JPH08230643A - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置

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Publication number
JPH08230643A
JPH08230643A JP3319095A JP3319095A JPH08230643A JP H08230643 A JPH08230643 A JP H08230643A JP 3319095 A JP3319095 A JP 3319095A JP 3319095 A JP3319095 A JP 3319095A JP H08230643 A JPH08230643 A JP H08230643A
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JP
Japan
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port
valve
spool
wheel cylinder
rear wheel
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Application number
JP3319095A
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English (en)
Inventor
Takahito Ogaki
孝人 大垣
Kazumi Yasuzumi
一美 安栖
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 車両に対しアンチロック制御をする際の加圧・保持・減
圧の制御モードを実現するブレーキ液圧制御装置とし
て、3位置型電磁弁のスプールに作用する液圧をバラン
スさせることで、小電力で電磁弁を駆動し、且つ、各ポ
ジションでの液漏れの少ない小型で安価な手段を提供す
る。 【構成】 マスターシリンダと前・後輪ホイルシリンダ
の中間に、車輪のスリップ信号に応じて作動する3位置
型電磁弁と常閉の2位置型電磁弁を設け、3位置型電磁
弁の各ポジションとそれに対応する2位置型電磁弁の開
閉を組合せることにより、5種類の制御モードを選択可
能とすると共に3位置型電磁弁のスプールと可動子に作
用する液圧バランスを均等化することで、軽微な電磁力
にて駆動されるブレーキ液圧制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンチロック装置を備
えた車両におけるブレーキ液圧制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、アンチロック制御ではホイール
シリンダ液圧を加圧する状態(以下、加圧モードと云
う)、ホイールシリンダ液圧を保持する状態(以下、保
持モードと云う)およびホイールシリンダ液圧を減圧す
る状態(以下、液圧モードと云う)を車輪のスキッド状
況等に応じて切替えてホイールシリンダ液圧を制御す
る。
【0003】上記加圧モード、保持モード、減圧モード
の3つのモードを実現する装置として、例えば、車輪の
マスターシリンダとホイルシリンダの間に2ポート2位
置型の電磁切替弁などからなる常開の導入弁を設けると
共に、ホイルシリンダからリザーバなどを介してマスタ
ーシリンダ側に還流する還流路に2ポート2位置型の電
磁切替弁からなる常閉の排出弁を設けた構造を有する方
式を採用している還流方式が知られている。
【0004】また、同様な還流方式として、上記2ポー
ト2位置型の電磁切替弁などからなる常開の導入弁に代
わって、非電磁作動の流量制御弁を設け、一輪あたり1
つの電磁弁により減圧と緩加圧の2つのモードでアンチ
ロック制御を行う装置が提案されている。しかしながら
このような装置は、各車輪に2つの弁が必要であり、つ
まり、右前輪と左後輪のブレーキに接続されている第1
系統、あるいは、左前輪と右後輪のブレーキに接続され
ている第2系統に対してそれぞれ4つの弁が必要であ
り、従って不経済かつ高価である。
【0005】そこで、例えば、実公昭62−51071
号には、1系統に設けられた両方のブレーキシリンダの
ロックを制御するために、ただ1つの3ポート2位置型
電磁弁と2つの常開の2ポート2位置型電磁弁とが使用
され、要するに1系統で3つの弁しか使用されず、従っ
て1系統につき少なくとも1つの弁が節約される装置が
提案されている。
【0006】つまり、図5に示すように、1系統につ
き、ブレーキ導管に接続された1つの共通の3ポート2
位置型電磁弁を有しており、該3ポート2位置型電磁弁
43の出口が、それぞれ1つの分岐導管7によってそれ
ぞれ1つのブレーキシリンダ9,10に通じており、従
って前記3ポート2位置型電磁弁が両方のブレーキシリ
ンダを共通して制御するようになっている形式の、自動
車の1つの車輪に設けられた減圧操作される両方のブレ
ーキシリンダ内のブレーキ圧を制御する装置を有する両
方の車輪ブレーキのためのアンチスキッド装置におい
て、前記3ポート2位置型電磁弁の後方で各分岐導管に
固有の2ポート2位置型電磁弁42,44が設けられて
おり、さらに、3ポート2位置型電磁弁43と2ポート
2位置型電磁弁42,44とが、各ブレーキシリンダ内
の圧力が個々に減少され、一定に保持され、または上昇
されるように制御論理回路を介して共通に切り替えられ
るようになっている。
【0007】また、特開平3−284458号には、1
系統に設けられた両方のブレーキシリンダのロックを制
御するために、ただ2つの常開の2ポート2位置型電磁
弁と1つの常閉の2ポート2位置型電磁弁と1つの逆止
弁が使用され、要するに1系統で3つの弁しか使用され
ず、従って1系統につき少なくとも1つの弁が節約され
る装置が提案されている。
【0008】つまり、図6に示すように、マスターシリ
ンダとフロントホイルシリンダを接続する回路に常開の
2ポート2位置型電磁弁12,22を直列に設けるとと
もに、この常開の2ポート2位置型電磁弁に対して常閉
の2ポート2位置型電磁弁13とリザーバ14とポンプ
15を備える還流回路を並列に設けて、前記両2ポート
2位置型電磁弁の開閉作動と前記ポンプの作動を制御装
置によって制御することにより、前記フロントホイルシ
リンダ11に付与される減圧を制御するように構成し、
また前記マスターシリンダとリアホイルシリンダを接続
する回路に前記フロントホイルシリンダの減圧作動時に
開弁する常閉弁13を設け、同常閉弁の前記リアホイル
シリンダ側と前記常開の2ポート2位置型電磁弁22の
前記フロントホイルシリンダ側を接続回路により接続
し、この接続回路に前記フロントホイルシリンダ側への
流れを許容するチェック弁24を設けて、前記リアホイ
ルシリンダに付与される減圧を制御するようになってい
る。
【0009】さらに、特開平1−285456号には、
1系統に設けられた両方のブレーキシリンダのロックを
制御するために、ただ2つの常開の2ポート2位置型電
磁弁と1つの常閉の2ポート2位置型電磁弁が使用さ
れ、要するに1系統で3つの弁しか使用されず、従って
1系統につき少なくとも1つの弁が節約される装置が提
案されている。つまり、図7に示すように、マスターシ
リンダとホイルシリンダとを連通する液路の中途部に、
右前輪と左後輪のブレーキ液圧を同時に制御する第1系
統のアンチロック機構と、左前輪と右後輪のブレーキ液
圧を同時に制御する第2系統のアンチロック機構からな
るアンチロック装置を装備したブレーキ液圧制御装置に
おいて、後輪のブレーキ液の液圧を保持する遮断弁を配
備することにより、前記第1系統および第2系統のアン
チロック機構が作動する直前に後輪へのブレーキ液の流
通をカットして、ブレーキ液圧を制御するようになって
いる。
【0010】これに対して1つの弁で上記3つのモード
を実現することができる3位置型電磁弁を車輪1つにつ
き1つ、つまり、1系統につき2つ用いることによって
安価にアンチロック制御を行う装置が提案されている。
例えば、特開昭49−83028号には、図8に示すよ
うな3位置型電磁弁が提案されている。この3位置型電
磁弁は、第1ポート1a、第2ポート1bおよび第3ポ
ート1cを設けた筐体1の液室1d内にスライダ2を摺
動自在に配置している。また、筐体1には電磁石3を配
置している。上記液室1dには、スライダ2に対して相
対的に移動可能な弁体4Aおよび弁体4Bを配置してお
り、スライダ2を第1スプリング5により図中右側に付
勢する一方、弁体4A、4Bの間には、第2スプリング
6を縮装している。
【0011】また、上記スライダ2に対して摺動自在な
ストッパ7を備え、このストッパ7とスライダ2の間に
は第3スプリング8を縮装している。この3位置型電磁
弁をアンチロック制御に用いる場合には、上記第1ポー
ト1aをマスターシリンダ側に接続し、第2ポート1b
をホイルシリンダ側に接続し、さらに、第3ポート1c
を還流路側に接続する。また、上記加圧モード、保持モ
ード、減圧モードは、電磁石3の通電量を変えて、スラ
イダ2に作用する電磁石3の付勢力(電磁力)を制御す
ることにより実現される。
【0012】まず、第8図に示す非通電時には、第1ス
プリング5の付勢力が第2スプリング6の付勢力を上回
っているため、弁体4Bが第1ポート1aを開放する一
方、弁体4Aが第3ポート1cを閉鎖する。この時、第
1ポート1aと第2ポート1bが連通してアンチロック
制御の加圧モードとなる。
【0013】電磁石3に通電して、第1スプリング5と
第2スプリング6の付勢力の差よりも大きく、かつ、第
1スプリング5、第2スプリング6および第3スプリン
グ8の付勢力の和より小さい電磁力を加えると、スライ
ダ2は、図中左向きに移動して、弁体4Bは、電磁力お
よび第2スプリング6による左向きの付勢力と第1スプ
リング5による右向きの付勢力の差に等しい力で第1ポ
ート1aを閉鎖する。また、弁体4Aは第3ポート1c
を閉鎖した状態のままであり、この時の閉弁力は、第2
スプリング6の付勢力と等しい。この状態では、第2ポ
ート1bは第1ポート1a、第3ポート1cのいずれに
も連通せず、アンチロック制御の保持モードとなる。
【0014】電磁石3への通電量を増加させて電磁力を
増大させると、スライダ2は、第1スプリング5、第2
スプリング6および第3スプリング8の付勢力に打ち勝
って、さらに図中左側に移動し、弁体4Aが第3ポート
1cを開放する一方、弁体4Bが第1ポート1aを閉鎖
する。この状態では、第2ポート1bは第3ポート1c
と連通し、アンチロック制御の減圧モードとなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにスライダ
2の位置を移動させて、弁体4A、4Bにより第1ポー
ト1a、第3ポート1cを閉鎖するために必要な電磁力
は、第1から第3スプリング5,6,8と関係するが、
実際には、第1ポート1a、第3ポート1cに作用する
液圧も考慮する必要がある。まず、上記保持モードの場
合には、閉弁している弁体4Aにマスターシリンダから
の液圧が作用するため、上記第1スプリング5と第2ス
プリング6の付勢力の差に、さらにマスターシリンダの
圧力の最大限と弁体4によるシール面積の積を加えた力
に相当する電磁力をスライダ2に付加する必要がある。
そのため、保持モードを維持するためには大きな電磁力
が必要である。
【0016】また、保持モードの際には、スライダ2が
左方に移動しているので、上記マスターシリンダの液圧
により弁体4Bが誤って第1ポート1aを開放すること
がないように、第3スプリング8の付勢力を相当大きく
設定する必要がある。減圧モードの場合には、上記した
ように第1から第3スプリング5,6,8の付勢力の和
に打ち勝つ電磁力が必要であるが、 第3スプリング8
の付勢力を大きく設定していると、減圧モードを実現す
るために必要な電磁力も相当大きくなる。
【0017】このように図8の3位置型電磁弁では、保
持モード、減圧モードを実現するために必要な電磁力は
相当大きく、大きな電磁力を得るためには、電磁石を大
型化する必要があり、電磁弁全体の大型化、コストの上
昇につながる。また、保持モードでは、上記のように電
磁力を所定の範囲に収める必要があるが、図9に示すよ
うに、一般的な電磁石では、電磁力Pが電流Iのほぼ2
乗に比例する特性を有する。そのため、電磁力Pの値が
大きいときに電磁力Pを一定の範囲内△P内に収めるこ
とができる電流Iの範囲△I2は、電磁力Pの値が小さ
い場合に、同じ範囲△P内に収めることができる電流I
の範囲△I1と比べて相当小さくなる。よって、図8の
3位置型電磁弁では、保持モードを実現するためには高
精度で電流を制御する必要がある。また、電磁力の大き
さは、電流の大きさの他、可動子の位置などの種々の要
因の影響を受けるため、図8の3位置型電磁弁では、電
磁弁部品は高寸法精度が要求される。
【0018】これに対して、スプールを用いて液圧差に
よる力(液圧力)が作用しない構造とした方向切替弁を
用いたアンチロック制御装置が提供されている。第10
図はスプールを用いた方向切替弁の一例を示している。
この方向切替弁では、第1ポート11a、第2ポート1
1bおよび第3ポート11cを設けた筐体11の液室1
1d内に摺動自在にスプール12を配置している。この
スプール12には軸方向に貫通する液流路12aとスプ
ール12の表面を連通させる表面通路12b、12cを
備えている。
【0019】また、スプール12と液室11dの間に
は、スプリング13を縮装して、スプール12を図中左
向きに付勢するとともに、筐体11に電磁石14を配置
している。この方向切替弁をアンチロック制御に使用す
る場合には、第1ポート11aをマスターシリンダに、
第2ポート11bを還流路に、第3ポート11cをホイ
ルシリンダにそれぞれ接続する。図10に示す非通電時
には、第1ポート11aと第3ポート11cは、通液路
12aおよび表面通路12b、12cを介して連通して
アンチロック制御の加圧モードとなる。この時、マスタ
ーシリンダの液圧はスプール12の両端12d、12e
に作用するため、液圧力は発生しない。
【0020】電磁石14に通電して、スプリング13の
付勢力に抗してスプール12を右向きに移動させると、
第1ポート11aと表面通路12bの連通が遮断され、
第3ポート11cは第1ポート11aと第2ポート11
bのいずれとも連通せず、アンチロック制御の保持モー
ドとなる。さらに、電磁石14の通電量を大きくしてス
プール12を図中右向きに移動させると、表面通路12
bが第2ポート11bと連通するとともに、第2ポート
11bと第3ポート11cが通液路12aおよび表面通
路12b、12cを介して連通し、アンチロック制御の
減圧モードとなる。
【0021】上記保持モード、減圧モードのいずれの場
合にも、スプール12の両端12d、12eに作用する
液圧は等しく、スプール12に液圧力は生じない。その
ため、この方向切替弁では上記保持モード、減圧モード
を実現するために必要な電磁力は上記した図8に示すタ
イプの3位置型電磁弁と比較して小さくなる。しかしな
がら、この方向切替弁では、スプール12の摺動面Sを
介して作動液の漏れが生じるため、非作動中のわずかな
漏れも許容できないアンチロック制御装置に適用するに
は不向きである。
【0022】本発明は、上記のような従来のアンチロッ
ク制御装置における問題を解決するためになされたもの
であって、1系統につき、必要とされる電磁力の大きさ
および管理精度を大幅に小さくすることができる1つの
3位置型制御弁と、1つの常閉の2位置型制御弁を用い
ることによって、非作動時における作動液の漏れの無い
アンチロック制御装置を安価にかつ小型に実現すること
を目的としてなされたものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】第1,2,3,4および
第5ポートを設けた筐体と、前記筐体内を液密状態で摺
動して第1ポートおよび第4ポートを開閉するための連
絡路を内蔵するスプールと、前記スプールを第1ポート
および第4ポートを開弁方向に付勢する第1付勢手段
と、前記筐体内に摺動して第2ポートおよび第5ポート
を開閉する弁体と、前記弁体を第5ポートの閉弁方向に
付勢する第2付勢手段と、前記スプールにて第2ポート
を閉弁方向および第5ポートを開弁方向に付勢力を発生
する電磁手段を備え、
【0024】前記電磁手段による電磁力が発生していな
い場合、第1の付勢手段によりスプールに内蔵する連絡
路を介して第1ポートおよび第4ポートを開弁し、第2
の付勢手段により弁体が第2ポートを開弁したまま第5
ポートを閉弁し、前記電磁手段による電磁力の発生が中
間状態である場合、前記スプールに働く電磁力が第1の
付勢手段の付勢力に打ち勝って液密状態でスプールを摺
動させ、第1ポートおよび第4ポートに至る連絡路を遮
断し、前記電磁手段による電磁力の発生が充分に大きい
場合、前記スプールに働く電磁力が第1及び第2の付勢
手段の付勢力に打ち勝ってスプールを摺動させ、弁体を
第2ポートが閉弁する方向に摺動させると共に第5ポー
トを開弁させるように構成した3位置型電磁弁に対し、
【0025】第1ポートおよび第2ポートをマスターシ
リンダに接続し、第4ポートをフロントホイールシリン
ダに接続し、第4ポートとフロントホイールシリンダの
間の分岐点とマスターシリンダ側に連絡する回路中に常
閉型の2位置型電磁弁およびバッファチャンバとポンプ
を備える還流回路を構成して、これに第5ポートと前記
バッファチャンバの上流を接続し、第3ポートとリアホ
イールシリンダを接続し、この接続回路内にリアホイー
ルシリンダへの流量を制限するオリフィスを設け、且
つ、分岐路中にリアホイールシリンダから第3ポートへ
の流れを許容する逆止弁を設けたことを特徴とするブレ
ーキ液圧制御装置を提供するものである。
【0026】
【作用】上記の構成からなる請求項1のブレーキ液圧制
御装置では、1つの3位置型電磁弁と、1つの常閉の2
位置型電磁弁を用いることによって、(A)加圧モー
ド、(B)前輪保持・後輪緩加圧モード、(C)前輪減
圧・後輪緩加圧モード、(D)前輪保持・後輪減圧モー
ド、(E)減圧モードを自在に選択することが可能とな
る。つまり、3位置型電磁弁の通電状態(非通電、中間
通電、全通電)と2位置型電磁弁の通電状態(開弁、閉
弁)の組合せにより、各ポートの作用状態は表1に示す
如く5通りのモードを選択できる。
【0027】
【表1】
【0028】又、請求項2のブレーキ液圧制御装置で
は、表1の3位置型電磁弁の各ポートの内、ポートを
フロントホイルシリンダへ、ポートをリアホイルシリ
ンダに接続することにより達成される。いずれの場合も
スプールの受圧部の端部の液圧バランスを均等化し、ス
プールの周辺の液封機能を必要最小限とすることによ
り、比較的小さい電磁力で且つスプールと可動子の各ポ
ジションでの作動液漏れのない制御が可能となる。
【0029】
【実施例】以下、実施例に基づいて請求項1の発明を詳
細に説明する。第1図は、本発明のブレーキ液圧制御装
置を示している。14はブレーキペダル、15はマスタ
ーシリンダであり、16はフロントホイルシリンダ、1
7はリアホイルシリンダである。上記のマスターシリン
ダ15は液路18から第1分岐路19を通って3位置型
電磁弁20の第1ポート21に接続されており、3位置
型電磁弁20の第4ポート24は液路26を通ってフロ
ントホイルシリンダ16、3位置型電磁弁20の第3ポ
ート23は液路28を通ってリアホイルシリンダ17に
接続されている。
【0030】液路26の第2分岐路27に接続された液
路31は、常閉の2位置型電磁弁32を通って第3分岐
路33につながっている。液路28には並列にオリフィ
ス29とリアホイルシリンダ17から第3ポート23へ
の作動液の流入のみが許容される逆止弁30が設置され
ている。3位置型電磁弁20の第5ポート25は液路3
9を通って第3分岐路33につながっている。第3分岐
路33にはバッファチャンバ34がつながっており、第
3分岐路33から出た液路35はポンプ36を通って第
4分岐路37につながっている。3位置型電磁弁20の
第2ポート22は第4分岐路37につながっており、第
4分岐路37から出た液路38は第1分岐路19につな
がっている。
【0031】この3位置型電磁弁20の筐体50には、
第1液室50aおよび第2液室50bを軸方向に直列に
設けている。さらに、筐体50には、径方向に第1液室
50aと連通する第1ポート21および第4ポート2
4、軸方向に第1液室50aと連通する第5ポート25
を設けるとともに、径方向に第2液室50bと連通する
第3ポート23、軸方向に第2液室50bと連通するオ
リフィスである第2ポート22を設けている。上記第1
液室50aと第2液室50bの両側には電磁石を備えた
電磁付勢手段51を設けている。第1液室50aには、
弁体を構成するスプール52を軸方向に摺動自在に液密
状態で配置している。このスプール52は上記電磁付勢
手段51により付勢される。
【0032】このスプール52には、軸方向に貫通する
液流路52aを設けるとともに、この液流路52aと外
周部とを径方向に連通する連絡路52bおよび連絡路5
2cを設けている。また、スプール52の上端面の径方
向の一部分を軸方向に切り欠いて通路52dを設けてい
る。スプール52のバネ受け部52eと上記第2液室5
0bの端面50cの間には、第1スプリング53を縮装
しており、スプール52を上記第1液室50aの図中上
端面の係止部50dに押圧している。
【0033】上記スプール52の連絡路52bおよび第
2液室50bには、上記第2ポート22および第5ポー
ト25を開閉する弁体54を配置している。この弁体5
4は、本体54aと、この本体54aの一方から突出す
る棒状部54bおよびもう一方から突出する棒状部54
cを備えており、上記棒状部54bの先端に筐体50の
第5ポート25を閉鎖する円錐状部54dおよび、もう
一方の上記棒状部54cの先端に筐体50の第2ポート
22を閉鎖する円錐状部54eを設けている。上記弁体
54の本体54aと筐体50の第2液室50bの端面5
0cの間には、第2スプリング55を縮装しており、弁
体54の円錐状部54dを筐体50の第5ポート25に
押圧し、閉鎖する方向に付勢している。
【0034】この実施例の3位置型電磁弁20では、第
1ポート21とスプール52の連絡路52bがすれ違い
状態となるためにスプール52が移動する距離(第1ポ
ート閉鎖距離)をa、第4ポート24とスプール52の
表面通路52cがすれ違い状態となるためにスプール5
2が移動する距離(第4ポート閉鎖距離)をb、スプー
ル52のバネ受け部52eと、弁体54の本体54aの
上端面の係止部54fの間の距離(弁体非作動距離)を
c、弁体54の円錐状部54eと筐体50の第2ポート
22の距離(第2ポート閉鎖距離)をd、スプール52
の下端面52fと筐体50の第1液室50aの図中下端
面50eの距離(弁体作動距離)をeとすると、a<
c,b<c,c+d<eとなるように各部品の寸法を設
定している。
【0035】次に、本発明の3位置型電磁弁および液圧
制御装置の作動的特徴について説明する。まず、加圧モ
ード(A)では電磁付勢手段51に電流を通電せず、ス
プール52に対して電磁付勢力を付加しないとき(非通
電時)には、上記スプール52および弁体54は図1に
示す位置にある。即ち、非通電時には、スプール52は
第1スプリング53の付勢力により筐体50の係止部5
0dに係止され、第1ポート21はスプール52の連絡
路52bと、第4ポート24は連絡路52cと連通して
いる。
【0036】一方、弁体54は第2スプリング55によ
り図中上方向に付勢され、円錐状部54dが第5ポート
25を閉鎖し、もう一方の円錐状部54eは第2ポート
22を開放している。よって、非通電時には、マスター
シリンダ15の液圧は液路18から、3位置型電磁弁2
0の第1ポート21から連絡路52b、および第2ポー
ト22を通って第1液室50aおよび第2液室50bに
連通する。さらに、連絡路52c、第4ポート24、液
路26を通ってフロントホイルシリンダ16は加圧され
る。また、第3ポート23を通ってオリフィス29、液
路28を通ってリアホイルシリンダ17も加圧される。
【0037】次に、前輪保持・後輪緩加圧モード(B)
では、電磁付勢手段51に電流を通電し、スプール52
に対して中間の電磁力を付加したとき(中間通電時)に
は、スプール52、弁体54は図2に示す位置にある。
即ち、中間通電時には、スプール52に図中下向きの電
磁力が作用し、スプール52は図中下向きに筐体50内
を液密状態で移動する。このスプール52の移動によ
り、第1ポート21と連絡路52bおよび第4ポート2
4と連絡路52cはすれ違いの状態となり、第1ポート
21および第4ポート24は閉鎖される。
【0038】一方、上記したように、弁体非作動距離c
は第1ポート閉鎖距離aおよび第4ポート閉鎖距離bよ
りも大きく設定しているため、第1ポート21および第
4ポート24が閉鎖されても、スプール52のバネ受け
部52eは、弁体54の本体54aの図中上端面の係止
部54fと接触せず、第5ポートはいぜん弁体54によ
り閉鎖され、第2ポート22は開放されたままである。
よって中間通電時には、マスターシリンダ15の液圧
は、第4ポート24が閉鎖されているためにフロントホ
イルシリンダ16に連通しない。2位置型電磁弁32
は、常閉だからフロントホイルシリンダ16の液圧はそ
のまま保持される。また、第2ポート22が開放されて
いるために、マスターシリンダ15の液圧は、液路1
8、液路38、第2ポート22、第2液室50b、第3
ポート23、オリフィス29、液路28を通ってリアホ
イルシリンダ17は緩加圧される。
【0039】さらに、前輪減圧・後輪緩加圧モード
(C)では、この状態で常閉の2位置型電磁弁32に通
電して開放すると、フロントホイルシリンダ16の液
は、液路31、2位置型電磁弁32、第3分岐点33を
通ってポンプ36に汲み上げられるために、バッファチ
ャンバ34に流入して、フロントホイルシリンダ16は
減圧される。リアホイルシリンダ17は緩加圧のままで
ある。
【0040】次に、前輪保持・後輪減圧モード(D)で
は、電磁付勢手段51に大きな電流を通電し、スプール
52に対して大きな電磁力を付加したとき(全通電
時)、スプール52、弁体54は図3に示す位置にあ
る。即ち、全通電時には、スプール52は中間通電時よ
りさらに図中下側に移動する。スプール52の移動量が
上記弁体非作動距離cを上回ると、スプール52のバネ
受け部52eが、弁体54の本体54aの図中上端面の
係止部54fを図中下側に押し下げ、弁体54も下側に
移動する。弁体54の移動量が第2ポート閉鎖距離dを
上回ると、円錐部54dが第5ポート25から離れ、第
5ポートが開放されるとともに、円錐部54eが第2ポ
ート22を閉鎖する。
【0041】よって全通電時には、マスターシリンダ1
5の液圧は、第4ポート24が閉鎖されているためにフ
ロントホイルシリンダ16に連通しない。また、第1ポ
ート21および第2ポート22も閉鎖されているため
に、マスターシリンダ15の液圧はリアホイルシリンダ
17に連通しない。フロントホイルシリンダ16の液圧
は、常閉の2位置型電磁弁32が非通電時の場合、第4
ポート24が閉鎖されているので、保持される。また、
リアホイルシリンダ17の液圧は、液路28、逆止弁3
0、第3ポート23、第2液室50b、第1液室50
a、第5ポート25、液路39を通ってポンプ36に汲
み上げられるために、バッファチャンバ34に流入し
て、リアホイルシリンダ17は減圧される。
【0042】さらに、減圧モード(E)では、この状態
で常閉の2位置型電磁弁32に通電して開放すると、フ
ロントホイルシリンダ16の液は、液路31、2位置型
電磁弁32、第3分岐点33を通ってポンプ36に汲み
上げられると共に、バッファチャンバ34に流入して、
フロントホイルシリンダ16は減圧される。リアホイル
シリンダ17の液圧は、液路28、逆止弁30、第3ポ
ート23、第2液室50b、第1液室50aを通って第
5ポート25、液路39、経由バッファチャンバ34に
流入し、減圧される。つまり、フロントホイルシリンダ
とリアホイルシリンダは共に減圧されることになる。
【0043】この実施例の3位置型電磁弁20では、ス
プール52に通路52dを設けているため、図1で示す
非通電時に、スプール52の摺動方向の端面52d、5
2fに作用する液圧は等しく、スプール52に液圧力は
生じない。そのため、非通電時にスプール52を所定の
位置に維持するには、第1スプリング53の付勢力は、
スプール52が摺動する際に発生するわずかな摺動抵抗
に打ち勝つだけの力で十分である。よって、第1スプリ
ング53の付勢力は小さい値に設定することができる。
【0044】また、この3位置型電磁弁20では、図2
で示す中間通電時にも、上記スプール52の端面52
d、52fに作用する液圧は等しく、液圧力は生じな
い。中間通電時に、第1ポート21および第4ポート2
4を閉鎖した状態で維持するために最低限必要な電磁力
は、第1スプリング53の付勢力に打ち勝つ必要はある
が、スプール52に液圧力が作用せず、かつ、第1スプ
リング53の付勢力が小さいため、この最低限必要な電
磁力は非常に小さい値になる。
【0045】上記中間通電時に、第1ポート21、第4
ポート24および第5ポート25を閉鎖した状態で維持
される最大の電磁力は、第1および第2スプリング5
3、55の付勢力の和となるが、上記のように第1スプ
リング53の付勢力の値は相当小さいため、第2スプリ
ング55の付勢力をやや大きめに設定することにより、
上記最低限必要な電磁力と最大限の電磁力の差を大きく
設定することができる。このように、中間通電時状態に
おいて、第1ポート21、第4ポート24および第5ポ
ート25を閉鎖した状態で維持される電磁力の値は小さ
く、かつ、この状態で維持される電磁力の幅を大きく設
定することができる。
【0046】さらに、全通電時には、図3に示す状態と
なり第1および第2スプリング53、55の付勢力と、
弁体54に作用する第5ポート25の液圧の最大値との
和を上回る電磁力を付加する必要があるが、上記のよう
に第1スプリング53の付勢力が小さいため、この全通
電時に必要な電磁力も比較的小さい値となる。
【0047】又、請求項2の発明の実施例としては、図
4に示すように第3ポートにフロントホイルシリンダ1
6を第4ポートにリアホイルシリンダ17を接続するこ
とで、A、B、C、D、Eの制御モードが請求項1の発
明と同様の作動原理にて達成される。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、上記の
構成からなる本発明のブレーキ液圧制御装置では、1つ
の3位置型電磁弁と、1つの常閉の2位置型電磁弁を用
いることによって、非作動時における作動液の漏れの無
いアンチロック制御装置を安価にかつ小型に実現するこ
とができる。また、本発明の3位置型電磁弁では、スプ
ールの位置に拘らず、スプールの摺動方向両端の作動液
を連通させる通路を設けているため、スプールの摺動方
向に作用する液圧力は常に相殺される。よって、本発明
の3位置型電磁弁では、比較的小さい電磁力で中間通電
状態および全通電状態を維持することができ、電磁手段
に供給する電流値を小さくすることができる。そのた
め、電磁手段を大型化する必要がなく、装置全体を小型
化してコストの低減を図ることができる。また、本発明
では、上記のように中間通電状態を維持する電磁力が小
さいため、中間通電状態となる電流値の幅を比較的大き
くとれるので、電磁手段に供給する電流値の制御精度を
大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示すブレーキ液圧制
御装置の構成図である。
【図2】前記発明の実施例において、3位置型電磁弁を
中間通電状態にしたときの構成図である。
【図3】前記発明の実施例において、3位置型電磁弁を
全通電状態にしたときの構成図である。
【図4】請求項2の発明の実施例を示すブレーキ液圧制
御装置の構成図である。
【図5】1系統中に3個の電磁弁が存在し、1系統中に
少なくとも1個の電磁弁が節約されている従来の実施例
である。
【図6】1系統中に3個の2位置型電磁弁が存在し、1
系統中に少なくとも1個の電磁弁が節約されている従来
の実施例である。
【図7】1系統中に3個の2位置型電磁弁が存在し、1
系統中に少なくとも1個の電磁弁が節約されている他の
従来の実施例である。
【図8】従来の3位置型電磁弁の実施例である。
【図9】電流と電磁力の関係を示す特性図である。
【図10】従来のスプールを備えた3位置型電磁弁の実
施例である。
【符号の説明】
14:ブレーキペダル 15:マスターシリンダ 16:フロントホイルシリンダ 17:リアホイルシリンダ 18,26,28,31,35,38,39:液路 19:第1分岐路 20:3位置型電磁弁 21:第1ポート 22:第2ポート 23:第3ポート 24:第4ポート 25:第5ポート 27:第2分岐路 29:オリフィス 30:逆止弁 32:2位置型電磁弁 33:第3分岐路 34:バッファチャンバ 36:ポンプ 37:第4分岐路 50:筐体 52:スプール 54:弁体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,2,3,4および第5ポートを設
    けた筐体と前記筐体内を液密状態で摺動して第1ポート
    および第4ポートを開閉するための連絡路を有するスプ
    ールと前記スプールを第1ポートおよび第4ポートを開
    弁方向に付勢する第1付勢手段と、前記筐体内を摺動し
    て第2ポートおよび第5ポートを開閉する弁体と、前記
    弁体を第5ポートの閉弁方向に付勢する第2付勢手段
    と、前記スプールにて第2ポートを閉弁方向および第5
    ポートを開弁方向に付勢力を発生する電磁手段を備えた
    3位置型電磁弁に対し、第1ポートおよび第2ポートを
    マスターシリンダに接続し、第4ポートをフロントホイ
    ールシリンダに接続し、第4ポートとフロントホイール
    シリンダの間の分岐点とマスターシリンダ側に連絡する
    回路中に常閉型の2位置型電磁弁およびバッファチャン
    バとポンプを備える還流回路を構成して、これに第5ポ
    ートと前記バッファチャンバの上流を接続し、第3ポー
    トとリアホイールシリンダを接続し、この接続回路内に
    リアホイールシリンダへの流量を制限するオリフィスを
    設け、且つ、分岐路中にリアホイールシリンダから第3
    ポートへの流れを許容する逆止弁を設けたことを特徴と
    するブレーキ液圧制御装置。
  2. 【請求項2】 第1,2,3,4および第5ポートを設
    けた筐体と、前記筐体内を液密状態で摺動して第1ポー
    トおよび第4ポートを開閉するための連絡路を有するス
    プールと、前記スプールを第1ポートおよび第4ポート
    を開弁方向に付勢する第1付勢手段と、前記筐体内を摺
    動して第2ポートおよび第5ポートを開閉する弁体と、
    前記弁体を第5ポートの閉弁方向に付勢する第2付勢手
    段と、前記スプールにて第2ポートを閉弁方向および第
    5ポートを開弁方向に付勢力を発生する電磁手段を備え
    た3位置型電磁弁に対し、第1ポートおよび第2ポート
    をマスターシリンダに接続し、第3ポートをフロントホ
    イールシリンダに接続し、第3ポートとフロントホイー
    ルシリンダの間の分岐点とマスターシリンダ側に連絡す
    る回路中に常閉型の2位置型電磁弁およびバッファチャ
    ンバとポンプを備える還流回路を構成して、これに第5
    ポートと前記バッファチャンバの上流を接続し、第4ポ
    ートとリアホイールシリンダを接続し、この接続回路内
    にリアホイールシリンダへの流量を制限するオリフィス
    を設け、且つ、分岐路中にリアホイールシリンダから第
    4ポートへの流れを許容する逆止弁を設けたことを特徴
    とするブレーキ液圧制御装置。
JP3319095A 1995-02-22 1995-02-22 ブレーキ液圧制御装置 Pending JPH08230643A (ja)

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