JPH08227958A - Icリードフレームの製造方法 - Google Patents

Icリードフレームの製造方法

Info

Publication number
JPH08227958A
JPH08227958A JP3100495A JP3100495A JPH08227958A JP H08227958 A JPH08227958 A JP H08227958A JP 3100495 A JP3100495 A JP 3100495A JP 3100495 A JP3100495 A JP 3100495A JP H08227958 A JPH08227958 A JP H08227958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead frame
lead
straightening
annealing
tension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3100495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2856092B2 (ja
Inventor
Hiroshi Yamada
田 廣 志 山
Fumio Iwane
根 文 男 岩
Shigeru Koide
出 茂 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP7031004A priority Critical patent/JP2856092B2/ja
Publication of JPH08227958A publication Critical patent/JPH08227958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2856092B2 publication Critical patent/JP2856092B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/08Slag cements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リードピンの間隔がそろった寸法および形状
精度が高い品質の優れたICリードフレームを製造す
る。 【構成】 リードフレーム素材よりなるフープ材に打抜
き加工を行ってICリードフレームに成形するに際し、
前記打抜き加工後にテンションアニール矯正およびロー
ラーレベラー矯正のうち少なくともいずれかを施してフ
レームを収縮させることなくフープ材の曲げ,コイニン
グ,打抜き等により生じた歪みを均一・分散化するIC
リードフレームの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路(IC)の端
子として利用されるICリードフレームを製造するのに
好適なICリードフレームの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、集積回路(IC)の適用は著しい
増大を見せており、各種オーディオビジュアル機器、工
作機械、自動車等をはじめ、ゲーム機器やおもちゃなど
にも数多く採用されている。
【0003】このような集積回路の端子として用いられ
ているのがICリードフレームであり、このICリード
フレームの生産量も膨大なものとなっており、集積回路
の小型化,高密度化などの要請にしたがってICリード
フレームのリードピンの数が増加すると共により一層の
高精度化が求められるようになっている。
【0004】従来、このようなICリードフレームを製
造するに際しては、リードフレーム素材よりなるコイル
状にしたフープ材をコイルから順次繰り出しつつこのフ
ープ材に対し打抜き加工を行うことによってICリード
フレームに成形するようにしていた。
【0005】そして、このような打抜き加工によって歪
み(残留応力)を生じ、この歪み(残留応力)をそのま
まにした場合にはリードピンに変位が発生して、後のワ
イヤボンディング等の工程において支障をきたすため、
歪み取りの焼鈍を行うのが普通であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような歪み取りの
焼鈍を行った場合には、図3に示すように、焼鈍を行わ
ない場合に比べてインナーリードピッチ(リードピンの
間隔)を比較的そろったものとすることができ、リード
ピンのばらつきを少ないものとすることが可能となる
が、焼鈍後に収縮を生じてしまうため、リードピンの打
抜きと共に形成している位置決め用ピン穴の間隔が短か
くなるため、この収縮はリードフレーム素材の材質によ
っても異なることから、打抜きフープ材の位置決めが困
難になる場合もあるという問題点があり、このような収
縮を伴うことなく寸法および形状精度の安定したICリ
ードフレームを製造することが課題としてあった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、このような従来の課題にかん
がみてなされたものであって、ICリードフレーム素材
に単純な焼鈍を施した場合には、図4に示すように、I
Cリードフレーム素材が42重量%Ni−Fe合金であ
るときに、圧延状態でNi原子とFe原子が規則正しく
並んでいたものが、焼鈍によってNi原子とFe原子が
不規則なものとなり、この際に収縮を生じるために、打
抜き加工後の位置決め用ピン穴の間隔が短かくなってし
まうことに注目して、このような収縮を生じない手段に
よって寸法および形状精度が高い品質の優れたICリー
ドフレームを製造できるようにすることを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるICリー
ドフレームの製造方法は、請求項1に記載しているよう
に、リードフレーム素材よりなるフープ材に打抜き加工
を行ってICリードフレームに成形するに際し、前記打
抜き加工後にテンションアニール矯正およびローラーレ
ベラー矯正のうち少なくともいずれかを施してフレーム
を収縮させることなくフープ材の曲げ,コイニング,打
抜き等により生じた歪みを均一・分散化するようにした
ことを特徴としている。
【0009】そして、本発明に係わるICリードフレー
ムの製造方法の実施態様においては、請求項2に記載し
ているように、中心に向かう多数のリードピンの先端部
分が相互につながった状態でテンションアニール矯正お
よびローラーレベラー矯正のうち少なくともいずれかを
施してフープ材の曲げ,コイニング,打抜き等により生
じた歪みを均一・分散化し、その後リードピンの相互に
つながった先端部分を分離するようになすことができ
る。
【0010】同じく、本発明に係わるICリードフレー
ムの製造方法の実施態様においては、請求項3に記載し
ているように、テンションアニール矯正に際して温度5
00〜700℃,張力1kgf/mm以上でテンショ
ンアニール矯正を施すようにしたり、請求項4に記載し
ているように、ローラーレベラー矯正に際して押込み量
0.1〜1.0mmでローラーレベラー矯正を施すよう
にしたりすることができる。
【0011】同じく、本発明に係わるICリードフレー
ムの製造方法の実施態様においては、請求項5に記載し
ているように、リードフレーム素材がNi含有量30〜
55重量%でその他場合によってはNb含有量1〜5重
量%、Co含有量1〜5重量%等を含むFe基合金より
なるものとすることができる。
【0012】
【発明の作用】本発明に係わるICリードフレームの製
造方法では、請求項1に記載しているように、リードフ
レーム素材よりなるフープ材に打抜き加工を行ってIC
リードフレームに成形するに際し、前記打抜き加工後に
テンションアニール矯正およびローラーレベラー矯正の
うち少なくともいずれかを施してフープ材の曲げ,コイ
ニング,打抜き等により生じた歪みを均一・分散化する
ようにしたから、打抜き加工後に単純に焼鈍を施す場合
のように収縮を生じるようなことがなく、単純に焼鈍を
施さないため打抜き加工により生じた歪み(残留応力)
は除去されないものの、テンションアニール矯正やロー
ラーレベラー矯正を施すことによって歪み(残留応力)
の均一・分散化が図られるようになるため、寸法および
形状精度が高い品質の安定したICリードフレームが製
造されることとなる。
【0013】そして、本発明に係わるICリードフレー
ムの製造方法の実施態様においては、請求項2に記載し
ているように、中心に向かう多数のリードピンの先端部
分が相互につながった状態でテンションアニール矯正お
よびローラーレベラー矯正のうち少なくともいずれかを
施してフープ材の曲げ,コイニング,打抜き等により生
じた歪みを均一・分散化し、その後リードピンの相互に
つながった先端部分を分離するようになすことによっ
て、テンションアニール矯正やローラーレベラー矯正を
行う際には中心に向かう多数のリードピンの先端部分が
相互につながった状態となっているので、リードピンの
先端部分はそろった状態で矯正を受けることになること
から、矯正後にリードピンの相互につながった先端部分
を分離したあとでは、寸法および形状精度が高い品質の
より一層安定したICリードフレームが製造されること
となる。
【0014】また、本発明に係わるICリードフレーム
の製造方法の実施態様においては、請求項3に記載して
いるように、テンションアニール矯正に際して温度50
0〜700℃,張力1kgf/mm以上でテンション
アニール矯正を施すようになすことによって、比較的大
きな歪み(残留応力)の均一・分散化がより一層良好に
なされることとなり、寸法および形状精度の高い品質の
より優れたICリードフレームが製造されることとな
る。
【0015】このとき、温度が低すぎると歪み(残留応
力)の均一・分散化が十分でない傾向となり、温度が高
すぎると硬さが低下する傾向となるので、温度は500
〜700℃程度とすることが望ましく、また、張力が小
さすぎると歪み(残留応力)の均一・分散の程度が不十
分なものとなる傾向にあるので、張力は3kgf/mm
以上とすることが望ましい。
【0016】さらに、請求項4に記載しているように、
ローラーレベラー矯正に際して押込み量0.1〜1.0
mmでローラーレベラー矯正を施すようになすことによ
って、比較的小さな歪み(残留応力)の均一・分散化が
より一層良好になされることとなり、寸法および形状精
度の高い品質のより優れたICリードフレームが製造さ
れることとなる。
【0017】このとき、押込み量が小さすぎると歪み
(残留応力)の均一・分散化の程度が不十分なものとな
り押込み量が多すぎると歪みがさらに増してリードピン
の変形の原因ともなるので、押込み量は0.1〜1.0
mmとするがよい。
【0018】さらにまた、請求項5に記載しているよう
に、リードフレーム素材がNi含有量30〜55重量%
その他Nb,Co等を含むFe基合金よりなるものとす
ることによって、ICリードフレームの素材として適し
た30〜55%Ni−Fe系合金よりなる高品質のIC
リードフレームが製造されることとなる。
【0019】
【実施例】実施例1 コイル状にしたFe−42重量%Niのリードフレーム
素材よりなるフープ材をコイルから順次繰り出しつつこ
のフープ材に対してICリードフレーム形状に打抜き加
工を行った。このとき、中心に向かう多数のリードピン
の先端部分が相互につながったものとして打抜き加工を
行った。
【0020】そして、この打抜き加工を行ったフープ材
に対しローラー数が5個でかつ前記ローラーによる押込
み量を0.5mmとしたローラーレベラー矯正を施し、
その後、リードピンの相互につながった先端部分を分離
して、ピンNo.1〜40までのインナーリードピッチ
を調べたところ、図1の“ローラーレベラー”に示す結
果であった。
【0021】図1に示すように、ローラーレベラー矯正
を行った場合には、矯正無しの場合に比べてリードピッ
チのばらつきがかなり小さなものとなっており、また、
収縮も図2の実施例1の欄に示すようにほとんど発生し
ないものとなっていた。
【0022】実施例2 コイル状にしたFe−42重量%Niのリードフレーム
素材よりなるフープ材をコイルから順次繰り出しつつこ
のフープ材に対してICリードフレーム形状に打抜き加
工を行った。このとき、中心に向かう多数のリードピン
の先端部分が相互につながったものとして打抜き加工を
行った。
【0023】そして、この打抜き加工を行ったフープ材
に対しその長さ方向に3kgf/mmの張力を加えな
がら600℃×10分間の真空加熱を行うテンションア
ニール矯正を施し、その後、リードピンの相互につなが
った先端部分を分離して、ピンNo.1〜40までのイ
ンナーリードピッチを調べたところ、図1の“テンショ
ンアニール”に示す結果であった。
【0024】図1に示すように、テンションアニール矯
正を行った場合には、矯正無しの場合に比べてリードピ
ッチのばらつきがかなり小さなものとなっており、ま
た、収縮も図2の実施例2の欄に示すようにほとんど発
生しないものとなっていた。
【0025】参考例1〜4 コイル状にしたFe−42重量%Niのリードフレーム
素材よりなるフープ材をコイルから順次繰り出しつつこ
のフープ材に対してICリードフレーム形状に打抜き加
工を行った。このとき、中心に向かう多数のリードピン
の先端部分が相互につながったものとして打抜き加工を
行った。
【0026】そして、この打抜き加工を行ったフープ材
に対し600℃×10分間の真空焼鈍を施し、その後、
リードピンの相互につながった先端部分を分離して、ピ
ンNo.1〜40までのインナーリードピッチを調べた
ところ、図3の“焼鈍有り”に示す結果であった。
【0027】図3に示すように、焼鈍有りの場合は焼鈍
無しの場合に比べてリードピッチのばらつきがかなり小
さなものとなっているが、図2の参考例1の欄に示すよ
うに収縮の発生がかなり大きいものとなっていた。
【0028】そして、参考例1の焼鈍を施した打抜き加
工後のフープ材に対して再度焼鈍を行ったところ、図2
の参考例2の欄に示すように、収縮率は小さなものとな
っており、第1回目の焼鈍の段階で大きな収縮を生じる
ことが認められた。
【0029】さらに、実施例1のローラーレベラー矯正
したものについて600℃で10分間の真空焼鈍を施し
たところ、図2の参考例3の欄に示すように、収縮率は
かなり大きなものとなっており、したがって、ローラー
レベラー矯正のみを行い別途焼鈍を行わない方が、リー
ドピッチのばらつきが小さくかつ収縮も大きく生じない
ものにできることが認められた。
【0030】同様に、実施例2のテンションアニール矯
正したものについて600℃で10分間の真空焼鈍を施
したところ、図2の参考例4の欄に示すように、収縮率
はかなり大きいものとなっており、したがって、テンシ
ョンアニール矯正のみを行い別途焼鈍を行わない方が、
リードピッチのばらつきが小さくかつ収縮も大きく生じ
ないものにできることが認められた。
【0031】
【発明の効果】本発明に係わるICリードフレームの製
造方法では、請求項1に記載しているように、リードフ
レーム素材よりなるフープ材に打抜き加工を行ってIC
リードフレームに成形するに際し、前記打抜き加工後に
テンションアニール矯正およびローラーレベラー矯正の
うち少なくともいずれかを施してフープ材の曲げ,コイ
ニング,打抜き等により生じた歪みを均一・分散化する
ようにしたから、打抜き加工後に単純に焼鈍を施す場合
のように収縮を生じないものとすることができ、単純に
焼鈍を施さないため打抜き加工により生じた歪み(残留
応力)は除去されないものの、テンションアニール矯正
やローラーレベラー矯正を施すことによって歪み(残留
応力)の均一・分散化を実現することができるようにな
るため、リードピンにはばらつきを生じがたいものとす
ることができるので、寸法および形状精度が高い品質の
安定したICリードフレームを製造することが可能とな
るという著しく優れた効果がもたらされる。
【0032】そして、本発明に係わるICリードフレー
ムの製造方法の実施態様においては、請求項2に記載し
ているように、中心に向かう多数のリードピンの先端部
分が相互につながった状態でテンションアニール矯正お
よびローラーレベラー矯正のうち少なくともいずれかを
施してフープ材の曲げ,コイニング,打抜き等により生
じた歪みを均一・分散化し、その後リードピンの相互に
つながった先端部分を分離するようになすことによっ
て、テンションアニール矯正やローラーレベラー矯正を
行う際には中心に向かう多数のリードピンの先端部分が
相互につながった状態となっているので、リードピンの
先端部分はそろった状態で矯正を受けることになること
から、矯正後にリードピンの相互につながった先端部分
を分離したあとでは、フレームの収縮を発生させること
がなくなって、寸法および形状精度が高い品質のより一
層安定したICリードフレームを製造することが可能と
なるという著しく優れた効果がもたらされる。
【0033】また、本発明に係わるICリードフレーム
の製造方法の実施態様においては、請求項3に記載して
いるように、テンションアニール矯正に際して温度50
0〜700℃,張力1kgf/mm以上でテンション
アニール矯正を施すようになすことによって、比較的大
きな歪み(残留応力)の均一・分散化をより一層良好に
なすことが可能となり、寸法および形状精度の高い品質
のより優れたICリードフレームを製造することが可能
となり、請求項4に記載しているように、ローラーレベ
ラー矯正に際して押込み量0.1〜1.0mmでローラ
ーレベラー矯正を施すようになすことによって、比較的
小さな歪み(残留応力)の均一・分散化をより一層良好
になすことが可能となり、寸法および形状精度の高い品
質のより優れたICリードフレームを製造することが可
能となる。
【0034】さらにまた、請求項5に記載しているよう
に、リードフレーム素材がNi含有量30〜55重量%
その他Nb,Co等を含むFe基合金よりなるものとす
ることによって、ICリードフレームの素材として適し
た30〜55%Ni−Fe系合金よりなる高品質のIC
リードフレームを製造することが可能になるという著し
く優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテンションアニール矯正およびロ
ーラーレベラー矯正を行った場合のインナーリードピッ
チのずれの測定結果を矯正無しの場合と比較して示すグ
ラフである。
【図2】本発明によるテンションアニール矯正およびロ
ーラーレベラー矯正を行った場合の収縮率の測定結果を
焼鈍を行った場合と比較して示すグラフである。
【図3】従来例による焼鈍を行った場合のインナーリー
ドピッチのずれの測定結果を焼鈍を行わない場合と比較
して示すグラフである。
【図4】Fe−Ni合金における焼鈍および圧延による
原子配列の変化を示す原理的説明図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレーム素材よりなるフープ材に
    打抜き加工を行ってICリードフレームに成形するに際
    し、前記打抜き加工後にテンションアニール矯正および
    ローラーレベラー矯正のうち少なくともいずれかを施し
    てフレームを収縮させることなくフープ材の曲げ,コイ
    ニング,打抜き等により生じた歪みを均一・分散化する
    ことを特徴とするICリードフレームの製造方法。
  2. 【請求項2】 中心に向かう多数のリードピンの先端部
    分が相互につながった状態でテンションアニール矯正お
    よびローラーレベラー矯正のうち少なくともいずれかを
    施してフープ材の曲げ,コイニング,打抜き等により生
    じた歪みを均一・分散化し、その後リードピンの相互に
    つながった先端部分を分離することを特徴とする請求項
    1に記載のICリードフレームの製造方法。
  3. 【請求項3】 テンションアニール矯正に際して温度5
    00〜700℃,張力1kgf/mm以上でテンショ
    ンアニール矯正を施すことを特徴とする請求項1または
    2に記載のICリードフレームの製造方法。
  4. 【請求項4】 ローラーレベラー矯正に際して押込み量
    0.1〜1.0mmでローラーレベラー矯正を施すこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のIC
    リードフレームの製造方法。
  5. 【請求項5】 リードフレーム素材がNi含有量30〜
    55重量%のFe基合金よりなる請求項1ないし4のい
    ずれかに記載のICリードフレームの製造方法。
JP7031004A 1995-02-20 1995-02-20 Icリードフレームの製造方法 Expired - Fee Related JP2856092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7031004A JP2856092B2 (ja) 1995-02-20 1995-02-20 Icリードフレームの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7031004A JP2856092B2 (ja) 1995-02-20 1995-02-20 Icリードフレームの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08227958A true JPH08227958A (ja) 1996-09-03
JP2856092B2 JP2856092B2 (ja) 1999-02-10

Family

ID=12319429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7031004A Expired - Fee Related JP2856092B2 (ja) 1995-02-20 1995-02-20 Icリードフレームの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2856092B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60211966A (ja) * 1984-04-06 1985-10-24 Sumitomo Electric Ind Ltd リ−ドフレ−ム素材の製造方法
JPH02104624A (ja) * 1988-10-12 1990-04-17 Hitachi Metals Ltd リードフレーム材料の製造方法
JPH03123062A (ja) * 1989-10-04 1991-05-24 Nec Kyushu Ltd 半導体装置用リードフレームの製造方法
JPH04214821A (ja) * 1990-11-05 1992-08-05 Daido Steel Co Ltd Icリードフレーム材の製造方法および製造装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60211966A (ja) * 1984-04-06 1985-10-24 Sumitomo Electric Ind Ltd リ−ドフレ−ム素材の製造方法
JPH02104624A (ja) * 1988-10-12 1990-04-17 Hitachi Metals Ltd リードフレーム材料の製造方法
JPH03123062A (ja) * 1989-10-04 1991-05-24 Nec Kyushu Ltd 半導体装置用リードフレームの製造方法
JPH04214821A (ja) * 1990-11-05 1992-08-05 Daido Steel Co Ltd Icリードフレーム材の製造方法および製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2856092B2 (ja) 1999-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08227958A (ja) Icリードフレームの製造方法
JPH047862A (ja) 半導体装置のリードフォーミング方法
JP2902830B2 (ja) リードフレーム材料およびその製造方法
JPH06216304A (ja) 薄板多ピン用リードフレーム材およびその製造方法
JPH02104624A (ja) リードフレーム材料の製造方法
JPH06163780A (ja) リードフレームの製造方法
JPS5933982B2 (ja) リ−ドフレ−ムの製造方法
JPH03123062A (ja) 半導体装置用リードフレームの製造方法
JP2513063B2 (ja) リ―ドフレ―ムの製法
JP3303639B2 (ja) 半導体用銅系リード材の製造方法
JP3216284B2 (ja) リードフレーム素材の歪み測定方法
JP2812879B2 (ja) 電気電子部品用板条材及びその製造方法
JPH1140730A (ja) めっき厚さの均一性に優れたリードフレーム材料およびその製造方法
JPH0620106B2 (ja) リ−ドフレ−ムの製造方法
JPH04364061A (ja) リードフレームの製造方法
JPH06100982A (ja) リードフレーム材及びそのリードフレーム材を用いたリードフレームの製造方法
JPS5943972B2 (ja) Agメッキ用リ−ドフレ−ム素材の製法
JP3030401B2 (ja) リードフレームの製造方法
JPH0366153A (ja) 半導体装置用リードフレームの製造方法
JPS6171653A (ja) リ−ドフレ−ムの打抜加工方法
JPH0864740A (ja) Icリードフレームの製造方法
JP2002043498A (ja) 半導体用銅系リード材およびその製造方法
JPH088377A (ja) リ−ドフレ−ムの製造方法
JPH04305966A (ja) リードフレームの製造方法
JPH07176671A (ja) リードフレームおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees