JPH08225205A - スプライサ - Google Patents
スプライサInfo
- Publication number
- JPH08225205A JPH08225205A JP2925395A JP2925395A JPH08225205A JP H08225205 A JPH08225205 A JP H08225205A JP 2925395 A JP2925395 A JP 2925395A JP 2925395 A JP2925395 A JP 2925395A JP H08225205 A JPH08225205 A JP H08225205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- splicer
- base
- paper
- perforations
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作性が良く且つ安価で簡易的なスプライサ
を提供する。 【構成】 スプライサを、上面に連続紙の送り穴と係合
するガイドピン(2)を備えた基台(1)と、基台の用紙搬送
方向と直交する方向の両側に設けられたテープカッタ
(3)と、各テープカッタの側方に設けられたテープ保持
部(4)と、各テープ保持部間に架け渡し保持されるとと
もに中央部にミシン目を備えたテープ(T)により構成し
た。
を提供する。 【構成】 スプライサを、上面に連続紙の送り穴と係合
するガイドピン(2)を備えた基台(1)と、基台の用紙搬送
方向と直交する方向の両側に設けられたテープカッタ
(3)と、各テープカッタの側方に設けられたテープ保持
部(4)と、各テープ保持部間に架け渡し保持されるとと
もに中央部にミシン目を備えたテープ(T)により構成し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙搬送方向に対しほ
ぼ平行をなすように所定ピッチで設けられた送り穴と、
用紙搬送方向に対しほぼ垂直に設けられたミシン目とを
備えた連続紙を扱うスプライサ(splicer)に関する。
ぼ平行をなすように所定ピッチで設けられた送り穴と、
用紙搬送方向に対しほぼ垂直に設けられたミシン目とを
備えた連続紙を扱うスプライサ(splicer)に関する。
【0002】
【従来の技術】用紙搬送方向に対しほぼ平行をなすよう
に所定ピッチで設けられた送り穴と、用紙搬送方向に対
しほぼ垂直に設けられたミシン目とを備えた連続紙は、
例えばレーザプリンタなどの電子写真装置において記録
材として用いられている。連続紙を電子写真装置で用い
る場合、搬送過程における紙づまりや用紙破断、または
印刷途中での用紙不足(用紙がなくなること)が生じて
運転を中断しなければならないときには、前のページと
新たなページとを用紙のミシン目でつなぐため、中央部
にミシン目を備えたテープを使用して貼り合わせてい
る。図2に従来のスプライサを示す。スプライスする場
所を確保した用紙接続台1と、各用紙のミシン目合わせ
を一義的に行なうガイドピン2と、テープを吸引し保持
するバキューム装置5と、前記テープを適当な長さにカ
ットするテープカッタ3により構成されている。
に所定ピッチで設けられた送り穴と、用紙搬送方向に対
しほぼ垂直に設けられたミシン目とを備えた連続紙は、
例えばレーザプリンタなどの電子写真装置において記録
材として用いられている。連続紙を電子写真装置で用い
る場合、搬送過程における紙づまりや用紙破断、または
印刷途中での用紙不足(用紙がなくなること)が生じて
運転を中断しなければならないときには、前のページと
新たなページとを用紙のミシン目でつなぐため、中央部
にミシン目を備えたテープを使用して貼り合わせてい
る。図2に従来のスプライサを示す。スプライスする場
所を確保した用紙接続台1と、各用紙のミシン目合わせ
を一義的に行なうガイドピン2と、テープを吸引し保持
するバキューム装置5と、前記テープを適当な長さにカ
ットするテープカッタ3により構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のスプライサ
においては、テープがバキューム装置5の吸引力で保持
されるので、用紙の貼り合わせ作業時の操作性は悪くな
いが、バキューム装置5およびこれを動作させるための
動力源などを必要とするため、装置自体が大がかりにな
り、価格的にも高価なものとなってしまうという問題が
あった。本発明の目的は、操作性が良く且つ安価で簡易
的なスプライサを提供することにある。
においては、テープがバキューム装置5の吸引力で保持
されるので、用紙の貼り合わせ作業時の操作性は悪くな
いが、バキューム装置5およびこれを動作させるための
動力源などを必要とするため、装置自体が大がかりにな
り、価格的にも高価なものとなってしまうという問題が
あった。本発明の目的は、操作性が良く且つ安価で簡易
的なスプライサを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はスプライサを、上面に連続紙の送り穴と係
合するガイドピンを備えた基台と、前記基台の用紙搬送
方向と直交する方向の両側に設けられたテープカッタ
と、前記各テープカッタの側方に設けられたテープ保持
部と、前記各テープ保持部間に架け渡し保持されるとと
もに中央部にミシン目を備えたテープにより構成した。
め、本発明はスプライサを、上面に連続紙の送り穴と係
合するガイドピンを備えた基台と、前記基台の用紙搬送
方向と直交する方向の両側に設けられたテープカッタ
と、前記各テープカッタの側方に設けられたテープ保持
部と、前記各テープ保持部間に架け渡し保持されるとと
もに中央部にミシン目を備えたテープにより構成した。
【0005】
【作用】上記のように構成されたスプライサによれば、
用紙の貼り合わせ部とテープミシン目が一致するように
一義的にテープが保持されるとともに、用紙送り穴の内
側で適当な長さにテープがカットされ、テープ幅に係ら
ず容易に且つ正確にスプライス動作を行なえるようにな
る。
用紙の貼り合わせ部とテープミシン目が一致するように
一義的にテープが保持されるとともに、用紙送り穴の内
側で適当な長さにテープがカットされ、テープ幅に係ら
ず容易に且つ正確にスプライス動作を行なえるようにな
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明によるスプライサの基本構成を示した
ものであり、スプライサは用紙のスプライス時の作業ス
ペースである基台(以下、用紙接続台という)1と、接
続する用紙のミシン目の合わせ部を一義的に決めるため
の複数のガイドピン2と、テープを両端で保持するため
のテープ保持部4と、テープを適当な長さでカットする
ために設けられたテープカッタ3から構成されている。
なお、ガイドピン2の用紙接続面を含むA方向のピッチ
は、基本ピッチに対し0.1〜0.3mm程度広げてお
く。
る。図1は本発明によるスプライサの基本構成を示した
ものであり、スプライサは用紙のスプライス時の作業ス
ペースである基台(以下、用紙接続台という)1と、接
続する用紙のミシン目の合わせ部を一義的に決めるため
の複数のガイドピン2と、テープを両端で保持するため
のテープ保持部4と、テープを適当な長さでカットする
ために設けられたテープカッタ3から構成されている。
なお、ガイドピン2の用紙接続面を含むA方向のピッチ
は、基本ピッチに対し0.1〜0.3mm程度広げてお
く。
【0007】このような構成におけるスプライサを使用
した場合のスプライス方法とその効果について説明す
る。先ず、テープT端面の貼り付け面を一方のテープ保
持部4の下面に貼り付ける。このとき、テープ保持部4
は用紙送り穴を塞いでしまわないようにするため図3に
示すように用紙接続台1の作業面に対し寸法αだけ低く
なる位置にテープ保持部4を設ける。また、テープ保持
部4にケビキ線などのマーク4aを設けることによりテ
ープ保持位置の明瞭化が達成できる。テープ保持位置を
より明瞭化にするために用紙接続台1にテープ案内とな
る溝1aを設けてもよい。同様に、反対側のテープ保持
部4にテープTを下から貼り付け保持する。テープカッ
タ3の歯面は本体作業面に対し寸法δだけ低く設置して
あるので、テープを張って固定することが可能となる。
した場合のスプライス方法とその効果について説明す
る。先ず、テープT端面の貼り付け面を一方のテープ保
持部4の下面に貼り付ける。このとき、テープ保持部4
は用紙送り穴を塞いでしまわないようにするため図3に
示すように用紙接続台1の作業面に対し寸法αだけ低く
なる位置にテープ保持部4を設ける。また、テープ保持
部4にケビキ線などのマーク4aを設けることによりテ
ープ保持位置の明瞭化が達成できる。テープ保持位置を
より明瞭化にするために用紙接続台1にテープ案内とな
る溝1aを設けてもよい。同様に、反対側のテープ保持
部4にテープTを下から貼り付け保持する。テープカッ
タ3の歯面は本体作業面に対し寸法δだけ低く設置して
あるので、テープを張って固定することが可能となる。
【0008】次に用紙接続台1に取付けられている複数
のガイドピン2に、接合する各々の用紙の送り穴を合わ
せて上から取り付け、既に保持してあるテープに貼り付
ける。用紙の位置決めを行なうガイドピン2は、用紙送
り穴の中心間距離に合わせて取り付けられるが、上述の
ようにガイドピン2の用紙搬送方向のピッチをテープの
接続部間のみ中心間距離を基本ピッチよりも0.1〜0.
3mm程度長く設定して用紙接続台1に取り付けてお
く。
のガイドピン2に、接合する各々の用紙の送り穴を合わ
せて上から取り付け、既に保持してあるテープに貼り付
ける。用紙の位置決めを行なうガイドピン2は、用紙送
り穴の中心間距離に合わせて取り付けられるが、上述の
ようにガイドピン2の用紙搬送方向のピッチをテープの
接続部間のみ中心間距離を基本ピッチよりも0.1〜0.
3mm程度長く設定して用紙接続台1に取り付けてお
く。
【0009】このように取り付けられたガイドピン2
は、図4に示すように用紙接続時の用紙継目に隙間を得
ることができるため、ミシン目部分の用紙重なりを防止
することが可能となり、安定した折れ目を得ることがで
きる。また、広くなったピッチが0.1〜0.3mmと微
小のため、用紙送りに対しても殆ど影響しない。テープ
に用紙を貼り付けた後、両側のテープ保持部4に保持さ
れているテープを取り外し、テープカッタ3で不要のテ
ープをカットする。このときのカット方法は各々下方へ
引っ張るのみでワンタッチで切断される。
は、図4に示すように用紙接続時の用紙継目に隙間を得
ることができるため、ミシン目部分の用紙重なりを防止
することが可能となり、安定した折れ目を得ることがで
きる。また、広くなったピッチが0.1〜0.3mmと微
小のため、用紙送りに対しても殆ど影響しない。テープ
に用紙を貼り付けた後、両側のテープ保持部4に保持さ
れているテープを取り外し、テープカッタ3で不要のテ
ープをカットする。このときのカット方法は各々下方へ
引っ張るのみでワンタッチで切断される。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スプライ
ス操作を容易に行なえ、且つ構成がきわめて簡易的なス
プライサを提供することができる。
ス操作を容易に行なえ、且つ構成がきわめて簡易的なス
プライサを提供することができる。
【図1】本発明となるスプライサの一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】従来技術を示す斜視図である。
【図3】本発明のスプライサにおける基台、テープカッ
タおよびテープ保持部の位置関係を示す断面図である。
タおよびテープ保持部の位置関係を示す断面図である。
【図4】本発明のスプライサにおける用紙接合時の状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1・・・用紙接続台、2・・・ガイドピン、3・・・テープカッ
タ、4・・・テープ保持部、T・・・テープ
タ、4・・・テープ保持部、T・・・テープ
Claims (6)
- 【請求項1】用紙搬送方向に対しほぼ平行をなすように
所定ピッチで設けられた送り穴と、用紙搬送方向に対し
ほぼ垂直に設けられたミシン目とを備えた連続紙を扱う
スプライサにおいて、 前記スプライサは、上面に前記連続紙の送り穴と係合す
るガイドピンを備えた基台と、前記基台の用紙搬送方向
と直交する方向の両側に設けられたテープカッタと、前
記各テープカッタの側方に設けられたテープ保持部と、
前記各テープ保持部間に架け渡し保持されるとともに中
央部にミシン目を備えたテープからなることを特徴とす
るスプライサ。 - 【請求項2】前記テープカッタを、前記基台上面に対し
下方に設けたことを特徴とする請求項1記載のスプライ
サ。 - 【請求項3】前記テープ保持部を、前記基台上面に対し
下方に設けたことを特徴とする請求項1記載のスプライ
サ。 - 【請求項4】前記テープ保持部に、前記テープミシン目
を位置合わせするマークを設けたことを特徴とする請求
項1または2記載のスプライサ。 - 【請求項5】前記基台に、前記テープの幅に対応する溝
を設けたことを特徴とする請求項1記載のスプライサ。 - 【請求項6】前記テープが架け渡される基台上面近傍に
おいては、前記ガイドピンのピッチを広げたことを特徴
とする請求項1記載のスプライサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2925395A JPH08225205A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | スプライサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2925395A JPH08225205A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | スプライサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08225205A true JPH08225205A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12271116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2925395A Pending JPH08225205A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | スプライサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08225205A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013097278A1 (zh) * | 2011-12-31 | 2013-07-04 | Xu Peng | 用于卷筒材料的接料装置 |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP2925395A patent/JPH08225205A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013097278A1 (zh) * | 2011-12-31 | 2013-07-04 | Xu Peng | 用于卷筒材料的接料装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020129 |