JPH08223798A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

Info

Publication number
JPH08223798A
JPH08223798A JP7024989A JP2498995A JPH08223798A JP H08223798 A JPH08223798 A JP H08223798A JP 7024989 A JP7024989 A JP 7024989A JP 2498995 A JP2498995 A JP 2498995A JP H08223798 A JPH08223798 A JP H08223798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
output
converter
detection circuit
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7024989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3268482B2 (ja
Inventor
正 ▲高▼橋
Tadashi Takahashi
Tamahiko Kanouda
玲彦 叶田
Hideaki Horie
秀明 堀江
Akira Nabana
章 菜花
Yasuo Abe
泰男 阿部
Katsumi Fujikawa
克美 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP02498995A priority Critical patent/JP3268482B2/ja
Publication of JPH08223798A publication Critical patent/JPH08223798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3268482B2 publication Critical patent/JP3268482B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列運転する複数のコンバータに冗長性をも
たせると共に、簡単な構成で、かつ小型化を図った電源
装置を提供すること。 【構成】 各コンバータのトランスT1の2次側に直列
にコンバータの出力電流を検出する電流検出回路10が
接続され、電流検出回路10の検出出力が最大電流検出
回路14と自己電流検出回路12に供給されるように接
続されている。並列運転される各コンバータの各最大電
流検出回路が制御線CLを介して接続され、各コンバー
タにおいて自己電流検出回路12の出力と最大電流検出
回路14の負出力とを加算するように接続されており、
この加算出力がコンバータの電圧制御回路に加えるよう
に接続されている。各コンバータは、最大電流を出力す
るコンバータの出力電流値に出力電流値を合わせるよう
に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負荷を駆動するための複
数台のコンバータを並列冗長運転する機能を備えた電源
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電源装置は、特公平5-
928号公報や特開昭58ー198122号公報に記載
のような構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電源装置は
並列運転されるコンバータの電流バランス、電流分担の
制御は各コンバータの出力電流値を検出し、その平均値
に自コンバータの出力電流値を合わせる平均電流制御方
式である。
【0004】しかし、平均電流制御方式では、あるコン
バータが故障した場合はそのコンバータの出力電流が零
になるので、全コンバータの平均電流値が低下してしま
うので、本来は残りのコンバータの出力電流を増加しな
ければならないところを各コンバータの電流が低下する
ので、負荷の要求する電流量を流すことができなくな
る。これを解決するため故障したコンバータを検出して
それをスイッチ等で並列運転から切り放して、残りのコ
ンバータの出力電流値を負荷に合うように分配する装置
が必要であった。
【0005】また、従来の電源装置の並列運転されるコ
ンバータの電流バランス、電流分担の制御方式として各
コンバータの出力電流値を検出し、その最大値に自コン
バータの出力電流を合わせる最大電流制御方式もある。
しかし、この従来技術は演算増幅器等を必要とし、回路
構成が複雑で高価であるという問題があった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、並列運転する複数のコンバータについて冗
長性を持たせると共に、故障したコンバータを検出して
それをスイッチ等で並列運転から切り放すような装置を
必要しない、回路構成が簡単で小型な電源装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電源装置は、出
力電圧を検出し該検出出力に基づいて出力電圧を制御す
る電圧制御回路を有するコンバータを複数台、並列冗長
運転して負荷に電力を供給する電源装置において、各コ
ンバータの交流入力側に設けられたトランスの2次側に
直列に接続され、コンバータの出力電流を検出する電流
検出器と、該電流検出器の検出出力を取り込み、該検出
出力を自コンバータの検出出力として電圧で出力する自
己電流検出回路と、前記電流検出器の検出出力を取り込
み、該検出出力と他のコンバータの出力電流の検出出力
とを比較し、最大電流値を出力するコンバータの出力電
流値を検出値として出力する最大電流検出回路と、前記
自己電流検出回路の出力と最大電流検出回路の負出力と
を加算し、該加算出力を前記電圧制御回路の検出系に供
給する加算手段とを含んで構成される電流制御回路を有
することを特徴とする。
【0008】また本発明の電源装置は、前記複数台の各
コンバータにおいて自己電流検出回路に対して、最大電
流検出回路を逆極性にして直列接続したことを特徴とす
る。
【0009】更に本発明の電源装置は、前記複数台の各
コンバータにおいて自己電流検出回路に対して、最大電
流検出回路を逆極性にしてそれぞれ抵抗を介して並列接
続したことを特徴とする。
【0010】また本発明の電源装置は、前記電流検出器
は、カレントトランスであることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成の電源装置では、例えば図2に示すよ
うに、各コンバータのトランスT1の2次側に直列にコ
ンバータの出力電流を検出する電流検出回路10が接続
され、電流検出回路10の検出出力が最大電流検出回路
14と自己電流検出回路12に供給されるように接続さ
れている。
【0012】並列運転される各コンバータの各最大電流
検出回路が制御線CLを介して接続され、各コンバータ
において自己電流検出回路12の出力と最大電流検出回
路14の負出力とを加算するように接続されており、こ
の加算出力がコンバータの電圧制御回路に加えるように
接続されている。
【0013】各コンバータは、最大電流を出力するコン
バータの出力電流値に出力電流値を合わせるように制御
される。各コンバータは並列運転されるコンバータの中
で一番大きい出力電流値に合わせるように制御され、出
力電流の小さいコンバータの出力電流は増加し、その結
果出力電流の大きいコンバータの出力電流は減少して各
コンバータの出力電流はバランスする。
【0014】このため、並列運転されているコンバータ
の台数を負荷容量に対して1〜2台多くしておけば、あ
るコンバータが故障して出力電流が零になっても、故障
したコンバータに影響されずに残りのコンバータで負荷
電流を分担することができる。 したがって、各コンバ
ータの故障検出や切り替えスイッチも必要なく、各コン
バータに対して安定した電流バランス制御を行なうこと
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1には本発明に係る電源装置の一実施例の構成
が示されている。この実施例のコンバータは、フォワー
ド型のDC/DCコンバータである。同図において、ト
ランスT1の1次側はスイッチング素子Q1を介して直
流電圧端子1、2に接続されている。
【0016】また、スイッチング素子Q1のゲートはP
WM制御回路7を介してフォトカプラの2次側5Bに接
続されている。
【0017】一方トランスT1の2次側の一端はダイオ
ードD1、インダクタンスL1、コンデンサC1を介し
て接地されている。
【0018】更にコンデンサC1とインダクタンスL1の
直列回路に並列にダイオードD2が図示した極性で接続
されている。このような構成なので、スイッチング素子
Q1のオン、オフにより、トランスT1の2次側に得ら
れる交流電圧をダイオードD1、D2、インダクタンス
L1、コンデンサC1により整流平滑して、コンデンサ
C1の両端に直流電圧が得られる。この直流電圧を定電
圧に制御するため、以下の電圧制御回路を構成する。
【0019】電圧制御回路はコンデンサC1に並列に、
抵抗R4、フォトカプラ5A、3端子レギュレータ6か
らなる直列回路及び抵抗R1、R2、R3からなる直列
回路が接続され、抵抗R1とR2の接続点Aと3端子レ
ギュレータ6の制御端子とが接続されて構成されてい
る。
【0020】また、抵抗R1と出力端子3との間に接続
されているダイオードD3は複数台のコンバータを並列
運転した時に、あるコンバータが故障した場合に電流の
逆流を防止するために設けられている。
【0021】電圧制御回路は次のように動作する。すな
わち、例えばコンデンサC1の端子電圧が低下しようと
すると抵抗R1とR2の接続点Aにおける電圧が低下
し、3端子レギュレータ6の制御端子電圧も低下するの
で、3端子レギュレータ6のアノード、カソード間に流
れる電流は低下してフォトカプラ5A及び5B間に流れ
る電流も低下する。この結果、PWM制御回路7の出力
であるゲートパルスのオン、オフのデューティを増加し
てトランスT1の2次側電圧を増加するように働き、コ
ンデンサC1の端子電圧が低下するのを抑制する。
【0022】他方、コンデンサC1の端子電圧が上昇し
ようとすると、電圧制御回路は上述したのと逆に動作し
てPWM制御回路7のゲートパルスのオン、オフのデュ
ーティを減少させ、コンデンサC1の端子電圧が上昇す
るのを抑制して一定電圧になるように制御する。
【0023】本発明に係る電源装置ではこの電圧制御回
路に以下に説明する電流制御回路が付加されている。
【0024】電流制御回路は、トランスT1の2次側の
交流電流を検出する電流検出器10と、自己電流検出回
路12と、最大電流検出回路14と、自己電流検出回路
12の出力と最大電流検出回路14との出力との差を求
める加算回路16とを有している。
【0025】電流制御回路はトランスの2次側の交流電
流を検出する電流検出器10の出力を自己電流検出回路
12と最大電流検出回路14に与える。
【0026】最大電流検出回路14は制御線CLを有し
ており、この制御線CLを介して並列運転時に図示して
ない他のコンバータと接続されるようになっている。最
大電流検出回路14は制御線CLを介して得られる他の
コンバータの出力電流の最大値と電流検出器10の検出
出力のうち大きい方の電流値を電圧として出力するよう
に動作する。
【0027】次に加算回路16は、自己電流検出回路1
2の出力と最大電流検出回路14の出力を突き合わせて
差し引きし、その結果を電圧制御回路を構成する抵抗R
2とR3の接続点Bに印加する。
【0028】このように構成することにより、例えばこ
のコンバータの出力電流値が他のコンバータの出力電流
値より小さいときには自己電流検出回路12の出力電圧
より最大電流検出回路14の出力電圧が大きくなり、そ
の結果電圧制御回路を構成する抵抗R2とR3の接続点
Bの電圧は低下する。そのため、電圧制御回路は抵抗R
1とR2の接続点Aの電圧が低下したと判定してコンデ
ンサC1の両端間の電圧を上昇させ、その結果、このコ
ンバータの出力電流値も上昇して他のコンバータの出力
電流値に近づき、各コンバータの出力電流がバランスす
る。
【0029】次に図2に本発明に係る電源装置の他の実
施例の構成を示す。本実施例は、図1に示した実施例に
おいて自己電流検出回路12の出力電圧と最大電流検出
回路14の出力電圧を差し引く回路構成を具体的に示し
たものである。同図においてコンバータの出力端子4
(グランド)と抵抗R2とR3の接続点Bの間に抵抗R
10を介して自己電流検出回路12の出力Vjと最大電流
検出回路14の負出力Vmを加算するように両者を直列
接続することにより、自己電流検出回路12の出力Vj
から最大電流検出回路14の出力Vmを差し引きするよ
うに構成した例である。また、最大電流検出回路14と
自己電流検出回路12の接続点から制御線CLを取り出
している。
【0030】最大電流検出回路14は並列運転時に制御
線CLを介して他コンバータより得られる出力電流値と
自コンバータの電流検出器10より得られる出力電流値
の大きい方の電流値を電圧として出力するように動作す
る。
【0031】この構成では自コンバータが最大電流を出
力しているときは最大電流検出回路14の出力Vmと自
己電流検出回路12の出力Vjが等しいので抵抗R2と
R3の接続点Bに加える電圧は零であり、電圧制御回路
の動作は電流制御回路の動作の影響を受けず電圧変動が
ない。
【0032】しかし、他コンバータが最大電流を出力し
ているときは最大電流検出回路14の出力Vmが自己電
流検出回路12の出力Vjより高いので、抵抗R2とR
3の接続点Bに加える電圧は負電圧になり、電圧制御回
路の動作は電流制御回路の動作の影響を受けてコンデン
サC1の両端電圧を上昇させ、この自コンバータの出力
電流の値も上昇して他のコンバータの出力電流値に近づ
き、各コンバータの出力電流がバランスする。
【0033】以上のように動作するので、複数台のコン
バータを並列運転中に、あるコンバータが故障して出力
が零になっても、電流制御回路は、出力電流の低いコン
バータが他のコンバータに影響を与えないように構成さ
れており、コンバータの出力側にはダイオードD3が設
けられているので、電流の逆流が防止され、故障したコ
ンバータを検出してそれをスイッチ等で並列運転から切
り放すような装置を必要しない簡単なコンバータを構成
できる。
【0034】更に、演算増幅器等の高価で複雑な回路を
使用しないでカレントトランスとコンデンサ、抵抗、ダ
イオードのみの簡単な回路で電流制御回路を構成でき、
回路構成が簡単で小型なコンバータを得ることができ
る。このように構成したコンバータを負荷容量より大き
い電流を供給しうる台数のコンバータで並列冗長運転す
ることで信頼性の高い冗長運転を行なうことができる。
【0035】次に図3に本発明に係る電源装置の他の実
施例の構成を示す。本実施例はコンバータの出力端子
(グランド)4と抵抗R2とR3の接続点Bの間に抵抗
R12を介した最大電流検出回路14と抵抗R11を介
した自己電流検出回路12とを並列に接続することによ
り、自己電流検出回路12の出力Vjと最大電流検出回
路14の負出力−Vmとを加算するように構成した例で
ある。また、最大電流検出回路14の反グランド側から
制御線CLを取り出している。
【0036】最大電流検出回路14は並列運転時に制御
線CLを介して他コンバータより得られる出力電流値と
自コンバータの電流検出器10より得られる出力電流値
のうち大きい方の電流値を電圧として出力するように動
作する。この構成では自コンバータが最大電流を出力し
ているときは最大電流検出回路14の出力Vmと自己電
流検出回路12の出力Vjが等しいので抵抗R2とR3
の接続点Bに加える電圧は零であり、電圧制御回路は電
流制御回路の動作の影響を受けず、電圧変動がない。
【0037】しかし、他コンバータが最大電流を出力し
ているときは最大電流検出回路14の出力Vmが自己電
流検出回路12の出力Vjより高いので、抵抗R2とR
3の接続点Bに加える電圧は負電圧になり、電圧制御回
路は電流制御回路の動作の影響を受けてコンデンサC1
の両端電圧を上昇するように動作する。
【0038】図4には図2に示したコンバータにおける
電流制御回路の具体的構成が示されている。同図におい
てトランスT1とグランドGND間にカレントトランス
20の1次コイル20Aが直列接続され、カレントトラ
ンス20の1つの2次コイル20Bの一端と制御線CL
Iとの間にはダイオードD11を介してコンデンサC1
1と抵抗R14とからなる並列回路が接続されている。
【0039】更にコンデンサC11の正極側は抵抗R1
0を介して図2におけるB点に接続されている。この破
線で示したダイオードD11、コンデンサC11及び抵
抗R14からなる回路は図1、図2で示した自己電流検
出回路12である。
【0040】一方、カレントトランス20の他の2次コ
イル20Cの一端と制御線CLIとの間にはダイオード
D10を介してコンデンサC10と抵抗R13とからな
る並列回路が接続されており、コンデンサC10の正極
側からダイオードD12を介してグランドGNDに接続
されている。ダイオードD10、コンデンサC10、抵
抗R13及びダイオードD12からなる破線で示した回
路は図1、図2で示した最大電流検出回路14である。
【0041】最大電流検出回路14は並列運転時に制御
線CL1を介して他コンバータより得られる出力電流値
と自コンバータの電流検出器としてのカレントトランス
20より得られる出力電流値のうち大きい方の電流値を
電圧として出力するように動作する。
【0042】上記構成において、トランスT1の2次側
に流れる電流が変化すると、その電流に比例した電圧が
カレントトランス20の2次コイル20Bと20Cに発
生する。この電圧を自己電流検出回路12と最大電流検
出回路14により、各々整流平滑して最大電流検出回路
14の出力Vmと自己電流検出回路12の出力Vjを得
て自己電流検出回路12の出力Vjと最大電流検出回路
14の負出力−Vmとを加算した結果を電圧制御回路の
グランドとB点との間に加える。
【0043】図1、図2で説明したように自コンバータ
が最大電流を出力しているときは最大電流検出回路14
の出力Vmと自己電流検出回路12の出力Vjが等しい
ので図2における抵抗R2とR3の接続点Bに加える電
圧は零であり、電圧制御回路の動作は電流制御回路の動
作の影響を受けず、電圧変動がない。
【0044】しかし、他コンバータが最大電流を出力し
ているときは最大電流検出回路14の出力Vmが自己電
流検出回路12の出力Vjより高いので、抵抗R2とR
3の接続点Bに加える電圧は負電圧になり、電圧制御回
路の動作は電流制御回路の動作の影響を受けてコンデン
サC1の両端電圧を上昇させ、この自コンバータの出力
電流値も上昇して他のコンバータの出力電流値に近づ
き、各コンバータの出力電流がバランスする。
【0045】以上のように動作するので、複数台のコン
バータを並列運転中に、あるコンバータが故障して出力
が零になっても、電流制御回路は、出力電流の低いコン
バータが他のコンバータに影響を与えないように構成さ
れており、コンバータの出力端にはダイオードD3が設
けられているので、負荷側からの電流の逆流を防止で
き、従来の電源装置のように故障したコンバータを検出
してそれをスイッチ等で並列運転から切り放すような装
置を必要しない簡単なコンバータを構成できる。
【0046】更に、演算増幅器等の高価で複雑な回路を
使用しないでカレントトランスとコンデンサ、抵抗、ダ
イオードのみの簡単な回路で電流制御回路を構成でき、
特にカレントトランスを用いて絶縁することで、回路構
成が簡単で小型なコンバータを得ることができる。この
ように構成したコンバータを負荷容量より大きい電流を
供給し得る台数のコンバータを並列冗長運転することで
信頼性の高い冗長運転を行うことができる。
【0047】次に図5に図2に示した電源装置における
電流制御回路の他の実施例を示す。本実施例ではカレン
トトランス20の2次コイルをひとつで構成した例であ
り、カレントトランス20の2次コイル20Dの一端と
制御線CLIとの間にダイオードD14を介してコンデ
ンサC12と抵抗R15とからなる並列回路が接続され
ている。この後に破線で示した最大電流検出回路14と
自己電流検出回路12に分けるように構成されている。
【0048】自己電流検出回路12はコンデンサC12
の両端にダイオードD11を介してコンデンサC11と
抵抗R14からなる並列回路を接続して図示破線のよう
に構成する。コンデンサC11の正極側から抵抗R10
を介して図2における抵抗R2とR3の接続点Bに接続
する。
【0049】また、最大電流検出回路14はコンデンサ
C12の両端にダイオードD10を介してコンデンサC
10と抵抗R13とからなる並列回路を接続して図示破
線のように構成する。
【0050】更にコンデンサC10の正極側をグランド
GNDに接続し、コンデンサC12、C10、C11の
負極側は制御線CL1に接続する。
【0051】最大電流検出回路14は並列運転時に制御
線CL1を介して他コンバータより得られる出力電流値
と自コンバータの電流検出器としてのカレントトランス
20より得られる出力電流値のうち大きい方の電流値を
電圧として出力するように動作する。したがって、電流
制御回路の動作は図4に示した電流制御回路と同様に、
自コンバータより他コンバータが大きな電流を出力して
いるときは最大電流検出回路14の出力Vmが自己電流
検出回路12の出力Vjより高いので、抵抗R2とR3
の接続点Bに加える電圧は負電圧になり、電圧制御回路
の動作は電流制御回路の動作の影響を受けてコンデンサ
C1の両端電圧を上昇させ、この自コンバータの出力電
流値も上昇して他のコンバータの出力電流値に近づき、
各コンバータの出力電流がバランスする。
【0052】図6には図2に示した電源装置における電
流制御回路の他の実施例を示す。本実施例では図5の実
施例からダイオードD14、コンデンサC12、抵抗R
15を省略するように構成したものである。同図におい
て自己電流検出回路12はカレントトランス20の2次
コイル20Dの両端間にダイオードD11を介してコン
デンサC11と抵抗R14からなる並列回路を接続して
図示破線のように構成する。コンデンサC11の正極側
から抵抗R10を介して図2における抵抗R2とR3の
接続点Bに接続する。
【0053】また、最大電流検出回路14はカレントト
ランス20の2次コイル20Dの両端間にダイオードD
10を介してコンデンサC10と抵抗R13からなる並
列回路を接続して図示破線のように構成する。コンデン
サC10の正極側はグランドGNDに抵抗R16を介し
て接続され、コンデンサC10、C11の負極側は制御
線CL1に接続されている。
【0054】最大電流検出回路14は並列運転時に制御
線CL1を介して他コンバータより得られる出力電流値
と自コンバータの電流検出器としてのカレントトランス
20より得られる出力電流値のうち大きい方の電流値を
電圧として出力するように動作する。したがって、その
動作は図5に示した電流制御回路と同様に、自コンバー
タより他コンバータが大きな電流を出力しているときは
最大電流検出回路14の出力Vmが自己電流検出回路1
2の出力Vjより高いので、抵抗R2とR3の接続点B
に加える電圧は負電圧になり、電圧制御回路の動作は電
流制御回路の動作の影響を受けてコンデンサC1の両端
電圧を上昇させ、この自コンバータの出力電流値も上昇
して他のコンバータの出力電流値に近づき、各コンバー
タの出力電流がバランスする。なお、抵抗R16はカレ
ントトランス20の出力インピーダンスが大きいときに
必要であるが、その出力インピーダンスが小さい時には
無くとも動作し得る。
【0055】次に図7には図3に示した電源装置におけ
る電流制御回路の具体的構成が示されている。同図にお
いてトランスT1の2次側とグランドGND間にカレン
トトランス20の1次コイル20Aが直列接続され、カ
レントトランス20の1つの2次コイル20Bの両端間
には図示の極性でダイオードD11を介してコンデンサ
C11と抵抗R14とからなる並列回路が接続されてい
る。
【0056】更にコンデンサC11の負極側はダイオー
ドD13を介して制御線CL1に接続され、更にダイオ
ードD13のアノードは抵抗R12を介して図2におけ
るB点に接続されている。この破線で示したダイオード
D11、D14、コンデンサC11、抵抗R14とから
なる回路は図1、図3で示した最大電流検出回路14で
ある。
【0057】最大電流検出回路14は並列運転時に制御
線CL1を介して他コンバータより得られる出力電流値
と自コンバータの電流検出器としてのカレントトランス
20より得られる出力電流値のうち大きい方の電流値を
電圧として出力するように動作する。
【0058】一方、カレントトランス20の他の2次コ
イル20Cの両端間にはダイオードD10を介してコン
デンサC10と抵抗R13とからなる並列回路が接続さ
れ、コンデンサC10の正極側はダイオードD12と抵
抗R11を介して図2におけるB点に接続されている。
この破線で示したダイオードD10、D12、コンデン
サC10、抵抗R13からなる回路は図1、図3で示し
た自己電流検出回路12である。
【0059】また、コンデンサC10の負極側とコンデ
ンサC11の正極側(カレントトランス20の2次コイ
ル20Bの一方と20Cの一方)とが接続され、この接
続点はグランドGNDに接続されている。
【0060】上記構成においてトランスT1の2次側に
流れる電流が変化すると、その電流に比例した電圧がカ
レントトランス20の2次コイル20Bと20Cに発生
する。この電圧を自己電流検出回路12と最大電流検出
回路14により、各々整流平滑して最大電流検出回路1
4の出力Vmと自己電流検出回路12の出力Vjを得て
自己電流検出回路12の出力Vjと最大電流検出回路1
4の負出力−Vmとを加算した結果を電圧制御回路のグ
ランドとB点との間に加える。
【0061】図1、図3で説明したように自コンバータ
が最大電流を出力しているときは最大電流検出回路14
の出力Vmと自己電流検出回路12の出力Vjが等しい
ので図3における抵抗R2とR3の接続点Bに加える電
圧は零であり、電圧制御回路の動作は電流制御回路の動
作の影響を受けず、電圧変動がない。
【0062】しかし、他コンバータが自コンバータより
大きな電流を出力しているときは最大電流検出回路14
の出力Vmが自己電流検出回路12の出力Vjより高い
ので、抵抗R2とR3の接続点Bに加える電圧は負電圧
になり、電圧制御回路の動作は電流制御回路の動作の影
響を受けてコンデンサC1の両端電圧を上昇させ、この
自コンバータの出力電流値も上昇して他のコンバータの
出力電流値に近づき、各コンバータの出力電流がバラン
スする。
【0063】次に図8に図3に示した電源装置における
電流制御回路の他の実施例の構成を示す。本実施例では
カレントトランス20の2次コイルをひとつで構成した
例であり、カレントトランス20の2次コイル20Dの
両端間に最大電流検出回路14と自己電流検出回路12
を並列に接続する。
【0064】最大電流検出回路14はカレントトランス
20の2次コイル20Dの一端とグランドGNDとの間
にダイオードD11を介してコンデンサC11と抵抗R
14とからなる並列回路が接続され、コンデンサC11
の負極側からダイオードD13を介して制御線CL1に
接続されるように構成されている。
【0065】更にダイオードD13のアノードは、抵抗
R12を介して図2におけるB点に接続されている。こ
の破線で示したダイオードD11、D14、コンデンサ
C11、抵抗R14からなる回路は図1、図3で示した
最大電流検出回路14である。
【0066】最大電流検出回路14は並列運転時に制御
線CL1を介して他コンバータより得られる出力電流値
と自コンバータの電流検出器としてのカレントトランス
20より得られる出力電流値のうち大きい方の電流値を
電圧として出力するように動作する。
【0067】一方、カレントトランス20の2次コイル
20Dの一端とグランドGNDとの間にはダイオードD
10を介してコンデンサC10と抵抗R13とからなる
並列回路が接続され、コンデンサC10の正極側からダ
イオードD12、抵抗R11を介して図3におけるB点
に接続されている。この破線で示したダイオードD1
0、D12、コンデンサC10、抵抗R13からなる回
路は図1、図3で示した自己電流検出回路12である。
また、コンデンサC10の負極側とコンデンサC11の
正極側はグランドGNDに接続されている。
【0068】上記構成において、トランスT1の2次側
の電流が変化すると、その電流に比例した電圧がカレン
トトランスCT1の2次コイルCT-2に発生する。こ
の電圧を自己電流検出回路12と最大電流検出回路14
により、各々整流平滑して最大電流検出回路14の出力
Vmと自己電流検出回路12の出力Vjを得て自己電流
検出回路12の出力Vjと最大電流検出回路14の負出
力−Vmとを加算した結果を電圧制御回路のグランドと
B点との間に加える。
【0069】図3で説明したように自コンバータが最大
電流を出力しているときは最大電流検出回路14の出力
Vmと自己電流検出回路12の出力Vjが等しいので図
3における抵抗R2とR3の接続点Bに加える電圧は零
であり、電圧制御回路の動作は電流制御回路の動作の影
響を受けず、電圧変動がない。
【0070】しかし、他コンバータが自コンバータより
大きな電流を出力しているときは最大電流検出回路14
の出力Vmが自己電流検出回路12の出力Vjより高い
ので、抵抗R2とR3の接続点Bに加える電圧は負電圧
になり、電圧制御回路の動作は電流制御回路の動作の影
響を受けてコンデンサC1の両端電圧を上昇させ、この
自コンバータの出力電流値も上昇して他のコンバータの
出力電流値に近づき、各コンバータの出力電流がバラン
スする。
【0071】次に図9に図3に示した電源装置における
電流制御回路の他の実施例の構成を示す。本実施例では
図8に示した電流制御回路の構成単純化したものであ
る。
【0072】同図においてカレントトランス20の2次
コイル20Dの両端間にダイオードD14を介してコン
デンサC12が接続され、更にコンデンサC12の両端
間に並列に自己電流検出回路12と最大電流検出回路1
4とが直列に接続されている。すなわち、自己電流検出
回路12用コンデンサC10と最大電流検出回路14用
コンデンサC11、抵抗R13と抵抗R14が、それぞ
れ直列接続されたものがコンデンサC12の両端に並列
接続されている。
【0073】またコンデンサC10とコンデンサC1
1、抵抗R13と抵抗R14のそれぞれの接続点がグラ
ンドGNDに接続されている。更に自己電流検出回路1
2のコンデンサC10の正極側はダイオードD12と抵
抗R11を介して図3における抵抗R2と抵抗R3の接
続点Bに接続されている。
【0074】一方、最大電流検出回路14のコンデンサ
C11の負極側はダイオードD13と抵抗R12を介し
て図3における抵抗R2と抵抗R3の接続点Bに接続さ
れている。また、ダイオードD13と抵抗R12の接続
点は制御線CL1に接続されている 最大電流検出回路14は並列運転時に制御線CL1を介
して他コンバータより得られる出力電流値と自コンバー
タの電流検出器としてのカレントトランス20より得ら
れる出力電流値のうち大きい方の電流値を電圧として出
力するように動作する。したがって、その動作は図8の
回路と同様に、自コンバータより他コンバータが大きな
電流を出力しているときは最大電流検出回路14の出力
Vmが自己電流検出回路12の出力Vjより高いので、
抵抗R2とR3の接続点Bに加える電圧は負電圧にな
り、電圧制御回路の動作は電流制御回路の動作の影響を
受けてコンデンサC1の両端電圧を上昇させ、この自コ
ンバータの出力電流値も上昇して他のコンバータの出力
電流値に近づき、各コンバータの出力電流がバランスす
る。
【0075】図10は図6に示した電流制御回路を用い
てコンバータを2台、並列接続した場合の回路構成を示
す。同図において1点鎖線は各コンバータ30、40を
示している。各コンバータ30、40の主回路の構成は
図2と同じであり、その1部を省略している。図中点線
は並列運転の配線を示しており、負荷50に両コンバー
タ30、40の出力端子3、4を接続して並列運転する
ように構成されている。 また、各コンバータ30、4
0の出力電流バランス制御を行なうために各コンバータ
30、40の制御線CL1同士が接続されている。各コ
ンバータ30、40を構成する各要素の記号は図2及び
図6に示した要素と同一のものについては同一の記号を
付してある。
【0076】コンバータ30、40の最大電流検出回路
14は互いに制御線CL1とグランドGNDを介して並
列接続され、他コンバータのコンデンサC10と自コン
バータのコンデンサC10が並列接続されるので、コン
デンサC10の両端電圧が大きい方のコンバータのコン
デンサC10の両端電圧に最大電流検出回路14の出力
が等しくなる。この結果このコンデンサC10の両端電
圧と自己のコンバータのコンデンサC11の両端電圧を
比較し、自己のコンバータのコンデンサC10の両端電
圧が小さい場合はグランドGNDに対して自己のコンバ
ータの電圧制御用の抵抗R2と抵抗R3の接続点Bの電
圧が低くなり、その結果電圧制御回路の出力電圧の検出
点であるA点の電圧も下がるので、電圧制御回路はコン
バータの出力電圧が低下したと判断して自コンバータの
出力電圧を上げるように動作し、自己のコンバータの負
荷30に対する電流分担を増加する。
【0077】一方、自己のコンバータのコンデンサC1
0の両端電圧が大きい場合は自コンバータのコンデンサ
C10の両端電圧とコンデンサC11の両端電圧が等し
いため、電圧制御回路のB点の電圧は変化せず、電流制
御回路の動作には影響を与えない。
【0078】以上のように最大電流を出力しているコン
バータに各コンバータの出力電流を合わせるように動作
するので、その結果各コンバータの出力電流はバランス
する。以上のように動作するので、複数台のコンバータ
が並列運転中に、あるコンバータが故障して出力が零に
なっても、各コンバータにおける電流制御回路は、出力
電流の低いコンバータが他のコンバータに影響を与えな
いように構成されており、各コンバータの出力側にはダ
イオードD3が設けられているので、負荷50側からの
電流の逆流が防止され、従来の電源装置のように故障し
たコンバータを検出してそれをスイッチ等で他のコンバ
ータとの並列運転から切り放すような装置を必要しない
簡単なコンバータを構成できる。
【0079】さらに、演算増幅器等の高価で複雑な回路
を使用しないでカレントトランスとコンデンサ、抵抗、
ダイオードのみの簡単な回路で電流制御回路を構成で
き、回路構成が簡単で小型なコンバータを得ることがで
きる。このように構成したコンバータを負荷容量より大
きい電流を供給し得る台数で並列冗長運転することによ
り電源装置を高い信頼性で冗長運転を行なうことができ
る。
【0080】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
複数のコンバータの各出力電流を検出し、それらのなか
で最大の出力電流に各コンバータの出力電流を合わせる
ようにした最大電流制御方式を簡単な回路部品と簡単な
回路構成で実現できる。
【0081】したがって、並列運転中の複数のコンバー
タの中に故障して出力電流が零になったコンバータが含
んでいても、故障したコンバータを検出してそれをスイ
ッチ等で並列運転から切り放すような装置を必要とせ
ず、そのままの状態で残りのコンバータで負荷に供給す
る電流を分担することができる。
【0082】さらにこのコンバータを負荷容量より大き
い電流を供給し得る台数で並列冗長運転することにより
電源装置を高い信頼性で冗長運転を行なうことができる
達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源装置に用いられるコンバータ
の一実施例の構成を示す回路図である。
【図2】図1に示したコンバータの具体的構成を示す回
路図である。
【図3】本発明に係る電源装置に用いられるコンバータ
の他の実施例の構成を示す回路図である。
【図4】図2に示した電流制御回路の一実施例の具体的
構成を示す回路図である。
【図5】図2に示した電流制御回路の他の実施例の具体
的構成を示す回路図である。
【図6】図2に示した電流制御回路の他の実施例の具体
的構成を示す回路図である。
【図7】図3に示した電流制御回路の一実施例の具体的
構成を示す回路図である。
【図8】図3に示した電流制御回路の他の実施例の具体
的構成を示す回路図である。
【図9】図3に示した電流制御回路の他の実施例の具体
的構成を示す回路図である。
【図10】本発明に係る電源装置の一実施例の具体的構
成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 直流電圧端子 2 直流電圧端子 3 出力端子 4 出力端子 5A ホトカプラ 5B ホトカプラ 6 3端子レギュレータ 7 PWM制御回路 10 電流検出器 12 自己電流検出回路 14 最大電流検出回路 16 加算回路 20 カレントトランス 20A 1次コイル 20B 2次コイル 20C 2次コイル 20D 1次コイル 30 コンバータ 40 コンバータ 50 負荷 T1 トランス Q1 スイッチング素子 D1 ダイオード D2 ダイオード D3 ダイオード L1 インダクタンス C1 コンデンサ C10 コンデンサ C11 コンデンサ C12 コンデンサ R1 抵抗 R2 抵抗 R3 抵抗 R4 抵抗 R11 抵抗 R12 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菜花 章 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 阿部 泰男 岩手県水沢市真城字北野1番地 株式会社 日立水沢エレクトロニクス内 (72)発明者 藤川 克美 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力電圧を検出し該検出出力に基づいて
    出力電圧を制御する電圧制御回路を有するコンバータを
    複数台、並列冗長運転して負荷に電力を供給する電源装
    置において、 各コンバータの交流入力側に設けられたトランスの2次
    側に直列に接続され、コンバータの出力電流を検出する
    電流検出器と、 該電流検出器の検出出力を取り込み、該検出出力を自コ
    ンバータの検出出力として電圧で出力する自己電流検出
    回路と、 前記電流検出器の検出出力を取り込み、該検出出力と他
    のコンバータの出力電流の検出出力とを比較し、最大電
    流値を出力するコンバータの出力電流値を検出値として
    出力する最大電流検出回路と、 前記自己電流検出回路の出力と最大電流検出回路の負出
    力とを加算し、該加算出力を前記電圧制御回路の検出系
    に供給する加算手段とを含んで構成される電流制御回路
    を有することを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記複数台の各コンバータにおいて自己
    電流検出回路に対して、最大電流検出回路を逆極性にし
    て直列接続したことを特徴とする請求項1に記載の電源
    装置。
  3. 【請求項3】 前記複数台の各コンバータにおいて自己
    電流検出回路に対して、最大電流検出回路を逆極性にし
    てそれぞれ抵抗を介して並列接続したことを特徴とする
    請求項1に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記電流検出器は、カレントトランスで
    あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の電源装置。
JP02498995A 1995-02-14 1995-02-14 電源装置 Expired - Fee Related JP3268482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02498995A JP3268482B2 (ja) 1995-02-14 1995-02-14 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02498995A JP3268482B2 (ja) 1995-02-14 1995-02-14 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08223798A true JPH08223798A (ja) 1996-08-30
JP3268482B2 JP3268482B2 (ja) 2002-03-25

Family

ID=12153397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02498995A Expired - Fee Related JP3268482B2 (ja) 1995-02-14 1995-02-14 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3268482B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013031265A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Ntt Data Intellilink Corp 電源供給システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013031265A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Ntt Data Intellilink Corp 電源供給システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3268482B2 (ja) 2002-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5768117A (en) Power supply system for supplying electric power to a load through plural converters
JP2679868B2 (ja) パワーコンバータ装置
US7236381B2 (en) Current balancing circuit
JP3559645B2 (ja) スイッチング電源装置
JP3051192U (ja) コンデンサ調節式可制御電圧電流電源回路
US6111763A (en) Switching power supply
KR20210055415A (ko) 모듈러 멀티레벨 컨버터
JP3268482B2 (ja) 電源装置
JPH10225126A (ja) 電源装置
JPH11206116A (ja) 定電圧定電流電源装置
JPH08289468A (ja) 並列運転用直流電源
JP3254667B2 (ja) スイッチング電源制御装置
JPS61244271A (ja) スイツチングレギユレ−タ
JP2500877B2 (ja) 電源装置
AU721649B2 (en) Switched-mode power supply arrangement
JPH0946929A (ja) 無停電電源装置
JPH0956156A (ja) レギュレータ回路およびそのレギュレータ回路を用いた多出力スイッチング電源装置
JP3145307B2 (ja) 多出力型電源装置
JPS5837717A (ja) 電源装置の出力保持時間補償回路
JPH0750871Y2 (ja) 直流安定化電源の並列運転制御装置
JP3033721B2 (ja) 出力電流モニタ方式
JP4240849B2 (ja) 電源装置およびこれを用いた電源モジュール
JP2001057779A (ja) スイッチング電源装置
JP2994174B2 (ja) 電源並列運転方式
JPH05928B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees