JPH08227066A - 液晶表示装置用駆動装置の検査装置 - Google Patents
液晶表示装置用駆動装置の検査装置Info
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- JPH08227066A JPH08227066A JP3405095A JP3405095A JPH08227066A JP H08227066 A JPH08227066 A JP H08227066A JP 3405095 A JP3405095 A JP 3405095A JP 3405095 A JP3405095 A JP 3405095A JP H08227066 A JPH08227066 A JP H08227066A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示装置用駆動装置の電気的欠陥及び光
学的欠陥の有無を、容易に且つ短時間で検出することの
できる検査装置を提案する。 【構成】 液晶表示装置用駆動装置の各画素駆動部PD
の容量素子28に所定の書込み電圧を走査的に印加して
充電した後に、その各画素駆動部PDの容量素子28の
電荷を走査的に放電させて、その各画素駆動部の容量素
子の保持容量を走査的に検出する保持容量検出手段8
と、液晶表示装置用駆動装置を照明状態の下に撮像する
撮像手段7と、保持容量検出手段8よりの保持容量検出
出力及び撮像手段7よりの撮像出力が選択的に供給され
る画像処理装置13と、その画像処理装置よりの画像信
号が供給される画像表示装置17とを有する。
学的欠陥の有無を、容易に且つ短時間で検出することの
できる検査装置を提案する。 【構成】 液晶表示装置用駆動装置の各画素駆動部PD
の容量素子28に所定の書込み電圧を走査的に印加して
充電した後に、その各画素駆動部PDの容量素子28の
電荷を走査的に放電させて、その各画素駆動部の容量素
子の保持容量を走査的に検出する保持容量検出手段8
と、液晶表示装置用駆動装置を照明状態の下に撮像する
撮像手段7と、保持容量検出手段8よりの保持容量検出
出力及び撮像手段7よりの撮像出力が選択的に供給され
る画像処理装置13と、その画像処理装置よりの画像信
号が供給される画像表示装置17とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置用駆動装置
の欠陥の有無を検査する検査装置に関する。
の欠陥の有無を検査する検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、予め液晶表示装置用駆
動装置を製造し、その液晶表示装置用駆動装置に液晶表
示部を付加することによって得られるが、その液晶表示
部を付加する前に、液晶表示装置用駆動装置の欠陥の有
無を検査し、欠陥がないことが分かってから、液晶表示
部の付加を行っている。
動装置を製造し、その液晶表示装置用駆動装置に液晶表
示部を付加することによって得られるが、その液晶表示
部を付加する前に、液晶表示装置用駆動装置の欠陥の有
無を検査し、欠陥がないことが分かってから、液晶表示
部の付加を行っている。
【0003】この液晶表示装置用駆動装置の欠陥として
は、次のようなものがある。液晶表示装置用駆動装置の
各画素駆動部の容量素子、又は、この容量素子への充電
及び放電電流をゲートするゲート素子の開放又は短絡
や、ゲート信号を各画素駆動部に供給するゲートライ
ン、又は、データ信号を各画素駆動部に供給するデータ
ラインの断線等の電気的欠陥は、液晶表示装置用駆動装
置に液晶表示部を付加して得られた液晶表示装置の画素
欠陥の原因となる。
は、次のようなものがある。液晶表示装置用駆動装置の
各画素駆動部の容量素子、又は、この容量素子への充電
及び放電電流をゲートするゲート素子の開放又は短絡
や、ゲート信号を各画素駆動部に供給するゲートライ
ン、又は、データ信号を各画素駆動部に供給するデータ
ラインの断線等の電気的欠陥は、液晶表示装置用駆動装
置に液晶表示部を付加して得られた液晶表示装置の画素
欠陥の原因となる。
【0004】又、液晶表示装置用駆動装置に傷が有った
り、ゴミが付着していたり、アルミニウム電極やチタン
等の金属膜からなる遮光層に設けられた開口(この開口
の部分に赤、緑、青の画素が設けられている)に欠陥が
あったり、カラーフィルタに欠陥があったりすると、こ
れらは液晶表示装置用駆動装置に液晶表示部を付加して
得られた液晶表示装置の光学的欠陥となる。
り、ゴミが付着していたり、アルミニウム電極やチタン
等の金属膜からなる遮光層に設けられた開口(この開口
の部分に赤、緑、青の画素が設けられている)に欠陥が
あったり、カラーフィルタに欠陥があったりすると、こ
れらは液晶表示装置用駆動装置に液晶表示部を付加して
得られた液晶表示装置の光学的欠陥となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる点に鑑み、本発
明は、液晶表示装置用駆動装置の電気的欠陥及び光学的
欠陥の有無を、容易に且つ短時間で検出することのでき
る検査装置を提案しようとするものである。
明は、液晶表示装置用駆動装置の電気的欠陥及び光学的
欠陥の有無を、容易に且つ短時間で検出することのでき
る検査装置を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶表示装置
用駆動装置の各画素駆動部の容量素子に所定の書込み電
圧を走査的に印加して充電した後に、その各画素駆動部
の容量素子の電荷を走査的に放電させて、その各画素駆
動部の容量素子の保持容量を走査的に検出する保持容量
検出手段と、液晶表示装置用駆動装置を照明状態の下で
撮像する撮像手段と、保持容量検出手段よりの保持容量
検出出力及び撮像手段よりの撮像出力が選択的に供給さ
れる画像処理装置と、その画像処理装置よりの画像信号
が供給される画像表示装置とを有することを特徴とする
液晶表示装置用駆動装置の検査装置である。
用駆動装置の各画素駆動部の容量素子に所定の書込み電
圧を走査的に印加して充電した後に、その各画素駆動部
の容量素子の電荷を走査的に放電させて、その各画素駆
動部の容量素子の保持容量を走査的に検出する保持容量
検出手段と、液晶表示装置用駆動装置を照明状態の下で
撮像する撮像手段と、保持容量検出手段よりの保持容量
検出出力及び撮像手段よりの撮像出力が選択的に供給さ
れる画像処理装置と、その画像処理装置よりの画像信号
が供給される画像表示装置とを有することを特徴とする
液晶表示装置用駆動装置の検査装置である。
【0007】ここで、液晶表示装置用駆動装置が水平及
び垂直走査回路を具備している場合は、保持容量検出手
段は、所定の書き込み電圧を発生する電圧発生源と、容
量−電気変換器と、電圧発生源よりの所定の書込み電圧
の液晶表示装置用駆動装置の映像信号入力ラインへの供
給と、その映像信号入力ラインからの保持容量検出出力
の容量−電気変換器への供給とを切換える切換え手段
と、液晶表示装置用駆動装置の水平及び垂直走査回路に
供給する水平及び垂直走査駆動信号並びに切換え手段に
供給する水平及び垂直走査駆動信号に同期した所定のタ
イミングの切換え制御信号を発生するタイミング発生器
とを有する。
び垂直走査回路を具備している場合は、保持容量検出手
段は、所定の書き込み電圧を発生する電圧発生源と、容
量−電気変換器と、電圧発生源よりの所定の書込み電圧
の液晶表示装置用駆動装置の映像信号入力ラインへの供
給と、その映像信号入力ラインからの保持容量検出出力
の容量−電気変換器への供給とを切換える切換え手段
と、液晶表示装置用駆動装置の水平及び垂直走査回路に
供給する水平及び垂直走査駆動信号並びに切換え手段に
供給する水平及び垂直走査駆動信号に同期した所定のタ
イミングの切換え制御信号を発生するタイミング発生器
とを有する。
【0008】又、液晶表示装置用駆動装置が水平及び垂
直走査回路を具備していない場合は、保持容量検出手段
は、所定の書き込み電圧を発生する電圧発生源と、容量
−電気変換器と、電圧発生源よりの所定の書込み電圧の
液晶表示装置用駆動装置の映像信号入力ラインへの供給
と、その映像信号入力ラインからの保持容量検出出力の
容量−電気変換器への供給とを切換える切換え手段と、
液晶表示装置用駆動装置に水平及び垂直走査信号を供給
する水平及び垂直走査回路と、その水平及び垂直走査回
路に供給する水平及び垂直走査駆動信号並びに切換え手
段に供給する水平及び垂直走査駆動信号に同期した所定
のタイミングの切換え制御信号を発生するタイミング発
生器とを有する。
直走査回路を具備していない場合は、保持容量検出手段
は、所定の書き込み電圧を発生する電圧発生源と、容量
−電気変換器と、電圧発生源よりの所定の書込み電圧の
液晶表示装置用駆動装置の映像信号入力ラインへの供給
と、その映像信号入力ラインからの保持容量検出出力の
容量−電気変換器への供給とを切換える切換え手段と、
液晶表示装置用駆動装置に水平及び垂直走査信号を供給
する水平及び垂直走査回路と、その水平及び垂直走査回
路に供給する水平及び垂直走査駆動信号並びに切換え手
段に供給する水平及び垂直走査駆動信号に同期した所定
のタイミングの切換え制御信号を発生するタイミング発
生器とを有する。
【0009】
【作用】かかる本発明によれば、保持容量検出手段より
の保持容量検出出力を画像処理装置に供給することによ
って、画像表示装置の画面によって、液晶表示装置用駆
動装置の電気的欠陥の有無が視覚的に検査でき、撮像手
段よりの撮像出力を画像処理装置に供給することによっ
て、画像表示装置の画面から液晶表示装置用駆動装置の
光学的欠陥の有無が視覚的に検査できる。
の保持容量検出出力を画像処理装置に供給することによ
って、画像表示装置の画面によって、液晶表示装置用駆
動装置の電気的欠陥の有無が視覚的に検査でき、撮像手
段よりの撮像出力を画像処理装置に供給することによっ
て、画像表示装置の画面から液晶表示装置用駆動装置の
光学的欠陥の有無が視覚的に検査できる。
【0010】
【実施例】以下に、図1〜図5を参照して、本発明の実
施例を詳細に説明する。先ず、図5を参照して、カラー
液晶表示装置(カラーLCD)のTFT(薄膜トランジ
スタ)型アクティブマトリクス駆動パネル(以下、単に
TFTパネルと略称する)の構造を説明する。30はガ
ラス板等からなる基板である。31は基板30上に形成
されたTFT層である。このTFT層31には、多結晶
シリコンにTFT型アクティブマトリクス駆動回路が形
成され、図示の部分はその駆動回路を構成する画素駆動
部のMOS型スイッチングトランジスタの部分を示して
いる。32はそのMOS型スイッチングトランジスタの
多結晶シリコンからなるゲート電極で、TFT層31と
の間にはSiO2 からなる絶縁層33の一部の薄層部分
が介在せしめられている。36はそのMOSトランジス
タに対するアルミニウム電極である。
施例を詳細に説明する。先ず、図5を参照して、カラー
液晶表示装置(カラーLCD)のTFT(薄膜トランジ
スタ)型アクティブマトリクス駆動パネル(以下、単に
TFTパネルと略称する)の構造を説明する。30はガ
ラス板等からなる基板である。31は基板30上に形成
されたTFT層である。このTFT層31には、多結晶
シリコンにTFT型アクティブマトリクス駆動回路が形
成され、図示の部分はその駆動回路を構成する画素駆動
部のMOS型スイッチングトランジスタの部分を示して
いる。32はそのMOS型スイッチングトランジスタの
多結晶シリコンからなるゲート電極で、TFT層31と
の間にはSiO2 からなる絶縁層33の一部の薄層部分
が介在せしめられている。36はそのMOSトランジス
タに対するアルミニウム電極である。
【0011】34は基板30上に形成されたホスフィン
シリサイドガラス層、35はそのガラス層34上に形成
されたホスフィンシリサイドガラス層である。37はチ
タン等の金属膜からなる遮光層で、ホスフィンシリカガ
ラス層35及び電極36上に形成されている。38は遮
光層37及びホスフィンシリカガラス層35上に形成さ
れたオンチップカラーフィルタ(赤色、緑色及び青色の
いずれか)である。39は平坦化膜で、遮光層37及び
カラーフィルタ38上に形成されている。40は対向電
極としての透明電極である。又、平坦化膜39には、画
素に対応する穴が形成されており、電極36の電圧が透
明電極40に伝わるように、電極36、金属膜からなる
遮光層37及び透明電極40は互いに電気的に接続され
ている。かかるTFTパネルはウェーハに多数形成され
ている。
シリサイドガラス層、35はそのガラス層34上に形成
されたホスフィンシリサイドガラス層である。37はチ
タン等の金属膜からなる遮光層で、ホスフィンシリカガ
ラス層35及び電極36上に形成されている。38は遮
光層37及びホスフィンシリカガラス層35上に形成さ
れたオンチップカラーフィルタ(赤色、緑色及び青色の
いずれか)である。39は平坦化膜で、遮光層37及び
カラーフィルタ38上に形成されている。40は対向電
極としての透明電極である。又、平坦化膜39には、画
素に対応する穴が形成されており、電極36の電圧が透
明電極40に伝わるように、電極36、金属膜からなる
遮光層37及び透明電極40は互いに電気的に接続され
ている。かかるTFTパネルはウェーハに多数形成され
ている。
【0012】尚、図5のTFTパネルの図において上方
に、対向電極を構成する透明電極が下側に形成された透
明基板を配し、その透明基板と透明電極40及び平坦化
膜39の間に液晶を充填するようにして、液晶表示部の
付加が行われて、TFT型アクティブマトリクス駆動液
晶表示装置が得られる。
に、対向電極を構成する透明電極が下側に形成された透
明基板を配し、その透明基板と透明電極40及び平坦化
膜39の間に液晶を充填するようにして、液晶表示部の
付加が行われて、TFT型アクティブマトリクス駆動液
晶表示装置が得られる。
【0013】次に、図1を参照して、本発明による液晶
表示装置用駆動装置の検査装置の実施例を説明する。2
は検査対象であるウェーハを示し、これには、図5で説
明した多数のTFTパネル9が格子状に多数形成されて
いる。この検査装置は光学的欠陥検査部1と、保持容量
検出部8から構成されている。13は、光学的欠陥検査
部1及び保持容量検出部8に共通の画像処理装置で、光
学的欠陥検査部1及び保持容量検出部8から、切換え回
路12通じて供給された画素毎の検査信号をレベル調整
し、そのまま、又は、多値化して画素毎の輝度信号に変
換し(その多値の値に応じた異なる色のカラー映像信号
に変換することも可)、その得られた輝度信号(カラー
映像信号)が、モニタ受像機17に供給されるようにな
されている。尚、この画像処理装置13では、必要に応
じて、入力信号の微分、積分、フィルタリング等を行
う。
表示装置用駆動装置の検査装置の実施例を説明する。2
は検査対象であるウェーハを示し、これには、図5で説
明した多数のTFTパネル9が格子状に多数形成されて
いる。この検査装置は光学的欠陥検査部1と、保持容量
検出部8から構成されている。13は、光学的欠陥検査
部1及び保持容量検出部8に共通の画像処理装置で、光
学的欠陥検査部1及び保持容量検出部8から、切換え回
路12通じて供給された画素毎の検査信号をレベル調整
し、そのまま、又は、多値化して画素毎の輝度信号に変
換し(その多値の値に応じた異なる色のカラー映像信号
に変換することも可)、その得られた輝度信号(カラー
映像信号)が、モニタ受像機17に供給されるようにな
されている。尚、この画像処理装置13では、必要に応
じて、入力信号の微分、積分、フィルタリング等を行
う。
【0014】14はCPU、15、16及び17は、そ
れぞれCPU14に接続されたキーボード、フロッピー
ディスク、光磁気ディスク等の外部記憶装置及びモニタ
受像機である。CPU14は、キーボード15による入
力に応じて切換え回路12及び画像処理装置13を制御
する。画像処理装置13は、キーボード15の入力に基
づいて、モニタ受像機17に映出される画像が拡大及び
縮小するように制御される。
れぞれCPU14に接続されたキーボード、フロッピー
ディスク、光磁気ディスク等の外部記憶装置及びモニタ
受像機である。CPU14は、キーボード15による入
力に応じて切換え回路12及び画像処理装置13を制御
する。画像処理装置13は、キーボード15の入力に基
づいて、モニタ受像機17に映出される画像が拡大及び
縮小するように制御される。
【0015】先ず、光学的欠陥検査部1を説明する。図
示を省略したウェーハキャリアに保持されたウェーハ2
がフレーム状の台3の上に載置される。反射鏡5を具え
た光源4からの光がコンデンサレンズ6によって平行光
化されてウェーハ2の下側(ガラス基板側)に照射され
る。ウェーハ2の上方にはビデオカメラ7が配され、ウ
ェーハ2を構成する1枚のTFTパネル9の表面を、拡
大レンズ7aによって任意の倍率に拡大して撮像し、ビ
デオカメラ7から得られた映像信号を切換え回路12を
通じて画像処理回路13に供給して、画素毎の所定レベ
ル範囲の輝度信号、又は、その輝度信号の2値化等の多
値化輝度信号を得、その輝度信号をモニタ受像機17に
供給して、その画面上に1枚ずつのTFTパネル9の表
面が順次モニタ受像機17の画面上に映出される。
示を省略したウェーハキャリアに保持されたウェーハ2
がフレーム状の台3の上に載置される。反射鏡5を具え
た光源4からの光がコンデンサレンズ6によって平行光
化されてウェーハ2の下側(ガラス基板側)に照射され
る。ウェーハ2の上方にはビデオカメラ7が配され、ウ
ェーハ2を構成する1枚のTFTパネル9の表面を、拡
大レンズ7aによって任意の倍率に拡大して撮像し、ビ
デオカメラ7から得られた映像信号を切換え回路12を
通じて画像処理回路13に供給して、画素毎の所定レベ
ル範囲の輝度信号、又は、その輝度信号の2値化等の多
値化輝度信号を得、その輝度信号をモニタ受像機17に
供給して、その画面上に1枚ずつのTFTパネル9の表
面が順次モニタ受像機17の画面上に映出される。
【0016】ビデオカメラ7及び台3は、これらのいず
れかに設けられた駆動手段(図示せず)によって、相対
的に接近及び離間、並びに相対的に、2次元的に平行移
動可能とされ、これらの移動はキーボード15の入力に
基づいて、駆動手段がCPU14によって制御される。
れかに設けられた駆動手段(図示せず)によって、相対
的に接近及び離間、並びに相対的に、2次元的に平行移
動可能とされ、これらの移動はキーボード15の入力に
基づいて、駆動手段がCPU14によって制御される。
【0017】かくすると、モニタ受像機7の画面上に
は、TFTパネル9上の汚れた部分、ゴミの付着部、ア
ルミニウム電極36や金属膜からなる遮光層37に設け
られた開口の欠陥部、オンチップカラーフィルタ38の
欠陥部等が、低輝度(黒)で表示され、TFTパネル9
上の汚れ、ゴミの付着部、アルミニウム電極36や金属
膜からなる遮光層37に設けられた開口の欠陥部、オン
チップカラーフィルタ38の欠陥等のない部分は、高輝
度で表示される。かかるTFTパネル9の画像は、画像
処理装置13による電気的処理によって拡大及び縮小す
ることができる。
は、TFTパネル9上の汚れた部分、ゴミの付着部、ア
ルミニウム電極36や金属膜からなる遮光層37に設け
られた開口の欠陥部、オンチップカラーフィルタ38の
欠陥部等が、低輝度(黒)で表示され、TFTパネル9
上の汚れ、ゴミの付着部、アルミニウム電極36や金属
膜からなる遮光層37に設けられた開口の欠陥部、オン
チップカラーフィルタ38の欠陥等のない部分は、高輝
度で表示される。かかるTFTパネル9の画像は、画像
処理装置13による電気的処理によって拡大及び縮小す
ることができる。
【0018】次に、保持容量検出部8について説明す
る。10は保持容量検出器で、ウェーハ2の1又は負数
個のTFTパネル9の必要な電極9aに接触するプロー
ブ10aを具えている。そして、TFTパネル9の各画
素に対応するMOSスイッチングトランジスタに接続さ
れた容量素子(コンデンサ)の保持容量を検出する。こ
の保持容量検出信号を、容量−電気変換器(電流−電圧
変換器)11及び切換え回路12を通じて画像処理回路
13に供給して、画素毎の所定レベル範囲の輝度信号、
又は、その輝度信号の2値化等の多値化輝度信号を得、
その輝度信号をモニタ受像機17に供給して、その画面
上に1枚ずつのTFTパネル9の画素毎の保持容量の集
合が順次モニタ受像機17の画面上に映出される。
る。10は保持容量検出器で、ウェーハ2の1又は負数
個のTFTパネル9の必要な電極9aに接触するプロー
ブ10aを具えている。そして、TFTパネル9の各画
素に対応するMOSスイッチングトランジスタに接続さ
れた容量素子(コンデンサ)の保持容量を検出する。こ
の保持容量検出信号を、容量−電気変換器(電流−電圧
変換器)11及び切換え回路12を通じて画像処理回路
13に供給して、画素毎の所定レベル範囲の輝度信号、
又は、その輝度信号の2値化等の多値化輝度信号を得、
その輝度信号をモニタ受像機17に供給して、その画面
上に1枚ずつのTFTパネル9の画素毎の保持容量の集
合が順次モニタ受像機17の画面上に映出される。
【0019】かくすると、モニタ受像機7の画面上に
は、画素駆動部PDの容量素子の保持容量の低い部分
や、保持容量が全くない部分は低輝度や黒で表示され、
保持容量が正常な部分は、高輝度で表示され、保持容量
が異常に高い部分は、より高い輝度で表示される。かか
るTFTパネル9の画像は、画像処理装置13による電
気的処理によって拡大及び縮小することができる。
は、画素駆動部PDの容量素子の保持容量の低い部分
や、保持容量が全くない部分は低輝度や黒で表示され、
保持容量が正常な部分は、高輝度で表示され、保持容量
が異常に高い部分は、より高い輝度で表示される。かか
るTFTパネル9の画像は、画像処理装置13による電
気的処理によって拡大及び縮小することができる。
【0020】次に、図2〜図4を参照して、保持容量検
出部8による保持容量検出について更に説明する。図2
は、TFTパネル9に半導体集積回路として形成され
た、TFT型アクティブマトリクス駆動回路の一部と、
保持容量検出器10の具体回路を示している。先ず、T
FTパネル9の回路を説明する。PDはマトリクス状に
配された多数の画素駆動部で、多数のゲートライン(横
線)24及びこれらゲートライン24と直角に交叉する
多数のデータライン(縦線)26の各交叉部にそれぞれ
接続されている。多数のゲートライン24には、垂直走
査回路25によって、上から下へ順次繰り返し所定の電
圧が一時的に印加される。多数のデータライン26はそ
れぞれオンオフスイッチ23を通じてRGBビデオ信号
(RGB信号)入力ライン22に接続されている。RG
B信号入力ライン22は、実際にはR、G、B信号用の
3本の入力ラインからなり、これに対応してR、G、B
信号用の3種類の画素駆動部PDが設けられているが、
ここでは説明の簡単化のため、1本の入力ライン22及
び1種類の画素駆動部PDとして説明する。多数のスイ
ッチ23は、左から右へと順次繰り返しオンとなるよう
に、水平走査回路21によって制御される。
出部8による保持容量検出について更に説明する。図2
は、TFTパネル9に半導体集積回路として形成され
た、TFT型アクティブマトリクス駆動回路の一部と、
保持容量検出器10の具体回路を示している。先ず、T
FTパネル9の回路を説明する。PDはマトリクス状に
配された多数の画素駆動部で、多数のゲートライン(横
線)24及びこれらゲートライン24と直角に交叉する
多数のデータライン(縦線)26の各交叉部にそれぞれ
接続されている。多数のゲートライン24には、垂直走
査回路25によって、上から下へ順次繰り返し所定の電
圧が一時的に印加される。多数のデータライン26はそ
れぞれオンオフスイッチ23を通じてRGBビデオ信号
(RGB信号)入力ライン22に接続されている。RG
B信号入力ライン22は、実際にはR、G、B信号用の
3本の入力ラインからなり、これに対応してR、G、B
信号用の3種類の画素駆動部PDが設けられているが、
ここでは説明の簡単化のため、1本の入力ライン22及
び1種類の画素駆動部PDとして説明する。多数のスイ
ッチ23は、左から右へと順次繰り返しオンとなるよう
に、水平走査回路21によって制御される。
【0021】画素駆動部PDは、MOSスイッチングト
ランジスタ(スイッチング素子)27と、画素コンデン
サ(画素容量素子)とから構成される。MOSトランジ
スタ27のドレインがデータライン26に接続され、そ
のゲートがゲートライン24に接続され、そのソースが
画素コンデンサ28を通じて共通ライン29に接続され
る。
ランジスタ(スイッチング素子)27と、画素コンデン
サ(画素容量素子)とから構成される。MOSトランジ
スタ27のドレインがデータライン26に接続され、そ
のゲートがゲートライン24に接続され、そのソースが
画素コンデンサ28を通じて共通ライン29に接続され
る。
【0022】尚、スイッチング素子27としては、MO
Sトランジスタの他に、MIN素子、ダイオード素子、
バリスタ素子等を使用することもできる。
Sトランジスタの他に、MIN素子、ダイオード素子、
バリスタ素子等を使用することもできる。
【0023】次に、保持容量検出器10について説明す
る。18はタイミング発生器で、標準の水平同期信号及
びこれに同期した標準の垂直同期信号を発生し、水平同
期信号は、図1のプローブ10a及び電極9a通じて、
水平走査回路21に水平走査駆動信号として供給され、
垂直同期信号は、同様に図1のプローブ10a及び電極
9a通じて、垂直走査駆動信号として垂直走査回路25
に供給される。尚、水平走査回路21及び垂直走査回路
25がTFTパネル9に含まれていない場合は、これら
の水平走査回路21及び垂直走査回路25を保持容量検
出器10内に設ける。又、水平同期信号及び垂直同期信
号は、それぞれ標準の水平同期信号及び標準の垂直同期
信号の逓倍又は分周された信号であっても良い。
る。18はタイミング発生器で、標準の水平同期信号及
びこれに同期した標準の垂直同期信号を発生し、水平同
期信号は、図1のプローブ10a及び電極9a通じて、
水平走査回路21に水平走査駆動信号として供給され、
垂直同期信号は、同様に図1のプローブ10a及び電極
9a通じて、垂直走査駆動信号として垂直走査回路25
に供給される。尚、水平走査回路21及び垂直走査回路
25がTFTパネル9に含まれていない場合は、これら
の水平走査回路21及び垂直走査回路25を保持容量検
出器10内に設ける。又、水平同期信号及び垂直同期信
号は、それぞれ標準の水平同期信号及び標準の垂直同期
信号の逓倍又は分周された信号であっても良い。
【0024】19は保持容量検出器10内に設けられた
切換えスイッチ(スイッチング素子)で、可動接点m及
び固定接点a、bを具えている。切換えスイッチ19の
可動接点mが、図1のプローブ10a及び電極9a通じ
て、RGB入力ライン22に接続され、固定接点aが電
圧がV1 (例えば、正の電圧とする)の電圧発生源20
に接続され、固定接点bが容量−電気変換器(電流−電
圧変換器)11の入力側に接続される。この電圧V1 は
コンデンサ28に対する所定の書込み用電圧で、共通ラ
イン29に印加される共通電圧Vcom より高く設定され
ている。一例としては、電圧V1 が12(V)、電圧V
com が6(V)である。この切換えスイッチ19は、タ
イミング発生器18からの切換え制御信号によって切換
え制御され、標準垂直同期信号、又は、その標準垂直同
期信号の逓倍又は分周された垂直同期信号に同期して、
その周期毎に可動接点mが固定接点a、bに交互に接触
するように制御される。
切換えスイッチ(スイッチング素子)で、可動接点m及
び固定接点a、bを具えている。切換えスイッチ19の
可動接点mが、図1のプローブ10a及び電極9a通じ
て、RGB入力ライン22に接続され、固定接点aが電
圧がV1 (例えば、正の電圧とする)の電圧発生源20
に接続され、固定接点bが容量−電気変換器(電流−電
圧変換器)11の入力側に接続される。この電圧V1 は
コンデンサ28に対する所定の書込み用電圧で、共通ラ
イン29に印加される共通電圧Vcom より高く設定され
ている。一例としては、電圧V1 が12(V)、電圧V
com が6(V)である。この切換えスイッチ19は、タ
イミング発生器18からの切換え制御信号によって切換
え制御され、標準垂直同期信号、又は、その標準垂直同
期信号の逓倍又は分周された垂直同期信号に同期して、
その周期毎に可動接点mが固定接点a、bに交互に接触
するように制御される。
【0025】次に、図3及び図4を参照して、保持容量
検出の動作を説明する。切換えスイッチ19は、例え
ば、フィールド信号(垂直同期信号)(図3A)に同期
して、図3Bに示すように、その可動接点mが固定接点
a、bに交互に接触する。かくすると、RGB入力ライ
ン22の電圧は、図3Cに示す如く、1フィールド毎
に、交互にV1 、高インピーダンスと切換えられる。
検出の動作を説明する。切換えスイッチ19は、例え
ば、フィールド信号(垂直同期信号)(図3A)に同期
して、図3Bに示すように、その可動接点mが固定接点
a、bに交互に接触する。かくすると、RGB入力ライ
ン22の電圧は、図3Cに示す如く、1フィールド毎
に、交互にV1 、高インピーダンスと切換えられる。
【0026】切換えスイッチ19の可動接点mが固定接
点aに切換えられているときに、図4Aに示す如く、図
示の左側のタイミングでスイッチ23、27が共にオン
になると、その期間に図4Bの極太線αに示す如く、電
圧発生源20からの所定電圧V1 が、切換えスイッチ1
9の固定接点a、可動接点m、RGB入力ライン、スイ
ッチ23及びMOSトランジスタ27ドレイン及びソー
ス間を通じてコンデンサ28のP点側の電極に印加され
る。これによりコンデンサ28の両端にV1 −Vcom の
電圧が印加されて充電されて、P点の電圧は直ちにV1
になる。
点aに切換えられているときに、図4Aに示す如く、図
示の左側のタイミングでスイッチ23、27が共にオン
になると、その期間に図4Bの極太線αに示す如く、電
圧発生源20からの所定電圧V1 が、切換えスイッチ1
9の固定接点a、可動接点m、RGB入力ライン、スイ
ッチ23及びMOSトランジスタ27ドレイン及びソー
ス間を通じてコンデンサ28のP点側の電極に印加され
る。これによりコンデンサ28の両端にV1 −Vcom の
電圧が印加されて充電されて、P点の電圧は直ちにV1
になる。
【0027】その後、スイッチ23、27の少なくとも
一方がオフになると、正常時は、P点の電圧は、極太線
αに示すように、V1 から僅か下がってVaとなり、ス
イッチ23、27が共に1フィールド期間後に再びオン
になる直前までは、P点の電圧はVa から徐々にに低下
してVb となり、その直後に、図示の右側のタイミング
でスイッチ23、27が共にオンになると、その期間で
は、切換えスイッチ19の可動接点mが固定接点bに切
換えられているので、コンデンサ28の電荷がMOSト
ランジスタ27のソース及びドレイン、スイッチ23、
RGB入力ライン22及び切換えスイッチ19の可動接
点m、固定接点bを通じて、容量−電気変換器(電流−
電圧変換器)11に流れ込む。そして、画素毎の放電電
流に応じた電圧が、保持容量検査信号として容量−電気
変換器(電流−電圧変換器)11から出力されて、図1
の画像処理装置13に供給される。
一方がオフになると、正常時は、P点の電圧は、極太線
αに示すように、V1 から僅か下がってVaとなり、ス
イッチ23、27が共に1フィールド期間後に再びオン
になる直前までは、P点の電圧はVa から徐々にに低下
してVb となり、その直後に、図示の右側のタイミング
でスイッチ23、27が共にオンになると、その期間で
は、切換えスイッチ19の可動接点mが固定接点bに切
換えられているので、コンデンサ28の電荷がMOSト
ランジスタ27のソース及びドレイン、スイッチ23、
RGB入力ライン22及び切換えスイッチ19の可動接
点m、固定接点bを通じて、容量−電気変換器(電流−
電圧変換器)11に流れ込む。そして、画素毎の放電電
流に応じた電圧が、保持容量検査信号として容量−電気
変換器(電流−電圧変換器)11から出力されて、図1
の画像処理装置13に供給される。
【0028】ところが、切換えスイッチ19の可動接点
mが固定接点aに切換えられているときに、図4Aに示
す如く、図示の左側のタイミングで、スイッチ23、2
7が共にオンになると、その期間に図4Bの極太線に示
す如く、電圧発生源20からの電圧V1 がコンデンサ2
8のP点側の電極に印加され、これによりコンデンサ2
8の両端にV1 −Vcom の電圧が印加されて充電され
て、P点の電圧は直ちにV1 になった後に、スイッチ2
3、27の少なくとも一方がオフになると、リーケージ
が大きくなっている異常時は、P点の電圧は、太線γに
示す如く、V1 から大幅に下がってVc となる。そし
て、図示の右側のタイミングで、スイッチ23、27が
共に1フィールド期間後に再びオンになる直前までに、
P点の電圧はVC からかなり低下してVd となり、その
直後にスイッチ23、27が共にオンになると、その期
間では、切換えスイッチ19の可動接点mが固定接点b
に切換えられているので、コンデンサ28の電荷が容量
−電気変換器(電流−電圧変換器)11に流れ込む。そ
して、その電流に応じた電圧が、保持容量検査信号とし
て容量−電気変換器(電流−電圧変換器)11から出力
されて、図1の画像処理装置13に供給されるが、その
画素の輝度信号のレベルは、正常時に比べてかなり低く
なっている。
mが固定接点aに切換えられているときに、図4Aに示
す如く、図示の左側のタイミングで、スイッチ23、2
7が共にオンになると、その期間に図4Bの極太線に示
す如く、電圧発生源20からの電圧V1 がコンデンサ2
8のP点側の電極に印加され、これによりコンデンサ2
8の両端にV1 −Vcom の電圧が印加されて充電され
て、P点の電圧は直ちにV1 になった後に、スイッチ2
3、27の少なくとも一方がオフになると、リーケージ
が大きくなっている異常時は、P点の電圧は、太線γに
示す如く、V1 から大幅に下がってVc となる。そし
て、図示の右側のタイミングで、スイッチ23、27が
共に1フィールド期間後に再びオンになる直前までに、
P点の電圧はVC からかなり低下してVd となり、その
直後にスイッチ23、27が共にオンになると、その期
間では、切換えスイッチ19の可動接点mが固定接点b
に切換えられているので、コンデンサ28の電荷が容量
−電気変換器(電流−電圧変換器)11に流れ込む。そ
して、その電流に応じた電圧が、保持容量検査信号とし
て容量−電気変換器(電流−電圧変換器)11から出力
されて、図1の画像処理装置13に供給されるが、その
画素の輝度信号のレベルは、正常時に比べてかなり低く
なっている。
【0029】又、コンデンサ28がオープンのときは、
切換えスイッチ19の可動接点mが固定接点aに切換え
られているときに、図示の左側のタイミングで、スイッ
チ23、27が共にオンになって、P点の電圧がV1 に
なっても、スイッチ23、27の少なくとも一方がオフ
になると、太線βで示す如く、P点の電圧は直ちにV
com に低下してしまうので、容量−電気変換器(電流−
電圧変換器)11から出力されて、図1の画像処理装置
13に供給されるが、その画素の輝度信号のレベルは0
になってしまう。
切換えスイッチ19の可動接点mが固定接点aに切換え
られているときに、図示の左側のタイミングで、スイッ
チ23、27が共にオンになって、P点の電圧がV1 に
なっても、スイッチ23、27の少なくとも一方がオフ
になると、太線βで示す如く、P点の電圧は直ちにV
com に低下してしまうので、容量−電気変換器(電流−
電圧変換器)11から出力されて、図1の画像処理装置
13に供給されるが、その画素の輝度信号のレベルは0
になってしまう。
【0030】更に、コンデンサ28が短絡されていると
きは、切換えスイッチ19の可動接点mが固定接点bに
切換えられ、図示の左側のタイミングで、スイッチ2
3、27が共にオンになったときは、共通ライン29の
電圧Vcom が直接容量−電気変換器(電流−電圧変換
器)11に供給されるので、これに大きな電流がながれ
るため、その画素の輝度信号のレベルは頗る大きくなっ
てしまう。
きは、切換えスイッチ19の可動接点mが固定接点bに
切換えられ、図示の左側のタイミングで、スイッチ2
3、27が共にオンになったときは、共通ライン29の
電圧Vcom が直接容量−電気変換器(電流−電圧変換
器)11に供給されるので、これに大きな電流がながれ
るため、その画素の輝度信号のレベルは頗る大きくなっ
てしまう。
【0031】更に、MOSスイッチングトランジスタ2
7が常時オンの場合には、同じデータライン26に接続
されている他の正常なMOSトランジスタ27に接続さ
れているコンデンサ28の放電時に、その放電電流の一
部が常時オンのMOSスイッチングトランジスタ27に
も流れ込むため、図1の画像処理装置13から出力され
る画素の輝度信号のレベルは低くなる。
7が常時オンの場合には、同じデータライン26に接続
されている他の正常なMOSトランジスタ27に接続さ
れているコンデンサ28の放電時に、その放電電流の一
部が常時オンのMOSスイッチングトランジスタ27に
も流れ込むため、図1の画像処理装置13から出力され
る画素の輝度信号のレベルは低くなる。
【0032】更に、あるMOSスイッチングトランジス
タ27が常時オフの場合には、そのMOSトランジスタ
27に接続されているコンデンサ28からの放電電流は
0になるので、図1の画像処理装置13から出力される
画素の輝度信号のレベルは0となる。
タ27が常時オフの場合には、そのMOSトランジスタ
27に接続されているコンデンサ28からの放電電流は
0になるので、図1の画像処理装置13から出力される
画素の輝度信号のレベルは0となる。
【0033】更に、ゲートライン24が断線している場
合は、そのゲートライン24に接続されている全ての画
素駆動部DSから放電電流が得られないので、図1の画
像処理装置13から出力される画素の輝度信号のレベル
は全て0となる。
合は、そのゲートライン24に接続されている全ての画
素駆動部DSから放電電流が得られないので、図1の画
像処理装置13から出力される画素の輝度信号のレベル
は全て0となる。
【0034】更に、データライン26が断線している場
合は、そのデータライン26に接続されている全ての画
素駆動部DSから放電電流が得られないので、図1の画
像処理装置13から出力される画素の輝度信号のレベル
は全て0となる。
合は、そのデータライン26に接続されている全ての画
素駆動部DSから放電電流が得られないので、図1の画
像処理装置13から出力される画素の輝度信号のレベル
は全て0となる。
【0035】かくして、図1のモニタ受像機17の画面
で、通常の輝度に比べて異常に明るい画素あるいは画素
列、又は、異常に暗い画素あるいは画素列は、その対応
する画素駆動部PDに上述した欠陥があることが分か
る。
で、通常の輝度に比べて異常に明るい画素あるいは画素
列、又は、異常に暗い画素あるいは画素列は、その対応
する画素駆動部PDに上述した欠陥があることが分か
る。
【0036】上述の保持容量の検出は、図5のTFTパ
ネルを液晶表示装置として完成させた後にも、可能であ
るが、その場合には、対向電極間に挟まれた画素液晶が
コンデンサ(コンデンサ28に比べて、その容量はかな
り小さい)として各画素駆動部PDの各コンデンサ28
に並列接続されることになる。ところが、この対向電極
間に挟まれた画素液晶の両端に、常に同じ極性の電圧V
1 を印加すると、液晶が電気分解されてしまうので、図
3に示す如く、P点に印加する電圧を、V1 とV2 の交
互にし、電圧V2 を電圧V1 より低くし、且つ、共通ラ
イン29に印加する共通電圧Vcom を(V1 +V2 )/
2に設定すれば、画素液晶に印加される電圧の極性が交
互に正負となるので、画素液晶が電気分解されるおそれ
はなくなる。
ネルを液晶表示装置として完成させた後にも、可能であ
るが、その場合には、対向電極間に挟まれた画素液晶が
コンデンサ(コンデンサ28に比べて、その容量はかな
り小さい)として各画素駆動部PDの各コンデンサ28
に並列接続されることになる。ところが、この対向電極
間に挟まれた画素液晶の両端に、常に同じ極性の電圧V
1 を印加すると、液晶が電気分解されてしまうので、図
3に示す如く、P点に印加する電圧を、V1 とV2 の交
互にし、電圧V2 を電圧V1 より低くし、且つ、共通ラ
イン29に印加する共通電圧Vcom を(V1 +V2 )/
2に設定すれば、画素液晶に印加される電圧の極性が交
互に正負となるので、画素液晶が電気分解されるおそれ
はなくなる。
【0037】ウェーハ2の各TFTパネル9に対する欠
陥の有無の検査は、予め作成されたプログラムに従っ
て、ウェーハ2の各TFTパネル9を、CPU14によ
る各部の制御により、自動的に行うことができる。
陥の有無の検査は、予め作成されたプログラムに従っ
て、ウェーハ2の各TFTパネル9を、CPU14によ
る各部の制御により、自動的に行うことができる。
【0038】上述の実施例では、オンチップカラーフィ
ルタ38を有するTFTパネル9の検査の場合について
説明したが、これを有しないTFTパネル9を検査する
こともできる。
ルタ38を有するTFTパネル9の検査の場合について
説明したが、これを有しないTFTパネル9を検査する
こともできる。
【0039】
【発明の効果】上述せる本発明液晶表示装置用駆動装置
の検査装置によれば、液晶表示装置用駆動装置の各画素
駆動部の容量素子に所定の書込み電圧を走査的に印加し
て充電した後に、その各画素駆動部の容量素子の電荷を
走査的に放電させて、その各画素駆動部の容量素子の保
持容量を走査的に検出する保持容量検出手段と、液晶表
示装置用駆動装置を照明状態の下で撮像する撮像手段
と、保持容量検出手段よりの保持容量検出出力及び撮像
手段よりの撮像出力が選択的に供給される画像処理装置
と、その画像処理装置よりの画像信号が供給される画像
表示装置とを有するので、簡単な構成を以て、液晶表示
装置用駆動装置の電気的欠陥及び光学的欠陥の有無を、
容易に且つ短時間で検出することができる。
の検査装置によれば、液晶表示装置用駆動装置の各画素
駆動部の容量素子に所定の書込み電圧を走査的に印加し
て充電した後に、その各画素駆動部の容量素子の電荷を
走査的に放電させて、その各画素駆動部の容量素子の保
持容量を走査的に検出する保持容量検出手段と、液晶表
示装置用駆動装置を照明状態の下で撮像する撮像手段
と、保持容量検出手段よりの保持容量検出出力及び撮像
手段よりの撮像出力が選択的に供給される画像処理装置
と、その画像処理装置よりの画像信号が供給される画像
表示装置とを有するので、簡単な構成を以て、液晶表示
装置用駆動装置の電気的欠陥及び光学的欠陥の有無を、
容易に且つ短時間で検出することができる。
【図1】本発明の実施例を示すブロック線図である。
【図2】実施例の一部を示すブロック線図である。
【図3】実施例の動作説明に供するタイミングチャート
である。
である。
【図4】実施例の画素駆動部のMOSトランジスタ及び
コンデンサの接続中点の電圧の変化を示す波形図であ
る。
コンデンサの接続中点の電圧の変化を示す波形図であ
る。
【図5】TFTパネルの一部の断面図である。
1 光学的欠陥検査部 2 ウェーハ 4 光源 7 ビデオカメラ 8 保持容量検出部 9 TFTパネル 10 保持容量検出器 11 容量−電気検出器 12 切換え回路 13 画像処理装置 14 CPU 15 キーボード 16 外部記憶装置 17 モニタ受像機
Claims (3)
- 【請求項1】 液晶表示装置用駆動装置の各画素駆動部
の容量素子に所定の書込み電圧を走査的に印加して充電
した後に、該各画素駆動部の容量素子の電荷を走査的に
放電させて、該各画素駆動部の容量素子の保持容量を走
査的に検出する保持容量検出手段と、 上記液晶表示装置用駆動装置を照明状態の下で撮像する
撮像手段と、 上記保持容量検出手段よりの保持容量検出出力及び上記
撮像手段よりの撮像出力が選択的に供給される画像処理
装置と、 該画像処理装置よりの画像信号が供給される画像表示装
置とを有することを特徴とする液晶表示装置用駆動装置
の検査装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の液晶表示装置用駆動装
置の検査装置において、 上記保持容量検出手段は、 上記所定の書き込み電圧を発生する電圧発生源と、 容量−電気変換器と、 上記電圧発生源よりの上記所定の書込み電圧の上記液晶
表示装置用駆動装置の映像信号入力ラインへの供給と、
該映像信号入力ラインからの保持容量検出出力の上記容
量−電気変換器への供給とを切換える切換え手段と、 上記液晶表示装置用駆動装置の水平及び垂直走査回路に
供給する水平及び垂直走査駆動信号並びに上記切換え手
段に供給する上記水平及び垂直走査駆動信号に同期した
所定のタイミングの切換え制御信号を発生するタイミン
グ発生器とを有することを特徴とする液晶表示装置用駆
動装置の検査装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の液晶表示装置用駆動装
置の検査装置において、 上記保持容量検出手段は、 上記所定の書き込み電圧を発生する電圧発生源と、 容量−電気変換器と、 上記電圧発生源よりの上記所定の書込み電圧の上記液晶
表示装置用駆動装置の映像信号入力ラインへの供給と、
該映像信号入力ラインからの保持容量検出出力の上記容
量−電気変換器への供給とを切換える切換え手段と、 上記液晶表示装置用駆動装置に水平及び垂直走査信号を
供給する水平及び垂直走査回路と、 該水平及び垂直走査回路に供給する水平及び垂直走査駆
動信号並びに上記切換え手段に供給する上記水平及び垂
直走査駆動信号に同期した所定のタイミングの切換え制
御信号を発生するタイミング発生器とを有することを特
徴とする液晶表示装置用駆動装置の検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3405095A JPH08227066A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 液晶表示装置用駆動装置の検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3405095A JPH08227066A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 液晶表示装置用駆動装置の検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227066A true JPH08227066A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12403480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3405095A Pending JPH08227066A (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 液晶表示装置用駆動装置の検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08227066A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100551590B1 (ko) * | 2000-10-23 | 2006-02-13 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치의 잔상측정방법 |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP3405095A patent/JPH08227066A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100551590B1 (ko) * | 2000-10-23 | 2006-02-13 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치의 잔상측정방법 |
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