JP2002027277A - Hmmdカラースペースに基づいたカラー量子化方法とマルチメディア - Google Patents

Hmmdカラースペースに基づいたカラー量子化方法とマルチメディア

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、様々な量子化レベルで使用でき
るHMMDカラースペースでの検索性能を高めた量子化
方法を提供する。 【解決手段】本発明は、HMMDカラースペースでのカ
ラー情報を用いた検索システムで、差分値(diff)
を軸として、指定した一つ以上のdiff値を用いてカ
ラースペースを1次分割し、カラースペースの分割領域
のうち最も低いdiff領域はグレイ領域としてhue
に関係ないものとし、sumのみを基準にN(Nは自然
数)等分する。他のdiff領域に対しては、sum軸
を基準に各領域ごとに各々与えられた数に等分し、hu
e軸を基準に各領域ごとに各々与えられた数に等分す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディア検
索に用いられるカラー特徴要素を抽出することにおい
て、互いに異なるレベルで量子化されたマルチメディア
データを効率的に検索できるようにするHMMDカラー
スペースに基づいたカラー量子化方法及びこれを用いる
マルチメディア検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、内容に基づいてマルチメディアを
検索する技術の登場によって、正しく早く検索する検索
性能を決めるマルチメディア特徴要素に対する工夫が盛
んである。現在、用いられている検索エンジンには画像
検索のために全体的及び部分的なカラー情報とテクスチ
ャ情報などを用いているものが多く、このうち、カラー
情報は画像検索に最も重要な影響を与える要素として知
られている。従って、より効果的なカラー特徴要素に対
する開発が成されており、より効率的に検索できる効果
的なカラー空間を開発しようとする工夫も行われてい
る。カラー情報にはカラーヒストグラム、部分を代表す
るカラーなど多様な特徴情報があるが、いずれもカラー
の量子化をどのように行うかによって検索性能が大きく
違ってくる。
【0003】カラー量子化とは、カラースペース上でカ
ラーの分布を表すとき、数多くのカラー種類ごとに全て
を表示することは難いので、同種類のカラーグループを
一つのカラーラベルにまとめて制限した数のカラーでカ
ラー情報を示すためのものである。例えば、RGBカラ
ースペースにおけるカラーヒストグラムの場合、RGB
の一要素ごとに0から255の範囲の数字で表すのでカ
ラーの種類は256の3乗となる。これをカラーヒスト
グラムで表現すると256の3乗のビンから構成しなけ
ればならないので現実性のがい。従って、同種のカラー
をグループ化してグループ別に一つのカラーラベルを与
える。このためまずカラースペース全体を表現しようと
するカラーの数に等しい部分空間に分割するがこの時分
割する方法がカラー量子化方法である。
【0004】カラーを用いたマルチメディア検索におい
て検索性能に影響を及ぼす要素は多数あるが、先ずカラ
ースペースがカラーをうまく表現しているかどうかが重
要であり、それに関連して、与えられたカラースペース
をどのような方法で分割するか、即ち、カラー量子化方
法によってデータのカラー特徴表現の優劣が決められ
る。従って、高い検索性能のためには適切なカラー量子
化方法が要求される。カラー量子化において考慮しなけ
ればならない重要なことは、互いに異なる方法で量子化
したカラー情報は比較検索を行うことができないという
事実である。
【0005】従来の技術ではそれぞれのデータベースを
対象とする検索だけを考慮しているのでかかることが反
映する必要もなく、またできなかった。したがって、い
ずれも同一量子化の方法によって量子化されていると仮
定し、同一量子化方法によって抽出されたカラー情報だ
けを対象とする比較検索方法に対する研究がつぎつぎ報
告されている。
【0006】しかしながら、インターネットが発達して
いる現在は互いに異なるサーバーで管理しているデータ
に対しても検索要求によって、サーバーとは無関係にい
かなるマルチメディアデータでも相互に比較検索できる
ことが非常に重要になった。かかる要求を満たすために
はこれに伴う量子化方法も考慮しなければならないし、
相互に比較するための検索アルゴリズムも提供すべきで
ある。このような性質を相互運用性という。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決するためのもので、HMMDカラース
ペースで検索性能を高める最適の量子化方法を様々な量
子化レベルに合わせるように決めようとするものであ
る。
【0008】本発明の他の目的は互いに異なる応用プロ
グラムから生成されたマルチメディア間の検索ができる
ように様々な量子化レベルで量子化されたカラー特徴間
に相互運用性があると共に高い検索性能を保持するよう
に量子化規則を定義するものである。
【0009】即ち、本発明は相互運用性を保持しながら
高い検索性能を可能とする様々なレベルのカラー量子化
方法を提示すると共に互いに異なるレベルで量子化され
た特徴間の類似度を測定するマルチメディア検索方法を
提供するものである。
【0010】本発明の説明においてまず用語を概略的に
定義する。 (a)カラー量子化レベル 任意のカラースペースで示すカラー数は無限であると言
える。コーンピュータで示す256次元のRGBカラー
スペースで示されるカラー数は256の3乗(1677
7216)に達する。従って、カラーに基づいてマルチ
メディアを検索するためにカラーの数を減らすためにカ
ラーをN(Nは自然数)個にグループ化してカラーのラ
ベルを割り当てる。この時カラーグループの数をカラー
量子化レベルという。
【0011】(b)相互運用性 同一のカラースペースを用いてマルチメディアのカラー
特徴要素を抽出してもその量子化方法によって情報が異
なる。特に互いに異なる量子化レベルで量子化された画
像特徴要素を用いて両画像の類似度を測定することは非
常に困難である。これは特徴要素を表しているカラーラ
ベルの意味が全く違い、これらの関係を記述し難いから
である。
【0012】例えば、一つのデータを32レベルで量子
化して32個のビンから構成されたカラーヒストグラム
を構成し、他のデータを64レベルで量子化して64個
のビンから構成されたカラーヒストグラムを構成してい
ると仮定するとき、双方のカラーヒストグラムを用いて
類似度を測定するためには第1ヒストグラムの各ビンが
第2のヒストグラムのどのビンに当たっているかを把握
した上で初めて可能であり、任意の方法で量子化がなさ
れていれば、かかるビン間の関係を定義するのは非常に
困難である。
【0013】しかしながら、いずれかの規則を適用して
量子化されていれば、互いに異なる量子化レベルが適用
されていても双方の特徴要素で示されたカラーラベル間
の関係を記述できるので相互類似度の比較が可能であ
る。
【0014】例えば、32レベルで量子化された空間を
更に各々2等分して64レベルで量子化して構成すれば
64レベルで示す各ビンは、包含関係を簡単に計算する
ことによって32レベルのうち一つのレベルにマッピン
グできる。このように互いに異なる量子化方法を用いて
も相互比較して処理可能な性質を相互運用性という。
【0015】(c)HMMDカラースペース 本願出願人が1998年4月29日付で出願した特許
(第98−15326号)で提示しているカラースペー
スとして、相互対称の円錐の下面を重畳したような二つ
のダブルコーン状のカラースペースであって、図1に示
すような5個のパラメーターから構成されたカラースペ
ースである。
【0016】5個のパラメーターの色相hue、最大値
max、最小値min、差分値diff、合計sumは、
各々色濃度(shade)、陰影(tint)、彩度(chroma)、明る
さ(brightness)を意味する。
【0017】図2はHMMDカラースペースの詳細構造
の内部断面を示す図である。その対称の円錐の相互に向
き合っている頂点A、Bを連結する縦軸がsum、縦軸
と垂直方向に円周を0°から360°まで回転して変わ
る値がhue、中心(0)から最大円周(c)方向の最
短直線成分diff、下側円錐の頂点Bから最大円周
(c)方向の最短直線成分はmax、最大円周(c)か
ら上側円錐の頂点方向への最短直線成分はminを意味
する。
【0018】ここで前記のような5個のパラメーターh
ue、max、min、diff、sumはRGBカラ
ースペースの3パラメーターr、g、bから次のように
求められる。この時hueは0から360までの値を有
する。すなわち、そのように円を分割して値を決める。
【0019】max=max(r、g、b) min=min(r、g、b) diff=max(r、g、b)−min(r、g、b) sum=(max(r、g、b)−min(r、g、b)/
2 ifmax(r、g、b)=min(r、g、b) hue=UNDEFINED; eles if r=max(r、g、b)&(g−b≧
0)hue=(g−b)*60/(max(r、g、b)
min(r、g、b)); eles if r=max(r、g、b)&(g−b<
0)hue=360+(g−b)*60/(max(r、
g、b)−min(r、g、b)); eles if g=max hue=120+(b−
r)*60/(max(r、g、b)−min(r、g、
b)); eles hue=240+(r−b)*60/(ma
(r、g、b)−min(r、g、b));
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明によるHMMDカラースペースのに基づいたカ
ラー量子化方法は、HMMDカラースペースでのカラー
情報を用いた検索システムで、差分値(diff)を軸
として、仮に指定した一つ以上のdiff値を用いてカ
ラースペースを1次分割する過程と、前記カラースペー
スの分割領域のうち最も低いdiff領域はグレイ領域
であって、hueに区分せず、sumのみを基準にN
(Nは自然数)等分する過程と、他のdiff領域に対
しては、sum軸を基準に各領域ごとに各々与えられた
常数に等分し、hue軸を基準に各領域ごとに各々与え
られた常数に等分する過程と、を有することを特徴とす
る。
【0021】また、前記diff軸を中心にしてカラー
スペースを1次分割するためのdiff値の決定は低い
彩度(低いdiff領域)であるほど小さい幅を有する
ように指定することを特徴とする。
【0022】また前記決定されたdiff値により分割
された部分領域で、sum軸を基準に各々与えられた常
数に等分するとき、分割した領域の両側のsum幅
(a,b)のうち、大きなsum幅(a)を基準に等分
することを特徴とする。
【0023】また、前記hue軸を基準に各領域を分割
するとき、赤色(即ち、0°、赤とされる範囲の中心を
0゜とする)を始めとしてN(Nは自然数)等分するこ
とを特徴とする。
【0024】また、HMMDカラースペースでのカラー
情報を用いた検索システムにおいて、差分値(dif
f)を軸として、予め指定した一つ以上のdiff値を
基準に前記カラースペースを1次分割する過程と、前記
過程を通じて分割された各部分領域に対して、sum軸
を基準に2X個(xは定数)に等分し、hue軸を基準
に2y個(yは定数)に等分する過程と、を有すること
を特徴とする。
【0025】また、HMMDカラースペースでのカラー
情報を用いた検索システムにおいて、(a)diff,
sum,hueを用いて、基準となるレベルのカラー量
子化を行い、前記カラースペースを基準となるレベルに
分割する過程と、(b)前記(a)過程でカラー量子化
に分割された各部分領域のうち、一つ以上の部分領域を
diff,sum,hueの一つ以上の組み合わせによ
り更に細分して分割し、より大きなレベルのカラー量子
化を行う過程と、を有することを特徴とする。
【0026】また、HMMDカラースペースでのカラー
情報を用いた検索システムにおいて、(a)diff,
sum,hueを用いて、基準となるレベルのカラー量
子化を行い、前記カラースペースを基準となるレベルに
分割する過程と、(b)前記(a)過程でカラー量子化
に分割された各部分領域のうち、一つ以上の部分領域を
併合することにより、より小さいレベルのカラー量子化
を行う過程と、を有することを特徴とする。
【0027】また、互いに異なるレベルのカラー量子化
方法で量子化したカラー特徴要素を用いて検索する方法
において、(a)大きなレベルの量子化方法によって生
成した特徴要素のカラーラベルを、小さいレベルの量子
化方法により生成した特徴要素のカラーラベルのうち一
つにマッピングさせることで、互いに異なる量子化方法
による二つの特徴要素のカラーラベルの意味を一致(マ
ッピング)させる過程と、(b)一致したカラーラベル
を使用して類似度を測定する過程と、(c)測定した類
似度を基準にマルチメディアデータを出力する過程と、
を有することを特徴とする。
【0028】また、前記(a)過程は、より大きなレベ
ルの量子化方法によって生成したカラーラベルの各該当
部分領域の任意の一点が、マッピングしようとするより
小さいレベルの量子化方法により生成したカラーラベル
に当たる各領域の何れかの一領域に含まれると、その含
まれた領域のカラーラベルをマッピングしたカラーラベ
ルと決定することを特徴とする。
【0029】また、前記(a)過程でカラーラベルマッ
ピングは最初に両データの類似度の比較時点でのみ行わ
れ、このとき、二つの量子化方法によるカラーラベルの
マッピング関係をテーブルなどの形式で格納し、それか
らデータに対しては別のカラーラベルマッピングを行う
ことなく、直ぐに格納した関係テーブルの情報を使用す
ることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明を更に詳細に説明する。図3はカラースペースにおけ
るグレイ領域を区画する方法に対して述べている。本発
明ではHMMDカラースペースがdiffによって1次
分割されるが図面の通り一定臨界値以下のdiff値を
有する領域をグレイ領域とし、hueによって色の区分
をしない。従って、明るさだけがグレイ領域に属した色
を区分する要素として作用できるので当該領域では明る
さに該当するsumに基づいて分割する。
【0031】第1実施形態 図4は基本的な32レベルのカラー量子化方法に対して
述べている。まず、diff値が0〜255の範囲の場
合diff値9、29、75に基づいて前記カラースペ
ースを四つの部分領域に分けこれらの部分領域を各々S
41、S42、S43、S44とする。この時図3に示
すように、S41の場合は最もdiffが低い領域、即
ち、彩度が最も低いグレイ領域であるのでhueに対し
ては分割することなく明るさ、即ち、sumに基づいて
8等分する。S42はhueに基づいて4等分しそれぞ
れを更にsumに基づいて2等分し、S43はhueに
基づいて3等分しそれぞれを更にsumに基づいて4等
分する。
【0032】最後にS44はhueとsumとに基づい
てそれぞれ2等分する。ここで、S42ないしS44の
領域ではhueに基づいてまずHMMDカラースペース
を等しく分割、すなわち等分し、その次にsumに基づ
いて等分を行うか又はその逆を行っても良い。即ち、S
42ないしS44部分の領域ではhueとsumのう
ち、どちらを先に等分してもかまわない。以後かかる関
係は任意の領域をsumとhueとに基づいて分割する
ときはいずれも該当する。このとき、sumに基づいて
分割する際に、分割された領域はその先端部(a,b)
において分割幅が異なることになるが、大きい方、すな
わちsum軸に近い方aに基づいて等分する。このこと
はdiff値によって分けられた分割領域をsumに基
づいてそれぞれ与えられた常数で等分するとき同じよう
に適用される。
【0033】図面から分かるように、diffによる分
割は低い彩度領域、即ち、低いdiff値を有する領域
のほど狭く分割される。これはデータ特性上データを構
成する大部分のピクセルのカラーは中間以下の彩度領域
に集中しいるので、カラーによる区分能力をより効果的
にするためである。
【0034】また、32レベルのように小さい数で量子
化する場合には、低い彩度領域を小さい部分領域に区分
し、hueによる分割も高い彩度領域に比べて細かく行
うことによって小さいレベルのカラーを用いて効果的に
表現できる。
【0035】図5は64レベルのカラー量子化方法に対
して述べている。先ずdiff軸にdiff値9、2
9、75を基準に四つの部分領域に分け、これをS5
1、S53、S54とする。また、図3に示すようにS
51の場合最もdiffが低い領域、即ち、彩度が最も
低いグレイ領域であるのでhueに対しては分割するこ
となく、明るさ、即ち、sumに基づいて8等分する、
【0036】S52はhueに基づいて4等分しsum
に基づいて4等分し、S53はhueに基づいて6等分
しsumに基づいて4等分する。最後にS54はhue
とsumとに基づいてそれぞれ4等分する。このように
量子化された64個の分割領域はそれぞれ図4において
分割された32個の分割領域のうち一つに完全に含まれ
る。即ち、32個の分割領域の分割境界線は64個の分
割領域の分割境界線の部分に完全に一致する。
【0037】従って、図4から分割された32レベルの
カラーで示すデータと図5から分割された64レベルの
カラーで示すデータの類似度を測定する場合、互いに異
なるカラーラベルを用いても容易に小さいレベルのカラ
ーラベルに一致させることができる。即ち、64レベル
で量子化されたカラー情報は32レベルで量子化された
カラー形式に切り替えることができる。データの類似度
測定はカラー情報の特性によって違うが、本発明の実施
形態ではカラーヒストグラムをカラー情報で用いて画像
検索に応用した。
【0038】カラーヒストグラムは画像全体のピクセル
に対してカラー分布を示す情報である。これを求めるた
めに先ず画像の各ピクセルのカラー値がHMMDカラー
スペースを量子化方法で分割した時どの分割空間に属す
るかを計算して、各々該当分割空間のカラーラベルを有
するヒストグラムビンにその分布を記録する。
【0039】かかるカラーヒストグラムを用いて画像を
検索する方法は参照画像のカラーヒストグラムと対象画
像のカラーヒストグラムとの類似度を測定してなされる
がこの時の類似度は次の式1を用いる。
【数1】 n:ヒストグラムのビン数 Hγ[i]参照画像のヒストグラムi番目の値 Ht[i]対象画像のヒストグラムのi番目の値 ヒストグラムの各ビン値は一般的に分布を示す値である
ので小数となる。
【0040】しかしながら、実際の応用ではヒストグラ
ムの記憶空間を減らすために一般的な小数表現方式の4
バイトの全てを用いることなく、小数値を量子化して1
バイト以下の空間として示す。本実施形態では各小数値
を8ビット、即ち、1バイトとして現し、そのために小
数値を0〜255値に量子化する。
【0041】図8は前記カラーマッピングを示している
が、より細かく分割した領域がそれより大きく分割した
領域にマッピングする方法を示している。この場合、マ
ッピング方法は互いに異なる量子化されたカラー情報の
うち、より大きいレベルで量子化されたカラー情報のカ
ラーラベルを小さいレベルで量子化されたカラー情報の
カラーラベルに変換するものである。このために先ず大
きいレベルで量子化されたカラー情報の各分割領域に含
まれる任意の一点を小さいレベルの量子化方法を用いて
新たなカラーラベルを求めた後その新たなカラーラベル
に変換すればよい。
【0042】カラーマッピングの他の方法は、より大き
いレベルで量子化されたカラーラベルを小さいラベルで
量子化されたカラーラベルでマッピングするときに、大
きいレベルで量子化された各領域の任意の一点は小さい
レベルで量子化された領域の一つに必ず含まれるので、
この時含まれた該当領域のレベルに変換することによっ
てマッピングできる。
【0043】このようなマッピング過程は図9のフロー
チャートに示している。第一の記述方法はより速くカラ
ーラベルをマッピング変換できる長所があるので一般的
に互いに異なる二つの量子化式が分かる場合には第一の
記述方法を用いる。しかしながら、量子化式が記述され
ず、各カラーラベルの意味するカラースペースにおける
分割領域情報だけが記述されている場合には量子化式が
分かり難いので第二の方法を用いることが出きる。この
ようなカラーマッピングは両データの比較時ごとに行う
必要はない。
【0044】一般的に特定データを参照して類似データ
を特定データベースで検索する場合、一つのデータベー
スは同じ方法の量子化方法を用いてカラー情報を抽出し
ているので、もし参照データとデータベースに属するデ
ータのカラー情報の量子化方法が異なる場合、最初一回
だけカラーマッピングを適用すればよい。また、最初の
マッピング過程において両カラーラベル間の関係をテー
ブルに格納した後は、テーブルに格納された両カラーラ
ベルの間の関係を用いて直ちにマッピングできる。この
ような方法によってカラーマッピングに要する時間を減
らすことができる。
【0045】なお、図6は120レベルのカラー量子化
方法に対して示している。先ず、diff軸に沿ってd
iff値9、29、75を基準に4個の部分領域に分割
しこれをS61、S62、S64とする。また、図3に
示すように、S61の場合は最もdiffが低い領域、
即ち、彩度が最も低いグレイ領域であるのでhueに対
しては分割することなく明るさ即ち、sumに基づいて
8等分する。S62はhueに基づいて4等分しsum
に基づいて4等分し、S63はhueに基づいて12等
分しsumに基づいて4等分する。最後にS64はhu
eに基づいて12等分しsumに基づいて4等分する。
このように量子化された120個の分割領域はそれぞれ
図4において分割された64個の分割領域のうち、一つ
に完全に含まれる。即ち、図5において分割された領域
のうち、S53に該当する分割領域全てをそれぞれhu
eに基づいて2等分しS54に該当する分割領域の全て
をそれぞれhueに基づいて3等分することによって構
成されている。
【0046】図7は184レベルのカラー量子化方法に
対して示している。先ず、diff軸に沿ってdiff
値9、29、75、200に基づいて5個の部分領域に
分け、これらをS71、S72、S73、S74、S7
5とする。また図3に示すように、S71の場合には最
もdiffが低い領域、即ち、彩度が最も低いグレイ領
域であるのでhueに対しては分割することなく明る
さ、即ち、sumに基づいて8等分する。S72はhu
eに基づいて8等分しsumに基づいて4等分し、S7
3はhueに基づいて12等分しsumに基づいて4等
分する。S74はhueに基づいて12等分しsumに
基づいて4等分し、S75はhueに基づいて24等分
しsumに基づいて2等分する。このように量子化され
た184個の分割領域はそれぞれ図6において分割され
た120個の分割領域のうち一つに完全に含まれる。
【0047】図10aはHMMDカラースペースでhu
eに基づいて示す断面であり、図10bは図10aのよ
うなhueに基づいて量子化する時hue平面で0°に
基づいて分割することを示している。図10a、図10
bから分かるように、視覚的には点線のとおり、−45
°から+45°の間が適切な一つの赤色領域と見なされ
るが検索時は実線の通り、0°から90°の間を一つの
領域で分割するのが望ましい。これはデータ特性上、一
つのオブジェクト領域の陰部分を示すために赤色系統の
暗いカラーを用いる場合が多いが、この時用いられる赤
色カラーは一つのデータ内で赤(R)と緑(G)要素を
組み合わせる場合又は赤(R)と青(B)の要素を組み
合わせる場合のうちいずれかの組み合わせに用いられる
からである。即ち、一つのデータに赤と緑の組み合わせ
の暗いカラーと、赤と青の組み合わせの暗いカラーが共
に用いられるケースが極めて珍しいためである。これは
マルチメディアデータのエンコード又は映像取得装置の
特性によるものである。
【0048】図11はこのような本発明の第1実施形態
で示したそれぞれの量子化方法を用いて画像を検索した
後、その結果を示す表である。図11で示す数値は小さ
いほど(0に近いほど)高い検索結果を意味し、エラー
の大きさに比例する。表から分かるように従来の線形的
な単純量子化方法に比べて本発明は非常に高い検索性能
を示し、レベル数が増加するほど少しずつ検索性能が高
くなることが分かるであろう。
【0049】図12は本発明の第1実施形態で示した各
量子化方法を用いて互いに異なる量子化レベルで抽出さ
れた特徴要素間の類似度を計算して検索した後その結果
を示した図である。図12から分かるように互いに異な
る量子化レベル間の相互運用性のテストからも高い検索
性能を示した。
【0050】このように、互いに異なるレベルで量子化
されたデータの検索時も前記の相互運用性によって最も
低いレベルで量子化されたときの検索性能を最小限保障
できる。検索性能は、参照画像レベルと対象レベルにお
いて、高低両レベルの検索結果で同一となるべきである
が、実際のハードウェアなどの他の要因によって演算過
程でわずかの差異が生じる。
【0051】例えば、参照画像レベルが120レベルで
カラー量子化され、対象画像は64レベルで量子化され
た場合、図11のように64レベルの検索性能が得られ
るべきであるが、実際には図12の通り検索性能結果が
得られるものである。
【0052】このような本発明の第1実施形態において
カラー量子化に用いられるdiff値とこれによって各
部分を分割する所定の常数は最高の検索性能を得るため
に実験によって得られる値である。また互いに異なる量
子化方法によってカラー量子化された画像の検索の場合
も基準となるカラー量子化レベルとこのように量子化さ
れたカラー領域に対して更に細かく分割するために順次
的に用いられるカラー量子化レベルまた実験によって得
られる結果値を用いるものである。
【0053】本結果は、様々な量子化方法を用いても本
発明によって高い検索性能を常に保持することができ、
場所、時間にかかわらず存在する全てのマルチメディア
データの検索の可能性を示している。
【0054】第2実施形態 一方、本発明の第2実施形態においては、カラー量子化
レベルを2のべき数(2X)である256,128,6
4,32レベルとなるようにする。最初diff値を分
割し、これらを基準に部分領域を再び分割して、相違し
た量子化レベルでも検索ができるようにしている。
【0055】本発明の第2実施形態は、HMMDカラー
スペースでのカラー情報を用いた画像検索システムで、
差分値(diff)が0〜255値の範囲を有すると
き、一つ以上の所定のdiff値を基準に、カラースペ
ースを一次分割する過程と、分割した各diff領域に
対してsumを基準に2X個(xは定数)に等分し、h
ueを基準に2y個(yは定数)に等分する過程とから
なるHMMDカラースペースに基づいたカラー量子化方
法とを特徴とする。
【0056】このような特徴を有する本発明の第2実施
形態は、まず、diffが0から255までの範囲であ
るとき、diff軸に沿ってカラースペースを分割する
ためのdiff値を6,20,60,110に設定し、
このdiff値に基づき前記カラースペースを5つの部
分領域に分割する。そして、このように分割された各部
分領域をそれぞれS1,S2,S3,S4,S5とし、
分割した各領域(S1,S2,S3,S4,S5を再び
sumを基準に2X個(xは定数)に等分し、hueを
基準に2y個に等分することで、カラースペース領域を
多様なレベルに分割する。
【0057】このとき、diff軸に沿って分割した領
域(S1,S2,S3,S4,S5)が同一であり、各
分割領域をhueとsumとを基準にして2のべき数を
満足する数、即ち2X,2y個などに等分する。すなわ
ち、256/128/64/32レベル量子化のうち一
つに変換して検索が可能となる。
【0058】以下、かかる本発明の第2実施形態を添付
の図面を参照して詳細に説明する。図13は本発明の第
2実施形態におけるHMMDカラースペースでMMD断
面から見た256レベルの量子化方法を示す。分割され
るカラー量子化レベルが256である場合に、diff
値6,20,60,110を基準に前記カラースペース
を5つの部分領域に1次分割し、これをS101,S1
02,S103,S104,S105とする。そして、
前記領域(S101〜S105)を再びsum軸とhu
e軸とを基準にして各々2のべき数となるように等分す
る。
【0059】即ち、前記領域S101はsum軸を基準
に32等分して、前記領域S101を32個の部分領域
に分割する。前記領域102はsum軸を基準に8等分
し、それぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記
領域S102を32個の部分領域に分割する。前記領域
S103はsum軸を基準に4等分し、それぞれを再び
hue軸を基準に16等分して、前記領域S103を6
4個の部分領域に分割する。前記領域S104はsum
軸を基準に4等分し、それぞれを再びhue軸を基準に
16等分して、前記領域S104を64個の部分領域に
分割する。前記領域S105はsum軸を基準に4等分
し、それぞれを再びhue軸を基準に16等分して、前
記領域S105を64個の部分領域に分割する。従っ
て、前記カラースペースを256個の部分領域、即ち、
256レベルに分割することになる。
【0060】そして、図14は本発明の第2実施形態に
よる128レベルの量子化方法を示している。分割され
るカラー量子化レベルを128レベルとした場合、di
ff値6,20,60,110を基準に前記カラースペ
ースを5つの部分領域に1次分割し、これをS111,
S112,S113,S114,S115とする。そし
て、前記領域S111〜S115を再びsum軸とhu
e軸を基準に各々2のべき数で示される数に等分する。
【0061】即ち、前記領域S111はsum軸を基準
に16等分して、前記領域S111を16個の部分領域
に分割する。前記領域S112はsum軸を基準に4等
分し、それぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前
記領域S112を16個の部分領域に分割する。前記領
域S113はsum軸を基準に4等分し、それぞれを再
びhue軸を基準に8等分して、前記領域S113を3
2個の部分領域に分割する。前記領域S114はsum
軸を基準に4等分し、それぞれを再びhue軸を基準に
8等分して、前記領域S114を32個の部分領域に分
割する。前記領域S115はsum軸を基準に4等分
し、それぞれを再びhue軸を基準に8等分して、前記
領域S115を32個の部分領域に分割する。従って、
カラースペースを128個の部分領域に分割したことに
なる。
【0062】図15は本発明の第2実施形態において6
4レベルに量子化する方法を示している。分割するカラ
ー量子化レベルが64である場合、diff値6,2
0,60,110を基準に前記カラースペースを5つの
部分領域に1次分割し、これをS121,S122,S
123,S124,S125とする。そして、前記領域
S121〜S125を再びsum軸とhue軸を基準に
各々2べき数で示されるように等分する。
【0063】即ち、前記領域S121はsum軸を基準
に8等分して、前記領域S121を8個の部分領域に分
割する。前記領域S122はsum軸を基準に4等分
し、それぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記
領域S122を16個の部分領域に分割する。前記領域
S123はsum軸を基準に4等分し、それぞれを再び
hue軸を基準に4等分して、前記領域S123を16
個の部分領域に分割する。前記領域S124はsum軸
を基準に2等分し、それぞれを再びhue軸を基準に8
等分して、前記領域S124を16個の部分領域に分割
する。前記領域S125はhue軸を基準に8等分し
て、前記領域S125を8個の部分領域に分割する。従
って、前記カラースペースを全て64個の部分領域に分
割することになる。
【0064】図16は本発明の第2実施形態における3
2レベルのカラー量子化方法を示している。32レベル
のカラー量子化ではdiff値6,60,110を基準
に前記カラースペースを4つの部分領域に1次分割し、
これをS131,S132,S133,S134とす
る。そして、前記領域S131〜S134を再びsum
軸とhue軸を基準に各々2のべき数で示されるように
等分する。
【0065】即ち、前記領域S131をsum軸を基準
に8等分して8個の部分領域に分割する。前記領域S1
32はsum軸を基準に4等分し、それぞれを再びhu
e軸を基準に4等分して、前記領域S132を16個の
部分領域に分割する。前記領域S133はhue軸を基
準に4等分して4個の部分領域に分割する。前記領域S
134はhue軸を基準に4等分して4個の部分領域に
分割する。従って、前記カラースペースを32個の部分
領域に分割したことになる。このとき、前述したよう
に、本発明の第2実施形態においても、最もdiffの
低い領域、彩度の低いグレイ領域に対しては分割せず、
明るさ、即ち、sumを基準にしてのみ分割する。
【0066】図17はかかる本発明の第2実施形態で説
明した各量子化方法を用いて画像検索を行った後、その
結果を示す図である。
【0067】図18は本発明の第2実施形態で説明した
各量子化方法を用いて、互いに異なる量子化レベルで取
り出された特徴要素間の類似度を計算し検索した後、そ
の結果を示す図である。
【0068】このような本発明の第2実施形態におい
て、カラー量子化に用いられるdiff値と、これによ
って各領域を分割する2のべき数は最高の検索性能を目
指して実験により得られる値である。
【0069】本発明はカラー量子化の時、まず、基準と
なるレベルのカラー量子化を行った後、そのカラー量子
化で分割された各部分領域を更に細く分割することでよ
り大きなレベルのカラー量子化を行うか、又は、前記カ
ラー量子化で分割した各部分領域を併合してより小さい
レベルのカラー量子化を行うこともできる。
【0070】一例に、基準の量子化レベルを32とし、
これから64,128,256レベルの順に、先に分割
された領域を細分して分割することができる。また、逆
に、基準の量子化レベルを256とし、これから12
8,64,32レベルの順に、先に分割された領域を小
さいレベルに分割することもできる。
【0071】基準レベルに量子化した部分領域を再び細
分化し、大きなレベルに量子化する前者の場合は、di
ff,sum,hueを用いて、基準となるレベルのカ
ラー量子化を行い、前記カラースペースを基準のレベル
に分割する過程と、前記過程でカラー量子化に分割され
た各部分領域のうち、一つ以上の部分領域をdiff,
sum,hue,min,maxの一つ以上の組み合わ
せにより更に細分して分割してより大きなレベルのカラ
ー量子化を行う過程と、を有することを特徴とする。
【0072】このとき、前記過程で基準となるカラー量
子化レベルは32であり、差分値(diff)が0から
255までの範囲内の場合、カラースペースを基準レベ
ルに分割するために指定されたdiff値はそれぞれ
6,60,110であり、このdiff値によって前記
カラースペースは4つの部分領域に1次分割される。こ
のとき、前記部分領域をS131,S132,S13
3,S134とする。そして、前記領域S131〜S1
34を再びsum軸とhue軸を基準に各々2のべき数
として示されるように等分して、前記カラースペースを
基準レベルの32レベルに分割する。部分領域S13
1,S132,S133,S134を32レベルに分割
する過程は、本発明の第2実施形態における32レベル
の量子化方法と同様であり、詳細な説明は省略する。
【0073】そして、より大きなレベルのカラー量子化
を行う過程のうち、32レベルから64レベルにカラー
量子化を行う方法は、領域S132をdiff値20を
基準に再び二つの部分領域S132−1,S132−2
に分割した後、これらの部分領域S132−1,S13
2−2をそれぞれsum軸を基準に4等分し、hue軸
は4等分したものをそのまま維持して、前記領域S13
2を32個の部分領域に分割する。前記領域S131は
sum軸を基準に32レベルで8等分したものをそのま
ま維持する。前記領域S133はsum軸を基準に2等
分し、それぞれを再びhue軸を基準に8等分して、領
域S133を16個の部分領域に細分化する。即ち、領
域S133は32レベルではhue軸を基準に4等分し
ているが、64レベルでは8等分する。領域S134は
hue軸を基準に32レベルで4等分したものを8等分
して、領域S134を8個の部分領域に細分化する。従
って、前記カラースペースを32レベルから64レベル
に分割することになる。
【0074】より大きなレベルのカラー量子化を行う過
程のうち、64レベルから128レベルにカラー量子化
を行う方法は、領域S131はsum軸を基準に64レ
ベルで8等分したものを16等分して、領域S131を
16個の部分領域に細分化する。領域S132−1は6
4レベルでsum軸を基準に4等分し、hue軸を基準
に4等分したものをそのまま維持する。領域S132−
2はsum軸を基準に64レベルで4等分したものをそ
のまま維持し、それぞれを再びhue軸を基準に64レ
ベルで4等分したものを8等分して、領域S132ー2
を32個の部分領域に細分化し、領域S133はhue
軸を基準に8等分したものをそのまま維持し、それぞれ
を再びsum軸を基準に64レベルで2等分したものを
4等分して、領域S133を32個の部分領域に細分化
する。領域S134はhue軸を基準に8等分したもの
をそのまま維持し、それぞれを再びsum軸を基準に4
等分して、領域S134を32個の部分領域に細分化す
る。従って、カラースペースを64レベルから128レ
ベルに分割することになる。
【0075】より大きなレベルのカラー量子化を行う過
程のうち、128レベルから256レベルにカラー量子
化を行う方法は、領域S131はsum軸を基準に12
8レベルでは16等分したものを32等分して、領域S
131を32個の部分領域に細分化する。領域S132
−1はhue軸を基準に4等分したものをそのまま維持
し、それぞれを再びsum軸を基準に128レベルで4
等分したものを8等分して、領域S132ー1を32個
の部分領域に細分化する。領域S132−2はsum軸
を基準に4等分したものをそのまま維持し、それぞれを
再びhue軸を基準に128レベルで8等分したものを
16等分して、領域S132ー2を64個の部分領域に
細分化する。領域S133はsum軸を基準に4等分し
たものをそのまま維持し、それぞれを再びhue軸を基
準に128レベルで8等分したものを16等分して、領
域S133を64個の部分領域に細分化する。領域S1
34はsum軸を基準に4等分したものをそのまま維持
し、それぞれを再びhue軸を基準に128レベルで8
等分したものを16等分して、領域S134を64個の
部分領域に細分化する。従って、カラースペースを12
8レベルから256レベルに分割することになる。
【0076】一方、基準レベルに量子化された部分領域
を併合して、更に小さいレベルに量子化する後者の場合
は、diff,sum,hueを用いて、基準となるレ
ベルのカラー量子化を行い、カラースペースを基準のレ
ベルに分割する過程と、その過程でカラー量子化に分割
された各部分領域のうち、一つ以上の部分領域を併合す
ることにより、より小さいレベルのカラー量子化を行う
過程とを有することを特徴とする。
【0077】このとき、前記過程で基準となるカラー量
子化レベルは256であり、差分値(diff)が0〜
255の範囲を有する場合、前記過程でカラースペース
を基準レベルに分割するために指定されたdiff値は
それぞれ6,20,60,110であり、このdiff
値によってカラースペースは4つの部分領域に1次分割
される。このとき、部分領域をS101,S102,S
103,S104,S105とする。そして、領域S1
01〜S105を再びsum軸とhue軸を基準に各々
2のべき数で示されるように等分して、カラースペース
を基準レベルの256レベルに分割する。部分領域S1
01,S102,S103,S104,S105を25
6レベルに分割する過程は、本発明の第2実施形態にお
ける256レベルの量子化方法と同様であり、詳細な説
明は省略する。
【0078】そして、より小さいレベルのカラー量子化
を行う過程のうち、256レベルから128レベルにカ
ラー量子化を行う方法は、領域S101はsum軸を基
準に256レベルでは32等分したものを16等分し
て、領域S101の量子化レベルを16レベルに減ら
す。領域S102はhue軸を基準に256レベルで4
等分したものをそのまま維持し、それぞれを再びsum
軸を基準に256レベルで8等分したものを4等分し
て、領域S102の量子化レベルを16レベルに減ら
す。領域S103はsum軸を基準に256レベルで4
等分したものをそのまま維持し、それぞれを再びhue
軸を基準に256レベルで16等分したものを8等分し
て、領域S103の量子化レベルを32レベルに減ら
す。領域S104はsum軸を基準に256レベルで4
等分したものをそのまま維持し、それぞれを再びhue
軸を基準に256レベルで16等分したものを8等分し
て、領域S104の量子化レベルを32レベルに減ら
す。領域S105はsum軸を基準に256レベルで4
等分したものをそのまま維持し、それぞれを再びhue
軸を基準に256レベルで16等分したものを8等分し
て、領域S105の量子化レベルを32レベルに減ら
す。 従って、カラースペースを256レベルから12
8レベルに分割することになる。
【0079】より小さいレベルのカラー量子化を行う過
程のうち、128レベルから64レベルでカラー量子化
を行う方法は、領域S101はsum軸を基準に128
レベルでは16等分したものを8等分して、領域S10
1の量子化レベルを8レベルに減らす。領域S102は
sum軸を基準に4等分したものと、hue軸を基準に
4等分したものをそのまま維持する。領域S103はs
um軸を基準に4等分したものをそのまま維持し、それ
ぞれを再びhue軸を基準に128レベルで8等分した
ものを4等分して、領域S103の量子化レベルを16
レベルに減らす。領域S104はhue軸を基準に8等
分したものをそのまま維持し、それぞれを再びsum軸
を基準に128レベルで4等分したものを2等分して、
領域S104の量子化レベルを16レベルに減らす。領
域S105はhue軸を基準に8等分したものをそのま
ま維持し、sum軸は128レベルで4等分したものを
1等分して、領域S105の量子化レベルを8レベルに
減らす。従って、カラースペースを128レベルから6
4レベルに分割することになる。
【0080】より小さいレベルのカラー量子化を行う過
程のうち、64レベルから32レベルにカラー量子化を
行う方法は、領域S101はsum軸を基準に64レベ
ルで8等分したものをそのまま維持する。領域S102
と領域S103とを併合し、その併合した領域はhue
軸を基準に4等分したものをそのまま維持し、それぞれ
を再びsum軸を基準に2等分して、併合した領域の量
子化レベルを8レベルに減らす。領域S104はsum
軸を基準に64レベルで2等分したものを1等分し、h
ue軸を基準に64レベルで8等分したものを4等分し
て、領域S104の量子化レベルを4レベルに減らす。
領域S105はsum軸を基準に1等分したものをその
まま維持し、hue軸を基準に64レベルで8等分した
ものを4等分して、領域S105の量子化レベルを4レ
ベルに減らす。従って、カラースペースを64レベルか
ら32レベルに分割することになる。
【0081】かかる本発明の第2実施形態において、2
Xに表現可能なカラー量子化レベルでHMMDカラース
ペース領域を量子化して検索に用いることにより、第1
実施形態より拡張性が向上し、検索性能を更に向上させ
ることができる。
【0082】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明は画像検
索などマルチメディア検索において、最も重要とされて
いるカラー情報の効果的な使用のために、HMMDとい
う検索に優れたカラースペースを使用しており、特に、
少数のカラーレベルで量子化を行っても高い検索性能が
得られる。
【0083】従って、本発明によれば、検索に必要な特
徴要素の空間を少なく使用しても高い検索性能が得られ
るだけでなく、MPEG−7のような検索関連の標準化
活動を通じて最も適切なカラー量子化方法を標準化する
ことにより、サーバーに係わらず、高い検索性能を可能
とする。また、本発明は相違した量子化方法を各用途に
合うように使用しても、これに係わらず、互いに比較、
検索が可能であるように相互の運用性が保障される量子
化方法を提案することにより、標準化の意味に合うよう
なカラーに基づいたマルチメディア検索の方法及び、特
徴要素の構造を解決できるような方案が提示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のHMMDカラースペース構造を示す図
である。
【図2】本発明の図1の断面を示す図である。
【図3】本発明のHMMDカラースペースにおいてグレ
イ領域を分割する状態を示す図である。
【図4】本発明のHMMDカラースペースにおいてMM
D断面から見た32レベル量子化方法を示す図である。
【図5】本発明のHMMDカラースペースにおいてMM
D断面から見た64レベル量子化方法を示す図である。
【図6】本発明のHMMDカラースペースにおいてMM
D断面から見た120レベル量子化方法を示す図であ
る。
【図7】本発明のHMMDカラースペースにおいてMM
D断面から見た184レベル量子化方法を示す図であ
る。
【図8】本発明のHMMDカラースペースにおいてMM
D断面から見た184レベルと64レベルのカラーラベ
ルマッピング関係を示す図である。
【図9】本発明のカラーマッピング方法の実行手順を示
すフローチャートである。
【図10】本発明のHMMDカラースペースにおいてh
ueに基づいて示す断面図(a)本発明はhueに基づ
いて量子化過程を示す図(b)である。
【図11】本発明において各量子化レベル別検索性能を
示す分布図である。
【図12】本発明において相互運用性検索性能を示す図
である。
【図13】本発明の実施形態において、HMMDカラー
スペースにおいてMMD断面から見た256レベル量子
化方法を示す図である。
【図14】本発明の実施形態において、HMMDカラー
スペースにおいてMMD断面から見た128レベル量子
化方法を示す図である。
【図15】本発明の実施形態において、HMMDカラー
スペースにおいてMMD断面から見た64レベル量子化
方法を示す図である。
【図16】本発明の実施形態において、HMMDカラー
スペースにおいてMMD断面から見た32レベル量子化
方法を示す図である。
【図17】本発明の実施形態において、各量子化レベル
別検索性能を示す図である。
【図18】本発明において相互運用性検索性能を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 Z (72)発明者 ヒェオン・ジュン・キム 大韓民国・キョンギ−ド・ソンナム−シ・ プンダン−ク・プンダン−ドン・(番地な し)・ハンシンライフ アパートメント・ 109−302 Fターム(参考) 5B050 AA08 BA10 DA02 DA04 EA02 EA08 EA09 GA08 5B057 AA20 BA02 BA29 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE11 CE16 DB02 DB06 DB09 DC23 DC25 5C077 LL15 MP01 MP08 NN02 PP32 PQ19 RR06 5C079 HB01 LA33 NA15 5L096 AA02 AA06 BA08 FA37

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HMMDカラースペースでのカラー情報
    を用いた検索システムで、 差分値(diff)を軸として、指定した一つ以上のd
    iff値を用いてカラースペースを1次分割する過程
    と、 前記カラースペースの分割領域のうち最も低いdiff
    領域はグレイ領域としてhueに関係なく、sumのみ
    を基準にN(Nは自然数)等分する過程と、 他のdiff領域に対しては、sum軸を基準に各領域
    ごとに各々与えられた常数に等分し、hue軸を基準に
    各領域ごとに各々与えられた常数に等分する過程とを有
    することを特徴とするHMMDカラースペースに基づい
    たカラー量子化方法。
  2. 【請求項2】 前記diff軸を中心にしてカラースペ
    ースを1次分割するためのdiff値の決定は低い彩度
    (低いdiff領域)であるほど小さい幅を有するよう
    に指定することを特徴とする請求項1記載のHMMDカ
    ラースペースに基づいたカラー量子化方法。
  3. 【請求項3】 前記決定されたdiff値により分割さ
    れた部分領域で、sum軸を基準に各々与えられた常数
    に等分するとき、分割した領域の両側のsum幅(a,
    b)のうち、大きなsum幅(a)を基準に等分するこ
    とを特徴とする請求項1記載のHMMDカラースペース
    に基づいたカラー量子化方法。
  4. 【請求項4】 前記hue軸を基準に各領域を分割する
    とき、赤色(即ち、0°)を始めとしてN(Nは自然
    数)等分することを特徴とする請求項1記載のHMMD
    カラースペースに基づいたカラー量子化方法。
  5. 【請求項5】 前記diff軸を基準に分割された各領
    域はsum軸を基準に2X個(xは定数)に等分し、h
    ueを基準に2y個(yは定数)に等分することを特徴
    とする請求項1記載のHMMDカラースペースに基づい
    たカラー量子化方法。
  6. 【請求項6】 前記カラースペースが0〜255のdi
    ff値を有するとき、diff軸を基準に前記カラース
    ペースを分割するために指定されたdiff値はそれぞ
    れ6,20,60,110であり、この値に基づき分け
    られた5つの分割領域(S101,S102,S10
    3,S104,S105)のうち、 前記領域(S101)はsum軸を基準に32等分し
    て、前記領域(S101を32個の部分領域に分割し、 前記領域(S102)はsum軸を基準に8等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S102)を32個の部分領域に分割し、 前記領域(S103)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に16等分して、前記領域
    (S103)を64個の部分領域に分割し、 前記領域(S104)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に16等分して、前記領域
    (S104)を64個の部分領域に分割し、 前記領域(S105)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に16等分して、前記領域
    (S105)を64個の部分領域に分割することによ
    り、 前記カラースペースを256個の部分領域に分割するこ
    とを特徴とする請求項1記載のHMMDカラースペース
    に基づいたカラー量子化方法。
  7. 【請求項7】 前記カラースペースが0〜255のdi
    ff値を有するとき、 diff軸を基準に前記カラースペースを分割するため
    に指定されたdiff値はそれぞれ6,20,60,1
    10であり、この値に基づき分けられた5つの分割領域
    (S111,S112,S113,S114,S11
    5)のうち、 前記領域(S111)はsum軸を基準に16等分し
    て、前記領域(S111を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S112)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S112)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S113)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に8等分して、前記領域
    (S113)を32個の部分領域に分割し、 前記領域(S114)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に8等分して、前記領域
    (S114)を32個の部分領域に分割し、 前記領域(S115)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に8等分して、前記領域
    (S115)を32個の部分領域に分割することによ
    り、 前記カラースペースを全て128個の部分領域に分割す
    ることを特徴とする請求項1記載のHMMDカラースペ
    ースに基づいたカラー量子化方法。
  8. 【請求項8】 前記カラースペースが0〜255のdi
    ff値を有するとき、 diff軸を基準に前記カラースペースを分割するため
    に指定されたdiff値はそれぞれ6,20,60,1
    10であり、この値に基づき分けられた5つの分割領域
    (S121,S122,S123,S124,S12
    5)のうち、 前記領域(S121)はsum軸を基準に8等分して、
    前記領域(S121)を8個の部分領域に分割し、 前記領域(S122)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S122)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S123)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S123)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S124)はsum軸を基準に2等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に8等分して、前記領域
    (S124)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S125)はhue軸を基準に8等分して、
    前記領域(S125)を8個の部分領域に分割すること
    により、 前記カラースペースを全て64個の部分領域に分割する
    ことを特徴とする請求項1記載のHMMDカラースペー
    スに基づいたカラー量子化方法。
  9. 【請求項9】 前記カラースペースが0〜255のdi
    ff値を有するとき、 diff軸を基準に前記カラースペースを分割するため
    に指定されたdiff値はそれぞれ6,60,110で
    あり、この値に基づき分けられた4つの分割領域(S1
    31,S132,S133,S134)のうち、 前記領域(S131)はsum軸を基準に8等分して、
    前記領域(S131)を8個の部分領域に分割し、 前記領域(S132)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S132)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S133)はhue軸を基準に4等分して、
    前記領域(S133)を4個の部分領域に分割し、 前記領域(S134)はhue軸を基準に4等分して、
    前記領域(S134)を4個の部分領域に分割すること
    により、 前記カラースペースを全て32個の部分領域に分割する
    ことを特徴とする請求項1記載のHMMDカラースペー
    スに基づいたカラー量子化方法。
  10. 【請求項10】 前記カラースペースが0〜255のd
    iff値を有するとき、diff軸を基準に前記カラー
    スペースを分割するために指定されたdiff値はそれ
    ぞれ9,29,75であり、この値に基づき分けられた
    4つの分割領域(S41,S42,S43,S44)の
    うち、 前記領域(S41)はsum軸を基準に8等分して、前
    記領域(S4)1を8個の部分領域に分割し、 前記領域(S42)はsum軸を基準に2等分、前記領
    域(S42)をhue軸を基準に4等分して、8個の部
    分領域に分割し、 前記領域(S43)はsum軸を基準に4等分、前記領
    域(S43)をhue軸を基準に3等分して、12個の
    部分領域に分割し、 前記領域(S44)はsum軸を基準に2等分、hue
    軸を基準に2等分して、前記領域(S44)を4個の部
    分領域に分割することにより、 前記カラースペースを全て32個の部分領域に分割する
    ことを特徴とする請求項1記載のHMMDカラースペー
    スに基づいたカラー量子化方法。
  11. 【請求項11】 前記カラースペースが0〜255のd
    iff値を有するとき、diff軸を基準に前記カラー
    スペースを分割するために指定されたdiff値はそれ
    ぞれ9,29,75であり、この値に基づき分けられた
    4つの分割領域(S51,S52,S53,S54)の
    うち、 前記領域(S51)はsum軸を基準に8等分して、前
    記領域(S51を8個の部分領域に分割し、 前記領域(S52)はsum軸を基準に4等分、hue
    軸を基準に4等分して、前記領域(S52)を16個の
    部分領域に分割し、 前記領域(S53)はsum軸を基準に4等分、hue
    軸を基準に6等分して、前記領域(S53)を24個の
    部分領域に分割し、 前記領域(S54)はsum軸を基準に4等分、hue
    軸を基準に4等分して、前記領域(S54)を16個の
    部分領域に分割することにより、 前記カラースペースを全て64個の部分領域に分割する
    ことを特徴とする請求項1記載のHMMDカラースペー
    スに基づいたカラー量子化方法。
  12. 【請求項12】 前記カラースペースが0〜255のd
    iff値を有するとき、diff軸を基準に前記カラー
    スペースを分割するために指定されたdiff値はそれ
    ぞれ9,29,75であり、この値に基づき分けられた
    4つの分割領域(S61,S62,S63,S64)の
    うち、 前記領域(S61)はsum軸を基準に8等分して、前
    記領域(S61を8個の部分領域に分割し、 前記領域(S62)はsum軸を基準に4等分、hue
    軸を基準に4等分して、前記領域(S62)を16個の
    部分領域に分割し、 前記領域(S63)はsum軸を基準に4等分、hue
    軸を基準に12等分して、前記領域(S63)を48個
    の部分領域に分割し、 前記領域(S64)はsum軸を基準に4等分、hue
    軸を基準に12等分して、前記領域(S64)を48個
    の部分領域に分割することにより、 前記カラースペースを全て120個の部分領域に分割す
    ることを特徴とする請求項1記載のHMMDカラースペ
    ースに基づいたカラー量子化方法。
  13. 【請求項13】 前記カラースペースが0〜255のd
    iff値を有するとき、diff軸を基準に前記カラー
    スペースを分割するために指定されたdiff値はそれ
    ぞれ9,29,75,200であり、この値に基づき分
    けられた5つの分割領域(S71,S72,S73,S
    74,S75)のうち、 前記領域(S71)はsum軸を基準に8等分して、前
    記領域(S71を8個の部分領域に分割し、 前記領域(S72)はsum軸を基準に4等分、hue
    軸を基準に8等分して、前記領域(S72)を32個の
    部分領域に分割し、 前記領域(S73)はsum軸を基準に4等分、hue
    軸を基準に12等分して、前記領域(S73)を48個
    の部分領域に分割し、 前記領域(S74)はsum軸を基準に4等分、hue
    軸を基準に12等分して、前記領域(S74)を48個
    の部分領域に分割し、 前記領域(S75)はsum軸を基準に2等分、hue
    軸を基準に24等分して、前記領域(S75)を48個
    の部分領域に分割することにより、 前記カラースペースを全て184個の部分領域に分割す
    ることを特徴とする請求項1記載のHMMDカラースペ
    ースに基づいたカラー量子化方法。
  14. 【請求項14】 HMMDカラースペースでのカラー情
    報を用いた検索システムで、 差分値(diff)を軸として、予め指定した一つ以上
    のdiff値を基準に前記カラースペースを1次分割す
    る過程と、 前記過程から分割された各部分領域に対して、sum軸
    を基準に2X個(xは定数)に等分し、hue軸を基準
    に2y個(yは定数)に等分する過程と、を有すること
    を特徴とするHMMDカラースペースに基づいたカラー
    量子化方法。
  15. 【請求項15】 差分値(diff)が0〜255の範
    囲を有し、分割されるカラー量子化レベルが256であ
    る場合、 前記diff軸を基準に前記カラースペースを分割する
    ために指定されたdiff値はそれぞれ6,20,6
    0,110であり、この値に基づき前記過程で分けられ
    る分割領域(S101,S102,S103,S10
    4,S105)のうち、 前記領域(S101)はsum軸を基準に32等分し
    て、前記領域(S101)を32個の部分領域に分割
    し、 前記領域(S102)はsum軸を基準に8等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S102)を32個の部分領域に分割し、 前記領域(S103)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に16等分して、前記領域
    (S103)を64個の部分領域に分割し、 前記領域(S104)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に16等分して、前記領域
    (S104)を64個の部分領域に分割し、 前記領域(S105)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に16等分して、前記領域
    (S105)を64個の部分領域に分割することによ
    り、 前記カラースペースを256個の部分領域に分割するこ
    とを特徴とする請求項14記載のHMMDカラースペー
    スに基づいたカラー量子化方法。
  16. 【請求項16】 差分値(diff)が0〜255の範
    囲を有し、分割されるカラー量子化レベルが128であ
    る場合、 前記過程でカラースペースを分割するために指定された
    diff値はそれぞれ6,20,60,110であり、
    この値に基づき前記過程で分けられる分割領域(S11
    1,S112,S113,S114,S115)のう
    ち、 前記領域(S111)はsum軸を基準に16等分し
    て、前記領域(S111)を16個の部分領域に分割
    し、 前記領域(S112)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S112)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S113)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に8等分して、前記領域
    (S113)を32個の部分領域に分割し、 前記領域(S114)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に8等分して、前記領域
    (S114)を32個の部分領域に分割し、 前記領域(S115)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に8等分して、前記領域
    (S115)を32個の部分領域に分割することによ
    り、 前記カラースペースを全て128個の部分領域に分割す
    ることを特徴とする請求項14記載のHMMDカラース
    ペースに基づいたカラー量子化方法。
  17. 【請求項17】 差分値(diff)が0〜255の範
    囲を有し、分割されるカラー量子化レベルが64である
    場合、 前記過程でカラースペースを分割するために指定された
    diff値はそれぞれ6,20,60,110であり、
    この値に基づき前記過程で分けられる分割領域(S12
    1,S122,S123,S124,S125)のう
    ち、 前記領域(S121)はsum軸を基準に8等分して、
    前記領域(S121)を8個の部分領域に分割し、 前記領域(S122)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S122)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S123)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S123)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S124)はsum軸を基準に2等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に8等分して、前記領域
    (S124)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S125)はhue軸を基準に8等分して、
    前記領域(S125)を8個の部分領域に分割すること
    により、 前記カラースペースを全て64個の部分領域に分割する
    ことを特徴とする請求項14記載のHMMDカラースペ
    ースに基づいたカラー量子化方法。
  18. 【請求項18】 差分値(diff)が0〜255の範
    囲を有し、分割されるカラー量子化レベルが32である
    場合、 前記過程でカラースペースを分割するために指定された
    diff値はそれぞれ6,60,110であり、このd
    iff値に基づき前記過程で分けられる分割領域(S1
    31,S132,S133,S134)のうち、 前記領域(S131)はsum軸を基準に8等分して、
    前記領域(S131)を8個の部分領域に分割し、 前記領域(S132)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S132)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S133)はhue軸を基準に4等分して、
    前記領域(S133)を4個の部分領域に分割し、 前記領域(S134)はhue軸を基準に4等分して、
    前記領域(S134)を4個の部分領域に分割すること
    により、 前記カラースペースを全て32個の部分領域に分割する
    ことを特徴とする請求項14)記載のHMMDカラース
    ペースに基づいたカラー量子化方法。
  19. 【請求項19】 HMMDカラースペースでのカラー情
    報を用いた検索システムで、 (a)diff,sum,hueを用いて、基準となる
    レベルのカラー量子化を行い、前記カラースペースを基
    準となるレベルに分割する過程と、 (b)前記(a)過程でカラー量子化に分割された各部
    分領域のうち、一つ以上の部分領域をdiff,su
    m,hueの一つ以上の組み合わせにより更に細分して
    分割し、より大きなレベルのカラー量子化を行う過程
    と、を有することを特徴とするHMMDカラースペース
    に基づいたカラー量子化方法。
  20. 【請求項20】 前記(a)過程で基準となるカラー量
    子化レベルは32であり、 差分値(diff)が0〜255の範囲を有する場合、
    前記(a)過程でカラースペースを分割するために指定
    されたdiff値はそれぞれ6,60,110であり、
    この値に基づき前記カラースペースは4つの領域(S1
    31,S132,S133,S134)に1次分割さ
    れ、 前記領域(S131)はsum軸を基準に8等分して、
    前記領域(S131)を8個の部分領域に分割し、 前記領域(S132)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S132)を16個の部分領域に分割し、 前記領域(S133)はhue軸を基準に4等分して、
    前記領域(S133)を4個の部分領域に分割し、 前記領域(S134)はhue軸を基準に4等分して、
    前記領域(S13)4を4個の部分領域に分割すること
    により、 前記カラースペースを全て32個の部分領域に分割する
    ことを特徴とする請求項19記載のHMMDカラースペ
    ースに基づいたカラー量子化方法。
  21. 【請求項21】 より大きなレベルのカラー量子化を行
    う(b)過程は、 前記領域(S132をdiff値20を基準に再び分割
    して、2つの部分領域(S132−1,S132−2)
    に分割した後、これらの部分領域(S132−1,S1
    32−2)をそれぞれsum軸を基準に4等分し、hu
    e軸は前記(a)過程で4等分したものをそのまま維持
    して、前記領域(S132)を32個の部分領域に分割
    し、 前記領域(S131)は前記(a)過程でsum軸を基
    準に8等分したものをそのまま維持し、 前記領域(S133)はsum軸を基準に2等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に8等分して、前記領域
    (S133)を16個の部分領域に細分化され、 前記領域(S134)はhue軸を基準に8等分して、
    前記領域(S134)を8個の部分領域に細分化される
    ことにより、前記カラースペースを全て64レベルに分
    割することを特徴とする請求項20記載のHMMDカラ
    ースペースに基づいたカラー量子化方法。
  22. 【請求項22】 より大きなレベルのカラー量子化を行
    う(b)過程は、 前記領域(S131)はsum軸を基準に16等分し
    て、前記領域(S131)を16個の部分領域に細分化
    され、 前記領域(S132−1)はsum軸を基準に4等分
    し、hue軸を基準に4等分したものをそのまま維持
    し、 前記領域(S132−2)はsum軸を基準に4等分し
    たものをそのまま維持し、それぞれを再びhue軸を基
    準に8等分して、前記領域(S132−2)を32個の
    部分領域に細分化され、 前記領域(S133)はhue軸を基準に8等分したも
    のをそのまま維持し、それぞれを再びsum軸を基準に
    4等分して、前記領域(S133)を32個の部分領域
    に細分化され、 前記領域(S134)はhue軸を基準に8等分したも
    のをそのまま維持し、それぞれを再びsum軸を基準に
    4等分して、前記領域(S134)を32個の部分領域
    に細分化されることにより、前記カラースペースを全て
    128レベルに分割することを特徴とする請求項21記
    載のHMMDカラースペースに基づいたカラー量子化方
    法。
  23. 【請求項23】 より大きなレベルのカラー量子化を行
    う(b)過程は、 前記領域(S131)はsum軸を基準に32等分し
    て、前記領域(S131)を32個の部分領域に細分化
    され、 前記領域(S132−1)はhue軸を基準に4等分し
    たものをそのまま維持し、それぞれを再びsum軸を基
    準に8等分して、前記領域(S132−1)を3)2個
    の部分領域に細分化され、 前記領域(S13)2−2はsum軸を基準に4等分し
    たものをそのまま維持し、それぞれを再びhue軸を基
    準に16等分して、64個の部分領域に細分化され、 前記領域(S133)はsum軸を基準に4等分したも
    のをそのまま維持し、それぞれを再びhue軸を基準に
    16等分して、前記領域(S133)を64個の部分領
    域に細分化され、 前記領域(S134)はsum軸を基準に4等分したも
    のをそのまま維持し、それぞれを再びhue軸を基準に
    16等分して、前記領域(S134)を64個の部分領
    域に細分化されることにより、前記カラースペースを2
    56レベルに分割することを特徴とする請求項21記載
    のHMMDカラースペースに基づいたカラー量子化方
    法。
  24. 【請求項24】 より大きなレベルのカラー量子化を行
    う(b)過程は、 前記(a)過程でカラー量子化に分割された各部分領域
    のうち、一つ以上の部分領域をdiff,sum,hu
    e, min,maxの一つ以上の組み合わせにより更に
    細分して分割することで行うことを特徴とする請求項1
    9記載のHMMDカラースペースに基づいたカラー量子
    化方法。
  25. 【請求項25】 HMMDカラースペースでのカラー情
    報を用いた検索システムにおいて、 (a)diff,sum,hueを用いて、基準となる
    レベルのカラー量子化を行い、前記カラースペースを基
    準となるレベルに分割する過程と、 (b)前記(a)過程でカラー量子化に分割された各部
    分領域のうち、一つ以上の部分領域を併合することによ
    り、より小さいレベルのカラー量子化を行う過程と、を
    有することを特徴とするHMMDカラースペースに基づ
    いたカラー量子化方法。
  26. 【請求項26】 前記(a)過程で基準となるカラー量
    子化レベルは256であり、 差分値(diff)が0〜255の範囲を有する場合、
    前記(a)過程でカラースペースを分割するために指定
    されたdiff値はそれぞれ6,20,60,110で
    あり、このdiff値によって前記カラースペースは5
    つの領域(S101,S102,S103,S104,
    S105)に1次分割され、 前記領域(S101)はsum軸を基準に32等分し
    て、前記領域(S101)を32個の部分領域に分割
    し、 前記領域(S102)はsum軸を基準に8等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に4等分して、前記領域
    (S102)を32個の部分領域に分割し、 前記領域(S103)をsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に16等分して、前記領域
    (S103)を64個の部分領域に分割し、 前記領域(S104)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に16等分して、前記領域
    (S104)を64個の部分領域に分割し、 前記領域(S105)はsum軸を基準に4等分し、そ
    れぞれを再びhue軸を基準に16等分して、前記領域
    (S105)を64個の部分領域に分割することによ
    り、 前記カラースペースを256個の部分領域に分割するこ
    とを特徴とする請求項25記載のHMMDカラースペー
    スに基づいたカラー量子化方法。
  27. 【請求項27】 より小さいレベルのカラー量子化を行
    う(b)過程は、 前記領域(S101)はsum軸を基準に16等分し
    て、前記領域(S101)の量子化レベルを16レベル
    に減らし、 前記領域(S102)はhue軸を基準に4等分したも
    のをそのまま維持し、それぞれを再びsum軸を基準に
    4等分して、前記領域(S102)の量子化レベルを1
    6レベルを減らし、 前記領域(S103)はsum軸を基準に4等分したも
    のをそのまま維持し、それぞれを再びhue軸を基準に
    8等分して、前記領域(S103)の量子化レベルを3
    2レベルを減らし、 前記領域(S104)はsum軸を基準に4等分したも
    のをそのまま維持し、それぞれを再びhue軸を基準に
    8等分して、前記領域(S104)の量子化レベルを3
    2レベルを減らし、 前記領域(S105)はsum軸を基準に4等分したも
    のをそのまま維持し、それぞれを再びhue軸を基準に
    8等分して、前記領域(S105)の量子化レベルを3
    2レベルを減らすことにより、前記カラースペースを全
    て128レベルに分割することを特徴とする請求項26
    記載のHMMDカラースペースに基づいたカラー量子化
    方法。
  28. 【請求項28】 より小さいレベルのカラー量子化を行
    う(b)過程は、 前記領域(S101)はsum軸を基準に8等分して、
    前記領域(S101)の量子化レベルを8レベルに減ら
    し、 前記領域(S102)はsum軸を基準に4等分したも
    のと、hue軸を基準に4等分したものをそのまま維持
    し、 前記領域(S103)はsum軸を基準に4等分したも
    のをそのまま維持し、それぞれを再びhue軸を基準に
    4等分して、前記領域(S103)の量子化レベルを1
    6レベルに減らし、 前記領域(S104)はhue軸を基準に8等分したも
    のをそのまま維持し、それぞれを再びsum軸を基準に
    2等分して、前記領域(S104)の量子化レベルを1
    6レベルに減らし、 前記領域(S105)はhue軸を基準に8等分したも
    のをそのまま維持し、sum軸は再び1等分して前記領
    域(S105)の量子化レベルを8レベルに減らすこと
    により、前記カラースペースを全て64レベルに分割す
    ることを特徴とする請求項27記載のHMMDカラース
    ペースに基づいたカラー量子化方法。
  29. 【請求項29】 より小さいレベルのカラー量子化を行
    う(b)過程は、 前記領域(S101)はsum軸を基準に8等分したも
    のをそのまま維持し、 前記領域(S102)と領域(S103)とを併合し、
    その併合した領域はhue軸を基準に4等分したものを
    そのまま維持し、それぞれを再びsum軸を基準に4等
    分して前記併合した領域の量子化レベルを16レベルに
    減らし、 前記領域(S104)はsum軸を基準に1等分し、h
    ue軸を基準に4等分して、前記領域(S104)の量
    子化レベルを4レベルを減らし、 前記領域(S105)はsum軸を基準に1等分したも
    のをそのまま維持し、hue軸を基準に4等分して、前
    記領域(S105)の量子化レベルを4レベルに減らす
    ことにより、前記カラースペースを全て32レベルに分
    割することを特徴とする請求項28記載のHMMDカラ
    ースペースに基づいたカラー量子化方法。
  30. 【請求項30】 互いに異なるレベルのカラー量子化方
    法で量子化したカラー特徴要素を用いて検索する方法
    は、 (a)大きなレベルの量子化方法によって生成した特徴
    要素のカラーラベルを、小さいレベルの量子化方法によ
    り生成した特徴要素のカラーラベルのうち一つにマッピ
    ングさせることで、互いに異なる量子化方法による二つ
    の特徴要素のカラーラベルの意味を一致させる過程と、 (b)一致したカラーラベルを使用して類似度を測定す
    る過程と、 (c)測定した類似度を基準にマルチメディアデータを
    出力する過程と、を有することを特徴とするマルチメデ
    ィア検索方法。
  31. 【請求項31】 前記(a)過程は、 より大きなレベルの量子化方法によって生成したカラー
    ラベルの各該当部分領域の任意の一点が、マッピングし
    ようとするより小さいレベルの量子化方法により生成し
    たカラーラベルに当たる各領域の何れかの一領域に含ま
    れると、その含まれた領域のカラーラベルをマッピング
    したカラーラベルと決定することを特徴とする請求項3
    0記載のマルチメディア検索方法。
  32. 【請求項32】 前記(a)過程においてカラーラベル
    マッピングは最初に両データの類似度の比較時点でのみ
    行われ、このとき、二つの量子化方法によるカラーラベ
    ルのマッピング関係をテーブルなどの形式で格納し、デ
    ータに対しては別のカラーラベルマッピングを行うこと
    なく、直ぐに格納した関係テーブルの情報を使用するこ
    とを特徴とする請求項30記載のマルチメディア検索方
    法。
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