JPH082251A - 電動サンバイザー - Google Patents

電動サンバイザー

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JPH082251A
JPH082251A JP16855094A JP16855094A JPH082251A JP H082251 A JPH082251 A JP H082251A JP 16855094 A JP16855094 A JP 16855094A JP 16855094 A JP16855094 A JP 16855094A JP H082251 A JPH082251 A JP H082251A
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JP
Japan
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motor
driven pulley
shaft
slider
pulley
Prior art date
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JP16855094A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Miyagishi
和正 宮岸
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Individual
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電動方式と半透明板体を使用して、運転者の視
界を妨げることなく、最小限の動作にて使用することの
できるサンバイザーを提供する。 【構成】自動車内に取付けたモーターによってプーリー
伝達による板体の回動を行ない、あるいは、溝部を有す
る保持体内に板状のスライダーを位置させ、プーリー伝
達によってこのスライダーをスライドさせることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動可動型のサンバ
イザーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の運転席および助手席
上部には、直射日光によるまぶしさを防ぐためにサンバ
イザーが設けられている。これは天井部分に軸支された
不透明板状体を手で回転させ、適当位置にフリーストッ
プさせるものであり、本発明にて示すような電動形式の
サンバイザーは見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、現在
使用されているサンバイザーは手動方式である。このサ
ンバイザーは運転中に適宜使用するが、片手をハンドル
から離した状態となり、また角度調整に気を取られるた
めに安全上好ましくない。さらに、不透明体が使用され
ているので、運転者の視界が妨げられて危険に対しての
発見が遅れることも予想される。この発明は、以上のよ
うな従来からのサンバイザーに関わる課題を解決するた
めに発明されたもので、電動式と半透明体を組み合わせ
て、安全なる走行を可能とするサンバイザーを提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段とし
て本発明は、自動車内に取付けたモーターによってプー
リー伝達による板体の回動を行ない、あるいは、溝部を
有する保持体内に板状のスライダーを位置させ、プーリ
ー伝達によってこのスライダーをスライドさせる方式と
した。すなわち本発明の一つは、適宜形状の板体の側面
に軸を設け、この軸に従動プーリーを取付け、従動プー
リーに接触して回転を伝える駆動プーリーをモーター軸
に取付けて、互いのプーリーが接触する位置にて、板体
を回動可能に支持するとともにモーターを車内適所に取
付けたことを特徴とする電動サンバイザーである。また
本発明の他の一つは、その端部下面に凸部を有する板状
のスライダーを設け、このスライダーをスライドさせる
溝を有する保持体を形成し、保持体下部に長穴状のスリ
ットを設け、かつ保持体上部に穴を設け、この穴にその
下部を位置させて従動プーリーを保持体上面に軸支し、
スライダーの凸部をスリット内にスライド可能に位置さ
せるとともに、モーターの出力軸に取付けた駆動プーリ
ーを従動プーリーに接触させて、モーター駆動によって
従動プーリーを回動させながらこの従動プーリーがスラ
イダーに接触してスライダーを一定範囲内にてスライド
させるよう構成したことを特徴とする電動サンバイザー
である。
【0005】
【作用】本発明を使用するには、モーターに通電して駆
動させるとモーター軸は回転し、同時に駆動プーリーも
回転する。この駆動プーリーは従動プーリーにその端面
が適度の押圧力にて接しているので従動プーリーも回転
する。そして、板体回動方式による第一の発明の場合
は、ステーによって車内に軸支されている板体の軸端に
従動プーリーが位置しているので、この軸を中心として
板体が回動する。このモーターをOFFにすると板体も
止まり、好みの位置・角度にて日光を遮ることができ
る。なお、板体がフロントガラス等に当接したときは、
互いのプーリーがスリップするので、各機器・部品の損
傷を防ぐことができる。また、第二の発明の場合は、従
動プーリーの下部はスライダー上面に接しており、この
従動プーリーの回動によってスライダーをスライドさせ
ることができる。このスライダーは、その下面適所に凸
部を有しており、この凸部は保持体下部に設けたスリッ
ト内に位置している。従って、スライダーは保持体に対
して一定距離だけ移動するものとなっている。この機構
は保持体からスライダーが離脱することのないよう設け
たものであり、この凸部がスリット内のいずれか一方の
端部に接したときには、前述のごとく互いのプーリーが
スリップしてスライダーの離脱を防止することができ
る。なお、以上の板体およびスライダーは、不透明、半
透明のいずれにても使用可能であり、使用状況に応じて
選択して用いることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (イ)不透明または半透明の板体(1)の一側面に軸
(2)を設け、軸の先端にゴム製の従動プーリー(3)
を取付ける。 (ロ)減速機構を有するモーターを内蔵したモーターB
ox(4)の出力軸先端にゴム製の駆動プーリー(5)
を取付ける。 (ハ)運転席の上部適所にステー(6)を取付けて、こ
のステー端部に軸(2)を回動可能に位置させ、駆動プ
ーリー(5)を従動プーリー(3)に接触させる状態に
て、モーターBox(4)を車内適所に取付ける。 以上が第一の発明における一実施例である。本例では、
駆動プーリーおよび従動プーリーをゴム製としており、
これによって互いのプーリーは大なる摩擦力にて接触す
るので、伝達効率が増大し、また車内への取付けも比較
的容易となる。また、モーターには減速機構を有するも
のを用い、これを箱形のモーターBox内に収納したの
で、適切な回転速度を得られ、視覚的にもすっきりした
ものとなる。この減速機構は公知の技術、例えばウォー
ム機構などを用いることができる。なお、図4にて示す
ようにプーリー伝達以外の方法、例えばカップリングに
て駆動力を伝えてもよい。この場合はカップリングが一
定トルクを越えるとスリップする機構とすれば、板体が
他所に当接したときの各部品の損傷を防止することがで
きる。また、光電式・近接式その他のスイッチを設け
て、これによってモーターの駆動を適宜停止する方法を
用いることもできる。
【0007】図5〜図8は第二の発明の実施例を示すも
のである (イ)断面コ字形で長手方向に湾曲させた保持体(1
0)を設け、保持体の端部近傍上面に角形の穴(11)
を設け、保持体下面に長手方向に沿って長穴状のスリッ
ト(12)を形成する。 (ロ)ゴム製の従動プーリー(3)を、その下部を穴
(11)内に臨ませてプーリー支持具(13)にて軸支
する。 (ハ)曲面を有する半透明の長方形板体の端部近傍下面
に、角柱状の凸部(14)を取付けてスライダー(1
5)を形成する。 (ニ)凸部をスリット内に位置させて保持体内にスライ
ダーを挿入し、車内適所に、減速機構を有するモーター
を内蔵したモーターBox(4)を取付け、モーターB
oxの出力軸先端にゴム製の駆動プーリー(5)を取付
ける。 (ホ)駆動プーリーと従動プーリーが接触する状態に
て、保持体を車内適所に固定具(16)にて取付ける。 以上が第二の発明での一実施例である。本例の機能につ
いては[作用]の項にて記したが、本例では保持体を長
手方向に湾曲させたものとしているので円弧状にスライ
ドさせることができ、かつ車内への取付けにも適したも
のとなっている。このスライダーは半透明のものが望ま
しく、可視光線の通過量を制限しつつ、視界を妨げるこ
とのない程度に着色その他の光量制限手段を有するもの
がよい。なお、第一および第二の発明ともに、運転席側
に取付けるものとして説明したが、同様の物を助手席側
に取付けてもよい。あるいは運転席から助手席までカバ
ーできるサイズとしてもよく、この場合には両サイドに
駆動部分を設けてもよい。本発明ではモータースイッチ
および配線部分の説明を省略したが、自動車内適所にス
イッチ等を設けることで、最小の動作でサンバイザーを
駆動し、任意の位置に移動させることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、電動方式にてサンバイ
ザーを移動または回動させる構成としたので、従来品に
比べて少ない動作で任意の位置にて車内への入射光量を
制限することができ、より安全に車を走行させることが
できる。また、板体を半透明状とすれば、運転者の視界
を妨げることのない、有用なる物品を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の発明の作動原理説明図
【図2】本発明の第一の発明の装着状態図
【図3】本発明の第一の発明の装着状態説明図
【図4】本発明の第一の発明の他の実施例の作動原理説
明図
【図5】本発明の第二の発明における保持体を示す斜視
【図6】本発明の第二の発明における要部の原理構造説
明図
【図7】本発明の第二の発明における装着状態図
【図8】本発明の第二の発明における装着状態図
【符号の説明】
1 板体 2 軸 3 従動プーリー 4 モーターBox 4’モーター 5 駆動プーリー 6 ステー 7 カップリング 10 保持体 11 穴 12 スリット 13 プーリー支持具 14 凸部 15 スライダー 16 固定具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜形状の板体の側面に軸を設け、この軸
    に従動プーリーを取付け、従動プーリーに接触して回転
    を伝える駆動プーリーをモーター軸に取付けて、互いの
    プーリーが接触する位置にて、板体を回動可能に支持す
    るとともにモーターを車内適所に取付けたことを特徴と
    する電動サンバイザー。
  2. 【請求項2】その端部下面に凸部を有する板状のスライ
    ダーを設け、このスライダーをスライドさせる溝を有す
    る保持体を形成し、保持体下部に長穴状のスリットを設
    け、かつ保持体上部に穴を設け、この穴にその下部を位
    置させて従動プーリーを保持体上面に軸支し、スライダ
    ーの凸部をスリット内にスライド可能に位置させるとと
    もに、モーターの出力軸に取付けた駆動プーリーを従動
    プーリーに接触させて、モーター駆動によって従動プー
    リーを回動させながらこの従動プーリーがスライダーに
    接触してスライダーを一定範囲内にてスライドさせるよ
    う構成したことを特徴とする電動サンバイザー。
JP16855094A 1994-06-16 1994-06-16 電動サンバイザー Pending JPH082251A (ja)

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