JP2013031265A - 電源供給システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する直流電圧変換装置のうちの任意の1単位は、自己を除く他の直流電圧変換装置から他の直流電圧変換装置における第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
任意の1単位は、自己の第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報と、他の直流電圧変換装置における第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報と、複数の直流電圧変換装置の総単位数を基に、任意の1単位が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段により複数の直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定する。
【選択図】図1
Description
しかしながら、この方式では、コンバータとインバータにより電力損失が発生し効率が悪化する。
特許文献1では、コンバータの出力をインバータを介しないで直接負荷に供給することで、インバータ損失を無くすとしている。しかしながら、常時コンバータを動作させ負荷に電力を供給するため、このコンバータ電力損失も大きい。
このコンバータは単なる整流回路ではなく、出力電圧の安定化精度を高めるため制御回路を必要とし高価であり電力損失も大きい。
特許文献1では、コンバータの出力電圧でバッテリーを常時フローティング充電するため、バッテリー寿命の観点から、高精度なバッテリー充電電圧管理のためのコンバータ電圧制御が必要であり、さらに高価となる。
「当分野で要請されている電力管理アプローチは、データ・センタ/アプリケーション・システムの電力消費を集中式に管理することができ、しかもアプリケーション稼働中の集中電力管理設計をアプリケーション開発段階に提示することができるように、アプリケーション開発用の電力管理インタフェースを提供することができるというものである。」
「前述の問題を解決するため、本発明の集中電力管理方法及びシステム、装置側エージェント及び集中電力管理コントローラは、複数の装置の電力管理能力を集中式に登録し且つ前記複数の装置の稼働ステータスをモニタすることにより、前記複数の装置の適切な電力管理ポリシをリアル・タイムで決定し、さらに当該ポリシを使用することにより前記複数の装置の稼働ステータスを制御することを通して、電力を節約するという目標を達成するために前記複数の装置の集中電力管理を実装する。」
(1)請求項1に係る電源供給システムは、
第1直流電位を入力し、該第1直流電位より低電位である第2直流電位を出力する複数の直流電圧変換装置を備え、
前記複数の直流電圧変換装置から前記第2直流電位が出力されるとき、該第2直流電位が同一極性略同一電位で統合されて外部へ供給されるべく構成され、
前記複数の直流電圧変換装置において、出力電力及び/又は出力電流管理手段を任意に有し、
前記出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する前記直流電圧変換装置のうちの任意の1単位は、自己を除く他の前記直流電圧変換装置から該他の直流電圧変換装置における前記第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記任意の1単位は、自己の前記第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報と、前記他の直流電圧変換装置における前記第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の直流電圧変換装置の総単位数を基に、該任意の1単位が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段により前記複数の直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする。
(2)請求項2に係る電源供給システムは、
第1直流電位を入力し、該第1直流電位より低電位である第2直流電位を出力する複数の直流電圧変換装置と、出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する管理装置1と、を備え、
前記複数の直流電圧変換装置から前記第2直流電位が出力されるとき、該第2直流電位が同一極性略同一電位で統合されて外部へ供給されるべく構成され、
前記管理装置1は、前記複数の直流電圧変換装置から前記第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記管理装置1は、前記出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の直流電圧変換装置の総単位数を基に、自己が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段により前記複数の直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする。
(3)請求項3に係る電源供給システムは、
第1直流電位を入力し、該第1直流電位より低電位である第2直流電位を出力する複数の直流電圧変換装置と、出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する管理装置2と、を備え、
前記複数の直流電圧変換装置から前記第2直流電位が出力されるとき、該第2直流電位が同一極性略同一電位で統合されて供給されるべく構成され、
前記管理装置2は、前記複数の直流電圧変換装置から前記第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記管理装置2は、前記出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の直流電圧変換装置の総単位数を基に、自己が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段及び/又は外部の人為的作為の指令により、前記複数の直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする。
(4)請求項4に係る電源供給システムは、請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記出力電力及び/又は出力電流管理手段は、前記複数の直流電圧変換装置が出力する総出力電力を該複数の直流電圧変換装置の1単位あたりの標準供給電力で除した値の整数部を商とし該値の端数部を余とし、該余が所定値1以上のとき該余を1とし、該余が該所定値1未満のとき該余を0として、該商と該余と所定値2を加算した値を前記直流電圧変換装置の動作数とすることを特徴とする
(5)請求項5に係る電源供給システムは、請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記出力電力及び/又は出力電流管理手段は、前記複数の直流電圧変換装置が出力する総出力電流を該複数の直流電圧変換装置の1単位あたりの標準供給電流で除した値の整数部を商とし該値の端数部を余とし、該余が所定値1以上のとき該余を1とし、該余が該所定値1未満のとき該余を0として、該商と該余と所定値2を加算した値を前記直流電圧変換装置の動作数とすることを特徴とする。
(6)請求項6に係る電源供給システムは、
交流電位を入力し、該交流電位より低電位である直流電位を出力する複数の交流直流電圧変換装置を備え、
前記複数の交流直流電圧変換装置から前記直流電位が出力されるとき、該直流電位が同一極性略同一電位で統合されて外部へ供給されるべく構成され、
前記複数の交流直流電圧変換装置において、出力電力及び/又は出力電流管理手段を任意に有し、
前記出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する前記交流直流電圧変換装置のうちの任意の1単位は、自己を除く他の前記交流直流電圧変換装置から該他の交流直流電圧変換装置における前記直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記任意の1単位は、自己の前記直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報と、前記他の交流直流電圧変換装置における前記直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の交流直流電圧変換装置の総単位数を基に、該任意の1単位が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段により前記複数の交流直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする。
(7)請求項7に係る電源供給システムは、
交流電位を入力し、該交流電位より低電位である直流電位を出力する複数の交流直流電圧変換装置と、出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する管理装置1と、を備え、
前記複数の交流直流電圧変換装置から前記直流電位が出力されるとき、該直流電位が同一極性略同一電位で統合されて外部へ供給されるべく構成され、
前記管理装置1は、前記複数の交流直流電圧変換装置から前記直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記管理装置1は、前記出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の交流直流電圧変換装置の総単位数を基に、自己が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段により前記複数の交流直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする。
(8)請求項8に係る電源供給システムは、
交流電位を入力し、該交流電位より低電位である直流電位を出力する複数の交流直流電圧変換装置と、出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する管理装置2と、を備え、
前記複数の交流直流電圧変換装置から前記直流電位が出力されるとき、該直流電位が同一極性略同一電位で統合されて供給されるべく構成され、
前記管理装置2は、前記複数の交流直流電圧変換装置から前記直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記管理装置2は、前記出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の交流直流電圧変換装置の総単位数を基に、自己が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段及び/又は外部の人為的作為の指令により、前記複数の交流直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする。
(9)請求項9に係る電源供給システムは、請求項6〜8のいずれかにおいて、
前記出力電力及び/又は出力電流管理手段は、前記複数の交流直流電圧変換装置が出力する総出力電力を該複数の交流直流電圧変換装置の1単位あたりの標準供給電力で除した値の整数部を商とし該値の端数部を余とし、該余が所定値1以上のとき該余を1とし、該余が該所定値1未満のとき該余を0として、該商と該余と所定値2を加算した値を前記交流直流電圧変換装置の動作数とすることを特徴とする。
(10)請求項10に係る電源供給システムは、請求項6〜8のいずれかにおいて、
前記出力電力及び/又は出力電流管理手段は、前記複数の交流直流電圧変換装置が出力する総出力電流を該複数の交流直流電圧変換装置の1単位あたりの標準供給電流で除した値の整数部を商とし該値の端数部を余とし、該余が所定値1以上のとき該余を1とし、該余が該所定値1未満のとき該余を0として、該商と該余と所定値2を加算した値を前記交流直流電圧変換装置の動作数とすることを特徴とする。
(11)請求項11に係る電源供給システムは、請求項1〜5のいずれかにおいて、
第1三相交流を整流し、第1整流電位を出力する整流回路を含む第1整流部と、
前記第1三相交流と位相が相違する第2三相交流を整流し、第2整流電位を出力する整流回路を含む第2整流部と、
複数の二次電池が直列接続された二次電池群1と、を備え、
前記第1整流部の一方の極性の電位1、前記第2整流部の一方の極性の電位2及び前記二次電池群1の一方の極性の電位3は該電位3に順方向接続された整流素子を介して統合されるべく構成され、
前記第1整流部の他方の極性の電位出力端、前記第2整流部の他方の極性の電位出力端及び前記二次電池群1の他方の極性の電位出力端は結合され、
前記電位1及び/又は前記電位2の電位が、前記電位3から前記整流素子の順方向電圧降下を減じた電位4を超えるとき、該電位1及び/又は電位2が前記第1直流電位として前記複数の直流電圧変換装置に印加され、該電位1及び該電位2の電位が該電位4の電位未満のとき、該電位4が該第1直流電位として該複数の直流電圧変換装置に印加されることを特徴とする。
(12)請求項12に係る電源供給システムは、請求項1〜5のいずれかにおいて、
交流電流を整流し、整流電位を出力する整流回路を含む第3整流部と、
複数の二次電池が直列接続された二次電池群1と、を備え、
前記第3整流部の一方の極性の電位5及び前記二次電池群1の一方の極性の電位6は該電位6に順方向接続された整流素子を介して統合されるべく構成され、
前記第3整流部の他方の極性の電位出力端及び前記二次電池群2の他方の極性の電位出力端は結合され、
前記電位5の電位が、前記電位6から前記整流素子の順方向電圧降下を減じた電位7を超えるとき、該電位5が前記第1直流電位として前記複数の直流電圧変換装置に印加され、該電位5電位が該電位7の電位未満のとき、該電位7が該第1直流電位として該複数の直流電圧変換装置に印加されることを特徴とする。
(13)請求項13に係る電源供給システムは、請求項6〜10のいずれかにおいて、
三相交流を整流し、整流電位を出力する整流回路を含む整流部1と、
複数の二次電池が直列接続された二次電池群2と、を備え、
前記整流部1の一方の極性の電位1及び前記二次電池群2の一方の極性の電位2は統合されるべく構成され、
前記整流部1の他方の極性の電位出力端及び前記二次電池群2の他方の極性の電位出力端は結合され、
前記電位1は、前記二次電池群1を充電し、かつ、直流交流変換装置に印加され、又は、該電位1が前記電位2未満のとき、該電位2は該直流交流変換装置に印加され、
前記直流交流変換装置は、前記電位1又は電位2が印加されることにより三相交流電位を出力すべく構成され、
前記三相交流電位が前記交流電位として前記複数の交流直流電圧変換装置に印加されることを特徴とする。
(14)請求項14に係る電源供給システムは、請求項6〜10のいずれかにおいて、
単相交流を整流し、整流電位を出力する整流回路を含む整流部2と、
複数の二次電池が直列接続された二次電池群2と、を備え、
前記整流部2の一方の極性の電位3及び前記二次電池群2の一方の極性の電位4は統合されるべく構成され、
前記整流部2の他方の極性の電位出力端及び前記二次電池群2の他方の極性の電位出力端は結合され、
前記電位3は、前記二次電池群2を充電し、かつ、直流交流変換装置に印加され、又は、該電位3が前記電位4未満のとき、該電位4は該直流交流変換装置に印加され、
前記直流交流変換装置は、前記電位3又は電位4が印加されることにより単相交流電位を出力すべく構成され、
前記単相交流電位が前記交流電位として前記複数の交流直流電圧変換装置に印加されることを特徴とする。
(B)本発明による電源供給システムは、本発明による電源供給システムは、交流直流電圧変換装置の任意の1単位又は管理装置が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段により、複数の交流直流電圧変換装置における出力電力及び/又は出力電流情報と、複数の交流直流電圧変換装置の総単位数を基に、複数の交流直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定し、複数の交流直流電圧変換装置の稼働効率の良い動作点で動作させ、複数の交流直流電圧変換装置全体の稼働効率を高める。
(1−1)システム構成
図1は、本発明による第1の実施の形態である電源供給システムの全体の基本的原理を示す模式的ハードウェアシステム構成図である。
なお、本発明の基本部分に関係しない付帯的要素は図1において割愛しているが、明細書にて文言上で説明する。
以下、図1を参照して、本発明の電源供給システムの第1の実施の形態であるハードウェアシステム構成要素を説明する。
コンバータCn1には、符号C及び符号Aが表示されている。符号Cは、正極電位出力端、符号Aは負極電位出力端を表す。これらの出力端をそれぞれ、正極電位出力端C、負極電位出力端Aと称す。
符号Ba1は、複数の二次電池が直列接続された二次電池群1の並列接続集合体を表し、二次電池集合体Ba1と称す。
二次電池集合体Ba1には、符号P及び符号Nが表示されている。符号Pは、正極電位出力端、符号Nは負極電位出力端を表す。これらの出力端をそれぞれ、正極電位出力端P、負極電位出力端Nと称す。
符号Rcで示される枠で囲まれた符号PU1は、第1直流電位を入力し、該第1直流電位より低電位である第2直流電位を出力する複数の直流電圧変換装置で構成される集中電源を表し、パワーユニットPU1と称す。
符号Rcで示される枠で囲まれた符号Ld(1)〜Ld(n)は、外部の要素である直流動作サーバを表し、個別に総称する場合、負荷Ld又は外部の負荷Ld、複数の場合は負荷群Ld又は外部の負荷群Ldと称す。
なお、外部のとは、本発明外の要素を意味する。以下も同様とする。
符号Rcは、サーバなどを収容するラックを表し、ラックRcと称す。
符号HVDCLiは、コンバータCn1から出力される脈流直流電流を伝送する電流路を表し、電流路HVDCLiと称す。
符号Pは、二次電池群1の一方の極性(正極)、符号Nは、二次電池群1の他方の極性(負極)を表し、それぞれ、一方の極性P、他方の極性Nとも称す。
次に、図2を参照して、本発明の電源供給システムの第1の実施の形態の一部であるハードウェアシステム構成及び回路図を説明する。
図2は、図1に示された一部であるコンバータCn1を収容するラックRc−R及び二次電池集合体Ba1の内部を示す。
二次電池B(1)は、複数個直列接続されて必要な電位を出力する。二次電池B(1)〜B(k+1)は、二次電池B(1)と同一のものから複数列構成されている。
さらに、破線で囲まれたDGで示される整流素子の並列集合体は、整流素子群DGと称し、ダイオードD(1)〜D(k+1)から構成される。
二次電池集合体Ba1は、整流素子群DGを含み、二次電池集合部BGは、これを含まない。
次に、図3を参照して、本発明の電源供給システムの第1の実施の形態の一部である整流部Rect(1)〜Rect(j+1)の回路構成を説明する。
図3は、図2の整流部Rect(1)〜Rect(j+1)のうち任意の1個の回路の一部を具体的回路図で示したものである。
整流部Rect(1)〜Rect(j+1)は、いずれも同一回路である。
図3において、三相交流3φ1に接続されているものを整流部Rect1、三相交流3φ2に接続されているものを整流部Rect2と称し、これらを総称して整流部Rectと称す。いずれも破線で囲まれて示される・
図3では、整流部Rect1(第1整流部)と整流回路Rcir1、整流部Rect2(第2整流部)と整流回路Rcir2は同一である。整流回路が並列接続されていない状態である。並列接続は図4で説明する。
整流部Rect1(第1整流部)からは、第1整流電位を出力し、整流部Rect2(第2整流部)からは、第2整流電位を出力する。
図4を参照して、本発明の電源供給システムの第1の実施の形態の一部である図2で示されるラックRc−R内部のRect(1)を例として、整流回路の並列接続回路を説明する。
なお、図2に示されるように整流部Rect(1)〜Rect(j+1)を並列接続されるため、図3の符号Rect1で示される整流部Rect1の回路を、図4に示すように、符号3φで示される三相交流3φと、符号Rcir1−1で示される整流回路Rcir1−1との間に、符号L1〜L3で示されるインダクターL1、L2及びL3を挿入する。
なお、三相交流3φは、三相交流3φ1と三相交流3φ2を総称し、両者のいずれでもよい。
図4において、インダクターL1〜L3とインダクターL4〜L6により、整流回路Rcir1−1と整流回路Rcir1−2が並列接続される。
図3は、整流回路Rcir1、整流回路Rcir2を並列接続していないが、図4により、三相交流3φ1に整流回路Rcir1−1と整流回路Rcir1−2の様に並列接続し、同様に、三相交流3φ2にも整流回路Rcir2−1と整流回路Rcir2−2の様に並列接続できる。(図4には、三相交流3φ2、整流回路Rcir2−1、整流回路Rcir2−2は図示されていないが、図3と図4を合成した場合を想定)
なお、この並列接続は、負荷の電力需要に応じて、制限なく増設できる。
図5を参照して、本発明の電源供給システムの第1の実施の形態の一部である図1で示されるラックRcの内部を説明する。
直流電圧変換装置ConvXd(+1)を予備装置としたが、予備装置と通常装置の区別はない。予備装置も通常装置と同様に動作している。予備装置と通常装置を人間が区別する必要はない。
直流電圧変換装置Conv1d〜Conv5dは、5装置とは限らない一例である。予備装置も1とは限らない、複数あっても良い。
負荷群Ldを上下に分ける理由は、最短電流路で、負荷Ldに電流を供給するため。
なお、ラックRc内には、パワーユニットPU1と負荷であるサーバが実装されているので、ラックRcは、電流路HVDCLiの出力端に複数接続できる。
また、図1におけるコンバータCn1の整流部と二次電池集合体Ba1の二次電池群1を増設できるので、ラックRcの台数も三相交流電源の電力許容範囲で、増設可能である。
図1において、コンバータCn1の電力入力部には、三相交流3φ1、三相交流3φ2が、それぞれ電流路3φ1in、電流路3φ2inを介して入力され、コンバータCn1の正極電位出力端Cに正極電位を出力し、負極電位出力端Aに負極電位を出力する。
次に、図2を参照して、本発明の電源供給システムの第1の実施の形態の一部であるハードウェアシステム構成要素の接続関係を説明する。
電流路3φ1inが三相交流3φ1(スター)を供給し、電流路3φ2inが三相交流3φ2(デルタ)を供給する。
整流素子群DGは、コンバータCn1の正極電位出力端C、負極電位出力端Aの電位により二次電池集合部BGが正極電位出力端P、負極電位出力端Nを介して充電されないために存在する。
次に、図3を参照して、本発明の電源供給システムの第1の実施の形態の一部である整流部Rect(1)〜Rect(j+1)の回路構成要素の接続関係を説明する。
次に、図4を参照して、本発明の電源供給システムの第1の実施の形態の一部である整流部Rectの整流回路回路Rcir1、整流回路回路Rcir2の構成要素の接続関係を説明する。
図2に示されるように整流部Rect(1)〜Rect(j+1)を並列接続させるため、図4に示すように、整流回路Rcir1−1のダイオードD1〜D3のそれぞれのアノードとダイオードD4〜D6のそれぞれのカソードの接続部と三相交流3φの各相の伝送線間にインダクターL1〜L3をそれぞれ挿入する。
次に、図5を参照して、本発明の電源供給システムの第1の実施の形態の一部であるパワーユニットPU1と外部の負荷の構成要素の接続関係を説明する。
図示しないが、直流電圧変換装置Conv1d〜Conv5d及びConvXd(+1)の電力入力部には、電流路HVDCLiから高圧直流が給電される構成となっている。
図5では、バスバーBBL1とバスバーBBL2の組と負荷Ld(1)の接続に符号UCが表示されているが、バスバーBBR1とバスバーBBR2の組からも符号UCで表示される個別コネクタUCで、負荷Ld(1)〜Ld(n)の左右いずれからでも接続可能とされる構成である。
すなわち、低電圧、たとえば、略12Vで給電するとしたら、バスバーBBL1とバスバーBBL2の組及びバスバーBBR1とバスバーBBR2の組に大電流が流れるためである。
(1−2)システム動作
図1〜図5により、本発明による第1の実施の形態である電源供給システムの基本的動作原理を説明する。
なお、図1において、三相交流3φ1又は三相交流3φ2の内1つの三相交流を使用した電源としても良い。すなわち、三相交流の整流脈流直流電位を直流電圧変換装置により1桁低下した低電位に電圧変換するので脈流は消滅する。
また、三相交流ではなく単相交流を電源としても良い。この場合は平滑回路を付加する。これら、単一の三相交流、単相交流を総称して交流電流と称し、この交流電流を整流する整流部を第3整流部と称す。これらについては図示していない。
この第3整流部によるコンバータCn1の正極電位出力端Cから出力される脈流直流正極電位も第1直流電位の一方の極性の電位である。
なお、1例として、図2、図3及び図4の回路構成において、第1直流電位の一方の極性の電位を正極電位としているが、整流回路の構成を変更して、負極電位を出力し、これに伴い、二次電池集合体Ba1、パワーユニットPU1、負荷Ldの各電位構成を変更しても良い。
この事象は、系統が停電し又は系統電位が異常に低下したときである。
系統の停電を除く、系統電位に異常が発生しても、正極電位出力端Cの電位=正極電位出力端Pとなる確率が小さくなるよう、正極電位出力端Cの電位>正極電位出力端Pを維持するべく、二次電池群1の直列接続個数を制限している。
ここで、スター結線三相交流3φ1を整流回路Rcir1(整流部Rect1内)が全波整流し、デルタ結線三相交流3φ2を整流回路Rcir2(整流部Rect2内)が全波整流し、整流回路Rcir1のダイオードD1〜D3のカソードと整流回路Rcir2のダイオードD7〜D9のカソードを結合し正極電位として正極電位出力端Cに出力し、整流回路Rcir1のダイオードD4〜D6のアノードと整流回路Rcir2のダイオードD10〜D12のアノードを結合し負極電位として負極電位出力端Aに出力する。
これは、コンバータCn1の端子C、端子Aとして外部に整流脈流直流電位出力する端子となる。
すなわち、コンバータCn1の出力電位は、パワーユニットPU1に入力され、各直流電圧変換装置に配分される。
すなわち、各直流電圧変換装置の出力電位は、パワーユニットPU1で統合されて、パワーユニットPU1の出力端から各バスバーに出力される。
図5において、楕円破線で示される個別コネクタUCは、バスバーBBL1とバスバーBBL2の組に接続されている構成を示している。図示しないが、個別コネクタUCは、バスバーBBR1とバスバーBBR2の組にも接続されている。
負荷Ld(1)〜Ld(n)の電力入力端は、バスバーBBL1とバスバーBBL2の組又はバスバーBBR1とバスバーBBR2の組のいずれからも接続可能である。
すなわち、コンバータCn1からの高圧直流電位は、各直流電圧変換装置に供給され、低圧大電流直流電位に変換され、負荷群Ldに供給される。
(1−3−1)負荷群Ldに電力を配分する動作
図5により、本発明による第1の実施の形態である電源供給システムにおける外部の負荷群Ldに電力を配分する基本的動作原理を説明する。
複数の直流電圧変換装置から第2直流電位が出力されるとき、第2直流電位が同一極性略同一電位で統合されて外部へ供給されるべく構成されている。
複数の直流電圧変換装置Conv1d〜Conv5d及び予備装置としての直流電圧変換装置ConvXd(+1)は、出力電力及び/又は出力電流管理手段を任意に有する。
すなわち、1又は複数の直流電圧変換装置が出力電力及び/又は出力電流管理手段を任意に有する。
以下、図5において1例として示した複数の直流電圧変換装置Conv1d〜Conv5d(通常装置と称する。)及び予備装置としての直流電圧変換装置ConvXd(+1)は、通常装置と予備装置の区別を無くし、各装置を単に直流電圧変換装置と称する。
自己を含めた複数の直流電圧変換装置の総単位数とは、任意の1単位の直流電圧変換装置(1装置)と他の直流電圧変換装置数を加算した値である。
すなわち、通常装置数を決めて予備装置を追加して、総動作直流電圧変換装置数を決める。
よって、「出力電力及び/又は出力電流」管理手段は、複数の直流電圧変換装置が出力する総出力電力又は総出力電流量を該複数の直流電圧変換装置(通常装置と予備装置の区別なく、ずべてを含む)の1単位あたりの標準供給電力で除した値の整数部を商とし該値の端数部を余とし、該余が所定値1以上のとき該余を1とし、該余が該所定値1未満のとき該余を0として、該商と該余と所定値2を加算した値を直流電圧変換装置の動作数とする。
予備装置は、負荷群Ldへの電力供給低下を回避するため、常に動作状態に置く必要があるため。
なお、直流電圧変換装置Conv1d〜Conv5dと予備装置としての直流電圧変換装置ConvXd(+1)は、図面の表記において区別したが、実際には同一のもので、区別しない。
これは、複数の直流電圧変換装置(予備装置を含むが、予備装置と通常装置との区別はない。)が出力する総出力電流量Z(A)と同一である。
Y(A)は、直流電圧変換装置1装置が出力する標準(定格)出力電流量であり、Xは直流電圧変換装置の装置数である。(A)はアンペアーである。
ただし、複数の直流電圧変換装置には、I(max)(A)を出力するに充分な電位・電流が供給されているものとする。
ただし、INT( )演算子は、上式の商の小数点以下を切り捨て整数化した値Q、Reは余り(商の小数点以下)であり、0<Re<1の値をとる。
Re≧所定値1のとき、Re=1とする。たとえば、Re=0.8のときなどは、Re=1とし、Re<所定値1のとき、Re=0.2のときなどは、直流電圧変換装置の余裕度(実力値)を考慮して、Re=0とする。所定値1は需要者が決める。
αは予備装置数である。上記計算には、全直流電圧変換装置を対象としているので、予備装置数を除く直流電圧変換装置数を、式、「INT(Z/Y)+Re」で計算し、予備装置数αをこの計算結果に加算する。予備装置数は1の場合が多いが、場合によっては、複数とすることもあり得る。このαを所定値2と称す。所定値2は需要者が決める。
このような計算方法は、予備と通常の装置を区別しないためである。予備と通常の装置は同時に動作し、いずれが故障しても、負荷群Ldへの電流供給を低下させない。
予備と通常の装置の区別は、システムでも人間でも認識する必要はない。
上式から、直流電圧変換装置の必要個数Aは、A=Q+Re(=1or0)+αとなる。
Re(=1or0)は、所定値1で判別した値で1又は0である。
この場合、直流電圧変換装置の必要個数の計算に予備装置数を算入している。
予備装置は通常の装置と同一で、通常の装置と同時に動作している。したがって、予備と通常の区別はない。
したがって、動作する直流電圧変換装置数は、Aであり、休止する直流電圧変換装置数は、(X−A)である。すなわち、(X−A)個の直流電圧変換装置が省電力となり、A個の直流電圧変換装置は、効率良く動作する。
出力電力及び/又は出力電流管理手段は、常に複数の直流電圧変換装置の出力電力及び/又は出力電流量を監視し、出力電流量が多くなれば、B>Aの個数Bの直流電圧変換装置を稼働させる。
出力電流量が少なくなれば、C<Aの個数Cの直流電圧変換装置を稼働させる。
このような制御をしないで、パワーユニットPU1内の直流電圧変換装置をすべて動作させると、個々の直流電圧変換装置の出力電流が定格値より少なく電圧変換効率が低下する。
1ラックRc内のパワーユニットPU1内にX個の直流電圧変換装置が存在し、直流電圧変換装置1単位あたりの標準(定格と称しても可)出力電力がY2(W)とする。
これは、複数の直流電圧変換装置(予備装置を含むが、予備装置と通常装置との区別はない。)が出力する総出力電力量Z2(W)と同一である。
Y2(W)は、直流電圧変換装置1装置(1単位)が出力する標準(定格)出力電力量であり、Xは直流電圧変換装置の装置数である。(W)はワットである。
ただし、複数の直流電圧変換装置には、P(max)(W)を出力するに充分な電位・電流が供給されているものとする。
Re≧所定値1のとき、Re=1とする。たとえば、Re=0.8のときなどは、Re=1とし、Re<所定値1のとき、Re=0.2のときなどは、直流電圧変換装置の余裕度(実力値)を考慮して、Re=0とする。所定値1は需要者が決める。
αは予備装置数である。上記計算には、全直流電圧変換装置を対象としているので、予備装置数を除く直流電圧変換装置数を、式、「INT(Z2/Y2)+Re」で計算し、予備装置数αをこの計算結果に加算する。予備装置数αは1の場合が多いが、場合によっては、複数とすることもあり得る。このαを所定値2と称す。所定値2は需要者が決める。
このような計算方法は、予備と通常の装置を区別しないためである。予備と通常の装置は同時に動作し、いずれが故障しても、負荷群Ldへの電流供給を低下させない。
予備と通常の装置の区別は、システムでも人間でもする必要はない。
上式から、直流電圧変換装置の必要個数Aは、A=Q+Re(=1or0)+αとなる。
Re(=1or0)は、所定値1で判別した値で1又は0である。
この場合、直流電圧変換装置の必要個数の計算に予備装置数を算入している。
予備装置は通常の装置と同一で、通常の装置と同時に動作している。したがって、予備と通常の区別はない。
したがって、動作する直流電圧変換装置数は、Aであり、休止する直流電圧変換装置数は、(X−A)である。すなわち、(X−A)個の直流電圧変換装置が省電力となり、A個の直流電圧変換装置は、効率良く動作する。
出力電力及び/又は出力電流管理手段は、常に複数の直流電圧変換装置の出力電力及び/又は出力電流量を監視し、出力電力量が多くなれば、B>Aの個数Bの直流電圧変換装置を稼働させる。
出力電力量が少なくなれば、C<Aの個数Cの直流電圧変換装置を稼働させる。
このような制御をしないで、パワーユニットPU1内の直流電圧変換装置をすべて動作させると、個々の直流電圧変換装置の出力電力が定格値より少なく電圧変換効率が低下する。
図5に図示しないが、直流電圧変換装置ではなく別の管理装置1よりの本発明による第1の実施の形態である電源供給システムにおける外部の負荷群Ldに電力を配分する基本的動作原理を説明する。
1ラックRc内のパワーユニットPU1内にX個の直流電圧変換装置が存在し、直流電圧変換装置1単位あたりの標準(定格と称しても可)出力電力がY2(W)とする。
これは、複数の直流電圧変換装置(予備装置を含むが、予備装置と通常装置との区別はない。)が出力する総出力電力量Z2(W)と同一である。
Y2(W)は、直流電圧変換装置1装置が出力する標準(定格)出力電力量であり、Xは直流電圧変換装置の装置数である。(W)はワットである。
ただし、複数の直流電圧変換装置には、P(max)(W)を出力するに充分な電位・電流が供給されているものとする。
Re≧所定値1のとき、Re=1とする。たとえば、Re=0.8のときなどは、Re=1とし、Re<所定値1のとき、Re=0.2のときなどは、直流電圧変換装置の余裕度(実力値)を考慮して、Re=0とする。所定値1は需要者が決める。
αは予備装置数である。上記計算には、全直流電圧変換装置を対象としているので、予備装置数を除く直流電圧変換装置数を、式、「INT(Z2/Y2)+Re」で計算し、予備装置数αをこの計算結果に加算する。予備装置数は1の場合が多いが、場合によっては、複数とすることもあり得る。このαを所定値2と称す。所定値2は需要者が決める。
このような計算方法は、予備と通常の装置を区別しないためである。予備と通常の装置は同時に動作し、いずれが故障しても、負荷群Ldへの電流供給を低下させない。
予備と通常の装置の区別は、システムでも人間でもする必要はない。
上式から、直流電圧変換装置の必要個数Aは、A=Q+Re(=1or0)+αとなる。
Re(=1or0)は、所定値1で判別した値で1又は0である。
この場合、直流電圧変換装置の必要個数の計算に予備装置数αを算入している。
予備装置は通常の装置と同一で、通常の装置と同時に動作している。したがって、予備と通常の区別はない。
したがって、動作する直流電圧変換装置数は、Aであり、休止する直流電圧変換装置数は、(X−A)である。すなわち、(X−A)個の直流電圧変換装置が省電力となり、A個の直流電圧変換装置は、効率良く動作する。
出力電力及び/又は出力電流管理手段は、常に複数の直流電圧変換装置の出力電力及び/又は出力電流量を監視し、出力電力量が多くなれば、B>Aの個数Bの直流電圧変換装置を稼働させる。
出力電力量が少なくなれば、C<Aの個数Cの直流電圧変換装置を稼働させる。
このような制御をしないで、パワーユニットPU1内の直流電圧変換装置をすべて動作させると、個々の直流電圧変換装置の出力電力が定格値より少なく電圧変換効率が低下する。
図5に図示しないが、直流電圧変換装置ではなく別の管理装置2よりの本発明による第1の実施の形態である電源供給システムにおける外部の負荷群Ldに電力を配分する基本的動作原理を説明する。
1ラックRc内のパワーユニットPU1内にX個の直流電圧変換装置が存在し、直流電圧変換装置1単位あたりの標準(定格と称しても可)出力電力がY2(W)とする。
これは、複数の直流電圧変換装置(予備装置を含むが、予備装置と通常装置との区別はない。)が出力する総出力電力量Z2(W)と同一である。
Y2(W)は、直流電圧変換装置1装置が出力する標準(定格)出力電力量であり、Xは直流電圧変換装置の装置数である。(W)はワットである。
ただし、複数の直流電圧変換装置には、P(max)(W)を出力するに充分な電位・電流が供給されているものとする。
Re≧所定値1のとき、Re=1とする。たとえば、Re=0.8のときなどは、Re=1とし、Re<所定値1のとき、Re=0.2のときなどは、直流電圧変換装置の余裕度(実力値)を考慮して、Re=0とする。所定値1は需要者が決める。
αは予備装置数である。上記計算には、全直流電圧変換装置を対象としているので、予備装置数を除く直流電圧変換装置数を、式、「INT(Z2/Y2)+Re」で計算し、予備装置数αをこの計算結果に加算する。予備装置数は1の場合が多いが、場合によっては、複数とすることもあり得る。このαを所定値2と称す。所定値2は需要者が決める。
このような計算方法は、予備と通常の装置を区別しないためである。予備と通常の装置は同時に動作し、いずれが故障しても、負荷群Ldへの電流供給を低下させない。
予備と通常の装置の区別は、システムでも人間でもする必要はない。
上式から、直流電圧変換装置の必要個数Aは、A=Q+Re(=1or0)+αとなる。
Re(=1or0)は、所定値1で判別した値で1又は0である。
この場合、直流電圧変換装置の必要個数の計算に予備装置数を算入している。
予備装置は通常の装置と同一で、通常の装置と同時に動作している。したがって、予備と通常の区別はない。
したがって、動作する直流電圧変換装置数は、Aであり、休止する直流電圧変換装置数は、(X−A)である。すなわち、(X−A)個の直流電圧変換装置が省電力となり、A個の直流電圧変換装置は、効率良く動作する。
出力電力及び/又は出力電流管理手段は、常に複数の直流電圧変換装置の出力電力及び/又は出力電流量を監視し、出力電力量が多くなれば、B>Aの個数Bの直流電圧変換装置を稼働させる。
出力電力量が少なくなれば、C<Aの個数Cの直流電圧変換装置を稼働させる。
このような制御をしないで、パワーユニットPU1内の直流電圧変換装置をすべて動作させると、個々の直流電圧変換装置の出力電力が少なく電圧変換効率が低下する。
すなわち、直流電圧変換装置のMTBFを考慮する。
(2−1)システム構成
図8は、本発明による第2の実施の形態である電源供給システムの基本的原理を示す模式的ハードウェアシステム構成図である。
なお、本発明の基本部分に関係しない付帯的要素は図8において割愛しているが、明細書にて文言上で説明する。
図8の符号3φで示される交流電源は、三相交流であり三相交流3φと称す。
符号Cn2で示されるコンバータは、脈流を除去し整流出力電位を高精度に維持する整流回路(PFC回路を含む)、平滑回路、定電圧回路等を含み、コンバータCn2と称す。
三相交流3φの電力は、電流路3φinにより伝送され、コンバータCn2に入力される。
また、負極電位出力端4は、負極電位出力端2に、電流路CgDcgの他方の極性の電流路で接続され、電流路DCLiの他方の極性の電流路に接続される。
符号DCLiは電流路DCLiと称し、符号CgDcgの電流路は電流路CgDcgと称す。
上記説明において、各構成要素の入力端及び出力端は図示していないが、図8を正視して、左側から右側に電力が伝送されるので、各要素の左端が入力端であり、右端が出力端である。以下も同様とする。
したがって、図6の説明は図8の説明と重複するので、図8の説明を図6の説明に援用し、図6の説明を割愛する。なお、以上説明した図8の符号は図6と同一である。
パワーユニットPU2は、交流直流電圧変換装置Conv1a〜ConvXa(+1)から構成されている。
図示しないが具体的には、パワーユニットPU2の入力端にパワーユニットPU2内の交流直流電圧変換装置Conv1a〜Conv5a及び予備装置としての交流直流電圧変換装置ConvXa(+1)の各入力端が接続される。
すなわち、それぞれの交流直流電圧変換装置は、インバータIn2から電力の供給を受ける。
図示しないが実際には、パワーユニットPU2内の交流直流電圧変換装置Conv1a〜Conv5a及び予備装置としての交流直流電圧変換装置ConvXa(+1)の各出力端は、パワーユニットPU2の出力端に接続され、この出力端がバスバーBBL1とBBL2の組、バスバーBBR1とBBR2の組に接続される。
すなわち、パワーユニットPU2の出力電力は、交流直流電圧変換装置Conv1a〜Conv5a及び予備装置としての交流直流電圧変換装置ConvXa(+1)の各出力電力を統合したものである。
すなわち、インバータIn2からの高圧三相交流電位は、各交流直流電圧変換装置に供給され、低圧大電流直流電位に変換され、負荷群Ldに供給される。
この低圧大電流直流電位と負荷群Ldは、第1の実施の形態と同様のものである。
(2−2−1)負荷群Ldに電力を配分する動作
図9により、本発明による第2の実施の形態である電源供給システムにおける外部の負荷群Ldに電力を配分する基本的動作原理を説明する。
複数の交流直流電圧変換装置から直流電位が出力されるとき、直流電位が同一極性略同一電位で統合されて外部へ供給されるべく構成されている。
複数の交流直流電圧変換装置Conv1a〜Conv5a及び予備装置としての直流電圧変換装置ConvXa(+1)は、出力電力及び/又は出力電流管理手段を任意に有する。
すなわち、1又は複数の直流交流電圧変換装置が出力電力及び/又は出力電流管理手段を任意に有する。
以下、図9において1例として示した複数の交流直流電圧変換装置Conv1a〜Conv5a(通常装置と称する。)及び予備装置としての交流直流電圧変換装置ConvXa(+1)は、通常装置と予備装置の区別を無くし、各装置を単に交流直流電圧変換装置と称する。
自己を含めた複数の交流直流電圧変換装置の総単位数とは、任意の1単位の交流直流電圧変換装置(1装置)と他の交流直流電圧変換装置数を加算した値である。
すなわち、通常装置数を決めて予備装置を追加して、総動作交流直流電圧変換装置数を決める。
よって、出力電力及び/又は出力電流管理手段は、複数の交流直流電圧変換装置が出力する総出力電力又は総出力電流量を該複数の交流直流電圧変換装置(通常装置と予備装置の区別なく、ずべてを含む)の1単位あたりの標準供給電力で除した値の整数部を商とし該値の端数部を余とし、該余が所定値1以上のとき該余を1とし、該余が該所定値1未満のとき該余を0として、該商と該余と所定値2を加算した値を交流直流電圧変換装置の動作数とする。
予備装置は、負荷群Ldへの電力供給低下を回避するため、常に動作状態に置く必要があるため。
なお、交流直流電圧変換装置Conv1a〜Conv5aと予備装置としての交流直流電圧変換装置ConvXa(+1)は、図面の表記において区別したが、実際には同一のもので、区別しない。
これは、複数の交流直流電圧変換装置(予備装置を含むが、予備装置と通常装置との区別はない。)が出力する総出力電流量Z(A)と同一である。
Y(A)は、交流直流電圧変換装置1装置が出力する標準(定格)出力電流量であり、Xは交流直流電圧変換装置の装置数である。(A)はアンペアーである。
ただし、複数の交流直流電圧変換装置には、I(max)(A)を出力するに充分な電位・電流が供給されているものとする。
ただし、INT( )演算子は、上式の商の小数点以下を切り捨て整数化した値Q、Reは余り(商の小数点以下)であり、0<Re<1の値をとる。
Re≧所定値1のとき、Re=1とする。たとえば、Re=0.8のときなどは、Re=1とし、Re<所定値1のとき、Re=0.2のときなどは、交流直流電圧変換装置の余裕度(実力値)を考慮して、Re=0とする。所定値1は需要者が決める。
αは予備装置数である。上記計算には、全交流直流電圧変換装置を対象としているので、予備装置数を除く交流直流電圧変換装置数を、式、「INT(Z/Y)+Re」で計算し、予備装置数αをこの計算結果に加算する。予備装置数は1の場合が多いが、場合によっては、複数とすることもあり得る。このαを所定値2と称す。所定値2は需要者が決める。
このような計算方法は、予備と通常の装置を区別しないためである。予備と通常の装置は同時に動作し、いずれが故障しても、負荷群Ldへの電流供給を低下させない。
予備と通常の装置の区別は、システムでも人間でもする必要はない。
上式から、交流直流電圧変換装置の必要個数Aは、A=Q+Re(=1or0)+αとなる。
Re(=1or0)は、所定値1で判別した値で1又は0である。
この場合、交流直流電圧変換装置の必要個数の計算に予備装置数を算入している。
予備装置は通常の装置と同一で、通常の装置と同時に動作している。したがって、予備と通常の区別はない。
したがって、動作する交流直流電圧変換装置数は、Aであり、休止する交流直流電圧変換装置数は、(X−A)である。すなわち、(X−A)個の交流直流電圧変換装置が省電力となり、A個の交流直流電圧変換装置は、効率良く動作する。
出力電力及び/又は出力電流管理手段は、常に複数の交流直流電圧変換装置の出力電力及び/又は出力電流量を監視し、出力電流量が多くなれば、B>Aの個数Bの交流直流電圧変換装置を稼働させる。
出力電流量が少なくなれば、C<Aの個数Cの交流直流電圧変換装置を稼働させる。
このような制御をしないで、パワーユニットPU2内の交流直流電圧変換装置をすべて動作させると、個々の交流直流電圧変換装置の出力電流が少なく電圧変換効率が低下する。
1ラックRc内のパワーユニットPU2内にX個の交流直流電圧変換装置が存在し、交流直流電圧変換装置1単位あたりの標準(定格と称しても可)出力電力がY2(W)とする。
これは、複数の交流直流電圧変換装置(予備装置を含むが、予備装置と通常装置との区別はない。)が出力する総出力電力量Z2(W)と同一である。
Y2(W)は、交流直流電圧変換装置1装置が出力する標準(定格)出力電力量であり、Xは交流直流電圧変換装置の装置数である。(W)はワットである。
ただし、複数の交流直流電圧変換装置には、P(max)(W)を出力するに充分な電位・電流が供給されているものとする。
Re≧所定値1のとき、Re=1とする。たとえば、Re=0.8のときなどは、Re=1とし、Re<所定値1のとき、Re=0.2のときなどは、交流直流電圧変換装置の余裕度(実力値)を考慮して、Re=0とする。所定値1は需要者が決める。
αは予備装置数である。上記計算には、全直交流流電圧変換装置を対象としているので、予備装置数を除く交流直流電圧変換装置数を、式、「INT(Z2/Y2)+Re」で計算し、予備装置数αをこの計算結果に加算する。予備装置数は1の場合が多いが、場合によっては、複数とすることもあり得る。このαを所定値2と称す。所定値2は需要者が決める。
このような計算方法は、予備と通常の装置を区別しないためである。予備と通常の装置は同時に動作し、いずれが故障しても、負荷群Ldへの電流供給を低下させない。
予備と通常の装置の区別は、システムでも人間でもする必要はない。
上式から、交流直流電圧変換装置の必要個数Aは、A=Q+Re(=1or0)+αとなる。
Re(=1or0)は、所定値1で判別した値で1又は0である。
この場合、交流直流電圧変換装置の必要個数の計算に予備装置数を算入している。
予備装置は通常の装置と同一で、通常の装置と同時に動作している。したがって、予備と通常の区別はない。
したがって、動作する交流直流電圧変換装置数は、Aであり、休止する交流直流電圧変換装置数は、(X−A)である。すなわち、(X−A)個の交流直流電圧変換装置が省電力となり、A個の交流直流電圧変換装置は、効率良く動作する。
出力電力及び/又は出力電流管理手段は、常に複数の交流直流電圧変換装置の出力電力及び/又は出力電流量を監視し、出力電力量が多くなれば、B>Aの個数Bの交流直流電圧変換装置を稼働させる。
出力電力量が少なくなれば、C<Aの個数Cの交流直流電圧変換装置を稼働させる。
このような制御をしないで、パワーユニットPU2内の交流直流電圧変換装置をすべて動作させると、個々の交流直流電圧変換装置の出力電力が少なく電圧変換効率が低下する。
図9に図示しないが、交流直流電圧変換装置ではなく別の管理装置1よりの本発明による第2の実施の形態である電源供給システムにおける外部の負荷群Ldに電力を配分する基本的動作原理を説明する。
1ラックRc内のパワーユニットPU2内にX個の交流直流電圧変換装置が存在し、交流直流電圧変換装置1単位あたりの標準(定格と称しても可)出力電力がY2(W)とする。
これは、複数の交流直流電圧変換装置(予備装置を含むが、予備装置と通常装置との区別はない。)が出力する総出力電力量Z2(W)と同一である。
Y2(W)は、交流直流電圧変換装置1装置が出力する標準(定格)出力電力量であり、Xは交流直流電圧変換装置の装置数である。(W)はワットである。
ただし、複数の交流直流電圧変換装置には、P(max)(W)を出力するに充分な電位・電流が供給されているものとする。
Re≧所定値1のとき、Re=1とする。たとえば、Re=0.8のときなどは、Re=1とし、Re<所定値1のとき、Re=0.2のときなどは、交流直流電圧変換装置の余裕度(実力値)を考慮して、Re=0とする。所定値1は需要者が決める。
αは予備装置数である。上記計算には、全直交流流電圧変換装置を対象としているので、予備装置数を除く交流直流電圧変換装置数を、式、「INT(Z2/Y2)+Re」で計算し、予備装置数αをこの計算結果に加算する。予備装置数は1の場合が多いが、場合によっては、複数とすることもあり得る。このαを所定値2と称す。所定値2は需要者が決める。
このような計算方法は、予備と通常の装置を区別しないためである。予備と通常の装置は同時に動作し、いずれが故障しても、負荷群Ldへの電流供給を低下させない。
予備と通常の装置の区別は、システムでも人間でもする必要はない。
上式から、交流直流電圧変換装置の必要個数Aは、A=Q+Re(=1or0)+αとなる。
Re(=1or0)は、所定値1で判別した値で1又は0である。
この場合、交流直流電圧変換装置の必要個数の計算に予備装置数を算入している。
予備装置は通常の装置と同一で、通常の装置と同時に動作している。したがって、予備と通常の区別はない。
したがって、動作する交流直流電圧変換装置数は、Aであり、休止する交流直流電圧変換装置数は、(X−A)である。すなわち、(X−A)個の交流直流電圧変換装置が省電力となり、A個の交流直流電圧変換装置は、効率良く動作する。
出力電力及び/又は出力電流管理手段は、常に複数の交流直流電圧変換装置の出力電力及び/又は出力電流量を監視し、出力電力量が多くなれば、B>Aの個数Bの交流直流電圧変換装置を稼働させる。
出力電力量が少なくなれば、C<Aの個数Cの交流直流電圧変換装置を稼働させる。
このような制御をしないで、パワーユニットPU2内の交流直流電圧変換装置をすべて動作させると、個々の交流直流電圧変換装置の出力電力が少なく電圧変換効率が低下する。
図9に図示しないが、交流直流電圧変換装置ではなく別の管理装置2よりの本発明による第2の実施の形態である電源供給システムにおける外部の負荷群Ldに電力を配分する基本的動作原理を説明する。
1ラックRc内のパワーユニットPU2内にX個の交流直流電圧変換装置が存在し、交流直流電圧変換装置1単位あたりの標準(定格と称しても可)出力電力がY2(W)とする。
これは、複数の交流直流電圧変換装置(予備装置を含むが、予備装置と通常装置との区別はない。)が出力する総出力電力量Z2(W)と同一である。
Y2(W)は、交流直流電圧変換装置1装置が出力する標準(定格)出力電力量であり、Xは交流直流電圧変換装置の装置数である。(W)はワットである。
ただし、複数の交流直流電圧変換装置には、P(max)(W)を出力するに充分な電位・電流が供給されているものとする。
Re≧所定値1のとき、Re=1とする。たとえば、Re=0.8のときなどは、Re=1とし、Re<所定値1のとき、Re=0.2のときなどは、交流直流電圧変換装置の余裕度(実力値)を考慮して、Re=0とする。所定値1は需要者が決める。
αは予備装置数である。上記計算には、全直交流流電圧変換装置を対象としているので、予備装置数を除く交流直流電圧変換装置数を、式、「INT(Z2/Y2)+Re」で計算し、予備装置数αをこの計算結果に加算する。予備装置数は1の場合が多いが、場合によっては、複数とすることもあり得る。このαを所定値2と称す。所定値1は需要者が決める。
このような計算方法は、予備と通常の装置を区別しないためである。予備と通常の装置は同時に動作し、いずれが故障しても、負荷群Ldへの電流供給を低下させない。
予備と通常の装置の区別は、システムでも人間でも認識する必要はない。
上式から、交流直流電圧変換装置の必要個数Aは、A=Q+Re(=1or0)+αとなる。
Re(=1or0)は、所定値1で判別した値で1又は0である。
この場合、交流直流電圧変換装置の必要個数の計算に予備装置数を算入している。
予備装置は通常の装置と同一で、通常の装置と同時に動作している。したがって、予備と通常の区別はない。
したがって、動作する交流直流電圧変換装置数は、Aであり、休止する交流直流電圧変換装置数は、(X−A)である。すなわち、(X−A)個の交流直流電圧変換装置が省電力となり、A個の交流直流電圧変換装置は、効率良く動作する。
出力電力及び/又は出力電流管理手段は、常に複数の交流直流電圧変換装置の出力電力及び/又は出力電流量を監視し、出力電力量が多くなれば、B>Aの個数Bの交流直流電圧変換装置を稼働させる。
出力電力量が少なくなれば、C<Aの個数Cの交流直流電圧変換装置を稼働させる。
このような制御をしないで、パワーユニットPU2内の交流直流電圧変換装置をすべて動作させると、個々の交流直流電圧変換装置の出力電力が少なく電圧変換効率が低下する。
すなわち、交流直流電圧変換装置のMTBFを考慮する。
In2 インバータ
Ba1、Ba2 二次電池
PU1、PU2 集合電源
Cov1d〜Cov5d、CovXd(+1) 直流電圧変換装置
Cov1a〜Cov5a、CovXa(+1) 交流直流電圧変換装置
Ld(1)〜Ld(n) 直流負荷
La(1)〜La(n) 交流負荷
3φ、3φ1、3φ2 三相交流電源
3φin、3φ1in、3φ2in、3φout 交流電流路
HVDCLi、DCLi 直流電流路
Dscgout、CgDcg 直流電流路
A、C、P、N 端子
BBL1、BBL2、BBR1、BBR2 バスバー
1、2、3、4 端子
Rc、Rc−R 端子
Rect 整流部
Rcir 整流回路
UC 個別コネクタ
UW 個別配線
Claims (14)
- 第1直流電位を入力し、該第1直流電位より低電位である第2直流電位を出力する複数の直流電圧変換装置を備え、
前記複数の直流電圧変換装置から前記第2直流電位が出力されるとき、該第2直流電位が同一極性略同一電位で統合されて外部へ供給されるべく構成され、
前記複数の直流電圧変換装置において、出力電力及び/又は出力電流管理手段を任意に有し、
前記出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する前記直流電圧変換装置のうちの任意の1単位は、自己を除く他の前記直流電圧変換装置から該他の直流電圧変換装置における前記第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記任意の1単位は、自己の前記第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報と、前記他の直流電圧変換装置における前記第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の直流電圧変換装置の総単位数を基に、該任意の1単位が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段により前記複数の直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする電源供給システム。 - 第1直流電位を入力し、該第1直流電位より低電位である第2直流電位を出力する複数の直流電圧変換装置と、出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する管理装置1と、を備え、
前記複数の直流電圧変換装置から前記第2直流電位が出力されるとき、該第2直流電位が同一極性略同一電位で統合されて外部へ供給されるべく構成され、
前記管理装置1は、前記複数の直流電圧変換装置から前記第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記管理装置1は、前記出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の直流電圧変換装置の総単位数を基に、自己が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段により前記複数の直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする電源供給システム。 - 第1直流電位を入力し、該第1直流電位より低電位である第2直流電位を出力する複数の直流電圧変換装置と、出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する管理装置2と、を備え、
前記複数の直流電圧変換装置から前記第2直流電位が出力されるとき、該第2直流電位が同一極性略同一電位で統合されて供給されるべく構成され、
前記管理装置2は、前記複数の直流電圧変換装置から前記第2直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記管理装置2は、前記出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の直流電圧変換装置の総単位数を基に、自己が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段及び/又は外部の人為的作為の指令により、前記複数の直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする電源供給システム。 - 前記出力電力及び/又は出力電流管理手段は、前記複数の直流電圧変換装置が出力する総出力電力を該複数の直流電圧変換装置の1単位あたりの標準供給電力で除した値の整数部を商とし該値の端数部を余とし、該余が所定値1以上のとき該余を1とし、該余が該所定値1未満のとき該余を0として、該商と該余と所定値2を加算した値を前記直流電圧変換装置の動作数とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電源供給システム。
- 前記出力電力及び/又は出力電流管理手段は、前記複数の直流電圧変換装置が出力する総出力電流を該複数の直流電圧変換装置の1単位あたりの標準供給電流で除した値の整数部を商とし該値の端数部を余とし、該余が所定値1以上のとき該余を1とし、該余が該所定値1未満のとき該余を0として、該商と該余と所定値2を加算した値を前記直流電圧変換装置の動作数とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電源供給システム。
- 交流電位を入力し、該交流電位より低電位である直流電位を出力する複数の交流直流電圧変換装置を備え、
前記複数の交流直流電圧変換装置から前記直流電位が出力されるとき、該直流電位が同一極性略同一電位で統合されて外部へ供給されるべく構成され、
前記複数の交流直流電圧変換装置において、出力電力及び/又は出力電流管理手段を任意に有し、
前記出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する前記交流直流電圧変換装置のうちの任意の1単位は、自己を除く他の前記交流直流電圧変換装置から該他の交流直流電圧変換装置における前記直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記任意の1単位は、自己の前記直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報と、前記他の交流直流電圧変換装置における前記直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の交流直流電圧変換装置の総単位数を基に、該任意の1単位が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段により前記複数の交流直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする電源供給システム。 - 交流電位を入力し、該交流電位より低電位である直流電位を出力する複数の交流直流電圧変換装置と、出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する管理装置1と、を備え、
前記複数の交流直流電圧変換装置から前記直流電位が出力されるとき、該直流電位が同一極性略同一電位で統合されて外部へ供給されるべく構成され、
前記管理装置1は、前記複数の交流直流電圧変換装置から前記直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記管理装置1は、前記出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の交流直流電圧変換装置の総単位数を基に、自己が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段により前記複数の交流直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする電源供給システム。 - 交流電位を入力し、該交流電位より低電位である直流電位を出力する複数の交流直流電圧変換装置と、出力電力及び/又は出力電流管理手段を有する管理装置2と、を備え、
前記複数の交流直流電圧変換装置から前記直流電位が出力されるとき、該直流電位が同一極性略同一電位で統合されて供給されるべく構成され、
前記管理装置2は、前記複数の交流直流電圧変換装置から前記直流電位による出力電力及び/又は出力電流情報の提供を受け、
前記管理装置2は、前記出力電力及び/又は出力電流情報と、前記複数の交流直流電圧変換装置の総単位数を基に、自己が有する出力電力及び/又は出力電流管理手段及び/又は外部の人為的作為の指令により、前記複数の交流直流電圧変換装置の動作又は非動作を決定することを特徴とする電源供給システム。 - 前記出力電力及び/又は出力電流管理手段は、前記複数の交流直流電圧変換装置が出力する総出力電力を該複数の交流直流電圧変換装置の1単位あたりの標準供給電力で除した値の整数部を商とし該値の端数部を余とし、該余が所定値1以上のとき該余を1とし、該余が該所定値1未満のとき該余を0として、該商と該余と所定値2を加算した値を前記交流直流電圧変換装置の動作数とすることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の電源供給システム。
- 前記出力電力及び/又は出力電流管理手段は、前記複数の交流直流電圧変換装置が出力する総出力電流を該複数の交流直流電圧変換装置の1単位あたりの標準供給電流で除した値の整数部を商とし該値の端数部を余とし、該余が所定値1以上のとき該余を1とし、該余が該所定値1未満のとき該余を0として、該商と該余と所定値2を加算した値を前記交流直流電圧変換装置の動作数とすることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の電源供給システム。
- 第1三相交流を整流し、第1整流電位を出力する整流回路を含む第1整流部と、
前記第1三相交流と位相が相違する第2三相交流を整流し、第2整流電位を出力する整流回路を含む第2整流部と、
複数の二次電池が直列接続された二次電池群1と、を備え、
前記第1整流部の一方の極性の電位1、前記第2整流部の一方の極性の電位2及び前記二次電池群1の一方の極性の電位3は該電位3に順方向接続された整流素子を介して統合されるべく構成され、
前記第1整流部の他方の極性の電位出力端、前記第2整流部の他方の極性の電位出力端及び前記二次電池群1の他方の極性の電位出力端は結合され、
前記電位1及び/又は前記電位2の電位が、前記電位3から前記整流素子の順方向電圧降下を減じた電位4を超えるとき、該電位1及び/又は電位2が前記第1直流電位として前記複数の直流電圧変換装置に印加され、該電位1及び該電位2の電位が該電位4の電位未満のとき、該電位4が該第1直流電位として該複数の直流電圧変換装置に印加されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電源供給システム。 - 交流電流を整流し、整流電位を出力する整流回路を含む第3整流部と、
複数の二次電池が直列接続された二次電池群1と、を備え、
前記第3整流部の一方の極性の電位5及び前記二次電池群1の一方の極性の電位6は該電位6に順方向接続された整流素子を介して統合されるべく構成され、
前記第3整流部の他方の極性の電位出力端及び前記二次電池群2の他方の極性の電位出力端は結合され、
前記電位5の電位が、前記電位6から前記整流素子の順方向電圧降下を減じた電位7を超えるとき、該電位5が前記第1直流電位として前記複数の直流電圧変換装置に印加され、該電位5電位が該電位7の電位未満のとき、該電位7が該第1直流電位として該複数の直流電圧変換装置に印加されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電源供給システム。 - 三相交流を整流し、整流電位を出力する整流回路を含む整流部1と、
複数の二次電池が直列接続された二次電池群2と、を備え、
前記整流部1の一方の極性の電位1及び前記二次電池群2の一方の極性の電位2は統合されるべく構成され、
前記整流部1の他方の極性の電位出力端及び前記二次電池群2の他方の極性の電位出力端は結合され、
前記電位1は、前記二次電池群1を充電し、かつ、直流交流変換装置に印加され、又は、該電位1が前記電位2未満のとき、該電位2は該直流交流変換装置に印加され、
前記直流交流変換装置は、前記電位1又は電位2が印加されることにより三相交流電位を出力すべく構成され、
前記三相交流電位が前記交流電位として前記複数の交流直流電圧変換装置に印加されることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の電源供給システム。 - 単相交流を整流し、整流電位を出力する整流回路を含む整流部2と、
複数の二次電池が直列接続された二次電池群2と、を備え、
前記整流部2の一方の極性の電位3及び前記二次電池群2の一方の極性の電位4は統合されるべく構成され、
前記整流部2の他方の極性の電位出力端及び前記二次電池群2の他方の極性の電位出力端は結合され、
前記電位3は、前記二次電池群2を充電し、かつ、直流交流変換装置に印加され、又は、該電位3が前記電位4未満のとき、該電位4は該直流交流変換装置に印加され、
前記直流交流変換装置は、前記電位3又は電位4が印加されることにより単相交流電位を出力すべく構成され、
前記単相交流電位が前記交流電位として前記複数の交流直流電圧変換装置に印加されることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の電源供給システム。
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