JP4349770B2 - 調色サンプルの評価方法および異常値を示すサンプル色の仮の真値と当該異常値を示すサンプル色の実測の分光反射率との誤差を決定する方法 - Google Patents

調色サンプルの評価方法および異常値を示すサンプル色の仮の真値と当該異常値を示すサンプル色の実測の分光反射率との誤差を決定する方法 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、見本品などのターゲット色に合わせるCCM調色や視感調色で作成される2つ以上の異なる配合のサンプル群につき、サンプル色作成過程(着色工程)に起因する色の再現性をCCM技術を応用して評価する方法に関する。
背景技術
見本品などのターゲット色に合わせる調色過程において、例えば、顧客などの指示で提示される見本品の色を出すために、CCM調色の場合、通常は3個程度、視感調色の場合、3〜5個程度の異なる配合のサンプル群の作成を経て行われる。見本品の色に合わせるCCM上での精度は、CCM補正調色を実施すれば必ず色差は漸減していき最終的に見本品の色をほぼ再現できる。しかしながら、CCM調色や視感調色で決定された配合に基づき着色物を得る着色工程では、計量誤差、不良着色剤の使用等の影響で着色工程における再現性の問題が生じる。計量誤差などを含めて着色工程での再現性が悪い場合、その再現性以上には色差は収斂しない。CCMや視感配合通りに作成した着色物(最終のサンプル番号品)の色が見本品の色と合致しない場合は、再現性に問題がある場合が多い。
従来、着色工程における色の再現性を調査する場合、例えば、5つのサンプル群中、サンプル番号3について再現性を調査する場合、当該配合によるサンプル色を数回作成しなければならなかった。また、サンプル番号3について再現性に問題がない場合、更に使用する着色剤の種類は同じでもその配合割合が異なる他のサンプル番号品についても同様の調査を行わざるを得なかった。
しかしながら、調色作業中に再現性確認のサンプルを作成することは、サンプル作成等に労力がかかり効率の面で実際上は無理である。そこで、CCM調色や視感調色などの調色過程で作成されたサンプル品の実測色差と再現性の結果が迅速に且つ同時にコンピュータ画面に表示されれば、調色を続けるべきか、調色を打ち切るかの判断が早期に行えると共に、対策をどのようにするかの判断材料となって都合がよい。また、特定着色剤の発色発現性に問題がある場合、どの着色剤がどの程度混入したがが判れば、原因の究明ができると共に、生産効率を高めることができて都合がよい。
従って、本発明の目的は、CCM調色や視感調色などの調色過程で作成されたサンプル品の実測色差と再現性を表示して、調色作業を続行するか否かの判断を迅速且つ簡易に行うことが可能な調色サンプルの再現性評価方法を提供することにあり、更に他の目的は、当該調色サンプルの再現性評価方法において、異常サンプルが認められた場合、そのサンプルに混入した着色剤などのコンポーネントの推定及びその混入量を推定する方法を提供することにある。
発明の開示
かかる実情において、本発明者らは鋭意検討を行った結果、(1)見本品などのターゲット色に合わせるCCM調色や視感調色過程で作成される2つ以上のサンプル群を有し、該サンプル色を規定する着色剤などの各コンポーネントがCCM装置に登録されている条件下であれば、各配合(各調色サンプル)に相当するシミュレーション上の分光反射率RPR−nが計算でき、該RPR−nと各調色サンプルの実測分光反射率RST−nとの同じ−nでの差分はCCMのシミュレーション誤差となり、通常、調色では標準色に対し色空間上で狭い範囲の微修正が主体であるため、調色サンプル群におけるCCMシミュレーション誤差は一定となること、従って、RST−nとRPR−nでの差分が一定でなければ着色工程(サンプル作成)上に起因する色の再現性が悪いとの判定ができること、(2)当該調色サンプルの再現性評価方法において、異常サンプルが認められた場合、特定式から得られる当該サンプルの差分ΔR’−bを決定し、特定のターゲット色に合わせてCCMシミュレーションから得られる調色サンプルに基づく差分ΔR’−mとの比較において、当該サンプルに混入した着色剤などのコンポーネントの推定及びその混入量が推定できること、などを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明(1)は、見本品などのターゲット色に合わせるCCM調色や視感調色過程で作成される2つ以上のサンプル群を有し、該サンプル色を規定する着色剤などの各コンポーネントがCCM装置に登録されている条件で、前記各サンプル色を実測して得られる分光反射率RST−nと、当該サンプル色の配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光反射率RPR−nとの同じnでの差分ΔR−n(nはサンプル番号を示す)に基づいて前記サンプル群の再現性の評価を行うことを特徴とするCCMによる調色サンプルの再現性評価方法を提供するものである。
また、本発明(2)は、見本品などのターゲット色に合わせるCCM調色や視感調色過程で作成される2つ以上のサンプル群を有し、該サンプル色を規定する着色剤などの各コンポーネントがCCM装置に登録されている条件で、前記各サンプル色を実測して得られる分光透過率TST−nと、当該サンプル色の配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光透過率TPR−nとの同じnでの差分ΔT−n(nはサンプル番号を示す)に基づいて前記サンプル群の再現性の評価を行うことを特徴とするCCMによる調色サンプルの再現性評価方法を提供するものである。
また、本発明(3)は、前記ΔR−nのnのいづれか、又はΔR−nの平均値と、前記ΔR−nとの差分から前記サンプル群の再現性評価を行うことを特徴とする前記(1)記載のCCMによる調色サンプルの再現性評価方法を提供するものである。
また、本発明(4)は、前記ΔT−nのnのいづれか、又はΔT−nの平均値と、前記ΔT−nとの差分から前記サンプル群の再現性評価を行うことを特徴とする前記(2)記載のCCMによる調色サンプルの再現性評価方法を提供するものである。
また、本発明(5)は、前記分光反射率差ΔR−n又は分光透過率差ΔT−nに対応したΔLなどの表色値差、該表色値差の最大値、最小値、標準偏差などの統計値及び色差並びに統計値から計算された色差に基づいて行うことを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1項記載のCCMによる調色サンプルの再現性評価方法を提供するものである。
また、本発明(6)は、前記(5)の調色サンプルの再現性評価方法をCCMソフトに組み込み、CCM調色によるサンプル配合を算出するときに、再現性が確認できることを特徴とするCCMによる調色サンプルの再現性評価方法を提供するものである。
また、本発明(7)は、見本品などのターゲット色に合わせるCCM調色や視感調色過程で作成される2つ以上のサンプル群を有し、該サンプル色を規定する着色剤などの各コンポーネントがCCM装置に登録されている条件で、前記各サンプル色を実測して得られる分光反射率RST−nと、当該サンプル色の配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光反射率RPR−nとの同じnでの差分ΔR−n(nはサンプル番号を示す)に基づいて前記サンプル群の再現性の評価を行う方法において、前記サンプル群のΔR−nの中から他と異なる異常値ΔR−b(bはbadの意味)を示すサンプルを抽出し、次に示す各工程;
(1)異常値を示すサンプル色の実測の分光反射率をRST−bとし、配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光反射率をRPR−bとし、前記ΔR−nの中からbを除いたnのいづれか、またはbを除いたΔR−nの平均を算出する工程;(2)CCMによる分光反射率RPR−bに前記(1)工程で得られた算出値を加えて修正した仮の真値RST’−bを得る工程;(3)仮の真値RST’−bと実測の分光反射率RST−bとの差分ΔR’−bを決定する工程;(4)(実測の分光反射率RST−b−ΔR−ave)値を新たなターゲット色とし、該ターゲット色に調色する既存のCCMデータからシミュレーションで得られる分光反射率RPR−mを得、該分光反射率RPR−mと前記CCMによる分光反射率RPR−bとの差分ΔR−mを求める工程;(5)前記ΔR’−bと前記差分ΔR−mとの差分が最小となる差分ΔR−mを決定する工程;を経て前記異常値を示すサンプルに混入した着色剤成分などのコンポーネントの推定又はその混入量を推定することを特徴とする調色サンプルの評価方法を提供するものである。
また、本発明(8)は、前記(7)記載の発明において、分光反射率ΔR−nに代えて、分光透過率ΔT−nを使用して行うものである調色サンプルの評価方法を提供するものであり、また、本発明(9)は、前記差分ΔR−nの代わりに、該差分ΔR−nに基づいて得られる表色値差又は色差を使用するか、又は前記ΔT−nの代わりに、該差分ΔT−nに基づいて得られる表色値差又は色差を使用することを特徴とする前記(7)又は(8)記載の調色サンプルの評価方法を提供するものである。
発明を実施するための最良の形態
第1の発明である再現性評価方法は、見本品などのターゲット色に合わせるCCM調色や視感調色過程で作成される2つ以上のサンプル群を有し、該サンプル色を規定する着色剤などの各コンポーネントがCCM装置に登録されている条件下で行われる。
本発明において、CCM調色や視感調色等の調色としては、特に制限されないが、例えば、顧客から提示された見本品の色に合わせる新品調色及び生産部門でのロット品の補正調色などの各種調色が挙げられ、これらの調色をCCMで行うのがCCM調色であり、人間の視感で行うのが視感調色である。また、前記見本品やサンプル品の形態としては、混色系着色物であれば特に制限されないが、例えば、印刷物、プラスチック成形品、塗装品、染色物などが挙げられる。
CCM調色を例にとって説明すると、例えば新品調色の場合、先ず、見本品の実測により分光反射率又は分光透過率(本発明では反射光比較でも透過光比較でも同様の作用効果を奏するため、説明の便宜上、以降は分光反射率で説明する)を求め、該分光反射率に合致するサンプル品をCCMシミュレーションにより得る。すなわち、サンプル品はCCMに蓄積された着色剤の光学的データ(吸収係数と散乱係数)に基づき作成されるもので、調色経過品(n=前回品)の分光反射率を基準に、次々と修正品が作成され、最終的に見本品の色、すなわち、見本品の実測で得られる分光反射率に合致したサンプル品を得るものである。サンプル品の数としては、新品調色の場合、2〜3つ程度である。視感調色は、例えば、見本品に合わせて作成される第1サンプルの作成から最終サンプルまでを人間の視感に基づいて行うものであり、そのサンプル数は新品調色の場合、3〜5つ程度である。
各サンプルには各々の配合が存在する。配合とは、例えば、基材及び着色剤などのコンポーネントの配合割合で決定される。従って、サンプル群の各サンプル、すなわちサンプル1(n=1)、サンプル2(n=2)、サンプル3(n=3)・・サンプルn(n=n)の各々の実測分光反射率は当然の如く相違する。このため、当該サンプル毎に得られる分光反射率RST−nを比較しても再現性の比較はできない。なお、nはサンプル番号を意味する。
本発明において、CCM調色及び視感調色共に、前記各コンポーネントがCCMに登録されている条件下、調色過程の各サンプルを実測して分光反射率を得る。すなわち、サンプル数が5であれば、5種の異なる分光反射率曲線又は分光反射率のデータを得る。これらは、例えば、RST−1、RST−2・・・、RST−5で示される。実測分光反射率RST−nは分光光度計で測定すればよい。また、各コンポーネントがCCMに登録されているから、各サンプルの配合に対応するCCMシミュレーションの分光反射率RPR−nが得られる。これらは、例えば、RPR−1、RPR−2・・・、RPR−nで示される。
CCMシミュレーション分光反射率RPR−nはCCM理論によって求められる。CCM理論は調色対象物の形態によって異なる。調色対象物が半透明物又は不透明物の場合、クベルカ・ムンクの理論が適用される。印刷や染色の場合、クベルカ・ムンク理論の1定数法が適し、塗料やプラスチックの場合、クベルカ・ムンク理論の2定数法が適する。対象物が透明物の場合、ランバートベールの理論が適応される。
クベルカ・ムンク理論を応用した方法は数多くあり、ここでは、その代表的な方法を説明する。クベルカ・ムンクは式(1)で示される。
K/S=(1−R)/2R (1)
式(1)を逆展開すると式(2)となる
R=1+(K/S)−((K/S)+2(K/S))1/2 (2)
(式中、Rは調色対象物の分光反射率を示し、Kは着色剤の吸収係数を示し、Sは散乱係数を示す。)
クベルカ・ムンク理論の1定数法の場合、それぞれのカラー(例えば赤インキ、青インキ)を規定量計量し、それぞれの色の着色物の分光反射率を測定し、式(1)から、カラーのK/S関数、つまりFを事前に登録しておく。Fは式(3)で示される。
=((K/S)−(K/S))/C (3)
(式中、(K/S)は着色物の分光反射率から式(1)で得られたK/S値を示し、(K/S)は被着色物(例えば紙など)のK/S値を示し、Cはカラーの重量%を示し。Fはカラー単位重量%当たりのカラー自体が持つK/S値を示し。nはカラー名を示す。)
複数のカラーを混合し、その混合カラーで着色物を得る場合、式(4)で(K/S)mix値を算出する。
(K/S)mix=F+・・・+F+(K/S) (4)
調色品は配合が既知であるから、式(4)のCは既知であり、F及び(K/S)は事前にCCM装置に登録されているから、調色品の(K/S)mixが得られる。(K/S)mixを式(2)のK/Sに代入するとCCMシミュレーション分光反射率RPR−nが得られる。
クベルカ・ムンク理論の2定数の場合、混合カラーでは、ダンカンの式(5)が適応される。
(K/S)mix=(K+・・+K+K)/
(S+・・+S+S) (5)
(式中、Kは各カラーの吸収係数を示し、Sは散乱係数を示し、Cは重量%を示し、Kは被着色物(例えば樹脂など)の吸収係数を示し、Sはその散乱係数を示す。)
式(5)は、例えば白aなど特定の顔料をリファレンス(参照)とし、その他のカラーはリファレンスに対する相対値として式(6)に展開される。
(K/S)mix=Σ(K/S)(S/S)C+・・・+(K/S)(S/S)/(Σ(S/S)C+・・・+S/S
(6)
(式中、K/Sは各カラーの分光反射率を測定し、式(1)より求められるK/S値を示し、K/Sは被着色物(例えば樹脂など)を測定し、式(1)より求められるK/S値を示し、S/Sは各カラーの白aに対する相対散乱係数を示し、S/Sは被着色物の白aに対する相対散乱係数を示す。)こららの値は事前にCCM装置に登録しておく。
調色品は配合が既知であるから、式(6)のCは既知となり、その他は上記の如く、CCM装置に登録されているので調色品の(K/S)mixが得られる。そして、(K/S)mixを式(2)のK/Sに代入するとCCMシミュレーション分光反射率RPR−nが得られる。
調色対象物が透明な場合、ランバートベールの理論式(7)が使用される。
D=−LogT (7)
各々のカラーを規定量計量し、そのカラーでの着色物の分光透過率を測定し、式(7)から、各カラーのD関数、つまりDを事前に登録しておく。カラー単位重量%当たりの、カラー自体が持つD値(D)は式(8)で示される。
=(−LogT+LogT)/C (8)
(式中、Tは各カラー単体での着色物の分光透過率を示し、Tは被着色物(例えば樹脂など)の分光透過率を示し、nはカラー名を示す。)
複数のカラーを混合し、その混合カラーでの着色物のD値は式(9)で算出される。
Dmix=D+・・・+D+D (9)
調色品は配合が既知であるから、式(9)のCは既知であり、Dは事前にCCM装置に登録されているから、調色品のDmixが得られる。Dmixを式(7)のDに代入するとCCMシミュレーション分光透過率TPR−nが得られる。
前述のクベルカ−ムンク理論の1定数法、クベルカ−ムンク理論の2定数法及びランバートベール法はCCMシミュレーションの技法であって、CCMシミュレーション分光反射率RPR−n及びCCMシミュレーション分光透過率TPR−nを求める手法の一例である。
本発明の再現性の評価方法は、前記各サンプル色を実測して得られる分光反射率RST−nと、当該サンプル色の配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光反射率RPR−nとの同じnでの差分ΔR−n、あるいは分光透過率TST−nと分光透過率TPR−nとの同じnでの差分ΔT−nに基づいて前記サンプル群の再現性の評価を行うものである。RST−nとRPR−nの同じ−nでの差分はCCMのシミュレーション誤差を示すものであり、通常、調色では標準色に対し色空間上で狭い範囲の微修正が主体であるため、調色サンプル群におけるCCMシミュレーション誤差は一定と考えてよい。このため、RST−nと対応するRPR−nの差分を比較すれば、色の再現性が判明する。
本発明において、差分としては、上記の他、ΔR−nのnのいづれか、又はΔR−nの平均値と、前記ΔR−nとの差分、ΔT−nのnのいづれか、又はΔT−nの平均値と、前記ΔT−nとの差分であってもよく、更に、該再現性の評価は分光反射率差ΔR−n又は分光透過率差ΔT−nに対応したΔLなどの表色値差及び色差、あるいは、ΔLなどの表色値差の最大値、最小値、標準偏差などの統計値及び統計値から計算された色差に基づいて行うこともできる。差分の比較方法としては、差分曲線を互いに上下又は左右に表示したり、重ね合わせて表示したり、分光反射率差分の差分を表示したりする方法が挙げられる。
本発明の再現性の評価方法は、上述した調色サンプルの再現性評価方法をCCMソフトに組み込み、CCM調色によるサンプル配合を算出するときに、CCM装置のコンピューター画面で再現性が確認できると共に、この再現性の表示により調色作業の継続か否かの判断もできる。例えば、サンプル群から得られる前述の再現性評価のためのΔLで示される表色値差の(最大値−最小値)と、見本品と調色前回品の実測された表色値差を比較する場合、通常は色空間で表示されるL表示系のLとaに分け、Lを見本品の実測点を中点とする縦軸、aを見本品の実測点を中心点とする円グラフなどでコンピューター画面上に表示する。この表示は、プロットで表示される調色前回品のΔLを見本品との位置関係で表示するため、調色前回品の実測されたプロットが前述の再現性評価のためのΔLの(最大値−最小値)の範囲内であれば、これ以上の修正は不可能であり、調色を打ち切るとの判断ができる。また、前回のプロットが前述の(最大値−最小値)の範囲外であれば、未だ修正が可能となり、調色を続行するという判断ができる。前回品とは、調色作業が行われる際の直前品を言う。
第2の発明である調色サンプルの評価方法を第1図及び第2図を参照して説明する。第1図はサンプル群において、実測で得られる分光反射率をRST−nとCCMで得られる分光反射率RPR−nの関係(左側)及びその差分ΔR−n(右側)を示し、第2図は第1図のn=bを説明するための図である。図中、サンプル群ΔR−1〜ΔR−4の中から他と異なる異常値ΔR−b(bはbadの意味)を示すサンプル(nをbで表示するもの)を抽出する。抽出方法は、前述の如く、RST−nと対応するRPR−nとの差ΔR−n=RST−n−RPR−nを比較することにより行い、本例では、ΔR−1、ΔR−2、ΔR−3はほぼ同じであるのに対して、ΔR−4は前記n=1〜3のΔRの分散から離れており、これを異常品とする。異常品とは調色経過品がn数あった場合、そのΔR−nにおいて、ΔRの分散から特異的に離れたものを言う。次に各工程について説明する。
(1)工程は、異常値を示すサンプル色の実測の分光反射率をRST−bとし、配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光反射率をRPR−bとし、前記ΔR−nの中からbを除いたnのいづれか、またはbを除いたΔR−nの平均(ΔR−ave)を算出する工程である。実測の分光反射率をRST−bとCCMシミュレーションで得られる分光反射率をRPR−bとの差は、CCMの初回精度を表し、同一素材で調色過程程度の色範囲、例えば色差で1〜5の範囲であれば当該差は一定である。例えば、酸化チタン量が少ない濃色や暗色の場合、一定とならない場合もあるが、この場合、事前にこれらに近いサンプルと配合を入力しておき、予測精度を高めておくことが好ましい。
(2)工程は、次式(10)に示すように、CCMによる分光反射率RPR−bに前記(1)工程で得られた算出値を加えて修正した仮の真値RST’−bを得る工程である。
仮の真値RST’−b=RPR−b+ΔR−ave (10)
(式中、ΔR−ave=1/nΣ(RST−n−RPR−n)、但し、bは除く。)
すなわち、仮の真値RST’−bは、n=bのサンプルが誤りなく作成されたとした場合の仮の分光反射率である。(3)工程は次式(11)に示すように、仮の真値RST’−bと実測の分光反射率RST−bとの差分ΔR’−bを決定する工程である。
ΔR’−b=RST’−b−RST−b (11)
この誤差ΔR’−bにより異常の程度が確定でき、この誤差がどの着色剤に起因するのかも以下の方法で推定できることになる。また、式(11)のRST’−bに上記(10)を代入すれば、
ΔR’−b=RPR−b−(RST−b−ΔR−ave) (12)
が得られ、これを混入着色剤を決定するための基準式としてもよい。以後、式(12)で示されるΔR’−bをΔR”−bとも言う。
(4)工程は、(実測の分光反射率RST−b−ΔR−ave)値を新たなターゲット色とし、該ターゲット色に調色する既存のCCMデータからシミュレーションで得られる分光反射率RPR−mを得、該分光反射率RPR−mとCCMによる分光反射率RPR−bとの差分ΔR−mを求める工程である。CCMデータから計算されるRPR−mはコンピュータに着色剤などのコンポーネントを予め入力して得られるもので、ターゲット色に近いものから順に出力されるものである。そして、(5)工程は、前記ΔR’−bと前記差分ΔR−mとの差分が最小となる差分ΔR−mを決定する工程である。これにより、異常値を示すサンプルに混入した着色剤成分などのコンポーネントの推定又はその混入量を推定することができる。実測の分光反射率RST−bをそのままターゲット色とすると、実測分光反射率と予測分光反射率との差分誤差が加わるため、正確な判断ができなくなる。
(4)工程において、ターゲット色は、RST−bとし、該ターゲット色に調色する既存のCCMデータからシミュレーションで得られる分光反射率RPR−mを得、該分光反射率RPR−mとRST’−bとの差分ΔR−mを求めるようにしてもよい。異常原因が特定コンポーネントの配合量の減量による場合、特定コンポーネント以外の着色剤量が増量となり、特定コンポーネントの配合量の増量による場合、特定コンポーネント以外の着色剤量が減量となる。
上記の調色サンプルの評価方法は、前記差分ΔR−nの代わりに、差分ΔT−nを使用してもよく、この場合、分光反射率は分光透過率となる。また、前記差分ΔR−nの代わりに、該差分ΔR−nに基づいて得られる表色値差又は色差を使用するか、又は前記ΔT−nの代わりに、該差分ΔT−nに基づいて得られる表色値差又は色差を使用しても、前記調色サンプルの評価方法と同様の結果を得ることができる。
(実施例)
次に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。なお、CCMシミュレーションにはクベルカ−ムンク理論の2定数法を使用した。
実施例1
(ケースI;分散加工された着色剤を使用した場合)
色見本に対する、3つの調色サンプル群を作成した。サンプルは塩化ビニール樹脂組成物(PVC樹脂コンパウンド)と分散加工を施してあるPVC用潤性カラーDAタイプの着色剤(大日精化工業製)を第1表に示す配合比率(単位は「グラム」)で混練することにより行った。混練は二本の加熱ローラを使用し、約170℃の温度で2分行った。混練後、所定の成形加工を施し3種類のサンプル品を得た。
Figure 0004349770
上記配合での調色サンプルの実測反射率RST−nとCCMシミュレーション反射率RPR−nとの差分ΔR−nを第2表に示す。また、第2表のΔR−nに関する分光反射率差分曲線を第3図に示し、(ΔR−ΔR)及び(ΔR−ΔR)に関する分光反射率差分曲線を第4図に示した。第3図及び第4図の横軸は波長、縦軸は分光反射率の差分をそれぞれ示す。CCMシミュレーションには「カラコムCCMシステム」(大日精化工業製)を使用し、400〜700nmの波長範囲で分光反射率を求めた。
Figure 0004349770
(ケースII;分散加工されていない着色剤を使用した場合)
分散加工を施してあるPVC用潤性カラーDAタイプの着色剤に代えて、分散加工されていない顔料を使用した以外は、前記ケースIと同様の方法でサンプル群を得ると共に、同様の分光反射率を求めた。なお、配合は、第1表で使用している配合にDAカラーの顔料分比率を乗じた。また、CCMシミュレーション用のデータベースは、DAカラーのデータベースに各カラーの顔料分比率で除した。該配合での調色サンプルの実測反射率RST−nとCCMシミュレーション反射率RPR−nとの差分ΔR−nを第3表に示す。また、第3表のΔR−nに関する分光反射率差分曲線を第5図に示し、(ΔR−ΔR)及び(ΔR−ΔR)に関する分光反射率差分曲線を第5図に示した。第5図は第3図と比較されるものであり、第6図は第4図と比較されるものである。
Figure 0004349770
第3図と第5図を比較すると、第3図に示される曲線間の一致度は第5図で示されるものより明らかに大きい。第4図と第6図を比較すると、同様に、第6図に示される差分の大きさは第4図で示されるものより明らかに大きい。これは、第5図及び第6図のものが分散加工していない顔料を使用したために発色安定性が悪いことを示している。すなわち、着色工程における不適切なコンポーネントに起因する再現性の悪さが認められる。
(L表色値とその差分に基づく評価方法)
第2表の実測反射率RST−nとCCMシミュレーション反射率RPR−nから計算されたL表色値とその差分を第4表に示す。また、第3表の実測反射率RST−nとCCMシミュレーション反射率RPR−nから計算されたL表色値とその差分を第5表に示す。なお、表色値の測定方法はJIS Z 8722物体色の測定方法に準拠した。数値はD65イルミナント、10度視野Lである。
Figure 0004349770
Figure 0004349770
第4表、第5表のΔR、ΔR、ΔRを比較すると、第5表の方が全般に値が大きいことがわかる。これは、分散加工していない顔料を使用したために発色安定性が悪いことを示している。すなわち、着色工程における不適切なコンポーネントに起因する再現性の悪さが認められる。
(L表色値の差分の差分に基づく評価方法)
第4表のΔR、ΔR、ΔRのΔRを基準にした場合の差分と、差分から計算された色差を第6表に示す。また、第5表のΔR、ΔR、ΔRのΔRを基準にした場合の差分と、差分から計算された色差を第7表に示す。
Figure 0004349770
Figure 0004349770
第6表、第7表の色差を比較すると、第7表の色差が大きいことがわかる。これは、分散加工していない顔料を使用したために発色安定性が悪いことを示している。すなわち、着色工程における不適切なコンポーネントに起因する再現性の悪さが認められる。
(L表色値の差分の統計処理結果に基づく評価方法)
実測反射率RST−nとCCMシミュレーション反射率RPR−nから計算されたL表色値の差分を統計処理すると、総合的な判断がし易い。生産部門でのロット品の補正調色などデータの多い場合は標準偏差などが適する。また、新色調色などデータ数が少ない時は(最大値−最小値)や平均値が適する。ここでは、新色調色の例として、(最大値−最小値)及び平均値を使った例を第8表及び第9表に示す。第8表及び第9表はそれぞれ第4表及び第5表のΔR−nの(最大値−最小値)及びΔR−n間の差とその平均を示し、その値で計算された色差を示す。
Figure 0004349770
Figure 0004349770
第8表、第9表の色差が総括的に判断する場合の再現性である。分散加工していない顔料を使用した場合の第9表の色差が、分散加工を施した着色剤を使用した場合の第8表の色差より、かなり大きな数値になっている。すなわち、着色工程における不適切なコンポーネントに起因する再現性の悪さが認められる。
(CCM画面表示)
調色サンプルの再現性評価方法をCCMソフトに組み込み、CCM装置のコンピューター画面に再現性を表示した。コンピューター画面表示の一例を第7図及び第8図に示す。L表色値は色空間(立体イメージ)を表示するが、第7図及び第8図においては、L(明度)を示す縦軸(Light−Dark軸)とaを示す円グラフの二つで表示した。また、円グラフの中心点は見本品の色度(a)を示すもので、色空間内の該当位置にある。従って、彩度を表す(vivd−dull)軸のdull方向の延長線上は色空間のa直交軸の中心点であり、(vivd−dull)軸に直交するのは色相軸で、ここではG(Green)−BG(BlueGreen)軸である。第7図中、縦軸の四角部分は、第8表のΔL(明度)の(最大値−最小値)、すなわち、再現性を示し、楕円状の二重線は第8表のΔa、Δbの(最大値−最小値)すなわち、再現性を示す。また、A点は調色サンプル作製過程における前回品(直前品)と見本品との実測された位置関係を示す。
第7図から、前回品が再現性の範囲外であるため、未だ修正の余地があり、調色を続行するという判断がされることとなる。
また、第8図中、縦軸の四角部分は、第9表のΔL(明度)の(最大値−最小値)、すなわち、再現性を示し、楕円状の二重線は第9表のΔa、Δbの(最大値−最小値)すなわち、再現性を示す。また、B点は調色サンプル作製過程における前回品(直前品)と見本品との色差を示す。
第8図から、前回品がLight−Darkを表すΔLの再現性の範囲内であるため、これ以上の修正は不可能であり、調色を打ち切るという判断がされる。
実施例2
(ケース3;再現性評価の調色過程における模擬異常サンプル品の検査方法)
サンプル群Aは前述のケースIで使用した、分散加工を施してある発色安定性に優れたDAカラーを使用し、第10表に示す配合比率(単位は「グラム」)で作成した。すなわち、サンプル配合は、CCMシミュレーションによって、標準に対し、色相(H+)、明度(V+)、彩度(C+)の三属性の一つが変化してΔE*が2程度変化するように配合を決定し、異常サンプル品は標準品に異質のカラーを添加してΔE*が1程度変化する異常サンプル配合bを作成した。サンプル作成方法はケースIと同様の方法で作成した。
Figure 0004349770
ここで、標準、H+、V+、C+のサンプルを作成しようとして、標準を誤ってbの配合で作成されたとする。これらの実測反射率RST−nとCCMシミュレーション反射率RPR−nの結果、両者の差分ΔR−n及びA−bサンプルを除くΔR−aveを第11表及び第9図に示す。bサンプルの場合、実測反射率はbを使用し、配合は標準を使用する。また、実測反射率RST−n及びCCMシミュレーション反射率RPR−nから算出された表色値、表色値差、色差をそれぞれ第12表に示す。第12表中、数値はD65イルミナント、10度視野Lである。
Figure 0004349770
Figure 0004349770
第11表、第12表及び第9図から明らかなように、ΔR(A−b)がΔR(A−H+)、ΔR(A−V+)及びΔR(A−C+)に比べて異常値を示しており、サンプルbを異常品として抽出できる。第12表中、ΔE*の目標値「2.0」は、シミュレーション誤差を含んで「1.23」、「1.49」、「1.37」となり、ΔE*の目標値「1.0」は、同様に「0.9」となったものである。次に、仮真RST’−bを求めてΔR’−b及びΔR”−bを算出した。結果を第13表及び第10図に示す。また、ΔR−実サンプル間を求めるため、標準配合を正しい方法で作成し、その実測反射率RST−標準を測定した。その結果を実測RST−bと共に、第13表及び第10図に併載する。なお、ΔR−実サンプル間とは、RST−標準と実測RST−bとの差を言う。
Figure 0004349770
第13表及び第10図から明らかなように、計算で求めたΔR’−b及びΔR”−bはR−実サンプル間と極めて一致しており、ΔR’−b及びΔR”−bを基準値とすることが有効であることが確認できた。既知配合サンプルの再現性の評価にCCMを応用する場合の従来方法は当該サンプルの実測反射率RSTと既知配合から計算されたシミュレーション反射率RPRを比較し、その差ΔRがあまりにも大きな差があった場合に異常と判断していた。すなわち、個々のサンプルで評価を行う絶対評価法であったため、誤差が小さい場合はシミュレーション誤差に埋没され異常を検知できなかった。しかし、本発明の方法によれば、各サンプル間の評価を行いため、誤差が小さい場合の異常サンプルをも検出できる。すなわち、従来法で得られるΔR−b(図ではΔR(A−b))は、実測のΔR−実サンプル間とは大きくかけ離れていることが判る。
次に、異常品bの誤差要因が、どのような着色剤に起因するかを推定するため、ターゲットの反射率を(RST−b−ΔR−ave)にセットし、20種類の着色剤が登録されているCCMデータベースを使用し、ターゲットとの分光反射率の合致率の高いものを選択し、そのRPR−mを作成し、正規配合から計算されたRPR−bとの差分ΔR’−m、具体的には、ΔR’−1、ΔR’−2、ΔR’−3、ΔR’−4及びΔR’−5を求めた。その結果及びΔR’−mとΔR’−bとの差分を第14表及び第11図に示した。ここでmは選択された配合の番号を示す。
Figure 0004349770
第11図から明らかなように、ΔR’−bと最も一致しているのはΔR’−1であることが判る。また、ΔR’−1の配合を第15表に示した(第15表中、ΔR’−1は「A−b/自動」を示す。)。第15表から明らかなように、算出された誤差率は実際の誤差率と極めて一致していることが確認された。
Figure 0004349770
比較例
ターゲットをRST−bにセットし、20種類の着色剤が登録されているCCMデータベースを使用し、ターゲットとの分光反射率の合致率の高いもの5種類をピックアップし、そのRPR−Lを作成し、正規配合から計算されたRPR−bとの差分ΔR’−Lを求めた。更に、ΔR’−LとΔR’−bの差分を求めた。結果を第12図に示す。第12図から明らかなように、ΔR’−bと最も近いものとしてΔR’−1は特定できず、ΔR’−2、ΔR’−3、ΔR’−4、ΔR’−5と大差ないことが判る。
産業上の利用可能性
第1の発明によれば、CCM調色や視感調色などの調色で作成されたサンプル品の実測色差と再現性を表示して、調色作業を続行するか否かの判断を迅速且つ簡易に行うことが可能となる。第2の発明によれば、再現性評価方法において、異常サンプルの抽出ができると共に、その誤差の成分の推定と、その量の推定が出来ることが可能となり、異常原因の究明に結びつけられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、サンプル群において、実測で得られる分光反射率RST−nとCCMで得られる分光反射率RPR−nとの関係(左側)及びその差分ΔR−n(右側)を示す図、第2図は図1のn=bを説明するための図、第3図は実施例1における調色サンプル品の実測分光反射率とCCMシミュレーション分光反射率との差分(ΔR−n)曲線を示す図、第4図は調色サンプル品の実測分光反射率とCCMシミュレーション分光反射率との差分の差分曲線を示す図、第5図は他の調色サンプル品の実測分光反射率とCCMシミュレーション分光反射率との差分(ΔR−n)曲線を示す図、第6図は他の調色サンプル品の実測分光反射率とCCMシミュレーション分光反射率との差分の差分曲線を示す図、第7図は再現性を表示するコンピューター画面の一例を示す図、第8図は再現性を表示するコンピューター画面の他の一例を示す図、第9図は実施例2におけるサンプル品の差分(ΔR−n)曲線を示す図、第10図はΔR’−b、ΔR”−b、ΔR−b及びΔR−実サンプル間を示す図、第11図は差分の差分(ΔR’−m−ΔR’−b)を示す図、第12図は比較例における差分の差分(ΔR’−L−ΔR’−b)をそれぞれ示す図である。

Claims (5)

  1. 見本品などのターゲット色に合わせるCCM調色や視感調色過程で作成される2つ以上の調色サンプルからなるサンプル群を有し、該調色サンプルのサンプル色を規定する着色剤などの各コンポーネントがCCM装置に登録されている条件で、前記各サンプル色を実測して得られる分光反射率RST−nと、当該サンプル色の配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光反射率RPR−nとの同じnでの差分ΔR−n(nはサンプル番号を示す)に基づいて前記サンプル群を構成する各調色サンプルの着色工程での再現性の評価を行う方法において、前記サンプル群のΔR−nの中から他と異なる異常値ΔR−b(bはbadの意味)を示すサンプルを抽出し、次に示す各工程;
    (1)異常値を示すサンプル色の実測の分光反射率をRST−bとし、配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光反射率をRPR−bとし、前記ΔR−nの中からbを除いたnのいづれか、またはbを除いたΔR−nの平均を算出する工程、
    (2)CCMによる分光反射率RPR−bに前記(1)工程で得られた算出値を加えて修正した仮の真値RST’−bを得る工程、
    (3)仮の真値RST’−bと実測の分光反射率RST−bとの差分ΔR’−bを決定する工程、
    (4)(実測の分光反射率RST−b−ΔR−ave)値を新たなターゲット色とし、該ターゲット色に調色する既存のCCMデータからシミュレーションで得られる分光反射率RPR−mを得、該分光反射率RPR−mと前記CCMによる分光反射率RPR−bとの差分ΔR−mを求める工程、
    (5)前記ΔR’−bと前記差分ΔR−mとの差分が最小となる差分ΔR−mを決定する工程、
    を経て前記異常値を示すサンプルに混入した着色剤成分などのコンポーネントの推定又はその混入量を推定することを特徴とする調色サンプルの評価方法。
  2. 見本品などのターゲット色に合わせるCCM調色や視感調色過程で作成される2つ以上の調色サンプルからなるサンプル群を有し、該調色サンプルのサンプル色を規定する着色剤などの各コンポーネントがCCM装置に登録されている条件で、前記各サンプル色を実測して得られる分光透過率TST−nと、当該サンプル色の配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光透過率TPR−nとの同じnでの差分ΔT−n(nはサンプル番号を示す)に基づいて前記サンプル群を構成する各調色サンプルの着色工程での再現性の評価を行う方法において、前記サンプル群のΔT−nの中から他と異なる異常値ΔT−b(bはbadの意味)を示すサンプルを抽出し、次に示す各工程;
    (1)異常値を示すサンプル色の実測の分光透過率をTST−bとし、配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光透過率をTPR−bとし、前記ΔT−nの中からbを除いたnのいづれか、またはbを除いたΔT−nの平均を算出する工程、
    (2)CCMによる分光透過率TPR−bに前記(1)工程で得られた算出値を加えて修正した仮の真値TST’−bを得る工程、
    (3)仮の真値TST’−bと実測の分光透過率TST−bとの差分ΔT’−bを決定する工程、
    (4)(実測の分光透過率TST−b−ΔT−ave)値を新たなターゲット色とし、該ターゲット色に調色する既存のCCMデータからシミュレーションで得られる分光透過率TPR−mを得、該分光透過率TPR−mと前記CCMによる分光透過率TPR−bとの差分ΔT−mを求める工程、
    (5)前記ΔT’−bと前記差分ΔT−mが最小となる差分ΔT−mを決定する工程、
    を経て前記異常値を示すサンプルに混入した着色剤成分などのコンポーネントの推定又はその混入量を推定することを特徴とする調色サンプルの評価方法。
  3. 前記差分ΔR−nの代わりに、該差分ΔR−nに基づいて得られる表色値差又は色差を使用するか、又は前記ΔT−nの代わりに、該差分ΔT−nに基づいて得られる表色値差又は色差を使用することを特徴とする請求の範囲第項又は請求の範囲第項記載の調色サンプルの評価方法。
  4. 見本品などのターゲット色に合わせるCCM調色や視感調色過程で作成される2つ以上の調色サンプルからなるサンプル群を有し、該調色サンプルのサンプル色を規定する着色剤などの各コンポーネントがCCM装置に登録されている条件で、前記各サンプル色を実測して得られる分光反射率RST−nと、当該サンプル色の配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光反射率RPR−nとの同じnでの差分ΔR−n(nはサンプル番号を示す)に基づいて、異常値を示すサンプル色の仮の真値と当該異常値を示すサンプル色の実測の分光反射率との誤差を決定する方法において、前記サンプル群のΔR−nの中から他と異なる異常値ΔR−b(bはbadの意味)を示すサンプルを抽出し、次に示す各工程;
    (1)異常値を示すサンプル色の実測の分光反射率をRST−bとし、配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光反射率をRPR−bとし、前記ΔR−nの中からbを除いたnのいづれか、またはbを除いたΔR−nの平均を算出する工程、
    (2)CCMによる分光反射率RPR−bに前記(1)工程で得られた算出値を加えて修正した仮の真値RST’−bを得る工程、
    (3)仮の真値RST’−bと実測の分光反射率RST−bとの差分ΔR’−bを決定する工程、
    を経ることを特徴とする異常値を示すサンプル色の仮の真値と当該異常値を示すサンプル色の実測の分光反射率との誤差を決定する方法。
  5. 見本品などのターゲット色に合わせるCCM調色や視感調色過程で作成される2つ以上の調色サンプルからなるサンプル群を有し、該調色サンプルのサンプル色を規定する着色剤などの各コンポーネントがCCM装置に登録されている条件で、前記各サンプル色を実測して得られる分光透過率TST−nと、当該サンプル色の配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光透過率TPR−nとの同じnでの差分ΔT−n(nはサンプル番号を示す)に基づいて、異常値を示すサンプル色の仮の真値と当該異常値を示すサンプル色の実測の分光透過率との誤差を決定する方法において、前記サンプル群のΔT−nの中から他と異なる異常値ΔT−b(bはbadの意味)を示すサンプルを抽出し、次に示す各工程;
    (1)異常値を示すサンプル色の実測の分光透過率をTST−bとし、配合に対応するCCMシミュレーションで得られる分光透過率をTPR−bとし、前記ΔT−nの中からbを除いたnのいづれか、またはbを除いたΔT−nの平均を算出する工程、
    (2)CCMによる分光透過率TPR−bに前記(1)工程で得られた算出値を加えて修正した仮の真値TST’−bを得る工程、
    (3)仮の真値TST’−bと実測の分光透過率TST−bとの差分ΔT’−bを決定する工程、
    を経ることを特徴とする異常値を示すサンプル色の仮の真値と当該異常値を示すサンプル色の実測の分光透過率との誤差を決定する方法。
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