JPH08222700A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH08222700A
JPH08222700A JP2814795A JP2814795A JPH08222700A JP H08222700 A JPH08222700 A JP H08222700A JP 2814795 A JP2814795 A JP 2814795A JP 2814795 A JP2814795 A JP 2814795A JP H08222700 A JPH08222700 A JP H08222700A
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JP
Japan
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heat
semiconductor device
circuit
semiconductor substrate
embedded
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JP2814795A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Shinohara
俊朗 篠原
Teruyoshi Mihara
輝儀 三原
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高精度回路部においては熱分布を
少なくし、感熱部においては発熱部との温度差を小さく
して特性向上とチップコストの低減とを目的とする。 【構成】 発熱部2と高精度回路4とを同一半導体基板
1上に持つ半導体装置において、少なくとも高精度回路
4の周囲に半導体基板1よりも熱伝導性の悪い材料が埋
め込まれた熱分離溝7を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に半導体基板上に局所的な発熱を伴う発熱部が形成され
ている場合において、その半導体基板中の熱分布の制御
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体基板中の熱分布の制御に関する半
導体装置の第1の従来例として図13に示すようなもの
がある(特開昭59−111365号公報)。この従来
例は、半導体基板15上に形成されたCCD16の温度
分布を均一にしてその特性向上を図ったものであり、C
CD16に沿って入力保護抵抗17a〜17hが分散配
置されている。18は入力パッドである。作用としては
入力パッド18には静電サージ保護用に複数の入力保護
抵抗17a〜17hが接続されているため入力パッド1
8に加わるクロックにより電流が流れると入力保護抵抗
17a〜17hが発熱し、図13(a)中19で示すよ
うな等温線となってチップ内に熱が拡がる。入力保護抵
抗17a〜17hは上記のようなチップ内に分散配置さ
れているので、図13(b)に示すように入力保護抵抗
17が集中的に設置されている場合に比べてCCD16
が受ける温度分布は小さくなり、その結果、CCD16
の特性向上が得られる。
【0003】一方、パワー素子のような発熱部と、カレ
ントミラー回路のような構成素子同士の特性のペア性を
利用した回路など、いわゆる高精度回路を同一チップ上
に形成する場合、チップ内の温度分布が問題となる。一
般にはこのような場合、図14の第2の従来例に示すよ
うに、パワー部と回路部を分散し、回路部の一部として
高精度回路を構成する場合が多い。即ち、半導体基板2
1上にパワー部22と高精度回路24と回路部23とパ
ッド25が形成されており、パワー部22と回路部23
は分離して配置されており、高精度回路24は回路部2
3の内部に配置されている。しかし、この従来例では、
上述のようにチップ内に温度分布が生じているため回路
構成素子間の特性のペア性が保たれず、回路の特性が悪
化してしまうという問題がある。
【0004】これを避けるようにした第3の従来例とし
て図15に示すように、高精度回路ブロック24のみを
パワー部22の中に配置するようなレイアウトが考えら
れている。このようにして高精度回路ブロック24の内
部において温度をほぼ均一とし、構成素子間の特性のペ
ア性を保って高精度回路を実現している。
【0005】また、逆にパワー素子とそのパワー素子の
過温度による破壊を防止するための過温度保護機能を同
一チップ上に形成した第4の従来例として図16に示す
ようなものがある。これはIEDM’88よりの引用で
あり、シリコン基板26上に形成されたエピ層27をP
型拡散層28で幾つかの領域に分割し、その内部にパワ
ー素子29とCMOS回路30を形成している。そし
て、CMOS回路30によりパワー素子29の過温度を
保護する機能等を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来例にあっては、CCDに沿って複数の入力保護抵抗
を分散配置した構成となっていたため、レイアウト自由
度が減り、またチップ面積が大きくなってコストアップ
を招くという問題点があった。
【0007】第2の従来例では、パワー部と回路部が分
離して配置され、高精度回路は回路部内に配置した構成
となっていたため、チップ内に温度分布が生じて回路構
成素子間の特性のペア性が保たれず、回路の特性が悪化
してしまうという問題点があった。
【0008】第3の従来例では、高精度回路ブロックの
みをパワー部の中に配置した構成となっていたため、パ
ワー部は通常全面金属配線を用いることが多くその一部
に高精度回路を配置してしまうと配線レイアウトが困難
となり、実現できてもそのために無駄な分離スペースを
必要としてしまう。さらに、パワー部の一部をくり抜い
て高精度回路を配置しようとした場合、パワー部の素子
構造はその耐圧確保や耐サージ性確保のため一般的には
パワー素子周辺構造としてガードリング構造を用いるこ
とが多く、このくり抜いた部分にもガードリング構造を
付加しなければならない。このため一層分離スペースが
大きくなってしまい、チップ面積が増大してしまうとい
う問題点があった。
【0009】また、第4の従来例では、パワー素子での
発熱が周辺に3次元的な熱流となって流れていく構成で
あり、しかも材質がすべてシリコン基板であるため一様
な熱流となりその結果CMOS回路における測定温度は
パワー素子における温度よりも低い値となり、正確な過
温度保護が実現できないという問題点があった。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、高精度回路部においては熱分布を
少なくし、また感熱部においては発熱部との温度差を少
なくして特性ばらつきを少なくするとともにチップコス
トを低減することができる半導体装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、動作時に発熱を伴う発熱部
と、差動増幅器の差動入力対、カレントミラー回路のペ
ア対、A/D変換器又はD/A変換器における抵抗ラダ
ー回路及びスイッチトキャパシタ回路を含む構成素子の
特性の比精度又はペア性が重要な高精度回路とを同一半
導体基板上に持つ半導体装置において、少なくとも前記
高精度回路の周囲に、前記半導体基板よりも熱伝導性の
悪い材料が埋め込まれた熱分離溝を形成してなることを
要旨とする。
【0012】請求項2記載の発明は、動作時に発熱を伴
う発熱部と、該発熱部の温度を測定する感熱部とを同一
半導体基板上に持つ半導体装置において、前記発熱部と
感熱部とを近接させ該発熱部及び感熱部の両方が形成さ
れたブロックの外周における少なくとも前記感熱部の周
囲部に、前記半導体基板よりも熱伝導性の悪い材料が埋
め込まれた熱分離溝を形成してなることを要旨とする。
【0013】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の半導体装置において、前記発熱部はパワーMO
SFET、パワーバイポーラトランジスタ又はIGBT
を含むパワートランジスタであることを要旨とする。
【0014】請求項4記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の半導体装置において、前記発熱部は電源回路で
あることを要旨とする。
【0015】請求項5記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の半導体装置において、前記発熱部は入力/出力
保護回路であることを要旨とする。
【0016】請求項6記載の発明は、上記請求項1乃至
5の何れかに記載の半導体装置において、前記熱伝導性
の悪い材料は酸化シリコンであることを要旨とする。
【0017】請求項7記載の発明は、上記請求項2乃至
6の何れかに記載の半導体装置において、前記感熱部は
半導体のPN接合の順方向電圧の温度依存性を測定する
回路で構成してなることを要旨とする。
【0018】請求項8記載の発明は、上記請求項1乃至
7の何れかに記載の半導体装置において、前記熱分離溝
は多重に複数本形成してなることを要旨とする。
【0019】請求項9記載の発明は、上記請求項1乃至
8の何れかに記載の半導体装置において、少なくとも前
記高精度回路又は前記感熱部の下部に、前記半導体基板
よりも熱伝導性の悪い材料からなる埋め込み熱分離膜を
埋め込んでなることを要旨とする。
【0020】請求項10記載の発明は、上記請求項9記
載の半導体装置において、前記熱伝導性の悪い材料は酸
化シリコンであることを要旨とする。
【0021】請求項11記載の発明は、上記請求項9又
は10記載の半導体装置において、前記埋め込み熱分離
膜は前記高精度回路又は前記感熱部の下部のみに形成し
てなることを要旨とする。
【0022】請求項12記載の発明は、上記請求項9又
は10記載の半導体装置において、前記埋め込み熱分離
膜は前記半導体基板の主面全面の下部に形成してなるこ
とを要旨とする。
【0023】請求項13記載の発明は、上記請求項1乃
至12の何れかに記載の半導体装置において、前記熱分
離溝の深さは前記発熱部、前記高精度回路又は前記感熱
部の何れの形成深さよりも深いことを要旨とする。
【0024】請求項14記載の発明は、上記請求項9乃
至12の何れかに記載の半導体装置において、前記熱分
離溝の深さは前記埋め込み熱分離膜の形成されている深
さ以上であることを要旨とする。
【0025】
【作用】請求項1記載の発明において、発熱部で発生し
た熱は3次元の熱流となって半導体基板中に拡がる。こ
のとき熱分離溝で横方向の熱流が遮られ、高精度回路の
形成されている領域内では熱分布が顕著に少なくなる。
この結果、高精度回路は特性ばらつきが小さくなって良
好な回路特性が得られる。
【0026】請求項2記載の発明においては、感熱部を
発熱部に近接させて温度低下を防ぎ、発熱部からの熱流
に対する感熱部の背面側には熱分離溝を設けて後方への
熱伝導を抑えることにより、感熱部は発熱部との温度差
が顕著に少なくなり、発熱部の実際の温度に極めて近い
温度を測定することが可能となる。この結果、発熱部の
正確な過温度保護等が実現される。
【0027】請求項3記載の発明において、発熱部とし
てパワーMOSFET、パワーバイポーラトランジスタ
又はIGBTを含むパワートランジスタが用いられた場
合に、高精度回路等に影響を与えるような3次元の熱流
が半導体基板中に拡がる。
【0028】請求項4記載の発明において、発熱部が電
源回路である場合にも上記と同様の3次元の熱流が半導
体基板中に拡がる。
【0029】請求項5記載の発明において、発熱部が保
護抵抗等で構成された入力/出力保護回路である場合に
も上記と同様の3次元の熱流が半導体基板中に拡がる。
【0030】請求項6記載の発明において、熱分離溝に
埋め込まれる熱伝導性の悪い材料は酸化シリコンとする
ことにより、シリコン等の半導体基板に対し熱伝導率は
1/100程度となって横方向の熱流が効果的に遮断さ
れる。
【0031】請求項7記載の発明において、感熱部は半
導体のPN接合の順方向電圧の温度依存性をみる回路に
よりチップ組込み容易性を有する測温部が実現される。
【0032】請求項8記載の発明において、熱分離溝は
多重に複数本形成した多重熱分離溝とすることにより、
半導体基板中に拡がる横方向の熱流が一層確実に遮断さ
れる。
【0033】請求項9記載の発明において、少なくとも
高精度回路又は感熱部の下部に、埋め込み熱分離膜を埋
め込むことにより、高精度回路又は感熱部の下方におい
ても熱流の遮断が行われて高精度回路部においては熱分
布が一層少なくなり、感熱部において発熱部との温度差
が一層少なくなる。
【0034】請求項10記載の発明において、埋め込み
熱分離膜は酸化シリコン膜で形成することにより、前記
と同様に熱伝導率が顕著に低くなって高精度回路又は感
熱部の下方における熱流の遮断が効果的に行われる。
【0035】請求項11記載の発明において、埋め込み
熱分離膜は高精度回路又は感熱部の下部のみに形成する
ことにより、高精度回路又は感熱部の下方の熱流遮断が
行われるとともに発熱部の放熱の促進が行われる。
【0036】請求項12記載の発明において、埋め込み
熱分離膜は半導体基板の主面全面の下部に形成すること
により、支持基板と素子領域用半導体基板とを貼り合わ
せて内部に埋め込み熱分離膜を有する半導体基板を作製
する際、支持基板表面の平坦化加工が不要となって製造
プロセスの簡易化が可能となる。
【0037】請求項13記載の発明において、熱分離溝
の深さを発熱部、高精度回路又は感熱部の何れの形成深
さよりも深くすることにより熱の回り込みが抑制されて
横方向の熱流遮断が効果的に行われる。
【0038】請求項14記載の発明において、埋め込み
熱分離膜を設けた場合に、熱分離溝の深さをその埋め込
み熱分離膜の形成されている深さ以上とすることによ
り、熱流遮断が一層効果的に行われる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は、本発明の第1の実施例を示す図
である。図1(a)は平面図、図1(b)は同図(a)
のA−A線断面図である。まず半導体装置の構成を説明
する。半導体基板1の主面に発熱部としてのパワー部2
と回路部3が分離して形成され、回路部3内に高精度回
路4が形成されている。5はパッドである。パワー部2
はパワーMOSFET、パワーバイポーラトランジス
タ、IGBT等の発熱を伴う素子又は電源回路、入力/
出力保護回路等の発熱を伴う回路からなっている。また
高精度回路4は差動増幅回路の差動入力対、カレントミ
ラー回路のペア対、A/D変換器やD/A変換器におけ
る抵抗ラダー回路又はスイッチトキャパシタ回路等の抵
抗、容量、トランジスタ等構成要素の特性の比精度やペ
ア性が重要な回路からなっている。上記高精度回路4の
外周には熱分離溝7が形成されている。熱分離溝7の深
さはパワー部2及び高精度回路4の何れよりも深く形成
されている。熱分離溝7は深溝を形成したのち、その深
溝内に半導体基板1よりも熱伝導性の悪い材料、例えば
酸化シリコンを埋め込むことで形成されている。ここ
で、例えば半導体基板1をシリコンとし、熱分離溝7を
酸化シリコンとするとそれぞれの熱伝導率は148(W
/m・K)及び1.38(W/m・K)であり、100
倍以上の差がある。
【0040】次に、上述のように構成された半導体装置
の作用を説明する。パワー部2で発生した熱は3次元の
熱流となって半導体基板1中に拡がる。このとき、熱分
離溝7が形成されている本実施例においては熱分離領域
の幅は小さいにもかかわらず熱伝導度が100倍以上違
うため、横方向の熱流が熱分離溝7において遮られて横
方向の温度分布が小さくなる。これを具体的にシミュレ
ーションした結果を図2に示す。図2においては従来例
のごとく熱分離溝のない構造と本実施例のごとく熱分離
溝7を形成した構成の両方を示してある(後に述べる第
3の実施例についてのシミュレーション結果も同時に記
載してある)。図2から明白なように熱分離溝のない場
合に比べて熱分離溝を形成したものは高精度回路4の形
成されている領域内の温度分布(距離が10μm離れた
2点の間の温度差)で5.8℃から1.5℃と約1/4
に大幅に低減されていることが分る。この結果、この領
域内における素子間の移動度ばらつきは3%が0.5%
に、しきい値ばらつきは9mVが2mVと低減され、こ
の結果は、特に素子特性のペア性を要求されるような回
路において大きな効果が現われる。例えば差動増幅回路
の入力オフセット電圧は用途により数mV以下が要求さ
れることが多いが、これには差動入力対を構成するトラ
ンジスタのしきい値がそのまま反映されるため、上記従
来例においては少なくとも9mVの入力オフセットは必
ず現われるのに対し、本実施例では2mVにまで低減さ
れることになる。
【0041】以上述べたように、本実施例においては発
熱部であるパワー部2と高精度回路4とを同一半導体基
板1上に形成したにもかかわらず小さい熱分離面積で温
度分布の影響を排除できるという効果が得られる。
【0042】図3には、本発明の第2の実施例を示す。
構成としては高精度回路1の外周に上記第1の実施例に
おける熱分離溝の複数本からなる多重熱分離溝8を形成
したものである。
【0043】次に、本実施例の作用を述べる。本実施例
においては、熱分離溝の本数を複数にしたことにより、
パワー部2と高精度回路4の間の熱分離や高精度回路部
4とパワー部2の反対側に広がっている半導体基板1と
の間の熱分離がより一層完全となり、高精度回路4領域
内での温度分布を一層小さくできる。なお、熱分離をよ
り完全にする手段としては熱分離溝の幅を広くするとい
う手段があるが、以下に説明するようにチップコストを
低減するという観点から幅広の熱分離溝を設けるよりも
標準的な幅の熱分離溝を複数本設けた方が得策である。
即ち、熱分離溝の形成方法としては、図4に示すように
半導体基板1に深溝13,14を形成した後熱伝導性の
悪い材料、例えば酸化シリコン膜10をCVD等の手法
で半導体基板1上に形成し、溝部以外の酸化シリコン膜
をエッチバック等の手法で除去することにより深溝1
3,14に酸化シリコンを埋め込むという手法がとられ
る。ここで、深溝を完全に埋め込むには深溝の幅の0.
5〜1.0倍程度の酸化シリコン膜を形成する必要があ
る。したがって、図4の右側に示したように深溝13の
幅を例えば2.0μmとし、熱分離性を上げるために2
重にして2重分離溝8を形成したとすると、深溝埋め込
み用に形成すべき酸化シリコンの膜厚はせいぜい2.0
μmですむ。ところが、図4の左側に示すように同程度
の熱分離性を確保するために4μmの幅の幅広熱分離溝
を形成しようとすると幅4μmの深溝14を形成し、そ
の深溝14を埋め込むためには4.0μmの厚みの酸化
シリコン膜を形成する必要がある。即ち、成膜の時間が
長くなり、チップコストが上がってしまうという問題が
ある。さらに酸化シリコンのように半導体基板と熱膨張
率の異なる材料を厚く形成すると熱ストレスによりチッ
プが破損してしまうという問題も生じる。以上の2点に
より幅広の熱分離溝を形成するよりは標準的な幅の熱分
離溝を必要に応じて複数本形成する本実施例が望まし
い。
【0044】なお、以上の第1、第2の2つの実施例は
以下に述べる第3、第4の実施例に対しては埋め込み熱
分離膜が不要なため、低コストで半導体装置を実現でき
るという共通の効果がある。
【0045】図5には、本発明の第3の実施例を示す。
本実施例では、図1で説明した第1の実施例の構成に加
えて半導体基板1の内部に埋め込み熱分離膜12が形成
されている。埋め込み熱分離膜12の材質には酸化シリ
コン膜が用いられている。
【0046】次に作用を述べる。本実施例においては、
発熱部であるパワー部2で発生した熱流は半導体基板1
を3次元に拡がっていくが高精度回路4の下部の熱は埋
め込み熱分離膜12が形成されているため、高精度回路
4の下部から上方への熱流は小さく抑えられる。その結
果、半導体基板1内の横方向熱分布の影響を小さくでき
る。その具体的計算例を図2中に併せて示してある。こ
の図から従来例においては5.8℃の温度分布、第1の
実施例では1.5℃の温度分布なのに対して本実施例の
温度分布は1.1℃にまで低減されている。
【0047】以上述べたように、本実施例においては高
精度回路4の下部に埋め込み熱分離膜12を設けたため
に高精度回路ブロック内の温度分布をより小さくでき
る。また、次の第4の実施例の項で説明するように、第
4の実施例に比べてチップコストが安くなる。
【0048】図6には、本発明の第4の実施例を示す。
本実施例は埋め込み熱分離膜11をチップ全面でなく高
精度回路4を形成した領域の下部のみに形成したもので
ある。
【0049】本実施例においても第3の実施例と同様
に、高精度回路4の下部に埋め込み熱分離膜11を設け
たために高精度回路ブロック内の温度分布をより小さく
できる。またパワー部2の下部には埋め込み熱分離膜が
形成されていないために、パワー部2から半導体基板1
裏面までの熱抵抗が小さく、その結果、パワー部2の放
熱が促進されるという効果がある。
【0050】図7を用いて本実施例の半導体装置の製造
方法を説明する。
【0051】(a)まず、支持基板1aの表面の一部に
部分埋め込み熱分離膜11となる酸化シリコン膜を形成
する。このとき、部分的に酸化シリコン膜の形成されて
いる支持基板1aの表面は次工程の基板接着を行えるよ
うに平坦に加工されいる必要がある。一方、これとは別
に素子領域用半導体基板1bを用意する。
【0052】(b)2枚の基板1a,1bを直接接着法
等の手法を用いて貼り合わせ、その後、素子領域用半導
体基板1bの上面を必要な厚さまで研削、研磨して部分
埋め込み熱分離膜11を内部に形成した半導体基板1が
完成する。
【0053】(c)半導体基板1の表面から深溝を形成
し、図4により説明した手法により深溝内に酸化シリコ
ン膜を埋め込む。その結果、熱分離溝7が完成する。
【0054】(d)最後にいわゆるモノリシック半導体
プロセスを用いてパワー部2、回路部3、高精度回路4
等を形成して本実施例の半導体装置が完成する。
【0055】本実施例においては埋め込み熱分離膜11
を部分的に形成したが、第3の実施例のごとく全面に熱
分離膜を形成すると図7の(a)で説明したような支持
基板1aの表面の平坦化加工が不要となるため製造プロ
セスが簡単になり、チップコストの低減を図れる。
【0056】また、本実施例においては部分埋め込み熱
分離膜11をもつ半導体基板1の形成法として基板の直
接接着法を説明したが、図8に示すように、シリコンの
エピタキシャル成長法を用いてもよい。これを簡単に説
明する。(a)支持基板1aの表面に部分埋め込み熱分
離膜11を形成した後、(b)シリコンのエピタキシャ
ル成長を行う支持基板1a上には簡単にエピ成長し、部
分埋め込み熱分離膜11上はその両側のエピ成長につれ
て横方向エピ成長が起るために部分埋め込み熱分離膜1
1をもつ半導体基板1を実現できる。この場合、エピタ
キシャル成長前の支持基板表面の平坦化加工は必要ない
ので上記図7で説明した製造プロセスコストの問題は出
ない。
【0057】図9及び図10には、本発明の第5の実施
例を示す。図9(a)は平面図、図9(b)は同図
(a)のB−B線断面図である。構成を説明すると、半
導体基板1上に発熱部としてのパワー部2と回路部3が
分離して形成され、回路部3内にはパワー部2に近接し
て、そのパワー部2の温度を測定するための感熱部6が
形成されている。またパワー部2と感熱部6を一体化し
たその外周に熱分離溝9が形成されている。感熱部6を
構成する回路としては、一般的にPN接合の順方向電圧
の温度依存性をみる手法が知られているがそれに限るも
のでないことは言うまでもない。
【0058】次に、本実施例の作用を説明する。パワー
部2で発生した熱は半導体基板1内を3次元に拡がって
いき、離れるにつれ基板内各部の温度は下がっていく
が、感熱部6の機能を果たすためにはなるべく温度低下
のないことが望ましい。そのためには感熱部6をパワー
部2に近接して配置することが望ましいが、可能なかぎ
り近づけても温度低下は大きい。以下、図10のシミュ
レーション結果を用いて説明する(図10中には後に述
べる第7の実施例のシミュレーション結果も同時に記載
してある)。図10においてパワー部(発熱部)2の5
μm左側の点の温度を見ると、熱分離溝のない従来例に
おいては20℃もの低下となっている。それに対し、本
実施例では熱分離溝9を設けることにより、同じ距離に
おいても15℃の低下で済んでおり、より実際の温度に
近い温度を測温できる。
【0059】なお、図9(a)においては、熱分離溝9
は半導体基板1の端部から感熱部6の外周を通り、半導
体基板1の他端に達しているが、必ずしもこれほど長く
形成する必要はなく、最低、感熱部6の外周のパワー部
2側以外の領域に形成されていればよい。またこれと逆
に熱分離溝9はパワー部2も含めた外周を一周してもよ
い。
【0060】図11には、本発明の第6の実施例を示
す。本実施例は、前記第4の実施例に対応して埋め込み
熱分離膜11を感熱部6を形成した領域の下部のみに形
成したものである。本実施例は半導体基板1の内部にも
熱分離膜を形成したことにより感熱部6の温度をよりパ
ワー部(発熱部)2の温度に近づけられる。
【0061】図12には、本発明の第7の実施例を示
す。本実施例は、第3の実施例に対応して埋め込み熱分
離膜12を半導体基板1内部の全面に形成したものであ
る。本実施例は、感熱部6の温度をより一層パワー部2
の温度に近づけることができる。これを図10のシミュ
レーション結果でみると本実施例はパワー部(発熱部)
2の5μm左側の点の温度低下は約8℃に留まってお
り、従来例の約1/3、第5の実施例に対しても1/2
以下となっている。
【0062】上述した各実施例において、熱分離溝の深
さは発熱部、高精度回路、感熱部よりも深くすることに
よって熱の回り込みを抑制でき、各実施例の効果をより
確実なものとすることができる。また、第3、第4、第
6、第7の実施例においては、熱分離溝の深さを埋め込
み熱分離膜と同等かそれよりも深くすることによって熱
の回り込みを抑制でき、これら各実施例の効果をより確
実なものとすることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、熱分離溝で横方向の熱流が遮られ、高精度
回路の形成されている領域内の熱分布が顕著に少なくな
って特性ばらつきが小さくなり良好な回路特性を得るこ
とができる。また熱分離溝は高精度回路の周囲の小面積
を占めるのみなのでチップ面積の増大を殆んど招くこと
がなくチップコストの低減を図ることができる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、感熱部は発
熱部との温度差が顕著に少なくなって発熱部の実際の温
度に極めて近い温度を測定することができる。この結
果、発熱部の正確な過温度保護等を行うことができる。
また熱分離溝は少なくとも感熱部の周囲部に設ければよ
いので小面積で済み、チップ面積の増大を殆んど招くこ
とがなくチップコストの低減を図ることができる。
【0065】請求項3〜14記載の発明によれば、それ
ぞれ上記請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、さ
らに以下のような効果がある。
【0066】請求項3記載の発明によれば、前記発熱部
としてパワーMOSFET、パワーバイポーラトランジ
スタ又はIGBTを含むパワートランジスタが適用され
ても上記請求項1又は2の発明の効果が得られる。
【0067】請求項4記載の発明によれば、前記発熱部
として電源回路がチップ内に組み込まれた場合において
も上記請求項1又は2の発明の効果が得られる。
【0068】請求項5記載の発明によれば、前記発熱部
として静電サージ保護用の入力/出力保護回路が適用さ
れた場合においても上記請求項1又は2の発明の効果が
得られる。
【0069】請求項6記載の発明によれば、前記熱伝導
性の悪い材料は酸化シリコンとしたため、熱分離溝部分
の熱伝導率は、シリコン等からなる半導体基板に対し1
/100程度となって横方向の熱流を効果的に遮断する
ことができる。
【0070】請求項7記載の発明によれば、前記感熱部
は半導体のPN接合の順方向電圧の温度依存性を測定す
る回路で構成したため、チップ組み込み容易性を有する
測温部とすることができて一層チップコストの低減を図
ることができる。
【0071】請求項8記載の発明によれば、前記熱分離
溝は多重に複数本形成したため、半導体基板中に拡がる
横方向の熱流を一層確実に遮断することができる。
【0072】請求項9記載の発明によれば、少なくとも
前記高精度回路又は前記感熱部の下部に、前記半導体基
板よりも熱伝導性の悪い材料からなる埋め込み熱分離膜
を埋め込んだため、高精度回路又は感熱部の下方におい
ても熱流の遮断が行われて高精度回路部においては一層
熱分布を少なくすることができ、感熱部においては発熱
部との温度差を一層小さくすることができる。
【0073】請求項10記載の発明によれば、上記埋め
込み熱分離膜を構成する前記熱伝導性の悪い材料は酸化
シリコンとしたため、前記と同様に構成材料の熱伝導率
が顕著に低くなって高精度回路又は感熱部の下方におけ
る熱流の遮断を効果的に行うことができる。
【0074】請求項11記載の発明によれば、前記埋め
込み熱分離膜は前記高精度回路又は前記感熱部の下部の
みに形成したため、高精度回路又は感熱部の下方の熱流
遮断を行うことができるとともに発熱部に対しては放熱
を促進させることができる。
【0075】請求項12記載の発明によれば、前記埋め
込み熱分離膜は前記半導体基板の主面全面の下部に形成
したため、支持基板と素子領域用半導体基板とを貼り合
わせて内部に埋め込み熱分離膜を有する半導体基板を作
製する際、支持基板表面の平坦化加工が不要となってこ
の点においてチップコストの低減を図ることができる。
【0076】請求項13記載の発明によれば、前記熱分
離溝の深さは前記発熱部、前記高精度回路又は前記感熱
部の何れの形成深さよりも深くしたため、熱の回り込み
を抑制して横方向の熱流遮断を効果的に行うことができ
る。
【0077】請求項14記載の発明によれば、前記熱分
離溝の深さは前記埋め込み熱分離膜の形成されている深
さ以上としたため、熱分離溝部分の熱の回り込みが抑制
されて熱流遮断を一層効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第1の実施例を示す
平面図及び断面図である。
【図2】上記第1の実施例におけるチップ内各点の温度
のシミュレーション結果を比較例とともに示す図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。
【図4】上記第2の実施例における熱分離溝の形成方法
を比較例とともに示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す縦断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す縦断面図である。
【図7】上記第4の実施例の製造方法を示す工程図であ
る。
【図8】上記第4の実施例の他の製造方法を示す工程図
である。
【図9】本発明の第5の実施例を示す平面図及び断面図
である。
【図10】上記第5の実施例におけるチップ内各点の温
度のシミュレーション結果を比較例とともに示す図であ
る。
【図11】本発明の第6の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図12】本発明の第7の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図13】半導体装置の第1の従来例を示す平面図であ
る。
【図14】第2の従来例を示す平面図及び断面図であ
る。
【図15】第3の従来例を示す平面図である。
【図16】第4の従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 パワー部(発熱部) 3 回路部 4 高精度回路 6 感熱部 7,9 熱分離溝 8 多重熱分離溝 11 部分埋め込み熱分離膜 12 埋め込み熱分離膜

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作時に発熱を伴う発熱部と、差動増幅
    器の差動入力対、カレントミラー回路のペア対、A/D
    変換器又はD/A変換器における抵抗ラダー回路及びス
    イッチトキャパシタ回路を含む構成素子の特性の比精度
    又はペア性が重要な高精度回路とを同一半導体基板上に
    持つ半導体装置において、少なくとも前記高精度回路の
    周囲に、前記半導体基板よりも熱伝導性の悪い材料が埋
    め込まれた熱分離溝を形成してなることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 動作時に発熱を伴う発熱部と、該発熱部
    の温度を測定する感熱部とを同一半導体基板上に持つ半
    導体装置において、前記発熱部と感熱部とを近接させ該
    発熱部及び感熱部の両方が形成されたブロックの外周に
    おける少なくとも前記感熱部の周囲部に、前記半導体基
    板よりも熱伝導性の悪い材料が埋め込まれた熱分離溝を
    形成してなることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記発熱部はパワーMOSFET、パワ
    ーバイポーラトランジスタ又はIGBTを含むパワート
    ランジスタであることを特徴とする請求項1又は2記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記発熱部は電源回路であることを特徴
    とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記発熱部は入力/出力保護回路である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記熱伝導性の悪い材料は酸化シリコン
    であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載
    の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記感熱部は半導体のPN接合の順方向
    電圧の温度依存性を測定する回路で構成してなることを
    特徴とする請求項2乃至6の何れかに記載の半導体装
    置。
  8. 【請求項8】 前記熱分離溝は多重に複数本形成してな
    ることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の半
    導体装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも前記高精度回路又は前記感熱
    部の下部に、前記半導体基板よりも熱伝導性の悪い材料
    からなる埋め込み熱分離膜を埋め込んでなることを特徴
    とする請求項1乃至8の何れかに記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記熱伝導性の悪い材料は酸化シリコ
    ンであることを特徴とする請求項9記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記埋め込み熱分離膜は前記高精度回
    路又は前記感熱部の下部のみに形成してなることを特徴
    とする請求項9又は10記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記埋め込み熱分離膜は前記半導体基
    板の主面全面の下部に形成してなることを特徴とする請
    求項9又は10記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記熱分離溝の深さは前記発熱部、前
    記高精度回路又は前記感熱部の何れの形成深さよりも深
    いことを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の
    半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記熱分離溝の深さは前記埋め込み熱
    分離膜の形成されている深さ以上であることを特徴とす
    る請求項9乃至12の何れかに記載の半導体装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999003147A1 (en) * 1997-07-10 1999-01-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Thermally insulated integrated circuits
JP2008311410A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Denso Corp 半導体装置
JP2013251545A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Freescale Semiconductor Inc 熱に敏感な半導体デバイスの熱への露出を低減するための方法および構造体

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