JPH08224522A - 塗布装置 - Google Patents
塗布装置Info
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- JPH08224522A JPH08224522A JP5317895A JP5317895A JPH08224522A JP H08224522 A JPH08224522 A JP H08224522A JP 5317895 A JP5317895 A JP 5317895A JP 5317895 A JP5317895 A JP 5317895A JP H08224522 A JPH08224522 A JP H08224522A
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Abstract
データを設定でき、本塗布の稼働率を向上し、手間を掛
けずに塗布径自動補正用パラメータを設定できる塗布装
置を提供する。 【構成】 塗布データであって、塗布剤の塗布量を規定
する塗布時間データTnとこの塗布時間データTnの補
正用の補正塗布時間データTHnとを含む塗布条件デー
タD−Noを有する塗布データに従って、容器内に充填
された塗布剤を当該容器内に圧力流体を供給することに
より容器に取付けられた吐出ノズルから吐出させて対象
物に塗布する塗布装置である。補正用の補正塗布時間デ
ータTHnが個々の塗布条件データごとに設定され、こ
の設定された補正塗布時間データTHnに従って塗布時
間データTnを補正する補正手段を備えたものである。
Description
り、特に、例えばプリント基板等の接着剤等を自動塗布
する塗布装置に関する。
チップ等の電子部品2を実装して所定機能を有するプリ
ント配線板を自動生産するプロセスを示す。
おいて、プリント基板1には配線パターン印刷が形成さ
れ、半田ペーストがスクリーン印刷される。次に、接着
剤塗布装置200において、プリント基板1に次の工程
でマウントされるべき電子部品2の配置位置に対応する
箇所に接着剤3が塗布される。次に、マウント装置30
0において、プリント基板1の接着剤塗布位置にICチ
ップ、コンデンサ、抵抗等の電子部品2がマウントされ
る。その後、半田付け装置400において加熱処理さ
れ、プリント基板1上に電子部品2が半田付けされる。
塗布工程において、接着剤の塗布にはシリンジ4が設け
られている。シリンジ4は筒体状を有し、内部に接着剤
3が充填されている。接着剤の塗布に際しては、シリン
ジ4の上端から一定圧力の空気を圧入し、その圧力によ
りシリンジ4の下端に取付けられた吐出ノズル5から接
着剤を吐出し、プリント基板1上の所望位置に塗布を行
う。この接着剤3の塗布量(または塗布された塗布剤の
直径)は、空気の圧力の大きさと圧入時間で決まる。塗
布位置の調整はXYテーブル6のX方向とY方向の移動
調整により行われる。
接着剤3の塗布径(塗布量)は、シリンジ4内の接着剤
3の量の減少に伴って、減少するという特性を有する。
これは、シリンジ4内の空気量の増大に伴って内部空気
が弾性体として作用し、圧入空気の圧力が本来の値より
も低下することに起因する。そのため、何回か塗布(シ
ョット)ごとに塗布径を計測し、与えられた目標値に適
合するよう補正する必要がある。
うために、試し打ちに先立って、まず吐出ノズル5の先
端に付着する不要な接着剤8を除去することが行われ
る。この除去作業を捨て打ちといい、XYテーブル6の
近傍に設けられた捨打ち板7に塗布動作をして行われ
る。
ための試し打ちが行われる。試し打ちは、捨打ち板7
(あるいは、プリント基板上の端部)に対して本塗布動
作と同じ条件で数回(たとえば、3回)行われる。この
試し打ちは、これから塗布しようとする接着剤8の直径
(以下塗布径という)を本塗布前に事前に確認するため
の動作であるから、本来はプリント基板の生産時間に含
まれない動作である。試し打ちに際しては、塗布された
接着剤3の塗布径を光学的に認識して計測される。
入っていれば、そのまま塗布生産運転に戻り、同じ条件
でプリント基板1に対して塗布作業を行う。しかし、接
着剤の塗布径が許容範囲に入っていなければ、塗布径の
補正用の塗布時間データを算出し、前記塗布時間データ
にその塗布径の補正塗布時間データを加味して生産運転
を行う。つまり、この種の塗布装置では、塗布剤の塗布
量を規定する塗布時間データとその塗布時間データの補
正塗布時間データを含む塗布条件データを有する塗布デ
ータに従って、シリンジ内に充填された接着剤を、吐出
ノズルから吐出させてプリント基板等に塗布する。
69159号公報に開示されたものが知られている。こ
の公知の塗布装置では、塗布径の補正をした後にその補
正した塗布径が所定の塗布径になっているかを再確認し
てから、実際の塗布工程に移るようにしている。また、
公知の塗布装置では、塗布径の補正をするための補正時
間(塗布径)を算出する補正式(算出式)が開示されて
いる。この補正式は、塗布時間tに対する塗布径Xを求
める式であり、図10に示すように塗布時間tの2次式
あるいは3次式で表せる。
塗布装置では、上述した塗布時間データの補正用の塗布
時間データは、吐出ノズル5の種類毎に一律に規定され
ている。しかし、このように補正用の塗布時間データが
吐出ノズル5の種類毎に一律に規定されると、塗布条件
データ毎に合わないことがあり、塗布条件データ毎に正
確な補正用の塗布時間データを用いて接着剤を塗布する
ことができない。また、塗布条件データ毎に試し打ちを
して塗布された接着剤3の塗布径を光学的に認識するの
では、塗布回数と光学的識別作業の回数が多くなり、本
塗布作業の稼働率が下がり、本塗布作業をプリント基板
に対して効率良く行うことができない。
的に補正するため、例えば無補正許容範囲(塗布径自動
補正用パラメータ)αの設定を、図11に示すように、
ノズル5−1、5−2…5−n毎に一律に行うか、ある
いは塗布条件データ毎に設定するかのいずれかを採用し
ている。ノズル5−1、5−2…5−n毎に設定する
と、塗布条件データ毎に種々の細かな設定ができず、一
番小さい塗布径自動補正用パラメータαを設定すべき塗
布条件データに合わせてパラメータαを設定しなければ
ならない。また、塗布径自動補正用パラメータαを塗布
条件データ毎に設定するのでは、この塗布条件データが
多数ある場合に設定に時間が掛かってしまう。
用の塗布時間データを設定でき、本塗布の稼働率を向上
し、手間を掛けずに塗布径自動補正用パラメータを設定
できる塗布装置を提供することを目的としている。
塗布データであって、塗布剤の塗布量を規定する塗布時
間データとこの塗布時間データの補正用の補正塗布時間
データとを含む塗布条件データを有する塗布データに従
って、容器内に充填された塗布剤を当該容器内に圧力流
体を供給することにより容器に取付けられた吐出ノズル
から吐出させて対象物に塗布する塗布装置において、補
正用の補正塗布時間データが個々の塗布条件データごと
に設定され、この設定された補正塗布時間データに従っ
て塗布時間データを補正する補正手段を備えたものであ
る。
明において、塗布条件データを所定の単位でグループ化
し、当該グループ化された塗布条件データのうちの一つ
の塗布条件データの補正塗布時間データが設定又は修正
された時、同一グループ内の他の塗布条件データの補正
塗布時間データを類推して設定又は修正する手段を備え
たものである。
て、塗布剤の塗布量を規定する塗布時間データとこの塗
布時間データの補正用の補正塗布時間データとを含む塗
布条件データを有する塗布データに従って、容器内に充
填された塗布剤を当該容器内に圧力流体を供給すること
により容器に取付けられた吐出ノズルから吐出させて対
象物に塗布する塗布装置において、塗布条件データを所
定の単位でグループ化し、各グループごとに塗布径自動
補正用パラメータ(α)を設定し、この設定された塗布
径自動補正用パラメータ(α)に基づいて、塗布剤の塗
布量制御を行う手段を備えたものである。
間データが個々の塗布条件データごとに設定されてい
る。したがって、この設定データに従って、塗布時間デ
ータが補正されるので、塗布条件データ毎に、正確な塗
布時間データが得られるので、塗布量の安定した接着剤
の塗布を行うことができる。
をグループ分けして、そのグループ内の1つの補正塗布
時間データの設定又は修正を塗布径認識により行った場
合に、同一グループ内の他の塗布条件データにおける補
正塗布時間データの設定または修正を、当該塗布径認識
に基づいて類推して行うので、塗布条件データ毎に試し
打ちをする必要がなく、試し打ちの回数が減り、対象物
の生産稼働率の落ち込みを抑えることができる。
を所定の単位でグループ分けし、各グループごとに塗布
径自動補正用パラメータ(α)を設定し、この設定され
たパラメータ(α)に基づいて塗布量の制御を行うの
で、手間を掛けずに、最適なパラメータの条件設定がで
きる。
する。 (I)塗布装置および制御系の構成 図1は、本発明に係る塗布装置および制御系の実施例を
示す。
1は、XYテーブル6に搭載されている。XYテーブル
6は、モータM1によりX方向に移動し、モータM2に
よりY方向に移動する。XYテーブル6の付近には、接
着剤3の捨打ち板7が配置されている。XYテーブル6
の上方には、計4本のシリンジ4,4a,4b,4cが
配置されている。これらのシリンジ4,4a,4b,4
cの各吐出ノズル5,5a,5b,5cの口径と本数は
それぞれ異なり、例えばシリンジ4aの吐出ノズル5a
は2本設けられている。各シリンジ4,4a,4b,4
c内には接着剤3が充填されている。シリンジ4,4
a,4b,4cの上端部は、空気供給用のポンプPに接
続されており、シリンジ4,4a,4b,4c内に圧力
空気が導入され、導入された空気圧により接着剤3が各
吐出ノズル5,5a,5b,5cから吐出されるように
なっている。
で示すように昇降したり矢印θで示すように回転可能に
なっている。XYテーブル6の動作、空気供給用のポン
プPの動作、シリンジ4,4a,4b,4cの動作等は
制御装置30によって統括的に制御される。ポンプPか
ら各シリンジへの通路に切替弁を設け、この切替弁を制
御するようにしてもよい。
34を有している。減算器34は目標値設定部36と塗
布径の検出用の撮像装置としてのCCDカメラ38に接
続されており、減算器34は目標値設定部36で設定さ
れた塗布径の目標値XOからCCDカメラ38および塗
布径検出部37で検出された塗布径の検出値XAを減算
して、その差分XSを演算部32に与える。演算制御部
32は、このその差分XSに基づいて、駆動部40に信
号を与えて空気ポンプPを駆動して、シリンジ4に供給
する圧力空気の供給時間(塗布時間)の調整を行う。検
出値XAより後述する理論式により算出される塗布時間
TAおよび目標値X0を、該理論式より算出される塗布
時間T0を用いて、補正すべき塗布時間を算出するよう
にしてもよい。
し打ちされた接着剤3の画像を取り込んで接着剤3の塗
布径を検出したり、捨打ち板7上の接着剤3の画像を取
り込んで接着剤3の塗布径を検出するためのものであ
る。この接着剤3の試し打ちとは、プリント基板1の所
定枚数に一回あるいは規模の大きいプリント基板の場合
には一枚のプリント基板1に塗布した所定ショット毎に
行う。演算制御部32はCPU(中央演算処理装置)で
あり、演算制御部32はメモリとしてのRAM15と固
定メモリとしてのROM16に接続される。RAM15
は塗布順序を示す塗布ステップ毎に設定された塗布動作
に関するNCデータ等の各種データを記憶している。R
OM16は塗布動作に関する各種プログラムを記憶して
いる。演算制御部32は、インターフェース22を介し
て図1のモータM1,M2、CCDカメラ38、タッチ
パネルスイッチ24、表示装置であるCRT25、そし
て操作部18に接続されている。操作部18は、始動キ
ー19、作動キー20、停止キー21を有している。 (II)接着剤の塗布プロセス 次に、図3を参照して、接着剤3の塗布プロセスについ
て説明する。図3に示すように、塗布プロセスは、大別
して準備段階と実塗布段階に分けられ、準備段階はさら
に塗布データ設定段階と塗布データの修正段階に細分化
される。この塗布プロセスの制御は、制御装置30のR
OM16に設定された制御プログラムにより実行され
る。図3に示すように、実塗布動作に先立って、塗布径
の補正式に用いられる補正係数の設定が行われる(ステ
ップS1)。塗布径の補正式Xは次式で与えられる。
時間である。上式からわかるように、塗布径Xは塗布時
間tの2次関数で表される。この特性は、吐出ノズルの
形状すなわちノズルの開口径、ノズルの側方に突設され
たストッパピン(図示せず)との間隔(ギャップ)の違
いと、接着剤の粘性に基づく。補正係数A,B,Cの変
動パラメータは、吐出ノズルの種類(形状)と使用する
接着剤の粘度であり、塗布径を常に一定の値に維持する
ためには、吐出ノズルの種類と使用する接着剤の粘度に
応じて適正な補正係数A,B,Cを適用する必要があ
る。
れている補正テーブル(図示せず)から、使用する吐出
ノズルの種類と接着剤3の種類の組み合わせに応じて必
要とする係数(A,B,C)を読みだして上記2次の補
正式Xを得る。この補正式Xを用いることにより、次の
段階で、使用する吐出ノズルの種類と接着剤3の種類の
組み合わせに合うように、図4の曲線Lで示す様な要領
で塗布径Xを無補正許容範囲R内で補正することができ
る。
塗布データを読みだして塗布データの設定をする(図3
のステップS2)。塗布データの一例を図5に示す。こ
の塗布データに従ってプリント基板1に対して接着剤3
を塗布する。
ーブル6のX座標、Y座標と、塗布条件データD−NO
を含んでいる。図5に示す塗布条件データD−NOは、
各種のノズルの種類1,2,3,4(図1の吐出ノズル
5,5a,5b,5cに対応)(吐き出口の径や本数お
よびストッパピンとノズルとの高さの差が変わる)、空
気圧のゲージGの値(ゲージG毎に設定される空気圧が
変わる)、塗布時間Tn(所望の塗布径を得るために必
要な空気圧を加える時間)、そして塗布径Wn(塗布し
たい接着剤の直径)、そして補正塗布時間データ(補正
用の塗布時間データ)THnを有するテーブルデータで
ある。
Oを有し、さらにこの塗布条件データD−NOは、塗布
剤の塗布量を規定する塗布時間Tnデータと、塗布時間
Tnデータの補正用の補正塗布時間データTHnとを含
んでいる。
うにグループ分けされている。グループD−R1では、
塗布条件データD001とD002が1つのD−R1グ
ループであり、塗布条件データD003とD004が別
のD−R2グループである。図8に示すように、1つの
グループD−R1の塗布条件データD001とD002
の塗布時間と塗布径の組(T1,W1)と(T2,W
2)に対して、補正塗布時間データ(TH1,TH2)
が夫々設定される。図8において、塗布時間と塗布径
は、予め設定された固定値であるのに対し、補正塗布時
間データ(TH1,TH2)は変更(更新)される値で
ある。
のグループD−R1,D−R2…D−Rnに対応して、
塗布回数をカウントするためのカウンタ群800、プリ
ント基板の枚数をカウントするためのカウンタ群90
0、そして塗布時間を計測するタイマ群1000を備え
ている。RAM15内には、図5の塗布データの他に、
塗布径認識動作条件と、塗布径自動補正設定条件が記憶
される。この塗布径認識動作条件は、吐出ノズル毎に塗
布径の認識動作を行うタイミングを決めるための塗布の
回数N、プリント基板の枚数M、そして塗布時間(累計
値)が設定されている。塗布径自動補正設定条件は、図
7に例示するように塗布条件データのグループD−R
1,D−R2…D−Rn毎に、異なる塗布径自動補正用
パラメータαnが設定されるようになっている。
布回数、仕上基板枚数及び塗布時間のうちいずれの条件
で塗布径認識動作条件以上となったかを後述するグルー
プ毎に設定可能である。
ら、捨打ち板7に対して接着剤3の捨て打ちを行う(図
3のステップS3,S4)。
捨打ち板7上の接着剤3の塗布径を画像を取り込んで、
その取り込んだ塗布径XAを計測して(図3のステップ
S5)、この塗布径XAを比較器34に送る。比較器3
4は、塗布径の目標値XOと検出した塗布径XAの差分
XSを、制御装置30の演算制御部32に送る。演算制
御部32は、この差分XSに基づいて塗布データの補正
を行う(図3のステップS6)。
式のXに代入して、算出される塗布時間をその後使用す
るようにする。
8でその塗布径を認識して確認することにより、その補
正結果を確認して、補正結果が良好で、且つ塗布径が所
定の許容範囲内であれば、実際のプリント基板1に対す
る接着剤3の塗布をする(図3のステップS7,S
8)。つまり、図1のCCDカメラ38で認識した接着
剤3の塗布径が、所定の塗布径のデータと異なる場合
(許容範囲よりも小さくあるいは大きくなっている)に
は、補正式を用いて塗布時間Xを変更して目的の塗布径
に近づける。
すが、この図からわかるように時間の経過とともに塗布
径Xが減少していく。塗布径Xは、図1の接着剤3を上
から見た直径である。図4において、適宜ある時間間隔
で塗布径Xの補正を行うことにより、参照値refを中
心とする塗布径Xの許容範囲Rにおいて塗布径Xを維持
することができる。
産運転について説明する。プッシュボタンを押すと(ス
テップR1)、RAM15の内容によりCPU32は、
塗布径認識動作条件以上であるかどうかを判断する。す
なわち、塗布回数用カウンタ群800のカウント数によ
り設定塗布回数以上であるか、または基板枚数用カウン
タ群900のカウント数により設定仕上げプリント基板
の枚数以上であるか等のうち設定されたものについて判
断する。
とD−R2が同じ種類のノズル(ノズル(1))である
ので、ノズル(1)で塗布した回数は、グループD−R
1とD−R2のどちらのカウンタもカウントする。例え
ばグループD−R1とD−R2の回数カウンタがノズル
(1)で塗布する毎にカウントする。グループD−R1
とD−R2の枚数カウンタは、プリント基板を仕上げる
毎にカウントする。RAM15のカウント値が塗布径認
識動作条件に達していないと、実塗布動作に移る(ステ
ップR4、図3のステップS8に相当)。RAM15の
カウント値が塗布径認識動作条件以上であると、認識動
作(ステップR3)に移る。
ップS5〜S7に相当し、補正塗布時間データの算出
と、塗布条件データの例えばある同一グループD−R1
データ内の類推算出を行う。そして、同様にしてグルー
プD−R2データ内の類推算出も行う。ここで、塗布認
識したグループの回数カウンタをリセットする。なお、
この塗布条件データのグループD−R1,D−R2…D
−Rn内のデータの類推算出の方式は後述する。実塗布
動作が行われる(ステップR4、図3のステップS8に
相当)。そして使用している吐出ノズル1のカウンタの
み+1加算される。図5に示すような塗布データのステ
ップの終了、即ち1枚の基板1への塗布が終了したらグ
ループの基板枚数カウンタに+1加算される。そしてプ
リント基板を載せ換える(ステップR9)。停止用のプ
ッシュボタンを押すと(ステップR8)操作が終了す
る。 (III)塗布条件データのグループD−R1,D−R2…
D−Rn内のデータの類推算出の方式 次に、図8を参照して、上述した塗布条件データのグル
ープD−R1,D−R2…D−Rn内のデータの類推算
出の方式を説明する。図8は、同じ塗布条件データのグ
ループD−R1を一例として示している。グループD−
R1の塗布条件データD001,D002は、塗布径
(塗布剤の直径)W1,W2が異なる。図8の塗布条件
データのグループD−R1のD001の制御項目は、塗
布時間、塗布径、補正塗布時間データである。グループ
D−R1のD002の制御項目も同様である。塗布時
間、及び塗布径は固定値であり、補正塗布時間データは
変更(更新)される値である。
間データの算出について述べる。この算出は前述する検
出値XAから理論式により算出される塗布時間TAを用
いるものである。ここで、 T1+TH1:実際にシリンジ4内に圧力を加える時
間、 T1:任意の塗布時間の値(固定値)、 T01:希望の塗布径を得るための理論式より算出され
る塗布時間、すなわち(1)式を満たす値とする。
場合には、上記(1)式は、次の(2)式となる。
TNを求める。また、T01,TN,TH1を用いた時
間TBの関係式(3)を作る。
まで補正塗布時間データとして格納されている値であ
る。次に補正塗布時間データとして更新して格納される
べき値をTCとすると、(4)式が成り立つ。
して更新して格納されるべき時間の値TCが(5)式か
ら求まる。
るべき値をTH1として、時間TCをRAM15に格納
する。次に、同じ塗布条件データのグループD−R1に
属するD002のTH2を、以下の様に類推算出する。
つまり、(6)式を満たす定数Kを求める。
の程度の定数を掛けると、実際にシリンジ内に圧力を加
える時間(T1+TH1)が得られるかを確認するため
の定数である。そして、この定数Kを用いた次の(7)
式を作り、これより類推適用されるべき補正塗布時間デ
ータTH2を求めてRAM15に格納する。
する塗布条件データD001から塗布条件データD00
2の補正塗布時間データTH2を類推算出するので、プ
リント基板の生産稼働率の落ち込みを抑え、グループD
−R1に属する塗布条件データ毎に正確な補正塗布時間
で接着剤を塗布できる。つまり、塗布条件データをグル
ープ分けしてそのグループ内の1つの補正塗布時間デー
タの設定又は修正を塗布径認識により行った場合、同一
グループ内の他の塗布条件データの補正塗布時間データ
の設定または修正を当該塗布径認識に基づいて類推して
行う。従って、塗布条件データ毎に試し打ちをする必要
がなく、試し打ちの回数が減り、プリント基板の生産稼
働率が向上する。
タであって、接着剤の塗布量を規定する塗布時間データ
と塗布時間データの補正用の補正塗布時間データとを含
む塗布条件データを有する塗布データに従って、シリン
ジ4内に充填された接着剤3を当該シリンジ4内に圧力
流体を供給することにより、シリンジ4に取付けられた
吐出ノズル5から吐出させて対象物に塗布する塗布装置
では、補正用の補正塗布時間データが個々の塗布条件デ
ータごとに設定され、この設定データに従って塗布時間
データを補正する補正手段(制御装置30)を備えても
よい。これによれば、塗布条件データ毎に正確な補正塗
布時間データが得られ、このデータに基づいて接着剤3
を塗布することができる。
量を規定する塗布時間データと塗布時間データの補正用
の補正塗布時間データとを含む塗布条件データを有する
塗布データに従って、シリンジ4内に充填された接着剤
3を当該シリンジ4内に圧力流体を供給することによ
り、シリンジ4に取付けられた吐出ノズル5から吐出さ
せて対象物に塗布する塗布装置では、図7に示すよう
に、塗布条件データを所定の単位でグループ化し、各グ
ループごとに塗布径自動補正用パラメータ(α)を設定
し、この設定されたパラメータ(α)に基づいて、塗布
量の制御を行う手段(制御装置30)を備えるようにし
てもよい。
でグループ化し、各グループごとに塗布径自動補正用パ
ラメータ(α)を設定し、この設定されたパラメータ
(α)に基づいて塗布量の制御するので、手間を掛けず
に最適なパラメータの条件設定を行える。グループ毎に
無補正許容範囲を指定できるので、塗布径のきめ細かい
制御をすることができるが、この時許容範囲が狭いもの
ほど実塗布した回数が少なくても範囲を外れることにな
るので、狭く設定したグループについては、塗布径認識
作業の間隔を短くしたい。この時、無補正許容範囲を狭
くしたグループについては前記塗布径自動補正設定にて
ショットの回数(塗布回数)を塗布径認識動作条件と
し、無補正許容範囲を広くしたグループについてはプリ
ント基板の仕上枚数を塗布径認識動作条件とすれば、夫
々のグループの塗布径認識作業の間隔を変えることが可
能となる。
でなく、グループ毎に塗布径認識動作条件の回数または
枚数の設定が可能であれば、どちらのグループも塗布回
数を塗布径認識動作条件とすることができる。
は同じであるが、塗布条件データによっては、ゲージG
を変更する場合がある。この場合には、同じ理論式を使
って補正塗布時間の算出ができないので異なるグループ
にすることが考えられる。
ない範囲で種々の変形をすることができる。例えば、塗
布剤として接着剤を例に挙げ、対象物としてプリント基
板を挙げているが、これに限らず本発明は他の種類の塗
布剤をプリント基板以外の対象物に塗布ことも含む。ま
た、上述した補正式X(塗布径)は補正時間(塗布時
間)tに関する2次式で表されているが、下記の数式で
示すように補正時間(塗布時間)tに関する3次式で表
す場合もある。
類と接着剤の種類の組み合わせでそれぞれ予め設定され
ていて、これらの係数が図6と同様な補正テーブルとし
てRAM15に記憶される。また、塗布径に限らず、塗
布面積と塗布時間、塗布量と塗布時間の関係も同様な補
正式(2次式または3次式)に表すことができ、同様に
して塗布面積あるいは塗布量の認識を行いその補正をす
ることができる。
明によれば、補正用の補正塗布時間データが個々の塗布
条件データごとに設定され、この設定データに従って塗
布時間データを補正するので、塗布条件データ毎に正確
な補正塗布時間データが得られ、このデータに基づいて
接着剤の塗布を正確に行うことができる。
ータをグループ分けし、そのグループ内の1つの補正塗
布時間データの設定又は修正を塗布径認識により行った
場合に、同一グループ内の他の塗布条件データや補正塗
布時間データの設定または修正を当該塗布径認識に基づ
いて類推して行うので、塗布条件データ毎に試し打ちを
する必要がなく、試し打ちの回数が減ることから、対象
物の生産稼働率の落ち込みを抑えることができる。
を所定の単位でグループ化し、各グループごとに塗布径
自動補正用パラメータ(α)を設定し、この設定された
塗布径自動補正用パラメータ(α)に基づいて塗布量の
制御を行うので、手間を掛けずに最適なパラメータを条
件設定できる。
ある。
である。
る。
す図である。
である。
一例を示す図である。
示す図である。
である。
例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 塗布データであって、塗布剤の塗布量を
規定する塗布時間データとこの塗布時間データの補正用
の補正塗布時間データとを含む塗布条件データを有する
塗布データに従って、容器内に充填された塗布剤を当該
容器内に圧力流体を供給することにより前記容器に取付
けられた吐出ノズルから吐出させて対象物に塗布する塗
布装置において、 前記補正用の補正塗布時間データが個々の塗布条件デー
タごとに設定され、この設定された補正塗布時間データ
に従って前記塗布時間データを補正する補正手段を備え
たことを特徴とする塗布装置。 - 【請求項2】 前記塗布条件データを所定の単位でグル
ープ化し、当該グループ化された塗布条件データのうち
の一つの塗布条件データの前記補正塗布時間データが設
定又は修正された時、同一グループ内の他の塗布条件デ
ータの前記補正塗布時間データを類推して設定又は修正
する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の塗布
装置。 - 【請求項3】 塗布データであって、塗布剤の塗布量を
規定する塗布時間データとこの塗布時間データの補正用
の補正塗布時間データとを含む塗布条件データを有する
塗布データに従って、容器内に充填された塗布剤を当該
容器内に圧力流体を供給することにより前記容器に取付
けられた吐出ノズルから吐出させて対象物に塗布する塗
布装置において、 前記塗布条件データを所定の単位でグループ化し、各グ
ループごとに塗布径自動補正用パラメータ(α)を設定
し、この設定された塗布径自動補正用パラメータ(α)
に基づいて、前記塗布剤の塗布量制御を行う手段を備え
たことを特徴とする塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05317895A JP3730679B2 (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 塗布装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05317895A JP3730679B2 (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 塗布装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08224522A true JPH08224522A (ja) | 1996-09-03 |
JP3730679B2 JP3730679B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=12935622
Family Applications (1)
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JP05317895A Expired - Fee Related JP3730679B2 (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3730679B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10255946A (ja) * | 1997-03-06 | 1998-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コネクタの熱圧着方法 |
JP2000262943A (ja) * | 1999-03-18 | 2000-09-26 | Juki Corp | 塗布装置 |
JP2006297249A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Juki Corp | 接着剤塗布装置 |
JP2010251578A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Panasonic Corp | 電子部品実装装置 |
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-
1995
- 1995-02-17 JP JP05317895A patent/JP3730679B2/ja not_active Expired - Fee Related
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