JPH08223311A - 通信端末装置用電源投入装置及び通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置用電源投入装置及び通信端末装置

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JPH08223311A
JPH08223311A JP7045092A JP4509295A JPH08223311A JP H08223311 A JPH08223311 A JP H08223311A JP 7045092 A JP7045092 A JP 7045092A JP 4509295 A JP4509295 A JP 4509295A JP H08223311 A JPH08223311 A JP H08223311A
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Hiroshi Maeda
宏 前田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信端末装置が使用されていない時に通信端
末装置により消費される電力を大幅に低減できる通信端
末装置用電源投入装置を提供すること。 【構成】 回線の呼出信号検出するか、または、オペレ
ータの接近を検出すると、通信端末装置に電源を投入
し、その後、回線の通信の終了を検出すると、通信端末
装置の電源を遮断する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信端末装置を自動的
に電源に接続する、通信端末装置用電源投入装置、及
び、電源から供給される電力を適当な電圧に変換して装
置各部に供給する主装置電源と、その主装置電源から電
力の供給を受け前記装置各部を制御する主制御部とを備
え、回線に接続して使用される通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミ装置等の通信端末装置
は、通信動作中以外の間も電源は投入されたままにされ
ており、次の通信動作のための待機状態に置かれてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通信端末装置
が普通に使用されるのは、受信動作時や、送信動作時等
だけであり、それらの動作時間と比較して待機時間の方
がずっと長く、その間かなりの電力が消費されるという
問題があった。
【0004】その問題の一部を解決するものとして、例
えば、特開平5−95463号公報に示される電源自動
投入式ファクシミリ装置のように、待機時に電話回線の
呼出信号を検出して自動的に自らの電源を投入するもの
が知られている。しかし、この従来装置においては、フ
ァクシミリ装置自身が待機している状態で呼出信号を検
出する必要があるため、待機時の電力消費をなくすこと
はできない。また、送信時等にはオペレータがファクシ
ミリ装置の電源スイッチを入れたり切ったりする必要が
有り、もし、オペレータが電源スイッチを切るのを忘れ
た場合は、余分の電力が消費されてしまうという問題が
あった。
【0005】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、通信端末装置が使用されていない時に通信端末装
置により消費される電力を大幅に低減できる通信端末装
置用電源投入装置、及び、通信端末装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の通信端末装置用電源投入装置は、通
信端末装置を電源に接続するための電力供給端子と、前
記通信端末装置を回線に接続するための回線接続端子
と、前記回線の呼出信号を検出する呼出信号検出手段
と、前記回線の通信の終了を検出する通信終了検出手段
と、前記電源と前記電力供給端子との間に介在し、前記
呼出信号検出手段により呼出信号が検出されれば、前記
電力供給端子に前記電源を接続し、その後、前記通信終
了検出手段により通信の終了が検出されれば、前記電力
供給端子を前記電源から切り離す電源入切手段とを備え
ていることを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の通信端末装置用電源投入装
置は、請求項1記載の通信端末装置用電源投入装置にお
いて、オペレータの接近を検出するオペレータ検出手段
を備え、前記電源入切手段は、前記呼出信号検出手段に
より呼出信号が検出されるか、または、前記オペレータ
検出手段によりオペレータの接近が検出されれば、前記
電力供給端子に前記電源を接続し、その後、前記通信終
了検出手段により通信の終了が検出されれば、前記電力
供給端子を前記電源から切り離すことを特徴とするもの
である。
【0008】請求項3記載の通信端末装置用電源投入装
置は、請求項1または2記載の通信端末装置用電源投入
装置において、前記電源と前記電力供給端子との間に介
在し、前記電源入切手段とは無関係に前記電力供給端子
に前記電源を接続するための電源強制接続手段を備えて
いることを特徴とするものである。
【0009】請求項4記載の通信端末装置用電源投入装
置は、請求項1、2または3のいずれかの記載の通信端
末装置用電源投入装置において、前記通信端末装置に設
けられた、受信用メモリ内の受信データの有無を表示す
るための表示器の点燈及び消灯を検出するメモリ検出手
段を備え、前記電源入切手段は、前記通信終了検出手段
により通信の終了が検出され、かつ、前記メモリ検出手
段により前記受信用メモリ内に受信データが無いことが
検出されたことを条件に、前記電力供給端子を前記電源
から切り離すことを特徴とするものである。
【0010】請求項5記載の通信端末装置用電源投入装
置は、請求項1、2、3または4のいずれかの記載の通
信端末装置用電源投入装置において、装置作動用電源と
して電池を用いる一方、その電池の残量を検出する残量
検出手段と、前記電源と前記電力供給端子との間に介在
し、前記残量検出手段により検出された残量が所定量以
下になった場合は、無条件に前記電力供給端子に前記電
源を接続する非常電源接続手段を備えていることを特徴
とするものである。
【0011】請求項6記載の通信端末装置用電源投入装
置は、請求項1、2、3または4のいずれかの記載の通
信端末装置用電源投入装置において、装置作動用電源と
して電池を用いる一方、その電池の残量を検出する残量
検出手段と、前記電源からの電力を所定の充電電圧に変
換して前記電池に充電する電池充電手段と、前記残量検
出手段により検出された残量が所定量以下になった場合
は、前記電池充電手段に前記電源を接続する充電電源接
続手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0012】請求項7記載の通信端末装置用電源投入装
置は、請求項1、2、3または4のいずれかの記載の通
信端末装置用電源投入装置において、装置作動用電源と
して電池を用いる一方、その電池の残量を検出する残量
検出手段と、太陽電池と、その太陽電池の発電量を検出
する発電量検出手段と、前記電源からの電力を変換して
得た所定電圧の電力または前記太陽電池が発電する電力
を切替えて前記電池に充電電力として供給するか、また
は、その充電電力の供給を停止する電池充電手段と、そ
の電池充電手段を前記電源に接続するかまたは前記電源
から切り離す充電電源入切手段と、前記残量検出手段か
らの出力を監視し、その残量検出手段により検出された
前記電池の残量が所定量以上の場合は、前記電池充電手
段からの充電電力の供給を停止すると共に前記充電電源
入切手段により前記電池充電手段を前記電源から切り離
し、前記残量検出手段により検出された前記電池の残量
が所定量以下の場合において、前記発電量検出手段によ
り検出された前記太陽電池の発電量が所定量以上である
ときは、前記電池充電手段が供給する充電電力を前記太
陽電池が発電する電力に切替え、前記発電量検出手段に
より検出された前記太陽電池の発電量が所定量以下であ
るときは、前記充電電源入切手段により前記電池充電手
段を前記電源に接続すると共に前記電池充電手段が供給
する充電電力を前記電源からの電力を変換して得た所定
電圧の電力に切替えて所定時間その状態を維持し、それ
ら各処理の後、再び前記残量検出手段からの出力を監視
する充電制御手段とを備えていることを特徴とするもの
である。
【0013】請求項8記載の通信端末装置用電源投入装
置は、請求項5、6または7のいずれかの記載の通信端
末装置用電源投入装置において、前記残量検出手段によ
り検出された残量を表示する残量表示手段を備えている
ことを特徴とするものである。
【0014】請求項9記載の通信端末装置は、電源から
供給される電力を適当な電圧に変換して装置各部に供給
する主装置電源と、その主装置電源から電力の供給を受
け前記装置各部を制御する主制御部とを備え、回線に接
続して使用される通信端末装置において、前記回線の呼
出信号を検出する呼出信号検出手段と、前記回線の通信
の終了を検出する通信終了検出手段と、前記電源と前記
主装置電源との間に介在し、前記呼出信号検出手段によ
り呼出信号が検出されれば、前記主装置電源に前記電源
を接続し、その後、前記通信終了検出手段により通信の
終了が検出されれば、前記主装置電源を前記電源から切
り離す電源入切手段とから構成され前記主制御部とは別
の副制御部により制御される主装置電源投入部を備える
一方、その主装置電源投入部は、前記主装置電源とは別
の副装置電源で動作することを特徴とするものである。
【0015】請求項10記載の通信端末装置は、請求項
9記載の通信端末装置において、前記主装置電源投入部
は、オペレータの接近を検出するオペレータ検出手段を
備え、前記電源入切手段は、前記呼出信号検出手段によ
り呼出信号が検出されるか、または、前記オペレータ検
出手段によりオペレータの接近が検出されれば、前記主
装置電源に前記電源を接続し、その後、前記通信終了検
出手段により通信の終了が検出されれば、前記主装置電
源を前記電源から切り離すものであることを特徴とする
ものである。
【0016】請求項11記載の通信端末装置は、請求項
9記載の通信端末装置において、前記主装置電源投入部
は、原稿がセットされたことを検出する原稿検出手段を
備え、前記電源入切手段は、前記呼出信号検出手段によ
り呼出信号が検出されるか、または、前記原稿検出手段
により原稿がセットされたことが検出されれば、前記主
装置電源に前記電源を接続し、その後、前記通信終了検
出手段により通信の終了が検出されれば、前記主装置電
源を前記電源から切り離すものであることを特徴とする
ものである。
【0017】請求項12記載の通信端末装置は、請求項
9、10または11のいずれかの記載の通信端末装置に
おいて、前記主装置電源投入部は、前記電源と前記主装
置電源との間に介在し前記電源入切手段とは無関係に前
記主装置電源に前記電源を接続するための電源強制接続
手段を備えていることを特徴とするものである。
【0018】請求項13記載の通信端末装置は、請求項
9、10、11または12のいずれかの記載の通信端末
装置において、前記主装置電源投入部は、受信用メモリ
内の受信データの有無を検出するメモリ検出手段を備
え、前記電源入切手段は、前記通信終了検出手段により
通信の終了が検出され、かつ、前記メモリ検出手段によ
り前記受信用メモリ内に受信データが無いことが検出さ
れたことを条件に、前記主装置電源を前記電源から切り
離すことを特徴とするものである。
【0019】請求項14記載の通信端末装置は、請求項
9、10、11、12または13のいずれかの記載の通
信端末装置において、前記副装置電源として電池を用い
ることを特徴とするものである。
【0020】請求項15記載の通信端末装置は、請求項
14記載の通信端末装置において、前記主装置電源投入
部は、前記電池の残量を検出する残量検出手段と、前記
電源と前記主装置電源との間に介在し、前記残量検出手
段により検出された残量が所定量以下になった場合は、
無条件に前記主装置電源に前記電源を接続する非常電源
接続手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0021】請求項16記載の通信端末装置は、請求項
14記載の通信端末装置において、前記主装置電源投入
部は、前記電池の残量を検出する残量検出手段と、前記
電源からの電力を所定の充電電圧に変換して前記電池に
充電する副電池充電手段と、前記残量検出手段により検
出された残量が所定量以下になった場合は、前記副電池
充電手段に前記電源を接続する副充電電源接続手段とを
備えていることを特徴とするものである。
【0022】請求項17記載の通信端末装置は、請求項
14記載の通信端末装置において、前記主装置電源は、
前記電源からの電力を所定の充電電圧に変換して出力す
る主電池充電手段を備え、前記主装置電源投入部は、前
記電池の残量を検出する残量検出手段と、前記主装置電
源に前記電源が接続されていないときに、前記残量検出
手段により検出された残量が所定量以下になった場合
は、前記主装置電源に前記電源を接続する主充電電源接
続手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0023】請求項18記載の通信端末装置は、請求項
14記載の通信端末装置において、前記主装置電源投入
部は、前記電池の残量を検出する残量検出手段と、太陽
電池と、その太陽電池の発電量を検出する発電量検出手
段と、前記電源からの電力を変換して得た所定電圧の電
力または前記太陽電池が発電する電力を切替えて前記電
池に充電電力として供給するか、または、その充電電力
の供給を停止する副電池充電手段と、その副電池充電手
段を前記電源に接続するかまたは前記電源から切り離す
副充電電源入切手段と、前記残量検出手段からの出力を
監視し、その残量検出手段により検出された前記電池の
残量が所定量以上の場合は、前記副電池充電手段からの
充電電力の供給を停止すると共に前記副充電電源入切手
段により前記副電池充電手段を前記電源から切り離し、
前記残量検出手段により検出された前記電池の残量が所
定量以下の場合において、前記発電量検出手段により検
出された前記太陽電池の発電量が所定量以上であるとき
は、前記副電池充電手段が供給する充電電力を前記太陽
電池が発電する電力に切替え、前記発電量検出手段によ
り検出された前記太陽電池の発電量が所定量以下である
ときは、前記副充電電源入切手段により前記副電池充電
手段を前記電源に接続すると共に前記副電池充電手段が
供給する充電電力を前記電源からの電力を変換して得た
所定電圧の電力に切替えて所定時間その状態を維持し、
それら各処理の後再び前記残量検出手段からの出力を監
視する副充電制御手段とを備えていることを特徴とする
ものである。
【0024】請求項19記載の通信端末装置は、請求項
14記載の通信端末装置において、前記電池は、太陽電
池であることを特徴とするものである。
【0025】請求項20記載の通信端末装置は、請求項
15、16、17または18のいずれかの記載の通信端
末装置において、前記主装置電源投入部は、前記残量検
出手段により検出された残量を表示する残量表示手段を
備えていることを特徴とするものである。
【0026】請求項21記載の通信端末装置は、請求項
14、15、16または17のいずれかの記載の通信端
末装置において、前記電池に充電電力を供給する太陽電
池を備えていることを特徴とするものである。
【0027】
【作用】請求項1記載の構成によれば、受信時等に、呼
出信号検出手段により前記回線の呼出信号が検出される
と、電源入切手段により、前記電力供給端子が前記電源
に接続され、その後、前記通信終了検出手段により通信
の終了が検出されると、前記電力供給端子は前記電源か
ら切り離される。したがって、受信待機中の通信端末装
置が使用されていない時に通信端末装置により消費され
る電力が大幅に低減できる。
【0028】請求項2記載の構成によれば、受信時等
に、呼出信号検出手段により前記回線の呼出信号が検出
されると、電源入切手段により、前記電力供給端子が前
記電源に接続され、その後、前記通信終了検出手段によ
り通信の終了が検出されると、前記電力供給端子は前記
電源から切り離される。一方、送信時等に、オペレータ
検出手段によりオペレータの接近が検出されると、電源
入切手段により、前記電力供給端子が前記電源に接続さ
れ、その後、前記通信終了検出手段により通信の終了が
検出されると、前記電力供給端子は前記電源から切り離
される。したがって、受信及び送信待機中の通信端末装
置が使用されていない時に通信端末装置により消費され
る電力が大幅に低減できる。
【0029】請求項3記載の構成によれば、電源強制接
続手段により、前記電力供給端子は前記電源に前記電源
入切手段とは無関係に接続される。したがって、通信端
末装置を常時待機状態にする必要があるときは、通信端
末装置に常時電源を投入することが可能となる。
【0030】請求項4記載の構成によれば、前記電源に
接続された前記電力供給端子は、前記電源入切手段によ
り、前記通信終了検出手段により通信の終了が検出さ
れ、かつ、前記メモリ検出手段により前記メモリ受信用
メモリ内に受信データが無いことが検出されたことを条
件に、前記電源から切り離される。したがって、受信用
メモリ内の未処理の受信データが処理されないうちに通
信端末装置の電源が遮断されてしまうことがない。
【0031】請求項5記載の構成によれば、前記残量検
出手段により、装置作動用電源である電池の残量が所定
量以下になったことが検出された場合は、非常電源接続
手段により、無条件に前記電力供給端子に前記電源が接
続される。したがって、電池の残量が電源投入装置が正
常に動作できる残量以下になった場合でも、通信端末装
置の通信動作に何ら支障を来すことがない。
【0032】請求項6記載の構成によれば、前記残量検
出手段により、装置作動用電源である電池の残量が所定
量以下になったことが検出された場合は、充電電源接続
手段により、前記電池充電手段が前記電源に接続され
る。したがって、電池の残量が電源投入装置が正常に動
作できる残量以下になった場合でも、前記電池が電池充
電手段により充電されることにより電池電圧は維持さ
れ、通信端末装置の通信動作に何ら支障を来すことがな
い。
【0033】請求項7記載の構成によれば、前記充電制
御手段は、前記残量検出手段からの出力を監視し、その
残量検出手段により検出された前記電池の残量が所定量
以上、すなわち、電源投入装置が正常に動作できる残量
以上の場合は、前記電池充電手段から前記電池への充電
電力の供給を停止すると共に前記充電電源入切手段によ
り前記電池充電手段を前記電源から切り離す。そして、
再び前記残量検出手段からの出力を監視する。すなわ
ち、この処理ループでは、前記電池の残量が十分である
ため、前記電池への充電電力の供給は行わず、前記電池
充電手段により消費される電力をゼロにするために、前
記電池充電手段を前記電源から切り離す。これにより、
電池残量が十分である間は、電源投入装置は、前記電池
の電力のみで動作する。また、前記充電制御手段は、前
記残量検出手段により検出された前記電池の残量が所定
量以下、すなわち、電源投入装置が正常に動作できる残
量以下の場合において、前記発電量検出手段により検出
された前記太陽電池の発電量が所定量以上、すなわち、
電源投入装置に電力を常に供給している前記電池にその
電源投入装置に供給する電力以上の電力を供給できるだ
けの発電量以上であるときは、前記電池充電手段が前記
電池に供給する充電電力を前記太陽電池が発電する電力
に切替える。これにより、太陽電池が発電する電力が前
記電池に充電され、前記電池の残量は次第に増していい
く。そして、前記充電制御手段は再び前記残量検出手段
からの出力を監視する。その残量検出手段により検出さ
れた前記電池の残量は、前記太陽電池が発電する電力が
充電されることによりいずれ所定量以上となり、その場
合電源投入装置は、前記電池の電力のみで再び動作する
ようになる。また、前記充電制御手段は、前記残量検出
手段により検出された前記電池の残量が所定量以下、す
なわち、電源投入装置が正常に動作できる残量以下の場
合において、前記発電量検出手段により検出された前記
太陽電池の発電量が、部屋が暗くなったり天気が悪くな
ったりして所定量以下、すなわち、電源投入装置に電力
を常に供給している前記電池にその電源投入装置に供給
する電力以上の電力を供給できるだけの発電量以下であ
るときは、前記充電電源入切手段により前記電池充電手
段を前記電源に接続すると共に前記電池充電手段が前記
電池に供給する充電電力を前記電源からの電力を変換し
て得た所定電圧の電力に切替える。これにより、太陽電
池の発電量が十分でない場合でも、前記電池の残量を所
定量以上に保つことができる。また、前記充電制御手段
は、前記電池充電手段が前記電源に接続され、前記電池
充電手段が前記電池に供給する充電電力が前記電源から
の電力を変換して得た所定電圧の電力に切替えられた状
態が所定時間、例えば1分程度維持された後に、再び前
記残量検出手段からの出力を監視する。これにより、前
記残量検出手段からの出力、すなわち、前記残量検出手
段により検出された前記電池の残量は、前記所定時間の
間に十分増すため、前記充電電源入切手段の切替えの境
界となる所定量付近で、前記電池の残量が停滞すること
がなく、前記充電電源入切手段のスイッチの頻繁なオン
/オフを防止することができる。
【0034】請求項8記載の構成によれば、前記残量検
出手段により検出された残量は、残量表示手段により表
示される。したがって、装置作動用電源である電池の残
量を容易に把握することができる。
【0035】請求項9記載の構成によれば、受信時等
に、呼出信号検出手段により前記回線の呼出信号が検出
されると、電源入切手段により、前記主装置電源が前記
電源に接続され、その後、前記通信終了検出手段により
通信の終了が検出されると、前記主装置電源は前記電源
から切り離される。一方、主装置電源投入部は、主装置
電源とは別の副装置電源により動作しており、通信端末
装置全体の電力供給をまかなう主装置電源と比較して、
主装置電源の投入動作をするだけの主装置電源投入部に
電力を供給する副装置電源が消費する電力は、主装置電
源が待機時に消費する電力よりもずっと少ない。したが
って、通信端末装置が受信待機中で使用されていない時
に通信端末装置により消費される電力が大幅に低減でき
る。
【0036】請求項10記載の構成によれば、受信時等
に、呼出信号検出手段により前記回線の呼出信号が検出
されると、電源入切手段により、前記主装置電源が前記
電源に接続され、その後、前記通信終了検出手段により
通信の終了が検出されると、前記主装置電源は前記電源
から切り離される。一方、送信時等に、オペレータ検出
手段によりオペレータの接近が検出されると、電源入切
手段により、前記主装置電源が前記電源に接続され、そ
の後、前記通信終了検出手段により通信の終了が検出さ
れると、前記主装置電源は前記電源から切り離される。
一方、主装置電源投入部は、主装置電源とは別の副装置
電源により動作しており、通信端末装置全体の電力供給
をまかなう主装置電源と比較して、主装置電源の投入動
作をするだけの主装置電源投入部に電力を供給する副装
置電源が消費する電力は、主装置電源が待機時に消費す
る電力よりもずっと少ない。したがって、通信端末装置
が受信及び送信待機中で使用されていない時に通信端末
装置により消費される電力が大幅に低減できる。
【0037】請求項11記載の構成によれば、受信時等
に、呼出信号検出手段により前記回線の呼出信号が検出
されると、電源入切手段により、前記主装置電源が前記
電源に接続され、その後、前記通信終了検出手段により
通信の終了が検出されると、前記主装置電源は前記電源
から切り離される。一方、送信時等に、原稿検出手段に
より原稿がセットされたことが検出されると、電源入切
手段により、前記主装置電源が前記電源に接続され、そ
の後、前記通信終了検出手段により通信の終了が検出さ
れると、前記主装置電源は前記電源から切り離される。
一方、主装置電源投入部は、主装置電源とは別の副装置
電源により動作しており、通信端末装置全体の電力供給
をまかなう主装置電源と比較して、主装置電源の投入動
作をするだけの主装置電源投入部に電力を供給する副装
置電源が消費する電力は、主装置電源が待機時に消費す
る電力よりもずっと少ない。したがって、通信端末装置
が受信及び送信待機中で使用されていない時に通信端末
装置により消費される電力が大幅に低減できる。また、
原稿検出手段による、原稿を送信しようとする操作者の
意思の検出は、請求項10記載の構成のような、通信端
末装置付近を通りかかった者まで検出してしまうおそれ
が有るオペレータ検出手段によるよりもずっと確実であ
る。
【0038】請求項12記載の構成によれば、電源強制
接続手段により、前記主装置電源は前記電源に前記電源
入切手段とは無関係に接続される。したがって、通信端
末装置を常時送受信待機状態にする必要があるときは、
通信端末装置に常時電源を投入するることが可能とな
る。
【0039】請求項13記載の構成によれば、前記電源
に接続された前記主装置電源は、前記電源入切手段によ
り、前記通信終了検出手段により通信の終了が検出さ
れ、かつ、前記メモリ検出手段により前記メモリ受信用
メモリ内に受信データが無いことが検出されたことを条
件に、前記電源から切り離される。したがって、受信用
メモリ内の未処理の受信データが処理されないうちに通
信端末装置の電源が遮断されてしまうことがない。
【0040】請求項14記載の構成によれば、前記副装
置電源として電池を用いるため、副装置電源に要するコ
ストを低減できる。また、電池が消耗した場合は、速や
かに新しい電池に交換することができる。
【0041】請求項15記載の構成によれば、前記残量
検出手段により、副装置電源である電池の残量が所定量
以下になったことが検出された場合は、非常電源接続手
段により、無条件に前記主装置電源が前記電源に接続さ
れる。したがって、電池の残量が主装置電源投入部が正
常に動作できる残量以下になった場合でも、通信端末装
置の通信動作に何ら支障を来すことがない。
【0042】請求項16記載の構成によれば、前記残量
検出手段により、副装置電源である電池の残量が所定量
以下になったことが検出された場合は、副充電電源接続
手段により、前記副電池充電手段が前記電源に接続され
る。したがって、電池の残量が主装置電源投入部が正常
に動作できる残量以下になった場合でも、前記電池が副
電池充電手段により充電されることにより電池電圧は維
持され、通信端末装置の通信動作に何ら支障を来すこと
がない。
【0043】請求項17記載の構成によれば、前記残量
検出手段により、副装置電源である電池の残量が所定量
以下になったことが検出された場合は、主充電電源接続
手段により、前記主装置電源が前記電源に接続される。
したがって、電池の残量が主装置電源投入部が正常に動
作できる残量以下になった場合でも、前記電池が主電池
充電手段により充電されることにより電池電圧は維持さ
れ、通信端末装置の通信動作に何ら支障を来すことがな
い。また、主装置電源が主電池充電手段を備えているた
め、請求項16記載の構成のように、主装置電源とは別
に副電池充電手段を設ける必要がなく低コストとなる。
【0044】請求項18記載の構成によれば、前記副充
電制御手段は、前記残量検出手段からの出力を監視し、
その残量検出手段により検出された前記電池の残量が所
定量以上、すなわち、主装置電源投入部が正常に動作で
きる残量以上の場合は、前記副電池充電手段から前記電
池への充電電力の供給を停止すると共に前記副充電電源
入切手段により前記副電池充電手段を前記電源から切り
離す。そして、再び前記残量検出手段からの出力を監視
する。すなわち、この処理ループでは、前記電池の残量
が十分であるため、前記電池への充電電力の供給は行わ
ず、前記副電池充電手段により消費される電力をゼロに
すめために、前記副電池充電手段を前記電源から切り離
す。これにより、電池残量が十分である間は、主装置電
源投入部は、前記電池の電力のみで動作する。また、前
記副充電制御手段は、前記残量検出手段により検出され
た前記電池の残量が所定量以下、すなわち、主装置電源
投入部が正常に動作できる残量以下の場合において、前
記発電量検出手段により検出された前記太陽電池の発電
量が所定量以上、すなわち、主装置電源投入部に電力を
常に供給している前記電池にその主装置電源投入部に供
給する電力以上の電力を供給できるだけの発電量以上で
あるときは、前記副電池充電手段が前記電池に供給する
充電電力を前記太陽電池が発電する電力に切替える。こ
れにより、太陽電池が発電する電力が前記電池に充電さ
れ、前記電池の残量は次第に増していく。そして、再び
前記残量検出手段からの出力を監視する。その残量検出
手段により検出された前記電池の残量は、前記太陽電池
が発電する電力が充電されることによりいずれ所定量以
上となり、その場合主装置電源投入部は、前記電池の電
力のみで再び動作するようになる。また、前記副充電制
御手段は、前記残量検出手段により検出された前記電池
の残量が所定量以下、すなわち、主装置電源投入部が正
常に動作できる残量以下の場合において、前記発電量検
出手段により検出された前記太陽電池の発電量が、部屋
が暗くなったり天気が悪くなったりして所定量以下、す
なわち、主装置電源投入部に電力を常に供給している前
記電池にその主装置電源投入部に供給する電力以上の電
力を供給できるだけの発電量以下であるときは、前記副
充電電源入切手段により前記副電池充電手段を前記電源
に接続すると共に前記副電池充電手段が前記電池に供給
する充電電力を前記電源からの電力を変換して得た所定
電圧の電力に切替える。これにより、太陽電池の発電量
が十分でない場合でも、前記電池の残量を所定量以上に
保つことができる。また、前記副充電制御手段は、前記
副電池充電手段が前記電源に接続され、前記副電池充電
手段が前記電池に供給する充電電力が前記電源からの電
力を変換して得た所定電圧の電力に切替えられた状態が
所定時間、例えば1分程度維持された後に、再び前記残
量検出手段からの出力を監視する。これにより、前記残
量検出手段からの出力、すなわち、前記残量検出手段に
より検出された前記電池の残量は、前記所定時間の間に
十分増すため、前記副充電電源入切手段の切替えの境界
となる所定量付近で、前記電池の残量が停滞することが
なく、前記副充電電源入切手段のスイッチの頻繁なオン
/オフを防止することができる。
【0045】請求項19記載の構成によれば、前記副装
置電源は太陽電池であるため、副装置電源の構成を簡略
化することが可能となり、装置コストが低減される。ま
た、主装置電源投入部が消費する電力のコストは0とな
る。また、副装置電源に通電させる必要がないため、火
災等の心配もなくなる。また、副装置電源の寿命を大幅
に伸ばすことが可能となる。
【0046】請求項20記載の構成によれば、前記残量
検出手段により検出された残量は、残量表示手段により
表示される。したがって、副装置電源である電池の残量
を容易に把握することができる。
【0047】請求項21記載の構成によれば、前記副装
置電源である電池に充電電力を供給する太陽電池を備え
ているため、電池の消耗がなくなり、主装置電源投入部
に安定した電力を供給することが可能となる。
【0048】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0049】図1は、本発明の第1実施例に係る通信端
末装置用電源投入装置1のブロック構成及び、それに接
続される、通信端末装置であるファクシミリ装置30を
示したもので、回線2及び、ファクシミリ装置30の電
源となる商用交流電源3は、電源投入装置1に接続され
ている。なお、通信端末装置用電源投入装置1に接続す
るファクシミリ装置30は、本実施例の説明に必要な部
分のみを示している。
【0050】同図において、ファクシミリ装置30の装
置電源31は、入力される商用交流電源から装置作動に
必要な各種電圧を変換出力し、装置各部に供給するため
のものである。NCU32は、回線に接続され、発着信
時に所定の回線制御を行なうものである。また、ファク
シミリ装置30は、受信した画情報を一時受信用メモリ
33に蓄えることができるものであり、受信用メモリ3
3に未処理の画情報がある間点燈し、未処理の画情報が
なくなれば消灯する発光ダイオード等による表示器33
aを備えている。
【0051】電源投入装置1におけるシステム制御部4
は、CPU、ROM、RAM、入出力ポート等で構成さ
れるワンチップマイクロコンピュータであり、後述する
各種入力にしたがって、所定の出力動作をするものであ
る。電源投入装置1は、その装置作動用電源として電池
5を用いており、その電池5には、充電回路6を介し
て、太陽電池7が発生する電力が充電される。残量検出
手段である残量検出部8は、電池5の残量を、それが発
生する電圧の変化として検出して、システム制御部4に
入力するものである。残量表示手段である残量表示部9
は、残量検出部8で検出された電池の残量を、直線的に
配置された複数の発光ダイオードのうちの点燈している
ものの数に対応付けて表示するものである。
【0052】呼出信号検出手段である呼出信号検出部1
0は、回線2の16ヘルツの呼出信号を既知の方法で検
出するものであり、電流検出部11は、回線2を流れる
電流ループの有無を既知の方法で検出するものである。
【0053】メモリ検出部12は、表示器33aの点燈
及び消灯を検出するための、フォトダイオード等の光電
変換素子12aを備え、その検出された結果をシステム
制御部4に入力するためのものである。
【0054】オペレータ検出部13は、出射され、接近
している物体に反射されて戻って来る光を検出するとい
う既知の方法により、オペレータの接近を検出するもの
である。
【0055】電力供給端子14は、電源投入装置1に接
続されている商用交流電源3を外部に供給するための端
子であり、本実施例ではファクシミリ装置30の装置電
源31に接続されている。
【0056】回線接続端子15は、電源投入装置1に接
続されている回線2を外部に引き出すための端子であ
り、本実施例ではファクシミリ装置30のNCU32に
接続されている。
【0057】2巻線型ラッチングリレー16は、セット
コイル17、リセットコイル18及びリレースイッチ1
9で構成され、商用交流電源3と電力供給端子14との
間に介在して、商用交流電源3と電力供給端子14とを
電気的に接続したり、切り離したりするものである。そ
して、セットコイル17及びリセットコイル18は、バ
ッファを介してシステム制御部4の出力ポートOUT1
及び2にそれぞれ接続されている。
【0058】電源強制接続手段であるスイッチ20は、
商用交流電源3と電力供給端子14との間に介在して、
2巻線型ラッチングリレー16と並列に接続されてい
る。
【0059】図2には、電源投入装置1の外観が示され
ている。
【0060】同図において、電源プラグ4aが図示しな
いコンセントに接続されることにより、商用交流電源3
が電源投入装置1に接続される。また、モジュラー端子
3aが図示しない回線2に接続されることにより、回線
2が電源投入装置1に接続される。
【0061】また、電源投入装置1の上面には、太陽電
池8、スイッチ20、及び電池残量表示のための発光ダ
イオード群9aが配置されている。電源投入装置1の側
面にはオペレータ検出センサ13aが配置されている。
コンセント14には、ファクシミリ装置30の電源プラ
グが接続される。モジュラージャック15には、ファク
シミリ装置30の回線に接続するためのモジュラー端子
が接続される。
【0062】光電変換素子12aは、ファクシミリ装置
30の表示器33aを覆うように取り付けられて、表示
器33aの点燈及び消灯を検出する。
【0063】以上のように構成され、ファクシミリ装置
30の電源及び回線が接続された電源投入装置1におい
て、ファクシミリ装置30の通信相手先からの着呼が、
呼出信号検出部10により、検出されると、システム制
御部4は、セットコイル17に短時間電流を流し、電源
供給端子14に商用交流電源3を接続する。これによ
り、ファクシミリ装置30に電源が投入される。また、
電源が投入されたファクシミリ装置30は、NCU32
により呼出信号を検出し、所定の受信動作をする。この
受信動作中は回線2の直流回路は閉結され、所定の直流
電流が流れる。
【0064】ファクシミリ装置30の受信動作が終了す
ると、回線2の直流回路は開放され、直流電流が流れな
くなる。電流検出部11は、この電流の流れの変化を検
出することにより、ファクシミリ装置30の受信動作が
終了したことを検出する。
【0065】システム制御部4は、電流検出部11によ
り、回線の通信の終了が検出されると、リセットコイル
18に短時間電流を流し、電源供給端子14を商用交流
電源3から切り離す。これにより、ファクシミリ装置3
0の電源は遮断される。ただし、回線の通信終了検出後
も受信メモリ33に画像データが記憶されている場合
は、メモリ検出部12により表示器33aの点燈が検出
される間はシステム制御部4はリセットコイル18に電
流を流すことなく、表示器33aの消灯が検出されたと
きにリセットコイル18に短時間電流を流す。
【0066】次に、送信動作の場合は、相手先に原稿を
送信しようするオペレータがファクシミリ装置30に接
近してくる。そのオペレータの接近がオペレータ検出セ
ンサ13により検出されると、システム制御部4は、セ
ットコイル17に短時間電流を流して電源供給端子14
を商用交流電源3に接続する。これにより、ファクシミ
リ装置30に電源が投入される。電源が投入されたファ
クシミリ装置30は、オペレータにより操作され所定の
送信動作をする。この送信動作中は回線2の直流回路は
閉結され、所定の直流電流が流れる。
【0067】ファクシミリ装置30の送信動作が終了す
ると、回線2の直流回路は開放され、直流電流が流れな
くなる。電流検出部11は、この電流の流れの変化を検
出することにより、ファクシミリ装置30の送信動作が
終了したことを検出する。
【0068】システム制御部4は、電流検出部11から
の信号により、回線の通信の終了を検出すると、リセッ
トコイル18に短時間電流を流し、電源供給端子14を
商用交流電源3から切り離す。これにより、ファクシミ
リ装置30の電源は遮断される。
【0069】この場合、回線の通信の終了が検出された
後も、オペレータ検出部13により、ファクシミリ装置
30の付近にオペレータがまだいることが検出されてい
る間は、オペレータがファクシミリ装置30を更に使用
しようとしていると考えられるため、リセットコイル1
8に電流を流さないようにしてもよい。また、回線の通
信の終了が検出された後、一定時間が経過してからリセ
ットコイル18に電流を流すようにすれば、送信動作が
頻発するような場合には、ファクシミリ装置30に電源
が投入されたままになるため、ファクシミリ装置30を
使う上での煩わしさが低減される。また、ラッチングリ
レー16にかかる負担も少なくなる。
【0070】このようにして、送受信動作時以外の間
は、ファクシミリ装置30に電源が投入されないため、
ファクシミリ装置30が消費する電力を必要最小限に抑
えることができる。また、受信動作終了後も、まだ処理
されていない受信データが処理されるまではファクシミ
リ装置30の電源が遮断されないため、メモリ受信を正
常に完了することが出来る。もちろんファクシミリ装置
30がメモリ受信機能を備えていない場合は、受信動作
終了後だだちにファクシミリ装置30の電源を遮断して
も良い。また、電源投入装置1の構成は、ファクシミリ
装置に比較すれば簡易であるため、ファクシミリ装置3
0に常時電源を投入して待機させておくよりも全体とし
てずっと消費電力が少なくて済む。
【0071】このように、オペレータによる操作を必要
としないで、送受信時に自動的にファクシミリ装置30
の電源を投入することができるが、送受信が頻繁に行な
われるような状況では、ファクシミリ装置30が常時待
機状態にあった方がよい場合もある。そのような場合
は、スイッチ20をONすることにより、ラッチングリ
レー16の動作とは無関係に、電力供給端子14に商用
交流電源3が接続され、ファクシミリ装置30に、常時
電源を投入することができる。
【0072】また、電源投入装置1の装置動作用電源で
ある電池5の残量が、電源投入装置1が正常に動作でき
る残量以下になってしまったような場合、ファクシミリ
装置30は、正常な送受信動作ができなくなるおそれが
ある。そのため、システム制御部4は、残量検出部8に
より検出される電池5の残量が所定量以下になった場合
は、無条件に、セットコイル17に短時間電流を流す。
これにより、電力供給端子14は、商用交流電源3に接
続され、従って、ファクシミリ装置30に電源が投入さ
れ、電源投入装置1が電池の残量不足により動作しなく
なってもファクシミリ装置30の送受信動作が阻害され
ることがない。
【0073】また、電源投入装置1は、電池5を装置作
動用電源として動作しているため、その電池5の残量が
把握できないと、電池5は残量が少ないまま放置され、
電源投入装置1が上記のようにファクシミリ装置30に
自動的に電源を投入してしまい、余分の電力が消費され
ることになる。このような不具合を防止するため、電源
投入装置1には、電池残量を表示する残量表示部9を設
けている。この表示により、オペレータは電池の状態を
知り、正常なものと交換する等の措置を講じる。
【0074】なお、以上説明した第1実施例では電源投
入装置1の装置作動用電源として、電池5を用いたが、
電池に限らず、商用交流電源3を直流電圧に変換して用
いてもよい。また、第1実施例では電源投入装置1に接
続する通信端末装置としてファクシミリ装置を例に取っ
て説明したが、ファクシミリ装置に限らず、パーソナル
コンピュータ等の他の通信端末装置を接続して用いるこ
とができる。
【0075】次に、本発明の第2実施例について、図3
を参照して説明する。同図において、第1実施例の電源
投入装置1のブロック構成図である図1と異なる点は、
太陽電池7を備えずに、充電回路6が商用交流電源3に
接続されていることと、商用交流電源3と、充電回路6
との間に介在し、コイル22及びリレースイッチ23か
ら構成される充電電源接続手段であるリレー21を備え
ていることと、システム制御部4が、コイル22をバッ
ファを介して駆動するための出力ポートOUT3を備え
ていることである。
【0076】このように構成される第2実施例の電源投
入装置1においては、残量検出手段である残量検出部8
により、電池5の残量が所定量以下になったことが検出
された場合は、システム制御部4はOUT3の出力をO
Nする。それにより、リレー21は閉結され、充電回路
6に商用交流電源3が接続される。したがって、商用交
流電源3からの電力は充電回路6により所定の充電電圧
に変換され電池5に充電される。
【0077】これにより、電池5の残量が電源投入装置
1が正常に動作できる残量以下になった場合でも、電池
5が充電回路6により充電されることにより電池5の電
圧は維持され、ファクシミリ装置30の通信動作に何ら
支障を来すことがない。また、第1実施例のように、電
池5の残量が電源投入装置1が正常に動作できる残量以
下になった場合に、装置電源31に商用交流電源3が接
続されることがないため、待機中にファクシミリ装置3
0により消費される電力が更に少なくなる。
【0078】次に、本発明の第3実施例について、図4
を参照して説明する。同図において、第2実施例の電源
投入装置1のブロック構成図である図3と異なる点は、
充電回路6には、商用交流電源3のみならず太陽電池7
も接続されていることと、その太陽電池7の発電量を、
それが発生する電圧の変化として検出してA/D変換し
システム制御部4に入力するための発電量検出部43と
を備えていることである。
【0079】また、充電回路6は、商用交流電源3から
の電力を変換して得た所定電圧の電力または太陽電池7
が発電する電力を切り替えて、電池5に充電電力として
供給するか、あるいは、電池5への充電電力の供給を停
止するものであり、その供給電力の切替え、停止は、シ
ステム制御部4からの指示により行われる。
【0080】このように構成される第3実施例の電源投
入装置1における、システム制御部4による充電制御手
順について、図5のフローチャートを参照して説明す
る。
【0081】同図において、システム制御部4は、残量
検出部8からの出力を監視し、電池5の残量が、電源投
入装置1を安定して動作させることができる所定量以上
であるかを調べる(判断101)。所定量以上である場
合(判断101のYes)は、充電回路6の電池5への
充電電力の供給がされていればそれを停止し(処理10
2)、OUT3の出力がONであれば、それをOFFし
てリレー21を開放することにより充電回路6を商用交
流電源3から切り離し(処理103)、判断101に戻
り、再び残量検出部8の出力を監視する。
【0082】以上の判断101のYes、処理102、
処理103、判断101の一連の処理ループが実行され
ている状態は、電池5の残量が所定量以上あるため、外
部からの充電が不要な状態である。そのため、処理10
3で充電回路6を商用交流電源3から切り離すことによ
り、充電出力が停止されている状態でも商用交流電源3
が接続されている限り全くゼロにすることはできない充
電回路6により消費される電力をゼロにすることができ
る。
【0083】さて、電池5の残量が電源投入装置1を安
定して動作させることができる所定量以上でない場合
(判断101のNo)、すなわち、電池5を充電する必
要がある場合は、先ず、発電量検出部43からの出力を
監視し、太陽電池7の発電量が所定量以上であるかを調
べる(判断104)。ななわち、太陽電池7の発電量
が、電源投入装置1の各部に電池5が供給しなくてはな
らない電力以上の電力を電池5に供給するのに十分かを
調べる。
【0084】太陽電池7の発電量が所定量以上であると
き(判断104のYes)は、充電回路6の充電電力の
出力を、太陽電池が発電する電力に切替えて、電池5へ
の供給を開始する(処理105)。これにより、太陽電
池7の発電量が所定量以上であれば、電池5には、太陽
電池が発電する電力が供給され、電池5の残量は、次第
に増していく。処理105の後は、再び判断101に戻
り、残量検出部8の出力を監視する。この場合、太陽電
池7による充電により、電池5の残量が回復すれば、再
び、判断101のYes、処理102、処理103、判
断101の一連の処理ループが実行されることなる。
【0085】さて、太陽電池7の発電量が所定量以上で
ないとき(判断104のNo)は、OUT3の出力をO
Nしてリレー21を閉結することにより充電回路6を商
用交流電源3に接続する(処理106)。そして、充電
回路6の充電電力の出力を、商用交流電源の電力を変換
して得た所定電圧の電力に切替えて、電池5への供給を
開始する(処理107)。これにより、太陽電池7の発
電量が、それに入射する光量が、部屋が暗くなったりし
て減少することにより所定以下となった場合でも、電池
5への充電が行われ、電源投入装置1の動作に支障をき
たすことがない。
【0086】処理107を実行後は、所定時間待った
(処理108)後、再び、判断101に戻り、残量検出
部8の出力を監視する。
【0087】この場合、処理107を実行後に、判断1
01にすぐさま戻らずに、処理108を実行してから戻
るのは、もし、処理107を実行後に判断101にすぐ
さま戻ったとすると、電池5は、処理107から判断1
01までの短時間しか充電されていなため、電池5の残
量が所定量以上である時間も短時間しか持続せず、判断
101のYes、処理102、処理103、判断101
の一連の処理ループも短時間しか持続せずに短時間後に
判断101の判断結果がNoとなる。すると再び、判断
104が実行される。この判断104が実行されるとき
には、直前に判断104を実行してから短時間しか経過
していないため、太陽電池7の発電量が、所定量以上に
回復していない可能性が高い。したがって、判断104
の判断結果は、Noと判定される可能性が高く、再び処
理106以降の処理が実行される。
【0088】つまり、処理106によるリレー21のO
Nと、処理103によるリレー21のOFFとが、短い
周期で繰り返される異常動作が発生し、リレー21の寿
命が著しく短くなるおそれがある。
【0089】しかし、本実施例では、処理107を実行
後に、判断101にすぐさま戻らずに、処理108を実
行しているため、例えば1分程度に設定した所定時間の
間待つことにより、電池5が商用交流電源3の電力によ
り充電され、その残量も所定量を十分上回る程に回復す
る。したがって、判断101のYes、処理102、処
理103、判断101の一連の処理ループが長時間持続
し、その間に、太陽電池の発電量も所定量以上に回復し
ている可能性が高く、判断104の実行結果がNoとな
る可能性も少ない。
【0090】したがって、処理106によるリレー21
のONと、処理103によるリレー21のOFFとが、
短い周期で繰り返される異常動作が発生することがな
く、リレー21の寿命を延ばすことができる。
【0091】このように、第3実施例によれば、電池5
を太陽電池7で充電することにより、低コストで電源投
入装置1を動作させることができる。また、太陽電池7
の発電量が十分でない場合は、商用交流電源3の電力を
用いて電池5を充電するため、太陽電池7に入射する光
量が減少して発電量が減少しても、電池5の残量を維持
するこができ、電源投入装置1の動作を安定させること
ができる。したがって、それに接続された通信端末装置
が動作不能になることを防ぐことができる。また、電池
5、太陽電池7の容量を抑えても電源投入装置1の動作
を安定させることができるため、装置コストを低減する
こともできる。また、商用交流電源3の電力を用いた電
池5の充電を開始してから、電池5の残量を調べる判断
をする間に、所定の待機時間を設けたため、リレー21
に負担がかかることがない。
【0092】さて、以上説明した第1、第2及び第3実
施例は、通信端末装置用電源投入装置に関するものであ
ったが、以下説明する第4、5、6及び7実施例は、主
装置電源投入部を備えた通信端末装置に関するものであ
る。
【0093】第4実施例について、図6及び7を参照し
て説明する。
【0094】図6は、本発明の第4実施例に係る通信端
末装置であるファクシミリ装置30のブロック構成を示
したものである。同図おいて、第1実施例にかかる通信
端末装置用電源投入装置1のブロック構成を示す図1と
同一または相当する部分には、同一符号を付している。
【0095】第4実施例のファクシミリ装置30は、フ
ァクシミリ動作のためのファクシミリ部30aと、電源
である商用交流電源3から供給される電力を適当な電圧
に変換してファクシミリ部30aの各部に供給する主装
置電源31と、検出された回線の状態に応じて、主装置
電源31に交流商用電源3を接続するための主装置電源
投入部30bとから構成されている。また、商用交流電
源3は、主装置電源投入部30bを介して、主装置電源
31に接続され、回線2も、主装置電源投入部30bを
介して、後述するNCU32に接続されている
【0096】ファクシミリ部30aを構成するブロック
について説明する。
【0097】スキャナ34は原稿画像を読み取るもので
ある。プロッタ35は画像を記録出力するものである。
受信メモリ33は、相手先から受信した画像データを、
処理されるまで記憶しておくものである。NCU32
は、発着信の際に所定の回線制御を実行するものであり
回線2と接続される。モデム36は、画情報や伝送制御
のための各種手順信号を送受信するものである。操作部
37は、オペレータが各種操作を行なうものである。表
示部38は、装置が動作状態等を表示するものである。
システムメモリ39は、各種制御情報等を格納するもの
である。
【0098】主制御部40は、主装置電源31からの電
力の供給を受け上記各部を制御するマイクコンピュータ
である。システムバス41は、上記各部が相互間で各種
制御信号やデータをやりとりする信号ラインである。
【0099】以上のように構成されるファクシミリ30
aは、所定の原稿読み取り動作及び送受信動作を行う。
【0100】次に、主装置電源投入部30bの構成につ
いて説明する。
【0101】回線2及び、主装置電源31の電源となる
商用交流電源3は、主装置電源投入部30bに接続され
ている。
【0102】主装置電源投入部30bの副制御部42
は、CPU、ROM、RAM、入出力ポート等で構成さ
れるワンチップマイクロコンピュータであり、後述する
各種入力にしたがって、所定の出力動作をするものであ
る。主装置電源投入部30bは、その副装置電源として
電池5を用いており、その電池5には、副充電回路6を
介して、太陽電池7が発生する電力が充電される。残量
検出手段である残量検出部8は、電池5の残量を、それ
が発生する電圧の変化として検出して、副制御部42に
入力するものである。残量表示手段である残量表示部9
は、残量検出部8で検出された電池の残量を、直線的に
配置された複数の発光ダイオードのうちの点燈している
ものの数に対応付けて表示するものである。
【0103】呼出信号検出手段である呼出信号検出部1
0は、回線2の16ヘルツの呼出信号を既知の方法で検
出するものであり、電流検出部11は、回線2を流れる
電流ループの有無を既知の方法で検出するものである。
【0104】メモリ検出部12は、ファクシミリ部30
aの受信メモリ33内の受信データの有無を検出し、そ
の検出した結果を副制御部42に入力するためのもので
ある。
【0105】オペレータ検出部13は、出射され、接近
している物体に反射されて戻って来る光を検出するとい
う既知の方法により、オペレータの接近を検出するもの
である。
【0106】原稿検出部24は、キャナ34に原稿がセ
ットされたことを、セットされた原稿による光の遮断を
検出することにより、検出するものである。
【0107】2巻線型ラッチングリレー16は、セット
コイル17、リセットコイル18及びリレースイッチ1
9で構成され、商用交流電源3と主装置電源31との間
に介在して、商用交流電源3と主装置電源31とを電気
的に接続したり、切り離したりするものである。そし
て、セットコイル17及びリセットコイル18は、バッ
ファを介して副制御部42の出力ポートOUT1及び2
にそれぞれ接続されている。電源強制接続手段であるス
イッチ20は、商用交流電源3と主装置電源31との間
に介在して、2巻線型ラッチングリレー16と並列に接
続されている。
【0108】図7には、以上のように構成されるファク
シミリ装置30の外観が示されている。
【0109】同図において、ファクシミリ装置30の上
面には太陽電池8が配設され、側面にはスイッチ20が
配設され、正面には、オペレータ検出センサ13aが配
設されている。
【0110】以上のように構成されるファクシミリ装置
30において、ファクシミリ部30aの通信相手先から
の着呼が、呼出信号検出部10により検出されると、副
制御部42は、セットコイル17に短時間電流を流し、
主装置電源31に商用交流電源3を接続する。これによ
り、ファクシミリ部30aに電源が投入される。また、
電源が投入されたファクシミリ部30aは、NCU32
により呼出信号を検出し、所定の受信動作をする。この
受信動作中は回線2の直流回路は閉結され、所定の直流
電流が流れる。
【0111】ファクシミリ部30aの受信動作が終了す
ると、回線2の直流回路は開放され、直流電流が流れな
くなる。電流検出部11は、この電流の流れの変化を検
出することにより、ファクシミリ部30aの受信動作が
終了したことを検出する。
【0112】副制御部42は、電流検出部11により、
回線の通信の終了が検出されると、リセットコイル18
に短時間電流を流し、主装置電源31を商用交流電源3
から切り離す。これにより、ファクシミリ部30aの電
源は遮断される。ただし、回線の通信終了検出後も受信
メモリ33に画像データが記憶されている場合は、メモ
リ検出部12により受信メモリ33内の画像データが全
て処理されたことが検出されるまでの間は副制御部42
はリセットコイル18に電流を流すことなく、受信メモ
リ33内の画像データが全て処理されたことが検出され
たときにリセットコイル18に短時間電流を流す。
【0113】次に、送信動作の場合は、相手先に原稿を
送信しようするオペレータがファクシミリ装置30に接
近してくる。そのオペレータの接近がオペレータ検出セ
ンサ13aにより検出されるか、または、オペレータに
よる送信しようとする原稿のスキャナ1へのセットが、
原稿検出部24により検出されると、副制御部42は、
セットコイル17に短時間電流を流して主装置電源31
を商用交流電源3に接続する。これにより、ファクシミ
リ部30aに電源が投入される。電源が投入されたファ
クシミリ部30aは、オペレータにより操作され所定の
送信動作をする。この送信動作中は回線2の直流回路は
閉結され、所定の直流電流が流れる。
【0114】ファクシミリ部30aの送信動作が終了す
ると、回線2の直流回路は開放され、直流電流が流れな
くなる。電流検出部11は、この電流の流れの変化を検
出することにより、ファクシミリ部30aの送信動作が
終了したことを検出する。
【0115】副制御部42は、電流検出部11からの信
号により、回線の通信の終了を検出すると、リセットコ
イル18に短時間電流を流し、主装置電源31を商用交
流電源3から切り離す。これにより、ファクシミリ部3
0aの電源は遮断される。
【0116】この場合、回線の通信の終了が検出された
後も、オペレータ検出部13により、ファクシミリ装置
30の付近にオペレータがまだいることが検出されてい
る間は、オペレータがファクシミリ装置30を更に使用
しようとしていると考えられるため、リセットコイル1
8に電流を流さないようにしてもよい。また、回線の通
信の終了が検出された後、一定時間が経過してからリセ
ットコイル18に電流を流すようにすれば、送信動作が
頻発するような場合には、ファクシミリ部30aに電源
が投入されたままになるため、ファクシミリ装置30を
使う上での煩わしさが低減される。また、ラッチングリ
レー16にかかる負担も少なくなる。
【0117】このように、送受信動作時以外の間は、フ
ァクシミリ部30aに電源が投入されないため、ファク
シミリ装置30が消費する電力を必要最小限に抑えるこ
とができる。また、受信動作終了後も、まだ処理されて
いない受信データが処理されるまではファクシミリ部3
0aの電源が遮断されないため、メモリ受信を正常に完
了することが出来る。もちろんファクシミリ装置30が
メモリ受信機能を備えていない場合は、受信動作終了後
ただちにファクシミリ部30aの電源を遮断しても良
い。また、主装置電源投入部30bの構成は、ファクシ
ミリ部30aに比較すれば簡易であるため、ファクシミ
リ部30aに常時電源を投入して待機させておくよりも
全体としてずっと消費電力が少なくて済む。
【0118】また、電池5に充電電力を供給する太陽電
池7を備えているため、電池の消耗がなくなり、副装置
電源に安定した電力を供給することが可能となる。した
がって、主装置電源投入部30bの動作を安定させるこ
とが可能となる。
【0119】また、オペレータによる操作を必要としな
いで、送受信時に自動的にファクシミリ部30aの電源
を投入することができるが、送受信が頻繁に行なわれる
ような状況等では、ファクシミリ部30aが常時待機状
態にあった方がよい場合もある。そのような場合は、ス
イッチ20をONすることにより、ラッチングリレー1
6の動作とは無関係に、主装置電源31に商用交流電源
3が接続され、ファクシミリ部30aに、常時電源を投
入することができる。
【0120】また、主装置電源投入部30bの副装置電
源である電池5の残量が、主装置電源投入部30bが正
常に動作できる残量以下になってしまったような場合、
ファクシミリ部30aは、正常な送受信動作ができなく
なるおそれがある。そのため、副制御部42は、残量検
出部8により検出される電池5の残量が所定量以下にな
った場合は、無条件に、セットコイル17に短時間電流
を流す。これにより、主装置電源31は、商用交流電源
3に接続され、従って、ファクシミリ部30aに電源が
投入され、主装置電源投入部30bが電池の残量不足に
より動作しなくなってもファクシミリ部30aの送受信
動作が阻害されることがない。
【0121】また、主装置電源投入部30bは、電池5
を副装置電源として動作しているため、その電池5の残
量が把握できないと、電池5は残量が少ないまま放置さ
れ、主装置電源投入部30bが上記のようにファクシミ
リ部30aに自動的に電源を投入してしまい、余分の電
力が消費されることになる。このような不具合を防止す
るため、主装置電源投入部30bには、電池残量を表示
する残量表示部9が設けられている。この表示により、
オペレータは電池の状態を知り、正常なものと交換する
等の措置を講じる。
【0122】なお、以上説明した第4実施例では、送信
時における主装置電源31の電源投入条件は、オペレー
タ検出部13による、オペレータの接近の検出、また
は、原稿検出部24による、原稿のセットの検出であっ
たが、とちらか一方のみを、条件としても良い。つま
り、オペレータ検出部13のみによれば、原稿がセット
される以前のオペレータの接近を検出するため、主装置
電源31の電源投入を早めにすることができ、煩わしさ
が低減できる。一方、原稿検出部24のみによれば、単
に、ファクシミリ装置30の付近を通りががったオペレ
ータをも検出するおそれのあるオペレータ検出部13の
みによるよりも、オペレータの原稿を送信したいという
意思を確実に検出することができる。
【0123】また、主装置電源投入部30bの副装置電
源として電池5を用いたが、電池に限らず、商用交流電
源3を直流電圧に変換して用いてもよい。しかし、電池
5を用いれば、副装置電源に要するコストを低減できる
と共に、電池が消耗した場合は、速やかに新しい電池に
交換することができる。また、電池5として、太陽電池
を用い、充電回路6及び太陽電池7を設けない構成とす
ることも考えられる。その場合、副装置電源の構成を簡
略化することが可能となり、装置コストが低減される。
また、主装置電源投入部30bが消費する電力のコスト
は0となる。また、副装置電源に通電させる必要がない
ため、火災等の心配もなくなる。また、副装置電源の寿
命を大幅に伸ばすことが可能となる。
【0124】次に、本発明の第5実施例について、図8
を参照して説明する。同図において、第4実施例のファ
クシミリ装置30のブロック構成図である図6と異なる
点は、太陽電池7を備えずに、副充電回路6が商用交流
電源3に接続されていることと、商用交流電源3と、副
充電回路6との間に介在し、コイル22及びリレースイ
ッチ23から構成される副充電電源接続手段であるリレ
ー21を備えていることと、副制御部42が、コイル2
2をバッファを介して駆動するための出力ポートOUT
3を備えていることである。
【0125】このように構成される第5実施例のファク
シミリ装置30においては、残量検出手段である残量検
出部8により、電池5の残量が所定量以下になったこと
が検出された場合は、副制御部42はOUT3の出力を
ONし、リレー22は閉結され、副充電回路6に商用交
流電源3が接続される。したがって、商用交流電源3か
らの電力は副充電回路6により所定の充電電圧に変換さ
れ電池5に充電される。
【0126】これにより、電池5の残量が主装置電源投
入部30bが正常に動作できる残量以下になった場合で
も、電池5が副充電回路6により充電されることにより
電池5の電圧は維持され、ファクシミリ部30aの通信
動作に何ら支障を来すことがない。また、第3実施例の
ように、電池5の残量が主装置電源投入部30bが正常
に動作できる残量以下になった場合に、主装置電源31
に商用交流電源3が接続されることがないため、待機中
にファクシミリ装置30により消費される電力が更に少
なくなる。
【0127】次に、本発明の第6実施例について、図9
を参照して説明する。同図において、第5実施例のファ
クシミリ装置30のブロック構成図である図8と異なる
点は、副充電回路6には、商用交流電源3のみならず太
陽電池7も接続されていることと、その太陽電池7の発
電量を、それが発生する電圧の変化として検出してA/
D変換し、システム制御部4に入力するための発電量検
出部43を備えていることである。
【0128】また、副充電回路6は、商用交流電源3か
らの電力を変換して得た所定電圧の電力または太陽電池
7が発電する電力を切り替えて、電池5に充電電力とし
て供給するか、あるいは、電池5への充電電力の供給を
停止するものであり、その供給電力の切替え、停止は、
副制御部42から指示により行われる。
【0129】このように構成される第6実施例のファク
シミリ装置30の主装置電源投入部30bにおける、副
制御部42による充電制御手順について、前述の第3実
施例の電源投入装置1における、システム制御部4によ
る充電制御手順でもある図5のフローチャートを参照し
て説明する。
【0130】同図において、副制御部42は、残量検出
部8からの出力を監視し、電池5の残量が、主装置電源
投入部30bを安定して動作させることができる所定量
以上であるかを調べる(判断101)。所定量以上であ
る場合(判断101のYes)は、副充電回路6の電池
5への充電電力の供給がされていればそれを停止し(処
理102)し、OUT3の出力がONであれば、それを
OFFしてリレー21を開放することにより副充電回路
6を商用交流電源3から切り離し(処理103)、判断
101に戻り、再び残量検出部8の出力を監視する。
【0131】以上の判断101のYes、処理102、
処理103、判断101の一連の処理ループが実行され
ている状態は、電池5の残量が所定量以上あるため、外
部からの充電が不要な状態である。そのため、処理10
3で副充電回路6を商用交流電源3から切り離すことに
より、充電出力が停止されている状態でも商用交流電源
3が接続されている限り全くゼロにすることはできない
副充電回路6により消費される電力をゼロにすることが
できる。
【0132】さて、電池5の残量が主装置投入部30b
を安定して動作させることができる所定量以上でない場
合(判断101のNo)、すなわち、電池5を充電する
必要がある場合は、先ず、発電量検出部43からの出力
を監視し、太陽電池7の発電量が所定量以上であるかを
調べる(判断104)。ななわち、太陽電池7の発電量
が、主装置電源投入部30bの各部に電池5が供給しな
くてはならない電力以上の電力を電池5に供給するのに
十分かを調べる。
【0133】太陽電池7の発電量が所定量以上であると
き(判断104のYes)は、副充電回路6の充電電力
の出力を、太陽電池7が発電する電力に切替えて、電池
5への供給を開始する(処理105)。これにより、太
陽電池7の発電量が所定量以上であれば、電池5には太
陽電池7が発電する電力が供給され、電池5の残量は次
第に増していく。処理105の後は、再び判断101に
戻り、残量検出部8の出力を監視する。この場合、太陽
電池7による充電により電池5の残量が回復すれば、再
び、判断101のYes、処理102、処理103、判
断101の一連の処理ループが実行されることなる。
【0134】さて、太陽電池7の発電量が所定量以上で
ないとき(判断104のNo)は、OUT3の出力をO
Nしてリレー21を閉結することにより、副充電回路6
を商用交流電源3に接続する(処理106)。そして、
副充電回路6の充電電力の出力を、商用交流電源の電力
を変換して得た所定電圧の電力に切替えて、電池5への
供給を開始する(処理107)。これにより、太陽電池
7の発電量が、それに入射する光量が部屋が暗くなった
りして減少することにより所定量以下となった場合で
も、電池5への充電が行われ、主装置投入部30bの動
作に支障をきたすことがない。
【0135】処理107を実行後は、所定時間待った
(処理108)後、再び、判断101に戻り、残量検出
部8の出力を監視する。
【0136】また、この場合、処理107を実行後に判
断101にすぐさま戻らずに、処理108を実行してか
ら戻るのは、もし、処理107を実行後に判断101に
すぐさま戻ったとすると、電池5は、処理107から判
断101までの短時間しか充電されていなため、電池5
の残量が所定量以上である時間も短時間しか持続せず、
判断101のYes、処理102、処理103、判断1
01の一連の処理ループも短時間しか持続せずにすぐさ
ま判断101の判断結果がNoとなる。すると、再び、
判断104が実行される。この判断104が実行される
ときには、直前に判断104を実行してから短時間しか
経過していないため、太陽電池7の発電量が、所定量以
上に回復していない可能性が高い。したがって、判断1
04の判断結果はNoとなる可能性が高く、再び処理1
06以降の処理が実行される。
【0137】つまり、処理106によるリレー21のO
Nと、処理103によるリレー21のOFFとが、短い
周期で繰り返される異常動作が発生し、リレー21の寿
命が著しく短くなるおそれがある。
【0138】しかし、本実施例では、処理107を実行
後に、判断101にすぐさま戻らずに、処理108を実
行しているため、例えば1分程度に設定した所定時間の
間待つことにより、電池5が商用交流電源3の電力によ
り充電され、その残量も所定量を十分上回る程に回復す
る。したがって、判断101のYes、処理102、処
理103、判断101の一連の処理ループが長時間持続
し、その間に、太陽電池7の発電量も所定量以上に回復
している可能性が高く、判断104の実行結果がNoと
なる可能性も少ない。
【0139】したがって、処理106によるリレー21
のONと、処理103によるリレー21のOFFとが、
短い周期で繰り返される異常動作が発生することがな
く、リレー21の寿命を延ばすことができる。
【0140】このように、第6実施例によれば、電池5
を太陽電池7で充電することにより、低コストで主装置
電源投入部30bを動作させることができる。また、太
陽電池7の発電量が十分でない場合は、商用交流電源3
の電力を用いて電池5を充電するため、太陽電池7に入
射する光量が減少して発電量が減少しても、電池5の残
量を維持することができ、主装置電源投入部30bの動
作を安定させることができる。したがって、ファクシミ
リ部30aが動作不能になることを防ぐことができる。
また、電池5、太陽電池7の容量を抑えても主装置電源
投入部30bの動作を安定させることができるため、装
置コストを低減することもできる。また、商用交流電源
3の電力を用いた電池5の充電を開始してから、電池5
の残量を調べる判断をする間に、所定の待機時間を設け
たため、リレー21に負担がかかることがない。
【0141】次に、本発明の第7実施例について、図1
0を参照して説明する。同図において、第4実施例のフ
ァクシミリ装置30のブロック構成図である図6と異な
る点は、太陽電池7及び副充電回路6を備えていないこ
とと、主装置電源31が、電源からの電力を所定の充電
電圧に変換して電池5を充電する、主電池充電手段であ
る主充電回路31aを備えていることである。
【0142】このように構成される第7実施例のファク
シミリ装置30においては、主装置電源31に商用交流
電源3が接続されていないときに、残量検出手段である
残量検出部8により、電池5の残量が所定量以下になっ
たことが検出された場合は、副制御部42はOUT1の
出力を短時間ONし、セットコイル17に短時間電流を
流す。これにより、主装置電源31に商用交流電源3が
接続され、主充電回路31aに商用交流電源3が接続さ
れる。したがって、商用交流電源3からの電力は主充電
回路6により所定の充電電圧に変換され電池5に充電さ
れる。
【0143】これにより、電池5の残量が主装置電源投
入部30bが正常に動作できる残量以下になった場合で
も、電池5が主充電回路31aにより充電されることに
より電池5の電圧は維持され、ファクシミリ部30aの
通信動作に何ら支障を来すことがない。また、主装置電
源31が主充電回路31aを備えているため、第5実施
例のファクシミリ装置30のように、主装置電源31と
は別に副充電回路6を設ける必要がなく低コストとな
る。
【0144】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、受信時等
に、前記回線の呼出信号が検出されると、前記電力供給
端子が前記電源に接続され、その後、通信の終了が検出
されると、前記電力供給端子は前記電源から切り離され
るため、通信端末装置が受信待機中で使用されていない
時に、通信端末装置により消費される電力が大幅に低減
できる。また、既存の通信端末装置に接続することで、
省電力な通信端末装置を容易に実現することができる。
【0145】請求項2に係る発明によれば、受信時等
に、前記回線の呼出信号が検出されると、前記電力供給
端子が前記電源に接続され、その後、通信の終了が検出
されると、前記電力供給端子は前記電源から切り離され
る一方、送信時等に、オペレータの接近が検出される
と、前記電力供給端子が前記電源に接続され、その後、
通信の終了が検出されれると、前記電力供給端子は前記
電源から切り離されるため、通信端末装置の送受信動作
時だけ、通信端末装置に自動的に電源が投入され、送受
信動作時以外は、通信端末装置に電源が投入されず、通
信端末装置が使用されていない時に通信端末装置により
消費される電力が大幅に低減できる。
【0146】請求項3に係る発明によれば、電源強制接
続手段により、前記電力供給端子は前記電源に前記電源
入切手段とは無関係に接続されるため、通信端末装置を
常時待機状態にする必要があるときは、通信端末装置に
常時電源を投入することが可能となる。
【0147】請求項4に係る発明によれば、前記電源に
接続された前記電力供給端子は、前記電源入切手段によ
り、前記通信終了検出手段により通信の終了が検出さ
れ、かつ、前記メモリ検出手段により前記受信用メモリ
内に受信データが無いことが検出されたことを条件に、
前記電源から切り離されるため、受信用メモリ内の未処
理の受信データが処理されないうちに通信端末装置の電
源が遮断されてしまうことがなく、受信したデータが失
われてしまうことがない。
【0148】請求項5に係る発明によれば、前記残量検
出手段により、装置作動用電源である電池の残量が所定
量以下になったことが検出された場合は、非常電源接続
手段により、無条件に前記電力供給端子に前記電源が接
続されるため、電池の残量が電源投入装置が正常に動作
できる残量以下になった場合でも、通信端末装置の通信
動作に何ら支障を来すことがない。
【0149】請求項6記載の構成によれば、前記残量検
出手段により、装置作動用電源である電池の残量が所定
量以下になったことが検出された場合は、充電電源接続
手段により、前記電池充電手段が前記電源に接続され
る。したがって、電池の残量が電源投入装置が正常に動
作できる残量以下になった場合でも、前記電池が電池充
電手段により充電されることにより電池電圧は維持さ
れ、通信端末装置の通信動作に何ら支障を来すことがな
い。
【0150】請求項7に係る発明によれば、前記装置作
動用電源である電池が、太陽電池により充電されるため
電池の消耗がなくなり電源投入装置に安定した電力を供
給することが可能となる。また、太陽電池の発電量が十
分でない場合は、前記電源の電力により前記電池を充電
するため、太陽電池に入射する光量が減少した場合で
も、電源投入装置に安定した電力を供給することができ
る。したがって、電源投入装置の動作を安定させること
が可能となる。また、前記電池及び太陽電池の容量を小
さくしても電源投入装置の動作を安定させることができ
るため、装置コストを低減することができる。また、前
記電源の電力による前記電池の充電を開始した場合は、
その後直ちに前記電池を残量を調べずに、所定時間待つ
ため、前記充電電源入切手段のオン/オフが頻繁に繰り
返される異常動作がおきることがなく、装置の寿命が短
くなることを防ぐことができる。
【0151】請求項8に係る発明によれば、前記残量検
出手段により検出された残量は、残量表示手段により表
示されるため、装置作動用電源である電池の残量を容易
に把握することができる。
【0152】請求項9に係る発明によれば、受信時等
に、前記回線の呼出信号が検出されると、前記主装置電
源が前記電源に接続され、その後、通信の終了が検出さ
れると、前記主装置電源は前記電源から切り離された
め、通信端末装置が受信待機中で使用されていない時に
通信端末装置により消費される電力が大幅に低減でき
る。
【0153】請求項10に係る発明によれば、受信時等
に、前記回線の呼出信号が検出されると、前記主装置電
源が前記電源に接続され、その後、通信の終了が検出さ
れると、前記主装置電源は前記電源から切り離される。
一方、送信時等に、オペレータの接近が検出されると、
前記主装置電源が前記電源に接続され、その後、通信の
終了が検出されると、前記主装置電源は前記電源から切
り離されるため、通信端末装置が受信及び送信待機中で
使用されていない時に通信端末装置により消費される電
力が大幅に低減できる。
【0154】請求項11に係る発明によれば、受信時等
に、前記回線の呼出信号が検出されると、前記主装置電
源が前記電源に接続され、その後、通信の終了が検出さ
れると、前記主装置電源は前記電源から切り離される。
一方、送信時等に、原稿がセットされたことが検出され
ると、前記主装置電源が前記電源に接続され、その後、
通信の終了が検出されると、前記主装置電源は前記電源
から切り離される。したがって、通信端末装置が受信及
び送信待機中で使用されていない時に通信端末装置によ
り消費される電力が大幅に低減できる。また、原稿検出
手段による原稿を送信しようとする操作者の意思の検出
は、請求項10記載の構成のような、通信端末装置付近
を単に通りがかった者まで検出してしまうおそれが有る
オペレータ検出手段によるよりもずっと確実になる。
【0155】請求項12に係る発明によれば、電源強制
接続手段により、前記主装置電源は前記電源に前記電源
入切手段とは無関係に接続されため、通信端末装置を常
時送受信待機状態にする必要があるときは、通信端末装
置に常時電源を投入することが可能となる。
【0156】請求項13に係る発明によれば、前記電源
に接続された前記主装置電源は、前記電源入切手段によ
り、前記通信終了検出手段により通信の終了が検出さ
れ、かつ、前記メモリ検出手段により前記メモリ受信用
メモリ内に受信データが無いことが検出されたことを条
件に、前記電源から切り離されるため、受信用メモリ内
の未処理の受信データが処理されないうちに通信端末装
置の電源が遮断されてしまうことがなく、受信したデー
タが失われてしまうことがない。
【0157】請求項14に係る発明によれば、前記副装
置電源として電池を用いるため、副装置電源に要するコ
ストを低減できると共に、電池が消耗した場合は、速や
かに新しい電池に交換することができる。
【0158】請求項15に係る発明によれば、副装置電
源である電池の残量が所定量以下になったことが検出さ
れた場合は、無条件に前記主装置電源が前記電源に接続
されるため、電池の残量が主装置電源投入部が正常に動
作できる残量以下になった場合でも、通信端末装置の通
信動作に何ら支障を来すことがない。
【0159】請求項16に係る発明によれば、副装置電
源である電池の残量が所定量以下になったことが検出さ
れた場合は、前記副電池充電手段が前記電源に接続され
るため、電池の残量が主装置電源投入部が正常に動作で
きる残量以下になった場合でも、前記電池が充電される
ことにより電池電圧は維持され、通信端末装置の通信動
作に何ら支障を来すことがない。
【0160】請求項17に係る発明によれば、副装置電
源である電池の残量が所定量以下になったことが検出さ
れた場合は、前記主装置電源が前記電源に接続されるた
め、電池の残量が主装置電源投入部が正常に動作できる
残量以下になった場合でも、前記電池が充電されること
により電池電圧は維持され、通信端末装置の通信動作に
何ら支障を来すことがない。また、主装置電源が主電池
充電手段を備えているため、請求項16にかかる発明の
ように、主装置電源とは別に副電池充電手段を設ける必
要がなく低コストとなる。
【0161】請求項18に係る発明によれば、前記副装
置電源である電池が、太陽電池により充電されるため電
池の消耗がなくなり主装置電源投入部に安定した電力を
供給することが可能となる。また、太陽電池の発電量が
十分でない場合は、前記電源の電力により前記電池を充
電するため、太陽電池に入射する光量が減少した場合で
も、主装置電源投入部に安定した電力を供給することが
できる。したがって、主装置電源投入部の動作を安定さ
せることが可能となる。また、前記電池及び太陽電池の
容量を小さくしても主装置電源投入部の動作を安定させ
ることができるため、装置コストを低減することができ
る。また、前記電源の電力による前記電池の充電を開始
した場合は、その後直ちに前記電池を残量を調べずに、
所定時間待つため、前記副充電電源入切手段のオン/オ
フが頻繁に繰り返される異常動作がおきることがなく、
装置の寿命が短くなることを防ぐことができる。
【0162】請求項19に係る発明によれば、前記副装
置電源は、太陽電池であるため、副装置電源の構成を簡
略化することが可能となり、装置コストが低減される。
また、主装置電源投入部が消費する電力のコストは0と
なる。また、副装置電源に通電させる必要がないため、
火災等の心配もなくなる。また、副装置電源の寿命を大
幅に伸ばすことが可能となる。
【0163】請求項20に係る発明によれば、前記残量
検出手段により検出された電池残量は、残量表示手段に
より表示される。したがって、副装置電源である電池の
残量を容易に把握することができ、電池交換の時期等を
容易に知ることが可能となる。
【0164】請求項21に係る発明によれば、前記副装
置電源である電池に充電電力を供給する太陽電池を備え
ているため、電池の消耗がなくなり、副装置電源に安定
した電力を供給することが可能となる。したがって、主
装置電源投入部の動作を安定させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る通信端末装置用電源
投入装置の構成及び、その通信端末装置用電源投入装置
に接続されるファクシミリ装置の構成の一部を示す図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例に係る通信端末装置用電源
投入装置の外観斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る通信端末装置用電源
投入装置の構成及び、その通信端末装置用電源投入装置
に接続されるファクシミリ装置の構成の一部を示す図で
ある。
【図4】本発明の第3実施例に係る通信端末装置用電源
投入装置の構成及び、その通信端末装置用電源投入装置
に接続されるファクシミリ装置の構成の一部を示す図で
ある。
【図5】本発明の第3実施例に係る通信端末装置用電源
投入装置における充電制御手順及び第6実施例に係る通
信端末装置における充電制御手順を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の第4実施例に係るファクシミリ装置の
構成を示す図である。
【図7】本発明の第4実施例に係るファクシミリ装置の
外観斜視図である。
【図8】本発明の第5実施例に係るファクシミリ装置の
構成を示す図である。
【図9】本発明の第6実施例に係るファクシミリ装置の
構成を示す図である。
【図10】本発明の第7実施例に係るファクシミリ装置
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、通信端末装置用電源投入装置 2、回線 3、商用交流電源 4、システム制御部 5、電池 6、充電回路、副充電回路 7、太陽電池 8、残量検出部 9、残量表示部 10、呼出信号検出部 11、電流検出部 12、メモリ検出部 12a、光電変換素子 13、オペレータ検出部 13a、オペレータ検出センサ 14、電力供給端子 15、回線接続端子 16、2巻線型ラッチングリレー 17、セットコイル 18、リセットコイル 19、23、リレースイッチ 20、スイッチ 21、リレー 22、コイル 24、原稿検出部 30、ファクシミリ装置 30a、ファクシミリ部 30b、主装置電源投入部 31、装置電源、主装置電源 32、NCU 33、受信用メモリ 33a、表示器 34、スキャナ 35、プロッタ 36、モデム 37、操作部 38、表示部 39、システムメモリ 40、主制御部 41、システムバス 42、副制御部 43、発電量検出部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末装置を電源に接続するための電
    力供給端子と、前記通信端末装置を回線に接続するため
    の回線接続端子と、前記回線の呼出信号を検出する呼出
    信号検出手段と、前記回線の通信の終了を検出する通信
    終了検出手段と、前記電源と前記電力供給端子との間に
    介在し、前記呼出信号検出手段により呼出信号が検出さ
    れれば、前記電力供給端子に前記電源を接続し、その
    後、前記通信終了検出手段により通信の終了が検出され
    れば、前記電力供給端子を前記電源から切り離す電源入
    切手段とを備えたことを特徴とする通信端末装置用電源
    投入装置。
  2. 【請求項2】 オペレータの接近を検出するオペレータ
    検出手段を備え、前記電源入切手段は、前記呼出信号検
    出手段により呼出信号が検出されるか、または、前記オ
    ペレータ検出手段によりオペレータの接近が検出されれ
    ば、前記電力供給端子に前記電源を接続し、その後、前
    記通信終了検出手段により通信の終了が検出されれば、
    前記電力供給端子を前記電源から切り離すことを特徴と
    する請求項1記載の通信端末装置用電源投入装置。
  3. 【請求項3】 前記電源と前記電力供給端子との間に介
    在し、前記電源入切手段とは無関係に前記電力供給端子
    に前記電源を接続するための電源強制接続手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の通信端末
    装置用電源投入装置。
  4. 【請求項4】 前記通信端末装置に設けられた、受信用
    メモリ内の受信データの有無を表示するための表示器の
    点燈及び消灯を検出するメモリ検出手段を備え、前記電
    源入切手段は、前記通信終了検出手段により通信の終了
    が検出され、かつ、前記メモリ検出手段により前記受信
    用メモリ内に受信データが無いことが検出されたことを
    条件に、前記電力供給端子を前記電源から切り離すこと
    を特徴とする請求項1、2または3のいずれかの記載の
    通信端末装置用電源投入装置。
  5. 【請求項5】 装置作動用電源として電池を用いる一
    方、その電池の残量を検出する残量検出手段と、前記電
    源と前記電力供給端子との間に介在し、前記残量検出手
    段により検出された残量が所定量以下になった場合は、
    無条件に前記電力供給端子に前記電源を接続する非常電
    源接続手段を備えていることを特徴とする請求項1、
    2、3または4のいずれかの記載の通信端末装置用電源
    投入装置。
  6. 【請求項6】 装置作動用電源として電池を用いる一
    方、その電池の残量を検出する残量検出手段と、前記電
    源からの電力を所定の充電電圧に変換して前記電池に充
    電する電池充電手段と、前記残量検出手段により検出さ
    れた残量が所定量以下になった場合は、前記電池充電手
    段に前記電源を接続する充電電源接続手段とを備えてい
    ることを特徴とする請求項1、2、3または4のいずれ
    かの記載の通信端末装置用電源投入装置。
  7. 【請求項7】 装置作動用電源として電池を用いる一
    方、その電池の残量を検出する残量検出手段と、太陽電
    池と、その太陽電池の発電量を検出する発電量検出手段
    と、前記電源からの電力を変換して得た所定電圧の電力
    または前記太陽電池が発電する電力を切替えて前記電池
    に充電電力として供給するか、または、その充電電力の
    供給を停止する電池充電手段と、その電池充電手段を前
    記電源に接続するかまたは前記電源から切り離す充電電
    源入切手段と、前記残量検出手段からの出力を監視し、
    その残量検出手段により検出された前記電池の残量が所
    定量以上の場合は、前記電池充電手段からの充電電力の
    供給を停止すると共に前記充電電源入切手段により前記
    電池充電手段を前記電源から切り離し、前記残量検出手
    段により検出された前記電池の残量が所定量以下の場合
    において、前記発電量検出手段により検出された前記太
    陽電池の発電量が所定量以上であるときは、前記電池充
    電手段が供給する充電電力を前記太陽電池が発電する電
    力に切替え、前記発電量検出手段により検出された前記
    太陽電池の発電量が所定量以下であるときは、前記充電
    電源入切手段により前記電池充電手段を前記電源に接続
    すると共に前記電池充電手段が供給する充電電力を前記
    電源からの電力を変換して得た所定電圧の電力に切替え
    て所定時間その状態を維持し、それら各処理の後、再び
    前記残量検出手段からの出力を監視する充電制御手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1、2、3または
    4のいずれかの記載の通信端末装置用電源投入装置。
  8. 【請求項8】 前記残量検出手段により検出された残量
    を表示する残量表示手段を備えていることを特徴とする
    請求項5、6または7のいずれかの記載の通信端末装置
    用電源投入装置。
  9. 【請求項9】 電源から供給される電力を適当な電圧に
    変換して装置各部に供給する主装置電源と、その主装置
    電源から電力の供給を受け前記装置各部を制御する主制
    御部とを備え、回線に接続して使用される通信端末装置
    において、 前記回線の呼出信号を検出する呼出信号検出手段と、前
    記回線の通信の終了を検出する通信終了検出手段と、前
    記電源と前記主装置電源との間に介在し、前記呼出信号
    検出手段により呼出信号が検出されれば、前記主装置電
    源に前記電源を接続し、その後、前記通信終了検出手段
    により通信の終了が検出されれば、前記主装置電源を前
    記電源から切り離す電源入切手段とから構成され前記主
    制御部とは別の副制御部により制御される主装置電源投
    入部を備える一方、その主装置電源投入部は、前記主装
    置電源とは別の副装置電源で動作することを特徴とする
    通信端末装置。
  10. 【請求項10】 前記主装置電源投入部は、オペレータ
    の接近を検出するオペレータ検出手段を備え、前記電源
    入切手段は、前記呼出信号検出手段により呼出信号が検
    出されるか、または、前記オペレータ検出手段によりオ
    ペレータの接近が検出されれば、前記主装置電源に前記
    電源を接続し、その後、前記通信終了検出手段により通
    信の終了が検出されれば、前記主装置電源を前記電源か
    ら切り離すものであることを特徴とする請求項9記載の
    通信端末装置。
  11. 【請求項11】 前記主装置電源投入部は、原稿がセッ
    トされたことを検出する原稿検出手段を備え、前記電源
    入切手段は、前記呼出信号検出手段により呼出信号が検
    出されるか、または、前記原稿検出手段により原稿がセ
    ットされたことが検出されれば、前記主装置電源に前記
    電源を接続し、その後、前記通信終了検出手段により通
    信の終了が検出されれば、前記主装置電源を前記電源か
    ら切り離すものであることを特徴とする請求項9記載の
    通信端末装置。
  12. 【請求項12】 前記主装置電源投入部は、前記電源と
    前記主装置電源との間に介在し前記電源入切手段とは無
    関係に前記主装置電源に前記電源を接続するための電源
    強制接続手段を備えていることを特徴とする請求項9、
    10または11のいずれかの記載の通信端末装置。
  13. 【請求項13】 前記主装置電源投入部は、受信用メモ
    リ内の受信データの有無を検出するメモリ検出手段を備
    え、前記電源入切手段は、前記通信終了検出手段により
    通信の終了が検出され、かつ、前記メモリ検出手段によ
    り前記受信用メモリ内に受信データが無いことが検出さ
    れたことを条件に、前記主装置電源を前記電源から切り
    離すことを特徴とする請求項9、10、11または12
    のいずれかの記載の通信端末装置。
  14. 【請求項14】 前記副装置電源として電池を用いるこ
    とを特徴とする請求項9、10、11、12または13
    のいずれかの記載の通信端末装置。
  15. 【請求項15】 前記主装置電源投入部は、前記電池の
    残量を検出する残量検出手段と、前記電源と前記主装置
    電源との間に介在し、前記残量検出手段により検出され
    た残量が所定量以下になった場合は、無条件に前記主装
    置電源に前記電源を接続する非常電源接続手段とを備え
    ていることを特徴とする請求項14記載の通信端末装
    置。
  16. 【請求項16】 前記主装置電源投入部は、前記電池の
    残量を検出する残量検出手段と、前記電源からの電力を
    所定の充電電圧に変換して前記電池に充電する副電池充
    電手段と、前記残量検出手段により検出された残量が所
    定量以下になった場合は、前記副電池充電手段に前記電
    源を接続する副充電電源接続手段とを備えていることを
    特徴とする請求項14記載の通信端末装置。
  17. 【請求項17】 前記主装置電源は、前記電源からの電
    力を所定の充電電圧に変換して出力する主電池充電手段
    を備え、前記主装置電源投入部は、前記電池の残量を検
    出する残量検出手段と、前記主装置電源に前記電源が接
    続されていないときに、前記残量検出手段により検出さ
    れた残量が所定量以下になった場合は、前記主装置電源
    に前記電源を接続する主充電電源接続手段とを備えてい
    ることを特徴とする請求項14記載の通信端末装置。
  18. 【請求項18】 前記主装置電源投入部は、前記電池の
    残量を検出する残量検出手段と、太陽電池と、その太陽
    電池の発電量を検出する発電量検出手段と、前記電源か
    らの電力を変換して得た所定電圧の電力または前記太陽
    電池が発電する電力を切替えて前記電池に充電電力とし
    て供給するか、または、その充電電力の供給を停止する
    副電池充電手段と、その副電池充電手段を前記電源に接
    続するかまたは前記電源から切り離す副充電電源入切手
    段と、前記残量検出手段からの出力を監視し、その残量
    検出手段により検出された前記電池の残量が所定量以上
    の場合は、前記副電池充電手段からの充電電力の供給を
    停止すると共に前記副充電電源入切手段により前記副電
    池充電手段を前記電源から切り離し、前記残量検出手段
    により検出された前記電池の残量が所定量以下の場合に
    おいて、前記発電量検出手段により検出された前記太陽
    電池の発電量が所定量以上であるときは、前記副電池充
    電手段が供給する充電電力を前記太陽電池が発電する電
    力に切替え、前記発電量検出手段により検出された前記
    太陽電池の発電量が所定量以下であるときは、前記副充
    電電源入切手段により前記副電池充電手段を前記電源に
    接続すると共に前記副電池充電手段が供給する充電電力
    を前記電源からの電力を変換して得た所定電圧の電力に
    切替えて所定時間その状態を維持し、それら各処理の後
    再び前記残量検出手段からの出力を監視する副充電制御
    手段とを備えていることを特徴とする請求項14記載の
    通信端末装置。
  19. 【請求項19】 前記電池は、太陽電池であることを特
    徴とする請求項14記載の通信端末装置。
  20. 【請求項20】 前記主装置電源投入部は、前記残量検
    出手段により検出された残量を表示する残量表示手段を
    備えていることを特徴とする請求項15、16、17ま
    たは18のいずれかの記載の通信端末装置。
  21. 【請求項21】 前記電池に充電電力を供給する太陽電
    池を備えていることを特徴とする請求項14、15、1
    6または17のいずれかの記載の通信端末装置。
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