JPH08227286A - アップライトピアノ - Google Patents
アップライトピアノInfo
- Publication number
- JPH08227286A JPH08227286A JP7033556A JP3355695A JPH08227286A JP H08227286 A JPH08227286 A JP H08227286A JP 7033556 A JP7033556 A JP 7033556A JP 3355695 A JP3355695 A JP 3355695A JP H08227286 A JPH08227286 A JP H08227286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- upright piano
- piano
- roof plate
- upright
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Auxiliary Devices For Music (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 楽譜等の物を目立たないように隠して収納で
きるアップライトピアノを提供する。 【構成】 アップライトピアノ10の屋根板12の下面
には、楽譜等の収納物Sを収納するための棚14が吊ら
れている。屋根板12は、後端部が蝶番16を介して桁
貼18に取り付けられており、2点鎖線で示すように、
前端部を上に持ち上げて開くことができる。棚14は、
屋根板12の右寄りの位置に設けられ、低音弦から十分
に離されている。棚14の内面には防振用のフェルト2
0が貼られている。
きるアップライトピアノを提供する。 【構成】 アップライトピアノ10の屋根板12の下面
には、楽譜等の収納物Sを収納するための棚14が吊ら
れている。屋根板12は、後端部が蝶番16を介して桁
貼18に取り付けられており、2点鎖線で示すように、
前端部を上に持ち上げて開くことができる。棚14は、
屋根板12の右寄りの位置に設けられ、低音弦から十分
に離されている。棚14の内面には防振用のフェルト2
0が貼られている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、楽譜等を内部に収納可
能なアップライトピアノに関する。
能なアップライトピアノに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
バイエル等のピアノの楽譜は、レッスンで頻繁に用いら
れるものであるので、常にピアノのそばに置いておきた
いものである。ところが、従来のアップライトピアノに
おいては、そのような楽譜を収納する適当な場所がない
ので、楽譜をピアノの屋根の上に置いたりしていた。
バイエル等のピアノの楽譜は、レッスンで頻繁に用いら
れるものであるので、常にピアノのそばに置いておきた
いものである。ところが、従来のアップライトピアノに
おいては、そのような楽譜を収納する適当な場所がない
ので、楽譜をピアノの屋根の上に置いたりしていた。
【0003】しかしながら、このようにピアノの上に楽
譜を置いておくと、本来インテリアとしての価値の高い
ピアノの見栄えが悪くなり、あまり好ましくない。そこ
で、本発明は、楽譜等の物を目立たないように隠して収
納できるアップライトピアノを提供することを目的とす
る。
譜を置いておくと、本来インテリアとしての価値の高い
ピアノの見栄えが悪くなり、あまり好ましくない。そこ
で、本発明は、楽譜等の物を目立たないように隠して収
納できるアップライトピアノを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1のアップライトピアノは、屋根板の直下に、
ピアノ本体の中に隠れるように棚を設けたことを特徴と
する。また、請求項2のアップライトピアノは、請求項
1に記載のアップライトピアノにおいて、前記棚を、ピ
アノ本体の中央もしくは中央から右側の範囲に設けたこ
とを特徴とする。
の請求項1のアップライトピアノは、屋根板の直下に、
ピアノ本体の中に隠れるように棚を設けたことを特徴と
する。また、請求項2のアップライトピアノは、請求項
1に記載のアップライトピアノにおいて、前記棚を、ピ
アノ本体の中央もしくは中央から右側の範囲に設けたこ
とを特徴とする。
【0005】また、請求項3のアップライトピアノは、
請求項1又は2に記載のアップライトピアノにおいて、
前記棚の収納部に防振材を設けたことを特徴とする。
請求項1又は2に記載のアップライトピアノにおいて、
前記棚の収納部に防振材を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用及び発明の効果】請求項1〜3の発明では、屋根
板の直下の棚に楽譜等を収納することにより、収納物を
目立たないよう隠して収納することができる。また、特
に請求項2の発明では、棚をピアノ本体の中央もしくは
中央から右側の範囲に設けているので、棚の収納物を右
手で容易に取り出すことができる。よって、大多数の右
利きの人にとって使い易くなる。
板の直下の棚に楽譜等を収納することにより、収納物を
目立たないよう隠して収納することができる。また、特
に請求項2の発明では、棚をピアノ本体の中央もしくは
中央から右側の範囲に設けているので、棚の収納物を右
手で容易に取り出すことができる。よって、大多数の右
利きの人にとって使い易くなる。
【0007】また、請求項3の発明では、棚の収納部に
例えばフェルトやゴム等の防振材を設けているので、収
納物の振動が防振材によって吸収される。よって、弦の
振動等の影響による収納物のガタつきを確実を防止する
ことができ、雑音の発生を確実に抑えることができる。
例えばフェルトやゴム等の防振材を設けているので、収
納物の振動が防振材によって吸収される。よって、弦の
振動等の影響による収納物のガタつきを確実を防止する
ことができ、雑音の発生を確実に抑えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1(A)は、第1実施例のアップライトピア
ノ10の要部を示す正面図であり、図2は、図1(A)
におけるA−A断面図である。
明する。図1(A)は、第1実施例のアップライトピア
ノ10の要部を示す正面図であり、図2は、図1(A)
におけるA−A断面図である。
【0009】本実施例のアップライトピアノ10は、屋
根板12の下面に、楽譜等の収納物Sを収納するための
棚14を吊ったものである。ここで、屋根板12は、図
1(B)に示すように、その後端部が蝶番16を介して
桁貼18に取り付けられており、2点鎖線で示すよう
に、前端部を上に持ち上げて開くことができる。
根板12の下面に、楽譜等の収納物Sを収納するための
棚14を吊ったものである。ここで、屋根板12は、図
1(B)に示すように、その後端部が蝶番16を介して
桁貼18に取り付けられており、2点鎖線で示すよう
に、前端部を上に持ち上げて開くことができる。
【0010】棚14は、図1(A)に示すように、中心
から少し右に寄った位置に設けられている。棚14は、
前側に開口14aを有する箱状に形成されており、屋根
板12に平行な底板14bと、底板14bの側縁より垂
直方向に延びる側壁14c,14dと、同じく底板14
bの後端縁より垂直方向に延びる背壁14eとを有す
る。棚14の内面には、全面にわたって防振材としての
フェルト20が貼られている。
から少し右に寄った位置に設けられている。棚14は、
前側に開口14aを有する箱状に形成されており、屋根
板12に平行な底板14bと、底板14bの側縁より垂
直方向に延びる側壁14c,14dと、同じく底板14
bの後端縁より垂直方向に延びる背壁14eとを有す
る。棚14の内面には、全面にわたって防振材としての
フェルト20が貼られている。
【0011】なお、アップライトピアノ10は、いわゆ
るバックトーンスプレッダータイプのピアノであり、屋
根板12と支柱22との間に空間が設けられるととも
に、桁貼18には、ピアノの内部にこもった音を外に逃
がすための放音孔24が設けられている。
るバックトーンスプレッダータイプのピアノであり、屋
根板12と支柱22との間に空間が設けられるととも
に、桁貼18には、ピアノの内部にこもった音を外に逃
がすための放音孔24が設けられている。
【0012】以上の構成を有するアップライトピアノ1
0において、収納物Sを収納する場合、図1(B)に2
点鎖線で示すように屋根板12を開けて、収納物Sを前
方より棚14の中に入れ、再び屋根板12を閉じる。こ
うすれば、棚14がピアノ本体の中に隠れるので、楽譜
等を目立たないよう収納することができる。従って、ピ
アノの見栄えが損なわれることがない。
0において、収納物Sを収納する場合、図1(B)に2
点鎖線で示すように屋根板12を開けて、収納物Sを前
方より棚14の中に入れ、再び屋根板12を閉じる。こ
うすれば、棚14がピアノ本体の中に隠れるので、楽譜
等を目立たないよう収納することができる。従って、ピ
アノの見栄えが損なわれることがない。
【0013】また、特に本実施例では、棚14の内面に
フェルト20が貼られているので、収納物Sの振動がフ
ェルト20によって吸収される。よって、収納物Sのガ
タつきを確実を防止することができ、雑音の発生を確実
に抑えることができる。更に、棚14が、右寄りの位置
に設けられているので、大多数の右利きの人にとって
は、右手で収納物Sを取り出し易いので、使い勝手がよ
い。
フェルト20が貼られているので、収納物Sの振動がフ
ェルト20によって吸収される。よって、収納物Sのガ
タつきを確実を防止することができ、雑音の発生を確実
に抑えることができる。更に、棚14が、右寄りの位置
に設けられているので、大多数の右利きの人にとって
は、右手で収納物Sを取り出し易いので、使い勝手がよ
い。
【0014】次に、第2実施例を説明する。図2(A)
は、第2実施例のアップライトピアノ30の要部を示す
正面図であり、図2(B)は、図2(A)におけるB−
B断面図である。アップライトピアノ30は、上前板3
2に開閉自在な扉34を設け、この扉34を開閉して収
納物Sの出し入れを行う点において、第1実施例と異な
っている。
は、第2実施例のアップライトピアノ30の要部を示す
正面図であり、図2(B)は、図2(A)におけるB−
B断面図である。アップライトピアノ30は、上前板3
2に開閉自在な扉34を設け、この扉34を開閉して収
納物Sの出し入れを行う点において、第1実施例と異な
っている。
【0015】ここで、第2実施例における屋根板36
は、第1実施例と異なり、ピアノ本体に対してネジ(図
示略)によって固定されており、自在に開閉できないよ
うになっている。屋根板36の下面には、第1実施例と
同様な棚38が設けられるとともに、扉34を閉じた状
態に保つためのマグネット40(図2(B)参照)が設
けられている。また、扉34は、棚38の開口38aの
正面に設けられており、開くと開口38aが完全に見え
るような大きさとされている。扉34は、上前板32に
対して蝶番42を介して開閉自在に連結されている。
は、第1実施例と異なり、ピアノ本体に対してネジ(図
示略)によって固定されており、自在に開閉できないよ
うになっている。屋根板36の下面には、第1実施例と
同様な棚38が設けられるとともに、扉34を閉じた状
態に保つためのマグネット40(図2(B)参照)が設
けられている。また、扉34は、棚38の開口38aの
正面に設けられており、開くと開口38aが完全に見え
るような大きさとされている。扉34は、上前板32に
対して蝶番42を介して開閉自在に連結されている。
【0016】収納物Sを収納する場合は、扉34に設け
られた取っ手44を手前に引っ張って、図2(B)に2
点鎖線で示すように扉34を開け、収納物Sを前方より
棚38の中に入れる。そして、再び扉34を閉じれば、
棚38が隠れて見えなくなるので、第1実施例と同じ
く、楽譜等を目立たないよう収納することができる。
られた取っ手44を手前に引っ張って、図2(B)に2
点鎖線で示すように扉34を開け、収納物Sを前方より
棚38の中に入れる。そして、再び扉34を閉じれば、
棚38が隠れて見えなくなるので、第1実施例と同じ
く、楽譜等を目立たないよう収納することができる。
【0017】以上実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様で実
施し得る。例えば、前記実施例においては、いずれも棚
を屋根板の下面に吊っているが、本発明はこれに限定さ
れず、例えば図3に示すように、棚50を支柱52に固
定して、収納物Sを上から出し入れするようにしてもよ
い。
上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様で実
施し得る。例えば、前記実施例においては、いずれも棚
を屋根板の下面に吊っているが、本発明はこれに限定さ
れず、例えば図3に示すように、棚50を支柱52に固
定して、収納物Sを上から出し入れするようにしてもよ
い。
【図1】第1実施例のアップライトピアノの説明図であ
り、(A)はその要部を示す正面図であり、(B)は
(A)におけるA−A断面図である。
り、(A)はその要部を示す正面図であり、(B)は
(A)におけるA−A断面図である。
【図2】第2実施例のアップライトピアノの説明図であ
り、(A)はその要部を示す正面図であり、(B)は
(A)におけるB−B断面図である。
り、(A)はその要部を示す正面図であり、(B)は
(A)におけるB−B断面図である。
【図3】他の実施例のアップライトピアノを示す側断面
図である。
図である。
10,20…アップライトピアノ 12,36…屋根板 14,38…棚 20…フェルト S…収納物
Claims (3)
- 【請求項1】 屋根板の直下に、ピアノ本体の中に隠れ
るように棚を設けたことを特徴とするアップライトピア
ノ。 - 【請求項2】 前記棚を、ピアノ本体の中央もしくは中
央から右側の範囲に設けたことを特徴とする請求項1に
記載のアップライトピアノ。 - 【請求項3】 前記棚の収納部に防振材を設けたことを
特徴とする請求項1又は2に記載のアップライトピア
ノ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7033556A JPH08227286A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | アップライトピアノ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7033556A JPH08227286A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | アップライトピアノ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227286A true JPH08227286A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12389837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7033556A Pending JPH08227286A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | アップライトピアノ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08227286A (ja) |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP7033556A patent/JPH08227286A/ja active Pending
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