JPH0822909A - 機械的強度の大きい永久磁石 - Google Patents

機械的強度の大きい永久磁石

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JPH0822909A
JPH0822909A JP6177723A JP17772394A JPH0822909A JP H0822909 A JPH0822909 A JP H0822909A JP 6177723 A JP6177723 A JP 6177723A JP 17772394 A JP17772394 A JP 17772394A JP H0822909 A JPH0822909 A JP H0822909A
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Akira Ishida
明 石田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、機械的強度が高く且つ磁気特性が
高い永久磁石を提供することである。 【構成】 この機械的強度が大きい永久磁石は、希土類
−鉄−ボロン磁性合金粉末(1)と希土類基合金粉末
(2)とを混合して焼結した焼結体であり、希土類基合
金粉末(2)は溶解温度が700℃以下である。希土類
基合金粉末(2)がNdを主成分とし、合金元素とし
て、Fe、Cu、Ni、Cr、B、Al、Sn、Zn、
Ti及びDyのうちから選ばれる元素を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機械的強度の大きい
永久磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネオジム−鉄−ボロン(Nd−F
e−B)やサマリウム−コバルト(Sm−Co)系焼結
磁石は、高い磁気的特性(BHM A X )を有する磁石と
して実用化されている。近年、永久磁石は、エンジンに
設ける高速回転する電動・発電機を持つターボチャージ
ャやエネルギー回収装置に使用されるようになってき
た。このようなエネルギー回収装置やターボチャージャ
では、永久磁石は高速で回転するシャフトに取り付けら
れており、そのため、永久磁石については引張強度等の
機械的強度が大きいものが要求されるようになった。
【0003】また、特開平4−316303号公報に
は、希土類−遷移金属系焼結磁石の製造方法が開示され
ている。RE2 TM1 4 Bからなる相の粉末と、それよ
り融点の低いRE−TM系金属間化合物相の粉末または
RE−TM系共晶組織相の粉末との混合物を、圧縮成形
した後、焼結することからなり、RE−TM相の融点±
200℃の温度範囲に20分〜4時間保持するか、また
は該温度範囲を昇温速度を5℃/min以下の速度で昇
温させたのち、焼結を行うものである。この他、希土類
−遷移金属系焼結磁石の製造方法として、特開平4−3
45003号公報に開示されたものがある。
【0004】また、特開平4−221805号公報に
は、希土類焼結合金の製造方法および永久磁石の製造方
法が開示されている。該永久磁石の製造方法は、R(希
土類金属元素)、T(Fe、又はFe及びCo)及びB
を含有する基本組成合金粉末と、R水素化物及び/又は
R合金水素化物を主成分とするか、R及び/又はR合金
を主成分とする添加粉末とを所定の粒度まで粉砕した後
に混合し、混合粉末をさらに粉砕することなく成形、焼
結し、R−T−B系の永久磁石を製造するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
永久磁石では、主として、乾式プレスを用いたプロセス
を利用しており、磁気的特性を向上させることだけに力
が注がれていたため、機械的強度の大きい永久磁石が無
いのが現状である。
【0006】また、前掲各公報に開示された希土類−遷
移金属系焼結磁石の製造方法で得られる永久磁石は磁気
特性及び耐食性を向上させるものであり、また、R−T
−B系の永久磁石は、粒界付近の組成制御ができ、磁石
特性の制御が可能であるが、いずれも機械的強度を大き
くするというものではない。
【0007】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、磁気的特性に優れたNd系希土類
磁石合金において、希土類基合金相にNd−Fe−B系
合金相を分散させることによって強度を向上させ、機械
特性と磁気特性を向上させたものであり、希土類基合金
としてその溶解温度が低いものを用いることにより、焼
結性を向上させ、焼結体中のポアを現象させて強度を向
上させる機械的強度の大きい永久磁石を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、希土類−鉄−ボロン磁性合金粉末と希土類
基合金粉末とを混合して焼結した焼結体であり、8〜4
0atm%のR(RはYを含む希土類元素のうち少なく
とも1種)、50〜85atm%のFe、2〜30at
m%のB及び0.15wt%以下のOを主成分とし、前
記希土類基合金粉末がNdを主成分として50〜90a
tm%含有し、合金元素として、30atm%以下のF
e、35atm%以下のCu、25atm%以下のN
i、25atm%以下のCr、10atm%以下のB、
20atm%以下のAl、17atm%以下のSn、3
0atm%以下のZn、10atm%以下のTi及び2
0atm%以下のDyのうちから選ばれる少なくとも一
種以上の元素を含んでいることを特徴とする機械的強度
の大きい永久磁石に関する。
【0009】また、この機械的強度の大きい永久磁石に
おいて、前記希土類基合金粉末はアトマイズ法、水素吸
蔵粉砕法又は機械的粉砕法によって作製したものであ
る。
【0010】また、この機械的強度の大きい永久磁石に
おいて、溶解温度が700℃以下の前記希土類基合金粉
末を前記磁性合金粉末に混合して焼結されている。
【0011】また、この機械的強度の大きい永久磁石に
おいて、前記焼結体中の最大のポアサイズが1.5μm
以下に構成されている。
【0012】
【作用】この発明による機械的強度の大きい永久磁石
は、上記のように構成されており、次のように作用す
る。即ち、この発明による機械的強度の大きい永久磁石
は、8〜40atm%のR(RはYを含む希土類元素の
うち少なくとも1種)、50〜85atm%のFe、2
〜30atm%のB及び0.15wt%以下のOを主成
分とし、希土類−鉄−ボロン磁性合金粉末と希土類基合
金粉末とを混合して焼結した焼結体であり、前記希土類
基合金粉末がNdを主成分として50〜90atm%含
有し、合金元素としてFe,Cu,Ni,Cr,B,A
l,Sn,Zn,Ti及びDyのうちから選ばれる元素
を50〜10atm%含有している。従って、この発明
による永久磁石は、Nd系希土類磁石合金であり、希土
類基合金として、その溶解温度が低いものを用いること
により、焼結時の粘性が低下するので、溶解した希土類
基合金が磁性合金粉末との濡れ性が向上し、細かい隙間
にも溶解した合金が進入するため、焼結性が向上する。
その結果、この発明による機械的強度の大きい永久磁石
は、焼結体中のポアのサイズが減少し、機械的強度が向
上する。
【0013】
【実施例】以下、この発明による機械的強度の大きい永
久磁石の実施例を説明する。この発明による機械的強度
の大きい永久磁石は、希土類−鉄−ボロン磁性合金粉末
と希土類基合金粉末とを混合して焼結したものであり、
8〜40atm%のR(但し、RはYを含む希土類元素
のうち少なくとも1種)、50〜85atm%のFe、
2〜30atm%のB及び0.15atm%以下のOを
主成分として選定したものである。この永久磁石では、
希土類基合金粉末はアトマイズ法、水素吸蔵粉砕法又は
機械的粉砕法によって作製したものを使用している。ま
た、この永久磁石は、溶解温度が700℃以下の前記希
土類基合金粉末を前記磁性合金粉末に混合して焼結され
ており、前記焼結体中の最大のポアサイズが1.5μm
以下に構成されている。この機械的強度の大きい永久磁
石の組織の概念図を図1に示す。図1において、焼結体
における磁性合金を符号1で示し、希土類基合金を符号
2で示す。
【0014】この永久磁石では、希土類基合金の溶解温
度は次のようにして求めることができる。表1には、各
種合金元素に対する溶解温度の変化率(℃/atm
%)、共晶温度(℃)及び共晶組成(atm%)が示さ
れている。溶解温度の変化率は、液相線の傾きを読み取
ったものである。合金元素の共晶組成以上に添加して
も、溶解温度は低下しない。Dyについては、表1には
共晶温度の欄に100%Dyの融点を記した。
【表1】
【0015】希土類基合金の溶解温度について、既に、
状態図から分かっている合金については、溶解温度を正
確に知ることができるが、溶解温度が知られていない場
合には、溶解温度を次のように近似的に計算する。例え
ば、希土類基合金がNd6 8−Fe2 6 −Sn3 −Al
3 の場合には、表1から分かるように、溶解温度の変化
率は、Feは−13.6℃/atm%、Snは−12.
6℃/atm%、Alは−25.7℃/atm%である
ことから、次の式が成り立つ。 1021−13.6×26−12.6×3−25.7×
3=553 Nd6 8 −Fe2 6 −Sn3 −Al3 の溶解温度は、5
53℃(表3参照)となる。
【0016】Nd6 8 −Fe2 6 −Sn3 −Al3 の合
金のように、溶解温度が700℃以下になる場合には、
この合金粉末を磁性粉末に混合して焼結を行うと、液相
の粘性が低下するため、焼結が促進され、焼結体中のポ
アのサイズが減少する。また、磁性合金をヘキサン中で
粉砕することにより、磁性合金粉末表面の酸素量が減少
することから、焼結時の濡れ性が向上し、焼結体中の磁
性相の表面が滑らかになることから磁気特性が向上する
ものである。
【0017】この機械的強度の大きい永久磁石の製造方
法は、Nd−Fe−B系合金を作製するために、純度9
9.9%以上の電界鉄及びフェロボロン合金、並びに純
度99.7%以上のNd及びCoを、表2の試料A1,
A2及びA3の組成になるように秤量した。表2では、
各元素の組成はアトミック%(atm%)で示されてお
り、これらのatm%は各元素に添字として記載した数
字で示している。即ち、試料A1は、Nd:11.7、
Fe:82.4及びB:5.9(atm%)である。試
料A2は、Nd:11.7、Fe:75.0、Co:
7.4及びB:5.9(atm%)である。試料A3
は、Nd:12.7、Fe:81.4及びB:5.9
(atm%)である。
【表2】
【0018】これらの電界鉄、フェロボロン合金、Nd
及びCoをアルゴン雰囲気中で高周波又はアーク溶解し
てNd−Fe−B系合金を作製した。この合金を110
0℃で20時間真空中でアニールした。次に、この合金
をスタンプミルにより、250メッシュに粉砕し、更
に、約3〜4μmになるまで湿式法でボールミルで微粉
砕してNd−Fe−B系磁性合金粉末を作製した。微粉
砕には水分量0.1%以下のヘキサンを用いた。
【0019】次に、希土類基合金粉末を作製するため、
アトマイザーによって、表3に示す合金粉末の試料B
1,B2,B3,B4及びB5を作製した。粉末の粒度
は、3〜10μmであった。表3は、希土類基合金粉末
の組成を示すものである。希土類基合金粉末における各
元素の組成はアトミック%(atm%)で示されてお
り、これらのatm%は各元素に添字として記載した数
字で示している。即ち、試料B1は、Nd:67.0、
Fe:26.0及びB:7.0(atm%)である。試
料B2は、Nd:68.0、Fe:26.0、Sn:
3.0及びAl:3.0(atm%)である。試料B3
は、Nd:67.0、Cu:20.0、Fe:10.0
及びNi:3.0(atm%)である。試料B4は、N
d:66.0、Cu:15.0、Fe:10.0、N
i:3.0、Al:3.0及びCr:3.0(atm
%)である。試料B5は、Nd:70.0、Al:1
2.0、Cu:10.0、Fe:5.0及びCr:3.
0(atm%)である。
【表3】
【0020】次に、湿式によってボールミルで粉砕する
ことによって作製したスラリー状のNd−Fe−B系磁
性合金粉末と希土類基合金粉末とを、表4に示した組合
せによって混合して原料合金粉末試料を作製した。即
ち、原料合金粉末の試料A1+B1、試料A1+B2、
試料A1+B3、試料A1+B4、試料A1+B5、試
料A2+B1、試料A2+B2、試料A2+B3、試料
A2+B4、試料A3+B1、試料A3+B2、試料A
3+B3の12種類の組合せ原料合金粉末試料を作製し
た。この場合に、スラリー状の磁性合金粉末を粉末のみ
の重量で80%と希土類基合金粉末を重量で20%との
割合で混合した。
【表4】
【0021】次いで、これらの混合した原料合金粉末試
料を、そのまま湿式で磁場中で成形して成形体を作製
し、該成形体を直ちに焼結して熱処理を行って焼結体を
得た。磁場中での成形は、1.5ton/cm2 の圧力
で、12kOeの磁場中で行った。焼結は、1000〜
1100℃でアルゴン雰囲気中で1〜4時間行い、熱処
理は600℃で2時間行った。焼結体の機械強度(kg
/mm2 )は、4点曲げ強度試験によって測定した。磁
気特性〔BH( M A X):MGOe)は、振動試料型磁気
測定装置によって測定した。更に、走査電子顕微鏡によ
り磁石中のボアを観察し、ポアのサイズ(μm)の測定
を行った。これらの測定結果を表4に示した。
【0022】この発明による機械的強度の大きい永久磁
石は、上表4に示すように、磁気特性が31.9〜3
5.9MGOeの範囲にあり、平均磁気特性が34.3
と高いものであり、しかも、機械的強度が40.3〜4
8.2kg/mm2 の範囲にあり、平均強度が44.4
kg/mm2 と大きいものであった。また、磁石中のポ
アサイズは、0.7〜1.2μmの範囲にあり、小さい
ものであった。
【0023】
【発明の効果】この発明による機械的強度の大きい永久
磁石は、上記のように構成されており、次のような効果
を有する。即ち、この発明による機械的強度の大きい永
久磁石は、希土類−鉄−ボロン磁性合金粉末と希土類基
合金粉末とを混合して焼結した焼結体であり、8〜40
atm%のR(RはYを含む希土類元素のうち少なくと
も1種)、50〜85atm%のFe、2〜30atm
%のB及び0.15wt%以下のOを主成分とし、前記
希土類基合金粉末がNdを主成分として50〜90at
m%含有し、合金元素としてFe,Cu,Ni,Cr,
B,Al,Sn,Zn,Ti及びDyのうちから選ばれ
る元素を含んでおり、特に、希土類基合金の溶解温度が
低いものを用いることにより、焼結性を向上させ、機械
的強度を向上させると共に、磁気特性も高い永久磁石を
得ることができる。しかも、この永久磁石は、合金元素
としてAl,Ti,Cr,Cu,Zn,Snを8%を超
えて添加しても、表3の試料B3,B4,B5を用いた
場合にも表4に示すように、高い機械的強度を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による機械的強度の大きい永久磁石に
ついての組織を説明する概念図である。
【符号の説明】 1 希土類−鉄−ボロン磁性合金 2 希土類基合金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/00 303 D 38/54 H01F 1/08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希土類−鉄−ボロン磁性合金粉末と希土
    類基合金粉末とを混合して焼結した焼結体であり、8〜
    40atm%のR(RはYを含む希土類元素のうち少な
    くとも1種)、50〜85atm%のFe、2〜30a
    tm%のB及び0.15wt%以下のOを主成分とし、
    前記希土類基合金粉末がNdを主成分として50〜90
    atm%含有し、合金元素として、30atm%以下の
    Fe、35atm%以下のCu、25atm%以下のN
    i、25atm%以下のCr、10atm%以下のB、
    20atm%以下のAl、17atm%以下のSn、3
    0atm%以下のZn、10atm%以下のTi及び2
    0atm%以下のDyのうちから選ばれる少なくとも一
    種以上の元素を含んでいることを特徴とする機械的強度
    の大きい永久磁石。
  2. 【請求項2】 前記希土類基合金粉末はアトマイズ法、
    水素吸蔵粉砕法又は機械的粉砕法によって作製したこと
    を特徴とする請求項1に記載の機械的強度の大きい永久
    磁石。
  3. 【請求項3】 溶解温度が700℃以下の前記希土類基
    合金粉末を前記磁性合金粉末に混合して焼結されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の機械的強度の大きい
    永久磁石。
  4. 【請求項4】 前記焼結体中の最大のポアサイズが1.
    5μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の機
    械的強度の大きい永久磁石。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005043558A1 (ja) * 2003-10-31 2005-05-12 Tdk Corporation 希土類焼結磁石の製造方法
CN110379580A (zh) * 2019-06-25 2019-10-25 宁波合力磁材技术有限公司 一种钕铁硼磁体制备方法及不易破损的钕铁硼磁体
JP2022080585A (ja) * 2020-11-18 2022-05-30 株式会社トーキン 希土類コバルト永久磁石及びその製造方法、並びにデバイス

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