JPH11328326A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JPH11328326A
JPH11328326A JP10130896A JP13089698A JPH11328326A JP H11328326 A JPH11328326 A JP H11328326A JP 10130896 A JP10130896 A JP 10130896A JP 13089698 A JP13089698 A JP 13089698A JP H11328326 A JPH11328326 A JP H11328326A
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JP
Japan
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code
area
card
access
storage area
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Application number
JP10130896A
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English (en)
Inventor
Tatsuki Nagayama
達樹 永山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードの機密保護をより高いものにし、
また、検査の上でも容易にすることができるICカード
を提供する。 【解決手段】 外部入力コードと内蔵された記憶領域の
暗証コードとを照合し、両者の一致を検出して前記の記
憶領域への外部からのアクセスを許可するICカードに
おいて、前記の記憶領域には複数の暗証コードが設定さ
れる暗証コードエリアを設ける。外部入力コードと暗証
コードエリアの暗証コードとを照合して、規定された複
数回の一致を検出してこの一致した暗証コードの組み合
わせに応じて前記の記憶領域のうちの該当するデータエ
リアへのアクセスを許可するアクセス判定手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部入力コードと
内蔵された記憶領域の暗証コードとを照合し、両者の一
致を検出して前記の記憶領域への外部からのアクセスを
許可するICカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8は、従来のICカードを示
す。図6は、ICカードの内部回路の構成を示す。
【0003】内部回路の動作を制御するマイクロコンピ
ュータが内蔵されたモード・デコードロジック1の動作
は、図7に示すフローチャートに示されている。順を追
って説明すると、このICカードが外部の機器にセット
されると、外部からクロックと電源が供給されるととも
に、I/Oバッファ2を介して入出力回路が接続され
る。
【0004】コード入力が行われると、モード・デコー
ドロジック1は、アドレスデコータ4を介してメモリセ
ルアレイ5に暗証コードの読み出しを指示し、メモリセ
ルアレイ5のデータは、モード・デコードロジック1の
コントロールのもとにデータレジスタ3に読み込まれ
る。
【0005】読み込まれたデータは、I/Oバッファ2
に取り込まれ、外部から入力された暗証コードとともに
モード・デコードロジック1に取り込まれて、ステップ
1に示すように暗証コードの照合が行われる。
【0006】コードの照合が不一致である場合には、ス
テップ2においてエラー回数の判定が行われ、エラー回
数が所定の回数よりも少ない場合には、再度暗証コード
の照合を行う。エラー回数が所定の回数を超えると、暗
証コードと入力コードとの照合が行われなくなり、メモ
リセル内部へのアクセスが永久にできなくなる。
【0007】コードの照合が一致すると、ステップ3で
は、ICカードの内部メモリへのアクセスが可能とな
り、内部メモリーの書き換えや読み込みが実行できる。
内部メモリーの読み込みおよび書き換えは、アドレスを
入力し、入力したアドレスがI/Oバッファ2を介して
アドレスデコーダ4を通ってメモリセル5に行くことで
実行される。
【0008】メモリセルアレイ5の内部は、図9に示す
ように、記憶領域が複数連続して形成されている。具体
的には、複数の予備エリアCと、記憶領域内にアクセス
するためのワード単位の暗証データを記憶する暗証コー
ドエリアGと、外部からの入力コードと前記暗証コード
エリアGより読み出したデータとを照合する際の連続不
一致となったエラー数をカウントするエラーカウンタエ
リアHと、そのICカードに固有の条件が書き込まれ、
メモリ領域への書き込みおよび読み出し条件を決める条
件コードエリアIと、用途ごとにメモリ領域が分けられ
た複数のアプリケーションエリアMとから構成されてい
る。
【0009】このように構成された記憶領域を有するI
Cカードは、上記図7に示すように外部からのコード入
力が行われ、ステップ1において暗証コードの照合が行
われる際には、暗証コードエリアGより記憶された暗証
コードが読み出され、前記の入力コードと照合される。
【0010】暗証コードが不一致である場合には、エラ
ーカウンタエリアHにて先頭ビットから順番にエラー数
がカウントされる。カウントされたエラー回数が設定さ
れた回数になると、それ以降は暗証コードと入力コード
との照合が行われなくなり、メモリセル内部へのアクセ
スが永久にできなくなる。また、あらかじめ設定されて
いるエラー回数よりも少ない回数でコードの一致が確認
された場合には、エラーカウンタは自動的にリセットさ
れる。
【0011】暗証コードが一致した場合には、ICカー
ドの内部メモリへのアクセスが許可され、また同時にこ
の暗証コードエリアGへの書き込みが可能となる。ただ
し、暗証コードエリアGの読み出しを行うことはできな
い。なお、他のエリアは読み出し可能である。
【0012】内部メモリへのアクセスが許可されると、
まず、条件コードエリアIにてこのICカードの各エリ
アのメモリの書き込み、読み出し条件が決められる。読
み出し動作は、入力データとして読み出し命令とアドレ
スデータとを順次入力すると、メモリデータがクロック
に同期して出力される。
【0013】各エリア毎に条件コードエリアIの条件が
適合すると、それぞれの条件コードエリアIに適したエ
リアの書き込みや読み出しが可能となる。書き込み動作
は、書き込み許可命令、書き込み命令、アドレス、書き
込みデータを順次入力すると、書き込みを行う。
【0014】ただし、内部メモリーが書き込み禁止状態
や、暗証コードエリアGのデータが不一致の時や、条件
コードエリアIの条件が満足していない時は、データは
書き変わらずにアドレス入力後に内部はリセットされ
る。
【0015】条件コードエリアIの条件に適合しない場
合には、読み出しのみが可能となる。暗証コードエリア
Gのデータが不一致であり、また暗証コードエリアGの
データが一致した場合でも条件コードエリアIの条件が
不一致である場合には、書き込み、読み出しともに不可
能となる。
【0016】なお、読み出す前に暗証コードエリアGの
データを一致させていれば内部の状態は変化しないため
暗証コードエリアG以外の各エリアは連続して読み出し
が可能である。
【0017】また、条件コードエリアIは、暗証コード
エリアGのデータが一致した時に書き込み、読み出しが
可能になり、暗証コードエリアGのデータが不一致であ
る場合には、書き込み、読み出しともに不可能となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のICカードでは、図7に示すように、ICカードの
内部のメモリにアクセスするためには、1つの暗証コー
ドを一致させるだけで、ICカードの内部のメモリの読
み取りや書き込みが実行できるため、機密保護の上で十
分とは言えないものであった。
【0019】ところで、上記のICカードを出荷する際
には、外部装置からの命令どおりにデータが書き込まれ
たり、必要な場合はデータが消去されたりしているのか
どうかを確認するために、書き込み回数を保証する検査
を行う必要がある。
【0020】しかしながら、書き込み回数を保証する検
査では、ある回数の書き込みを行う際に外部より同じ命
令を繰り返し実行しなければならず、生産性に劣るとい
う問題があった。
【0021】本発明は前記問題点を解決し、ICカード
の機密保護をより高いものにし、また、検査の上でも容
易にすることができるICカードを提供するものであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のICカードは、
記憶領域への外部からのアクセスを許可するに際し、複
数の暗証コードエリアを設けて規定回数の一致を検出す
るアクセス判定手段を設けたことを特徴とする。
【0023】この本発明によると、ICカードの機密保
護をより高いものにすることができる。また、本発明の
ICカードの検査方法は、一度の命令で複数回の検査が
実行できる検査実行手段を設けたことを特徴とする。
【0024】この本発明によると、書き換え回数の保証
検査の簡易化が図れ、生産性が向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】請求項1記載のICカードは、外
部入力コードと内蔵された記憶領域の暗証コードとを照
合し、両者の一致を検出して前記の記憶領域への外部か
らのアクセスを許可するICカードにおいて、前記の記
憶領域には複数の暗証コードが設定される暗証コードエ
リアを設け、外部入力コードと暗証コードエリアの暗証
コードとを照合して、規定された複数回の一致を検出し
てこの一致した暗証コードの組み合わせに応じて前記の
記憶領域のうちの該当するデータエリアへのアクセスを
許可するアクセス判定手段を設けたことを特徴とする。
【0026】具体的には、請求項2記載のように、記憶
領域の暗証コードエリアには、読み出しアクセスと書き
込みアクセスに共通の第1の暗証コードと読み出しアク
セス専用の第2の暗証コードおよび書き込みアクセス専
用の第3の暗証コードが設定され、アクセス判定手段
は、外部入力コードと第1,第2の暗証コードとの一致
を検出して前記の記憶領域のうちの該当するデータエリ
アへの読み出しアクセスを許可し、外部入力コードと第
1,第3の暗証コードとの一致を検出して前記の記憶領
域のうちの該当するデータエリアへの書き込みアクセス
を許可するように構成したことを特徴とする。
【0027】この構成によると、複数の暗証コードエリ
アを設けることで、ICカードの機密保護の精度をより
高いものにすることができる。また、読み出しアクセス
専用の第2の暗証コードと書き込みアクセス専用の第3
の暗証コードとを設けることで、読み出しのアクセスと
書き込みのアクセスとを別々に実行することができ、よ
り機密保護の高いICカードとすることができる。
【0028】請求項3記載のICカードは、外部入力コ
ードと内蔵された記憶領域の暗証コードとを照合し、両
者の一致を検出して前記の記憶領域への外部からのアク
セスを許可するICカードにおいて、前記の記憶領域に
は複数の暗証コードが設定される暗証コードエリアを設
け、外部入力コードと暗証コードエリアの暗証コードと
を照合して、暗証コードエリアの検査指示暗証コードと
外部入力コードとの一致を検出すると、前記の記憶領域
のうちの該当するデータエリアへの複数の規定回数の書
き込みを実行する検査実行手段を設けたことを特徴とす
る。
【0029】この構成によると、外部からの1命令で連
続愚区数回の書き込みが実行できるため、書き換え回数
保証検査が迅速になり、検査コストの低減が図れる。以
下、本発明の各実施の形態について、図1〜図6を用い
て説明する。
【0030】なお、上記従来例を示す図7〜図9と同様
をなすものには同一の符号を付けて説明する。 (実施の形態1)図1〜図3は、本発明の(実施の形態
1)を示す。
【0031】ICカードの内部構成および内部へのアク
セスの手順は、上記従来例を示す図7〜9とほぼ同様の
構成であるが、この(実施の形態1)では、暗証コード
の照合を複数段にした点で異なる。
【0032】具体的には、図1に示すように、ICカー
ドの内部メモリには、上記従来例と同様に構成された
の領域に読み出しと書き込みの両アクセスに共通の第1
の暗証コードエリアGを設け、さらに加えて、暗証コー
ドの照合を複数段にする手段として、書き込み命令デー
タを記憶する第2の暗証コードエリアAと読み込み命令
データを記憶する第3の暗証コードエリアBとを有する
の領域を設けた。
【0033】なお、第1の暗証コードエリアG、第2の
暗証コードエリアA、第3の暗証コードエリアBはそれ
ぞれワード単位の暗証コードを記憶するよう構成されて
いる。
【0034】暗証コードを照合するための回路ブロック
には、図2に示すように、第2の暗証コードエリアの書
き込み命令と、第3の暗証コードエリアの読み込み命令
とを比較照合する命令データ比較回路6を設けた。
【0035】このようなICカードを用いたICカード
の内部メモリへのアクセスを図3のフローチャートに示
す。上記従来例を示す図7と同様に、外部よりコード入
力が行われると、ステップ1にて第1の暗証コードの照
合が行われる。
【0036】照合が不一致の場合には、ステップ2にお
いてエラー回数の判定が行われ、エラー回数が所定の回
数よりも少ない場合には、再度暗証コードの照合を行
う。エラー回数が所定の回数を超えると、暗証コードと
入力コードとの照合が行われなくなり、メモリセル内部
へのアクセスが永久にできなくなる。
【0037】第1の暗証コードの照合が一致すると、第
2,第3のコード入力が可能となり、ICカードの内部
にアクセスする際に書き込みを行うのか読み取りを行う
のかを選択する。
【0038】書き込みを行う際には、ステップ3にて第
2の暗証コードを入力し、書き込みのアクセス専用の第
2の暗証コードエリアAにアクセスしてコードの一致を
照合する。
【0039】読み取りを行う際には、同様にしてステッ
プ5にて第3の暗証コードとして読み取り用の暗証コー
ドを入力し、読み出しのアクセス専用の第3の暗証コー
ドエリアBにアクセスしてコードの一致を照合する。
【0040】第2,第3のコードの一致が検出される
と、アクセスが許可され、メモリセルアレイ5内への読
み出しあるいは書き込みが可能となる。上記第2,第3
の暗証コードが不一致である場合には、命令データ比較
回路6でデータ比較を行った後、内部がリセットされ、
メモリセルのいずれの領域にもアクセスができなくな
る。
【0041】この不一致の回数が連続で設定回数以上に
なると、永久にメモリセルへのアクセスができなくな
り、読み取りあるいは書き込みの動作ができなくなる。
このようにメモリセルアレイ5に第1〜第3の暗証コー
ドエリアG,A,Bを設けることで、入力されたコード
と前記記憶エリアから読み出した暗証コードとの照合が
複数回行われることとなり、ICカードの機密保護の精
度をより高いものとすることができる。
【0042】また、第2,第3の暗証コード記憶エリア
を、読み出しのアクセス専用と書き込みのアクセス専用
とに分けることで、読み出し、書き込みのアクセスを別
々に行うことができる。
【0043】なお、この(実施の形態1)において、第
2の暗証コードエリアAと第3の暗証コードエリアBと
を書き換え可能に構成しても良い。すなわち、第2の暗
証コードエリアAと第3の暗証コードエリアBとは、あ
らかじめユーザが設定したデータを記憶しておき、書き
込み動作あるいは読み出し動作を行う際に、ユーザが設
定しておいたデータを外部から入力して、第2の暗証コ
ードエリアAあるいは第3の暗証コードエリアBのデー
タと照合するようにしてもよい。
【0044】また、照合の終わったあとには、再度任意
のデータをユーザが設定可能とすることで、第2の暗証
コードエリアAと第3の暗証コードエリアBとをユーザ
が独自に設定してもよい。
【0045】このような構成とすることで、カード保持
者(ユーザ)が独自に書き込み命令、読み出し命令を設
定することができるため、カード保持者のみのアクセス
条件の設定が可能となり、さらに機密保持性能の高いI
Cカードとすることができる。
【0046】(実施の形態2)図4は(実施の形態2)
を示す。上記(実施の形態1)を示す図1とほぼ同様の
構成であるが、この(実施の形態2)では、メモリセル
内に、メモリセルの書き込み検査を指示する検査指示コ
ードが外部から入力されたことを検出して、前記メモリ
セルに対して書き込みと照合動作を規定回数だけ繰り返
す検査実行手段としての第2のエラーカウンターエリア
Jが内蔵されている点で異なる。
【0047】すなわち、エラーカウンターエリアJは、
ユーザ書き込み命令データエリアAあるいはユーザ読み
出し命令データエリアBより読み出したデータを、命令
データ比較回路6にて照合し、その照合が不一致である
場合にはエラー回数を記憶するものである。
【0048】この(実施の形態2)では、外部入力デー
タと、ユーザ書き込み命令データエリアAとユーザ読み
出し命令データエリアBのそれぞれのデータとの比較照
会が不一致の時に、第2のエラーカウンタJにてエラー
カウント数を記憶する。
【0049】このエラー回数が設定された回数になると
以降ユーザ書き込み命令データエリアAとユーザ読み出
しデータエリアBのそれぞれのデータと外部入力データ
とのデータ比較照会の動作は行わなくなり、永久に書き
込み、読み出し動作を行わなくなる。
【0050】設定回数未満ではユーザ書き込み命令デー
タエリアAとユーザ読み出し命令データエリアBのそれ
ぞれのデータ比較照会が一致すればユーザ命令エラーカ
ウンタJはリセットされる。
【0051】このように、設定回数以上での連続データ
比較照会を禁止することで、他ユーザからのメモリアク
セスが困難となり、ICカードの機密保護の精度をより
高いものにすることができる。
【0052】(実施の形態3)図4は(実施の形態3)
を示す。メモリセルアレイ5の内部の構成および回路ブ
ロックの構成は、上記(実施の形態),(実施の形態
2)とほぼ同様の構成であるが、メモリセルアレイ5へ
の書き込み、読み出しの制御を行うモード・デコードロ
ジック1に連続複数回書き込み回路8を設け、また、モ
ード・デコードロジック1とI/Oバッファ2との間に
書き込みカウンタ回路7を設けた点で異なる。
【0053】連続複数回書き込み回路8は、1外部命令
で全メモリ領域に設定回数だけ全メモリ領域に一括書き
込みを行うものであり、この書き込み回数をカウントと
するのがカウンタ回路7である。
【0054】また、メモリセルの書き込み検査を指示す
る検査指示コードが外部から入力されたことを検出し
て、前記メモリセルに対して書き込みと照合動作を規定
回数だけ繰り返す検査実行手段とが内蔵された点で異な
る。
【0055】具体的には、全メモリへの書き込み回数を
カウントする書き込みカウンタ回路7と、1外部命令で
書き込みカウンタ回路の設定回数だけで全メモリへの一
括書き込みを行う連続複数回書き込み回路8が別途設け
られている。
【0056】このような構成のICカードは、書き込み
検査を行うに際し、外部より入力されたコードと暗証コ
ードエリアGのコードの比較照会が一致すると、連続複
数回書き込み回路により、外部入力より連続書き込み命
令、書き込み回数データ、書き込みデータを順次入力し
て、連続した複数回の書き込み動作が行われる。
【0057】外部入力データが暗証コードエリアGのデ
ータと不一致である場合には、データは書き変わらず
に、書き込みデータ入力後、書き込み回数カウンタ回路
7とモード・デコードロジック1がリセットされる。
【0058】このような構成とすることで、外部からの
1命令でメモリセルアレイ5の全部の領域に一括で書き
込みすることができるため、書き換え回数保証検査が迅
速に容易になり、検査コストの低減が図れる。
【0059】また、書き変え回数保証の検査において連
続複数回の書き込みを1命令で、より早く実行すること
が可能となり、書き変え回数保証検査が容易になり、検
査コストの低減が実現できる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明のICカードによる
と、ICカードの記憶領域に複数の暗証コードエリアを
設けることで、ICカードの機密保護の精度をより高い
ものにすることができる。また、読み出しアクセス専用
の第2の暗証コードと書き込みアクセス専用の第3の暗
証コードとを設けることで、読み出しのアクセスと書き
込みのアクセスとを別々に実行することができ、より機
密保護の高いICカードとすることができる。
【0061】また、書き換え回数保証検査の実行に際し
ては、外部入力コードと暗証コードエリアの暗証コード
とを照合して、暗証コードエリアの検査指示暗証コード
と外部入力コードとの一致を検出して、記憶領域のうち
の該当するデータエリアへ複数の規定回数の書き込みを
実行することで、外部からの1命令で連続複数回の書き
込みが実行できるため、書き換え回数保証検査が迅速に
容易になり、検査コストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(実施の形態1)におけるICカードの記憶領
域を示す構成図
【図2】(実施の形態1)におけるICカードの回路ブ
ロックを示す図
【図3】(実施の形態1)におけるICカードのアクセ
ス手順を示すフローチャート図
【図4】(実施の形態2)におけるICカードの回路ブ
ロックを示す図
【図5】(実施の形態2)におけるICカードの記憶領
域を示す構成図
【図6】従来のICカードの回路ブロックを示す図
【図7】従来のICカードのアクセス手順を示すフロー
チャート図
【図8】従来のICカードの記憶領域を示す構成図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部入力コードと内蔵された記憶領域の暗
    証コードとを照合し、両者の一致を検出して前記の記憶
    領域への外部からのアクセスを許可するICカードにお
    いて、 前記の記憶領域には複数の暗証コードが設定される暗証
    コードエリアを設け、 外部入力コードと暗証コードエリアの暗証コードとを照
    合して、規定された複数回の一致を検出してこの一致し
    た暗証コードの組み合わせに応じて前記の記憶領域のう
    ちの該当するデータエリアへのアクセスを許可するアク
    セス判定手段を設けたICカード。
  2. 【請求項2】記憶領域の暗証コードエリアには、読み出
    しアクセスと書き込みアクセスに共通の第1の暗証コー
    ドと読み出しアクセス専用の第2の暗証コードおよび書
    き込みアクセス専用の第3の暗証コードが設定され、 アクセス判定手段は、外部入力コードと第1,第2の暗
    証コードとの一致を検出して前記の記憶領域のうちの該
    当するデータエリアへの読み出しアクセスを許可し、外
    部入力コードと第1,第3の暗証コードとの一致を検出
    して前記の記憶領域のうちの該当するデータエリアへの
    書き込みアクセスを許可するように構成した請求項1記
    載のICカード。
  3. 【請求項3】外部入力コードと内蔵された記憶領域の暗
    証コードとを照合し、両者の一致を検出して前記の記憶
    領域への外部からのアクセスを許可するICカードにお
    いて、 前記の記憶領域には複数の暗証コードが設定される暗証
    コードエリアを設け、外部入力コードと暗証コードエリ
    アの暗証コードとを照合して、暗証コードエリアの検査
    指示暗証コードと外部入力コードとの一致を検出する
    と、前記の記憶領域のうちの該当するデータエリアへの
    複数の規定回数の書き込みを実行する検査実行手段を設
    けたICカード。
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