JPH0822250A - 熱収縮性フィルムからなる筒状体 - Google Patents
熱収縮性フィルムからなる筒状体Info
- Publication number
- JPH0822250A JPH0822250A JP6186906A JP18690694A JPH0822250A JP H0822250 A JPH0822250 A JP H0822250A JP 6186906 A JP6186906 A JP 6186906A JP 18690694 A JP18690694 A JP 18690694A JP H0822250 A JPH0822250 A JP H0822250A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- shrinkable film
- heat
- hologram
- cutting
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】開封部分の視認性が良く、また商品の偽造防止
効果が得られる熱収縮性フィルムからなるキャップシー
ル等の筒状体を提供する。 【構成】光の照射により視認性が向上するカットテープ
を内面に貼着した熱収縮性フィルムよりなる筒状体。ま
た、カットテープの表面にホログラムが形成されてい
る。
効果が得られる熱収縮性フィルムからなるキャップシー
ル等の筒状体を提供する。 【構成】光の照射により視認性が向上するカットテープ
を内面に貼着した熱収縮性フィルムよりなる筒状体。ま
た、カットテープの表面にホログラムが形成されてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、洋酒、日本酒、清涼飲
料水等の容器の封緘や内容物の表示等に使用される熱収
縮性フィルムからなるキャップシールやラベル等の筒状
体に関する。
料水等の容器の封緘や内容物の表示等に使用される熱収
縮性フィルムからなるキャップシールやラベル等の筒状
体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、洋酒等の瓶の口部には、商品の封
緘のために熱収縮性フィルムからなるキャップシールが
施されている。このキャップシールは、熱収縮性フィル
ムからなる筒状体により形成されており、容易に開封で
きるようにミシン目やカットテープが施されていた。
緘のために熱収縮性フィルムからなるキャップシールが
施されている。このキャップシールは、熱収縮性フィル
ムからなる筒状体により形成されており、容易に開封で
きるようにミシン目やカットテープが施されていた。
【０００３】しかし、従来のミシン目やカットテープは
視認性が悪く、開封位置がわかりにくいものであった。
このため、開封位置に印刷により目印を付けたり、着色
したカットテープを用いたりされたが、薄暗い状態等で
開封しなければならない場合は、満足できるものではな
かった。また、従来のキャップシールは、今日では比較
的入手しやすい熱収縮性フィルムやカットテープで構成
されているため、例えば高級洋酒等の内容物を低級のも
のに入れ換えて、同様のキャップシールを装着して販売
する等、商品が偽造される恐れがあった。
視認性が悪く、開封位置がわかりにくいものであった。
このため、開封位置に印刷により目印を付けたり、着色
したカットテープを用いたりされたが、薄暗い状態等で
開封しなければならない場合は、満足できるものではな
かった。また、従来のキャップシールは、今日では比較
的入手しやすい熱収縮性フィルムやカットテープで構成
されているため、例えば高級洋酒等の内容物を低級のも
のに入れ換えて、同様のキャップシールを装着して販売
する等、商品が偽造される恐れがあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点であるキャップシール等の開封部の視認性を改善
して開封を容易にすること。又、容易に偽造されないキ
ャップシール等の熱収縮性フィルムからなる筒状体を提
供することを課題とする。
問題点であるキャップシール等の開封部の視認性を改善
して開封を容易にすること。又、容易に偽造されないキ
ャップシール等の熱収縮性フィルムからなる筒状体を提
供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために熱収縮性フィルムの内面に設けられるカッ
トテープが光の照射により視認性が向上するように構成
したものである
決するために熱収縮性フィルムの内面に設けられるカッ
トテープが光の照射により視認性が向上するように構成
したものである
【０００６】また、カットテープの表面にホログラムを
形成したものである。更には、カットテープの表面に金
属を蒸着したものである。
形成したものである。更には、カットテープの表面に金
属を蒸着したものである。
【０００７】
【作用】本発明の熱収縮性フィルムからなる筒状体は、
上記構成からなるため、例えば該筒状体から形成された
キャップシールは、電灯や太陽光に照らすことにより、
カットテープ部分が光の反射や光による発光、変色等す
るため開封位置を容易に見つけることができる。
上記構成からなるため、例えば該筒状体から形成された
キャップシールは、電灯や太陽光に照らすことにより、
カットテープ部分が光の反射や光による発光、変色等す
るため開封位置を容易に見つけることができる。
【０００８】また、カットテープが光により視認性が向
上する特殊なものであるため、容易に入手できないもの
となり商品の偽造が防止できる。カットテープにホログ
ラムを形成したものについては、ホログラムの偽造が非
常に困難であるため更に偽造防止効果が高くなる。
上する特殊なものであるため、容易に入手できないもの
となり商品の偽造が防止できる。カットテープにホログ
ラムを形成したものについては、ホログラムの偽造が非
常に困難であるため更に偽造防止効果が高くなる。
【０００９】
【実施例】本発明の熱収縮性フィルムからなる筒状体の
実施例を図を用いて説明する。
実施例を図を用いて説明する。
【００１０】図１は、本発明の熱収縮性フィルム２から
なる筒状体で形成されたキャップシル１を示している。
２はキャップシール１を形成する熱収縮性フィルムであ
る。該熱収縮性フィルム２は、筒状体の周方向に例えば
２０〜６０％収縮するポリ塩化ビニル、ポリエステル、
ポリスチレン、ポリプロピレン等の厚さ２０〜１００μ
ｍものが使用できる。また、熱収縮性フィルム２は、両
側端部を重ね合わせて接着（図示省略）することによ
り、筒状に形成されている。３は、合成樹脂等の表面に
文字、模様等のホログラムが形成され、更にホログラム
面にアルミニウム等の金属が蒸着された構成よりなるカ
ットテープである。該カットテープは、幅１〜５ｍｍ程
度でキャップシールと略同寸法の長さのものであり、粘
着剤等の接着剤により熱収縮性フィルム２の内面に接着
されている。カットテープ３の両側には、熱収縮性フィ
ルム２の切断を容易にするためのミシン目４、４がカッ
トテープ３と平行に施されており、ミシン目４、４の上
端部には切り込み５が施されている。
なる筒状体で形成されたキャップシル１を示している。
２はキャップシール１を形成する熱収縮性フィルムであ
る。該熱収縮性フィルム２は、筒状体の周方向に例えば
２０〜６０％収縮するポリ塩化ビニル、ポリエステル、
ポリスチレン、ポリプロピレン等の厚さ２０〜１００μ
ｍものが使用できる。また、熱収縮性フィルム２は、両
側端部を重ね合わせて接着（図示省略）することによ
り、筒状に形成されている。３は、合成樹脂等の表面に
文字、模様等のホログラムが形成され、更にホログラム
面にアルミニウム等の金属が蒸着された構成よりなるカ
ットテープである。該カットテープは、幅１〜５ｍｍ程
度でキャップシールと略同寸法の長さのものであり、粘
着剤等の接着剤により熱収縮性フィルム２の内面に接着
されている。カットテープ３の両側には、熱収縮性フィ
ルム２の切断を容易にするためのミシン目４、４がカッ
トテープ３と平行に施されており、ミシン目４、４の上
端部には切り込み５が施されている。
【００１１】本発明の筒状体より形成されるキャップシ
ール１は上記の構成からなり、該キャップシール１は、
ウイスキー、ワイン、日本酒、ジュース等の瓶の口栓部
に嵌せ、熱風等により加熱収縮させることにより装着で
きる。
ール１は上記の構成からなり、該キャップシール１は、
ウイスキー、ワイン、日本酒、ジュース等の瓶の口栓部
に嵌せ、熱風等により加熱収縮させることにより装着で
きる。
【００１２】該キャプシール１は、上記の如くホログラ
ムが形成されアルミ蒸着が施されたカットテープ３を有
するため、例えば薄暗い状態でもわずかな光によりカッ
ト位置を見付けることができるのである。また、文字や
模様等のホログラムが形成されたものであるため、容易
に偽造できないものである。
ムが形成されアルミ蒸着が施されたカットテープ３を有
するため、例えば薄暗い状態でもわずかな光によりカッ
ト位置を見付けることができるのである。また、文字や
模様等のホログラムが形成されたものであるため、容易
に偽造できないものである。
【００１３】また、本発明は上記実施例に限定されな
い。例えば、カットテープ３は上記の如くホログラムを
形成したものに限らず、蛍光色に着色したもの等、光を
照射することにより視認性が向上するものであればよ
い。
い。例えば、カットテープ３は上記の如くホログラムを
形成したものに限らず、蛍光色に着色したもの等、光を
照射することにより視認性が向上するものであればよ
い。
【００１４】さらに、カットテープ３の貼着形態も図２
に示す如く周方向であってもよく、また、前記キャップ
シールだけでなく熱収縮性フィルム２に文字や各種デザ
インを印刷した筒状ラベルとして使用しても良い。
に示す如く周方向であってもよく、また、前記キャップ
シールだけでなく熱収縮性フィルム２に文字や各種デザ
インを印刷した筒状ラベルとして使用しても良い。
【００１５】
【発明の効果】本発明の熱収縮性フィルムからなる筒状
体は、上述の如く光を照射することにより、視認性が向
上するカットテープを備えているため、容器に装着した
後開封する際開封位置を見付けやすく、特に薄暗い状態
でも容易に開封できるキャップシールとすることができ
るものである。また、上述の如き構成であるため、キャ
ップシールや筒状ラベルとして使用することにより、キ
ャップシールや筒状ラベルを装着した商品の偽造を防止
できる効果がある。特に、ホログラムを形成した場合
は、同一のホログラムを形成することが困難であるため
この効果は高い。
体は、上述の如く光を照射することにより、視認性が向
上するカットテープを備えているため、容器に装着した
後開封する際開封位置を見付けやすく、特に薄暗い状態
でも容易に開封できるキャップシールとすることができ
るものである。また、上述の如き構成であるため、キャ
ップシールや筒状ラベルとして使用することにより、キ
ャップシールや筒状ラベルを装着した商品の偽造を防止
できる効果がある。特に、ホログラムを形成した場合
は、同一のホログラムを形成することが困難であるため
この効果は高い。
【００１６】
【図１】（イ）本発明の筒状体を示す斜視図
（ロ）は（イ）のＡ−Ａ断面図
（ロ）は（イ）のＡ−Ａ断面図
【図２】本発明の他の実施例を示す斜視図。
２：熱収縮性フィルム ３：カットテープ
Claims (3)
- 【請求項１】 熱収縮性フィルムの内面に該熱収縮性フ
ィルムを切断するためのカットテープが設けられた熱収
縮性フィルムよりなる筒状体において、前記カットテー
プが光の照射により視認性が向上するものであることを
特徴とする熱収縮性フィルムからなる筒状体。 - 【請求項２】 前記カットテープが表面にホログラムを
形成されたものであることを特徴とする請求項１に記載
の熱収縮性フィルムからなる筒状体。 - 【請求項３】 前記カットテープが表面に金属の蒸着層
を形成されていることを特徴とする請求項１又は請求項
２に記載の熱収縮性フィルムからなる筒状体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6186906A JPH0822250A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 熱収縮性フィルムからなる筒状体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6186906A JPH0822250A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 熱収縮性フィルムからなる筒状体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0822250A true JPH0822250A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16196757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6186906A Pending JPH0822250A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 熱収縮性フィルムからなる筒状体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0822250A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2754375A1 (fr) * | 1996-10-07 | 1998-04-10 | Sleever Int | Enveloppe de securite pour objets, notamment pour des recipients a dispositif de fermeture, du type constitue par un manchon en matiere plastique thermoretractable equipe d'un element holographique |
| US6224160B1 (en) | 1997-12-25 | 2001-05-01 | Itoki Crebio Corporation | Body supporting apparatus |
| JP2001199415A (ja) * | 2000-01-17 | 2001-07-24 | Fuji Seal Inc | 筒状ラベル付き容器及び筒状ラベル |
| JP2001247107A (ja) * | 2000-03-06 | 2001-09-11 | Fuji Seal Inc | 筒状ラベル付き容器及び筒状ラベル |
| JP2005119278A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-05-12 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | ラベル原材シートの加工方法、ラベルの製造方法及びラベル |
| WO2005100186A1 (en) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Prozumenshchikov Andrey Boriso | Closure |
| JP2009154877A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Fuji Seal International Inc | 熱収縮性筒状ラベル、及び筒状ラベル付き容器 |
| WO2009096274A1 (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-06 | Fuji Seal International, Inc. | 熱収縮性筒状ラベル、長尺筒状体、及び筒状ラベル付き物品 |
| WO2014065644A1 (es) * | 2012-10-23 | 2014-05-01 | Rodriguez Gomez Jorge Eduardo | Banda termoajustable para cuello de contenedor con holograma violable y muesca de desprendimiento |
| FR3015444A1 (fr) * | 2013-12-23 | 2015-06-26 | Novatec | Manchon de securite anti contrefacon thermoretractable et procede de realisation |
| FR3058130A1 (fr) * | 2016-11-03 | 2018-05-04 | Sleever International Company | Enveloppe de securite et recipient recouvert d'une telle enveloppe |
| EP3318505A1 (fr) * | 2016-11-03 | 2018-05-09 | Sleever International Company | Enveloppe de securite et recipient recouvert d'une telle enveloppe |
| CN108688978A (zh) * | 2017-04-05 | 2018-10-23 | 北京柯斯元科技有限公司 | 防回收胶帽 |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP6186906A patent/JPH0822250A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO1998015939A1 (fr) * | 1996-10-07 | 1998-04-16 | Sleever International Company | Enveloppe de securite pour objets, notamment pour des recipients a dispositif de fermeture |
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| US8173231B2 (en) | 2008-01-30 | 2012-05-08 | Fuji Seal International, Inc. | Heat-shrinkable cylindrical label, long cylindrical body, and cylindrical-label-attached article |
| WO2014065644A1 (es) * | 2012-10-23 | 2014-05-01 | Rodriguez Gomez Jorge Eduardo | Banda termoajustable para cuello de contenedor con holograma violable y muesca de desprendimiento |
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| FR3058130A1 (fr) * | 2016-11-03 | 2018-05-04 | Sleever International Company | Enveloppe de securite et recipient recouvert d'une telle enveloppe |
| FR3058131A1 (fr) * | 2016-11-03 | 2018-05-04 | Sleever Int | Enveloppe de securite et recipient recouvert d'une telle enveloppe. |
| EP3318505A1 (fr) * | 2016-11-03 | 2018-05-09 | Sleever International Company | Enveloppe de securite et recipient recouvert d'une telle enveloppe |
| US10661954B2 (en) | 2016-11-03 | 2020-05-26 | Sleever International Company | Security cover and a container covered with such a cover |
| CN108688978A (zh) * | 2017-04-05 | 2018-10-23 | 北京柯斯元科技有限公司 | 防回收胶帽 |
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