JPH0822532A - 減色処理を行なうカラー画像処理装置 - Google Patents

減色処理を行なうカラー画像処理装置

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JPH0822532A
JPH0822532A JP6156153A JP15615394A JPH0822532A JP H0822532 A JPH0822532 A JP H0822532A JP 6156153 A JP6156153 A JP 6156153A JP 15615394 A JP15615394 A JP 15615394A JP H0822532 A JPH0822532 A JP H0822532A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 減色処理を行なった場合でも画質の劣化を招
くことが少ないカラー画像処理装置を提供すること。 【構成】 色比率生成部21は、BGR空間の最大値信
号25、最大値の色を示す主要色信号26、最大値信号
に対する残りの2信号の比率を示す二つの色比率信号2
7a,27bを生成する。ヒストグラム生成部22は、
主要色信号26及び2つの色比率信号27a,27bか
ら2次元ヒストグラム28を生成する。 代表色比率抽出
部23は、作成した2次元ヒストグラムから代表色比率
を抽出する。 減色画像生成部24では、無彩色の場合に
はグレイの代表色比率を割当て、有彩色の場合には入力
されてくる主要色信号及び色比率信号を用い、代表色比
率テーブル29を探索し、最も近い色比率を選択し、減
色画像210を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像処理装置に
関し、特にカラー印刷やカラー複写などデジタルカラー
ハードコピーの分野において、フルカラー画像に対して
減色処理を施すカラー画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル的にカラー画像を形成する場合
には、R(赤)・G(緑)・B(青)の各色成分にそれ
ぞれ所定ビット数を割り当て、各色成分のレベルを変え
ることにより3原色の合成で所望の色を再現するように
している。この場合の再現可能な色の種類は、各色成分
を表すビット数で異なってくる。すなわち、ビット数が
多くなればなるほど表現可能な色の種類は増加する。表
現可能な色の種類を増加することだけで考えるのであれ
ば、必要なだけビット数を増やせばよいが、ビット数を
増やすと、これに伴ってハードウェア及びソフトウェア
の負担が重くなるために、コストの増大や処理時間の長
時間化を招く。そこで実際には、画質とコスト等のバラ
ンスを考慮してその装置に適したビット数を選択してい
る。
【0003】たとえば、パーソナルコンピュータ等のカ
ラーモニタに画像を出力する場合、色の再現性が重視さ
れる高級機種では、各色に8ビットが割り当てられ、1
画素が24ビットで表現される。一方、一般的な範囲で
色の再現を行なえばよい普及機種では、1画素が8ビッ
トで表現される。
【0004】このように、装置によって1画素を表現す
るためのビット数が異なっているので、或る装置で使用
した多ビット表現の画像データをそのまま少ビット表現
の他の装置に適用できない場合がある。
【0005】そこで、従来から多ビット表現の画像デー
タを少ビット表現の画像データに変換する処理、すなわ
ち、再現可能な色の種類を減らす処理が行なわれてい
る。この処理は、減色処理或いは限定色処理と呼ばれて
いる。
【0006】従来より、減色処理・限定色処理と言われ
るこの種の画像処理方式は数多く提案されている。それ
らは、 ステップ1:例えばR(赤)・G(緑)・B(青)各8
ビット(1画素24ビット)のフルカラー画像から1画
素8ビットの限定色画像を生成する場合、まず、RGB
の3原色に関する3次元のヒストグラムを生成し、その
ヒストグラムより出現頻度の高い256(=28 )色を
選定して代表色とする。
【0007】ステップ2:次に、代表色をソーティング
して各代表色に対応する色コードを決定する。
【0008】ステップ3:その後、入力画像の各画素値
に最も近い代表色を選択し、その代表色に対応する色コ
ードを与える。
【0009】大きく分割すれば、以上の3ステップによ
り減色処理を実現していた。これらの処理は非常に有効
であり、とりわけ代表色を選択するステップにおいてデ
ィザ若しくは誤差拡散等の面積階調表現を用いる事によ
り、絵柄画像等であっても少ない色数でフルカラーと同
等の画像品質が得られる事が広く知られている。
【0010】例えば、特開平2−1076号公報では、
前述の代表色選定のステップにおいて、均等色空間をベ
ースとし、色分布を主軸変換し第1主軸の方向に投影し
たヒストグラムを判別分析による閾値で分割していく事
により画像劣化の少ない良好な代表色を選定する方式を
提案している。
【0011】また、特開平4−257984号公報で
は、色空間を複数の部分空間に分割し部分空間毎に代表
色を決定する事により出現頻度の低い色であっても漏れ
の発生しない代表色選定方式を開示している。
【0012】また、特開平2−116893号公報で
は、最も近い代表色を選択するステップに関連して、色
空間を分割していく際に、その分割の親・子関係を木構
造で管理し、空間毎にその構造に対するポインタ情報リ
ストを持つ事により効率的な代表色への割当てを行って
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には次の様な問題点があった。
【0014】まず、代表色を選定する際に生成する3次
元ヒストグラムに多大なメモリ容量が必要とされる。
【0015】例えば、上述の様にRGB各色256階調
8ビットの原画像に対して3次元ヒストグラムを生成す
るには、24ビット≒1677万個の要素をメモリ上に
確保する必要がある。しかしながら、このように大容量
のメモリを用意することは、装置の複雑化やコストの上
昇を招く。メモリ容量削減のためには、各色の階調数
(ビット数)を削減しなければならないが、極端な階調
数削減は最終的な減色画像の品質を低下させてしまう。
【0016】また、最も近い代表色を探索する処理も大
規模なものになる。良好な減色画像を得るには、RGB
の3次元色空間において、入力画素値とのユークリッド
距離が最も小さい代表色を選択するのが望ましいが、入
力画像の1画素1画素について全ての代表色とのユーク
リッド距離を計算し、最小距離を与える代表色を探索す
る処理には膨大な演算が必要となる。
【0017】さらに、従来技術では豊かな階調表現を行
うため、誤差拡散やデイザ等の面積階調表現の処理を行
う事が多い。これらの処理は、対象画像が写真などの絵
柄画像の場合には特に問題にならないが、グラフやイラ
スト等を含むビジネス原稿や低価格印刷等の画像を対象
とする場合には、幾つかの問題点が発生する。
【0018】ビジネス原稿においては、デザインや配色
上の配慮から色数を抑え同系列の色の濃淡を利用する場
合が多い。低価格印刷においても、コストの観点から色
版数を減らし、結果的に一つの画像中で使用される色合
いは限られてくる。また、両方共に文字や線画等の要素
が多い。
【0019】面積階調表現の処理には、画像中で多用さ
れるソリッド(ベタ)部やグラデーシヨン(連続階調変
化)部での色の均一性の低下や、文字や線画部での品質
劣化を招くという問題点がある。
【0020】以上の様に、従来の減色処理には問題点が
いくつかあり、特に対象画像をビジネス原稿とした場合
には、処理規模や画像品質の点での解決すべき課題が存
在する。
【0021】そこで本発明は、減色処理を行なった場合
でも画質の劣化を招くことが少ないカラー画像処理装置
を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みなされたもので、3次元の色空間の或る信号を基準信
号にして残る2信号から特性値信号を生成する手段と、
上記2信号の出現頻度を計測することにより2次元ヒス
トグラムを生成する手段と、前記2次元ヒストグラムよ
り代表特性値を算出する手段と、2つの特性値信号を前
記代表特性値のいずれかに置換する手段とを有すること
を特徴とする。
【0023】前記基準信号として3原色信号を使用し、
前記特性値信号が示す特性値として最大値信号に対する
残りの2信号の比率を使用することができる。
【0024】
【作用】例えば基準信号としてBGRの最大値信号、特
性値として最大値信号に対する残りの2信号の比率とい
った系にする事により、B:G:Rといった色の比率を
限定する減色処理が可能となる。これにより、生成され
るべきヒストグラムは2次元となり、そのメモリ容量を
削減する事ができる。また、「色の比率」を限定するの
であるから、画質を損なう事無く代表色数自体を減らす
事が可能であり、また、入力カラー画像の「色」ではな
く「色合い」を限定する処理画像が得られるため、特に
ビジネス原稿等を対象とした減色処理において、良好な
減色画像が生成される。
【0025】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明の詳細な説明を
行う。
【0026】本実施例においては、基準信号としてB
(青)G(緑)R(赤)の最大値信号、特性値として最
大値信号に対する残る2信号の比率といった系にする事
により、B:G:Rといった色の比率を限定する減色処
理の説明を行う。
【0027】図1は、本実施例による画像処理の入出力
画像の形態を示す図である。図1(a)は、入力される
フルカラー画像の例を示しており、RGB各画素8ビッ
トからなるフルカラー画像である。図1(b)は、出力
される減色画像を示しており、出力画像は各画素8ビッ
トで表現されるが、その上位3ビットが、例えば赤・青
・グレイ等の色合いを表す色コードであり、下位5ビッ
トが色の濃さを示す階調データとなっている。色コード
と色合い(R:G:B比率)は処理画像に対して一つ設
定され、へッダ情報として画像に付加される。
【0028】以上の様に、本実施例はフルカラー画像
を、色コードと階調データからなる減色画像へと変換す
るものである。
【0029】図2は、本発明に係るカラー画像減色装置
の一実施例の全体構成を示す図であり、図に示される様
に、ここでの処理は、処理画像に対して最適となる代表
色比率(図1(b)における色コード)を選定する処理
と、原画像の各画素に対して最も近い色比率を探索し、
図1(b)に示す様な色コードと階調データから成る減
色画像を生成する処理とに大別される。
【0030】図2において、色比率生成部21は、BG
R空間の最大値信号25、最大値の色を示す主要色信号
26、最大値信号に対する残りの2信号の比率を示す二
つの色比率信号27a,27bを生成する。ヒストグラ
ム生成部22は、主要色信号26及び2つの色比率信号
27a,27bから2次元ヒストグラム28を生成す
る。 代表色比率抽出部23は、作成した2次元ヒストグ
ラムから代表色比率を抽出する。 減色画像生成部24で
は、無彩色の場合にはグレイの代表色比率を割当て、有
彩色の場合には入力されてくる主要色信号及び色比率信
号を用い、代表色比率テーブル29を探索し、最も近い
色比率を選択し、減色画像210を生成する。
【0031】図3は、代表色比率を選定する処理の流れ
を示した図である。
【0032】色比率生成部21の処理を説明する。ま
ず、原画像が入力され (ステップ101)、入力RGB
画素値の最大値Max(B,G,R)及び最小値Min
(B,G,R)が検出される (ステップ102)。入力
RGB画素値の最大値を示す信号が最大値信号25であ
る。次に、最大値と最小値の差Max−Minと所定の
閾値THとの比較が行われ (ステップ103)、Max
−MinがTHより大きければ入力画素を有彩色とみな
し処理を継続し、THよりも小さければ入力画緊が無彩
色であると判定し (ステップ104)、以降の処理を行
わない。これは、8個の色コードの内の一つには予め無
彩色(グレイ)用のB:G:R=1:1:1が設定され
ているためである。
【0033】次に、主要色信号26及び色比率信号27
a,27bが生成される。主要色信号26は、最大値が
R信号であるかG信号であるかB信号であるかを示す信
号である (ステップ105)。また、色比率信号27
a,27bは、主要色(最大値)に対してそれ以外の2
信号がどの程度の大きさになるかを表す信号であり、 色比率信号=主要色以外の1信号×(255/最大値) で求められる (ステップ106,107,108)。
【0034】ヒストグラム生成部22は、主要色信号2
6及び2つの色比率信号27a,27bから2次元ヒス
トグラム28を生成する手段である。ここで、主要色は
RGBのいずれかになるから、主要色Rの2次元ヒスト
グラム、主要色Gの2次元ヒストグラム、主要色Bの2
次元ヒストグラムの3種類の2次元ヒストグラムが生成
される事になる。ヒストグラム生成部22では、主要色
信号26により3つの内のいずれのヒストグラムを使用
するかを選択し、2つの色比率信号27が表す色の値を
+1する。すなわち、二つの色比率信号27によって規
定される2次元ヒストグラムのアドレスをインクリメン
トする。
【0035】この処理を画像全体に対して行い、ヒスト
グラムを完成する (ステップ109,110,11
1)。
【0036】代表色比率抽出部23は、作成した2次元
ヒストグラムから代表色比率を抽出する手段であり、公
知の技術であるMCA(Median Cut Alg
orithm:中央値分割法)を2次元平面3面で行う
事により、代表色比率を抽出している。図4にその処理
内容を示す。
【0037】図4は、通常のMCAのアルゴリスムの概
略を示す図である。MCAは3次元色空間において、所
定の色数になるまで、ばらつきの大きな軸を2分して色
空間を分割していく事により代表色を選定する。まず、
各色空間のRGB各軸で分散値等を算出して最もばらつ
きの大きい軸を選択し、次にその軸の平均値で色空間を
2つに分割する。図4において太い線で表された軸が最
もばらつきが大きい軸を示している。まず初期状態の
(1)で、RGB各軸の分散値算出を行い最もばらつき
が大きいR軸を分割に使用する事に決定し、その平均値
で色空間を分割した結果、(2)の様に2つの色空間が
得られる。次に(2)の2つの色空間のRGB各軸の分
散値6つの中から、最もばらつきが大きい太線で示した
B軸を分割に使用する事に決定し、その平均値で色空間
を分割し、(3)の様に3つの色空間を得る。同様に、
太線で示したG軸分劃により4つの色空間を生成した状
態が(4)である。以下、代表色数と同数の色空間が得
られるまでこの分割を繰り返した後、各色空間の色分布
の平均値を代表色とする。
【0038】図5に示したのが、本実施例で行う2次元
ヒストグラムに対するMCAによる代表色比率選定処理
である。本実施例では、主要R−G−Bそれぞれに対し
て2次元ヒストグラムが生成されるので、(1)に示し
た様な平面数3の初期状態から処理が開始される。ま
ず、3平面の軸、合計6つの軸について分散値を計算
し、その値が最も大きい軸を平面分割に用いる事にす
る。次に、選択された軸の平均値で、その平面を分割す
る事により、代表色比率数に等しくなるまで、平面分割
を行っていく (ステップ112,113,114)。
【0039】図5において、太い線で示されているの
が、選択された軸であり、(1)の初期状態では、主要
色Rの2次元ヒストグラムのB軸が最もばらつきが大き
く、その平均値による平面分割により(2)の状態にな
る。同様に主要色GのB軸、主要色GのR軸が選択さ
れ、(4)の時点で平面数が6となる。本実施例では、
代表色比率数が「8」であり、その内の一つを無彩色に
設定しているため、もう一回平面分割を行い、平面数
「7」とした後、各平面内の色分布よりその平均値を算
出し、代表となる色比率を求め (ステップ115)、代
表色比率テーブル29を設定する。この時、代表色比率
を主要色がRGBいずれになるかクラスタリングしてお
く事により、後の減色画像生成における色比率探索が高
速化できる。
【0040】次に、最近隣色比率探素処理について説明
する。図6は、最近隣色比率探索処理を示したものであ
る。色比率生成の処理は、代表色比率を選定する処理と
同じであり、最大値信号Maxの生成 (ステップ20
2)、有彩色/無彩色判定 (ステップ203)、主要色
信号及び色比率信号の生成を行う (ステップ205〜2
08)。図6のステップ201〜208は、図3のステ
ップ101〜208に対応している。
【0041】減色画像生成部24では、無彩色の場合に
はグレイの代表色比率を割当て (ステップ204)、有
彩色の場合には入力されてくる主要色信号及び色比率信
号を用い、代表色比率テーブル29を探索し (ステップ
209,210,211)、最も近い色比率を選択す
る。この時の処理は、主要色で選択される色比率平面で
のユークリッド距離が最小となる代表色比率を選択する
(ステップ212)。この時、本実施例の様に色の比率
を限定する処理においては、ユークリッド距離計算は2
次元の距離計算でよく、又、従来の限定色処理に比べ代
表色の数自体を少ない数に抑えられるため、探索処理に
おける演算量を大幅に削減できる。次に、最大値信号M
axの上位5ビットを階調データとし、各代表色比率に
対応するコードを先頭3ビツトに付加した、各画素8ビ
ットの減色画像信号を生成する (ステップ213)。
【0042】以上の処理により良好な減色画像が得られ
る。実施例中では、色比率コードを3ビット、階調デー
タを5ビットとしたが、本発明が特にこの数値の制約を
受けるものではないことは言うまでもない。又、BGR
と同様にYMC(イエロー・マゼンタ・シアン)の減法
混色の系であっても同様の処理が可能であり、またこの
場合には実施例においてグレイの色コードを割当てる代
わりに、K(黒)信号を生成する事により減色処理と墨
版生成を同時に行う事も可能である。
【0043】図7は、本発明の異なる実施例を示してい
る。これは、原画像がRGB等の原色画像ではなく、L
* * * 等の輝度・色度分離型の色空間であった場合
の実施例の概念図を示したものである。図に示した様
に、或る輝度値で規定される色度平面内を設け、L*
* * 画素値と白色点(例えば、L* =100,a*
0,b* =0)を結ぶ直線が、その平面と交差する点の
(a* ,b* )座標値で2次元ヒストグラムを生成す
る。(a* ,b* )座標は、入力L* * * に対する
線形演算によるスケール変換で簡単に求める事ができ
る。次に、先に示した実施例と同様な平面分割を行う事
により、代表色点を決定する。ただし、本実施例では主
要色による分類が不要であるため、2次元ヒストグラム
は1面で良い。その後、(a* ,b* )座標値を色コー
ドとし、白色点からの距離(√(L*2+a*2+b*2)を
階調データとする減色画像が生成される。つまりL*
* * 空間で白色点から伸びる直線を限定する事によ
り、RGB色空間でR:G:Bの比率を限定する事と同
等の効果を得ているのであり、色空間が輝度・色度分離
型のものであっても、RGB色空間と同様の処理が可能
となることがわかる。
【0044】
【発明の効果】以上、本発明によれば3次元色空問を、
或る基準信号をもとに生成した特性値信号の2次元色平
面に変換して、減色処理を行うので、ヒストグラム生成
時のメモリ容量、代表色数等を、従来の限定色処理に比
べ大幅に削減できる。又、上記基準信号及び特性値は、
原画像内の色の濃淡・階調を保存する様に働くため、文
字/線画画像、ソリッド/グラデーシヨン画像等を含む
所謂ビジネス文書画像の品質を損なう事なく、減色処理
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例による画像処理の入出力画像の形態
を示す図である。
【図2】 本発明に係るカラー画像減色装置の一実施例
の全体構成を示す図であり
【図3】 代表色比率を選定する処理の流れを示した図
である。
【図4】 代表色比率を抽出する処理を示した図であ
る。
【図5】 本実施例で行う2次元ヒストグラムに対する
MCAによる代表色比率選定処理を示した図である。
【図6】 最近隣色比率探索処理を示した図である。
【図7】 本発明の異なる実施例を示した図である。
【符号の説明】
21…色比率生成部、22…ヒストグラム生成部、23
…代表色比率抽出部、24…減色画像生成部、29…代
表色比率テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元の色空間の或る信号を基準信号に
    して残る2信号から特性値信号を生成する手段と、 上記2信号の出現頻度を計測することにより2次元ヒス
    トグラムを生成する手段と、 前記2次元ヒストグラムより代表特性値を算出する手段
    と、 2つの特性値信号を前記代表特性値のいずれかに置換す
    る手段とを有することを特徴とする減色処理を行う画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記基準信号が3原色信号であり、前記
    特性値信号が示す特性値が前記最大値信号に対する残り
    の2信号の比率である請求項1記載の画像処理装置。
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