JPH08226551A - 攻撃性媒体のための２方向カートリッジ弁 - Google Patents

攻撃性媒体のための２方向カートリッジ弁

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JPH08226551A
JPH08226551A JP7345442A JP34544295A JPH08226551A JP H08226551 A JPH08226551 A JP H08226551A JP 7345442 A JP7345442 A JP 7345442A JP 34544295 A JP34544295 A JP 34544295A JP H08226551 A JPH08226551 A JP H08226551A
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    • F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/36—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor
    • F16K31/40—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor with electrically-actuated member in the discharge of the motor
    • F16K31/402—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor with electrically-actuated member in the discharge of the motor acting on a diaphragm
    • F16K31/404—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor with electrically-actuated member in the discharge of the motor acting on a diaphragm the discharge being effected through the diaphragm and being blockable by an electrically-actuated member making contact with the diaphragm
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K7/00—Diaphragm valves or cut-off apparatus, e.g. with a member deformed, but not moved bodily, to close the passage ; Pinch valves

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腐食環境で用いるに適しており、入口ポート
と出口ポートの間の最小限の差圧で開いたり、閉じたり
することのでき、交換の容易なモジュールに納めたパイ
ロット弁座、ダイアフラム密閉部材および主弁座を備
え、制御した流体を濾過して汚染物の通過を阻止する弁
を提供することにある。 【構成】 攻撃性媒体用２方向カートリッジ弁は、主弁
座、この弁座のためのダイアフラム密閉部材およびパイ
ロット弁座を包含する交換可能なモジュールを有する。
一実施例では、最小限の圧力差の状態の下で作動できる
ように開放位置へダイアフラムを押圧するのにリーフ・
スプリングを使用している。別の実施例では、主弁座と
係合する領域の背後にダイアフラム用の弾性支持体を設
けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の背景】本発明は、攻撃性媒体からなるかあるい
はそれを含有する流体の流れを制御するのに使用するた
めの、特に水蒸気環境（たとえば、皿洗い器、洗濯機お
よび滅菌器）で有用なダイアフラム弁に関する。一層詳
しくは、本発明は、水蒸気環境で摩耗に耐え、容易かつ
安価に交換できるモジュラー弁ダイアフラム・弁座カー
トリッジに向けたものである。
【０００２】ダイアフラムをソレノイドで動かして主弁
座におけるオリフィスを開放、密閉するダイアフラム弁
を使用することは公知である。軽量かつ融通性を維持す
るには、弁ダイアフラムが比較的薄いことが望ましい。
しかしながら、ダイアフラムの寿命は、脆性が高まった
り、圧力下に置かれたときに、たとえば、ダイアフラム
が弁座に対して押圧されたときに押し出される傾向によ
り、薄ければ薄いだけ短くなる。さらに、流量を弁によ
って制御される流体の攻撃性により、パイロット弁座お
よび主弁座の摩耗、腐食が加速され、弁組立体全体を交
換するには時間がかかり、修復には費用もかかる。
【０００３】
【発明の概要】従来技術の上記問題は容易かつ安価に交
換できる攻撃性媒体用２方向カートリッジ弁を提供する
本発明によって解決される。一層詳しくは、本発明は、
入口ポートおよび出口ポートを備えたハウジングと、こ
のハウジング上に装着したソレノイドであり、パイロッ
ト弁部材およびこのパイロット弁部材を開放位置と閉鎖
位置との間で移動させる手段を包含するソレノイドと、
ハウジング上に取り外し自在に装着してあり、入口ポー
トおよび出口ポートと連通する主弁座開口を有する主弁
座手段と、この主弁座手段上に固定したガイド手段と、
このガイド手段内に可動状態で装着してあり、パイロッ
ト開口を有する主弁閉鎖手段とを包含し、パイロット弁
部材が閉鎖位置で主弁閉鎖手段と係合してパイロット開
口を密閉し、開放位置で主弁閉鎖手段から離脱してパイ
ロット開口を露出させるようになっており、主弁閉鎖手
段がダイアフラム手段を包含し、パイロット弁部材が閉
鎖位置に移動したときにダイアフラム手段が前記主弁座
手段と密閉係合して主弁座開口を密閉し、入口ポートと
出口ポートの間の流体の流れを阻止する第１位置と、パ
イロット弁部材が開放位置にあるときにダイアフラム手
段が主弁座手段から離脱して主弁座開口を露出させ、入
口ポートと出口ポートの間の流体の流れを許す第２位置
との間で主弁閉鎖手段が移動できるようになっている攻
撃性媒体用２方向カートリッジ弁を提供する。
【０００４】一実施例において、パイロット弁座手段は
バックアップ支持手段を有し、このバックアップ支持手
段はダイアフラム手段およびリテナ手段と係合してダイ
アフラム手段およびバックアップ支持手段をパイロット
弁座手段上に固定する表面を備える。第２実施例におい
て、パイロット弁座は、剛性の支持手段と、この剛性支
持手段上に装着した弾性のクッション手段と、支持手段
上に装着してあり、弾性クッション手段を覆っているダ
イアフラム手段とを包含する主弁閉鎖手段上に設けてあ
る。
【０００５】したがって、本発明の一目的は、腐食環境
で用いるに適した弁を提供することにある。
【０００６】本発明の別の目的は、入口ポートと出口ポ
ートの間の最小限の差圧で開いたり、閉じたりすること
のできる弁を提供することにある。
【０００７】本発明のまた別の目的は、交換の容易なモ
ジュールに納めたパイロット弁座、ダイアフラム密閉部
材および主弁座を備えた弁を提供することにある。
【０００８】本発明のさらに別の目的は、交換容易なモ
ジュール内に納めたパイロット弁座、ダイアフラム密閉
部材および主弁座を備え、制御した流体を濾過して汚染
物の通過を阻止する弁を提供することにある。
【０００９】本発明のまたさらに別の目的は、高圧環境
に耐えることのできるダイアフラムを備えた弁を提供す
ることにある。
【００１０】本発明の他のさらなる目的は、本発明の好
ましい実施例を示す添付図面および以下の説明（同様の
参照符号を同様の部分を示すのに用いている）から明ら
かとなろう。
【００１１】
【好ましい実施例の説明】まず、添付図面の図１、２、
３を参照して、ここには、通常閉の２方向ソレノイド弁
１が示してあり、図１は閉じた状態を、図２は開いた状
態を示している。弁１は、入口ポート４および出口ポー
ト６を設けた本体３を備えた主ハウジング２と、カバー
８とを有する。入口ポート４および出口ポート６は主ハ
ウジング２の本体３に形成してある。
【００１２】ソレノイド弁１は磁性材料のヨーク（図示
せず）と、アーマチャ・ガイドとして作用するコア・チ
ューブ１３を取り囲む電気コイル（図示せず）とを包含
するアクチュエータを有する。ソレノイドのコア・チュ
ーブ１３は主ハウジングのカバー８に設けた中央開口内
に装着してある。コア・チューブ１３内には軸線方向に
往復動できるアーマチャ１５がある。アーマチャ１５の
下端には弾性のパイロット弁部材１６が装着してある。
【００１３】磁性材料のプラグ・ナット１７の形をした
磁極片がアーマチャ・ガイド１３の上部に固定してあ
る。アーマチャ１５は円筒形のめくら孔１９を有し、こ
の中にプラグ・ナット１７と係合する自由端を有するコ
イル・スプリング２１が配置してある。スプリング２１
は、通常は、アーマチャ１５をパイロット・ブリード部
材２２に向かって、すなわち、弁１の通常閉位置に向か
って押圧しており、この閉位置において、弁部材１６が
図１でわかるようにパイロット・ブリード部材２２の開
口を密閉する。
【００１４】パイロット・ブリード部材２２は、底部カ
バー２５に装着したダイアフラム頂部カバー２４内に可
動状態に装着してある。この頂部カバー２４は、それの
周縁および底部カバー２５の周縁でかしめあるいは溶接
によって底部カバー２５に恒久的に取り付けてある。頂
部カバー２４の中央孔はパイロット・ブリード部材２２
のガイドとして作用する。パイロット・ブリード部材２
２は頂部カバー２４の中央孔の直径にほぼ等しい外周長
を備えた円筒形の大径部分３２を有し、頂部カバー２４
に相対的なパイロット・ブリード部材２２の軸線方向移
動を許すだけの間隙をパイロット・ブリード部材２２と
頂部カバー２４の間に与え、相対的な半径方向移動を阻
止するようになっている。
【００１５】截頭円錐形のパイロット弁座２６がパイロ
ット・ブリード部材２２と同軸に一体に設けてあり、そ
こから上方へ延びている。パイロット・ブリード部材２
２の中心軸線を貫く円筒形の孔がパイロット弁座２６の
中央パイロット開口と連通している。
【００１６】パイロット・ブリード部材２２の円筒形外
壁には溝２８が設けてあり、この溝は下方に弓なりにさ
れ、両端が頂部カバー２４の頂面と係合して図１〜３で
見て上方へパイロット・ブリード部材２２を押圧してい
るリーフ・スプリング３０を受け入れている。リーフ・
スプリング３０の加える上向きの力はコイル・スプリン
グ２１によって加えられる力よりも小さい。
【００１７】パイロット・ブリード部材２２の円筒形大
径部分３２から下方へ円筒形小径部分３４が延びてお
り、この小径部分３４は円筒形大径部分３２の外径より
も小さい外径を有し、また、パイロット・ブリード部材
２２の円筒形大径部分３２の孔の直径よりも大きい直径
を有する円筒形の内孔を有する。
【００１８】パイロット・ブリード部材２２の円筒形小
径部分３４上には、バックアップ・ワッシャ３６と保持
ワッシャ４０との間に挟んでダイアフラム３８が装着し
てある。バックアップ・ワッシャ３６、ダイアフラム３
８および保持ワッシャ４０は、それぞれ、パイロット・
ブリード部材２２の円筒形小径部分３４の外径にほぼ等
しい内径の中央孔が形成してある。バックアップ・ワッ
シャ３６、ダイアフラム３８および保持ワッシャ４０を
パイロット・ブリード部材２２の円筒形小径部分３４に
固定した後、円筒形小径部分３４の端を公知のようにフ
レア加工してバックアップ・ワッシャ３６、ダイアフラ
ム３８および保持ワッシャ４０がパイロット・ブリード
部材２２から外れるのを防ぐ。
【００１９】底部カバー２５は弁１用の主弁座となるも
のであり、保持ワッシャ４０の外径よりも大きいが、ダ
イアフラム３８よりは小さい直径の中央主弁座孔を有す
る。頂部カバー２４は、図面で見て、全体的に下方にく
ぼんでおり、底部カバー２５は全体的に上方にくぼんで
おり、パイロット・ブリード部材２２およびダイアフラ
ム３８を限られた軸線方向往復動を許しながら捕獲した
カートリッジ２７のハウジングを形成している。
【００２０】底部カバー２５の中央開口を取り囲んで円
形の隆起２９が設けてあり、この隆起は底部カバー２５
の上面から立ち上がり、弁１の主弁座として作用する。
主弁座の全周に沿って間隔をおいて半径方向のスロット
３１が設けてあり、弁１が開いているときに入口ポート
４と出口ポート６の間を流れる流体から沈殿物その他の
不純物を除去するようになっている。それ故、底部カバ
ー２５は主弁座としても弁１のフィルタとしても作用す
る。底部カバー２５の開口を取り囲んで円筒形の壁２３
が底部カバー２５の下面から下方に延びている。
【００２１】ダイアフラム３８の半径はバックアップ・
ワッシャ３６および保持ワッシャ４０の半径よりも大き
くなっており、ダイアフラム３８の外周を受け入れて、
相互に留められた頂部カバー２４、底部カバー２５の最
外周縁に隣接して頂部カバー２４と底部カバー２５の間
の狭い開口内に保持することができる。
【００２２】パイロット・ブリード部材２２、リーフ・
スプリング３０、頂部カバー２４、バックアップ・ワッ
シャ３６、ダイアフラム３８、保持ワッシャ４０および
底部カバー２５を含んだカートリッジ２７は、出口ポー
ト６の上方で弁１のハウジングの本体３の頂部に着座
し、底部カバーの円形壁２３が出口ポートに入ってい
る。底部カバー円形壁２３の外径と出口ポート６に通じ
る開口の内径はほぼ等しくなっていて主ハウジング本体
３に相対的なカートリッジ２７の半径方向移動を阻止す
るようになっている。
【００２３】弾性のある圧縮可能なＯリング３５が底部
カバー２５の下面と主ハウジング本体３の間で出口ポー
ト６まわりに装着してあり、カートリッジ２７と主ハウ
ジング２の本体３の間に流体漏洩防止シールを形成して
いる。別の弾性のある圧縮可能なＯリング３３が主ハウ
ジングカバー８と頂部カバー２４の外周の間に装着して
あって本体３と主ハウジングカバー８との間に流体漏洩
防止シールを形成している。Ｏリング３３は本体３内に
カートリッジ２２を保持してもいる。
【００２４】カートリッジ２７は、弁の主ハウジングカ
バー８を主ハウジング本体３から取り外し、外側のＯリ
ング３３を取り外し、カートリッジ２７を出口ポート６
から持ち上げるだけで弁１から取り外し、交換すること
ができる。交換用のカートリッジは出口ポート６上に置
き、新しい外側のＯリング３３をカートリッジの頂部カ
バー２４の縁上に置き、次に、主ハウジングカバー８を
主ハウジング本体３に留める。
【００２５】使用にあたっては、図１〜３の弁１は次の
ように作動する。図１に示すように、通常閉の弁１はそ
の閉鎖位置にあり、コイル（図示せず）が消勢される
と、アーマチャ１５がコイル・スプリング２１によって
下方へ押圧され、その結果、弁部材１６がカートリッジ
２７のパイロット・ブリード部材２２と密閉係合する。
コイル・スプリング２１の力はリーフ・スプリング３０
の対向力よりも大きいので、パイロット・ブリード部材
２２はその最下方位置へ押圧され、ダイアフラム３８が
カートリッジ２７の底部カバー２５にある主弁座、すな
わち、円形隆起２９と密閉係合し、保持ワッシャ４０が
主弁座開口内に受け入れられる。
【００２６】弁１を開こうとするときには、コイルの付
勢時にプラグ・ナット１７に加えられる磁力がコイル・
スプリング２１の力に打ち勝ち、アーマチャ１５を図２
に示す位置へ上昇させ、それによって、弁部材１６をパ
イロット・ブリード部材２２から離れるように持ち上
げ、パイロット弁座２６の開口を露出させる。パイロッ
ト弁座２６の開口が露出すると、ダイアフラム３８まわ
りの領域と出口ポート６の間の圧力が等しくなる。
【００２７】入口ポート４内の圧力が出口ポート６内の
圧力を超えると、ダイアフラム３８に加わる正味の上向
きの力がダイアフラム３８およびパイロット・ブリード
部材２２を持ち上げ、主弁座の開口を入口ポート４に露
出させ、入口ポート４の流体が出口ポート６に流れるの
を許す。弁１を横切る圧力低下が非常に低い場合でも、
ダイアフラム３８はリーフ・スプリング３０によってな
お上方へ押圧されて弁１を開く。
【００２８】弁１を通る流体の流れを止めようとすると
きには、コイルを消勢する。これにより、コイル・スプ
リング２１がアーマチャ１５および弁部材１６を押圧し
てパイロット・ブリード部材２２と係合させ、まず、パ
イロット弁座２６の開口を密閉し、その後、ダイアフラ
ム３８を押圧して円形隆起２９のところで主弁座と係合
させる。
【００２９】次に図４、５を参照して、ここには、高温
環境、たとえば、水蒸気の流れを制御しようとしている
環境に特に適した本発明の第２実施例が示してある。
【００３０】図４、５の弁１’は図１〜３の弁１とほぼ
同一であり、カートリッジ２７’についてのみ異なって
いる。カートリッジ２７’は頂部カバー２４’と底部カ
バー２５’を有する。底部カバー２５’は図１〜３の実
施例の底部カバー２５とほぼ同じである。主ディスク３
６’は段付きの直径を有し、上面に高くなった円形の軌
道を有し、下面に矩形横断面の円形溝２８’を有する。
溝２８’内には、テフロン（Teflon）または物理特性で
同様の他の弾性材料で作ったリング４１が配置してあ
る。リング４１の下面は主ディスク３６’の半径方向に
隣接した領域と同一平面にあり、ダイアフラム３８’の
ための平坦な支持面を提供する。
【００３１】リング４１の内半径は主弁座２９’の半径
よりも小さく、リング４１の外半径は主弁座２９’の半
径よりも小さくなっており、カートリッジ２７’が主ハ
ウジング２’の出口ポート６’上の所定位置にあると
き、弁１’が閉じ、ダイアフラム３８’が主弁座２９’
とリング４１の間で圧縮される。リング４１は主弁座２
９’に加わるダイアフラム３８’の衝撃を緩衝、吸収
し、それによって、特に高圧でのダイアフラム３８’の
押し出しを防ぎ、その寿命を延ばす。
【００３２】パイロット・ブリード部材２２’は円筒形
大径部分３２’を有し、この円筒形大径部分３２’の外
周長は主ディスク３６’の段つきの円筒形中央孔の最上
方直径にほぼ等しい。パイロット・ブリード部材２２’
の下端はフレア加工してあり、パイロット・ブリード部
材２２’を主ディスク３６’に対して軸線方向に固定し
ている。
【００３３】頂部カバー２４’は、主ディスク３６’上
の高くなった軌道の外径にほぼ等しい直径を有する中央
孔を有し、この中央孔はガイドとして作用し、頂部カバ
ー２４’内での主ディスク３６’の往復動を許し、頂部
カバー２４’およびこれを留めた底部カバー２５’に関
する主ディスク３６’およびダイアフラム３８’の半径
方向移動を阻止しながらダイアフラム３８’が主弁座２
９’に係合したり、底から離脱したりするのを可能にし
ている。
【００３４】図４、５の実施例の機能は図１〜３の実施
例とほぼ同様であるが、上述した点でのみ異なってお
り、これは当業者には明らかであろう。
【００３５】２つの好ましい実施例を説明してきたが、
発明の精神、範囲から逸脱することなく変更、修正をな
し得ることは了解されたい。たとえば、通常閉の弁の環
境で発明を開示したが、本発明は通常開の弁でも使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の第１実施例による攻撃性媒体用２方
向カートリッジ弁を第１位置で示す断面図である。
【図２】 本発明の第１実施例による攻撃性媒体用２方
向カートリッジ弁を第２位置で示す断面図である。
【図３】 本発明の第１の好ましい実施例による攻撃性
媒体用２方向カートリッジ弁の展開斜視図である。
【図４】 本発明の第２実施例による攻撃性媒体用２方
向カートリッジ弁を第１位置で示す断面図である。
【図５】 本発明の第２実施例による攻撃性媒体用２方
向カートリッジ弁を第２位置で示す断面図である。
【符号の説明】
１・・・弁 ２・・・主ハウジング ３・・・本体 ４・・・入口ポート ６・・・出口ポート ８・・・カバー １３・・・コア・チューブ １５・・・アーマチャ １６・・・パイロット弁部材 １７・・・プラグ・ナット １９・・・めくら孔 ２１・・・コイル・スプリング ２２・・・パイロット・ブリード部材 ２４・・・頂部カバー ２５・・・底部カバー ２６・・・パイロット弁座 ２７・・・カートリッジ ２８・・・溝 ３０・・・リーフ・スプリング ３２・・・円筒形大径部分 ３３・・・圧縮可能Ｏリング ３４・・・円筒形小径部分 ３５・・・圧縮可能Ｏリング ３６・・・バックアップ・ワッシャ ３８・・・ダイアフラム ４０・・・保持ワッシャ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 攻撃性媒体のための２方向カートリッジ
    弁であって、入口ポートと出口ポートを有するハウジン
    グと、このハウジングに装着してあり、パイロット弁部
    材およびこのパイロット弁部材を開放位置と閉鎖位置と
    の間で移動させる手段を包含するソレノイドと、前記ハ
    ウジングに取り外し自在に装着してあり、前記入口ポー
    トおよび前記出口ポートと連通する主弁座開口を有する
    主弁座手段と、開口が設けてあり、この開口から遠位の
    位置で前記主弁座手段に固定されたガイド手段と、この
    ガイド手段の前記開口に可動状態で装着した第１部分、
    パイロット開口およびこのパイロット開口の境界を画す
    るパイロット弁座手段を有し、前記パイロット弁部材が
    前記閉鎖位置において前記パイロット弁座手段と係合し
    て前記パイロット開口を密閉し、また、前記開放位置に
    おいて前記パイロット弁座手段から離脱して前記パイロ
    ット開口を露出させるようになっている主弁閉鎖手段と
    を包含し、この主弁閉鎖手段の第２部分が前記主弁座手
    段と前記ガイド手段との間に配置してあり、前記主弁閉
    鎖手段の前記第１部分が前記ガイド手段開口内で自由に
    移動するときに前記主弁座手段と前記ガイド手段の間で
    自由に移動できるようになっており、前記第２部分がダ
    イアフラム手段を包含しており、また、前記第２部分
    が、前記パイロット弁部材が前記閉鎖位置へ動いたとき
    に前記主弁座手段と密封係合して前記主弁座開口を密閉
    し、前記入口ポートと前記出口ポートの間の流体の流れ
    を阻止する第１位置と、前記パイロット弁部材が前記開
    放位置にあって前記パイロット弁座手段から離脱したと
    きに前記ダイアフラム手段が前記主弁座手段から離脱し
    て前記主弁座開口を露出させ、前記入口ポートと前記出
    口ポートの間の流体の流れを許すようになっている第２
    位置との間で動くことができることを特徴とする２方向
    カートリッジ弁。
  2. 【請求項２】 請求項１記載の２方向カートリッジ弁に
    おいて、前記ガイド手段が前記主弁座手段に留めてあ
    り、前記主弁閉鎖手段がそれらの間に捕獲されているこ
    とを特徴とする２方向カートリッジ弁。
  3. 【請求項３】 請求項１記載の２方向カートリッジ弁に
    おいて、前記主弁閉鎖手段の前記第１部分が、パイロッ
    ト・ブリード部材と、このパイロット・ブリード部材上
    に装着してあり、前記ダイアフラム手段が前記主弁座手
    段と係合したときに前記ダイアフラム手段と係合してそ
    れを支持する平坦面を有するバックアップ支持手段とを
    包含することを特徴とする２方向カートリッジ弁。
  4. 【請求項４】 請求項３記載の２方向カートリッジ弁に
    おいて、さらに、前記パイロット・ブリード部材上に装
    着したリテナ手段を包含し、このリテナ手段が前記ダイ
    アフラム手段と係合してこのダイアフラム手段および前
    記バックアップ支持手段を前記パイロット・ブリード部
    材上に固定する表面を有することを特徴とする２方向カ
    ートリッジ弁。
  5. 【請求項５】 請求項４記載の２方向カートリッジ弁に
    おいて、前記主弁座手段が前記入口ポートおよび前記出
    口ポートと連通する開口を有し、また、前記バックアッ
    プ支持手段の直径よりも小さいが、前記リテナ手段の直
    径よりも大きい直径を有し、前記バックアップ支持手
    段、ダイアフラム手段、リテナ手段および主弁座手段が
    同軸となっており、前記リテナ手段が前記主弁座手段開
    口内に収容されており、前記パイロット弁座手段が前記
    閉鎖位置にあるときに前記バックアップ支持手段が前記
    ダイアフラム手段を前記主弁座手段に対して押圧して前
    記主弁座手段開口を密閉することを特徴とする２方向カ
    ートリッジ弁。
  6. 【請求項６】 請求項１記載の２方向カートリッジ弁に
    おいて、さらに、前記主弁閉鎖手段と前記ガイド手段の
    間に装着してあって前記主弁閉鎖手段を前記第１位置に
    向かって押圧する片寄せ手段を包含することを特徴とす
    る２方向カートリッジ弁。
  7. 【請求項７】 請求項６記載の２方向カートリッジ弁に
    おいて、前記ソレノイドが、さらに、前記片寄せ手段の
    対向力よりも大きい力で前記パイロット弁部材を前記パ
    イロット弁座手段に向かって押圧するアーマチャ・スプ
    リング手段を包含することを特徴とする２方向カートリ
    ッジ弁。
  8. 【請求項８】 請求項１記載の２方向カートリッジ弁に
    おいて、前記主弁座手段が、前記主弁座開口を取り囲
    み、前記入口ポートから前記出口ポートへの流れている
    前記媒体を濾過する半径方向孔を有することを特徴とす
    る２方向カートリッジ弁。
  9. 【請求項９】 請求項８記載の２方向カートリッジ弁に
    おいて、前記孔が前記主弁座開口まわりに半径方向に配
    置してあることを特徴とする２方向カートリッジ弁。
  10. 【請求項１０】 請求項９記載の２方向カートリッジ弁
    において、前記孔が半径方向に向いた主寸法を有するス
    ロットの形状となっていることを特徴とする２方向カー
    トリッジ弁。
  11. 【請求項１１】 請求項１記載の２方向カートリッジ弁
    において、前記主弁閉鎖手段が、剛性の支持手段と、こ
    の剛性支持手段に装着した弾性のクッション手段と、前
    記剛性支持手段に装着してあり、前記リング手段を覆っ
    ているダイアフラム手段とを包含することを特徴とする
    ２方向カートリッジ弁。
  12. 【請求項１２】 請求項１１記載の２方向カートリッジ
    弁において、前記クッション手段が、前記主弁座開口の
    直径よりも大きい外径と、前記主弁座開口の直径よりも
    小さい内径を有し、前記クッション手段および主弁座開
    口が同軸であり、それによって、前記クッション手段が
    前記ダイアフラムを前記主弁座手段と係合するように押
    圧することを特徴とする２方向カートリッジ弁。
  13. 【請求項１３】 入口ポート、出口ポートおよびこれら
    入口ポート、出口ポートと連通する主弁開口を有するハ
    ウジングと、このハウジング上に装着したソレノイドと
    を有し、このソレノイドがパイロット弁部材とこのパイ
    ロット弁部材を開放位置と閉鎖位置との間で移動させる
    手段とを包含する弁において、パイロット開口およびこ
    のパイロット開口の境界を画するパイロット弁座手段を
    有する主弁閉鎖手段を包含する交換可能な弁密閉カート
    リッジを包含し、前記パイロット開口が前記閉鎖位置に
    おいて前記パイロット弁座手段と係合する前記パイロッ
    ト弁部材によって密閉されて前記主弁閉鎖手段をして前
    記主弁開口を密閉させるようになっており、前記開放位
    置において前記パイロット弁部材が前記パイロット弁座
    手段から離脱したときに露出して前記主弁閉鎖手段をし
    て前記主弁閉鎖体から離脱させ、前記パイロット開口を
    露出させるようになっており、主弁座手段が主弁座開口
    と開口を設けたガイド手段とを有し、このガイド手段が
    前記開口から遠位の位置で前記主弁座手段上に固着して
    あり、前記主弁閉鎖手段が、前記ガイド手段の前記開口
    内に可動状態で装着された第１部分と、前記ガイド手段
    と前記主弁座手段の間に捕獲されており、前記主弁閉鎖
    手段の部分が前記開口内で自由に動くときに前記ガイド
    手段と前記主弁座手段の間で自由に動くことができ、前
    記ガイド手段がそれに相対的な前記主弁閉鎖手段の軸線
    方向移動は許すが、半径方向移動は阻止するようになっ
    ており、前記主弁閉鎖手段が前記パイロット開口が密閉
    されたときに前記主弁座手段と係合して前記主弁座開口
    を密閉するダイアフラム手段を包含することを特徴とす
    る弁。
  14. 【請求項１４】 請求項１３記載の交換可能な弁密閉カ
    ートリッジにおいて、前記主弁閉鎖手段が、さらに、前
    記パイロット弁座手段上に装着したバックアップ支持手
    段を包含し、このバックアップ支持手段が前記ダイアフ
    ラム手段が前記主弁座手段と係合しているときに前記ダ
    イアフラム手段と係合してそれを支持する平坦面を有す
    ることを特徴とする交換可能な弁密閉カートリッジ。
  15. 【請求項１５】 請求項１４記載の交換可能な弁密閉カ
    ートリッジにおいて、さらに、前記パイロット弁座手段
    上に装着したリテナ手段を包含し、このリテナ手段が前
    記ダイアフラム手段と係合して前記ダイアフラム手段お
    よび前記バックアップ支持手段を前記パイロット弁座手
    段上に保持する表面を有することを特徴とする交換可能
    な弁密閉カートリッジ。
  16. 【請求項１６】 請求項１３記載の交換可能な弁密閉カ
    ートリッジにおいて、さらに、前記主弁閉鎖手段と前記
    ガイド手段の間に装着してあって前記主弁閉鎖手段を前
    記主弁座開口から離れるように押圧する片寄せ手段を包
    含することを特徴とする交換可能な弁密閉カートリッ
    ジ。
  17. 【請求項１７】 請求項１３記載の交換可能な弁密閉カ
    ートリッジにおいて、前記主弁座手段が、前記主弁座開
    口を取り囲み、前記入口ポートから前記出口ポートへ流
    れる前記媒体を濾過する半径方向孔を有する交換可能な
    弁密閉カートリッジ。
  18. 【請求項１８】 請求項１７記載の交換可能な弁密閉カ
    ートリッジにおいて、前記孔が前記主弁座開口まわりに
    半径方向に配置してあることを特徴とする交換可能な弁
    密閉カートリッジ。
  19. 【請求項１９】 請求項１８記載の交換可能な弁密閉カ
    ートリッジにおいて、前記孔が半径方向に向いた主寸法
    を持つスロットの形をしていることを特徴とする交換可
    能な弁密閉カートリッジ。
  20. 【請求項２０】 請求項１３記載の交換可能な弁密閉カ
    ートリッジにおいて、前記主弁閉鎖手段が、剛性の支持
    手段と、この剛性支持手段に装着した弾性のクッション
    手段と、前記支持手段に装着してあり、前記弾性クッシ
    ョン手段を覆っているダイアフラム手段とを包含するこ
    とを特徴とする交換可能な弁密閉カートリッジ。
  21. 【請求項２１】請求項２０記載の交換可能な弁密閉カー
    トリッジにおいて、前記クッション手段が、前記主弁座
    開口の直径よりも大きい外径と、前記主弁座開口の直径
    よりも小さい内径を有し、前記クッション手段および主
    弁座開口が同軸であり、それによって、前記クッション
    手段が前記ダイアフラムを前記主弁座手段と係合するよ
    うに押圧することを特徴とする交換可能な弁密閉カート
    リッジ。
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