JPH08230360A - 熱シール製品と方法 - Google Patents

熱シール製品と方法

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JPH08230360A
JPH08230360A JP7293856A JP29385695A JPH08230360A JP H08230360 A JPH08230360 A JP H08230360A JP 7293856 A JP7293856 A JP 7293856A JP 29385695 A JP29385695 A JP 29385695A JP H08230360 A JPH08230360 A JP H08230360A
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adhesive
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JP7293856A
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A Dale Lakes
エイ・デール・レイクス
Rajendra Mehta
ラジャンドラ・メータ
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    • B42D15/00Printed matter of special format or style not otherwise provided for
    • B42D15/02Postcards; Greeting, menu, business or like cards; Letter cards or letter-sheets
    • B42D15/04Foldable or multi-part cards or sheets
    • B42D15/08Letter-cards or letter-sheets, i.e. cards or sheets each of which is to be folded with the message inside and to serve as its own envelope for mailing

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明に課せられた課題は、非衝撃性プリン
タで印刷されるのに適した、熱シール性郵送リーフレッ
ト用紙、および、それらをシールする方法と装置、さら
に、シールされた郵送リーフレット製品を提供すること
である。 【解決手段】 この熱シール性郵送リーフレット用紙
は、二つの主表面を有するシートから成り、主表面の少
くとも一つの面は、それに塗布された、接着剤のパター
ンを有し、その接着剤は、自己接着性の熱可塑性接着剤
で、非衝撃性プリンタの加熱および加圧ロールでは活性
化されず、その用紙を、塗布された接着剤のパターンの
少くとも一部が重なるように折畳んだ後で、熱および圧
力を加えると、それ自身で接着シールされる。この接着
剤は、アクリロニトリル/n‐ブチルアクリレート/ス
チレン‐三元共重合体などの熱可塑性プラスチック、お
よび、非衝撃性プリンタの融解ローラから出てくる接着
剤の結合を阻害するシリコンオイルを吸収するタルクな
どを含んでなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は郵送リーフレット
(mailer)またはその他のビジネス用紙(bus
iness forms)をシールする方法と装置に関
し、さらに特定すれば、その表面の片面、若しくは両面
に感熱接着剤のパターンの付いている一層の製品に関す
る。そのシートに衝撃式または非衝撃式プリンタを用い
て印刷した後シートを折畳み、そのシートの接着剤で被
覆された部分に熱と圧力を加えてシールする。
【0002】
【従来の技術】最近、印刷用リボンを用いる高速衝撃式
プリンタ中で印刷するための郵送リーフレットおよび、
ビジネス用紙が開発された。このような用紙は、普通、
その用紙の表面に様々な情報を印刷した一層の連続用紙
である。そのような用紙の製造において、通常、その用
紙の選ばれた周囲の端に、後でその用紙をシールするの
に用いるためのホットメルト接着剤が塗布される。印刷
後、その用紙は折畳まれ、次いで、熱と圧力を加えてホ
ットメルト接着剤を活性化し、折畳まれた複数の層が、
それらの共通の周辺の端に沿ってお互いにシールされる
ようにする装置の中を通される。
【0003】しかし、知的な複写機と印刷技術の進歩に
伴って、現在は、ビジネス用紙と郵送リーフレットは、
在来の機械的衝撃性プリンタより、より速く、より静か
で、且つ、より信頼性のある非常に多様な市販の印刷装
置で印刷されようになった。レーザプリンタは、非衝撃
性印刷装置の一例である。この種のプリンタは、熱と圧
力の組合わせで紙に融着させるトナー印字が用いられ
る。しかし、シールのためにホットメルト接着剤を用い
る郵送リーフレットおよびビジネス用紙は、レーザ・プ
リンタでの印字には適さない。何故なら、トナー粒子を
紙に融着させるのに必要な高温が、その紙の上の接着剤
も融解し、べとついて、プリンタのトナー溶融ロールお
よび文書輸送系の表面に粘着し、文書が引っ掛かった
り、プリンタが接着剤で汚染されるからである。
【0004】この技術分野におけるシーリングの代替法
の一つは、水系接着剤の利用で、それは、折畳む直前に
ビジネス用紙または郵送リーフレットの選ばれた周辺の
端に塗布される。もう一つの方法は、再湿性接着剤の利
用で、それは、用紙に塗布され、次いで、折畳んでシー
ルする前に湿らせる。これら二つの方法では、紙へ液体
を塗布し、それを乾燥する場合に本来起きる変動に因っ
て、シールの性能が不統一である。
【0005】シーリングのもう一つの代替法は、水に分
散させた天然ゴムラテックスから作られた自己接着剤若
しくは、感圧シール接着剤の使用を含む。基材表面に塗
布して乾燥すると、フィルムを生成し、そのフィルム
は、紙および他の表面と接触しても結合しないが、同じ
材質の他のフィルムと接触すると、余り大きくない圧力
を加えれば結合する。このような接着剤は、耐熱性で、
適切に調合されていれば、その表面は、加熱した時粘着
性にならない。しかし、加圧シール接着剤は、ライン内
加工で、郵送リーフレットをシールするためには、広く
使用されない。何故なら、非衝撃性プリンタの融解ロー
ラからのシリコンオイルが、接着剤フィルムの表面に沈
着し、一つの接着剤フィルムの他のフィルムへの結合強
さが害されるからである。ライン内加工では、連続操作
で、印刷、折畳み、他の文書の挿入、および郵送リーフ
レットのシーリングが行われる。しかし、その沈着した
シリコンオイルが、紙に吸収されるのは非常にゆっくり
しているので、その郵送リーフレットが、次いで、シー
ルされる迄に24時間待つ必要がある。感圧シール接着
剤を教示している、米国特許第5,314,944号
[発明者:チャオ(Chao)]および米国特許第5,
314,944号[発明者:ササキ(Sakai)]明
細書は、シリコンオイルを吸収するためにシリカのよう
な充填材の利用が開示されている。しかし、充填材を多
く使い過ぎると、その接着剤の自己接着性が弱まり、少
な過ぎると、オイルの吸収が不十分で、この場合も接着
強さに影響する。
【0006】極く最近、熱と圧力で活性化される熱活性
化接着剤が、郵送リーフレット若しくはビジネス用紙の
シールに用いられた。このような接着剤は、欧州特許第
291,897および257,545号[発明者:ドレ
ッシャー(Drescher)]明細書に開示されてお
り、熱可塑性接着剤と充填材を含んでいる。この接着剤
は、印刷工程の前に用紙の全表面に塗布され、その接着
剤活性化することなしにレーザ・プリンタで処理され
る。次いで、この接着剤は、印刷の後に、選ばれた部
分、例えば、折畳まれたシートの端の部分で、熱と圧力
で活性化される。しかし、この接着剤は、シートの全表
面の上に完全にコートされているので、熱と圧力が加え
られた時、その端の部分の下の折畳まれた内面もシール
され、望ましくないシール部分が生じ、その郵送リーフ
レットを開封する時、引剥がさなければならない。その
ようなシールされた部分が引剥がされる時、その郵送リ
ーフレットの表面に印刷された情報が損なわれるかも知
れない。加えて、全面被覆型接着剤の使用は、シート上
の接着剤の小さい部分だけが活性化されるのであるか
ら、費用効率が良くない。
【0007】従って、非衝撃性プリンタ中で、そのプリ
ンタの加熱および加圧ロールで活性化されることなく、
加工することができ、イン・ライン加工時に、選ばれた
領域だけでシールされ、そして、その用紙の望まれる領
域だけで有効な結合が提供される、ビジネス用紙の設計
および郵送リーフレット若しくは、ビジネス用紙に用い
る接着剤に対する要求が、この技術分野で、まだ存在し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非衝
撃性プリンタ中で印刷できる熱シール性の郵送用紙と、
その用紙の表面に、熱活性化接着剤をパターンとして塗
布し、その用紙を非衝撃性プリンタ中で印刷し、次い
で、イン・ライン処理でシールする方法を提供すること
である。得られる接着結合は強く、そっと剥がし難い
(改ざんし難い、tamper‐resistan
t)。本発明は、レーザ、磁気記録式、イオン沈着式印
刷を含む、熱と圧力を用いてトナー粒子を基材上に移送
し融着させる全ての非衝撃性印刷法に適用できるが、そ
れらに限定されるものではない。言うまでもなく、本発
明の方法は、衝撃式のような他のタイプの印刷にも用い
られる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様で
は、第1および第2主表面を有するシートを含む、非衝
撃性プリンタで印刷するのに適した熱シール性郵送リー
フレット用紙が提供される。そのシートの主表面の少く
とも一面には、接着剤のパターンが塗布され、それは、
そのシートの全面より小さく塗布される。この接着剤
は、非衝撃性プリンタの加熱および加圧ロールによって
は活性化されないが、その用紙の表面の少くとも一面を
印刷した後、追加の熱と圧力を加えることによって活性
化され、そのシートの接着剤でカバーされた部分自身を
シールする。
【0010】この接着剤は、望ましくは、酢酸ビニルの
単独重合体、若しくは共重合体、酢酸ビニルとマレイン
酸のジ‐n‐ブチルエステルとの共重合体、塩化ビニル
と酢酸ビニルの共重合体、塩化ビニリデンとアクリロニ
トリルの共重合体およびアクリロニトリル/n‐ブチル
アクリレート/スチレン‐三元共重合体、から成る群か
ら選ばれる熱可塑性接着剤を含んでなる。この接着剤は
また、無機顔料、ワックス、および澱粉から成る群から
選ばれる充填材も含んでいる。この充填材は、レーザ・
プリンタのような非衝撃性プリンタの溶融ロールからの
シリコンオイルを吸収して、そのオイルが接着剤の結合
を阻害しないようにする作用をする。
【0011】本発明の望ましい一つの態様では、基材に
塗布される接着剤は、約30から40重量%の水、5か
ら15%のタルク、10から20重量%の炭酸カルシウ
ム、35から45重量%のアクリロニトリル/n‐ブチ
ルアクリレート/スチレン‐三元共重合体、および、
0.1から0.5%のカルボキシメチルセルロースを含
んでなる。望ましくは、接着剤のパターンは、シートの
周囲の縁に沿って塗布される。このシートは、次いで、
折畳まれ、熱と圧力を加えることによって、その周囲の
縁に沿ってシールされる。
【0012】このシートは、場合によっては、その主表
面の少くとも一つの面に印刷された見だしを含む。この
シートはまた、透明な貼付紙の付いた、または付いてい
ない切抜き窓を含み、シートが折畳まれて、シールされ
る時、住所情報などの印刷された見だしの部分が、その
切抜き窓を通して見えるようになっている。
【0013】本発明の望ましい一つの態様で、このシー
トは、折畳み線で区切られた第1、第2および第3区画
を含み、そのシートは、三つに折畳まれてシールされ
る。接着剤のパターンは、そのシートの第1、および第
2区画の少くとも一つの周囲の縁に沿って、そして第3
区画の少くとも一つの周囲の縁に沿って塗布され、そし
て、そのシートは、折畳み線に沿って折畳まれ、そのシ
ートの周囲の縁で熱シールされる、のが望ましい。本発
明の別の態様では、そのシートの第3区画は、ミシン目
を入れた折畳み線に沿って破いて、その用紙から除かれ
る。
【0014】また、一般に、第1および第2主表面を有
するシートを準備する工程、および、その主表面の少く
とも一つの面に、非衝撃性プリンタの加熱および加圧ロ
ールによっては活性化されないが、その表面の少くとも
一面を印刷した後でそのシート自身をシールするために
追加の熱と圧力を加えることによって活性化される接着
剤のパターンを塗布する工程を含んでなる、シールされ
た郵送リーフレット製品を作る方法が提供される。接着
剤が乾いた後で、シートの少くとも一つの主表面は、非
衝撃性プリンタで、次いでそのシートに融着される融解
性トナーを用いてで印刷される。次いでこのシートは、
折畳まれ、そのシートの接着剤を被覆した部分に熱と圧
力を加えることによりシールされる。生成した接着結合
は、強く、郵送物はそれが一度開封されると再シールす
ることを防ぐ、改ざんし難いシールを提供する。
【0015】従って、本発明の一つの特徴は、その用紙
が、非衝撃性プリンタ中で活性化されることなく、印刷
されることを可能にし、その後、追加の熱および圧力を
加えることによってシールされる、その表面に塗布され
た接着剤のパターンを有する熱シール性郵送リーフレッ
ト用紙を提供することである。本発明の更なる特徴は、
強い接着結合を有するシールされた郵送リーフレット製
品を作る方法を提供することである。これら、および本
発明の他の特徴と利点は、以下の詳細な説明、添付され
た図面および付記された特許請求の範囲から明らかにな
るであろう。
【0016】本発明がより容易に理解されるように、次
に、添付した図面が、例として、参照される。
【0017】本発明の推奨される態様の詳細な説明 本発明の望ましい熱シール性郵送リーフレット用紙は、
図1および2に図示されており、シート10からなる。
このシートは、図1および1Aにそれぞれ例示されてい
る第1および第2主表面、12と14をを有する。この
シートの主表面の少くとも一つには、接着剤のパターン
16が塗布されている。示されているように、このパタ
ーンは、そのシートの周囲の縁に沿って付けられている
接着剤の線から成る。
【0018】この接着剤は、酢酸ビニルの単独重合体と
共重合体、酢酸ビニルとマレイン酸のジ‐n‐ブチルエ
ステルとの共重合体、塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合
体、塩化ビニリデンとアクリロニトリルの共重合体、お
よび、アクリロニトリル/n‐ブチルアクリレート/ス
チレン‐三元共重合体を含む熱可塑性接着剤を含んでな
る。この接着剤はまた、無機顔料、ワックスおよび澱粉
から成る群から選ばれる充填材も含んでいる。この充填
材は、レーザプリンタのような非衝撃性印刷機の溶融ロ
ールからのシリコンオイルを吸収して、熱と圧力を加え
ると、接着剤が直ちにシールする作用をする。適した充
填材は、炭酸カルシウム、二酸化チタン、硫酸バリウ
ム、炭酸マグネシウム、酸化アルミニウム、タルク、ク
レー、ケイ酸カルシウム、粉末セルロース、カルボキシ
メチルセルロース、澱粉、ポリエチレンワックス、ポリ
オレフィンワックス、およびエステルワックスである。
【0019】本発明で用いられる望ましい接着剤は、欧
州特許第257,545号[発明者:ドレッシャー(D
rescher)]明細書に教示されており、その明細
書が、本明細書で引用参照されている。望ましい接着剤
組成物は、約30から40重量%の水、5から15%の
タルク、10から20重量%の炭酸カルシウム、35か
ら45重量%のアクリロニトリル/n‐ブチルアクリレ
ート/スチレン‐三元共重合体、および、0.1から
0.5%のカルボキシメチルセルロースを含んでなる。
【0020】このような自己接着剤は、非衝撃性プリン
タ中でトナー粒子を融解するのに用いられる温度に曝さ
れた時、印刷機の接触面に粘着し難いが、自己接着性で
あるために、その後で、シーリング装置中で追加の熱と
圧力を加えると、熱的に活性化される。
【0021】図1および2に示されるように、接着剤1
6は、その紙の表面の5%未満が、その接着剤でカバー
されるようなパターンで、そのシートの周囲の縁に塗布
されるのが望ましい。この接着剤を塗布する推奨される
方法は、フレキソ印刷機の塗布装置(即ち、フレキソ印
刷機構)を用い、次いで、イン・ライン乾燥機によって
その接着剤から水分を蒸発させる方法である。全面コー
トではなく、パターンとして接着剤を印刷することによ
り、接着剤の所要量が、有意に少なくなり、郵送リーフ
レットの望ましくない部分が一緒にシールされることな
しに、有効な結合が達成される。この装置はまた、シー
トの周囲の縁が一直線に並ぶように折畳み、その周囲の
端に熱と圧力を加えることにより、シートを容易にシー
ルすることを可能にする。更に、その塗布される接着剤
のパターンは、郵送リーフレットの仕様に応じて容易に
変更できる。
【0022】図1および2の図は、“Z”字型に折畳む
郵送リーフレットの周囲の縁に塗布された接着剤を示し
ているけれども、用紙、若しくは郵送リーフレットの仕
様と使用に調和していれば、そのシートの任意の都合の
良い部分に、多くの異なるパターンで塗布しても良いと
考えるべきである。
【0023】図1に示したように、このシートは、その
周囲の縁の少くとも一つの内側に、その郵送リーフレッ
トを開封するために、シールされた縁が除去されるよう
に、ミシンの縫目18を含んでいることが望ましい。加
えて、このシートは、その主表面の少くとも一つに、印
刷された見だし20を含む。さらに、のシートは、切抜
き窓30(図2を参照)を含み、シートが折畳まれて、
シールされる時、住所情報などの印刷された見だしの部
分が、その切抜き窓を通して見えるようになっている。
【0024】本発明の望ましい態様では、このシート
は、折畳み線28で区切られた第1、第2および第3区
画22、24および26から成り、そのシートは、三つ
に折畳まれてシールされる。図1に示したように、接着
剤16は、そのシートの第1および第2区画、22、2
4の両方の周囲の縁、さらにそのシートの一つの端に沿
って、塗布されるのが望ましい。図1Aに示したよう
に、接着剤16はまた、そのシートの第2表面14の第
3区画26の両方の周囲の縁に沿って塗布される。その
シートの第1および第2表面の複数の部分に、この方法
で接着剤を塗布することにより、そのシートは、折畳み
線に沿って三つに折畳まれ、周囲の縁でシールされる。
【0025】本発明の一つの態様では、シート10の第
3区画24は、ミシン目を入れた折畳み線に沿って破い
て、その用紙から除かれる。例えば、この第3区画は、
その用紙の発送人によって保存されるべきである印刷さ
れた情報を含んでいることもある。そのシートの残りの
部分は、次いで、折畳み線28に沿って半分に折畳ま
れ、シールされる。
【0026】図3は、本発明の折畳まれ、そしてシール
された郵送リーフレット製品の実施態様の一つを例示し
ている。示されているように、この郵送リーフレットに
は、任意追加の切抜き窓が付いており、それを通して、
住所情報を含む印刷された見だしを見ることができる。
【0027】図4は、本発明のシールされた郵送リーフ
レット製品の具体物を作る方法を例示しており、この方
法は、第1および第2主表面を有するシート10を準備
する工程、および、その主表面の少くとも一つの面に、
接着剤16のパターンを塗布する工程を含んでなる。こ
の接着剤は、フレキソ印刷の塗布装置により、被覆量約
8g/m2 で塗布されるのが望ましい。この接着剤は、
次いで、高周波加熱、熱ローラ、赤外線加熱、または強
制熱風を含む多くの常用の方法を用いてイン・ラインで
乾燥される。次いで、そのシートの主表面の少くとも一
つには、最も一般的な、融解性のトナーを有する非衝撃
性プリンタ34を用いて、見だし20が印刷される。希
望によっては、このシートは、その第2面に住所情報の
ような追加の見だしを印刷するために、もう一度プリン
タを通しても良い。次いでトナーが、シートに融着され
る。次に、このシートを折畳み装置36を通して、シー
トを折畳み線28に沿って折畳む。最後に、シーリング
装置38が、そのシートの周囲の縁をカバーした接着剤
に熱と圧力を加え、接着剤を活性化し、そのシートをシ
ールする。
【0028】図5は、本発明のシート製品に用いられる
典型的な折畳み、およびシーリング装置を系統的に例示
したものである。既に、その上に印刷されている見だし
(示されていない)の付いているシート10は、折畳み
装置40を通して送られ、次いで、接着剤を活性化し、
軟化させるために約120℃の温度に加熱された、テフ
ロンR で被覆されたシュー(shoes)42の間を通
される。次いで、このシートは、それを、供給ローラ4
4と46を通すことによりシールされる。これらローラ
は、その折畳まれたシートに約200ニュートンの圧力
を約1秒間加えて、シールする。次いで、この折畳まれ
たシートは、方向を変えられ、シュー42と供給ローラ
48との第2番目のセットを通して、その郵送リーフレ
ットの残りの周囲の縁がシールされる。
【0029】本発明のシート製品は、様々な、潜在的な
有用な用途を持っていると考えられる。例えば、本発明
は、常用のホットメルト接着剤または加圧シール接着剤
を必要としない、レーザプリンタ若しくは、他の非衝撃
性プリンタで印刷した郵送リーフレット、若しくはビジ
ネス用紙をシールするために用いられる。この接着剤
は、強い結合を生成し、紙の繊維の引裂きによってのみ
破れる。
【0030】本発明を例示する目的で、一定の代表的実
施態様と詳細を示したが、この技術分野の習熟者には、
付記される特許請求の範囲で規定されている、本発明の
範囲から逸脱することなしに、本明細書に開示された方
法と装置で様々な変化がなされ得ることは明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によるシート製品の平面図;
【図2】本発明の方法によるシート製品の平面図;
【図3】折畳まれ、シールされた本発明の郵送リーフレ
ット製品を例示する前面の平面図;
【図4】本発明の印刷、折畳み、およびシーリング工程
の系統図;
【図5】本発明のシート製品の折畳み、およびシーリン
グ用装置の系統透視図。
【符号の説明】 第1および第2主表面・・・・・12,14 シート・・・・・10 接着剤・・・・・16 見だし・・・・・20 第3区画・・・・26 折畳み線・・・・28
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JJW C09J 7/02 JJW JJY JJY JKF JKF JKK JKK JKN JKN JLJ JLJ 125/08 JCN 125/08 JCN 127/06 JCP 127/06 JCP 131/04 JCX 131/04 JCX 135/02 JDC 135/02 JDC 201/00 JAQ 201/00 JAQ (72)発明者 ラジャンドラ・メータ アメリカ合衆国オハイオ州45459,センタ ーヴィル,エステート・ドライヴ 220

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非衝撃性プリンタで印刷されるのに適し
    た、熱および圧力でシール可能な郵送リーフレット用紙
    であって、該用紙は第1および第2主表面を有するシー
    トから成り、該主表面の少くとも一つの面はそれに塗布
    された、該シートの全表面積より小さい面積を被覆する
    接着剤のパターンを有し、該接着剤は非衝撃性プリンタ
    の加熱および加圧ロールで活性化されず、該シートの印
    刷中に該非衝撃性プリンタのどの部分にも粘着しない
    が、該用紙が少くとも一つの接着剤対接着剤表面を提供
    するように折畳まれた後に熱および圧力を加えると、そ
    れ自身でシールされる上記郵送リーフレット用紙。
  2. 【請求項2】 前記接着剤が酢酸ビニルの単独重合体ま
    たは共重合体、酢酸ビニル−マレイン酸のジ‐n‐ブチ
    ルエステルの共重合体、塩化ビニルと酢酸ビニルとの共
    重合体、塩化ビニリデンとアクリロニトリルとの共重合
    体およびアクリロニトリル/n‐ブチルアクリレート/
    スチレン‐三元共重合体より成る群から選ばれる熱可塑
    性接着剤と、無機顔料、ワックスおよび澱粉より成る群
    から選ばれる充填材を含む、請求項1に記載の郵送リー
    フレット用紙。
  3. 【請求項3】 前記接着剤が約30から40重量%の
    水、5から15重量%のタルク、10から20重量%の
    炭酸カルシウム、35から45重量%のアクリロニトリ
    ル/n‐ブチルアクリレート/スチレン‐三元共重合体
    および0.1から0.5%のカルボキシメチルセルロー
    スを含む水溶液として塗布され、次いで乾燥される、請
    求項1に記載の郵送リーフレット用紙。
  4. 【請求項4】 前記接着剤のパターンが該シートの周囲
    の縁に沿って塗布され、そして該シートが折畳まれ、そ
    の周囲の縁に沿ってシールされる、請求項1に記載の郵
    送リーフレット用紙。
  5. 【請求項5】 前記シートがその主表面の少くとも一つ
    に窓および印刷された見だしを含み、そして該シートが
    該印刷された見だしの部分が該窓を通して見えるように
    折畳まれ、該シートの少くとも一つの周囲の縁に沿って
    シールされる、請求項1に記載の郵送リーフレット用
    紙。
  6. 【請求項6】 前記シートがミシン目をつけた折畳み線
    で分離される第1、第2および第3区画から成る、請求
    項1に記載の郵送リーフレット用紙。
  7. 【請求項7】 前記シートの第1主表面が、その上に該
    シートの該第1および第2区画の少くとも一つの周囲の
    縁に沿って塗布された前記接着剤のパターンを有する、
    請求項6に記載の郵送リーフレット用紙。
  8. 【請求項8】 前記シートの第2主表面が、その上に該
    シートの該第3区画の少くとも一つの周囲の縁に沿って
    塗布された前記接着剤のパターンを有する、請求項7に
    記載の郵送リーフレット用紙。
  9. 【請求項9】 前記シートが前記折畳み線に沿って折畳
    まれ、該シートの周囲の縁において熱シールされる、請
    求項8に記載の郵送リーフレット用紙。
  10. 【請求項10】 前記シートの第3区画を、ミシン目を
    つけた折畳み線に沿って引裂くことによって該用紙から
    取除くことができる、請求項6に記載の郵送リーフレッ
    ト用紙。
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