JPH08224102A - スキー靴用インナーブーツ - Google Patents
スキー靴用インナーブーツInfo
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- JPH08224102A JPH08224102A JP7289526A JP28952695A JPH08224102A JP H08224102 A JPH08224102 A JP H08224102A JP 7289526 A JP7289526 A JP 7289526A JP 28952695 A JP28952695 A JP 28952695A JP H08224102 A JPH08224102 A JP H08224102A
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- Japan
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- fixing member
- foot
- boots
- inner shoe
- boot
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0405—Linings, paddings or insertions; Inner boots
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】熱成形温度まで加熱した後、スキーヤーの足の
特定の大きさに合わせて、調節および/または適合でき
るようにする、熱可塑性発泡材(フォーム)からなるパ
ッキング用部材を備えた快適性付与用インナーブーツ
(内靴)の提供。 【解決手段】全体が、所定寸法の標準に対応する初期装
着容積に合わせて予備成形され、かつ、少なくとも一種
類の熱可塑性材料からなる発泡材で構成される該パッキ
ング用部材5は熱圧縮されるとともに微細穿孔10を施
され、この微細穿孔10は、それを通して熱が迅速にか
つ深部へ拡散するので、パッキング用部材5に或る程度
の柔軟性と、弾性圧縮性と、或る程度の透過性とを付与
し、十分な快適性を持たせて、スキーを実施するために
パッキング用部材をそのまま用い、かつ加熱によって容
易に熱成形できる。
特定の大きさに合わせて、調節および/または適合でき
るようにする、熱可塑性発泡材(フォーム)からなるパ
ッキング用部材を備えた快適性付与用インナーブーツ
(内靴)の提供。 【解決手段】全体が、所定寸法の標準に対応する初期装
着容積に合わせて予備成形され、かつ、少なくとも一種
類の熱可塑性材料からなる発泡材で構成される該パッキ
ング用部材5は熱圧縮されるとともに微細穿孔10を施
され、この微細穿孔10は、それを通して熱が迅速にか
つ深部へ拡散するので、パッキング用部材5に或る程度
の柔軟性と、弾性圧縮性と、或る程度の透過性とを付与
し、十分な快適性を持たせて、スキーを実施するために
パッキング用部材をそのまま用い、かつ加熱によって容
易に熱成形できる。
Description
【0001】本発明は、スキー靴のシェル(殻体)内部
に配設する快適性付与のための内靴(インナーブーツ)
に関し、熱可塑性を有し、かつその熱成形温度に加熱
後、スキーヤーの足の固有の体積に調節および/または
適合させるための発泡性プラスチック(フォーム)から
なる固定(パッキング)用部材を利用することを目的と
する。
に配設する快適性付与のための内靴(インナーブーツ)
に関し、熱可塑性を有し、かつその熱成形温度に加熱
後、スキーヤーの足の固有の体積に調節および/または
適合させるための発泡性プラスチック(フォーム)から
なる固定(パッキング)用部材を利用することを目的と
する。
【0002】この種の熱可塑性発泡材からなる固定用部
材を有するインナーブーツを含む既知のスキー靴におい
て、初期の装着容積(すなわち、熱成形による調整前の
容積)は、所定の寸法については、この寸法規格よりも
あるいは小さく、あるいは明らかに大きく、あるいは不
定である。例として、この種のスキー靴は、欧州特許第
004829号、フランス国特許第2460118号お
よび日本国特許出願第2−270519号ならびにPC
T国際特許出願第94/09663号に記載されてい
る。説明してあるように、このようなスキー靴に備える
内靴はいずれも所定寸法のための標準的な装着容積に予
め成形されるのではない。したがって、スキー実施のた
めに、熱成形後にのみ利用することができる。実際、欧
州特許第004829号の場合、初期の空洞は、スキー
靴を適合させたいと望む足に対して、約1乃至2段階小
さい寸法なので、足のためのスペースを広げなければな
らない。したがって、その技法は、電気加熱器を用いて
固定用部材の発泡材(フォーム)を加熱し、次いでスキ
ーヤーの足を挿入した後、シェルと該足との間に挟持さ
れる該固定用部材を圧縮し、この状態で冷却させること
からなる。
材を有するインナーブーツを含む既知のスキー靴におい
て、初期の装着容積(すなわち、熱成形による調整前の
容積)は、所定の寸法については、この寸法規格よりも
あるいは小さく、あるいは明らかに大きく、あるいは不
定である。例として、この種のスキー靴は、欧州特許第
004829号、フランス国特許第2460118号お
よび日本国特許出願第2−270519号ならびにPC
T国際特許出願第94/09663号に記載されてい
る。説明してあるように、このようなスキー靴に備える
内靴はいずれも所定寸法のための標準的な装着容積に予
め成形されるのではない。したがって、スキー実施のた
めに、熱成形後にのみ利用することができる。実際、欧
州特許第004829号の場合、初期の空洞は、スキー
靴を適合させたいと望む足に対して、約1乃至2段階小
さい寸法なので、足のためのスペースを広げなければな
らない。したがって、その技法は、電気加熱器を用いて
固定用部材の発泡材(フォーム)を加熱し、次いでスキ
ーヤーの足を挿入した後、シェルと該足との間に挟持さ
れる該固定用部材を圧縮し、この状態で冷却させること
からなる。
【0003】フランス国特許第2460118号および
日本国特許出願第2−270519号の場合、これとは
逆の操作を実施する。内靴は、加熱圧縮した壁部で予備
成形され、したがって、この状態では比較的高い密度と
なっている。これら内靴を加熱することによって多かれ
少なかれその弛緩を生じさせ、したがって足に対して、
またシェル内でこれら内靴の調節を行う。明らかに分か
るように、熱圧縮による予備成形は、内靴の壁部を構成
する材料が、予め圧縮されているため、柔軟性を大いに
失っているので、保持する足の体積よりも明らかに大き
な空洞部(すなわち装着容積)を設ける必要があり、ま
た、場合によって足の圧縮だけでより大きな体積に再調
整することは不可能である。
日本国特許出願第2−270519号の場合、これとは
逆の操作を実施する。内靴は、加熱圧縮した壁部で予備
成形され、したがって、この状態では比較的高い密度と
なっている。これら内靴を加熱することによって多かれ
少なかれその弛緩を生じさせ、したがって足に対して、
またシェル内でこれら内靴の調節を行う。明らかに分か
るように、熱圧縮による予備成形は、内靴の壁部を構成
する材料が、予め圧縮されているため、柔軟性を大いに
失っているので、保持する足の体積よりも明らかに大き
な空洞部(すなわち装着容積)を設ける必要があり、ま
た、場合によって足の圧縮だけでより大きな体積に再調
整することは不可能である。
【0004】したがって、熱圧縮によって予備成形した
この種の内靴(インナーブーツ)は、所定の寸法につい
ては、明らかにより大きな装着容積を有し、熱圧縮状態
におけるその壁部は高密度を有するので、もし該壁部が
弛緩して、したがってある程度の柔軟性を回復するよう
に加熱されなければ、足にとって許容できる快適性を確
立するのに不適切になってしまう。
この種の内靴(インナーブーツ)は、所定の寸法につい
ては、明らかにより大きな装着容積を有し、熱圧縮状態
におけるその壁部は高密度を有するので、もし該壁部が
弛緩して、したがってある程度の柔軟性を回復するよう
に加熱されなければ、足にとって許容できる快適性を確
立するのに不適切になってしまう。
【0005】PCT国際出願第94/09663号に記
載の快適性付与用内靴の例では、内靴がその初期の状態
では予備成形されているのではなくて、実際には装着容
積が限定されていないので、上記の先行特許とは問題点
が異なる。実際、この国際出願明細書によれば、内靴が
足に適応できるのは、主として内靴全体の加熱によるも
のであり、このようにして内靴を装着した足は、次い
で、スキー靴内に挿入される。したがって、この種の内
靴は、前述の場合と同じく、その初期の状態では、スキ
ー実施のために使用することができない。
載の快適性付与用内靴の例では、内靴がその初期の状態
では予備成形されているのではなくて、実際には装着容
積が限定されていないので、上記の先行特許とは問題点
が異なる。実際、この国際出願明細書によれば、内靴が
足に適応できるのは、主として内靴全体の加熱によるも
のであり、このようにして内靴を装着した足は、次い
で、スキー靴内に挿入される。したがって、この種の内
靴は、前述の場合と同じく、その初期の状態では、スキ
ー実施のために使用することができない。
【0006】別の欠点が上記の各種内靴においても現れ
る。その欠点とは、ポリエチレンまたはポリウレタンの
ような使用材料を熱成形温度まで再加熱した後にできる
印象型(足型)の安定性に関するものである。実際、発
泡性プラスチックの形で製作されるこれら諸材料は反復
される圧力の影響を受けやすく、使用中に圧縮され、陥
没する。したがって、この種の内靴は最適の保持性と快
適性を常に得るために、かなり頻繁にスキーヤーの足に
調整させる必要がある。調整処置の回数を少なくするた
めには、該発泡性プラスチックの密度を利用することが
知られている。すなわち、高い密度は圧縮に対して大き
な抵抗を示すが、柔軟性と圧縮性に乏しいので快適性が
減少し、その反対に、低い密度は圧縮に対する抵抗が小
さく、発泡性プラスチックの柔軟性と圧縮性が大きいの
で快適性が高まる。
る。その欠点とは、ポリエチレンまたはポリウレタンの
ような使用材料を熱成形温度まで再加熱した後にできる
印象型(足型)の安定性に関するものである。実際、発
泡性プラスチックの形で製作されるこれら諸材料は反復
される圧力の影響を受けやすく、使用中に圧縮され、陥
没する。したがって、この種の内靴は最適の保持性と快
適性を常に得るために、かなり頻繁にスキーヤーの足に
調整させる必要がある。調整処置の回数を少なくするた
めには、該発泡性プラスチックの密度を利用することが
知られている。すなわち、高い密度は圧縮に対して大き
な抵抗を示すが、柔軟性と圧縮性に乏しいので快適性が
減少し、その反対に、低い密度は圧縮に対する抵抗が小
さく、発泡性プラスチックの柔軟性と圧縮性が大きいの
で快適性が高まる。
【0007】そのうえ、発泡性プラスチックがポリウレ
タン製の場合、印象型の型取り自体について別の問題が
生じる。というのは、この種の発泡性プラスチックが熱
可塑性でないからであり、また、このことにより、特定
の形状にすることができないか、または熱源を使用して
単にスキーヤーの足に対する調整を行うことができない
からである。この欠点を排除するために、日本国特許出
願第2−270519号には、冷却後、足の印象型のよ
うな所定の形状をしたウレタンフォームを固定して安定
化させる熱可塑性樹脂をポリウレタンに混合することが
提案されている。したがって、この樹脂を添加すること
により、熱可塑性フォームの性質と性能に類似する性質
と性能がウレタンフォームに付与される。
タン製の場合、印象型の型取り自体について別の問題が
生じる。というのは、この種の発泡性プラスチックが熱
可塑性でないからであり、また、このことにより、特定
の形状にすることができないか、または熱源を使用して
単にスキーヤーの足に対する調整を行うことができない
からである。この欠点を排除するために、日本国特許出
願第2−270519号には、冷却後、足の印象型のよ
うな所定の形状をしたウレタンフォームを固定して安定
化させる熱可塑性樹脂をポリウレタンに混合することが
提案されている。したがって、この樹脂を添加すること
により、熱可塑性フォームの性質と性能に類似する性質
と性能がウレタンフォームに付与される。
【0008】新たな足の印象型に調整を行うとき、ポリ
ウレタンがこの新しい足型に要求される形状に応じて弛
緩および/または圧縮できるように、熱可塑性樹脂を添
加した発泡性プラスチックが柔軟になるまで該樹脂を加
熱し、かつ冷却させるだけで足りる。しかしながら、熱
可塑性樹脂を添加したポリウレタン製の固定用部材を有
するこの種の内靴は、ウレタンフォームの初期の柔軟性
と圧縮性が、事実上、得られる発泡性プラスチックの硬
さを付与する要素である熱可塑性樹脂によりほぼ消滅す
るので、比較的柔軟性に欠けることは明らかである。
ウレタンがこの新しい足型に要求される形状に応じて弛
緩および/または圧縮できるように、熱可塑性樹脂を添
加した発泡性プラスチックが柔軟になるまで該樹脂を加
熱し、かつ冷却させるだけで足りる。しかしながら、熱
可塑性樹脂を添加したポリウレタン製の固定用部材を有
するこの種の内靴は、ウレタンフォームの初期の柔軟性
と圧縮性が、事実上、得られる発泡性プラスチックの硬
さを付与する要素である熱可塑性樹脂によりほぼ消滅す
るので、比較的柔軟性に欠けることは明らかである。
【0009】この種の問題は、例えばポリエチレン、エ
チレン・ビニルアセテートコポリマーおよびポリプロピ
レンのような熱可塑性材料で得られる発泡性プラスチッ
クでは生じない。なぜならば、その熱可塑性が熱可塑性
樹脂の添加を必要としないからである。しかしながら、
その熱可塑性自体により他の欠点が出現する。その1つ
は、ポリウレタンよりも比較的劣る柔軟性と圧縮性に関
し、それにより快適性が損なわれる。他の1つは、熱可
塑性材料を柔軟にする(したがって、熱成形可能にす
る)温度まで持ってくるための加熱作業に際して、該材
料内部における熱の良好な拡散を可能にしない気密構造
に関する。
チレン・ビニルアセテートコポリマーおよびポリプロピ
レンのような熱可塑性材料で得られる発泡性プラスチッ
クでは生じない。なぜならば、その熱可塑性が熱可塑性
樹脂の添加を必要としないからである。しかしながら、
その熱可塑性自体により他の欠点が出現する。その1つ
は、ポリウレタンよりも比較的劣る柔軟性と圧縮性に関
し、それにより快適性が損なわれる。他の1つは、熱可
塑性材料を柔軟にする(したがって、熱成形可能にす
る)温度まで持ってくるための加熱作業に際して、該材
料内部における熱の良好な拡散を可能にしない気密構造
に関する。
【0010】本発明は、熱可塑性発泡プラスチックで得
られる既知の内靴(インナーブーツ)のこれら各種欠点
を除去することを目的とし、かつ、従来の内靴の快適性
と保持性に類似する快適性と保持性を確保することによ
って、スキー実施の目的で足をスキー靴内に保持するた
めそのまま使用できると共に、所定の温度に加熱し、次
いで冷却することにより、少なくとも足の一部分の形状
に個別的に適合させ得る、所定の寸法のための標準的な
初期の装着容積に合わせて予め成形される内靴(インナ
ーブーツ)を提案する。
られる既知の内靴(インナーブーツ)のこれら各種欠点
を除去することを目的とし、かつ、従来の内靴の快適性
と保持性に類似する快適性と保持性を確保することによ
って、スキー実施の目的で足をスキー靴内に保持するた
めそのまま使用できると共に、所定の温度に加熱し、次
いで冷却することにより、少なくとも足の一部分の形状
に個別的に適合させ得る、所定の寸法のための標準的な
初期の装着容積に合わせて予め成形される内靴(インナ
ーブーツ)を提案する。
【0011】この目的を達成するために、シェル付きス
キー靴の快適性付与用内靴は、所定の寸法についての標
準的な初期装着容積に合わせて予め成形して得られ、か
つ熱加圧で予備成形される少なくとも1の熱可塑性発泡
プラスチックからなる固定(パッキング)用部材を含
む。該内靴は、熱可塑性発泡プラスチックで得られる固
定用部材に微細穿孔が施され、それにより − その高密度(>50kg/m3)にもかかわらず、
予備成形状態においても、その弾性圧縮性と柔軟性とが
向上し、したがってその快適性が向上すること; − また、とりわけ足の箇所で発汗を排出できるように
するある程度の透過性をそれに付与すること; − また、微細穿孔が貫通しているので、型取りのため
の加熱作業に際して、その内部で熱を良好かつ迅速に拡
散できることを特徴とする。
キー靴の快適性付与用内靴は、所定の寸法についての標
準的な初期装着容積に合わせて予め成形して得られ、か
つ熱加圧で予備成形される少なくとも1の熱可塑性発泡
プラスチックからなる固定(パッキング)用部材を含
む。該内靴は、熱可塑性発泡プラスチックで得られる固
定用部材に微細穿孔が施され、それにより − その高密度(>50kg/m3)にもかかわらず、
予備成形状態においても、その弾性圧縮性と柔軟性とが
向上し、したがってその快適性が向上すること; − また、とりわけ足の箇所で発汗を排出できるように
するある程度の透過性をそれに付与すること; − また、微細穿孔が貫通しているので、型取りのため
の加熱作業に際して、その内部で熱を良好かつ迅速に拡
散できることを特徴とする。
【0012】本発明の好ましい一実施態様によれば、熱
可塑性発泡材は、例えばポリエチレン、エチレン・ビニ
ルアセテートコポリマーまたはポリプロピレンの発泡材
であるが、もちろん複数の熱可塑性材料の配合から得る
ことができる。
可塑性発泡材は、例えばポリエチレン、エチレン・ビニ
ルアセテートコポリマーまたはポリプロピレンの発泡材
であるが、もちろん複数の熱可塑性材料の配合から得る
ことができる。
【0013】一実施態様によれば、固定用部材は、内靴
の可撓性または半可撓性を有する外壁部とこの内靴の内
壁部を構成する快適性付与織物との間に介装され、熱加
圧によって該部材に与えられる印象型の形状は、向かい
合わせに位置する装着容積が、対象となる所定寸法の標
準的な装着容積に対応するようなものである。
の可撓性または半可撓性を有する外壁部とこの内靴の内
壁部を構成する快適性付与織物との間に介装され、熱加
圧によって該部材に与えられる印象型の形状は、向かい
合わせに位置する装着容積が、対象となる所定寸法の標
準的な装着容積に対応するようなものである。
【0014】したがって、「標準的」な足については、
内靴を特別に適合させる必要がなく、そのまま使用でき
る。実際、固定用部材が熱加圧されているにもかかわら
ず(したがって、この状態では高密度を有するにもかか
わらず)、微細穿孔は、従来の内靴と同じように、スキ
ー靴のシェルの常套的閉鎖兼緊締手段により足に対して
緊締できるよう十分な柔軟性を該内靴に付与する。これ
に対して、スキーヤーが自分の足または少なくともその
一部分にもっと正確に適合させたいと望む場合、該固定
用部材の対象区域だけを加熱により活性化させ、次いで
該部材をシェルの閉鎖兼緊締手段で足に対し緊締するだ
けで足りる。固定用部材は、一般に可撓性を有するが伸
長性を有しない内靴の外壁部と内靴快適性付与用織物と
の間にサンドイッチ状に挟持され、型取り(prise d'em
preinte)は特にスキーヤーの足の側面で行われる。
内靴を特別に適合させる必要がなく、そのまま使用でき
る。実際、固定用部材が熱加圧されているにもかかわら
ず(したがって、この状態では高密度を有するにもかか
わらず)、微細穿孔は、従来の内靴と同じように、スキ
ー靴のシェルの常套的閉鎖兼緊締手段により足に対して
緊締できるよう十分な柔軟性を該内靴に付与する。これ
に対して、スキーヤーが自分の足または少なくともその
一部分にもっと正確に適合させたいと望む場合、該固定
用部材の対象区域だけを加熱により活性化させ、次いで
該部材をシェルの閉鎖兼緊締手段で足に対し緊締するだ
けで足りる。固定用部材は、一般に可撓性を有するが伸
長性を有しない内靴の外壁部と内靴快適性付与用織物と
の間にサンドイッチ状に挟持され、型取り(prise d'em
preinte)は特にスキーヤーの足の側面で行われる。
【0015】別の一実施態様によれば、固定用部材は、
内靴の壁部内に包含または介装されるのではなく、該内
靴の壁部(すなわち、外側および/または内側)に独立
して突出される部材のようにして取り付けられる。
内靴の壁部内に包含または介装されるのではなく、該内
靴の壁部(すなわち、外側および/または内側)に独立
して突出される部材のようにして取り付けられる。
【0016】本発明は、いずれにしても、例としていく
つかの内靴(インナーブーツ)の実施態様を示す添付の
概略図を参照して以下の説明を読むことにより、よりよ
く理解されよう。
つかの内靴(インナーブーツ)の実施態様を示す添付の
概略図を参照して以下の説明を読むことにより、よりよ
く理解されよう。
【0017】図1に示す内靴(インナーブーツ)1は、
前方開口部3と該開口部3をスキーヤーの足が緊締なら
びに保持状態になるよう閉鎖するための小舌状部4とを
備えた胴部2を有する。
前方開口部3と該開口部3をスキーヤーの足が緊締なら
びに保持状態になるよう閉鎖するための小舌状部4とを
備えた胴部2を有する。
【0018】この内靴1は、所定寸法について標準的な
初期装着容積に合わせて予め形成され、かつ、この構造
例においては、熱可塑性材料を基にして発泡性プラスチ
ックの形で製作される2の固定(パッキング)用部材5
と6を備え、部材5は踝部7と踵部8に対応する区域に
配設され、また部材6は足甲部/屈曲ひだ部9に対応す
る区域に配設される。これら両部材は熱加圧で予備成形
され、かつこれらの部材が覆う足区域の形状にほぼ対応
する形状の初期印象型を有する。
初期装着容積に合わせて予め形成され、かつ、この構造
例においては、熱可塑性材料を基にして発泡性プラスチ
ックの形で製作される2の固定(パッキング)用部材5
と6を備え、部材5は踝部7と踵部8に対応する区域に
配設され、また部材6は足甲部/屈曲ひだ部9に対応す
る区域に配設される。これら両部材は熱加圧で予備成形
され、かつこれらの部材が覆う足区域の形状にほぼ対応
する形状の初期印象型を有する。
【0019】熱加圧で予備成形されるこれらの部材は、
該部材を柔軟にする温度まで加熱するだけで、「非標準
型」の足の形状に特に適合、かつ調節可能であり、これ
により熱加圧前に有していた容積に近い容積への膨張を
可能にする。その場合、スキーヤーの足は内靴内に強制
的に導入される。すなわち、足がこの固定用部材を少な
くとも部分的に圧縮することにより、該固定酔う部材は
足の印象型の形状を正確に帯びる。該内靴は、固定用部
材が冷却するまで足上で緊締状態に保持されるので、足
によって課せられる印象型を保つとともに安定する。本
発明によれば、ほとんどがポリエチレン、エチレン・ビ
ニルアセテートコポリマーまたはポリプロピレンで得ら
れ、したがって気密性を有する該部材は、その厚み部分
内に微細穿孔が施される。図2と図3に示す微細穿孔1
0は該部材の柔軟性を高め、かつ熱加圧状態においても
その圧縮性を向上させる。また、汗の排出が可能なこと
により、足の衛生と快適性を大いに向上させる或る程度
の透過性を獲得する。さらに、型取りのために該固定用
部材の加熱を行うとき、該微細穿孔は、より迅速にかつ
深部への熱の拡散を可能にする。この利点は無視できな
い。なぜならば、より弱い熱源、したがって該熱源に曝
される該固定用部材5と6の表面の「皮」を破壊するこ
との少ない熱源で作業できるからである。
該部材を柔軟にする温度まで加熱するだけで、「非標準
型」の足の形状に特に適合、かつ調節可能であり、これ
により熱加圧前に有していた容積に近い容積への膨張を
可能にする。その場合、スキーヤーの足は内靴内に強制
的に導入される。すなわち、足がこの固定用部材を少な
くとも部分的に圧縮することにより、該固定酔う部材は
足の印象型の形状を正確に帯びる。該内靴は、固定用部
材が冷却するまで足上で緊締状態に保持されるので、足
によって課せられる印象型を保つとともに安定する。本
発明によれば、ほとんどがポリエチレン、エチレン・ビ
ニルアセテートコポリマーまたはポリプロピレンで得ら
れ、したがって気密性を有する該部材は、その厚み部分
内に微細穿孔が施される。図2と図3に示す微細穿孔1
0は該部材の柔軟性を高め、かつ熱加圧状態においても
その圧縮性を向上させる。また、汗の排出が可能なこと
により、足の衛生と快適性を大いに向上させる或る程度
の透過性を獲得する。さらに、型取りのために該固定用
部材の加熱を行うとき、該微細穿孔は、より迅速にかつ
深部への熱の拡散を可能にする。この利点は無視できな
い。なぜならば、より弱い熱源、したがって該熱源に曝
される該固定用部材5と6の表面の「皮」を破壊するこ
との少ない熱源で作業できるからである。
【0020】内靴1のこの実施態様において、固定用部
材5と6は、その外壁11と内壁12との間に介装され
るとともに、固定(パッキング)用部材13のように内
靴の周囲に配置される他のパッキング兼快適性付与用部
材と共働する。この部材は、単に圧縮可能な発泡性プラ
スチックで作ることができる。普通のパッキング用部材
を、微細穿孔が施された熱可塑性発泡プラスチック性の
上記固定用部材5と6の側面の一方および/または他方
上に配置できることも自明である。
材5と6は、その外壁11と内壁12との間に介装され
るとともに、固定(パッキング)用部材13のように内
靴の周囲に配置される他のパッキング兼快適性付与用部
材と共働する。この部材は、単に圧縮可能な発泡性プラ
スチックで作ることができる。普通のパッキング用部材
を、微細穿孔が施された熱可塑性発泡プラスチック性の
上記固定用部材5と6の側面の一方および/または他方
上に配置できることも自明である。
【0021】図4の例において、内靴20は、踝部7お
よび足甲部/屈曲ひだ部9に対応する区域をほぼ覆う固
定(パッキング)用部材25ならびに後方開口部23付
きで製作される胴部22を有する。前例のように、固定
用部材25は内靴の外壁部11と内壁部12との間に介
装される。
よび足甲部/屈曲ひだ部9に対応する区域をほぼ覆う固
定(パッキング)用部材25ならびに後方開口部23付
きで製作される胴部22を有する。前例のように、固定
用部材25は内靴の外壁部11と内壁部12との間に介
装される。
【0022】後方開口部23を有するこの種の内靴20
は、通常「リヤエントリー型」と呼ばれるスキー靴のシ
ェルを備えており、その場合、図5に示すように、後部
楔形部材24が、該スキー靴のシェル胴部の後部分(図
示せず)に固定されて、スキーヤーの足上で該内靴20
を閉鎖する。このような楔形部材24は、明らかに、本
発明により予備成形され、かつ微細穿孔を施した熱可塑
性発泡材で得られる固定(パッキング)用部材26を例
えば踵部区域8に備えることができる。
は、通常「リヤエントリー型」と呼ばれるスキー靴のシ
ェルを備えており、その場合、図5に示すように、後部
楔形部材24が、該スキー靴のシェル胴部の後部分(図
示せず)に固定されて、スキーヤーの足上で該内靴20
を閉鎖する。このような楔形部材24は、明らかに、本
発明により予備成形され、かつ微細穿孔を施した熱可塑
性発泡材で得られる固定(パッキング)用部材26を例
えば踵部区域8に備えることができる。
【0023】また、図6と図7に示すように予備成形さ
れ、かつ微細穿孔を施してある熱可塑性発泡プラスチッ
クの固定用部材を快適性付与用内靴とは独立の部材およ
び/または付加的な部材として案出することもできる。
例えば、図6の例において、予備成形され、かつ微細穿
孔10を施してある熱可塑性発泡プラスチックの固定用
部材36は、内靴30の外壁部11に取り付けられ、か
つほぼ踝部7と足甲部/屈曲ひだ部9に対応する区域上
に延在する。
れ、かつ微細穿孔を施してある熱可塑性発泡プラスチッ
クの固定用部材を快適性付与用内靴とは独立の部材およ
び/または付加的な部材として案出することもできる。
例えば、図6の例において、予備成形され、かつ微細穿
孔10を施してある熱可塑性発泡プラスチックの固定用
部材36は、内靴30の外壁部11に取り付けられ、か
つほぼ踝部7と足甲部/屈曲ひだ部9に対応する区域上
に延在する。
【0024】さらに、図7において、内靴40は、足に
とって影響の少ない区域内に1または複数の普通の充填
用部材と、独立して案出される予備成形され、かつ微細
穿孔を施してある熱可塑性固定(パッキング)用部材5
を受け容れるために割り当てられた場所とを有すること
ができる。
とって影響の少ない区域内に1または複数の普通の充填
用部材と、独立して案出される予備成形され、かつ微細
穿孔を施してある熱可塑性固定(パッキング)用部材5
を受け容れるために割り当てられた場所とを有すること
ができる。
【0025】該固定用部材は、内靴外で加熱を行ったの
ち、例えば足の型取りのとき、最後の瞬間にこの内靴内
に配置することができる。
ち、例えば足の型取りのとき、最後の瞬間にこの内靴内
に配置することができる。
【0026】本発明が、内靴(インナーブーツ)の部分
的な固定用部材に限定されないことは明らかである。例
えば、予備成形され、かつ微細穿孔を施した熱可塑性固
定用部材は内靴自体を構成すること、または該内靴の表
面全体に延在することができる。
的な固定用部材に限定されないことは明らかである。例
えば、予備成形され、かつ微細穿孔を施した熱可塑性固
定用部材は内靴自体を構成すること、または該内靴の表
面全体に延在することができる。
【図1】熱加圧により予備成形され、かつ微細穿孔を施
した本発明の固定用部材を備える胴部と小舌状部を有す
る、前方開口型の内靴を示す斜視図である。
した本発明の固定用部材を備える胴部と小舌状部を有す
る、前方開口型の内靴を示す斜視図である。
【図2】図1の内靴のII−II線に沿って見た部分断面図
である。
である。
【図3】図1の内靴の胴部内に挿入される固定用部材の
展開図である。
展開図である。
【図4】足甲部/屈曲ひだ部から踝部まで延在する区域
内に固定用部材を備える、後方開口型の内靴の胴部を示
す後方斜視図である。
内に固定用部材を備える、後方開口型の内靴の胴部を示
す後方斜視図である。
【図5】図4の後方開口型内靴の快適性付与用後方楔形
部材の概略図で、該楔形用部材はほぼ踵区域に対応する
区域内に固定用部材を備える。
部材の概略図で、該楔形用部材はほぼ踵区域に対応する
区域内に固定用部材を備える。
【図6】内靴の外側に位置する本発明の固定用部材を備
えた内靴を示す後方斜視図である。
えた内靴を示す後方斜視図である。
【図7】内靴の外側に位置する本発明の固定用部材を備
えた内靴の後部分を示す後方斜視図である。
えた内靴の後部分を示す後方斜視図である。
【符号の説明】 1、20、30、40 内靴(インナーブーツ) 5、6、25、26、36 固定(パッキング)用部材 7 踝部 8 踵部 9 足甲部/屈曲ひだ部 10 微細穿孔 11 外壁 12 内壁
Claims (9)
- 【請求項1】 所定の寸法について、靴装着のための初
期標準容積に合わせて予備成形して得られ、かつ、熱圧
縮によって予備成形される可塑性フォームからなる少な
くとも1の固定用部材を含むスキー靴用インナーブーツ
において、 前記固定用部材(5、6、25、26、36)をより柔
軟で、より弾性圧縮可能で、かつ、より透過可能にする
ため、該固定用部材に微細穿孔(10)を設けることを
特徴とするインナーブーツ(1、20、30、40)。 - 【請求項2】 前記固定用部材(5、6、25、26)
がインナーブーツの内壁(12)と外壁(11)の間に
介装されることを特徴とする請求項1によるインナーブ
ーツ(1、20)。 - 【請求項3】 前記固定用部材(36)が、インナーブ
ーツとは別個の部材として作られ、かつ前記インナーブ
ーツの外壁(11)上に取り付けられることを特徴とす
る請求項1によるインナーブーツ(30)。 - 【請求項4】 前記固定用部材(5)が、インナーブー
ツとは別個の部材として作られ、かつ前記インナーブー
ツの内壁(12)上に取り付けられることを特徴とする
請求項1によるインナーブーツ(30)。 - 【請求項5】 前記固定用部材(5、6、25、26、
36)が、前記内外両壁(11、12)の一部分上にの
み延在することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
1によるインナーブーツ(30)。 - 【請求項6】 前記固定用部材(5)が、踝部(7)と
踵部(8)に対応する区域上に延在することを特徴とす
る請求項5によるインナーブーツ(1)。 - 【請求項7】 前記固定用部材(25、26)が、踝部
(7)と足甲部/屈曲ひだ部(9)に対応する区域上に
延在することを特徴とする請求項5によるインナーブー
ツ(1)。 - 【請求項8】 前記固定用部材(6)がね足甲部/屈曲
ひだ部(9)に対応する区域上に延在することを特徴と
する請求項5によるインナーブーツ(1)。 - 【請求項9】 前記固定用部材(26)が、踵部(8)
に対応する区域上に延在することを特徴とする請求項5
によるインナーブーツ(1)。
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JP7289526A Withdrawn JPH08224102A (ja) | 1994-11-10 | 1995-11-08 | スキー靴用インナーブーツ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |