JPH08225112A - 保管装置 - Google Patents

保管装置

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JPH08225112A
JPH08225112A JP7308625A JP30862595A JPH08225112A JP H08225112 A JPH08225112 A JP H08225112A JP 7308625 A JP7308625 A JP 7308625A JP 30862595 A JP30862595 A JP 30862595A JP H08225112 A JPH08225112 A JP H08225112A
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Masao Imai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降台の耐久性を向上させると共に、長期間
にわたって各部の作動が円滑に行えるようにすることが
可能となる保管装置を提供する。 【解決手段】 物品を収納する複数の収納部が設けられ
た各収納棚の前後中間部に、ほぼ同じ横幅の昇降台5が
昇降操作自在に備えられ、この昇降台5に、各収納部に
対して物品を出し入れする物品移載装置が横方向に移動
自在に備えられ、昇降台5の横方向両端部に連結される
両端側の索条体30a,30c、及び、横方向中間部に
連結される中間部の索条体30bとが備えられ、各索条
体30a,30b,30cを垂下状態に支持する複数の
巻掛け案内体29a,29b,29cが、収納棚の横方
向両端部の上部箇所、及び、横方向中間部の上部箇所の
夫々に各別に配置されて、各索条体を昇降モータM1に
て長手方向に移動操作することで、昇降台5を昇降操作
するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下方向並びに横方向
に並列する状態で、物品を収納する複数の収納部が設け
られた収納棚が前後に所定間隔を隔てて一対備えられ、
前記各収納棚の前後中間部に、前記各収納棚の横幅とほ
ぼ同じ横幅の昇降台が昇降操作手段により昇降操作自在
に備えられ、この昇降台には、前記各収納部に対して前
記物品を出し入れする物品移載装置が横移動操作手段に
より横方向に移動自在に備えられ、前記昇降操作手段
は、前記収納棚の上部箇所に位置する複数の巻掛け案内
体によって垂下状態に支持されて、前記昇降台の複数箇
所に連結される複数の索条体と、前記各索条体を長手方
向に移動操作することで、前記昇降台を昇降操作する昇
降駆動手段とを備えて構成されている保管装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記構成の保管装置は、昇降台を円滑に
昇降操作できるものでありながら、極力、コンパクトな
形状に収まるように合理的に昇降台の昇降操作構造を構
成したものである。ところで、上記保管装置において従
来では、例えば、図17に示すように、複数の前記索条
体30a,30bを、前記昇降台5における横幅方向両
端部に夫々連結して、昇降台5の横幅方向両端部のみを
支持して、巻掛け案内体29を昇降駆動手段としての電
動モータにより回転駆動させて、昇降台5を昇降操作す
るように構成したものがあった(例えば、本出願人によ
る特願平6−224530号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の保管装置に
おいては、横方向に並列する状態で設けられる複数の収
納部に対して物品の移載作動を行えるようにするため
に、前記昇降台の横幅方向が長尺状に設けられることに
なるが、上記従来構造においては、このように長尺状の
昇降台の長手方向両端部のみを支持する構成であるか
ら、昇降台の自重や物品移載装置の荷重又は物品の荷重
等によって横幅方向中央部において下方に撓み変形する
等のおそれがあり、昇降台の耐久性が低下したり、昇降
台の昇降作動や物品移載装置による移載作動等が円滑に
行えなくなる等の不利があった。
【0004】特に、収納部の個数を多くさせて収納容量
を多くさせる場合には、昇降台の横幅寸法が更に長尺化
することになり、このように収納容量を多くさせて装置
を大型化させる場合においては、昇降台の横幅寸法が更
に長くなり、昇降台自身の重量が大になると共に、長尺
化に伴って剛性が低下してしまうので、このような場合
において、上記従来構造を採用すると、昇降台の自重や
物品移載装置の荷重等によって横幅方向中央部における
下方撓み量が大きくなり、上述したような不利が顕著に
なるおそれがある。
【0005】本発明は、合理的な構成を採用すること
で、昇降台の耐久性を向上させると共に、長期間にわた
って各部の作動が円滑に行えるようにすることが可能と
なる保管装置を提供することを目的としている。
【0006】又、本発明の別の目的は、外形寸法を極力
大型化させることなく、又、保守点検等の作業を安全に
行えるようにしながら、上述したような保管装置を提供
する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明の特徴構成は、
上下方向並びに横方向に並列する状態で、物品を収納す
る複数の収納部が設けられた収納棚が前後に所定間隔を
隔てて一対備えられ、前記各収納棚の前後中間部に、前
記各収納棚の横幅とほぼ同じ横幅の昇降台が昇降操作手
段により昇降操作自在に備えられ、この昇降台には、前
記各収納部に対して前記物品を出し入れする物品移載装
置が横移動操作手段により横方向に移動自在に備えら
れ、前記昇降操作手段は、前記収納棚の上部箇所に位置
する複数の巻掛け案内体によって垂下状態に支持され
て、前記昇降台の複数箇所に連結される複数の索条体
と、前記各索条体を長手方向に移動操作することで、前
記昇降台を昇降操作する昇降駆動手段とを備えて構成さ
れている保管装置であって、前記複数の索条体として、
前記昇降台の横方向両端部に連結される両端側の索条
体、及び、横方向中間部に連結される中間部の索条体と
が備えられ、前記各索条体を垂下状態に支持する複数の
巻掛け案内体が、前記収納棚の横方向両端部の上部箇
所、及び、横方向中間部の上部箇所の夫々に各別に配置
されている点にある。
【0008】第2発明の特徴構成は、第1発明の実施に
好適な構成を特定するものであって、前記各収納棚が、
横方向両端部並びに横方向中間部において夫々前後両側
に配置される複数の縦フレームと、各縦フレームにわた
って架設され、前記各収納部を構成するための複数の横
フレームとを備えて構成され、前記中間部の索条体が、
前後方向視で、横方向中間部において前記昇降台側に配
置される前記縦フレームと重複する状態となるように、
垂下状態に支持されている点にある。
【0009】第3発明の特徴構成は、第1又は第2発明
の実施に好適な構成を特定するものであって、横方向中
間部において前記昇降台側に配置される前記縦フレーム
の前記昇降台側に、前後方向であって且つ前記昇降台か
ら離間する側に向けて凹む凹部が設けられ、前記中間部
の索条体が、前記凹部の内部に入り込む状態で、垂下状
態に支持されている点にある。
【0010】第4発明の特徴構成は、第1、第2又は第
3発明の実施に好適な構成を特定するものであって、前
記両端側の索条体が、夫々、前記各収納棚における前記
昇降台側の端面よりも、前記昇降台から前後方向に離間
する側の箇所に配置されるように構成されている点にあ
る。
【0011】第5発明の特徴構成は、第1、第2、第3
又は第4発明の実施に好適な構成を特定するものであっ
て、前記各索条体の他端側が、夫々、横一側に位置する
前記巻掛け案内体により垂下状態に支持されて、前記昇
降台の昇降用通路の横一側に形成されたウエイト昇降用
通路に沿って昇降自在なバランスウエイトに連結され、
横一側に位置する前記巻掛け案内体を、前記昇降駆動手
段によって回転駆動させて前記各索条体を長手方向に移
動操作させるように構成されている点にある。
【0012】第6発明の特徴構成は、第5発明の実施に
好適な構成を特定するものであって、複数の前記各索条
体並びに前記バランスウエイトが、前記昇降台の前後幅
方向両側部に、夫々、各別に備えられ、前後両側に各別
に設けられる前記各バランスウエイトが、前記各収納棚
における前記昇降台側の端面よりも、前記昇降台から前
後方向に離間する側の箇所に夫々配置されるように構成
されている点にある。
【0013】
【作用】第1発明の特徴構成によれば、昇降台の横幅方
向両端部並びに横幅方向中間部の夫々に、複数の索条体
が各別に連結され、且つ、各索条体は、収納棚の横方向
両端部の上方箇所及び横方向中間位置の上方箇所に夫々
各別に配置された巻掛け案内体によって夫々垂下状態に
支持された状態で、昇降駆動手段によって、長手方向に
移動操作される。
【0014】従って、各索条体によって昇降台は、横幅
方向両端部のみならず、横幅方向中間部も索条体により
支持されるから、横幅方向が長尺に設けられる場合であ
っても、横幅方向中間部が撓み変形するおそれが少ない
ものとなる。
【0015】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による作用に加えて次の作用がある。収納棚を
構成する部材である横方向中間部に位置する縦フレーム
と、前後方向視で重複する状態で、中間部の索条体が垂
下状態で支持されるので、収納棚の横幅方向中間部にお
いて索条体が垂下状態に支持される場合であっても、予
め、物品移載装置のよる移載用通路とは異なる箇所に位
置する縦フレームに重複する位置に設けられるので、当
該索条体が物品移載装置の作動を阻害することが無い。
【0016】しかも、昇降台の昇降作動や物品移載装置
の移載作動が行われる際等において、当該索条体が前後
方向に揺れ動いた場合であっても、縦フレームによりそ
の揺れが規制され、その近くの収納部に収納されている
物品に索条体が接触して、損傷を与えたり、物品の載置
位置がずれたりする等の不利を未然に回避できることに
なる。
【0017】第3発明の特徴構成によれば、第1又は第
2発明の特徴構成による作用に加えて次の作用がある。
中間部に位置する索条体が、収納棚の縦フレームに設け
られた凹部に入り込む状態で垂下支持されるので、収納
棚と昇降台との間に、前記索条体が配置されるための余
分のスペースが不要で、収納棚と昇降台とを極力近づけ
ることができると共に、索条体が昇降台の昇降通路の空
間において露出することが無い。
【0018】第4発明の特徴構成によれば、第1、第2
又は第3発明の特徴構成による作用に加えて次の作用が
ある。両端側の索条体が、夫々、収納棚の昇降台側の端
面よりも、昇降台から前後方向に離間する側の箇所に配
置されるから、昇降台の昇降通路の空間内に各索条体が
露出することが無い。
【0019】第5発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3又は第4発明の特徴構成による作用に加えて次
の作用がある。各索条体の他端側が昇降自在なバランス
ウエイトに連結され、昇降台の重量とウエイトの重さと
がバランスするので、昇降駆動手段としては、昇降作動
の際に昇降台の全荷重を持ち上げ操作させる操作力が不
要で、且つ、複数の巻掛け案内体のうちの1個の巻掛け
案内体を回転駆動させるものであるから、小さな駆動力
の昇降駆動手段を1個だけ設けるだけの構成で対応でき
る。
【0020】第6発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3、第4又は第5発明の特徴構成による作用に加
えて次の作用がある。昇降台の横方向両端部及び中間部
の夫々において、前後幅方向両側部が各索条体によって
支持されるので、昇降台が捩じれ変形等の生じない状態
で、常に水平姿勢を維持しながら円滑に昇降操作される
ことになる。
【0021】しかも、前後で各別に設けられるバランス
ウエイトが、各収納棚における昇降台側の端面よりも、
昇降台から前後方向に離間する側の箇所に夫々配置され
るから、昇降台の昇降通路の横外側方においてバランス
ウエイトが昇降することがなく、昇降台の保守点検作業
の際に、昇降通路内への入り口部分にバランスウエイト
が存在せず、作業上の安全性が確保される。
【0022】
【発明の効果】第1発明の特徴構成によれば、昇降台が
横方向に長尺状に設けられる場合であっても、横方向中
間部において索条体により支持されるから、昇降台の中
間部が撓み変形するおそれが少なくなり、その結果、昇
降台自身の耐久性が向上すると共に、昇降台の中間部に
おいて昇降台と収納部との間の段差が少なくなり、物品
移載装置による移載作動が阻害されるおそれも少なく、
円滑な移載作動を維持することが可能となった。
【0023】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による効果に加えて次の効果がある。中間部に
位置する索条体が、物品移載装置による移載作動を阻害
したり、収納部に収納されている物品に索条体が接触し
て、損傷を与えたり、物品の載置位置がずれたりする等
の不利を未然に回避させることができ、昇降台の昇降作
動や物品移載装置により移載作動等を円滑に行える状態
を維持することが可能となった。
【0024】第3発明の特徴構成によれば、第1又は第
2発明の特徴構成による効果に加えて次の効果がある。
中間部に位置する索条体が昇降台の昇降通路の空間にお
いて露出することが無いので、昇降通路内において保守
点検作業を行う場合に、中間部の索条体に身体が触れた
りすることを未然に防止できて作業上の安全性を確保で
きるものとなった。
【0025】しかも、収納棚と昇降台とを極力近づけて
配置させることができ、前後方向の外形をコンパクト化
させることが可能となった。
【0026】第4発明の特徴構成によれば、第1、第2
又は第3発明の特徴構成による効果に加えて次の効果が
ある。両端側の索条体が、昇降台の昇降通路の空間内に
露出することが無いので、昇降通路内において保守点検
作業を行う場合に、前記各索条体に身体が触れたりする
ことを未然に防止できて作業上の安全性を確保できるも
のとなった。
【0027】第5発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3又は第4発明の特徴構成による効果に加えて次
の効果がある。昇降駆動手段として、小さい駆動力のも
のを1個で済ませることができ、簡素な駆動構成によっ
て、昇降台を円滑に昇降操作させることができるものと
なった。
【0028】第6発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3、第4又は第5発明の特徴構成による効果に加
えて次の効果がある。昇降台が常に水平姿勢を維持しな
がら円滑に昇降操作されると共に、保守点検作業の安全
性を確保することができるものとなった。
【0029】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図2
に、物品の一例としてのコンテナCを、収納棚に備えら
れた複数の収納部のうちのいずれかの収納部に収納させ
ることができると共に、所定の収納棚に収納されるコン
テナCを取り出すことができるようにした本発明に係る
保管装置が示されている。尚、コンテナCには、例え
ば、複数種の小型部品等が区分けされる状態で積載され
る。
【0030】この保管装置には、上下方向並びに横方向
に並列する状態で、物品を収納する複数の収納部1が設
けられた収納棚2A,2Bが、前後に所定間隔を隔てて
一対備えられ、前方側に位置する収納棚2Aの下部側の
一部を利用して、複数の物品搬出入用の作業部3が横方
向に並設された物品搬出入部4が設けられている。
【0031】又、各収納棚2A,2Bの前後中間部に、
それらと同幅又はほぼ同幅の昇降台5が、収納棚2A,
2Bの上下高さのほぼ全域にわたって昇降操作自在に備
えられ、昇降台5には昇降台5の横方向ほぼ全域にわた
って横移動する移動体6が備えられ、更に、この移動体
6には、物品搬出入部における前記各作業部3と、前記
各収納棚2A,2Bにおける前記各収納部1との間にお
いて、コンテナCを移載させる物品移載装置7が設けら
れている。
【0032】前記昇降台5、移動体6及び物品移載装置
7の夫々によって、作業部3と、前記各収納棚2A,2
Bにおける前記各収納部1との間において、コンテナC
を搬送して移載させる物品搬送装置が構成されることに
なる。
【0033】前記各収納棚2A,2Bは、夫々、横方向
両端部及び横方向中間部の夫々において前後両側に、合
計6本の縦フレームとしての支柱8が備えられ、前部側
に位置する3本の支柱8、並びに、後部側に位置する3
本の支柱8の夫々にわたって上下方向に所定間隔をあけ
て複数の横フレーム9が架設連結されている。そして、
同レベルに位置する前後横フレーム9にわたって、前記
コンテナCを載置収納するための多数の係止部材10が
所定間隔をあけて前後方向に沿って架設連結され、上下
方向並びに横方向に並列する状態で複数のコンテナCの
収納部1が構成されている。
【0034】前記係止部材10は、コンテナCの横方向
両側部を載置支持すると共に、横移動を阻止するように
断面略L字状に形成され、昇降台側の載置面の端縁部
は、下方側斜め方向に屈曲させた案内部10aに構成さ
れ、コンテナCの移載が円滑に行えるように構成されて
いる。又、前後収納棚2A,2Bは、各支柱8の上端部
において横杆11により前後に所定間隔をあけた状態で
連結されている。
【0035】前記物品搬出入部4は、前部側の収納棚2
Aの下部側において、収納部1の上下複数段に相当する
箇所を横方向全幅にわたって利用する状態で設けられ、
コンテナCの搬出入作業を行うための作業部3が、横方
向に並列する状態で複数設けられている。各作業部3に
は、収納部1の下方側に位置する状態で、作業者が搬出
入作業を行い易くなるように、ほぼ作業者の腰の位置に
相当する高さに、コンテナCを載置する作業台12が設
けられている。又、この作業台12の上方には、搬出入
作業用の作業空間が確保されており、各作業空間は、複
数の作業部3の作業空間が一連に連なって開放状態にな
るように構成され、コンテナCの搬出入作業が他物の邪
魔にならない状態で広い空間にて行い易い構成となって
いる。尚、物品搬出入部4の中央部(中央の支柱に対応
する箇所)には、補強用の仕切壁13が設けられてい
る。
【0036】図3に示すように、作業部3におけるコン
テナ載置空間の上方側の内奥側に、下方にコンテナCの
移動用の空間をあけた状態で、仕切り壁27が形成され
ており、作業空間と昇降台5の昇降空間との間を仕切る
ことで、作業上の安全性を確保している。又、この仕切
り壁27の下方側部位の作業空間に臨む位置には、各作
業部3に対応する状態で、各別に、搬出入作業が終了し
た後に、後述するように、後処理を実行させるために操
作される指令操作具としての作業完了スイッチ28が備
えられている。
【0037】次に、昇降台5の昇降操作構造について説
明する。図1〜図4に示すように、前記各収納棚2A,
2B夫々の横方向両側部及び横方向中間部における昇降
台5側に位置する支柱8の上部箇所に夫々、前後軸芯周
りで回転自在に支承された6個のプーリ形状の巻掛け案
内体29a,29b,29cによって、両端部が垂下状
態に支持される6本の連結ワイヤ30a,30b,30
cの夫々の一端側が、昇降台5の横方向両端箇所並びに
横方向中間部の前後両側部に夫々連結されている。又、
各連結ワイヤ30a,30b,30cの他端側が、昇降
台5の昇降用通路の横一側に形成されたウエイト用昇降
用通路に沿って昇降自在なバランスウエイト32に連結
され、バランスウエイト側の各巻掛け案内体29aを電
動モータM1(昇降操作手段の一例)により正逆転駆動
することで、各連結ワイヤ30a,30b,30cを長
手方向に正逆移動操作させて、昇降台5を昇降操作する
ように構成されている。このように1個の電動モータM
1にて6本の連結ワイヤ30a,30b,30cを移動
操作するようになっている。
【0038】前記バランスウエイト側の巻掛け案内体2
9aと、中間位置の巻掛け案内体29bとの間であっ
て、バランスウエイト側の巻掛け案内体29aに近接し
た箇所に、補助案内体29dが設けられ、昇降台5のバ
ランスウエイト側に連結される連結ワイヤ30a以外の
連結ワイヤ30b,30cが、この補助案内体29dに
巻回案内された後、更に、バランスウエイト側の巻掛け
案内体29aに巻回案内させることで、駆動側案内体2
9aに対する巻付角度を充分確保するように構成されて
いる。尚、この実施例では、駆動チェーンThを介し
て、補助案内体29dも駆動回転されるように構成され
ているが、補助案内体29dを駆動せず、自由回転状態
で支承する構成としてもよい。
【0039】前記中間部の連結ワイヤ30bは、図5に
も示すように、物品移載装置7の横移動を阻害しないよ
うに、物品移載装置7の移動通路の前後外方側において
垂下支持されるように支持アーム5Aを介して昇降台5
に連結されると共に、前後方向視で、横方向中間部にお
いて昇降台5側に配置される支柱8と重複する状態とな
るように、垂下状態に支持されている。このようにし
て、物品移載装置7による各収納部1に対する移載作動
を阻害しない箇所に配置される。
【0040】前記各連結ワイヤ30a,30b,30c
は、上述したように巻回することで、確実に電動モータ
M1の駆動力が伝わるように駆動側巻掛け案内体29a
との巻付角度を充分確保すると共に、駆動側巻掛け案内
体29aに1周巻回する場合に比較して、連結ワイヤ3
0b,30cの捩じれが生じるおそれを極力少なくする
ようにしている。
【0041】前記バランスウエイト32を昇降自在にガ
イドする前後一対のガイドレール33が設けられ、各ガ
イドレール33は、断面コの字型に形成され、複数のブ
ラケット34を介して前後の収納棚2A,2Bにおける
支柱8に取付け支持されている。バランスウエイト側の
被案内部は、図示はしないが、ガイドレール33の内面
に摺接しながら転動する前後軸芯周りで回動する転動ロ
ーラにより横方向の移動が阻止され、横方向軸芯周りで
回動する転動ローラにより前後方向の移動が阻止される
状態で円滑に昇降移動できるように構成されている。
【0042】このように、吊り下げ式昇降機構を合理的
に構成することで、昇降台5の昇降用経路を迂回する状
態で、且つ、外方への突出を極力少なくした状態で、コ
ンパクトな形状に収めることができるように構成されて
いる。
【0043】そして、物品搬出入部4が設けられた収納
棚2Aとは反対側(後方側)の収納棚2Bにおける横方
向両端部に位置する各支柱8に複数のブラケット38を
介して取付けられた矩形状の棒体からなる昇降ガイド3
9により、昇降台5に備えられた被案内部40を、水平
方向の移動を阻止する状態で昇降自在に案内するように
構成されている。
【0044】昇降台5側の被案内部40は、図5に示す
ように、前記各支持具31,31の後方端に取付け固定
された支持ブラケット41に、前後軸芯周りで回転自在
に支承された一対の転動ローラ42により上下2箇所に
おいて昇降ガイド39の横方向両側面を挟持して横方向
の相対移動を阻止するよう構成すると共に、前記支持ブ
ラケット41に、横軸芯周りで回転自在に支承された一
対の転動ローラ43により上下2箇所において昇降ガイ
ド39の前後方向両側面を挟持して前後方向の相対移動
を阻止するように構成され、水平方向の移動を阻止しな
がら円滑な昇降作動を行えるように構成されている。
【0045】尚、前記支持ブラケット41には、図示は
しないが、昇降台5の昇降作動に伴って昇降ガイド39
に摺接転動する回動ローラの回動量に基づいて昇降移動
量を検出するロータリーエンコーダが備えられている。
又、支持具31における支持ブラケット41配設部の反
対側には、適宜位置に設けられた遮蔽板46により仕切
られることで、昇降台5の昇降停止位置を判別するため
の透過型の光電センサ47が備えられている。
【0046】次に移動体6の横移動操作構造について説
明する。図6、図7、図8に示すように、移動体6は、
昇降台5の前後両側部及び上部側を覆う状態で移動体フ
レーム48が構成され、移動体フレーム48における左
右の側部フレーム体48a,48bのうちの一方には、
昇降台5の側部に横向き突出する状態で形成された突条
部5aを、横方向2箇所において、上下両側から挟持す
る上下一対の挟持ローラ49,49が水平軸芯周りで回
転自在に支承されている。これらの挟持ローラ49,4
9により移動体6が上方への浮き上がりを阻止する状態
で横移動案内されるように構成されている。又、各側部
フレーム体48a,48bの夫々には、移動方向に沿う
方向の前後2箇所において夫々、昇降台5の前後方向両
側から挟持する状態で摺接しながら転動する一対の転動
ローラ50が縦軸芯周りで回転自在に支承され、円滑に
移動案内されるように構成されている。
【0047】そして、昇降台5における両端部の夫々に
前後軸芯周りで回転自在に支承されたプーリ51,51
に巻回された駆動ベルト52の両端部が移動体フレーム
48に連結され、一方のプーリ51を電動モータM2
(横移動操作手段の一例)によって回転駆動すること
で、駆動ベルト52が長手方向に移動操作され、それに
伴って、移動体6が横移動操作されるように構成されて
いる。
【0048】尚、一方の側部フレーム体48aには、昇
降台5の横側面に摺接しながら転動する回動ローラ53
の回動量に基づいて横移動量を検出するロータリーエン
コーダ54が備えられ、且つ、適宜位置に設けられた遮
蔽板55により仕切られることで、移動体6の横移動停
止位置を判別するための透過型の光電センサ56が備え
られている。
【0049】前記移動体6には、物品搬出入部4に対し
てコンテナCの移載を実行する際において、移載作業の
対象となる作業部3の近傍に作業者が存在するか否かを
検出する超音波式存否センサ57が備えられている。
【0050】次に物品移載装置7について説明する。図
6、図7、図8に示すように、コンテナCを載置した状
態で前後に移動させる一対のベルトコンベア58,58
が、1個の電動モータM3により一体回動される状態で
備えられ、各ベルトコンベア58,58の中間部に、コ
ンテナCに係止して、前記収納部1あるいは前記作業部
3に載置される位置と、物品移載装置上に載置される位
置とにわたって、コンテナCをスライド移動させる係止
式搬送機構59が備えられている。
【0051】この係止式搬送機構59は、移動体フレー
ム48に備えられた4個の縦向きガイドレール60によ
って、上下方向に昇降移動自在に昇降移動体61が支持
され、この昇降移動体61上に、それに設けられたガイ
ドレール62に沿って、相対的に前後方向にスライド移
動するスライド板63が備えられている。更に、このス
ライド板63の上部側には、スライド板63に設けられ
たガイドレール64に沿って、前後方向に相対的にスラ
イド移動自在な係止具65が設けられている。この係止
具65は、板体を略コの字型に屈曲形成して、コンテナ
係止部65aを構成する両端折り曲げ部が上方に向いた
姿勢で備えられている。
【0052】そして、前記昇降移動体61は、スライド
板63及び係止具65と共に、電動モータM4によって
偏芯カム66が回転操作されることによって、コンテナ
係止部65aがベルトコンベア58の載置面よりも下方
に位置する退避位置と、前記載置面よりも上方に突出す
る係止作用位置とにわたって昇降操作されるように構成
されている。
【0053】前記スライド板63の側部にはラックギア
67が形成され、このラックギア67に咬合うピニオン
ギア68が昇降移動体61に縦軸芯周りで回転自在に支
持され、このピニオンギア68を電動モータM5により
回転駆動することで、スライド板63が前後方向にスラ
イド移動するように構成されている。
【0054】又、スライド板63のスライド移動方向両
側部に、スプロケット69,70が支承され、係止具6
5のスライド移動方向一側と、昇降移動体6の反対側箇
所とにわたって、一方のスプロケット69に巻回される
状態でローラチェーン71が巻回され、又、係止具65
のスライド移動方向他側と、昇降移動体6の反対側箇所
とにわたって、他方のスプロケット70に巻回される状
態でローラチェーン72が巻回されている。従って、ス
ライド板63が前後方向いずれかにスライド移動される
と、それに伴って、係止具65がスライド板63に対し
て同方向に相対移動することになる。
【0055】上記構成の物品移載装置7によるコンテナ
Cの移載作動について説明する。係止具65が図7に実
線で示すホームポジションに待機する待機状態から、電
動モータM5を駆動させてスライド板63及び係止具6
5を、収納部1あるいは物品搬出入部4に載置されてい
るコンテナCに向けて移動させる。コンテナ係止部65
aがコンテナCの係合部kの下側に位置すると、昇降移
動体61を上昇させ、コンテナ係止部65aがコンテナ
Cの係合部kに係止する。その状態で、スライド板63
を反対方向に移動させ、コンテナCを物品移載装置上に
向けてスライド移動させる。このとき、各ベルトコンベ
ア58,58は、係止移動速度と同期させて回動駆動さ
れ、スライド移動に伴う摩擦抵抗が少ない状態で円滑に
移動されることになる。中央位置まで係止具65が移動
すると、昇降移動体61を下降させ、その後はベルトコ
ンベア58,58により所定位置までコンテナCを移動
させる。
【0056】図9に示すように、物品搬出入部4の一部
を利用して、昇降台5の昇降作動、移動体6の横移動作
動並びに物品移載装置7の移載作動を制御する制御部7
3が備えられている。この制御部73は、各作業台12
とほぼ同一レベルとなるように、略箱型の支持体74に
より支持されている。
【0057】次に、制御部73による制御動作について
簡単に説明する。制御部73には、操作パネル76及び
表示部77が設けられ、作業者は所定の操作により、
「入庫モード」、「出庫モード」等の作業モードを選択
する。例えば、コンテナC内に部品を入庫する場合、操
作パネル76にて「入庫モード」を指定して、対応する
コンテナCが収納される収納部1と、作業すべき作業部
3とを指定すると、以下のように制御部73が搬送作動
制御を実行することになる。
【0058】操作パネル76での操作に基づいて、制御
部73は、昇降用電動モータM1を駆動させて、指定さ
れた収納部1の高さに相当する昇降位置まで昇降台5を
昇降させ、又、横移動用電動モータM2を駆動させて移
動体6を、該当する収納部1に相当する位置まで横移動
させる。このとき、該当する位置まで昇降したか否か
は、昇降用のロータリーエンコーダ及び光電センサ47
にて検知され、該当する位置まで横移動したか否かは、
ロータリーエンコーダ54及び光電センサ56にて検知
される。
【0059】そして、上述したような物品移載装置7に
よる移載作業により、コンテナCを物品移載装置7上に
移載させた後、指定された作業部に向けて、上述した制
御と同様にして、昇降台5を昇降させ、移動体6を横移
動させる。その後、物品移載装置7によって、該装置7
上に載置されているコンテナCを、指定された作業部3
の作業台上に移載させて、コンテナの搬出が終了する。
【0060】そして、入庫作業が終了すると、作業者は
前記作業完了スイッチ28を操作する。作業完了スイッ
チ28が操作されると、制御部73は、上述の制御と同
様にして、コンテナCを作業部3から所定の収納部1に
まで搬送させてコンテナCの搬入作業が終了する。
【0061】〔別実施例〕 (1)上記実施例では、前記各連結ワイヤ30a,30
b,30cが、夫々、各収納棚2A,2Bの間における
昇降台5の昇降通路内に配置される構成としたが、図1
0、図11、図12に示すように、前記両端側の連結ワ
イヤ30a,30cは、夫々、前記各収納棚2A,2B
における昇降台5側の端面Lよりも、昇降台5から前後
方向に離間する側、つまり、平面視で各収納棚2A,2
Bに重複する箇所に配置されるように構成すると共に、
図13に示すように、横方向中間部において昇降台5側
に配置される支柱8の昇降台5側に、前後方向であって
且つ昇降台5から離間する側に向けて凹む凹部0bを形
成し、中間部の連結ワイヤ30bが、この凹部0bの内
部に入り込む状態で、垂下状態に支持されているように
構成してもよい。尚、図10、図11中、80は昇降移
動部分が作業者等に接触するのを防止する保護カバーで
ある。
【0062】このように構成すると、前記各連結ワイヤ
30a,30b,30cが、各収納棚の端面Lよりも内
側、つまり、昇降台5の昇降通路内から外方側に位置し
て、作業者が保守点検作業のために昇降通路内に入り込
む場合に、身体がワイヤに触れるおそれが少なく安全に
作業できるものになる。
【0063】(2)上記実施例では、バランスウエイト
32が1個で構成される場合を例示したが、図14に示
すように、前記バランスウエイト32が前後両側部に分
割され、各バランスウエイト32,32が、前後両側に
配備される3本づつの連結ワイヤ30a,30b,30
cに対して各別に連結される構成とし、且つ、各収納棚
2A,2Bにおける昇降台5側の端面Lよりも、昇降台
5から前後方向に離間する側の箇所に夫々配置される構
成としてもよい。
【0064】このように構成すると、上述したような保
守点検作業の際に、昇降通路内への入り口部分にバラン
スウエイト32の昇降通路が存在せず、作業上の安全性
が向上するものとなる。
【0065】(3)上記実施例では、各連結ワイヤ(索
条体)の他端側にバランスウエイトが連結される場合を
例示したが、このような構成に代えて、各連結ワイヤ
を、例えば、対応する夫々の巻掛け案内体を、昇降駆動
手段によって同期状態で回転駆動して、巻き取り動作と
繰り出し動作とを交互に実行して、長手方向に移動操作
させるように構成してもよい。
【0066】(4)上記実施例では、索条体としてのワ
イヤがプーリ形状の巻掛け案内体に巻回案内される構成
を例示したが、このような構成に代えて、索条体として
チェーンがスプロケット形式の巻掛け案内体に巻回案内
される構成としてもよい。
【0067】(5)上記実施例では、索条体として昇降
台の幅方向両側に夫々3本づつ合計6本のワイヤが設け
られる構成としたが、このような構成に限定されるもの
ではなく、図15に示すように中間側索条体30bと一
方の両端側の索条体30cとの間に別に索条体30dを
設けるか、又は、中間側索条体30bと他方の両端側の
索条体30aとの間に別の索条体を設けて、幅方向両側
に夫々4本づつ合計8本の索条体が設けられる構成や、
図16に示すように中間側索条体30bと両端側の索条
体30a,30cとの間に、夫々、別に索条体30dを
設けて、幅方向両側に夫々5本づつ合計10本の索条体
が設けられる構成、あるいはそれ以上の本数の索条体が
設けられる構成等、適宜、索条体の本数を増加させて実
施してもよい。
【0068】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】昇降台の昇降支持構造を示す斜視図
【図2】保管装置の一部切欠斜視図
【図3】保管装置の一部縦断側面図
【図4】昇降台の正面図
【図5】昇降台の平面図
【図6】物品移載装置の正面図
【図7】物品移載装置の側面図
【図8】物品移載装置の平面図
【図9】制御部配設部の正面図
【図10】別実施例の保管装置の平面図
【図11】別実施例の保管装置の正面図
【図12】別実施例の保管装置の側面図
【図13】別実施例の昇降台中間部の平面図
【図14】別実施例の保管装置の側面図
【図15】別実施例の昇降台の昇降支持構造を示す斜視
【図16】別実施例の昇降台の昇降支持構造を示す斜視
【図17】従来の昇降台の昇降支持構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 収納部 2A,2B 収納棚 5 昇降台 6 移動体 7 物品移載装置 8 縦フレーム 9 横フレーム 29a,29b,29c 巻掛け案内体 30a,30b,30c 索条体 32 バランスウエイト C 物品 M1 昇降操作手段 M2 横移動操作手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向並びに横方向に並列する状態
    で、物品(C)を収納する複数の収納部(1)が設けら
    れた収納棚(2A),(2B)が前後に所定間隔を隔て
    て一対備えられ、 前記各収納棚(2A),(2B)の前後中間部に、前記
    各収納棚(2A),(2B)の横幅とほぼ同じ横幅の昇
    降台(5)が昇降操作手段により昇降操作自在に備えら
    れ、 この昇降台(5)には、前記各収納部(1)に対して前
    記物品(C)を出し入れする物品移載装置(7)が横移
    動操作手段(M2)により横方向に移動自在に備えら
    れ、 前記昇降操作手段は、 前記収納棚(2A),(2B)の上部箇所に位置する複
    数の巻掛け案内体(29a),(29b),(29c)
    によって垂下状態に支持されて、前記昇降台(5)の複
    数箇所に連結される複数の索条体と、 前記各索条体を長手方向に移動操作することで、前記昇
    降台(5)を昇降操作する昇降駆動手段(M1)とを備
    えて構成されている保管装置であって、 前記複数の索条体として、前記昇降台(5)の横方向両
    端部に連結される両端側の索条体(30a),(30
    c)、及び、横方向中間部に連結される中間部の索条体
    (30b)とが備えられ、 前記各索条体(30a),(30b),(30c)を垂
    下状態に支持する複数の巻掛け案内体(29a),(2
    9b),(29c)が、前記収納棚(2A),(2B)
    の横方向両端部の上部箇所、及び、横方向中間部の上部
    箇所の夫々に各別に配置されている保管装置。
  2. 【請求項2】 前記各収納棚(2A),(2B)は、 横方向両端部並びに横方向中間部において夫々前後両側
    に配置される複数の縦フレーム(8)と、各縦フレーム
    (8)にわたって架設され、前記各収納部(1)を構成
    するための複数の横フレーム(9)とを備えて構成さ
    れ、 前記中間部の索条体(30b)は、前後方向視で、横方
    向中間部において前記昇降台(5)側に配置される前記
    縦フレーム(8)と重複する状態となるように、垂下状
    態に支持されている請求項1記載の保管装置。
  3. 【請求項3】 横方向中間部において前記昇降台(5)
    側に配置される前記縦フレーム(8)の前記昇降台
    (5)側に、前後方向であって且つ前記昇降台(5)か
    ら離間する側に向けて凹む凹部(0b)が設けられ、 前記中間部の索条体(30b)が、前記凹部(0b)の
    内部に入り込む状態で、垂下状態に支持されている請求
    項1又は2記載の保管装置。
  4. 【請求項4】 前記両端側の索条体(30a),(30
    c)は、夫々、前記各収納棚(2A),(2B)におけ
    る前記昇降台(5)側の端面よりも、前記昇降台(5)
    から前後方向に離間する側の箇所に配置されるように構
    成されている請求項1、2又は3記載の保管装置。
  5. 【請求項5】 前記各索条体(30a),(30b),
    (30c)の他端側が、夫々、横一側に位置する前記巻
    掛け案内体(29a)により垂下状態に支持されて、前
    記昇降台(5)の昇降用通路の横一側に形成されたウエ
    イト昇降用通路に沿って昇降自在なバランスウエイト
    (32)に連結され、 横一側に位置する前記巻掛け案内体(29a)を、前記
    昇降駆動手段(M1)によって回転駆動させて前記各索
    条体(30a),(30b),(30c)を長手方向に
    移動操作させるように構成されている請求項1、2、3
    又は4記載の保管装置。
  6. 【請求項6】 複数の前記各索条体(30a),(30
    b),(30c)並びに前記バランスウエイト(32)
    が、前記昇降台(5)の前後幅方向両側部に、夫々、各
    別に備えられ、 前後両側に各別に設けられる前記各バランスウエイト
    (32),(32)が、前記各収納棚(2A),(2
    B)における前記昇降台(5)側の端面よりも、前記昇
    降台(5)から前後方向に離間する側の箇所に夫々配置
    されるように構成されている請求項5記載の保管装置。
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