JPH08227588A - 情報保護機能付き不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

情報保護機能付き不揮発性半導体記憶装置

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JPH08227588A
JPH08227588A JP3203995A JP3203995A JPH08227588A JP H08227588 A JPH08227588 A JP H08227588A JP 3203995 A JP3203995 A JP 3203995A JP 3203995 A JP3203995 A JP 3203995A JP H08227588 A JPH08227588 A JP H08227588A
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JP
Japan
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semiconductor memory
memory device
address
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conversion
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JP3203995A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kawahara
尊之 河原
Katsutaka Kimura
勝高 木村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の情報を第3者に対して確実に保護で
きる不揮発性半導体記憶装置を提供すること。 【構成】 半導体記憶装置に入力する外部アドレス信号
A1〜Anに対して、使用者(指紋、声紋、顔つき、脳
波など)または使用条件(使用するソフトウエアのID
番号など)に応じて内部アドレスを変換するアドレス変
換回路SCと、そのアドレス変換方法を前記使用者また
は使用条件に応じて決定する回路SGを設け、メモリセ
ルMCにデータを書き込んだ使用者または使用条件以外
ではそのデータを読み出すことができないようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体記憶装
置に関し、特に、ユーザの情報を第3者に対して確実に
保護することが可能な記憶情報保護機能付き不揮発性半
導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の不揮発性半導体記憶装置の一例を
図10に示す。この例は不揮発性半導体記憶装置が1チ
ップに搭載されている状態を想定している。同図におい
て、まず、入出力用の端子について説明すると、A1〜
Anはアドレス入力端子、CCはコントロール信号等を
まとめて示したもの、Dinはデータ入力端子、Doは
データ出力端子である。また、図には示していないが他
に電源端子がある。なお、誤解のおそれのない場合はそ
の端子に関連する信号名も表わす(例えば、A1〜An
を入力アドレスとして使用する)。次にチップの内部構
成を説明すると、CAは内部制御信号発生回路、DIB
は入力バッファ、DBは出力バッファ、AB1〜ABn
は入力されたアドレス信号A1〜Anから差動信号B
1,B1B〜Bn,BnBを発生するアドレスバッファ
回路(なお、本明細書においてはある信号の最後にBを
付加してその信号の相補信号を表わす。例えば、信号B
1の相補信号をB1Bで表わす)、XPD/YPDは、
これらの差動信号をデコードしてワードドライバWDお
よびYドライバYD中の所望のドライバを選択するX系
およびY系のデコード回路、ARは複数のワード線Wと
複数のビット線Dの各交点にメモリセルMCが設けられ
たメモリアレー(簡単のためにワード線W、ビット線
D、メモリセルMCを1個のみ図示する)、SLはセン
ス回路である。本構成において、デコード回路XPD/
YPDによって、入力されたアドレスA1〜Anに対応
したワード線Wおよびビット線Dが選択され、メモリア
レーAR中の特定のメモリセルMCが選択される。メモ
リセルMCが選択されると、そのメモリセルの情報がビ
ット線Dを介して読み出されセンス回路SLで増幅され
た後、出力バッファDBを介して上記出力端子Doに出
力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体記憶
装置では、該半導体記憶装置に格納された情報の読み出
しを何ら制限することができず、第3者に対する記憶保
護が不可能である。例えば、ある人Xが情報を格納した
後、この半導体記憶装置をXとは別の第3者Yが入手し
た場合、この半導体記憶装置に情報を格納した装置とソ
フトウエアがあればその内容を自由に読み出すことがで
きてしまう。このことは、格納された内容がXに不利益
を発生させるような秘密を要する情報であった場合に特
に問題となる。秘密を要する情報の例としては、例え
ば、Xが属する組織の利益を得るための情報(会社の機
密情報など)や、Xの健康状態の情報、Xの財産情報等
である。本発明の目的は、上記問題を解消し、第3者に
対して記憶情報が確実に保護できるように構成された不
揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数のワード線(W)と、複数のワード
線に交差して設けられた複数のビット線(D)と、ワー
ド線とビット線の各交点に設けられた不揮発性メモリセ
ル(MC)からなるメモリセルアレー(AR)を有し、
入力アドレス信号(A1〜An)の組合せによって特定
のワード線を選択するように構成された不揮発性半導体
記憶装置において、入力アドレス信号を複数種類の変換
方法で変換するアドレス変換手段(アドレス変換回路S
C)と、アドレス変換手段における複数種類の変換方法
のうちの1つを選択し決定する変換方法決定手段(変換
方法決定回路SG)とを設けたことを特徴としている。
また、アドレス変換手段(SC)は、入力アドレス信号
(A1〜An)と内部アドレス信号との間に設けられた
複数のスイッチ手段と、該複数のスイッチ手段の接続を
制御することにより外部アドレス信号と内部アドレス信
号との対応関係を複数種類設定する手段とを有すること
を特徴としている。また、変換方法決定手段(SG)
は、半導体記憶装置の使用者によって与えられる情報
(ソフトウエアのID番号,使用者の指紋,言葉,声
紋,脳波)によってアドレス変換手段(SC)における
複数種類の変換方法のうちの1つを選択して決定するも
のであり、また、決定した結果を格納する揮発性の記憶
手段(ラッチ回路LL;図3)を有することを特徴とし
ている(以上、図1,2,8参照)。
【0005】また、本発明は、入力データ列の配列を複
数種類のデータ配列変換方法で変換して前記メモリセル
アレーに格納するデータ配列変換手段(SC)と、メモ
リセルアレー(AR)から読み出したデータ列をデータ
格納時とは逆のデータ配列変換方法で変換して出力する
データ配列逆変換手段(RSC)と、複数種類のデータ
配列変換方法のうちの1つを選択し決定するデータ配列
変換方法決定手段(SG)とを具備することを特徴とし
ている(以上、図5参照)。また、使用者によって与え
られる情報は、該情報を入力するモードであることを指
定する指定手段(EXH)と、指定手段(EXH)によ
って該情報が入力されるモードであることが指定された
場合、アドレスピンまたは入出力データピンからのデー
タを該情報として入力することを特徴としている(以
上、図2参照)。さらに、本発明の不揮発性半導体記憶
装置は、パッケージに封入された複数の半導体記憶装置
(M11〜Mkj:このパッケージ化された半導体記憶装置
自体が上記構成を有していることもある)を搭載し、上
記構成を有するるメモリカードであることを特徴として
いる(以上、図6参照)。
【0006】
【作用】本発明は、上述したように、入力アドレス信号
(またはデータ信号)をソフトウエアのID番号,使用
者の指紋,言葉,声紋,脳波などを用いて複数種類の変
換方法で変換する変換手段と、該変換手段における複数
種類の変換方法のうちの1つを選択し決定する変換方法
決定手段とを設けたこと、変換方法を揮発性のラッチ回
路に保持するようにしたことなどによって、第3者が半
導体記憶装置から正しい情報を読み取ることが実質的に
不可能になり、記憶情報の保護を確実に行なうことがで
きる。また、この技術をメモリカードに適用することで
確実に記憶保護が行えるメモリカードを得ることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す図であ
る。同図において、図10と同じ記号は同じ端子や回路
ブロックを示している。本実施例は、アドレスバッファ
AB1〜ABnとデコーダ回路XPD,YPDとの間に
外部アドレス(入力アドレス)と内部アドレスを変換す
るアドレス変換回路SC(スクランブル回路)を設ける
とともに、この回路SGにおけるアドレスの変換方法を
決定する変換方法決定回路SGを設けたことを特徴とし
ている。同図において、SSは変換方法決定回路SGに
使用者または使用条件を示すデータをロードする時の起
動信号である。この信号は専用のピンを設けてもよい
し、他の目的のためのピン、例えばチップ選択信号ピン
やアドレス信号ピンの信号の入力電圧値や信号の組合せ
としてもよい。その場合には、各々の目的に応じた回路
が付加される。これによって、例えば、使用者が使用者
または使用条件を示すデータを入力すると、これによっ
て、外部アドレス空間と内部アドレス空間との変換の方
法が変換方法決定回路SGで規定され、これによって、
アドレス変換回路SCでアドレスを変換する。すなわ
ち、アドレスバッファの出力B1,B1B〜Bn,Bn
Bを変換回路SCによってC1,C1B〜Cn,CnB
に変換する。
【0008】図10で説明した従来例では、B1,B1
B〜Bn,BnBをそのままデコード回路XPD/YP
Dに入力しているが、本発明では図1に示したように、
変換後のC1,C1B〜Cn,CnBをXPD/YPD
に入力する。このようにすれば、他の人がこの半導体記
憶装置を情報を読み出そうとした場合、入力したアドレ
スにおける外部アドレス空間と記憶装置内部におけるア
ドレス空間の対応は全く異なったものとなるため、たと
え情報を読み出しても全く意味をなさないデータとな
る。このため、記憶情報を第3者に対して確実に保護す
ることができる。また、本実施例では、チップ内部にこ
の変換回路を設けているため、メモリアレーARの特性
に適合したアドレス変換方式を採用することができる。
例えば、フラッシュメモリでは書換えの単位がチップご
とに決まっているため、この制限の中で変換を行なうこ
とができる。
【0009】なお、アドレス変換回路SCは図1ではア
ドレスバッファの出力を入力としたが、デコード回路X
PD,YPDの出力を部分的に入力するようにすること
もできる。このようにすれば、書換え単位の範囲のデコ
ード信号を変換することが容易にできる。また、使用者
または使用条件を示すデータは、使用者が意図的に操作
を行なう必要はなく、この半導体記憶装置を用いたシス
テムから、例えば電源をオンすると自動的に適切なデー
タをロードするようにするのがよい。このようなデータ
としてはその使用者が所有するソフトウエアのID番号
等が考えられる。
【0010】図2に本発明におけるアドレスの変換例を
示す。ここでは、簡単のために入力アドレスとしてA1
〜A4の4ビットからなる場合を示す。アドレスバッフ
ァの出力は、A1に対してB1およびB1Bであり、A
2に対してB2およびB2B、A3に対してB3および
B3B、A4に対してB4およびそのB4Bである。一
方アドレス変換回路SCの出力C1,C1B〜C4,C
4Bとして、B1,B1B〜B4,B4Bに対して、C
1,C1BにB2,B2Bを対応させ、C2,C2Bに
B3,B3Bを対応させ、C3,C3BにB1,B1B
を対応させ、C4,C4BにB4,B4Bを対応させて
いる。このため、外部アドレス空間でA1とA2とで指
定される部分は、図10の従来例ではB1,B1BとB
2,B2Bとで指定される内部アドレス空間の部分であ
ったのに対して、本実施例ではB2,B2BとB3,B
3Bとで指定される内部アドレス空間の部分に変換され
る。この関係を、使用者や使用条件に応じて設定するよ
うにすれば、他の使用者や他の使用条件のもとでこの半
導体記憶装置を読み出そうとすれば偶然に一致する場合
(偶然に一致する確率は入力アドレスビット数が増加す
るに伴って急速に減少する)を除けば実質的に不可能で
ある。
【0011】次に、本発明のアドレス変換回路SCの具
体的構成例を説明する。図3は、本発明に用いるアドレ
ス変換回路SCの一例を示した図であり、図1の実施例
の構成を例にし、かつ起動信号SSを特定のアドレス信
号ピンの信号の入力電圧値や信号の組合せとしたもので
ある。図3においては、アドレスバッファAB1〜AB
3の差動出力のうち片方のB1〜B3のみを示し、図1
に示したB1B〜B3Bは示していないが、同様の回路
をB1B〜B3Bでも用いることによってC1B〜C3
Bを発生する。本構成例では、図1の起動信号SSの代
わりに、アドレス信号Anが通常の動作状態より高い電
圧であることを検知する回路EXHを設け、この回路E
XHによってアドレス信号Anが通常の動作状態よりも
高い電圧を検知された場合に、アドレスA1〜A3の信
号を用いてアドレス変換方法を設定するようにしてい
る。なお、図3の実施例ではアドレスピンの信号を用い
てアドレス変換方法を設定しているが、データの入出力
ピンの信号を用いてアドレス変換方法を設定してもよ
い。この構成によって専用の起動信号用のピンを別途設
けることなしにアドレス変換方法を設定することができ
る。また、外部アドレスに対応したB1〜B3を内部ア
ドレスC1〜C3に変換するアドレス変換回路SCは、
各B1〜B3それぞれをC1〜C3に選択的に接続でき
るスイッチからなり、その制御信号がSD1〜SD9で
ある。このSD1〜SD9の値を使用者または使用条件
に応じて異なるように設定することによって、B1〜B
3とC1〜C3の対応を変えることができる。これによ
って、特定の使用者または使用条件でのみ意味のあるデ
ータを読み出すことができる。
【0012】この制御信号SD1〜SD9のレベルは変
換方法決定回路SGによって決定される。変換方法決定
回路SGでは回路EXHの出力信号E1(アドレス信号
Anが通常の動作状態よりも高い電圧であることを意味
する)によってその時のアドレス信号A1〜A3の値を
デコーダDDに取り込み、デコーダDDはこれらの値A
1,A2,A3に基づいて信号SW1〜SW6のうちの
一つを選択する。このときプリチャージ信号F2によっ
てRD1〜RD9をプリチャージしておくと、信号SW
1〜SW9のうち選択された信号、例えば、SW1がゲ
ートに接続されている接地用トランジスタを有するRD
線のみが接地され、それ以外のRD線はプリチャージ電
位を保ち、データ転送信号F1の印加により各RD線の
電位レベルをラッチ回路LLに保持するとともに、その
電位レベルを信号SD1〜SD9に発生する。この場
合、ラッチ回路LLを揮発性記憶素子で構成しておくこ
とにより、このラッチ回路LLに格納された情報は電源
を切ると消失してしまう。従って、このように構成され
た変換方法決定回路SGを搭載した本発明の半導体記憶
装置を、例えばメモリカードを組み込んだ場合、このメ
モリカードの所有者がメモリカードを紛失した場合であ
っても、それを拾った第3者によってはこのメモリカー
ドの記憶内容を読み取ることは不可能である。
【0013】次に、図4の信号タイムチャートを用いて
図3に示した回路の動作を詳細に説明する。今、アドレ
ス信号A1〜A3がすべて高レベルということが、ある
使用者または使用条件を示すものと仮定する。他の使用
者または使用条件では例えばA1は低レベルであり、A
2,A3は高レベルとなる。A1〜A3がすべて高レベ
ルの時、B1〜B3もすべて高レベルであり、この状態
で、アドレス信号Anが通常動作の高レベルよりも高い
レベルであるVHとなったとする。すると、図3のEX
H回路が動作し、信号E1が高レベルとなる。これによ
って、B1〜B3の信号がトランジスタを介してデコー
ダ回路DDに入力されてデコードされる。この場合はS
W1が高レベルとなり、SW2〜SW6は低レベルとな
る。また、信号E1が高レベルとなったタイミングを受
けてF2が低レベルとなり、RD1〜RD9を高レベル
VCにプリチャージする。しかし、SW1が高レベルで
あるため、RD1,RD5,RD9はMOSトランジス
タによってグラウンドとショートしている。このため、
F2が高レベルに戻ると、RD1,RD5,RD9は低
レベル(接地レベル)となり、他は高レベルのままであ
る。ここで、F1が高レベルに切り替わると、信号SD
1,SD5,SD9のみが高レベルとなり、他の信号S
D2,SD3,SD4,SD6,SD7,SD8は低レ
ベルとなる。
【0014】アドレス変換回路SCにおいては、信号S
D1が高レベルになるため、B1とC1〜C3とを接続
する3つのスイッチのうち、B1とC1とを接続するス
イッチのみがオンする。また同様に、信号SD5が高レ
ベルになるため、B2とC1〜C3とを接続する3つの
スイッチのうち、B2とC2とを接続するスイッチのみ
が、さらにB3とC1〜C3とを接続する3つのスイッ
チのうち、B3とC3とを接続するスイッチのみがそれ
ぞれオンする。これによって、この使用者または使用条
件では、内部アドレスが外部アドレスと一致するように
変換されたことになる。他の場合、例えばA1が低レベ
ル、A2,A3が高レベルでは、SW2のみが高レベル
となり、B1がC1に、B2がC3に、B3がC2に自
動的に変換される。
【0015】なお、上記実施例では、変換方法決定回路
SGに入力するデータとして特定のアドレス信号を用い
ているが、この半導体記憶装置を用いたシステムに指
紋,声紋,顔つきなどを読み取る手段を設け、読み取っ
た指紋,声紋,顔つきなどの図形情報から作成した数列
を用いたり、脳波を読み取る手段を設け、読み取った脳
波の波形データから作成した数列を用いるようにしても
よい。また、使用者の発声する特定の言葉から数列を作
成してもよい。指紋,顔つきなどのパタンを利用した例
を図8(第5の実施例)および図9(b)および(c)
において後述する。
【0016】また、これらの手段は、チップ上に設けて
もよいし、このチップを組み込んだメモリカードに設け
てもよい。チップまたはメモリカードにSQUID素子
と信号処理装置を組み込めば、使用者の脳波を検知する
ことが可能である。これによって、使用者が脳波を検知
できる範囲以内にいないと正しいデータを読み取れない
半導体記憶装置を実現することができる。また、使用者
の健康状態の時のみ変化が現れる脳波の部分を用いるこ
とにより、健康状態でない限り正しいデータを読み取る
ことができない半導体記憶装置を実現することができ
る。これによって、仕事に熱中して自分でも気付かない
うちに健康がむしばまれた場合、半導体記憶装置を正し
く読み出せないことから健康が異常になったことを知る
ことができ、病院へ行くなど必要な処置を迅速に行なう
ことができる。
【0017】図5は、本発明の第2の実施例を示す図で
ある。上述した図1ではアドレスを変換するものであっ
たが、本実施例ではデータを変換するものである。すな
わち、mビットからなるデータD1〜Dmがこのチップ
に入力する時、入力バッファDI1〜DImの出力IS
1,IS1B〜ISm,ISmBをデータ配列の変換回
路SCによって、ID1,ID1B〜IDm,IDmB
に変換する。このデータ配列の変換回路SCでの変換方
法は変換方法決定回路SGで決定し、例えば図3で説明
したのと同様の方法によって行なう。この変換された信
号ID1,ID1B〜IDm,IDmBはセンス回路S
L内の書き込み回路によってメモリセルMCに書き込ま
れる。データの読み出し時には、センス回路SLを介し
て読み出されたデータOD1,OD1B〜ODm,OD
mBを逆変換回路RSCによって再変換する。このデー
タ配列の逆変換回路RSCでは、データ配列の変換回路
RCにおける変換の逆変換を行なう。この場合の変換方
法は、変換方法決定回路SGによって、データ配列の変
換回路RCと同時に設定しておく。これによって、この
使用者が使用している限りは、入力時のデータの並びと
出力時のデータの並びは一致している。しかしながら、
他の使用者がこのデータを読み出そうとしても、逆変換
回路RSCの変換方法はデータを書き込んだときの変換
回路SCでの変換方法と一般に異なってしまうので意味
のあるデータを得ることは不可能となるため情報の機密
を確実に保護することができる。
【0018】図6は、本発明の第3の実施例を示す図で
ある。本実施例はメモリカードに適用したものである。
同図において、M11〜Mkjはパッケージに格納され
た半導体記憶素子であり、ASICは半導体記憶素子M
11〜Mkjの制御信号発生部分であり、CVは電源電
圧発生部分である。制御信号発生部分ASICには、外
部アドレス信号A1〜An、アドレス変換方法設定起動
信号SS、およびその他の制御信号をまとめて示したC
Sが入力する。電源電圧発生部分CVには、メモリカー
ドの電源VAが入力する。電源VAとしては2電源以上
ある場合がある。電源電圧発生部分CVの出力電圧VB
が各半導体記憶素子に電源電圧として入力する。この電
圧VBも複数種類ある場合がある。本実施例の特徴は、
制御信号発生部分ASIC中に外部アドレス空間と内部
アドレス空間の変換回路SCとその変換方法を決定する
変換方法決定回路SGを設けたことである。なお、図6
中、CKはその他の回路群を示し、また、図3には示し
ていないがバッファ回路等も制御信号発生部分ASIC
上に含まれる。
【0019】本実施例では、メモリカード中の複数の半
導体記憶素子のアドレス信号BS1〜BSmと外部アド
レス信号A1〜Anとの変換を使用者や使用条件に応じ
て異なるように制御信号発生部分ASIC内の変換方法
決定回路SGで設定し、変換回路SCで変換する。この
ため、このメモリカードに格納された情報は特定の使用
者および使用条件でしか読み出すことができない。ま
た、本実施例の場合は、メモリカードとして閉じたシス
テムであるので、あまり使用されていない記憶部分を優
先し、その制限の中で変換方法を決定することが容易に
できるという利点がある。このため、フラッシュメモリ
のように書換え回数に制限がある半導体記憶素子の各メ
モリセルの使用頻度を均等にする方式と両立させること
ができるという利点もある。なお、各半導体記憶素子M
11〜Mkjの各々に対して図1に示した如き変換回路
を用いた構成を採用することも可能である。この場合の
変換は、半導体記憶素子内部での変換と該半導体記憶素
子を複数搭載したメモリカード全体での変換との2段階
になる。なお、上記実施例の方式とID番号を入力しな
いとメモリカードが外部入力の受付けを拒否する方式と
併用することもできる。この場合、ID番号とアドレス
を変換するための情報とは異なっていてもよい。また、
前述したように、指紋,声紋,脳波,顔つき,脳波など
を利用してもよい。
【0020】図7は、本発明の第4の実施例を示す図で
ある。本実施例は情報処理を行なう端末を例にしたもの
である。同図において、MPUはこの端末を制御してい
るマイクロプロセッサであり、ひとつの端末に複数個あ
る場合もある。マイクロプロセッサMPU内におけるM
MUはメモリを管理している部分であり、SCは本発明
におけるアドレスを使用者や使用条件に応じて変換する
部分である。本実施例は、マイクロプロセッサMPUに
接続されているメモリに対して、使用者や使用条件に応
じてアドレスの割り付けを変更することを特徴としてい
る。また、PUはMPUの他の部分、例えばレジスタ、
キャッシュメモリ、数値演算プロセッサ等をまとめて示
したものである。さらに、MはMPUに接続されている
メモリ、Kはキイボード、マウス、ペンなどの入力装置
であり、本実施例のSCで使用する使用者や使用条件の
情報を得るために、端末の前にいる使用者の顔つきを読
み取ったり、声紋を判別したり、目の動きや体温、気
温、湿度を検知する装置を含む。もちろん、キイボード
から入力してもよい。CRTはディスプレイであり、C
Cは外部との通信手段である。これには、通信回線の他
に、電波や光による無線手段も含まれる。
【0021】本実施例によれば、端末そのものが特定の
使用者や使用条件ごとに内部アドレス空間の割付けを変
えるので、ある使用者が使用した後で、他の者がその情
報を読み取ろうとしても不可能になり、情報の機密の保
護が確実に行えるという特徴がある。また、本実施例の
一部分である、端末の前にいる使用者の顔つきを読み取
ったり、声紋を判別したり、目の動きや体温、気温、湿
度を検知する装置を用いれば、使用者の疲れ具合をチェ
ックしたり、作業環境が適切であるかどうかをチェック
し、使用者に知らせることもできる。また、使用者が離
れると自動的に消費電力の極めて小さいスリープモード
に入ることもできる。また、使用者が端末の側にいなが
ら入力が一定時間以上無い場合に、注意を促したり、そ
の時間を記憶したり、通信回線で他の端末に送ったり、
或いは、バックグランドミュージックなどの音楽を流し
たり、気分を変える映像を流したりすることも可能であ
る。
【0022】図8は、本発明の第5の実施例を示す図で
ある。指紋,声紋,顔つき,脳波などによって使用者を
識別し、その識別結果によってアドレスを変換する手段
の例を示したものである。図8のアドレス変換方法決定
手段SGにおいて、W1〜Wnは指紋,声紋,顔つき,
脳波などのパタン情報の組であり、N1〜Nnはパタン
情報の組W1〜Wnそれぞれに対応して予め決められた
異なる数列である。例えば、W1のパタンに数列110
1というN1が対応し、W2のパタンには数列1001
というN2が対応する。Jから指紋,声紋,顔つき,脳
波などのパタン情報が入力する。CMはJから入力され
たパタン情報と近いパタンをW1〜Wnから選択するパ
タン選択手段である。このパタン選択手段CMは、例え
ば指紋の場合を例にとると、指紋情報をフーリエ変換し
た値をJから取り込み、同じく代表的な指紋のパタン
(渦巻き型、流れ型など)のフーリエ変換の組をパタン
W1〜Wnとして蓄えておき、それらの相関をとるなど
して、類似パタンを選択する周知の回路で実現すること
ができる。ここでは、パタン選択手段CMでJから入力
されたパタン情報と比較して、最も類似したパタンの上
位3つを選ぶ構成とし、ある使用者ではこの結果がパタ
ンW3,W2,W8だったと仮定する。この選択が終わ
ると、パタン選択手段CMは線RSを介して選択した結
果を数列決定回路NGに送出し、数列決定回路NGを動
作させる。数列決定回路NGでは選択されたパタンW
3,W2,W8に対応した数列N3,N2,N8を取り
込み、この数列に対応したアドレス変換方法の設定をア
ドレス変換方法決定回路SGに対して行なう。
【0023】以上が本実施例の構成と動作である。この
方法では、パタンW1〜W15の組を用意したとする
と、これから3つの順番を付けて選ぶのであるから、2
730通りのアドレス変換の方法が実現できることにな
る。よって、本発明の目的通りに使用者以外のものがこ
の半導体装置から情報を読み出すことは実質的に困難と
なる。なお、上述した例はJからは指紋情報をフーリエ
変換したものと取り込み、またパタンW1〜Wnとして
代表的な指紋のパタンのフーリエ変換した情報を用いた
が、パタンW1〜Wnとして代表的な指紋パタンそのも
のを用いるとともに、指紋の図形パタンのビット情報を
Jから直接取り込んでチップ上に別個に設けた変換手段
で変換を行い、変換された情報と前記パタンW1〜Wn
とを比較するようにしてもよい。
【0024】次に、図9を用いて図6の実施例を例にし
て本発明の半導体記憶装置を用いた3種類のアドレス変
換の作業フローを説明する。データ端末に図6の実施例
に示したメモリカードを用いた場合である。データ端末
としては、電話回線や無線回線を利用することを含んだ
通信手段を有する携帯用のものが考えられる。図9にお
いて、(a)はソフトウエアのID番号を用いてアドレ
ス変換をするシステムの作業フローチャートであり、
(b)は作業者の顔つきなどの映像を用いてアドレス変
換をするシステムの作業フローチャートであり、(c)
は作業者の指紋を用いてアドレス変換をするシステムの
作業フローチャートである。
【0025】(a)のソフトウエアのID番号を用いる
システムでは、端末内の普段は取外さないハードディス
ク装置に存在するソフトウエアのID番号をこのシステ
ムのOSによって読み取り、メモリカードが挿入される
とこのメモリカードにアクセスを行なう時に、本発明に
必要な動作を読み取ったID番号を用いて自動的に行な
う機能が備わっていることを想定している。本システム
における作業フローでは、まず、端末の電源をオンする
(ステップ100)。次に、メモリカードを挿入する
(ステップ101)。この後、使用者がソフトウエアを
起動すると(ステップ102)、図6の実施例に示した
アドレス変換方法設定起動信号SSが挿入されたメモリ
カードに入力され、これと同時にソフトウエアのID番
号がこのメモリカードにロードされる(ステップ10
3)。これによってアドレス変換方法決定回路SGが動
作し(ステップ104)、ロードされたID番号を基に
して前述したようにアドレスを変換し、以後内部ではこ
の変換後のアドレスを用いてメモリ動作を行なう。ソフ
トウエアを起動してから後の上記の動作は、データ端末
が自動的に行なう構成にしておくことにより使用者は次
の作業開始に移ることができる(ステップ105)。
【0026】本発明の半導体記憶装置中では、図6で説
明したように、外部アドレス信号を変換して用いてい
る。作業が終わり、このメモリカードを端末から引き抜
くと、メモリカードへ供給されている電源が切断される
ためにこの時のアドレス変換設定方法は解除される。従
って、使用者がこのメモリカードを紛失した場合、この
メモリカードを取得した者がこのデータを読み取ろうと
しても、アドレス変換方法が分からないために読み取る
ことは不可能である。
【0027】次に図9(b)の作業者の顔つきなどの映
像を用いるシステムにおける動作フローチャートを説明
する。なお、本システムは、端末に作業者の映像を入力
するカメラが備わっている場合を想定している。まず、
電源をオンし(ステップ110)、メモリカードを端末
に挿入すると(ステップ111)、端末のカメラから作
業者の顔つきなどの映像を入力する(ステップ11
2)。端末内ではこの映像入力データをコード化し(ス
テップ113)、このコードをアドレス変換方法決定回
路に入力する(ステップ114)。これによって、アド
レス変換方法決定回路が動作し(ステップ115)、ロ
ードされたID番号を基にして前述したようにアドレス
を変換し、以後内部ではこの変換したアドレスを用いて
メモリ動作を行なう。ソフトウエアを起動してから後の
上記の動作は、上記(a)の場合と同様に、端末が自動
的に行なう構成にすることにより使用者は次の作業開始
に移ることができる(ステップ116)。
【0028】次に図9(c)の作業者の指紋を用いるシ
ステムにおける動作フローチャートを説明する。なお、
本システムは、データ端末に作業者の指紋を入力する装
置が備わっている場合を想定している。まず、電源をオ
ンし(ステップ120)、メモリカードを端末に挿入す
ると(ステップ121)、データ端末の指紋読み取り装
置から指紋を入力する(ステップ122)。データ端末
内ではこの指紋データをコード化し(ステップ12
3)、このコードをアドレス変換設定回路に入力する
(ステップ124)。これによって、アドレス変換方法
決定回路が動作し(ステップ125)、ロードされたI
D番号を基にして前述したようにアドレスを変換し、以
後内部ではこの変換したアドレスを用いてメモリ動作を
行なう。ソフトウエアを起動してから後の上記の動作
は、上記(a)(b)の場合と同様に、端末が自動的に
行なう構成にすることにより使用者は次の作業開始に移
ることができる(ステップ126)。
【0029】上記実施例の構成によると、ソフトウエア
のID番号や、作業者の指紋,声紋,顔つき等のコード
化信号を用いてアドレス変換を行なうようにしており、
また、これらのID番号やコード化信号は不揮発性記憶
素子に格納するようにしたので、記憶情報を確実に保護
することができる。なお、図9(b)および(c)で
は、作業者の顔つきおよび指紋を利用したアドレス変換
を例にしたが、これらの代わりに、声紋,脳波など、コ
ード化可能な作業者を特徴付ける如何なる情報を用いて
もよいことは明らかである。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、外部アドレス信号に対
して、使用者(指紋,声紋,顔つき,脳波など)または
使用条件(使用ソフトウエアのID番号など)に応じて
内部アドレスの変換方法を異ならせる手段を設けたた
め、第3者がこの半導体記憶装置の情報を読み取ること
は実質的に不可能になり、情報の機密を確実に保護する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の動作を説明する図である。
【図3】アドレス変換回路例を示す図である。
【図4】図3の回路の動作例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図8】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図9】本発明を用いた場合の作業フローを示す図であ
る。
【図10】従来例を示す図である。
【符号の説明】
A1〜An:アドレス信号、AB1〜ABn:アドレス
バッファ、Din,D1,D2,Dm:入力データ信
号、AR:メモリアレー、MC:メモリセル、W:ワー
ド線、D:ビット線、SC:アドレス変換回路、SG:
アドレス変換方法決定回路、SS:アドレス変換方法決
定起動信号、XPD/YPD:デコード回路、WD:ワ
ードドライバ、YD:Yドライバ、SL:センス回路、
DB:出力バッファ、Do,Do1,Do2,Dom:
出力データ信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と、該複数のワード線に
    交差して設けられた複数のビット線と、該ワード線と該
    ビット線の各交点に設けられた不揮発性メモリセルから
    なるメモリセルアレーを有し、入力アドレス信号の組合
    せによって特定のワード線を選択するように構成された
    不揮発性半導体記憶装置において、前記入力アドレス信
    号を複数種類の変換方法で変換するアドレス変換手段
    と、該アドレス変換手段における複数種類の変換方法の
    うちの1つを選択し決定する変換方法決定手段とを具備
    することを特徴とする情報保護機能付き不揮発性半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス変換手段は、外部アドレス
    信号と内部アドレス信号との間に設けられた複数のスイ
    ッチ手段と、該複数のスイッチ手段の接続を制御するこ
    とにより外部アドレス信号と内部アドレス信号との対応
    関係を複数種類設定する手段とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の情報保護機能付き不揮発性半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 前記変換方法決定手段は、当該半導体記
    憶装置の使用者によって与えられる情報によって前記ア
    ドレス変換手段における複数種類の変換方法のうちの1
    つを選択して決定するものであることを特徴とする請求
    項1または2記載の情報保護機能付き不揮発性半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 前記変換方法決定手段は、アドレス変換
    手段における複数種類の変換方法のうちの1つを選択し
    て決定した後、その決定した結果を格納する揮発性の記
    憶手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の情報保護機能付き不揮発性半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 複数のワード線と、該複数のワード線に
    交差して設けられた複数のビット線と、該ワード線と該
    ビット線の各交点に設けられた不揮発性メモリセルから
    なるメモリセルアレーを有し、入力アドレス信号の組合
    せによって特定のワード線を選択するように構成された
    不揮発性半導体記憶装置において、入力データ列の配列
    を複数種類のデータ配列変換方法で変換して前記メモリ
    セルアレーに格納するデータ配列変換手段と、前記メモ
    リセルアレーから読み出したデータ列をデータ格納時と
    は逆のデータ配列変換方法で変換して出力するデータ配
    列逆変換手段と、前記複数種類のデータ配列変換方法の
    うちの1つを選択し決定するデータ配列変換方法決定手
    段とを具備することを特徴とする情報保護機能付き不揮
    発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 半導体記憶装置の使用者によって与えら
    れる前記情報は、該情報を入力するモードであることを
    指定する指定手段と、該指定手段によって該情報が入力
    されるモードであることが指定された場合、アドレスピ
    ンまたは入出力データピンからのデータを該情報として
    入力することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の情報保護機能付き不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記不揮発性半導体記憶装置は、パッケ
    ージに封入された複数の半導体記憶装置を搭載したメモ
    リカードであることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載の情報保護機能付き不揮発性半導体記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 前記パッケージに封入された半導体記憶
    装置各々は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の不揮
    発性半導体記憶装置であることを特徴とする請求項7記
    載の情報保護機能付き不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 半導体記憶装置の使用者によって与えら
    れる前記情報は、ソフトウエアのID番号であり、当該
    半導体記憶装置の使用開始時に該ID番号が自動的に半
    導体記憶装置に与えられる手段をさらに有することを特
    徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報保護
    機能付き不揮発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 半導体記憶装置の使用者によって与え
    られる前記情報は、半導体記憶装置の使用者の指紋,言
    葉,声紋、または脳波を検知することによって得られる
    情報であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1
    項に記載の情報保護機能付き不揮発性半導体記憶装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002014737A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Fujitsu Ltd 処理装置、集積回路、および集積回路パッケージ
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