JPH0822702A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH0822702A
JPH0822702A JP6157153A JP15715394A JPH0822702A JP H0822702 A JPH0822702 A JP H0822702A JP 6157153 A JP6157153 A JP 6157153A JP 15715394 A JP15715394 A JP 15715394A JP H0822702 A JPH0822702 A JP H0822702A
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Japan
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source bulb
terminal
bulb
side terminal
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JP6157153A
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English (en)
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Katsuhiro Haruyama
勝浩 春山
Katsutoshi Tashiro
勝敏 田代
Akito Inoue
明人 井上
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配光特性の向上。 【構成】 コネクタ4、5の電源側ターミナル43、5
2又はアース側ターミナル43、53のうち何れか一方
にコイルスプリング部430、プレートスプリング部4
34、コイルスプリング58を設ける。この結果、光源
バルブ1をランプ本体2にスプリング部の弾性作用で圧
接させるので、光源バルブ1とランプ本体2との間のが
たやずれ等を無くすことができ、配光精度の向上を図る
ことができる。また、ランプ本体2のホルダ3にねじ部
38を設ける。このねじ部38に取付部材6をねじ込ん
で光源バルブ1をランプ本体2に取り付ける。この結
果、光源バルブ1をランプ本体2に圧接するので、光源
バルブ1とランプ本体2との間のがたやずれ等を無くす
ことができ、配光精度の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源バルブをランプ本
体に着脱可能に取り付けると共に、その光源バルブを電
源側及びアース側に電気的に接続した車両用灯具に係
り、特に光源バルブをランプ本体にがた無く取り付ける
ことができ、その結果配光精度の向上を図ることができ
る車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用灯具を図17を参照して
説明する。この車両用灯具は、一般に、光源バルブ1
と、ランプ本体2と、ホルダ3と、コネクタ8とを備え
る。前記光源バルブ1は、ガラス管球10中にフィラメ
ント(図示せず)が封入されており、そのフィラメント
の一端がターミナル13に接続されており、またそのフ
ィラメントの他端がフランジ部14及び口金12に接続
されている。前記ランプ本体2は、内面に反射面21を
備えた(若しくは内部に別個のリフレクタを備えた)ラ
ンプハウジング20の前面開口部にレンズ(図示せず)
が配設されており、そのランプハウジング20及びレン
ズにより灯室22が画成されている。そのランプハウジ
ングの後部には光源バルブ挿入用の透孔23が設けられ
ており、その透孔23の縁に光源バルブを取り付けるた
めのホルダ3が固定されている。このホルダ3のほぼ中
央には前記透孔23と連通する光源バルブ挿入用の透孔
32が設けられており、かつこのホルダ3の後部には係
合部34が設けられている。前記コネクタ8は、絶縁部
材例えば合成樹脂製の本体80と、前記係合部34に着
脱可能に係合する拡張形スナップリング状のスプリング
部材81と、前記光源バルブ1のターミナル13を着脱
可能に把持すると共に電源側に接続する電源側ターミナ
ル82と、前記光源バルブ1の口金12を把持すると共
にアース側に接続するアース側ターミナル83と、を具
備する。なお、図中、820は前記光源バルブ1のター
ミナル13を着脱可能に把持する前記電源側ターミナル
82の把持部、830は前記光源バルブ1の口金12を
把持する前記アース側ターミナル83の把持部である。
【0003】次に、この光源バルブ1のランプ本体2へ
の取り付け方について説明すると、まず光源バルブ1の
ターミナル13と口金12とをコネクタ8の電源側ター
ミナル82の把持部820とアース側ターミナル83の
把持部830とにそれぞれ着脱可能に把持させる。次
に、この光源バルブ1のガラス管球10側をホルダ3の
透孔32及びランプハウジング20の透孔23から灯室
22内に挿入し、その光源バルブ1のフランジ部14を
前記ホルダ3の透孔32の縁に当てながら、コネクタ8
のスプリング部材81をホルダ3の係合部34に着脱可
能に係合させることによって、光源バルブ1がコネクタ
3を介してランプ本体2に着脱可能に取り付けられる。
このコネクタ8の電源側ターミナル82及びアース側タ
ーミナル83に電源側及びアース側のコネクタ(図示せ
ず)を接続することによって光源バルブ1は電源及びア
ースに電気的に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の車両
用灯具においては、光源バルブ1のターミナル13と口
金12とがコネクタ8の電源側ターミナル82の把持部
820とアース側ターミナル83の把持部830とにそ
れぞれ着脱可能に把持されることによって、その光源バ
ルブ1がコネクタ8に支持され、かつそのコネクタ8の
スプリング部材81がホルダ3の係合部34に着脱可能
に係合されることによって、コネクタ8がホルダ3に取
り付けられ、その結果、光源バルブ1がコネクタ8を介
してランプ本体2のホルダ3に着脱可能に取り付けられ
ることとなる。このために、光源バルブ1とランプ本体
2のホルダ3との間には、ただ単に光源バルブ1のフラ
ンジ部14がランプ本体2のホルダ3の透孔32の縁に
当っているだけである。このために、光源バルブ1とラ
ンプ本体2との間には、振動や衝撃等によってがたやず
れ等が生じる虞が有る。
【0005】本発明は、光源バルブをランプ本体にがた
やずれ無く取り付けることによって配光精度の向上を図
った車両用灯具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための手段として、コネクタの電源側ターミナ
ル又はアース側ターミナルのうち何れか一方に、光源バ
ルブをランプ本体に圧接させるスプリング部を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明は、ランプ本体にねじ部を設
け、そのねじ部にねじ込んで光源バルブをランプ本体に
取り付ける取付部材を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、上記の構成により、光源バルブをラ
ンプ本体にスプリング部の弾性作用で圧接させるので、
光源バルブとランプ本体との間のがたやずれ等を無くす
ことができる。この結果、配光精度の向上を図ることが
できる。
【0009】また、本発明は、取付部材をランプ本体の
ねじ部にねじ込んで、光源バルブをランプ本体に圧接す
るので、光源バルブとランプ本体との間のがたやずれ等
を無くすことができる。この結果、配光精度の向上を図
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の車両用灯具の実施例のうちの
4例を添付図面を参照して説明する。図1乃至図7は本
発明の車両用灯具の第1の実施例を示す。図1及び図3
及び図4において、1は光源バルブである。この光源バ
ルブ1は、例えば2個の電極が同軸上に配置されている
H1形の光源バルブである。この光源バルブ1は、ガラ
ス管球10中にはフィラメント11が封入されており、
このガラス管球10の後部には導電性の口金12とター
ミナル13とが絶縁状態で同軸上に配置されている。こ
のターミナル13と口金12とが同軸上に配置された2
個の電極を構成する。この口金12のほぼ中間部には導
電性のフランジ部14が設けられている。前記フィラメ
ント11の両端は2本のリード線15によって支持され
ており、この2本のリード線15のうちの1本は前記タ
ーミナル13に接続されており、また他の1本は前記フ
ランジ部14及び口金12に接続されている。さらに、
前記フランジ部14の前面側(ガラス管球10側)には
半球状の凸部16が設けられている。
【0011】図3及び図4において、2はランプ本体で
ある。このランプ本体2は、ランプハウジング20の内
面側には反射面21が設けられており、このランプハウ
ジング20の前面開口部にはレンズ(図示せず)が配設
されており、そのランプハウジング20及びレンズによ
り灯室22が画成されている。そのランプハウジング2
0の後部には光源バルブ挿入用の透孔23が設けられて
おり、その透孔23の縁には取付ボス部24が一体に設
けられている。
【0012】図1乃至図4において、3はホルダであ
る。このホルダ3は、一端面が閉塞されかつ他端面が開
口された中空状の円筒部30と、この円筒部30に一体
に設けた取付部31とからなる。前記円筒部30は、中
間部の段部を介して一端側の小径部と他端側の大径部と
からなる。この円筒部30の閉塞端には前記ランプハウ
ジング20の透孔23と連通する光源バルブ1挿入用の
透孔32が設けられており、かつこの円筒部30の周側
には2個の切欠33が上下に設けられており、さらにこ
の円筒部30の開口端の周縁には2個の係合部34が左
右にそれぞれ設けられている。この円筒部30の閉塞端
の内面であって、前記透孔32の縁には半球状の凸部3
6が設けられている。前記取付部31には円形の透孔3
5が設けられている。前記ホルダ3の円筒部30の一端
側を前記ランプハウジング20の透孔23中にセット
し、かつこのホルダ3の取付部31を前記ランプハウジ
ング20の取付ボス部24にボルト37等によって固定
して、このホルダ3の透孔32とランプハウジング20
の透孔23とを合致させる。
【0013】図1乃至図6において、4はコネクタであ
る。このコネクタ4は、絶縁部材例えば合成樹脂製の本
体40と、その本体40に取り付けられた拡張形スナッ
プリング状のスプリング部材41と、前記本体40に固
定された導電性の電源側ターミナル42及び導電性のア
ース側ターミナル43及び誤接続防止用のダミーターミ
ナル44とからなる。前記本体40の一端には鍔部40
0が設けられており、この本体40の一端面には光源バ
ルブ1の口金12及びターミナル13が挿入する大凹部
404及び小凹部401が設けられており、この凹部小
401の底部付近には半球状の凸部402が設けられて
いると共に、この大凹部404の開口縁には平面から見
て2個の半円形の凸状403が設けられている。前記ス
プリング部材41は、ばね弾性を有する部材(例えば鋼
製の丸棒部材)で、中央に設けられた凸部411と、そ
の凸部411の左右両側に設けられた円弧部412と、
その円弧部412の先端に設けられた撮み部413とか
らなる。この撮み部413を指等で撮んでその撮み部4
13の間を狭めると、円弧部412が内側に縮小され、
前記撮み部413から指等を放すことによって円弧部4
12が拡張方向に弾性復元力によって前記ホルダ3の係
合部34に弾性係合するものである。また、円弧部41
2を再び縮小させることによって円弧部412の係合部
34への係合状態が解除される。このスプリング部材4
1は、前記本体40の鍔部400の裏面側に押え板41
0によって、円弧部412の径方向の縮小や拡張が妨げ
られないように取り付けられている。この押え板410
は前記本体40に、図2中の符号405の加締ピンと、
図5に示すように上部の中央及び左右両端部と下部の左
右両端部とにおいて加締付けられている。前記電源側タ
ーミナル42は側面から見るとほぼJ字形状をなす。こ
の電源側ターミナル42の中央折曲部には段部420が
設けられており、この電源側ターミナル42の短折曲部
側の接触部421の厚さを薄くすることによって、その
接触部421には弾性力が付与されることとなる。この
接触部421には半球状の凸部422が前記本体40の
凸部402と対向して設けられている。この電源側ター
ミナル42の長折曲部側には抜け止用の切り起こし爪4
23また小円形の透孔が設けられている。前記アース側
ターミナル43は、前記光源バルブ1のフランジ部14
に弾性当接して前記フランジ部14を前記ホルダ3の透
孔32の縁に圧接させるコイルスプリング部430と、
前記本体40に固定される固定部431とからなる。こ
のアース側ターミナル43の固定部431と前記コイル
スプリング部430とが半田432によって電気的に接
続されている。前記コイルスプリング部430は前記本
体40の2個の凸状403内に、前記電源側ターミナル
42と接触しないようにかつ位置がずれないように配置
されている。前記固定部431には抜け止用の切り起こ
し爪433また小円形の透孔が設けられている。
【0014】この実施例における本発明の車両用灯具
は、以上の如き構成からなり、以下光源バルブ1のラン
プ本体2への取り付け方について説明する。まず、光源
バルブ1のターミナル13をコネクタ4の小凹部401
中に挿入すると共に電源側ターミナル42の凸部422
と本体40の凸部402との間に挟持させて、光源バル
ブ1のターミナル13と電源側ターミナル42とを接続
する。一方、光源バルブ1の口金12をアース側ターミ
ナル43のコイルスプリング部430中に挿入し、かつ
光源バルブ1のフランジ部14の裏面にアース側ターミ
ナル43のコイルスプリング部430を当接させて、光
源バルブ1のフランジ部14とアース側ターミナル43
とを接続する。このようにして、光源バルブ1をコネク
タ4に着脱可能に取り付けると共に、光源バルブ1と電
源側ターミナル42及びアース側ターミナル43とを接
続する。次に、この光源バルブ1のガラス管球10側を
ホルダ3の透孔32及びランプハウジング20の透孔2
3から灯室22内に挿入し、その光源バルブ1のフラン
ジ部14の前面を前記ホルダ3の透孔32の縁の凸部3
6に当て、かつアース側ターミナル43のコイルスプリ
ング部430を撓ませながら、コネクタ4のスプリング
部材41の円弧部412をホルダ3の係合部34に着脱
可能に弾性係合させる。すると、光源バルブ1がコネク
タ4を介してランプ本体2のホルダ3に着脱可能に取り
付けられる。
【0015】このとき、光源バルブ1のフランジ部14
とコネクタ4の本体40との間には圧縮状態のアース側
ターミナル43のコイルスプリング部430が介在し、
そのコネクタ4のスプリング部材41がランプ本体2の
ホルダ3に弾性係合して、その箇所が反力受けとなり、
その結果、光源バルブ1のフランジ部14がランプ本体
2のホルダ3にアース側ターミナル43のコイルスプリ
ング部430の弾性作用で圧接させられるので、光源バ
ルブ1とランプ本体2との間のがたやずれ等を無くすこ
とができ、配光精度の向上を図ることができる。すなわ
ち、光源バルブ1のフランジ部14をランプ本体2のホ
ルダ3にアース側ターミナル43のコイルスプリング部
430の弾性作用で圧接させることによって、光源バル
ブ1とホルダ3との密着性を向上するので、光源バルブ
1とランプ本体2との位置精度を高めることができ、ま
た光源バルブ1とランプ本体2との位置精度が向上する
ことから、配光が安定すると同時に配光精度を高めるこ
とができる。
【0016】特に、この実施例においては、電源側ター
ミナル42の中央折曲部に段部420を設け、この電源
側ターミナル42の短折曲部側の接触部421の厚さを
薄くしてその接触部421に弾性力を付与させ、若しく
はその接触部421の弾性を高めたものであるから、熱
的経時による弾性の低下を防ぐことができる等の効果が
ある。
【0017】なお、上述の光源バルブ1がホルダ3に取
り付けられている際には、ホルダ3の上下の切欠33に
はコネクタ4の上下の凸部が位置する。そして、上述の
コネクタ4の電源側ターミナル42及びアース側ターミ
ナル43に電源側及びアース側のコネクタ(図示せず)
を接続することによって光源バルブ1は電源及びアース
に電気的に接続されることとなる。
【0018】図8乃至図10は本発明の車両用灯具の第
2の実施例を示す。図中、図1乃至図7と同符号は同一
のものを示す。この実施例においては、アース側ターミ
ナル43に、上述の第1の実施例のコイルスプリング部
430の代りに、プレートスプリング部434を設けた
ものである。すなわち、導電性の環状板(中央に円形の
透孔を有する円形板)435がコネクタ4の本体40
に、図9及び図10中の符号406の加締ピンによって
固定されている。この環状板435には3個の上述のプ
レートスプリング部434がほぼ等間隔でほぼS字形状
に切り起こされて設けられている。この環状板435が
固定部431に半田432によって固定されている。
【0019】この実施例における車両用灯具において
は、アース側ターミナル43のプレートスプリング部4
34の自由端が光源バルブ1のフランジ部14に弾性当
接して、その光源バルブ1のフランジ部14をランプ本
体2のホルダ3に圧接するものであり、上述の第1の実
施例のものと同様の作用効果を達成することができる。
図11乃至図15は本発明の車両用灯具の第3の実施例
を示す。図中、図1乃至図10と同符号は同一のものを
示す。この実施例においては、上述の第1の実施例及び
第2の実施例のコネクタ4の代りに下記のコネクタ5を
使用したものである。このコネクタ5は、導電性の本体
50と、その本体50に取り付けられた導電性の拡張形
スナップリング状のスプリング部材41と、前記本体5
0に固定された導電性の電源側ターミナル52及び導電
性のアース側ターミナル53及び誤接続防止用のダミー
ターミナル44とからなる。前記本体50は両端が開口
した中空状の円筒形状をなす。この本体50の一端(上
端)開口部の縁には取付部500が設けられており、こ
の取付部500には前記スプリング部材41が取り付け
られている。一方、前記本体50の他端(下端)開口部
には前記電源側ターミナル52及びアース側ターミナル
53が絶縁材55によって固定されている。このアース
側ターミナル53の一端(上端)と本体50の内側とは
導電性の接続線530によって電気的に接続されてい
る。前記絶縁材55の上面の中央には凹部550が設け
られている。
【0020】図12乃至図15において、56は光源バ
ルブ1のターミナル13を着脱可能に取り付ける取付部
である。この取付部56は、導電性の部材からなり、一
端(上端)が開口し、かつ他端(下端)が閉塞した中空
状の円筒形状をなす。この取付部56の開口端の縁には
加締付け部560が設けられている。図12乃至図15
において、57はコネクタ5に固定される固定部であ
る。この固定部57は、導電性の部材からなり、両端が
開口した高さが低い(底が浅い)中空状の円筒形状をな
す。この固定部57の一端(上端)開口部にはフランジ
部が設けられており、そのフランジ部には第1加締付け
部571が設けられている。一方、前記固定部57の他
端(下端)開口部には第2加締付け部572が設けられ
ている。図12乃至図15において、58は導電性の圧
縮式のコイルスプリングである。このコイルスプリング
58の両端には前記取付部56の加締付け部560と前
記固定部57の第2加締付け部572がそれぞれ加締付
けられており、この結果、このコイルスプリング58が
前記取付部56と前記固定部57との間において介在さ
れる。前記固定部57は前記絶縁材55の凹部550に
セットされて、かつその固定部57の第1加締付け部5
71が前記電源側ターミナル52の一端(上端)に加締
付けられて、前記固定部57はコネクタ5に固定される
こととなる。
【0021】この実施例における本発明の車両用灯具
は、以上の如き構成からなるので、光源バルブ1のター
ミナル13を取付部56中に挿入し、その光源バルブ1
のフランジ部14をランプ本体2のホルダ3に当接させ
て、コイルスプリング58を圧縮させながら、スプリン
グ部材41をホルダ3の係合部34に弾性係合させるこ
とによって、光源バルブ1がコネクタ5を介してランプ
本体2のホルダ3に取り付けられる。このとき、圧縮さ
れたコイルスプリング58の弾性復帰力で取付部56を
介して光源バルブ1のフランジ部14がランプ本体2の
ホルダ3に圧接されるので、光源バルブ1をランプ本体
2にがたやずれ等が無く取り付けることができ、その結
果、配光特性向上させることができる。なお、電流は、
電源側ターミナル52→固定部57→コイルスプリング
58→取付部56→光源バルブ1のターミナル13→光
源バルブ1のフィラメント11→光源バルブ1のフラン
ジ部14→ホルダ3→スプリング部材41→コネクタ5
の本体50→接続線530→アース側ターミナル53と
流れる。
【0022】図16は本発明の車両用灯具の第4の実施
例を示す。図中、図1乃至図15と同符号は同一のもの
を示す。この実施例においては、上述の第1の実施例乃
至第3の実施例のスプリング式(コイルスプリング部4
30及びプレートスプリング部434及びコイルスプリ
ング58)の代りに下記のねじ込み式を使用したもので
ある。ホルダ3の円筒部30の内周面にはメスねじ部3
8が設けられている。図16において、6は光源バルブ
1のフランジ部14を前記ホルダ3に圧接させる取付部
材である。この取付部材6は、一端(上端)が閉塞しか
つ他端(下端)が開口した中空状の円筒形状をなす。こ
の取付部材6の外周面には前記ホルダ3のねじ部38と
螺合するオスねじ部60が設けられており、かつこの取
付部材6の閉塞端の中央には透孔61が設けられてい
る。図16において、7はコネクタである。このコネク
タ7は、絶縁部材例えば合成樹脂製の本体70と、その
本体70に固定した電源側ターミナル42及びアース側
ターミナル43及び誤接続防止用のダミーターミナル4
4とからなる。そのアース側ターミナル43には光源バ
ルブ1の口金12着脱可能に保持しかつその口金12と
電気的に接続する把持部436が設けられている。
【0023】この実施例における本発明の車両用灯具
は、以上のごとき構成からなるので、光源バルブ1のフ
ランジ部14をランプ本体2のホルダ3に当てて、その
ホルダ3のメスねじ部38に取付部材6をねじ込んで、
光源バルブ1のフランジ部14をホルダ3に押し付ける
と共に、その光源バルブ1のフランジ部14をホルダ3
と取付部材6との間において挟持する。そして、その光
源バルブ1の口金12及びターミナル13にコネクタ7
のアース側ターミナル43の把持部436及び電源側タ
ーミナル42にそれぞれ着脱可能に取り付けると共に電
気的に接続する。この結果、光源バルブ1はランプ本体
2のホルダ3に取付部材6を介してがたやずれ等が無く
取り付けられるので、配光特性が向上される。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の車両用灯具は、
光源バルブをランプ本体にがたやずれ等が無く確固に取
り付けることができるので、配光特性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用灯具の第1の実施例を示した要
部の分解斜視である。
【図2】光源バルブをホルダにコネクタを介して取り付
けた状態の背面図である。
【図3】同じく光源バルブをランプ本体のホルダにコネ
クタを介して取り付けた状態の横断面図である。
【図4】同じく縦断面図である。
【図5】コネクタの正面図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】電源側ターミナルの一部拡大図である。
【図8】本発明の車両用灯具の第2の実施例を示した横
断面図である。
【図9】コネクタの正面図である。
【図10】図9におけるX−X線断面図である。
【図11】本発明の車両用灯具の第3の実施例を示した
横断面図である。
【図12】コネクタの分解斜視図である。
【図13】光源バルブとコネクタの分解図である。
【図14】コネクタの電源側ターミナルに固定部を固定
する状態を示した説明図である。
【図15】光源バルブをランプ本体のホルダにコネクタ
を介して取り付けた状態の一部断面図である。
【図16】本発明の車両用灯具の第4の実施例を示した
横断面図である。
【図17】従来の車両用灯具を示した一部横断面図であ
る。
【符号の説明】
1…光源バルブ、12…口金、13…ターミナル、14
…フランジ部、2…ランプ本体、20…ランプハウジン
グ、21…反射面、22…灯室、23…透孔、3…ホル
ダ、32…透孔、34…係合部、38…メスねじ部、4
…コネクタ、40…本体、41…スプリング部材、42
…電源側ターミナル、420…段部、421…接触部、
43…アース側ターミナル、430…コイルスプリング
部、434…プレートスプリング部、5…コネクタ、5
0…本体、52…電源側ターミナル、53…アース側タ
ーミナル、55…絶縁材、56…取付部、57…固定
部、58…コイルスプリング、6…取付部材、60…オ
スねじ部、7…コネクタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源バルブと、ランプ本体と、前記光源
    バルブを前記ランプ本体に着脱可能に取り付けると共
    に、前記光源バルブを電源側及びアース側にそれぞれ接
    続する電源側ターミナル及びアース側ターミナルを具備
    したコネクタとを備えた車両用灯具において、 前記コネクタの電源側ターミナル又はアース側ターミナ
    ルのうち何れか一方には、前記光源バルブを前記ランプ
    本体に圧接させるスプリング部が設けられていることを
    特徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 フィラメントが封入されたガラス管球
    と、前記フィラメントの一端が接続されたターミナル
    と、前記フィラメントの他端が接続されたフランジ部及
    び口金とからなる光源バルブと、 光源バルブの挿入用の透孔と係合部とを具備したホルダ
    が設けられているランプ本体と、 前記係合部に着脱可能に係合するスプリング部材と、前
    記光源バルブのターミナルを着脱可能に取り付けると共
    に電源側に接続する電源側ターミナルと、前記光源バル
    ブのフランジ部をアース側に接続するアース側ターミナ
    ルと、を具備したコネクタと、 を備えた車両用灯具において、 前記コネクタのアース側ターミナルには、前記光源バル
    ブのフランジ部に弾性当接して前記光源バルブのフラン
    ジ部を前記ホルダの透孔の縁に圧接させるコイルスプリ
    ング部が設けられていることを特徴とする車両用灯具。
  3. 【請求項3】 フィラメントが封入されたガラス管球
    と、前記フィラメントの一端が接続されたターミナル
    と、前記フィラメントの他端が接続されたフランジ部及
    び口金とからなる光源バルブと、 光源バルブの挿入用の透孔と係合部とを具備したホルダ
    が設けられているランプ本体と、 前記係合部に着脱可能に係合するスプリング部材と、前
    記光源バルブのターミナルを着脱可能に取り付けると共
    に電源側に接続する電源側ターミナルと、前記光源バル
    ブのフランジ部をアース側に接続するアース側ターミナ
    ルと、を具備したコネクタと、 を備えた車両用灯具において、 前記コネクタのアース側ターミナルには、前記光源バル
    ブのフランジ部に弾性当接してを前記光源バルブのフラ
    ンジ部を前記ホルダの透孔の縁に圧接させるプレートス
    プリング部が設けられていることを特徴とする車両用灯
    具。
  4. 【請求項4】 フィラメントが封入されたガラス管球
    と、前記フィラメントの一端が接続されたターミナル
    と、前記フィラメントの他端が接続されたフランジ部及
    び口金とからなる光源バルブと、 光源バルブの挿入用の透孔と係合部とを具備したホルダ
    が設けられているランプ本体と、 前記係合部に着脱可能に係合するスプリング部材と、前
    記光源バルブのターミナルを着脱可能に取り付けると共
    に電源側に接続する電源側ターミナルと、前記光源バル
    ブのフランジ部をアース側に接続するアース側ターミナ
    ルと、を具備したコネクタと、 を備えた車両用灯具において、 前記コネクタの電源側ターミナルは、前記光源バルブの
    ターミナルを着脱可能に取り付ける取付部と、コネクタ
    に固定する固定部と、前記取付部と前記固定部との間に
    介在されて前記取付部を前記光源バルブのターミナルに
    弾性当接させて前記光源バルブのフランジ部を前記ホル
    ダの透孔の縁に圧接させるスプリングとからなることを
    特徴とする車両用灯具。
  5. 【請求項5】 フランジ部を有する光源バルブと、 光源バルブ挿入用の透孔と、ねじ部とを有するランプ本
    体と、 前記ねじ部にねじ込んで前記光源バルブのフランジ部を
    前記ランプ本体の透孔の縁に圧接させる取付部材と、 前記光源バルブに着脱可能に取り付けると共に、前記光
    源バルブを電源側及びアース側に接続するコネクタと、 を備えたことを特徴とする車両用灯具。
JP6157153A 1994-07-08 1994-07-08 車両用灯具 Pending JPH0822702A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011513908A (ja) * 2008-02-29 2011-04-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電球口金及び電球口金を製造する方法

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