JPH052613A - 広域医療サービスシステム - Google Patents

広域医療サービスシステム

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JPH052613A
JPH052613A JP3154374A JP15437491A JPH052613A JP H052613 A JPH052613 A JP H052613A JP 3154374 A JP3154374 A JP 3154374A JP 15437491 A JP15437491 A JP 15437491A JP H052613 A JPH052613 A JP H052613A
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JP
Japan
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information
hospitals
card
communication terminal
database
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JP3154374A
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English (en)
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Masato Kiyomiya
正人 清宮
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、病院におけるシステム管理
の負担軽減を図ることにある。 【構成】 複数の病院13A,13Bに通信端末装置1
6,17を設置し、当該複数の病院13A,13Bによ
って医療情報のデータベース12を共有することによっ
て当該データベース12を単一の医療機関により集中的
に管理し、各病院13A,13Bによるシステム管理負
担の軽減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療情報のデータベー
スを含む広域医療サービスシステム、さらには上記デー
タベースへのアクセス情報が格納されたICカードを使
用することによって医療サービスの拡大を図ったサービ
スシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子計算機の利用は多種多様であり、例
えば病院などの医療機関においては、患者管理、特に患
者のカルテ情報等をデータベース化してそれを電子計算
機で管理することにより、必要に応じて患者のカルテ情
報を検索可能としている。
【0003】また、規格化されたプラスチックカードの
中にメモリやプロセッサなどを内蔵したICカードの医
療サービスへの応用も考えられている。ICカードは、
中央処理装置(CPU)、データRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)、データROM(リード・オンリ・メ
モリ)、プログラムROM、入出力回路等を内蔵して成
る。上記入出力回路は、外部端子群と中央処理装置との
間のゲートとして機能する。外部端子群は、端末装置か
ら電源を受ける電源端子やデータの入出力端子、さらに
はリセット端子のような制御端子を有する。
【0004】尚、ICカードについて記載された文献の
例としては昭和62年9月29日に日刊工業新聞社発行
の「CMOSデバイスハンドブック」P656〜P66
5がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように医療機関
としての病院において電子計算機が利用されるが、その
利用は各病院毎に行われるのが一般的であり、システム
管理負担が大きい、また、各病院毎に電子計算機の管理
が行われることにより、各病院と研究機関との間での情
報交換がやり難い、さらに患者のカルテ情報等は各病院
によって管理されており、そのために他の病院、若しく
は複数の病院での同一患者に対する適切な医療サービス
が困難とされ、そのことが広域医療サービスの拡大を阻
害する主たる要因とされるのが、本発明者によって見い
だされた。
【0006】本発明の目的は、病院におけるシステム管
理の負担軽減を図ることにある。
【0007】また、本発明の別の目的は各病院と研究機
関との間の情報交換の容易化を図ることにある。
【0008】さらに、本発明の別の目的は、同一の患者
に対して複数の病院で適切な医療サービスの提供を可能
とすることにある。
【0009】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0011】すなわち、複数の病院に分散設置された通
信端末装置と、上記複数の病院によって共有される医療
情報のデータベースとが通信網により有機的に結合され
て成るネットワーク、及び上記通信端末装置との間で情
報のやりとりを可能とする複数のICカードとを含んで
広域医療サービスシステムを形成し、上記ICカードに
は、当該ICカード毎にそれに対応して上記データベー
スに格納された医療情報についてのアクセス情報を格納
するものである。また、各病院と研究機関との間の情報
交換の容易化を図るため、上記ネットワークに研究機関
を含めることができる。さらに、ICカードが保有する
上記アクセス情報などの機密保持やシステムに対する不
正アクセスを防止可能とするには、全体もしくは一部の
回路ブロックを動作可能にするか否かを制御する制御論
理を、外部から供給される暗証の正当性を判定して制御
するようにすると良い。
【0012】
【作用】上記した手段によれば、各病院に通信端末装置
が設置され、複数の病院によって医療情報のデータベー
スが共有されることは、各病院における電子計算機管理
の負担を軽減するように作用する。また、上記ネットワ
ークに研究機関を含めることは、各病院と研究機関との
間の情報交換の容易化を達成する。さらに、上記のよう
に複数の病院によって医療情報のデータベースが共有さ
れ、ICカード毎にそれに対応して上記データベースに
格納された医療情報についてのアクセス情報が当該IC
カードに格納されることは、そのようなICカードを所
持する患者に対して、複数病院での適切な医療サービス
提供を可能とする。
【0013】
【実施例】図1には本発明の一実施例システムが示され
る。
【0014】図1に示されるシステムは、研究機関11
や、複数の病院13A,13Bにそれぞれ分散設置され
た通信端末装置15,16,17と、上記研究機関11
や病院13A,13Bによって共有される医療情報のデ
ータベース12とが通信網18により有機的に結合され
て成るネットワーク10、及び上記通信端末装置、特に
病院13A,13Bに設置された通信端末装置16,1
7との間で各種情報のやりとりを可能とするICカード
1とを含む。このICカード1は複数用意され、特に制
限されないが、各病院13A,13Bにおいて患者に渡
される。
【0015】上記通信端末装置16,17には、特に制
限されないが、ICカード1とのインタフェースを備え
たパーソナルコンピュータ若しくはワークステーション
が適用される。上記ネットワークは、特に制限されない
が、公衆電話回線網を利用したVAN又はLANとされ
る。また、上記データベース12は、各病院13A,1
3Bによるシステム管理負担を軽減するため、医療機関
によって集中的に管理される。
【0016】上記通信端末装置15,16,17は、通
信網18を介して相互に情報のやりとりが可能とされる
とともに、上記データベース12への医療情報の書込
み、及び当該データベース12から必要な医療情報の読
出しが可能とされる。研究機関11では上記データベー
ス12の大量の医療情報を研究のために有効に利用する
ことができる。また、各病院13A,13Bでは、上記
データベース12の各種医療情報を医療に役立てること
ができる。
【0017】上記ICカード1には、当該ICカード毎
にそれに対応して上記データベース12に格納された医
療情報についてのアクセス情報が格納される。つまり、
患者のカルテ等の情報は各病院13A,13Bに設置さ
れた通信端末装置16,17を介してデータベース12
へ書き込まれることによってデータベース化され、その
ようにデータベース化されたカルテ情報等を特定して読
出し可能とするためののアクセス情報が、患者毎に渡さ
れるICカード1に格納される。
【0018】そのようなアクセス情報が格納されたIC
カード1を通信端末装置16に装着して上記データベー
ス12をアクセスすることにより、当該ICカードを所
持する患者のカルテ情報を、上記データベース12から
引き出すことができる。そのようなカルテ情報の引き出
しは、当該ICカードを発行した病院に限定されず、当
該ネートワーク10に加入する全ての病院で可能とされ
る。これにより次のような医療サービスが可能とされ
る。
【0019】例えば、ある患者が病院13Aで治療,検
査を受けた結果は、当該病院13Aの通信端末装置16
から入力され、上記医療機関によって管理されるデータ
ベース12に格納される。当該患者が別の病院13Bで
治療を受ける必要性を生じた場合、当該患者の所持する
ICカードが当該病院13Bの通信端末装置17に装着
されることにより、当該患者が以前に(上記の例では病
院13Aで)受けた治療,検査結果を、当該病院13B
においてデータベース12から引き出すことができる。
そのような情報に基づくことにより当該患者は、病院1
3Bにおいて引き続き適切な治療を受けることができ
る。
【0020】図2には上記ICカード1の構成例が示さ
れる。
【0021】同図に示されるICカード1は、特に制限
されないが、規格化されたプラスチックカード1の中
に、中央処理装置2、データベース12のアクセス情報
等が格納されたデータRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)3、データROM(リード・オンリ・メモリ)
4、プログラムROM5、入出力回路6、及び不正アク
セス防止のためのセキュリティ回路7を内蔵して成る。
上記入出力回路6は、外部端子群8と中央処理装置2と
の間のゲートとして機能する。外部端子群8は、図示し
ない端末装置から電源を受ける電源端子やデータの入出
力端子、さらにはリセット端子のような制御端子を有す
る。
【0022】セキュリティ回路7は、予め設定された暗
証コードを保有し、この暗証と、当該ICカードが装着
された通信端末装置16又は17から供給される暗証と
を比較し、一致する場合、即ちICカード1を所持する
患者が正当であると判断した場合には、イネーブル・コ
ントロール信号EC*(*はローアクティブを示す)に
て上記入出力回路6を入出力動作可能に制御する。これ
により、ICカードを利用して通信端末装置13A,1
3Bさらにはそれを介してデータベース12をアクセス
することが可能になる。ここで、上記通信端末装置16
又は17から供給される暗証とは、患者ID若しくは患
者毎に設定された暗証番号とされ、それらは、当該IC
カードが装着された通信端末装置のキーボード等から入
力可能とされる。
【0023】図3には上記イネーブル・コントロール信
号EC*を受けて中央処理装置2の動作を制御する回路
構成の一例が示される。
【0024】図3に示される回路は、例えば中央処理装
置2の動作モードを決定するようなコントロールレジス
タのデータラッチ部もしくはデータ転送経路に配置され
るような適宜のCMOSインバータに対する構成であ
り、電源端子VddとVssとの間に、CMOSインバ
ータ構成用のpチャンネル型MOSFGETQ1及びn
チャンネル型MOSFETQ2と、nチャンネル型カッ
トオフMOSFETQ3を直列接続して成る。上記MO
SFETQ1,Q2のゲート電極は正規の信号配線に結
合され、カットオフMOSFETQ3のゲート電極には
上記イネーブル・コントロール信号EC*が与えられ
る。図3に示されるようなCMOSインバータを図示し
ないコントロールレジスタやその他中央処理装置2の制
御動作に影響を与える適宜位置に配置しておくと、イネ
ーブル・コントロール信号EC*がローレベルである場
合には内部論理動作がランダムに変更もしくは固定さ
れ、正常な論理動作を行うことができない。したがっ
て、セキュリティ回路7に予め設定された暗証コード
と、通信端末装置から供給される暗証とが不一致である
場合にイネーブル・コントロール信号EC*をローレベ
ルに制御すると、図3に示されるCMOSインバータは
動作することができなくなり、不当アクセスが禁止され
る。
【0025】第4図には上記セキュリティ回路7の一例
が示される。
【0026】第4図に示されるセキュリティ回路7は、
特に制限されないが、外部端子群8を介してEPROM
ライタのような図示しない書き込み装置から与えられる
情報に従ってiビットの暗証D1〜Diを電気的に書き
込み、書き込まれたiビットの暗証D1〜Diを、外部
端子群8を介して図示しない端末装置から与えられるi
ビットの暗証I1〜Iiとビット対応で比較判定するi
個のプログラム判定回路LG1〜LGiが設けられてい
る。尚、外部端子群8において暗証D1〜Diと暗証I1
〜Iiが供給される外部端子は共通化しておくことがで
きる。
【0027】プログラム判定回路LG1は、特に制限さ
れないが、不揮発性記憶素子としてのFA(フローティ
ング・ゲート・アバランシェ・インジェクション)MO
SQ4と、pチャンネル型負荷MOSFETQ5を1対
の電源端子Vdd,Vssに直列接続して備える。FA
MOSQ4に対して書き込み/読み出し制御を行うアク
セス制御回路R/W1が設けられ、このアクセス制御回
路R/W1には、書き込み動作を指示するためのライト
イネーブル信号WE、昇圧回路HV1で形成された書き
込み電圧Vpp、及び入力バッファIB1の出力が与え
られる。尚、FAMOSQ4に対する書き込み動作にお
いて、ライトイネーブル信号WEは図示しない書き込み
装置からアサートされ、FAMOSQ4に対する読み出
し動作ではライトイネーブル信号WEは図示しない端末
装置から電源電圧レベルが与えられてネゲートされる。
【0028】上記ライトイネーブル信号WEがアサート
されると、アクセス制御回路R/W1は暗証ビットD1の
レベルに応じてFAMOSQ4を書き込み制御する。例
えば暗証ビットD1がハイレベルのときにはFAMOS
Q4は書き込み状態とされ、そのしきい値電圧は電源電
圧Vddよりも高くされる。暗証ビットD1がローレベ
ルのときにはFAMOSQ4は消去状態とされ、そのし
きい値電圧は電源電圧Vddよりも低くされる。一方、
上記ライトイネーブル信号WEがネゲート状態にされて
いるときは、アクセス制御回路R/W1を介してFAM
OSQ4のゲート電極には電源電圧Vddが供給され
る。従ってFAMOSQ4が書き込み状態にれていると
きにはFAMOSQ4と負荷MOSFETQ5の結合ノ
ードに入力端子が接続されたインバータBD1はローレ
ベルを出力する。FAMOSQ4が消去状態にれている
ときには上記インバータBD1の出力はハイレベルにさ
れる。
【0029】このようにしてプログラムされた暗証ビッ
トD1と、通信端末装置を介して外部端子群8から供給
される暗証ビットI1とを比較するため、暗証ビットI1
を保持するラッチ回路IL1と、このラッチ回路IL1か
ら出力されるデータをレベル反転させるインバータBI
1と、このインバータBI1の出力と上記インバータBD
1の出力とを比較する排他的論理和ゲートEOR1とを備
える。排他的論理和ゲートEOR1の出力は、暗証ビッ
トD1と暗証ビットI1が一致する場合にローレベル、不
一致の場合にハイレベルとされる。
【0030】尚、その他のプログラム判定回路LG2〜
LGiも上記プログラム判定回路LG1と同様に構成さ
れている。
【0031】上記夫々のプログラム判定回路LG1〜L
Giから出力される信号はノアゲート回路NORに供給
される。このノアゲート回路NORの出力は、夫々のプ
ログラム判定回路LG1〜LGiの出力信号がローレベ
ル、即ち暗証I1〜IiとD1〜Diが完全一致した場合
にのみハイレベルとされる。このノアゲートNORの出
力はラッチ回路ELに供給される。ラッチ回路ELの出
力はパワーオンリセット時にローレベルに所期化されて
いる。したがって、暗証I1〜IiとD1〜Diが完全一
致してノアゲートNORの出力がハイレベルにされる
と、これに呼応してラッチ回路ELの出力もハイレベル
に反転され、これを受けるインバータIMVから出力さ
れる信号、即ちイネーブル・コントロール信号EC*が
ローレベルにアサートされる。このようにしてイネーブ
ル・コントロール信号EC*がローレベルにアサートさ
れると、既述したようにICカードを所持する患者など
のカード利用者の正当性が認められたことになり、入出
力回路6の動作が可能とされ、また中央処理装置2の正
規の動作が可能とされる。
【0032】上記実施例によれば以下の作用効果が得ら
れる。
【0033】(1)複数の病院13A,13Bに通信端
末装置16,17が設置され、当該複数の病院13A,
13Bによって医療情報のデータベース12が共有され
ることにより、当該データベース12を、単一の医療機
関により集中的に管理することができ、各病院13A,
13Bにおける個別的なシステム管理負担が軽減され
る。
【0034】(2)ネットワーク12に研究機関11を
含めることは、各病院13A,13Bと研究機関11と
の間の情報交換の容易化が達成され、また、研究機関で
は、データベース12の大量の医療データを研究に利用
可能とされる。
【0035】(3)複数の病院13A,13Bによって
医療情報のデータベース12が共有され、複数のICカ
ード1毎にそれに対応して上記データベース12に格納
された医療情報についてのアクセス情報が当該ICカー
ド1に格納されることにより、そのようなICカード1
を所持する患者に対して、複数病院での適切な医療サー
ビスが可能とされる。
【0036】(4)全体もしくは一部の回路ブロックを
動作可能にするか否かを制御する制御論理を、外部から
供給される暗証の正当性を判定して制御するように構成
することにより、ICカードが保有する上記アクセス情
報などの機密保持やシステムに対する不正アクセスを防
止可能とすることができる。
【0037】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更することができる。
【0038】例えば上記実施例では暗証を記憶する手段
として不揮発性記憶素子としてのFAMOSを利用した
が、MNOS(メタル・ナイトライド・オキサイド・セ
ミコンダクタ)型の不揮発性記憶素子、さらにはヒュー
ズ熔断形式のプログラマブル論理回路などに変更するこ
とができる。また、セキュリティ回路7に暗証I1〜I
iと暗証D1〜Diを与える端子は上記実施例のように
共通化することに限定されず個別化してもよい。患者の
プライバシーを不当に侵害することになる情報について
は、研究機関11,各病院13A,13Bから所定のパ
スワードが入力されない限りそのアクセスが禁止される
ように構成しても良い。そのようにすることで、患者の
プライバシーの不当な侵害が阻止される。上記実施例で
は二つの病院13A,13Bを含むものについて説明し
たが、さらに多くの病院をネットワークに結合すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0040】すなわち、各病院に通信端末装置が設置さ
れ、複数の病院によって医療情報のデータベースが共有
されることにより、各病院におけるシステム管理の負担
を軽減することができる。また、上記ネットワークに研
究機関を含むことにより、各病院と研究機関との間の情
報交換が容易とされる。さらに、上記のように複数の病
院によって医療情報のデータベースが共有され、ICカ
ード毎にそれに対応して上記データベースに格納された
医療情報についてのアクセス情報が当該ICカードに格
納されることにより、そのようなICカードを所持する
患者に対して、複数病院での適切な医療サービス提供が
可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る広域医療サービスシス
テムの一実施例ブロック図である。
【図2】図2は上記広域医療サービスシステムに含まれ
るICカードの構成ブロック図である。
【図3】図3は上記ICカードにおいてイネーブル・コ
ントロール信号を受けて中央処理装置の動作を制御する
ための一例回路図である。
【図4】図4は上記ICカードに含まれるセキュリティ
回路の一例が示される回路図である。
【符号の説明】
2 中央処理装置 3 データRAM 4 データROM 5 プログラムROM 6 入出力回路 7 セキュリティ回路 8 外部端子群 Q3 カットオフMOSFET I1〜Ii プログラムされる暗証 D1〜Di 端末装置から入力される暗証 LG1〜LGi プログラム判定回路 Q4 FAMOS 11 研究機関 12 データベース 13A,13B 病院 15 通信端末装置 16 通信端末装置 17 通信端末装置 18 通信網

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の病院に分散設置された通信端末装
    置と、上記複数の病院によって共有される医療情報のデ
    ータベースとが通信網により有機的に結合されて成るネ
    ットワーク、及び上記通信端末装置との間で情報のやり
    とりを可能とする複数のICカードとを含み、このIC
    カードには、当該ICカード毎にそれに対応して上記デ
    ータベースに格納された医療情報についてのアクセス情
    報が格納されて成る広域医療サービスシステム。
  2. 【請求項2】 上記ネットワークには、研究機関に設置
    された通信端末装置が結合される請求項1記載の広域医
    療サービスシステム。
  3. 【請求項3】 上記ICカードは、全体もしくは一部の
    回路ブロックを動作可能にするか否かを制御する制御論
    理を含み、所定の暗証コードもしくはそれに呼応する情
    報を保持する記憶手段と、外部から供給される暗証コー
    ドがその記憶手段に保持されている情報に整合する場合
    に上記制御論理に対して回路ブロックの動作を指示する
    ための情報を与えるセキュリティ手段を備えて成る請求
    項1又は2記載の広域医療サービスシステム。
JP3154374A 1991-06-26 1991-06-26 広域医療サービスシステム Pending JPH052613A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08335232A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Keiji Nasuno カルテレスシステムの実践
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JP2002329190A (ja) * 2001-04-26 2002-11-15 Doctor Net:Kk 遠隔読影システム、遠隔読影方法、医用画像保存管理方法、及び医用画像サーバ

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