き筐体は、図6に例
示したように筐体23と、筐体23の開口部25を塞ぐ
形状を持ったカバー主体部22と、筐体23とカバー主
体部22の間をつなぐヒンジ部24とから構成される。
筐体23とカバー主体部22の成形材料には硬質樹脂が
使用され、最適の実施形態としては、カバー主体部22
の硬質樹脂と筐体23の硬質樹脂は同じ種類のものが使
用される。筐体23とカバー主体部22の間をつなぐヒ
ンジ部24の成形材料には軟質樹脂を使用し、筐体23
とカバー主体部22およびヒンジ部24は一体化された
構造を持つ。カバー主体部22は筐体23に設けた開口
部25の全部または大部分を閉塞する形状と大きさを有
するものであるが、筐体23の形状構造によっては、カ
バー主体部22が閉塞し切れない辺境部分を、カバー主
体部22につづくヒンジ部24が閉塞することもある。
【0017】上記開閉カバーと開閉カバー付き筐体のい
ずれの場合においても、1次成形によって硬質樹脂から
成るカバー主体部1と基部2、あるいは筐体23とカバ
ー主体部22を成形し、2次成形によって軟質樹脂から
成るヒンジ部3あるいはヒンジ部24を成形する、異材
質成形方法(二色成形方法とも呼ばれる)によって製作
することができる。
【0018】すなわち、開閉カバーの製作にあたって
は、1次成形では、図2に示したように、樹脂を充填す
るための空間を設けた下型7と上型6を合わせ、公知の
射出成形方法と同様の方法で硬質樹脂を射出成形し、カ
バー主体部1と基部2を成形する。この1次成形の終了
後に上型6を開いて下型7から分離するが、このとき1
次成形によって成形されたカバー主体部1と基部2は下
型7に残される。次にヒンジ部3に相当する樹脂を充填
するための空間を設けた別の上型を前記下型7に合わ
せ、公知の射出成形方法と同様の方法で軟質樹脂を射出
成形する2次成形によってヒンジ部3を成形する。
【0019】2次成形の際に、あらかじめ1次成形によ
って成形された硬質樹脂から成るカバー主体部1と基部
2の間に高温で溶解した軟質樹脂が高圧で充填されてヒ
ンジ部3が成形されるため、カバー主体部1と基部2お
よびヒンジ部3は接触面で融着し、2次成形後に冷却さ
れて金型から取り出された後も、カバー主体部1と基部
2およびヒンジ部3は強固に一体化されて分離すること
がない。
【0020】開閉カバー付き筐体の製作にあたっては、
1次成形では、図7に示したように、樹脂を充填するた
めの空間を設けた下型28と上型33を合わせ、公知の
射出成形方法と同様の方法で硬質樹脂を射出成形し、筐
体23とカバー主体部22を成形する。この1次成形の
終了後に上型を開いて下型から分離するが、1次成形に
よって成形された筐体23とカバー主体部22は下型2
8に残される。次にヒンジ部24に相当する樹脂を充填
するための空間を設けた別の上型を下型28に合わせ、
公知の射出成形方法と同様の方法で軟質樹脂を射出成形
する2次成形によってヒンジ部24を成形する。
【0021】2次成形の際に、あらかじめ1次成形によ
って成形された硬質樹脂から成る筐体23とカバー主体
部22の間に高温で溶解した軟質樹脂が高圧で充填され
てヒンジ部24が成形されるため、筐体23とカバー主
体部22およびヒンジ部24は接触面で融着し、2次成
形後に冷却されて金型から取り出された後も、筐体23
とカバー主体部22およびヒンジ部24は強固に一体化
されて分離することがない。
【0022】このような異材質成形方法では、硬質樹脂
としてはABS樹脂,ポリカーボネイト樹脂、アクリル
樹脂、ポリスチレン樹脂、およびそれらの樹脂の中から
選ばれる2種類以上の樹脂からなるアロイ樹脂等の熱可
塑性樹脂を使用することができる。また、軟質樹脂とし
てはTPEを使用することができる。一体成形されたカ
バー主体部1と基部2およびヒンジ部3とから成る開閉
カバーは、基部2によってあらかじめABS樹脂,ポリ
カーボネイト樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、
およびおよびそれらの樹脂と他の樹脂を混合したアロイ
樹脂等の熱可塑性樹脂で成形されている筐体18に接着
されるか、あるいは両面テープなどによって筐体18に
取り付けられ、筐体18の開口部19を閉塞する蓋とし
て使用される。また、同様にして筐体23と一体成形さ
れたカバー主体部22およびヒンジ部24は、そのまま
筐体23の開口部25を閉塞する蓋として使用される。
【0023】本発明では、図1のように一体成形された
カバー主体部1と基部2およびヒンジ部3のうち、カバ
ー主体部1と基部2を、筐体18の成形に用いられるの
と同じ種類の硬質樹脂であるABS樹脂,ポリカーボネ
イト樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、およびお
よびそれらの樹脂と他の樹脂を混合したアロイ樹脂等の
熱可塑性樹脂で成形することができる。従って基部2を
筐体18に取り付ける際にも、筐体18と基部2が同じ
材質であることから接着剤を用いた場合の接着性が等し
く、また両面テープを使用した際にも基部2を構成する
硬質樹脂に対する両面テープの粘着性が良好なことか
ら、筐体18への取付けが容易で、しかも強固に取付け
ることが可能であり、衝撃などを受けても取れることが
ない。
【0024】また、図6に示したように筐体23とカバ
ー主体部22およびヒンジ部24を一体化する成形で
は、成形終了後にヒンジ部24とカバー主体部22を筐
体23に取り付ける必要がなく、そのまま蓋としての機
能を果たせるため、組立自体を省くことができるので安
価に製造することができる。
【0025】カバー主体部1と基部2をつなぐヒンジ部
3、あるいは筐体23とカバー主体部をつなぐヒンジ部
24は、厚みや形状を用途に合わせて任意に選ぶことが
できるとともにTPE自体が軟質で弾性をもつため、例
えば図9に示したようなカバー主体部分36と筐体への
取付け部分37の間にカバー主体部分36と筐体への取
付け部分37よりも厚みを薄くした薄肉部38を設けた
従来構造の欠点であった、薄肉部38の成形の際の不良
の発生がなく、耐久性が向上する。
【0026】また、本発明の開閉カバーと開閉カバー付
き筐体のいずれにおいても、カバー主体部1,22の成
形材料として硬質樹脂を使用できることから、カバー主
体部部1,22を閉じた場合の保持方法として、カバー
主体部の外周部側面などに爪のような突起5,26を設
けるとともに、その突起5,26に相当する位置の筐体
18,23の開口部19,25の周囲などに凹み21,
27などの係止構造を設け、カバー主体部1,22を閉
めた際に突起5,26と凹み5,26を嵌合させる安価
な法を採用した場合でも、図10の例のように突起45
に軟質樹脂を使用した場合におけるような突起45の変
形がないので、充分な係止保持力を常に維持することが
でき、カバー主体1,22部を確実に閉鎖状態に保持す
ることができる。
【0027】更にヒンジ部3,24を構成するTPEが
弾性を持つため、TPEの硬さ(ゴム硬度)や形状、厚
さなどを適当に選ぶことによって開閉の具合を任意に設
定することができる。たとえばヒンジ部3,24を構成
するTPEに硬度の高いものを選び、あるいは厚さを増
やすなどの方法で弾性を強くすれば、前記のようなカバ
ー主体部1,22爪のような突起5,突起26を設ける
とともに、筐体18,23側に該突起5,26と嵌合す
る凹み21,27などの係止構造を設けた保持方法と併
用した場合、該嵌合を外すだけでそれまで曲げられてい
たヒンジ部3,部24が元に戻ろうとする弾性によって
反発力が働き、容易に開閉カバーを開き方向に駆動する
ことができる。
【0028】また、カバー主体部1,22を構成する硬
質樹脂に、筐体18,23を成形する樹脂と同じ種類の
ABS樹脂,ポリカーボネイト樹脂、アクリル樹脂、ポ
リスチレン樹脂、およびおよびそれらの樹脂と他の樹脂
を混合したアロイ樹脂等の熱可塑性樹脂を使用できるこ
とから、筐体18,23とカバー主体部1,22部の質
感や光沢を統一して見た目の違和感をなくし、美観を向
上させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】 図1に示した本発明の実施例で
は、開閉カバーは、硬質樹脂で成形したカバー主体部1
と基部2、およびカバー主体部1と基部2をつなぐ軟質
樹脂で成形したヒンジ部3とから成る。筐体18に取付
けてカバー主体部1を閉じた場合に、カバー主体部1が
不用意に開かないようにするために、筐体18側の凹み
21と嵌合する係止リブ5を設け、また、筐体18に基
部2を取付ける際の位置決めとするために、筐体18側
に設けた穴と嵌合する位置に位置決めリブ4が設けられ
ている。
【0030】図1の実施例の開閉カバーは、2種類の樹
脂を使用して一体に成形する異材質成形方法によって成
形される。まず1次成形では図2のように、カバー主体
部1に相当する樹脂を充填するための空間8と、基部2
に相当する樹脂を充填するための空間9と、ヒンジ部3
に相当する樹脂を充填するための空間10を設けた射出
成形用の金型である下型7と、空間8および空間9に樹
脂を充填する際に樹脂の流れる流路11を設けるととも
に、1次成形の際にヒンジ部3に相当する樹脂を充填す
るための空間10に、硬質樹脂が充填されるのを防ぐた
めの封止部12を設けた上型6を合わせる。なお下型7
の空間8には、筐体に取付けてカバー主体部1を閉じた
場合にカバー主体部1が不用意に開かないようにするた
め、筐体側の凹みと嵌合する係止リブ5を成形するため
の空間8aと、筐体18に基部2を取付ける際の位置決
めのために筐体18に設けた穴と嵌合する位置決めリブ
4を成形するための空間9aも設けられている。
【0031】公知の射出成形方法と同様の方法で、成形
材料として硬質樹脂であるポリカーボネート/ポリエス
テルアロイ樹脂(電気化学工業株式会社製、 ビクトロ
イCES500)を使用して射出成形を行い、カバー主
体部1と基部2を成形した。1次成形の終了後に上型6
から下型7を分離するが、この時1次成形によって成形
されたカバー主体部1と基部2は下型7に残る。
【0032】次に2次成形では、図3のようにヒンジ部
3に相当する樹脂を充填するための空間15と軟質樹脂
を充填するための流路17を設けた別の上型14を、カ
バー主体部1と基部2が残る下型7に合わせ、公知の射
出成形方法と同様の方法で、成形材料として軟質樹脂で
ある熱可塑性エラストマーとしてポリエステル・エラス
トマー(東レ・デュポン株式会社製、ハイトレル 35
48W)を使用して射出成形を行い、ヒンジ部3を成形
した。
【0033】このように2次成形の際には、あらかじめ
1次成形によって成形されたポリカーボネート/ポリエ
ステルアロイ樹脂から成るカバー主体部1と基部2の間
の空間に、高温で溶解された熱可塑性エラストマーが高
圧で充填されてヒンジ部3が成形されるため、カバー主
体部1と基部2とカバー部3は、カバー主体部1とヒン
ジ部3との接触面1aおよび基部2とヒンジ部3との接
触面2aで互いに融着する。2次成形が終了した後に上
型14を下型7から分離し、突き出しピン13を成形の
終了した開閉カバーを下型7から分離する方向にスライ
ドさせて取り出すが、カバー主体部1と基部2、および
ヒンジ部3は強固に一体化しているので互いに分離する
ことがない。
【0034】成形が終了し、図1のようにカバー主体部
1および基部2とヒンジ部3が一体化した開閉カバー
は、図4のようにあらかじめカバー主体部1および基部
2と同じポリカーボネート/ポリエステルアロイ樹脂を
使用して成形されていた筐体18の開口部19を塞ぐ位
置に取り付ける。カバー主体部1は軟質の熱可塑性エラ
ストマーで成形したヒンジ部3の弾性により、多少の抵
抗をもって筐体18の開口部19を塞ぐ方向16に曲げ
ることができる。
【0035】その際、基部2の筐体18に接触する面に
両面テープ20を張り、筐体18に開けられた開閉カバ
ーの位置決め用の穴と基部2に設けられた位置決めリブ
4を嵌合させて取り付けたが、両面テープ23の効果に
よって強固に取付けることができた。図5は開閉カバー
を閉めて筐体18の開口部19を塞いだ状態であり、開
閉カバーは軟質の熱可塑性エラストマーで成形されたヒ
ンジ部3の部分で曲がり、カバー主体部1に設けられた
係止リブ5と筐体20に設けられた凹み21が、ポリカ
ーボネート/ポリエステルアロイ樹脂の適度な弾性を持
って嵌合するため、カバー主体部1は不用意に無意図的
に開放しないように保持される。
【0036】図6に示した本発明の別の実施例は、硬質
樹脂で成形したカバー主体部22と筐体23、およびカ
バー主体部22と筐体23をつなぐ軟質樹脂で成形した
ヒンジ部24から成り、カバー主体部22と筐体23、
およびヒンジ部24は異材質成形方法によって一体に成
形され、筐体23に空いた開口部25を塞ぐ蓋として使
用する。カバー主体部22によって開口部25を塞いだ
際には、カバー主体部22に設けられた係止リブ26と
筐体23に設けた凹み27が嵌合するため、カバー主体
部22は不用意に無意図的に開かないように保持され
る。
【0037】この実施例の開閉カバー付き筐体は、2種
類の樹脂を使用して一体に成形する異材質成形方法によ
って成形される。まず1次成形では、図7のようにカバ
ー主体部22に樹脂を充填するための空間30と筐体2
3に樹脂を充填するための空間31、およびヒンジ部2
4に樹脂を充填するための空間を設けた射出成形用の金
型である下型28と、硬質樹脂を充填する際に樹脂の流
れる流路31を設けるとともに、1次成形の際にヒンジ
部24に相当する部分に硬質樹脂が充填されるのを防ぐ
ための封止部30を設けた上型29を合わせる。なお、
下型28の空間30には、カバー主体部22を閉じた場
合にカバー主体体22が不用意に開かないようにするた
め、筐体23の凹み27と嵌合する位置に係止リブ26
を成形するための空間30aも設けられている。
【0038】公知の射出成形方法と同様の方法で、成形
材料として硬質樹脂であるポリカーボネート/ポリエス
テルアロイ樹脂(電気化学工業株式会社製、 ビクトロ
イCES500)を使用して射出成形を行い、カバー主
体部22と筐体23を成形した。1次成形の終了後に上
型29を下型28から分離するが、このとき1次成形に
よって成形されたカバー主体部22と筐体23は下型2
8に残るとともに、2次成形の際にヒンジ部24を成形
するための空間が空いている。
【0039】次に2次成形では、図8のようにヒンジ部
24に相当する空間33に樹脂を充填するための流路3
4を設けた上型30を、カバー主体部22と筐体23が
残る下型33に合わせ、公知の射出成形方法と同様の方
法で、成形材料として軟質樹脂である熱可塑性エラスト
マーとしてスチレン系エラストマー(理研ビニル工業株
式会社製、レオストマー・BJ1070N)を使用して
空間34に射出成形を行い、ヒンジ部24を成形した。
【0040】このように2次成形の際には、あらかじめ
1次成形によって成形されたポリカーボネート/ポリエ
ステルアロイ樹脂から成るカバー主体部22と筐体23
の間の空間34に、高温で溶解された熱可塑性エラスト
マーが高圧で充填されてヒンジ部24が成形されるた
め、カバー主体部22と筐体23とヒンジ部24は、カ
バー主体部22とヒンジ部24が接触する面である接触
面22aおよび筐体23とヒンジ部24が接触する面で
ある接触面23aで互いに融着する。
【0041】2次成形が終了した後に上型33を下型2
8から分離し、突き出しピン32を成形の終了したカバ
ー主体部22と筐体23およびヒンジ部24を下型28
から分離する方向にスライドさせて取り出すが、カバー
主体部22と筐体23およびヒンジ部24は強固に一体
化しているので互いに分離することがない。
【0042】カバー主体部22は軟質の熱可塑性エラス
トマーで成形したヒンジ部24の弾性により、多少の抵
抗をもって筐体23の開口部25を塞ぐ方向に曲げるこ
とができる。また、その際カバー主体部22に設けられ
た係止リブ26と筐体23に設けられた凹み27が、ポ
リカーボネート/ポリエステルアロイ樹脂の適度な弾性
を持って嵌合し、不用意にカバー主体部22が開かない
ように保持する。
【0043】
【発明の効果】 以上のように本発明の開閉カバーで
は、図1のように基部2を、筐体18の成形に用いられ
るのと同じ種類の硬質樹脂で成形したときには、筐体1
8と基部2が同じ材質であることから接着剤を用いた場
合の接着性が等しく、また両面テープを使用した際にも
基部2を構成する硬質樹脂に対する両面テープの粘着性
が良好であるから、筐体18への取付け作業が容易であ
り、しかも強固に取付けることが可能である。また、本
発明の開閉カバー付き筐体では、筐体23とカバー主体
部22およびヒンジ部24が成形時に一体化されてお
り、成形が終了すればそのまま蓋としての機能を果たせ
るため、組立自体を省くことができるので安価に製造す
ることができる。
【0044】本発明の開閉カバーと本発明の開閉カバー
付き筐体では、ヒンジ部3,24の厚みや形状を用途に
合わせて任意に選ぶことができるとともに、ヒンジ部
3,24を形成するTPE自体が軟質で弾性をもつた
め、例えば図9のように薄肉部38を設けた従来例の欠
点であった,薄肉部38の成形の際の不良の発生がな
く、また繰返し開閉によるヒンジ部3,24の劣化が回
避され、耐久性に優れたものとなる。
【0045】また、本発明の開閉カバーと本発明の開閉
カバー付き筐体では、カバー主体部1,22に硬質樹脂
を使用できることから、カバー主体部1,22を閉じた
場合の保持手段として、カバー主体舞台部1,22に突
起5,26を設けるとともに、筐体18,23側に凹み
21,27などの構造を設け、カバー主体部1,22を
閉めた際に突起5,26と凹み21,27を嵌合させて
開閉カバーを閉鎖状態に係止保持する安価な保持方法を
使用した場合でも、図10の従来例のように突起45に
軟質樹脂を使用した場合におけるような突起45の変形
が無く、蓋を閉めた際にカバー主体部1,22を確実に
保持することが可能であり、開閉カバーの無意図的な開
放現象がない。
【0046】更にヒンジ部3,24を構成するTPEが
弾性を持つため、TPEの硬さ(ゴム硬度)や形状、厚
さなどを適当に選ぶことによって開閉の具合を任意に設
定することができるので、たとえばヒンジ部3,24の
弾性を強くすれば、前記係止用突起と凹みの嵌合を外す
だけでそれまで曲げられていたヒンジ部3,24が元に
戻ろうとする弾性による反発力が働き、開閉カバーを開
く方向に容易に駆動することができる。
【0047】また、カバー主体部1,22を構成する硬
質樹脂に、筐体18,23を成形する樹脂と同じ種類の
硬質樹脂を使用できることから、筐体18,23とカバ
ー主体部1,22の質感や光沢を統一して見た目の違和
感を無くし、美観を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る開閉カバーの斜視図
である。
【図2】 図1の開閉カバーの1次成形用金型の断面図
である。
【図3】 図2の金型による開閉カバーの成形過程を示
す断面図である。
【図4】 図3の過程を経て成形された開閉カバーを筐
体に取付けた状態の断面図である。
【図5】 図4の開閉カバーによって筐体の開口部が塞
がれた状態の断面図である。
【図6】 本発明の別の実施例に係る開閉カバー付き筐
体の斜視図であり。開閉カバーは開いた状態にある。
【図7】 図6の開閉カバー付き筐体の1次成形用金型
の断面図である。
【図8】 開閉カバー付き筐体の2次成形用金型の断面
図である。
【図9】 開閉カバーの一部に薄肉部を設けた従来例の
断面図である。
【図10】 開閉カバー全体を熱可塑性エラストマーで
成形した従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 カバー主体部 2 基部 3 ヒンジ部 4 位置決めリブ 5 突起 6 1次成形用上型 7 1次成形及び2次成形用下型 8 カバー主体部の成形用空間 9 基部の成形用空間 10 ヒンジ部成形用空間 11 硬質樹脂の流路 12 封止部 13 突き出しピン 14 2次成形用上型 15 ヒンジ部成形用空間 17 軟質樹脂の流路 18 筐体 19 筐体の開口部 20 両面テープ 21 凹み 22 カバー主体部 23 筐体 24 ヒンジ部 25 筐体の開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA05 AA14 AA24 BA02 CA03 CC03 DA03 DC03 EA01 EB03 EC03 FA06 FC14 GA07 GB07 KA16 4E360 AA02 AB12 AB42 BA03 BA06 BA12 BB02 BB13 BC03 BC04 BC06 BD03 BD07 CA01 CA08 EA05 EC11 ED03 ED12 ED23 EE02 FA02 GA02 GA07 GA08 GA52 GA53 GB46 GC08 GC14 4F206 AA13 AA21 AA24 AA28 AA45 AG30 AH57 JA07 JB12 JB21 JN12 JQ81

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質樹脂で成形されて筐体18の開口部
    19を塞ぐカバー主体部1と、硬質樹脂で成形されて筐
    体18に取り付けられる基部2と、軟質樹脂で成形され
    てカバー主体部1と基部2をつなぐヒンジ部3とからな
    り、基部2とカバー主体部2およびヒンジ部3が一体成
    形され、基部2から延長したヒンジ部3の弾性によって
    開閉することができる開閉カバー。
  2. 【請求項2】 硬質樹脂で成形される筐体23と、硬質
    樹脂で成形されて筐体23の開口部25を塞ぐカバー主
    体部22と、軟質樹脂で成形されて筐体23とカバー主
    体部22をつなぐヒンジ部24からなり、筐体23とカ
    バー主体部22およびヒンジ部24が一体成形され、筐
    体23から延長したヒンジ部24の弾性によって開閉す
    ることのできる開閉カバー付き筐体。
  3. 【請求項3】 1次成形によって硬質樹脂の部分を射出
    成形し、2次成形によって軟質樹脂の部分を成形する異
    材質成形方法によって一体成形することを特徴とする、
    請求項1または請求項に記載の開閉カバーまたは開閉カ
    バー付き筐体。
  4. 【請求項4】 硬質樹脂としてABS樹脂,ポリカーボ
    ネイト樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、および
    それらの樹脂と他の樹脂を混合したアロイ樹脂等の熱可
    塑性樹脂を使用し、軟質樹脂として熱可塑性エラストマ
    ーを使用したことを特徴とする請求項1、請求項2また
    は請求項3に記載の開閉カバーまたは開閉カバー付き筐
    体。
  5. 【請求項5】 カバー主体部1と基部2と筐体18を同
    種類の硬質樹脂で成形し、あるいはカバー主体部22と
    筐体23を同種の硬質樹脂で成形した請求項1、請求項
    2、請求項3または請求項4に記載の開閉カバーまたは
    開閉カバー付き筐体。
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