JP4052837B2 - イメージ領域を描写する方法 - Google Patents
イメージ領域を描写する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4052837B2 JP4052837B2 JP2002010690A JP2002010690A JP4052837B2 JP 4052837 B2 JP4052837 B2 JP 4052837B2 JP 2002010690 A JP2002010690 A JP 2002010690A JP 2002010690 A JP2002010690 A JP 2002010690A JP 4052837 B2 JP4052837 B2 JP 4052837B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- representative color
- dense component
- bits
- quantized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T1/00—General purpose image data processing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T9/00—Image coding
- G06T9/008—Vector quantisation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/50—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
- G06F16/58—Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually
- G06F16/583—Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually using metadata automatically derived from the content
- G06F16/5838—Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually using metadata automatically derived from the content using colour
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/90—Determination of colour characteristics
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/40—Extraction of image or video features
- G06V10/56—Extraction of image or video features relating to colour
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/10—Image acquisition modality
- G06T2207/10024—Color image
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はマルチメディアデータ検索のためにマルチメディアデータの特徴を表す情報が代表カラーを含む時、その代表カラーを設定する方法に係り、例えばイメージ検索システムに適用するための代表カラー値を指定する際、与えられたイメージ領域の代表カラー値を、その領域の代表カラー値、その代表カラーの頻度数(代表カラーが与えられた領域で占める比率)、そしてこれら代表カラーに対する空間密集成分(spatial coherency)と一緒に表現して代表カラーを指定する方法に関する。
【0002】
さらに詳細には本発明は前記代表カラーを設定するために用いられる空間密集成分を所定の臨界値に基づいて量子化することを特徴とする代表カラー設定方法に関する。
【0003】
特に本発明は代表カラーを設定するために用いられる空間密集成分を量子化する時、一つまたはそれ以上の臨界値を基準にして空間密集成分が臨界値によって分けられる区間中でどの区間に属しているかによって予め定めた値に指定したり或いは特定の区間に対しては均等量子化を遂行して代表カラー値を表現することを特徴とする代表カラー設定方法に関する。
【0004】
【従来の技術】
従来のイメージ検索システムでイメージ検索のためにイメージをn×m個のグリッドに分割して、各々の分割されたセルに対してカラーヒストグラムを求めてその最大値をそのセルに対する領域代表カラー値と定める方法と、カラーヒストグラムの平均値をその領域の代表カラー値と定める方法、主要色相ベクトルをその領域の代表カラー値と定める方法などが提示されている。
【0005】
すなわち、代表カラーを求める方法としては領域の平均カラー値を利用する方法、最も多くあらわれる一つのカラーで表現する方法、多くあらわれるn種類のカラーで表現する方法、定められた領域でp%以上であるカラーを利用する方法、ヒストグラムを利用する方法などがある。
【0006】
このように代表カラーを表現する各方法はそれなりの長所を有する。例えば、ヒストグラムはデータ量が多く、ごく少ない部分を占めるカラーも不必要に領域代表カラー値とすることがあるが、詳細に表現するという長所を有する。領域の平均カラー値の一つをその領域の代表カラー値として表現する場合は、代表カラー値がその領域のカラーの特徴を一つの平均カラー値に含めて表現する長所と、内容ベースの検索の前処理機能を発揮できるが、領域のカラーが色々に構成されている場合正確に表現するのが難しい。
【0007】
しかし、イメージはその特性が多様で、カラーも一種類のカラー値で表現するのは難しい場合が大部分であるので、上記のようにイメージ領域を代表するカラー値一つの情報のみで表現することはイメージの特徴を表現するのに不適切なだけでなく、精密なイメージ特徴のデータベース化やこれを利用したイメージ検索性能を落とす原因になった。
【0008】
なお、多様なカラーを利用して領域の代表カラー値を表現する場合は記憶空間が多く必要とするだけでなく、そのカラーの相互関係の表現を正確に伝えることが難しいということがあって、また与えられたイメージ領域のカラー分布によって代表カラー値を定めることが難しい場合が多く、そのような場合、定めた領域の代表カラー値には正確性がない。
【0009】
このような点を勘案して、与えられたイメージ領域のカラー情報を表現する際に、領域やイメージ領域をいくつかの代表カラーとそれぞれの代表カラーの頻度数(与えられた領域で代表カラーが占める比率、%で示す)で示して、これら代表カラーに対して空間密集成分(信頼度ともいう)を示して、この信頼度をイメージ検索時に代表カラーと一緒に用いることによって検索性能を向上させる技法が提案されたことがある。(大韓民国特許出願第1999−26784号、大韓民国特許出願第1999−3181号)。
【0010】
ここで空間密集成分とは、与えられたイメージ領域でその代表カラーがどれだけ信頼できるのかを示す情報であり、与えられたイメージ領域でその代表カラーがどれだけ密集して混ざっているかを示す情報として表現できる。
【0011】
このように空間密集成分を代表カラーと一緒に表現することによって、そのイメージを検索する時その代表カラー値がどれだけ信頼できるのかが分かるので、それをも利用してイメージ検索を実行することによってさらに高い検索性能をもたらすことができる。
【0012】
したがって、代表カラーがどれだけ信頼できるのかを空間密集成分がどれだけよく示しているかによってイメージ検索の性能は左右される。
【0013】
それゆえ、空間密集成分の単純な均等量子化だけでは前で説明したように多様なイメージの特性を反映するのが難しい。したがって、空間密集成分に対するさらによい量子化技法が要求されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前述したような問題点を解決するためのものであり、本発明の目的は、マルチメディアデータ検索のためにそのマルチメディアデータの特徴を表す要素として代表カラーを用いる時、前記代表カラーがその代表カラー値、頻度数及び空間密集成分とともに表現され、前記空間密集成分が所定の設定された臨界値を基準にして所定の区間に分けられ、各区間に該当する空間密集成分値を予め定めた特定値に量子化したり、特定区間に対しては均等量子化することによって、空間密集成分が全体的にみたとき非均等量子化となるようにして、相対的に少ないビット数を用いるにもかかわらず、空間密集成分がその代表カラーがどれだけ信頼できるのかをよりよく示すことができるようにして、検索性能を高めることができるようにした代表カラー設定方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するための本発明は、少なくとも1つの代表カラーと前記代表カラーに対応する空間密集成分SCを利用してイメージ領域を描写する方法であって、代表カラーCiの代表カラー密集比率の総数を代表カラーCiのピクセル数で割った値を、密集程度を検索するためのマスクサイズから1を減じた値で割って1つの代表カラーCiに対応する代表カラー密集比率COH_Ciとして求め、それぞれの代表カラーCiに対応する代表カラー密集比率COH_Ciに、イメージ領域内の前記代表カラーCiのピクセル数を乗算し、さらにこの乗算値を前記イメージ領域内の全ピクセル数で割った値が、前記イメージ領域内の全ての代表カラーについて加算されて、この加算値が前記空間密集成分SCとして表され、0.7より小さい正規化された空間密集成分SCの値を量子化値である1に量子化し、かつ0.7から1の正規化された空間密集成分SCの値を2から31の量子化範囲に均等に量子化することにより、31のビンを使って少なくとも1つの代表カラーの正規化された空間密集成分SCを描写する過程を含むことを特徴とする。
【0016】
ここで、量子化された空間密集成分SCが算出されないときに、量子化された値を0に設定する過程を含むことを特徴とする。
【0017】
また、空間密集成分SCに、5ビットという所定のビット数を割り当てる過程を含み、前記5ビットが0から31にわたる範囲の整数を表すために使用されることを特徴とする。
【0018】
また、空間密集成分SCを0から1に正規化する過程と、空間密集成分SCに、5ビットという所定のビット数を割り当てる過程とを含み、前記5ビットが、0から31にわたる範囲の整数を表すために使用されることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
前記した本発明の空間密集成分を利用した代表カラー設定方法を添付された図面を参照してさらに詳細に説明する。
【0022】
まず、本発明は前で説明したように領域やイメージ領域をいくつかの代表カラーとこれら各々の頻度数(与えられた領域で代表カラーが占める比率)で示し、さらに、これら代表カラーに対して空間密集成分SCを示して、これを検索時、代表カラーと一緒に用いることによって検索性能を高めるようとするものである。
【0023】
ここで、代表カラーを求める方法には領域の平均カラー値を利用する方法、最も多くあらわれる一つのカラーで表現する方法、多くあらわれるn種類のカラーで表現する方法、定められた領域でp%以上であるカラーを利用する方法、ヒストグラムを利用する方法などがあり得る。
【0024】
空間密集成分(SC)は、領域やイメージ全体のすべての代表カラーに対して一つの値として表現する。
【0025】
既に言及したように本発明では空間密集成分値を非均等な量子化方法で量子化して表現することによって検索性能を高める。
【0026】
空間密集成分SCは、SC=Σfor all i(COH_Ci×COUNT_PELS_Ci/TOTAL_PELS_OF_R)で求められる。ここでCOH_CiはCiの代表カラー密集比率、COUNT_PELS_Ciは与えられた領域RでCiのピクセル数、TOTAL_PELS_OF_Rは与えられた領域Rでピクセルをカウントして計算された領域Rの大きさである。
【0027】
このように前記空間密集成分SCを求める手順を説明すると、
SC値を初期値0に設定して(Set SC=0)、ピクセル値をカウントするための変数値(SUM_COUNG_PELS)を0に設定する。
【0028】
そして、与えられた領域R内のすべてのピクセルに対して、VISITED_PELp=FALSEに設定して、すべての代表カラーCiを考慮してCOH_CiとCOUNT_PELS_Ciを求める。変数pは任意のピクセルであることを示している。
【0029】
次にはSC=SC+COH_Ci×COUNT_PELS_Ciを求めて、このように求められたSCに対してSC/TOTAL_PELS_OF_Rを計算することによって最終的に空間密集成分SCを求める。
【0030】
前記空間密集成分を求める過程でCOH_CiとCOUNT_PELS_Ciは次のように求めることができる。
【0031】
まず、密集程度を検索するためのマスク、すなわちCCM(Coherency Checking Mask)のサイズを設定するが、例えばCCM_WIDTH(マスク幅=3)×CCM_HEIGHT(マスク高さ=3)に設定する。なお、この例示の具体的数字はピクセル数による。そして初期のCOUNT_PELS_Ci=0、TOTAL_NUM_COHERENT=0に設定して、与えられた領域R内のすべてのピクセルPELjに対して、Ci==COLOR_OF_PELj & VISITED_PELj==FALSEであればVISITED_PELj=TRUE、COUNT_PELS_Ci=COUNT_PELS_Ci+1でCOUNT_PELS_Ciを増やして、そのピクセル(PELj)をCCMのセンターに合わせる。変数jは任意のピクセルであることを示している。これは次のような作業のためのものである。
【0032】
すなわち、センターピクセルPELjを除いてすべてのマスキングされたピクセルk(MASKED_PIXELk)に対して、Ci==COLOR_OF_MASKED_PIXELkであれば、TOTAL_NUM_COHERENT++に増やすためである。
【0033】
次にはCOH_Ci=TOTAL_NUM_COHERENT/COUNT_PELS_Ci/(CCM_WIDTH*CCM_HEIGHT−1)でCOH_Ciを計算して、このようにして求められたCOH_CiとCOUNT_PELS_Ciから前で説明したように空間密集成分SCを、SC=Σfor all i(COH_Ci×COUNT_PELS_Ci/TOTAL_PELS_OF_R)で求めることである。
【0034】
前記アルゴリズムで空間密集成分SCを求めればSC値は0から1までの実数として得ることができるが、これを1ビット、2ビット、3ビット、4ビット或いは5ビットで示すためには量子化が必要である。
【0035】
空間密集成分SCを1ビットで量子化すればQSC(量子化されたSC)は0或いは1の値となり、2ビットで量子化すればQSC(量子化されたSC)は0、1、2或いは3の値となり、3ビットで量子化すればQSC(量子化されたSC)は0、1、2、3、4、5、6、7の値となり、4ビットで量子化すればQSC(量子化されたSC)は0、1、...、15の値となり、5ビットで量子化すればQSC(量子化されたSC)は0、1、...、31の値となる。
【0036】
このように空間密集成分SCを量子化するための方法ではSCを等分して各々の量子化値にマッピングさせる均等量子化方法、或いは0〜1だけを他の区間に分けて各々の量子化値にマッピングさせる非均等量子化方法があるが、本発明は非均等量子化方法を適用することによって相対的に少ないビット数を用いるにもかかわらず検索性能を高めることができるようにした。
【0037】
本発明による空間密集成分SCの非均等量子化方法は、量子化値に0を用いない場合と、量子化値に0を用いる場合に分けることができる。
【0038】
量子化値に0を用いないという点は0が他の意味すなわち「SCが有効でない」という意味に用いるためである。例えば空間密集成分SCを2ビットで量子化する時量子化されたSC、すなわちQSCは1、2或いは3にマッピングされる。
【0039】
以下、添付した図面を参照しながら本発明の実施形態をより詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態であって、量子化値に0を用いない場合であり、非均等量子化のための臨界値0.70を適用した場合である。
【0040】
まず、段階101では前で説明したように空間密集成分SCを計算する。その次の段階102では空間密集成分SCを臨界値0.70と比較する。空間密集成分SCが0.7より小さければ段階103に移行してQSC=1にマッピングし、一方、空間密集成分SCが0.70以上であれば空間密集成分SCの範囲である0.70から1までの区間に対して量子化に残されたビット数で均等量子化を行う(段階104)。
【0041】
すなわち、均等量子化の例で段階105に示したように、
QSC=(int)[(SC−0.7)/(1.0−0.7)×(2.0SC_BIT−2.0)+0.5]+2を適用する。
ここで、SC_BITは、量子化に割り当てられたビット数すなわち、SC_BIT=2ビット、3ビット、4ビット或いは5ビットである。
【0042】
図2及び図3は、本発明の第2実施形態及び第3実施形態であって、量子値0を用いて空間密集成分SCを量子化する場合である。
【0043】
もし、量子化値0を用いて空間密集成分SCを量子化するなら、その量子化値に0を含めて表現できる。したがって、例えば2ビットで量子化する時量子化されたSC、すなわちQSCは0、1、2、3にマッピングされる。
【0044】
図2は、空間密集成分SCを量子化するとき、量子値0を用い、かつ1ビットだけで空間密集成分SCを量子化する場合を示す。
【0045】
まず、段階201では前記したように空間密集成分SCを計算して、その次の段階202では空間密集成分SCを臨界値0.70と比較する。
【0046】
その比較結果、空間密集成分SCが0.70より小さければQSCは0の量子値にマッピングされて、空間密集成分が0.70より大きければ1の量子値にマッピングされる。
【0047】
一方、空間密集成分SCを1ビット以上2、3、4、5ビットを用いて量子化する時、量子値QSCは図3の本発明第3実施形態のように求めることができる。
【0048】
まず、段階301では、空間密集成分SCを求めて、その次の段階302では空間密集成分SCを臨界値0.62及び臨界値0.70と比較する。
【0049】
比較結果、もし空間密集成分SCが臨界値0.62より小さければQSCを量子化値0にマッピングし(段階303)、空間密集成分SCが臨界値0.62に同じか大きく、臨界値0.70より小さければQSCを量子化値1にマッピングする(段階304)。
【0050】
そして空間密集成分SCが臨界値0.70以上であればそのSC値範囲0.70から1までの区間に対して量子化に残されたビット数で均等量子化を行う(段階305)。
【0051】
すなわち、均等量子化の例として段階105に示したように、
QSC=(int)[(SC−0.7)/(1.0−0.7)×(2.0SC_BIT−3.0)+0.5]+2を適用する。
ここで、SC_BITは、量子化に割り当てられたビット数すなわち、SC_BIT=2ビット、3ビット、4ビット或いは5ビットである。
【0052】
前記したようにイメージやあるイメージ領域をその領域を代表する代表カラーで表現する時、その代表カラーの頻度数と代表カラーの空間密集成分SCを一緒に表現して、この時空間密集成分SCを非均等量子化方法を適用して量子化することにより相対的に少ないビット数を用いても検索性能を高めることができる。
【0053】
前記代表カラー情報(代表カラー、頻度数、SC)を利用したイメージ検索のために、あるイメージ領域(或いはイメージ全体)と他のイメージ領域を比較する時、各々のイメージ領域に対して抽出されたいくつかの代表カラーとこれら代表カラー各々の頻度数(与えられた領域で代表カラーが占める比率)、これら代表カラーに対して空間密集成分SCの値を相互に突き合わせてみることによって比較検索を行うことができる。
【0054】
すなわち、比較対象になる二つイメージ領域(或いはイメージ全体)間の類似度を反映する差値Diff(D1、D2)を、Diff(D1、D2)=W1×SC_Diff×DC_Diff+W2×DC_Diffとして計算して、両イメージ領域(或いはイメージ全体)がどれだけ類似しているかを検索することができる。
ここでW1は、SC_Diffに対する加重値で例えばW1=0.3に設定できるが、空間密集成分SCが有効でない場合W1=0に設定する。そしてW2は右辺2番目の項DC_Diffに対する加重値で例えばW2=0.7に設定することができる。
そして、SC_Diffは、比較対象である二つのイメージ領域(或いはイメージ全体)の各々の空間密集成分SCの差の絶対値であり、DC_Diffは比較対象である両イメージ領域(或いはイメージ全体)各々の代表カラー値の差である。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明はイメージ検索のための代表カラーがその代表カラー値、頻度数及び空間密集成分とともに表現されて、前記空間密集成分を所定の臨界値を基準にして非均等量子化しているので、相対的に少ないビット数を用いるにもかかわらず空間密集成分がその代表カラーがどれだけ信頼できるのかをさらによく示すことができるようになり、イメージ検索時のさらに向上された検索性能を保障する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表カラー設定方法で空間密集成分SCの量子化方法第1実施形態を示したフローチャート。
【図2】本発明の代表カラー設定方法で空間密集成分SCの量子化方法第2実施形態を示したフローチャート。
【図3】本発明の代表カラー設定方法で空間密集成分SCの量子化方法第3実施形態を示したフローチャート。
Claims (4)
- 少なくとも1つの代表カラーと前記代表カラーに対応する空間密集成分SCを利用してイメージ領域を描写する方法であって、
代表カラーCiの代表カラー密集比率の総数を代表カラーCiのピクセル数で割った値を、密集程度を検索するためのマスクサイズから1を減じた値で割って1つの代表カラーCiに対応する代表カラー密集比率COH_Ciとして求め、
それぞれの代表カラーCiに対応する代表カラー密集比率COH_Ciに、イメージ領域内の前記代表カラーCiのピクセル数を乗算し、さらにこの乗算値を前記イメージ領域内の全ピクセル数で割った値が、前記イメージ領域内の全ての代表カラーについて加算されて、この加算値が前記空間密集成分SCとして表され、
0.7より小さい正規化された空間密集成分SCの値を量子化値である1に量子化し、かつ0.7から1の正規化された空間密集成分SCの値を2から31の量子化範囲に均等に量子化することにより、31のビンを使って少なくとも1つの代表カラーの正規化された空間密集成分SCを描写する過程を含むことを特徴とするイメージ領域を描写する方法。 - 量子化された空間密集成分SCが算出されないときに、量子化された値を0に設定する過程を含むことを特徴とする請求項1に記載のイメージ領域を描写する方法。
- 空間密集成分SCに、5ビットという所定のビット数を割り当てる過程を含み、前記5ビットが0から31にわたる範囲の整数を表すために使用されることを特徴とする請求項1に記載のイメージ領域を描写する方法。
- 空間密集成分SCを0から1に正規化する過程と、空間密集成分SCに、5ビットという所定のビット数を割り当てる過程とを含み、前記5ビットが、0から31にわたる範囲の整数を表すために使用されることを特徴とする請求項1に記載のイメージ領域を描写する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2001-0002985A KR100494080B1 (ko) | 2001-01-18 | 2001-01-18 | 공간 밀착 성분을 이용한 대표 칼라 설정방법 |
KR2001-2985 | 2001-01-18 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005238426A Division JP4261525B2 (ja) | 2001-01-18 | 2005-08-19 | 代表カラーの空間密集成分を量子化する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002288657A JP2002288657A (ja) | 2002-10-04 |
JP4052837B2 true JP4052837B2 (ja) | 2008-02-27 |
Family
ID=19704823
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002010690A Expired - Fee Related JP4052837B2 (ja) | 2001-01-18 | 2002-01-18 | イメージ領域を描写する方法 |
JP2005238426A Expired - Fee Related JP4261525B2 (ja) | 2001-01-18 | 2005-08-19 | 代表カラーの空間密集成分を量子化する方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005238426A Expired - Fee Related JP4261525B2 (ja) | 2001-01-18 | 2005-08-19 | 代表カラーの空間密集成分を量子化する方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US7006687B2 (ja) |
EP (2) | EP1530160B1 (ja) |
JP (2) | JP4052837B2 (ja) |
KR (1) | KR100494080B1 (ja) |
CN (1) | CN1191541C (ja) |
AT (2) | ATE461503T1 (ja) |
DE (2) | DE60235728D1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2352081C2 (ru) | 2004-06-30 | 2009-04-10 | Кониклейке Филипс Электроникс, Н.В. | Выделение доминирующего цвета с использованием законов восприятия для создания окружающего освещения, получаемого из видеоконтента |
WO2007036890A2 (en) * | 2005-09-30 | 2007-04-05 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Improving living lights with color coherency |
US20080028294A1 (en) * | 2006-07-28 | 2008-01-31 | Blue Lava Technologies | Method and system for managing and maintaining multimedia content |
US7809185B2 (en) * | 2006-09-21 | 2010-10-05 | Microsoft Corporation | Extracting dominant colors from images using classification techniques |
CN101576932B (zh) * | 2009-06-16 | 2012-07-04 | 阿里巴巴集团控股有限公司 | 近重复图片的计算机查找方法和装置 |
JP5452392B2 (ja) * | 2009-12-16 | 2014-03-26 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 欠陥観察方法及び欠陥観察装置 |
US8705866B2 (en) * | 2010-12-07 | 2014-04-22 | Sony Corporation | Region description and modeling for image subscene recognition |
US8873845B2 (en) | 2012-08-08 | 2014-10-28 | Microsoft Corporation | Contextual dominant color name extraction |
JP2016513236A (ja) * | 2013-01-02 | 2016-05-12 | ウィンゲイト,バリー | モバイルデバイス用取り付けハンドルのシステム、方法、及び装置 |
US10409822B2 (en) | 2014-05-06 | 2019-09-10 | Shutterstock, Inc. | Systems and methods for presenting ranked search results |
US20170209796A1 (en) * | 2016-01-21 | 2017-07-27 | International Business Machines Corporation | Human social development tool |
CN108320312B (zh) * | 2017-01-18 | 2022-01-11 | 阿里巴巴集团控股有限公司 | 图片的配色方法及装置、计算机终端 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6430312B1 (en) * | 1997-12-29 | 2002-08-06 | Cornell Research Foundation, Inc. | Image subregion querying using color correlograms |
KR100319155B1 (ko) * | 1999-02-01 | 2001-12-29 | 구자홍 | 신뢰도를 이용한 대표칼라 지정방법 |
US6542632B1 (en) * | 1999-02-01 | 2003-04-01 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Method for image characterization using color and texture statistics with embedded spatial information |
MY135412A (en) | 1999-02-05 | 2008-04-30 | Samsung Electronics Co Ltd | Color image processing method and apparatus thereof |
KR100436500B1 (ko) | 1999-05-17 | 2004-06-22 | 삼성전자주식회사 | 컬러 영상 처리 방법 |
KR100364753B1 (ko) | 1999-11-19 | 2002-12-16 | 엘지전자 주식회사 | 칼라 히스토그램의 빈값 양자화 방법 |
-
2001
- 2001-01-18 KR KR10-2001-0002985A patent/KR100494080B1/ko active IP Right Grant
-
2002
- 2002-01-18 AT AT05002894T patent/ATE461503T1/de not_active IP Right Cessation
- 2002-01-18 AT AT02001043T patent/ATE461502T1/de not_active IP Right Cessation
- 2002-01-18 DE DE60235728T patent/DE60235728D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-01-18 DE DE60235664T patent/DE60235664D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-01-18 EP EP05002894A patent/EP1530160B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-01-18 JP JP2002010690A patent/JP4052837B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-01-18 EP EP02001043A patent/EP1225546B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-01-18 US US10/050,148 patent/US7006687B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-01-18 CN CNB021023735A patent/CN1191541C/zh not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-11-24 US US10/995,285 patent/US7079683B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-08-19 JP JP2005238426A patent/JP4261525B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-06-01 US US11/444,429 patent/US7321684B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1225546A2 (en) | 2002-07-24 |
US7321684B2 (en) | 2008-01-22 |
CN1191541C (zh) | 2005-03-02 |
US20020094124A1 (en) | 2002-07-18 |
ATE461503T1 (de) | 2010-04-15 |
DE60235728D1 (de) | 2010-04-29 |
US7006687B2 (en) | 2006-02-28 |
EP1530160B1 (en) | 2010-03-17 |
EP1225546A3 (en) | 2003-10-29 |
JP4261525B2 (ja) | 2009-04-30 |
US7079683B2 (en) | 2006-07-18 |
JP2005339586A (ja) | 2005-12-08 |
US20060215906A1 (en) | 2006-09-28 |
CN1366262A (zh) | 2002-08-28 |
DE60235664D1 (de) | 2010-04-29 |
EP1225546B1 (en) | 2010-03-17 |
EP1530160A1 (en) | 2005-05-11 |
JP2002288657A (ja) | 2002-10-04 |
KR100494080B1 (ko) | 2005-06-13 |
US20050074166A1 (en) | 2005-04-07 |
ATE461502T1 (de) | 2010-04-15 |
KR20020061901A (ko) | 2002-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4261525B2 (ja) | 代表カラーの空間密集成分を量子化する方法 | |
US6961736B1 (en) | Compact color feature vector representation | |
US7180634B2 (en) | Color quantization and method thereof and searching method using the same | |
US7194127B2 (en) | Method and system for searching for images based on color and shape of a selected image | |
KR0154739B1 (ko) | 프랙탈 영상 압축 장치 및 방법 | |
US7903899B2 (en) | Method of geometric coarsening and segmenting of still images | |
JP2002170116A (ja) | 画像を記述する方法 | |
JP2006513468A (ja) | 画像内のピクセルをセグメント化する方法 | |
Kundu et al. | Automatic selection of object enhancement operator with quantitative justification based on fuzzy set theoretic measures | |
KR100189542B1 (ko) | 지각있는 왜곡 측정을 이용한 프랙탈 영상 압축 장치 및 방법 | |
KR100602149B1 (ko) | 움직임 보상기반 영상 복호화를 위한 영상 압축방법 | |
Archer et al. | Optimal dimension reduction and transform coding with mixture principal components | |
EP1517540A2 (en) | Multimedia searching method using color quantization based on an HMMD color space | |
JPH05189562A (ja) | 濃淡画像の領域分割方法 | |
JP2872241B2 (ja) | 画像符号化方法 | |
KR20060121801A (ko) | 움직임 보상기반 영상 복호화를 위한 영상 압축방법 | |
Zargari et al. | A robust compressed domain feature vector for texture based image retrieval | |
JP2891751B2 (ja) | 画像信号圧縮符号化方式及び装置 | |
JPH08331557A (ja) | 画像信号特徴量処理装置および画像信号符号化装置 | |
Chang et al. | A MSB-biased self-organizing feature map for still color image compression | |
Mitsa et al. | Applications of fractal analysis in the evaluation of halftoning algorithms and a fractal-based halftoning scheme | |
KR20060056915A (ko) | 움직임 보상기반 영상 복호화를 위한 영상 압축방법 | |
JPH07131655A (ja) | 動的多値化データ圧縮装置 | |
Shivaram et al. | Data Compression of Discrete Sequence: A Tree Based Approach Using Dynamic Programming TR 97-1-23 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040615 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20040915 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20040921 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050422 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050819 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050927 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20051021 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071010 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4052837 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131214 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |