JPH08229138A - ヘリカルコイルを有するロック装置 - Google Patents
ヘリカルコイルを有するロック装置Info
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- JPH08229138A JPH08229138A JP8009951A JP995196A JPH08229138A JP H08229138 A JPH08229138 A JP H08229138A JP 8009951 A JP8009951 A JP 8009951A JP 995196 A JP995196 A JP 995196A JP H08229138 A JPH08229138 A JP H08229138A
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- Japan
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- locking device
- coil
- coil section
- helical
- helical coil
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
- A61N1/36—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
- A61N1/372—Arrangements in connection with the implantation of stimulators
- A61N1/375—Constructional arrangements, e.g. casings
- A61N1/3752—Details of casing-lead connections
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
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- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術において往々にして発生しかねない
例捩じり裂断を確実に排除できるようなロック装置を提
供することである。 【解決手段】 本発明のロック装置は２は、ヘリカルコ
イル６がその巻き戻し方向にヘリカルコイル縦軸線を中
心としてロック装置２に対して相対的に回動するのを防
止するためだけのブロッキング部材８を有している。
例捩じり裂断を確実に排除できるようなロック装置を提
供することである。 【解決手段】 本発明のロック装置は２は、ヘリカルコ
イル６がその巻き戻し方向にヘリカルコイル縦軸線を中
心としてロック装置２に対して相対的に回動するのを防
止するためだけのブロッキング部材８を有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロック位置におけ
る挿入されたロッドもしくはピンの長手方向の移動を阻
止する第１のロック位置と、前記ロッドもしくはピンの
ヘリカルコイル内外への移動を自在にする第２のロック
解除位置とを占めることができ、前記ヘリカルコイルが
ヘリカルな拡張方向に影響を受けないときに第１の位置
を占め、前記ヘリカルコイルがヘリカルな拡張方向に作
用されないときに前記第２のロック解除位置を占めるよ
うに成っている形式の、ヘリカルコイルを有するロック
装置に関するものである。
る挿入されたロッドもしくはピンの長手方向の移動を阻
止する第１のロック位置と、前記ロッドもしくはピンの
ヘリカルコイル内外への移動を自在にする第２のロック
解除位置とを占めることができ、前記ヘリカルコイルが
ヘリカルな拡張方向に影響を受けないときに第１の位置
を占め、前記ヘリカルコイルがヘリカルな拡張方向に作
用されないときに前記第２のロック解除位置を占めるよ
うに成っている形式の、ヘリカルコイルを有するロック
装置に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一般的な課題
は、例えば特殊なねじ山を有するピンを固定するための
ねじ回しのような、工具を使用せずに装置のピンを固定
する上での課題を解決することである。
は、例えば特殊なねじ山を有するピンを固定するための
ねじ回しのような、工具を使用せずに装置のピンを固定
する上での課題を解決することである。
【０００３】本発明の特別の課題は、導電体の接触ピン
をロックし、確実に接点接続するためのロック装置を提
供することである。該導電体は例えばペースメーカー又
は細動除去器のような医学的な体内植設体用の電極リー
ド線であってもよい。
をロックし、確実に接点接続するためのロック装置を提
供することである。該導電体は例えばペースメーカー又
は細動除去器のような医学的な体内植設体用の電極リー
ド線であってもよい。
【０００４】ペースメーカー接続パーツは、付設された
電極接続部を有するコネクタハウジングから成り、該コ
ネクタハウジングは、ペースメーカーカプセルの頂部に
固着された透明のエポキシ樹脂から成る。コネクタハウ
ジングの電極接続部は、複数の接続ピンによりカプセル
内でペースメーカー回路と導電接続されている。電極リ
ード線の末端部は、例えばねじでコネクタハウジング内
に固定される接続ピンを有する。米国特許第５０８６７
７３号明細書には、従来技術の説明の記述においてこの
解決手段例を提示している。続いて前掲米国特許第５０
８６７７３号明細書に記載されている装置は、接続ピン
をいかなるねじや工具も使用せずに固定する固定方式例
である。該ロック装置は、接続ピンをロックするために
接続孔内に設置されたヘリカルコイルを最低１つ有す
る。該コイルの内径は、接続ピンの外径よりも僅かに小
さい。
電極接続部を有するコネクタハウジングから成り、該コ
ネクタハウジングは、ペースメーカーカプセルの頂部に
固着された透明のエポキシ樹脂から成る。コネクタハウ
ジングの電極接続部は、複数の接続ピンによりカプセル
内でペースメーカー回路と導電接続されている。電極リ
ード線の末端部は、例えばねじでコネクタハウジング内
に固定される接続ピンを有する。米国特許第５０８６７
７３号明細書には、従来技術の説明の記述においてこの
解決手段例を提示している。続いて前掲米国特許第５０
８６７７３号明細書に記載されている装置は、接続ピン
をいかなるねじや工具も使用せずに固定する固定方式例
である。該ロック装置は、接続ピンをロックするために
接続孔内に設置されたヘリカルコイルを最低１つ有す
る。該コイルの内径は、接続ピンの外径よりも僅かに小
さい。
【０００５】接点ピンが接続孔に押し込まれると同時に
ヘリカルコイルの巻き戻し方向に１回転未満の回転分だ
け回動されると、ヘリカルコイルは接点ピンを受け入れ
られるように拡張する。接点ピンが開放されるとき、コ
イルは正常位置に戻ろうとし、その結果コイルは接点ピ
ンを掴み、よって電極リード線の接点ピンをロックし電
気的な接点接続を確立する。
ヘリカルコイルの巻き戻し方向に１回転未満の回転分だ
け回動されると、ヘリカルコイルは接点ピンを受け入れ
られるように拡張する。接点ピンが開放されるとき、コ
イルは正常位置に戻ろうとし、その結果コイルは接点ピ
ンを掴み、よって電極リード線の接点ピンをロックし電
気的な接点接続を確立する。
【０００６】欧州特許第０４４８７６０号明細書におい
ても、米国特許第５０８６７７３号明細書の場合と同様
の方法で、接続孔内の導電体の接点ピンをロックし、電
気的な接点接続を確立するための、接続孔にコイルが設
置されたロック装置例が記載されている。
ても、米国特許第５０８６７７３号明細書の場合と同様
の方法で、接続孔内の導電体の接点ピンをロックし、電
気的な接点接続を確立するための、接続孔にコイルが設
置されたロック装置例が記載されている。
【０００７】公知の前記装置に使用されているロック用
のヘリカルコイル最内端部は接続孔内に何らかの方法で
固定されている。これら公知の装置の問題点は、接点ピ
ンがロック装置によってロックされているとき、コイル
の巻き方向に、つまり巻き戻し方向と反対に、迂闊に回
転させると、コイルが裂断してしまうおそれがあること
である。
のヘリカルコイル最内端部は接続孔内に何らかの方法で
固定されている。これら公知の装置の問題点は、接点ピ
ンがロック装置によってロックされているとき、コイル
の巻き方向に、つまり巻き戻し方向と反対に、迂闊に回
転させると、コイルが裂断してしまうおそれがあること
である。
【０００８】本発明の主たる課題は、従来技術の前記問
題点を解決する装置を提供することである。
題点を解決する装置を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の詳細な説明の冒
頭で述べた形式のロック装置における前記課題を解決す
るための本発明の構成手段は、特許請求の範囲の請求項
１に記載されているとうり、ロック装置が、ヘリカルコ
イルがその縦軸線を中心に巻き戻し方向にロック装置に
対して相対的に回動することを防ぐだけのブロック部材
を有することにある。
頭で述べた形式のロック装置における前記課題を解決す
るための本発明の構成手段は、特許請求の範囲の請求項
１に記載されているとうり、ロック装置が、ヘリカルコ
イルがその縦軸線を中心に巻き戻し方向にロック装置に
対して相対的に回動することを防ぐだけのブロック部材
を有することにある。
【００１０】この構成手段によって公知の装置に関する
バネの裂断の問題が確実に排除される。
バネの裂断の問題が確実に排除される。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に図面に基づいて本発明の実施
形態を説明する。
形態を説明する。
【００１２】なお図面中、同一の構成要素は同一の符号
を使用した。
を使用した。
【００１３】本発明の理解を容易にするために、導電体
の接点ピンを固定するために使用されるロック装置の特
殊適用例に関して、より詳細に示していく。
の接点ピンを固定するために使用されるロック装置の特
殊適用例に関して、より詳細に示していく。
【００１４】図１は、本発明によるロック装置２と、ロ
ック装置２によって固定される導電体４とが互いに解離
した状態で図示されている。ロック装置２は、ヘリカル
コイル６とブロッキング部材８を有する。ロック装置２
は、さらに第１接点１０と、接点コイル１３を有する第
２接点１２と、第３接点１４と、絶縁部材１６と支持部
材１７を有する。導電体４は、接点ピン１８と、フラン
ジを有する絶縁域２０と、接続部２２と絶縁ケーブル２
４を有する。前記フランジは、ロック装置２の中の導電
体の固定を助成する弾性材料から製作されている。
ック装置２によって固定される導電体４とが互いに解離
した状態で図示されている。ロック装置２は、ヘリカル
コイル６とブロッキング部材８を有する。ロック装置２
は、さらに第１接点１０と、接点コイル１３を有する第
２接点１２と、第３接点１４と、絶縁部材１６と支持部
材１７を有する。導電体４は、接点ピン１８と、フラン
ジを有する絶縁域２０と、接続部２２と絶縁ケーブル２
４を有する。前記フランジは、ロック装置２の中の導電
体の固定を助成する弾性材料から製作されている。
【００１５】図２は、ヘリカルコイル６を示している。
該ヘリカルコイルは、相互間隔なしに緊密に巻成された
１０〜１５巻数、殊に有利には１２巻数の固定コイル区
分２６を有する。固定コイル区分２６は接点ピン１８の
外径よりやや小さい第１内径２８を有する。前記の１０
〜１５巻数分を巻成したのち固定コイル区分２６は固定
コイル区分２６より大きなピッチで緩く巻かれた加圧コ
イル区分３０へ移行する。該加圧コイル区分３０は固定
コイル区分２６より少ない巻数、すなわち２〜５巻数、
殊に有利には３巻数を有している。該加圧コイル区分３
０は、接点ピン１８の直径よりやや大きな第二内径３２
を有する。加圧コイル区分３０は端末コイル区分３４で
終わる。
該ヘリカルコイルは、相互間隔なしに緊密に巻成された
１０〜１５巻数、殊に有利には１２巻数の固定コイル区
分２６を有する。固定コイル区分２６は接点ピン１８の
外径よりやや小さい第１内径２８を有する。前記の１０
〜１５巻数分を巻成したのち固定コイル区分２６は固定
コイル区分２６より大きなピッチで緩く巻かれた加圧コ
イル区分３０へ移行する。該加圧コイル区分３０は固定
コイル区分２６より少ない巻数、すなわち２〜５巻数、
殊に有利には３巻数を有している。該加圧コイル区分３
０は、接点ピン１８の直径よりやや大きな第二内径３２
を有する。加圧コイル区分３０は端末コイル区分３４で
終わる。
【００１６】図３は、ブロッキング部材８の２つの実施
例を示している。ブロッキング部材８は中央に穴を有す
るワッシャから成る。前記穴の直径は加圧コイル区分３
０の外径よりやや大きい。複数のブロッキング部分３６
がワッシャの中央部に配設されている。図３では、それ
ぞれ２カ所と３カ所にブロッキング部分３６が設けられ
たブロッキング部材８を示しているが、勿論、ブロッキ
ング部分３６は１カ所でも４カ所以上でも可能である。
ブロッキング部分３６は、その内縁を、仮想円弧によっ
て連結すれば、加圧コイル部分３０の内径より小さく、
接点ピンの直径より大きい直径の円を形成することにな
るようなタブと呼ぶことができる。
例を示している。ブロッキング部材８は中央に穴を有す
るワッシャから成る。前記穴の直径は加圧コイル区分３
０の外径よりやや大きい。複数のブロッキング部分３６
がワッシャの中央部に配設されている。図３では、それ
ぞれ２カ所と３カ所にブロッキング部分３６が設けられ
たブロッキング部材８を示しているが、勿論、ブロッキ
ング部分３６は１カ所でも４カ所以上でも可能である。
ブロッキング部分３６は、その内縁を、仮想円弧によっ
て連結すれば、加圧コイル部分３０の内径より小さく、
接点ピンの直径より大きい直径の円を形成することにな
るようなタブと呼ぶことができる。
【００１７】図４は、本発明によるロック装置によって
位置をロックされた接点ピン１８を図示している。
位置をロックされた接点ピン１８を図示している。
【００１８】次に図面に基づいて、本発明によるロック
装置の機能を詳説する。
装置の機能を詳説する。
【００１９】ヘリカルコイル６は一端部でブロッキング
部材８によって、別端部でヘリカルコイル６に近接した
絶縁部材１６によって区画された空間内部で緊縮状態で
拘束されている。ブロッキング部材８はブロッキング部
分３６だけがロック装置２の内壁内に位置するように、
溶接とクランプとの複合連結方式によって組み付けられ
ている。ヘリカルコイル６は、加圧コイル区分３０を僅
かに緊縮するように、またヘリカルコイル６、特に末端
コイル区分３４がブロッキング部分３６に圧着するよう
に配置されている。
部材８によって、別端部でヘリカルコイル６に近接した
絶縁部材１６によって区画された空間内部で緊縮状態で
拘束されている。ブロッキング部材８はブロッキング部
分３６だけがロック装置２の内壁内に位置するように、
溶接とクランプとの複合連結方式によって組み付けられ
ている。ヘリカルコイル６は、加圧コイル区分３０を僅
かに緊縮するように、またヘリカルコイル６、特に末端
コイル区分３４がブロッキング部分３６に圧着するよう
に配置されている。
【００２０】導電体１６を接点ピン１８でロック装置２
によって固定しようとするとき、該導電体はヘリカルコ
イル６内部に押し込まれると同時に巻き戻し方向に回動
され、該ヘリカルコイル６をヘリカルな拡張方向に拡大
させて、縦軸線に対してロック解除位置を占めさせる。
前記ヘリカルな拡張方向はヘリカルコイルの縦軸の線か
ら外向きの半径方向である。よって接点ピン１８はヘリ
カルコイル６に挿入されると同時に回動される。接点ピ
ン１８を１回転未満の回転分だけ回動させるだけでヘリ
カルコイル６は充分拡張することができる。接点ピン１
８を巻き戻し方向に回動させると末端コイル区分３４が
ブロッキング部材８のブロッキング部分３６に圧着し、
よってヘリカルコイル６が１回転以上回動するのを防止
している。
によって固定しようとするとき、該導電体はヘリカルコ
イル６内部に押し込まれると同時に巻き戻し方向に回動
され、該ヘリカルコイル６をヘリカルな拡張方向に拡大
させて、縦軸線に対してロック解除位置を占めさせる。
前記ヘリカルな拡張方向はヘリカルコイルの縦軸の線か
ら外向きの半径方向である。よって接点ピン１８はヘリ
カルコイル６に挿入されると同時に回動される。接点ピ
ン１８を１回転未満の回転分だけ回動させるだけでヘリ
カルコイル６は充分拡張することができる。接点ピン１
８を巻き戻し方向に回動させると末端コイル区分３４が
ブロッキング部材８のブロッキング部分３６に圧着し、
よってヘリカルコイル６が１回転以上回動するのを防止
している。
【００２１】ヘリカルコイル６がヘリカルな拡張方向に
作用を受けないとき、すなわち接点ピン１８の巻き戻し
方向への回動が終了し、該接点ピンのヘリカルコイル６
内部へ導入され終わると、ヘリカルコイル６は縦軸線に
対してロック位置を占め、よって接点ピン１８をその位
置に固定する。
作用を受けないとき、すなわち接点ピン１８の巻き戻し
方向への回動が終了し、該接点ピンのヘリカルコイル６
内部へ導入され終わると、ヘリカルコイル６は縦軸線に
対してロック位置を占め、よって接点ピン１８をその位
置に固定する。
【００２２】導電体４を接点ピン１８と共にロック装置
２から解離しようとする場合には、接点ピン１８はヘリ
カルコイル６の巻き戻し方向に、つまりロック時と同回
転方向に回動され、よってヘリカルコイル６はヘリカル
な拡張方向に作用する。ヘリカルコイル６は縦軸線に対
してロック解除位置に戻り、接点ピン１８は把持力を弛
められ、該接点ピンは抜脱可能になる。
２から解離しようとする場合には、接点ピン１８はヘリ
カルコイル６の巻き戻し方向に、つまりロック時と同回
転方向に回動され、よってヘリカルコイル６はヘリカル
な拡張方向に作用する。ヘリカルコイル６は縦軸線に対
してロック解除位置に戻り、接点ピン１８は把持力を弛
められ、該接点ピンは抜脱可能になる。
【００２３】ロックされた接点ピン１８と共にヘリカル
コイル６がヘリカルコイル６の巻き方向に万一回動され
ても、ヘリカルコイル６は接点ピン１８と一緒に回転す
ることになる。それというのは末端コイル区分３４がブ
ロッキング部分３６に沿って摺動して回転を阻止できな
いからである。これによって、永続的に取り付けたロッ
ク装置に往々にして発生するような、コイルが捩じれて
裂断するという問題が排除される。
コイル６がヘリカルコイル６の巻き方向に万一回動され
ても、ヘリカルコイル６は接点ピン１８と一緒に回転す
ることになる。それというのは末端コイル区分３４がブ
ロッキング部分３６に沿って摺動して回転を阻止できな
いからである。これによって、永続的に取り付けたロッ
ク装置に往々にして発生するような、コイルが捩じれて
裂断するという問題が排除される。
【００２４】導電体４との電気的な接点接続は、ブロッ
キング部材８が電気的に接続される第１接点１０との接
続によってなされる。ヘリカルコイル６が緊張状態であ
るので、該ヘリカルコイルはブロッキング部材８に常に
圧着し、固定コイル区分２６の接点ピン１８の把持によ
り接点ピン１８と確実に接触する。電気的な接点接続は
接点コイル１３を介して、導電体４の接続部２２に圧着
する第２接点１２によっても形成される。第３接点１４
は、ロック装置２に同心的に配置された接触ピンから成
り、第３接点としての該接点ピンは、接点ピン１８内に
穿設された開口（図示せず）に挿入されると接点ピン１
８と接触する。該第３接点１４は、接触ピンが正しくロ
ックされ電気的な接点接続が確立されたことを表示する
ことに使用することができる。
キング部材８が電気的に接続される第１接点１０との接
続によってなされる。ヘリカルコイル６が緊張状態であ
るので、該ヘリカルコイルはブロッキング部材８に常に
圧着し、固定コイル区分２６の接点ピン１８の把持によ
り接点ピン１８と確実に接触する。電気的な接点接続は
接点コイル１３を介して、導電体４の接続部２２に圧着
する第２接点１２によっても形成される。第３接点１４
は、ロック装置２に同心的に配置された接触ピンから成
り、第３接点としての該接点ピンは、接点ピン１８内に
穿設された開口（図示せず）に挿入されると接点ピン１
８と接触する。該第３接点１４は、接触ピンが正しくロ
ックされ電気的な接点接続が確立されたことを表示する
ことに使用することができる。
【００２５】本発明によれば、ヘリカルコイル６の加圧
コイル区分３０は、固定コイル区分２６の第１内径２８
をもって始まる円錐形形状に構成することもでき、前記
内径は加圧コイル区分３０へ移行するとともに加圧コイ
ル区分３０端部の第２内径３２へと漸増する。
コイル区分３０は、固定コイル区分２６の第１内径２８
をもって始まる円錐形形状に構成することもでき、前記
内径は加圧コイル区分３０へ移行するとともに加圧コイ
ル区分３０端部の第２内径３２へと漸増する。
【００２６】末端コイル区分３４に至る加圧コイル区分
３０の終端部分は、多様な形式で構成することができ
る。例えば該終端部分は、ブロッキング部材８へ向かっ
て一定の曲部を有することが可能である。異なった実施
形態によれば、末端コイル区分３４に至る加圧コイル区
分３０の終末部分を、加圧コイル区分３０のそれ以外の
部分より大きい直径に形成して、ブロッキング部材と協
働させることも可能であり、その場合、該ブロッキング
部材８のブロッキング部分３６はロック装置２の内部に
設けたノッチ又は溝から成ることができる。
３０の終端部分は、多様な形式で構成することができ
る。例えば該終端部分は、ブロッキング部材８へ向かっ
て一定の曲部を有することが可能である。異なった実施
形態によれば、末端コイル区分３４に至る加圧コイル区
分３０の終末部分を、加圧コイル区分３０のそれ以外の
部分より大きい直径に形成して、ブロッキング部材と協
働させることも可能であり、その場合、該ブロッキング
部材８のブロッキング部分３６はロック装置２の内部に
設けたノッチ又は溝から成ることができる。
【００２７】前記構成による本発明の特殊適用例として
は、医学的な体内植設体（インプラント）用の電極リー
ド線の接点ピンをロックしかつ電気的な接点接続を確立
しようとする場合が挙げられる。前記体内植設体は、ペ
ースメーカー又は細動除去器からなる。この特殊適用例
において用いられるヘリカルコイル６の長さは３ｍｍで
あり、第１内径２８は１.４５ｍｍで、第２内径３２は
１.８ｍｍである。接点ピンの直径は約１.６ｍｍであ
る。
は、医学的な体内植設体（インプラント）用の電極リー
ド線の接点ピンをロックしかつ電気的な接点接続を確立
しようとする場合が挙げられる。前記体内植設体は、ペ
ースメーカー又は細動除去器からなる。この特殊適用例
において用いられるヘリカルコイル６の長さは３ｍｍで
あり、第１内径２８は１.４５ｍｍで、第２内径３２は
１.８ｍｍである。接点ピンの直径は約１.６ｍｍであ
る。
【００２８】本発明の第２の特殊適用例によると、ロッ
ク装置は導電体の接点ピンをロックし、電気的に接点接
させるために使用される。
ク装置は導電体の接点ピンをロックし、電気的に接点接
させるために使用される。
【００２９】本発明の第３の特殊適用例によると、ロッ
ク装置は機器又はその他の装置のピンを単に機械的にロ
ックするという目的に限って使用される。本発明の適用
は、ロックすることだけが関心事であるとき、電気的な
接点接続に関して考慮を必要としないことから極めて容
易になる。
ク装置は機器又はその他の装置のピンを単に機械的にロ
ックするという目的に限って使用される。本発明の適用
は、ロックすることだけが関心事であるとき、電気的な
接点接続に関して考慮を必要としないことから極めて容
易になる。
【図１】ロック装置の特殊な適用例の概略図である。
【図２】本発明によるヘリカルコイルの側面図である。
【図３】本発明によるブロッキング部材の２つの実施形
態の正面図である。
態の正面図である。
【図４】本発明によるロック装置によって固定された接
点ピンの斜視図である。
点ピンの斜視図である。
２ ロック装置、 ４ 導電体、 ６ ヘリカルコイ
ル、 ８ ブロッキング部材、 １０ 第１接点、 １
２ 第２接点、 １３ 接点コイル、 １４ 第３接
点、 １６ 絶縁部材、 １７ 支持部材、 １８ 接
点ピン、 ２０ フランジを有する絶縁域、 ２２ 接
続部、 ２４ 絶縁ケーブル、 ２６ 固定コイル区
分、 ２８ 第１内径、 ３０ 加圧コイル区分、 ３
２ 第２内径、３４ 末端コイル区分、 ３６ ブロッ
キング部分
ル、 ８ ブロッキング部材、 １０ 第１接点、 １
２ 第２接点、 １３ 接点コイル、 １４ 第３接
点、 １６ 絶縁部材、 １７ 支持部材、 １８ 接
点ピン、 ２０ フランジを有する絶縁域、 ２２ 接
続部、 ２４ 絶縁ケーブル、 ２６ 固定コイル区
分、 ２８ 第１内径、 ３０ 加圧コイル区分、 ３
２ 第２内径、３４ 末端コイル区分、 ３６ ブロッ
キング部分
Claims (10)
- 【請求項１】 ヘリカルコイル（６）を有しており、該
ヘリカルコイルが、ヘリカルコイル内に挿入されたロッ
ドまたはピンを把持し、該ロッドまたはピンの長手方向
の移動を阻止する第１のロック位置と、ヘリカルコイル
内外への前記ロッドまたはピンの移動を自在にする第２
のロック解除位置とを占めることができ、前記ヘリカル
コイル（６）がヘリカルな拡大方向の影響を受けない場
合に第１のロック位置を占め、また前記ヘリカルコイル
（６）がヘリカルな拡張方向に作用を受けるときに前記
第２のロック解除位置を占めるように成っている形式の
ロック装置（２）において、ロック装置（２）が、ヘリ
カルコイル（６）がその巻き戻し方向にヘリカルコイル
縦軸線を中心としてロック装置（２）に対して相対的に
回動するのを防止するだけのブロッキング部材（８）を
有することを特徴とする、ヘリカルコイル（６）を有す
るロック装置。 - 【請求項２】 ヘリカルコイル（６）が、緊密に巻かれ
た固定コイル区分（２６）と、該固定コイル区分（２
６）よりも短く、緩く巻かれた加圧コイル区分（３０）
とを有し、該加圧コイル区分（３０）が末端コイル区分
（３４）で終わる、請求項１記載のロック装置。 - 【請求項３】 固定コイル区分（２６）が、加圧コイル
区分（３０）よりも小さい内径（２８）を有することを
特徴とする、請求項２記載のロック装置。 - 【請求項４】 ロック装置に対して相対的にヘリカルコ
イル（６）がその縦軸を中心に巻き戻し方向に回転する
のを防止するための末端コイル区分（３４）と協働す
る、少なくとも１つのブロッキング部分（３６）を有す
るブロッキング部材（８）を特徴とする、請求項２又は
３記載のロック装置。 - 【請求項５】 加圧コイル区分（３０）が、該加圧コイ
ル区分（３０）への移行点における固定コイル区分（２
６）の第１内径（２８）から前記加圧コイル区分（３
０）の末端部の第２内径（３２）まで漸増する円錐形形
状を有することを特徴とする、請求項２記載のロック装
置。 - 【請求項６】 末端コイル区分（３４）までの加圧コイ
ル区分（３０）の終端部分がブロッキング部材（８）に
向かって所定の屈曲部を有することを特徴とする、請求
項２から５までのいずれか記載のロック装置。 - 【請求項７】 末端コイル区分（３４）に至る加圧コイ
ル区分（３０）の終端部分が、該加圧コイル区分（３
０）の他部よりも大きな直径を有し、該末端コイル区分
（３４）が、ロック装置の内部にあるノッチ又は溝から
成るブロッキング部材（８）のブロッキング部分（３
６）と協働する事を特徴とする、請求項４から６いずれ
か記載のロック装置。 - 【請求項８】 ロック装置（２）が、導電体の接点ピン
を固定するために配置されている、請求項１から７いず
れか記載のロック装置。 - 【請求項９】 ロック装置（２）が、機器の接点ピンを
固定するために配置されている、請求項１から７記載の
ロック装置。 - 【請求項１０】 該機器は例えばペースメーカーのよう
な医学的な体内植設体であり、ロック装置（２）が前記
医学的な体内植設体用の電極リード線の接点ピンを固定
するために配置されている、請求項９記載のロック装
置。
Applications Claiming Priority (2)
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| SE9500273-9 | 1995-01-26 | ||
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