JPH082236B2 - スクリュー型混練押出し機 - Google Patents

スクリュー型混練押出し機

Info

Publication number
JPH082236B2
JPH082236B2 JP63059492A JP5949288A JPH082236B2 JP H082236 B2 JPH082236 B2 JP H082236B2 JP 63059492 A JP63059492 A JP 63059492A JP 5949288 A JP5949288 A JP 5949288A JP H082236 B2 JPH082236 B2 JP H082236B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
screw shaft
housing
barrel
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63059492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01235535A (ja
Inventor
充夫 小野
治美 水野
正夫 小針
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP63059492A priority Critical patent/JPH082236B2/ja
Publication of JPH01235535A publication Critical patent/JPH01235535A/ja
Publication of JPH082236B2 publication Critical patent/JPH082236B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21CMACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
    • A21C1/00Mixing or kneading machines for the preparation of dough
    • A21C1/06Mixing or kneading machines for the preparation of dough with horizontally-mounted mixing or kneading tools; Worm or screw mixers
    • A21C1/065Worm or screw mixers, e.g. with consecutive mixing receptacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/60Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis
    • B01F27/72Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis with helices or sections of helices
    • B01F27/721Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis with helices or sections of helices with two or more helices in the same receptacle
    • B01F27/723Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis with helices or sections of helices with two or more helices in the same receptacle the helices intermeshing to knead the mixture
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/05Stirrers
    • B01F27/11Stirrers characterised by the configuration of the stirrers
    • B01F27/114Helically shaped stirrers, i.e. stirrers comprising a helically shaped band or helically shaped band sections
    • B01F27/1143Helically shaped stirrers, i.e. stirrers comprising a helically shaped band or helically shaped band sections screw-shaped, e.g. worms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/60Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、原料を混練して押出するためのスクリュ
ー型混練押出し機に係わり、特に、うどん,そば等の麺
類の混練及び成型に好適した家庭用のスクリュー形混練
押出し機に関する。
「従来の技術」 うどん,そば等の麺類を混練及び成型する装置として
は、例えば、特開昭62-55038号に開示された押出スクリ
ュー装置が知られている。この押出スクリュー装置は、
先端が開口されたハウジング内に、スクリュー軸を回転
駆動可能にして配置してなり、このスクリュー軸には、
螺旋状のスクリュー羽根が設けられている。このスクリ
ュー羽根は、その回転により、ハウジング内に供給され
たうどん製麺用の原料、つまり、小麦粉と水等の混合物
を混練しつつ、ハウジングの先端開口に向かって移送
し、そして、混練された混合物は、先端開口に取着され
た成型部材(ダイス)から麺状に押出されることにな
る。
また、上述した押出スクリュー装置においては、スク
リュー羽根のピッチ及び高さをハウジングの先端開口即
ち成型部材に向かって小さくするような工夫がなされて
いる。このようにピッチ及び高さが変化したスクリュー
羽根を使用することにより、このスクリュー羽根におけ
るピッチ及び高さの大きな部位では、混合物の混練を良
好に行なうことができるばりでなく、このようにして混
練された混合物は、スクリュー羽根のピッチ及び高さが
徐々に小さくなるにつれ、適度に加圧されながら成型部
材に達し、これにより、成型部材を通過する際、混合物
を所望の麺形状に成型することができる。
「発明が解決しようとする問題点」 上述した公知の押出スクリュー装置は、いわゆる業務
用として好適するものであり、従って、多量の原料を混
練する必要がある。このため、スクリュー羽根の最大直
径寸法は大きく、この結果、押出スクリュー装置自体の
寸法も大きなものとなっている。
ところで、このような押出スクリュー装置を小形化し
て、家庭での使用に供する場合、押出スクリュー装置の
各部の寸法を単に縮小しただけでは、混合物を良好に混
練することができず、従って、成型部材からの押出し成
型をもまた円滑に行なえない不具合がある。このような
不具合は、スクリュー羽根の寸法が小さいことから、混
合物に対するスクリュー羽根の接触面積、つまり、有効
混練面積が減少したことに起因するものと考えられる。
「発明の目的」 この発明は、上述した事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは、家庭での使用に好適する
ような小形化を図れると同時に、混練効果をも十分に確
保することのできるスクリュー形混練押出し機を提供す
ることにある。
「問題点を解決するための手段」 この発明のスクリュー型混練押出し機によれば、ハウ
ジング内に上述した押出スクリュー装置のスクリュー羽
根と同様な第1スクリュー羽根が配置されている一方、
この第1スクリュー羽根の基端部領域のみに、この第1
スクリュー羽根と並列にして、且つ、第1スクリュー羽
根と協働して原料の混練及び移送をなす螺旋状の第2ス
クリュー羽根が配置されている。
「作用」 この発明のスクリュー型混練押出し機によれば、第1
及び第2スクリュー羽根間に混合物を供給することによ
り、この原料は、第1及び第2スクリュー羽根の回転に
より混練され、そして、この混練された原料は、最初、
第1及び第2スクリュー羽根が互いに協働することによ
り移送されるが、後には、第1スクリュー羽根のみによ
って、ハウジング先端に移送され、そして、この先端に
設けられた成型部材から所定の圧力でもって成型されな
がら押出されることになる。
「実施例」 以下、この発明の一実施例を第1図及び第2図を参照
して説明する。
先ず、第2図を参照すれば、この発明のスクリュー型
混練押出し機を、うどんやそば等の麺類の製麺に適用し
てなる製麺機が示されている。
製麺機は、基台1を備えており、この基台1上には、
箱形のモータケース2が取付けられている。このモータ
ケース2には、電動モータ3が固定して配置されてお
り、この電動モータ3の出力軸4は、第2図に示される
ように、モータケース2の外側に突出されている。
モータケース2上には、一対の支持脚5a,5bを介し
て、駆動ユニット6が取付けられている。この駆動ユニ
ット6は、ユニットケース7を備えている。このユニッ
トケース7は、電動モータ3の出力軸4側の一端が開口
されているとともに、その両端部には、径方向外側に突
出したフランジ部7a,7bが形成されている。一方のフラ
ンジ部7aには、端板8が図示しない複数のボルトによっ
て取付けられており、この端板8は、ユニットケース7
の開口端を閉塞している。ここで、駆動ユニット6を支
持する一方の支持脚5aは、端板8に連結されており、他
方の支持脚5bは、ユニットケース7における他方のフラ
ンジ7bに図示しない複数のボルトを介して連結されてい
る。
ユニットケース7内には、段付き軸からなる主軸9が
配置されている。この主軸9は、一端が端板8を貫通し
て外部に延びているとともに、その他端は、ユニットケ
ース7の端壁を貫通して、この端壁の外面に露出されて
いる。そして、主軸9は、端板8及び上記端壁とに夫々
回転自在に支持されている。
駆動ユニット6から突出した主軸9の一端、並びに、
前述した電動モータ3の出力軸4の夫々には、スプロケ
ット10が取付けられており、これらスプロケット10間に
は、駆動チェーン11が架渡されている。従って、電動モ
ータ3が駆動されると、この駆動力は、駆動チェーン11
及びスプロケット10を介して主軸9に伝達され、これに
より、主軸9は、一方向、即ち、主軸9を駆動チェーン
11側からみた場合、反時計方向に回転される。
一方、主軸9の他端には、所定の深さを存して装着孔
12が形成されており、この装着孔12の内周面には、周方
向に等間隔を存して、例えば4個のキー溝(図示しな
い)が形成されている。更に、主軸9における他端、即
ち、開口端には、ユニットケース7の端面から突出し、
且つ、この開口端よりも大径の受座部13が形成されてい
る。
更に、第2図に示されているように、主軸9における
中径軸部には、軸方向に沿ってキー溝14が形成されてい
る。そして、中径軸部には、主軸9の大径軸部と当接す
るようにして、平歯車15aが図示しないキーを介して取
付けられている。また、平歯車15は、スラスト軸受16を
介して、支持リング17に支持されており、この支持リン
グ17は、軸受押えリング18を介して端板8に支持されて
いる。
ユニットケース6内には、第1図にその一部が示され
ているように、主軸9と平行にして副軸18が配置されて
おり、この副軸18もまたユニットケース6に回転自在に
支持されている。副軸18は、その一端がユニットケース
6から突出されていない点を除き、主軸9と同様な形状
を有しており、従って、主軸9と同様な機能を有する部
位は、同一の符号を付して、その説明は省略する。
副軸18には、主軸9の平歯車15aと対をなす平歯車15b
が取付けられており、これら平歯車15a,15bは、互いに
噛合されている。従って、主軸9が回転されると、副軸
18は、主軸9の回転方向とは逆方向に同期して回転され
ることになる。尚、第1図において、平歯車15bの支持
構造は、前述した平歯車15aの支持構造と同一の構造で
あるので、図示されていない。また、第1図中に示した
破線は、カバーを表わしている。
ユニットケース6のフランジ部7bには、混練ハウジン
グ19が取付けられている。この実施例の場合、混練ハウ
ジング19は、駆動ユニット6側から順に、第1バレル20
及び第2バレル21で構成されている。第1バレル20の一
端には、フランジ部20aが形成されており、これによ
り、第1バレル20は、そのフランジ部20aがユニットケ
ース7のフランジ部7bに複数のボルト22を介して、取外
し可能に連結されている。第1図において、ボルト22
は、1個のみが図示されている。
第1バレル20内には、主軸9の軸線と同軸にして円形
の第1バレル孔23が形成されているとともに、副軸18の
軸線と同軸にして、第1バレル孔23と同一の径寸法の第
2バレル孔24が形成されている。第1バレル孔23は、第
1図に示されるように、第1バレル20を貫通している
が、しかしながら、第2バレル孔24は、フランジ部20a
側の第1バレル20の端面に開口し、且つ、所定の深さを
有した穴であって、第1バレル孔23のようには貫通され
ていない。また、第1及び第2のバレル孔23,24は、第
1図から明らかなように、その軸線方向に沿って、一部
がオーバラップしている。
第1バレル20の上部には、混練すべき混合物の投入口
25が形成されているとともに、この投入口25には、ホッ
パ26が装着されている。
第1バレル20におけるユニットケース7とは反対側の
端面からは、第1図から明らかなように、第1バレル孔
23と同軸にして且つ大径のカラー部27が一体に突出され
ている。このカラー部27の内周面には、雌ねじ部28が形
成されており、この雌ねじ部28に、前述した第2バレル
21が螺着されている。
即ち、第2バレル21は、先細の円筒形状をなし、その
一端面、即ち、大径側の端面からは、雌ねじ部28と螺合
可能な雄ねじ部29が一体にして突出されている。従っ
て、第2バレル21は、その雄ねじ部29を第1バレル20の
雌ねじ部28にねじ込むことにより、取外し可能にして第
1バレル20と連結されている。
第1バレル20内には、第1バレル孔23に連なり、且
つ、第1バレル孔23と同軸にして、バレル延長孔30が貫
通して形成されている。このバレル延長孔30における第
1バレル孔23側の一端は、この第1バレル孔23と同一の
径寸法を有しており、また、バレル延長孔30は、その一
端から所定の長さ領域の範囲において、その径寸法が徐
々に縮径したテーパ孔部30aと、このテーパ孔部30aに連
なり、その他端即ち先端まで径寸法が同一である小径孔
部30bとなっている。
上述した混練ハウジング19内には、第1スクリュー軸
31が配置されている。この第1スクリュー軸31の一端部
は、前述した主軸9の装着孔12に装着可能な径寸法を有
するとともに、この一端部の外周面には、装着孔12の各
キー溝と嵌合可能なキー31aが取付けられている。これ
らキー31aは、第1スクリュー軸31における一端部の外
周面に一体に形成してもよい。従って、第1スクリュー
軸31は、その一端部を主軸9の装着孔12に差込むことに
より、取外し可能にして主軸9に装着されており、そし
て、この主軸9に一体にして回転可能となっている。第
1スクリュー軸31は、第1バレル孔23から延長バレル孔
30内に延び、更に、この延長バレル孔30の先端近傍ま
で、同心的に延びている。また、第1スクリュー軸31の
一端部、つまり、基端部には、前述した装着孔12の受座
13と当接する拡径部32が形成されている。
そして、第1スクリュー軸31の外周面には、第1スク
リュー羽根33が設けられている。この第1スクリュー羽
根33は、上記拡径部32から第1スクリュー軸31の先端部
に亙って螺旋状に形成されている。更に詳述すれば、こ
の実施例の場合、第1スクリュー羽根33は、第1バレル
孔23内、テーパ孔部30a内及び小径孔部30b内に位置する
3つの部位に分けられ、第1バレル孔23及び小径孔部30
b内に位置する部位の第1スクリュー羽根33は、その羽
根高さがその孔部の半径寸法とほぼ同一の寸法に設定さ
れている。そして、テーパ孔部30a内に位置する第1ス
クリュー羽根33の部位は、その羽根高さがテーパ孔部30
の縮径に応じ、小径孔部30bに向かって低下されてい
る。
一方、第1スクリュー羽根33における羽根ピッチでみ
れば、第1バレル孔23内及び小径孔部30b内に位置する
部位の羽根ピッチは夫々一定であるが、しかしながら、
第1バレル孔23内での羽根ピッチは、小径孔部30b内で
の羽根ピッチよりも長くなるように設定されている。そ
して、テーパ孔部30aにおける羽根ピッチは、第1バレ
ル孔23側から小径孔部30b側に向かって徐々に短くなる
ように設定されている。
尚、上述の実施例では、第1スクリュー羽根33は、そ
の羽根ピッチ及び羽根高さの異なる3つの区分に分けら
れているが、しかしながら、第1スクリュー軸31の基端
部から先端部に向かい、第1スクリュー羽根33の羽根ピ
ッチ及び羽根高さを区分を設けることなく、徐々に減少
させるようにしてもよい。また、第1スクリュー軸31
は、その基端部から先端部に向かい、その径寸法が徐々
に減少するように図示されているが、第1スクリュー軸
31は、基端部から先端部に亙って同一の径寸法であって
もよい。
更に、第1バレル20における第2バレル孔24内には、
第2スクリュー軸34が配置されている。この第2スクリ
ュー軸34の一端部、即ち、基端部は、副軸18における装
着孔12に対し、第1スクリュー軸31の基端部と同様な形
状を有し、この基端部にも、装着孔12のキー溝に嵌合さ
れるキー及び拡径部35が設けられている。従って、第2
スクリュー軸34もまた、副軸18の装着孔12に対して取外
し可能に装着されており、そして、この副軸18と一体に
回転可能となっている。ここで、第2スクリュー軸34
は、第1スクリュー軸31とは異なり、その先端部が第2
バレル孔24の端壁に摺接されている。
第2スクリュー軸34の外周面には、第2スクリュー羽
根36が設けられている。この第2スクリュー羽根36は、
第2スクリュー軸34の拡径部35からその先端部に亙って
螺旋状に形成されている。第2スクリュー羽根36は、第
1スクリュー羽根33における第1バレル孔23の部位と同
一の羽根ピッチ及び羽根高さを存しているとともに、第
1スクリュー羽根33噛合うようになっている。
一方、第2バレル21の先端開口部における内周縁に
は、環状をなした切欠部が形成されており、この切欠部
には、押出し部としての成型部材37が嵌合されている。
この成型部材37には、複数の成型孔38が貫通して形成さ
れており、これら成型孔38の形状は、例えば、この実施
例の場合、四角形となっている。尚、成型孔38の大きさ
及び数は、適宜設定することができる。
成型部材37は、保持ナット39によって、第2バレル21
の先端部に固定されている。即ち、第2バレル21の先端
部外周面には、雄ねじ部40が形成されており、この雄ね
じ部40に保持ナット39が螺合されることにより、成型部
材37は、第2バレル21と保持ナット39との間で挟持され
ている。
次に、上述した製麺機の作動について説明する。
先ず、電動モータ3を駆動すると、前述したように、
主軸9及び副軸18は、互いに反対の方向に回転され、ま
た、同時に、これら主軸9及び副軸18に連結されている
第1及び第2スクリュー軸31,34、即ち、第1及び第2
スクリュー羽根33,36も互いに反対の方向に回転され
る。ここで、これら第1及び第2スクリュー羽根33,36
は、ホッパ26からみたとき、第1及び第2スクリュー羽
根33,36の羽根面がその噛合部に吸込まれるように回転
される。
このような状態において、ホッパ26から、うどん及び
そばの原料、つまり、小麦粉と水分などの混合物を投入
する。ここで、この混合物は、小麦粉中に所定量の水分
をほぼ均一に含ませたものであり、ホッパ26から投入口
25、即ち、第1バレル20内に向けて落下する程度の流動
性を有しているものである。
第1バレル20内に、上記混合物が供給されると、この
混合物は、第1及び第2スクリュー羽根33,36の回転に
より、混練され、そして、混練されながら、第1バレル
20内から、第2バレル21内に移動される。この第2バレ
ル21におけるテーパ孔部30a内においては、第1スクリ
ュー羽根33における羽根ピッチ及び羽根高さが徐々に減
少されていることから、ここで、混合物は、更に混練さ
れつつ、所定の圧力レベルまで加圧され、そして、第2
バレル21の小径孔部30bに至る。この小径孔部30bにおい
ては、第1スクリュー羽根33における羽根ピッチ及び羽
根高さが一定であることから、ここでは、混合物が更に
加圧されることはなく、この混合物は、更に混練のみが
加えられて、成型部材37に達する。このようにして混練
された混合物は、一定の圧力に加圧されていることか
ら、成型部材37の成型用孔38から所定の麺形状に成型さ
れつつ押出されることになる。そして、この後、成型部
材37から排出された麺を所定の長さに切断することによ
り、通常の麺を得ることができる。
上述した製麺機によれば、投入口25から供給された混
合物は、先ず、互いに噛合うようにして回転されている
第1及び第2スクリュー羽根33,36でもって混練される
ことから、その混練を確実に行なうことができる。即
ち、第1スクリュー羽根33の他に第2スクリュー羽根36
をも利用して混練することから、混合物とこれらスクリ
ュー羽根33,36と接触面積、つまり、有効混練面積を大
きく確保でき、これにより、混合物の効果的な混練を得
ることができる。しかも、第1バレル20の通路断面積
は、第1バレル21の通路断面積よりも大きなものである
ことから、第1バレル20内での混合物の滞留時間をも十
分に確保でき、これにより、混合物の混練を更に良好に
なすことができる。
また、このようにして混練された混合物は、第1スク
リュー羽根33により更に混練が加えられ、そして、一定
の圧力まで加圧されて成型部材37に達することから、こ
の成型部材37での成型加工を安定して行なえ、また、一
定の腰の強さを有した麺を得ることができる。
更に、この発明の製麺機においては、第2スクリュー
羽根36が第1スクリュー羽根33の一部、つまり、その基
端部の領域にしか並列的に配置されていないので、製麺
機全体が大形化することもなく、家庭での使用に好適し
た小形の製麺機を得ることが可能となる。
また、この実施例の製麺機においては、混練ハウジン
グ19が駆動ユニット6に対して脱着可能でるあるばかり
でなく、この混練ハウジング19を第1及び第2バレル2
0,21に分割できるとともに、第2バレル21から成型部材
37を取外すことができ、しかも、第1及び第2スクリュ
ー羽根33,36もまた駆動ユニット6から取外すことがで
きるので、製麺作業後における洗浄をも容易に行なうこ
とができる。
この発明は、上述した一実施例に制約を受けるもので
はなく、種々の変形が可能である。例えば、第1図に1
点鎖線Aで示した第2バレル21における下部の領域を開
口させ、この開口部に目の細かい金網や布等からなるふ
るい41を取付ければ、芋類やあんこ等の原料を混練した
後、この原料の裏ごしをもなすことができる。尚、この
場合、成型部材37の代わりに、第2バレル21の先端開口
を閉塞するプラグが設けられることは勿論である。この
発明のスクリュー型混練押出し機は、うどんやそばのみ
ならず、成型部材37の成型用孔の形状を代えることで、
各種の麺類に適用できるのみならず、麺類以外にも混練
を必要とする各種の原料に適用することができる。
「発明の効果」 この発明によれば、ハウジング内に、螺旋状をなした
第1スクリュー羽根のみならず、この第1スクリュー羽
根の基端部領域のみに、この第1スクリュー羽根と並列
にして、且つ、第1スクリュー羽根と協働して原料の混
練及び移送をなす螺旋状の第2スクリュー羽根を配置し
てあるから、これら第1及び第2スクリュー羽根によ
り、原料の混練を良好に行なうことができる。また、第
2スクリュー羽根は、第1スクリュー羽根の基端部領域
のみに設けられていることから、混練押出し機全体の大
形を招くことはなく、家庭での使用に好適した小形の混
練押出し機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この発明の一実施例を示し、第1
図は、スクリュー型混練押出し機における一部の水平断
面図、第2図は、第1図の混練押出し機の縦断面図、第
3図は、この発明の変形例を示すハウジングの横断面図
である。 19……混練ハウジング、25……投入口、31……第1スク
リュー軸、33……第1スクリュー羽根、34……第2スク
リュー軸、36……第2スクリュー羽根、37……成型部
材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒形状をなし、先端が開口されたハウジン
    グと、 このハウジングにおける基端部の外面に形成され、原料
    が投入される投入口と、 ハウジング内に投入口の下方に位置し且つハウジングの
    軸線に沿って配置され、回転駆動可能な第1スクリュー
    軸と、 この第1スクリュー軸の外周面に基端部から先端部に向
    かい、高さ及びピッチが小さくなるように設けられ、第
    1スクリュー軸の回転により、投入口からハウジング内
    に供給された原料を混練しつつハウジングの先端側に向
    かって移送させる螺旋状の第1スクリュー羽根と、 ハウジングの先端部に設けられ、混練された原料を所定
    の状態にして押出す押出し部とを備えてなり、 ハウジング内における第1スクリュー軸の基端部領域の
    みに、この第1スクリュー軸の基端部と並列にして配置
    され、第1スクリュー軸とは反対の方向に回転駆動可能
    な第2スクリュー軸と、 第2スクリュー軸の外周面に設けられ、この第2スクリ
    ュー軸の回転により、第1スクリュー軸における第1ス
    クリュー羽根と協働して原料の混練及び移送をなす螺旋
    状の第2スクリュー羽根とを備えてなることを特徴とす
    るスクリュー型混練押出し機。
JP63059492A 1988-03-15 1988-03-15 スクリュー型混練押出し機 Expired - Fee Related JPH082236B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63059492A JPH082236B2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15 スクリュー型混練押出し機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63059492A JPH082236B2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15 スクリュー型混練押出し機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01235535A JPH01235535A (ja) 1989-09-20
JPH082236B2 true JPH082236B2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=13114841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63059492A Expired - Fee Related JPH082236B2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15 スクリュー型混練押出し機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH082236B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011052012A1 (ja) * 2009-10-29 2011-05-05 Sugano Eiji 押出式製麺機
CN110710546A (zh) * 2019-09-18 2020-01-21 刘忠 一种全自动面食机及其和面成型方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103704581B (zh) * 2012-09-29 2016-05-25 孟庆怀 一种全自动和面、制面条机
CN107047673B (zh) * 2017-06-06 2019-02-19 安徽正宇面粉有限公司 一种自动进料的面粉混合装置
CN110250233A (zh) * 2019-05-31 2019-09-20 刘忠 和面成型机及其和面成型方法
CN114631549A (zh) * 2022-04-27 2022-06-17 青岛正亚机械科技有限公司 一种双螺杆单通道真空面带挤出机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011052012A1 (ja) * 2009-10-29 2011-05-05 Sugano Eiji 押出式製麺機
CN110710546A (zh) * 2019-09-18 2020-01-21 刘忠 一种全自动面食机及其和面成型方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01235535A (ja) 1989-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4219318A (en) Apparatus for preparing fresh farinaceous pastes
WO2016045634A1 (zh) 一种家用面条机
JPS5946660B2 (ja) 混合機
JPH082236B2 (ja) スクリュー型混練押出し機
US2242364A (en) Machine for manufacturing macaroni automatically
JP3205735B2 (ja) 製麺機
WO2022246854A1 (zh) 一种高分子材料颗粒生产装置
CN210021891U (zh) 一种巧克力夹心油原料捏合装置
CN209790411U (zh) 全自动制条搓丸一体机
CN213704458U (zh) 一种双电机双螺杆拉链挤出机出料装置
KR20200092572A (ko) 반죽시트 성형장치
CN112602739B (zh) 一种可调整面条含水量的面条挤压装置
CN213187849U (zh) 一种和面组件及立式面食机
CN111149821B (zh) 一种和面出面一体式面条机
KR102260381B1 (ko) 곤약떡볶이 성형기
CN213221710U (zh) 一种用于中药加工的混合设备
JPS6255038A (ja) 押出スクリユ−装置
CN211212784U (zh) 一种手持式面条机
KR101528705B1 (ko) 제환기의 성형롤러
JPS5918096B2 (ja) 一軸押出機の分散混練装置
CN117415968B (zh) 一种耐温捏合机
KR200300204Y1 (ko) 제면기
CN220422920U (zh) 一种水面比例双向调节的和面机
CN218959922U (zh) 一种面条生产用原料混合器
CN219947181U (zh) 一种便于清理的双螺杆挤出机

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees