JPH08221467A - 型入れ方法及び型入れ装置 - Google Patents

型入れ方法及び型入れ装置

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JPH08221467A
JPH08221467A JP7029285A JP2928595A JPH08221467A JP H08221467 A JPH08221467 A JP H08221467A JP 7029285 A JP7029285 A JP 7029285A JP 2928595 A JP2928595 A JP 2928595A JP H08221467 A JPH08221467 A JP H08221467A
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JP
Japan
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pieces
marker
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JP7029285A
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English (en)
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Satoru Makino
悟 牧野
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Abstract

(57)【要約】 【目的】 型片の配置位置を効率良く、且つ指定した型
片同士が離れすぎて配置されることを防止する。 【構成】 配置すべき複数個型片を表示する型片表示領
域と、マーカー領域とを画像表示装置に同時に表示し、
オペレーターの操作により各型片を型片表示領域からマ
ーカー領域に移動させてマーカーを作成する型入れ方法
において、複数の型片を座標値に変換して格納し、それ
を予め定められたルールに従ってグレーディングした結
果を格納する。次いで、前記格納された型片から、所定
のグループごとに複数の型片を選択して抽出し、所定の
方向に型片を配置したものから未配置の型片を選択する
(S61)。そして、配置すべき候補の型片のロス率が
小さい順にリストアップしたもの(S62)を、マーカ
ー領域に仮置きし(S63)、既存の型片と配置すべき
型片との距離が所定の許容以内であれば(S64,yes
)、マーカー領域内における型片の最終的な配置位置
を決定する(S66)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の型片を一定区
域内に効率良く配置するための型入れ方法及び型入れ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、多数の型片を作ってアッセン
ブリする産業、例えば衣料、靴、鞄、各種運動具、造
船、自動車、建築等の各種産業分野において、複数個の
型片の配列を決めて、不要部分の発生を最小にしようと
する試みが行われており、すでに、幾つかのシステムが
実用化されている。
【0003】そのうち、例えば米国特許第388790
3号にあっては、必要な型片をグレーディングした後、
ランダムに、もしくは大きさ(サイズ)や型片の形状
(パターン)が同じものをまとめてコンピュータのディ
スプレイ装置上に映し出し、これをオペレータがタブレ
ットを用いてマーカー(型紙)領域内に移動させてマー
カー(型紙)を完成させるものである。この装置(シス
テム)では、オペレーターの経験、判断により、マーカ
ー領域に対するロス率が少なくなるように、型片の配列
を決定するようにしている。
【0004】また、前記米国特許では、多数の型片をマ
ーカー領域内に移動させるにあたり、マーカー領域内に
先行して配置された型片群の近辺に新しく配列すべき型
片を移動させた後、多くのファンクションキーを用いて
新しい型片を先行配置された型片群に向かって移動さ
せ、型片の最適配置場所を決定するものである。従っ
て、その工程でオペレーターは多くの試行錯誤を繰り返
し、多大の時間を費やすので経済性が損なわれると同時
にオペレーターの高度な経験熟練度が要求されるという
問題があった。
【0005】この問題を解決すべく、特公昭61−41
48号公報に記載の発明では、型片の最適配置場所を決
定するに際して、型片の配置工程を自動化することによ
り、オペレーター間による作成結果のばらつきを防止す
ると共にマーカー作成作業の時間短縮、能率化を図ろう
としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
公昭61−4148号公報に記載の発明では、型片の収
率だけの要因で型片の最適配置場所を決定するため、複
数の型片がランダムに配置される傾向にあるので、次の
ような問題があった。例えば、1着のスーツには、上着
及びスカートの各前身頃、各後ろ身頃、袖、襟、ベルト
部等の複数の型片を必要とし、関連する型片を縫い合わ
せる。この場合、複数着分の衣服の型片(図6の網掛け
した型片100の群が一方の1着分である)をマーカー
領域101に最適配置したものを、実際の生地に展開し
たとき、図6に示すように、縫い合わされる型片同士が
離れた位置に配置されていると、裁断する生地がたとえ
無地であっても、現実の無地の反物ではその長手方向に
離れた位置では、染色の微妙な違いにより色合いが若干
相違することがあるので、縫い合わせた衣服が不良品と
なってしまうことがあった。
【0007】このような問題は、衣服関係ばかりでな
く、靴、鞄等前記の多数の型片を作ってアッセンブリす
る各種産業においても生じていた。本発明は、上述した
従来の問題点を解決するためになされたものであり、1
つのグループに属する複数の型片をなるべく互いに近い
位置に配置するように配慮しつつ、効率良くマーカーを
製作できる型入れ方法およびその装置を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の型入れ方法は、配置すべき複数個の型片を
表示する型片表示領域と、マーカー領域とを画像表示装
置に同時に表示し、オペレーターの操作により各型片を
型片表示領域からマーカー領域に移動させてマーカーを
作成する型入れ方法において、複数の型片を座標値に変
換して格納し、またはさらにそれを予め定められたルー
ルに従ってグレーディングしその結果を格納しておく工
程と、前記格納された型片から、所定のグループごとに
複数の型片を選択して抽出し、所定の方向に型片を配置
する工程と、型片が配置されるマーカー領域のロス率を
計算する工程と、前記マーカー領域に配置された型片間
の距離を計測する工程と、前記ロス率計算結果と前記型
片間距離計測結果とによって、マーカー領域内における
型片の配置位置を判断する工程とからなるものである。
【0009】また、本発明の型入れ装置は、型片の形状
を入力するための座標読み取り手段と、前記型片を記憶
し保存する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶され
た型片を表示する表示手段と、前記表示手段にて表示さ
れた型片を選択する型片選択手段からなる型入れ装置に
おいて、型片が配置されるマーカー領域のロス率を計算
するロス率計算手段と、前記マーカー領域に配置された
型片間の距離を計測する型片間計測手段と、前記ロス率
計算手段と前記型片間距離計測手段とによって型片の配
置位置を判断する型片配置位置判断手段とを備えたもの
である。
【0010】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は本発明の型入れ装置を示し、コンピュー
タ等による計算機10と、ティジタイザ、CCDスキャ
ナ等の座標読取装置11と、CRT(Cathode Ray Tube)
ディスプレイ、液晶ディスプレイ等の画像表示装置12
と、磁気ディスク、半導体ディスク、光ディスク等のデ
ータ収納装置13と、紙片等に前記型片の形状等をハー
ドコピーとして出力するXYプロッタ、プリンタ等の自
動製図装置(自動作図装置)14と、前記画像表示装置
12の画面上の座標(場所)を指示することより、型片
選択するための手段としてのライトペンまたはマウス等
のポインティング装置15及び各種ファンクションスイ
ッチを備えたキーボード16等により構成され、それぞ
れインターフェイス17を介して計算機10に接続され
ている。
【0011】本発明の処理は、主として計算機10と、
画像表示装置12と、データ収納装置13とより実行さ
れるものである。従って、後述するように型片配置を判
断するための型片配置判断手段、マーカー領域における
ロス率の計算を司るロス率計算手段、マーカー領域に配
置された型片間の距離を計測する型片間距離計測手段等
は、主として計算機10が担うことになる。
【0012】次に、本発明の型入れ方法について、図
2、図3のフローチャートを参照しながら説明する。ま
ず、準備段階として、型片の基本形態(マスターパター
ン)を選択し、これをティジタイザ等の座標読取装置1
1に入力して座標値化して、データ収納装置13に格納
(記憶)させる(ステップS10)。次にそのままある
いは適当なルールにしたがってグレーディング(基準形
態の型片を拡大または縮小することで何種類もの型片を
作ること)を行い(ステップS20)、そのデータをデ
ータ収納装置13に格納しておく。本発明によるグレー
ディング方法及びグレーディングルールとしては、従来
から公知のものを採用することができる。その1例とし
て前記米国特許第3887903号に明記されているよ
うなものが一般的であり、本発明でもこれを採用するこ
とができる。
【0013】例えば、洋服の場合、身頃、袖、襟等の型
片は一般的には左右対称形状であるので、その一方の型
片をマスターパターンとし、他方の対称形状の型片につ
いては計算機10にて、形状を左右等に反転させる計算
にて所望の型片を得ることができる。図4はCRT等の
画像表示装置12に映し出された画面20の1例であっ
て、画面20の上半分は型片表示領域21、下半分はマ
ーカー領域22となるように設定しておく。なお、画面
の下半分に型片表示領域21を、上半分にマーカー領域
22をセットしても良いし、画面の左右に前記各領域を
セットするようにしても良い。なお、マーカー領域22
は、型片を配列(配置)すべき要尺の長さに応じた長さ
に表示されるものとする。ここで、要尺とは、マーカー
領域上に型片の配置(配列)を要求される紙、反物、板
等の長手方向の必要長さをいう。図4の画面20におい
て、X方向が要尺方向であり、Y方向が巾方向とする。
【0014】前記型片表示領域21には、前記格納され
た多数の型片のうち、同一の属性を有する型片群として
の1つのグループを選択し、抽出する(ステップS3
0)。この場合、オペレーターはライトペンまたはマウ
ス等のポインティング装置15にて、前記型片表示領域
21内に表示された型片23から必要なものを指示して
選択し、抽出する。
【0015】ここで、同一の属性を有する型片群とは、
例えば、1着分の衣服の型片のように、生地における裁
断時に互いに近く配置することを希望する複数個の型片
である。また、オペレーターは前記型片表示領域21内
の必要な同一の属性を有する型片群の向きを揃えるべ
く、例えば、各型片23に記入されている地の目線24
の向きを前記X方向と平行になるように、ポインティン
グ装置15にて指示したり、キーボード16にて操作指
示して型片23の配列方向を揃える(ステップS4
0)。
【0016】次に、キーボード16のファンクションキ
ーを使って、前記同一属性の1グループ分の型片のデー
タを自動配置処理にわたす(ステップS50)。制御装
置の内部処理としては、前記同一属性の1グループ分の
型片のデータがデータ収納装置13または計算機10内
のハードディスク等のメモリ領域に一旦格納されるもの
である。グループが複数ある場合には、全てのグループ
について逐一抽出、型片の向き揃え、データ格納を実行
する そして、後述する自動配置処理のサブルーチンを呼び出
して実行し(ステップS60)、全てのグループについ
て自動処理配置処理を繰り返し、全てのグループの型片
の配置が完了すれば(ステップS70:yes )、型入れ
(マーカー作成)作業が終了するのである。
【0017】次に、図4の自動配置処理のサブルーチン
について説明すると、前記自動配置処理に渡された1つ
のグループ化された型片群のデータのリストから未だ配
置されていない1乃至複数の型片を呼び出す(選択す
る)(ステップS61)。次いで、このうちの幾つかの
型片(候補)をマーカー領域22に移して配置し、その
時のロス率を計算機10にて計算し、そのロス率が小さ
い順に配置位置の候補をリストアップし(ステップS6
2)、ロス率が一番小さい配置位置に型片を仮置きする
(ステップS64)。
【0018】ここで、ロス率Lpとは、所定の数の型片
をマーカー領域内に配置したときの、当該マーカー領域
の要尺と巾との乗数(型片の配置に必要な矩形状の総面
積So)を分母とし、この総面積Soから既に配置した
型片の総面積Skを減算したものを分子とする比率〔L
p=100%×(So−Sk)/So〕をいう。従っ
て、マーカーのロス率Lpが大きい(高い)ときには、
例えば所定の巾の反物(生地)から1着分の衣服の型片
を所定のマーカーに従って裁断するときに、反物(生
地)の長さが必要以上に長く要ることになり、生地の浪
費となる。
【0019】次に、前記ステップS64にて配置された
型片の配置位置が同一グループ内の他の既に配置された
型片から許容距離範囲以内にあるか否かを判別する(ス
テップS65)。ここで、許容距離とは、複数の型片同
士をマーカー領域内で配置するときに、互いに接近させ
て配置することを希望する型片同士の許されるべき離間
距離をいう。同一属性のグループ内における複数の型片
が互いに必要以上に大きい距離だけ離れて配置される
と、材料の色合いや板厚さ等の差異が生じて製品不良と
なる場合がある。
【0020】例えば、縫合等に際して複数の型片同士が
相隣接する状態となるので、1着分の上着の前身頃と後
身頃とは、縫合するときその両型片の所定部分が隣接す
ることになり、また、後身頃における袖ぐり部分と袖の
袖山(付け根部)とも縫合時に隣接するので、これらの
複数の型片同士は所定の許容距離範囲内に配置すべきこ
とになる。このような許容距離は、データ収納装置13
等に予め格納しておいても良いし、またはオペレーター
が型入れ作業に先立って入力することができるもので、
修正は可能である。
【0021】既に配置された型片とこれから配置しよう
とする型片との距離が許容距離から外れるとき(型片同
士の離間距離が離れ過ぎるとき)には(ステップS6
4:no)、次に小さいロス率の配置位置に型片を仮置き
し(ステップS65)、この状態で、再度ステップS6
4に戻り、既に配置された型片とこれから配置しようと
する型片との距離が許容距離範囲内にあるという条件が
満たされるまで、これらの処理を繰り返す。
【0022】これらの処理を繰り返してステップS64
にてyes の判断がなされると、型片の最終的な配置位置
を決定する(ステップS66)。このような処理を全て
の型片について実行するように、ステップS61からス
テップS67まで繰り返す。そして、1つのグループに
おける全ての型片の配置が決まると(ステップS67:
yes )、図2のフローチャートに示すステップS70で
他のグループについても前記と同じ配置処理を実行すべ
くステップS30に戻ることになる。
【0023】このにようにして型入れ作業が完了した結
果をマーカー領域で示すと、図5のように、1着分の同
一属性を有するグループの型片群(図5の網掛けして表
現した型片群と網掛けしないで表現した型片群と)はそ
れぞれ集まった領域に配置され、且つ縫合するとき隣接
すべき型片同士もあまり離れてない位置に配置できるか
ら、生地の色合いに差異がない製品を製作することがで
きると共に、前記ロス率の計算や型片間距離計測、型片
配置位置判断は計算機10等で自動的に行うので型入れ
作業(マーカー作成作業)を効率良く行え、また、オペ
レーターの熟練度の要求も緩和されるのである。
【0024】なお、前述のように属性が同じグループ化
された型片群ごとの処理であるから、グループ化しない
でロス率の削減のみを追求する従来の型入れ方法に比べ
て、ロス率を犠牲にして型片同士の離間距離が許容範囲
内にあることを優先する状態も発生する。しかし、単に
ロス率の向上の追求ばかりでなく、属性が同じ型片同士
の配置距離が近くなることも考慮される結果、裁断後の
型片の取りまとめ作業も容易となる。
【0025】なお、他の実施例として、型片の投げ込み
(選択)は、タブレットとスタイラスペンとにより行う
ようにしても良い。また、計算機10に対して自動裁断
装置18をオンラインまたはオフラインにて接続するこ
とにより、前記作成されたマーカーを利用して型片の裁
断(型抜き)も容易に実行することができる。
【0026】
【発明の作用・効果】以上に説明したことから理解でき
るように、本発明の型入れ方法は、配置すべき複数個の
型片を表示する型片表示領域と、マーカー領域とを画像
表示装置に同時に表示し、オペレーターの操作により各
型片を型片表示領域からマーカー領域に移動させてマー
カーを作成する型入れ方法において、複数の型片を座標
値に変換して格納し、またはさらにそれを予め定められ
たルールに従ってグレーディングしその結果を格納して
おく工程と、前記格納された型片から、所定のグループ
ごとに複数の型片を選択して抽出し、所定の方向に型片
を配置する工程と、型片が配置されるマーカー領域のロ
ス率を計算する工程と、前記マーカー領域に配置された
型片間の距離を計測する工程と、前記ロス率計算結果と
前記型片間距離計測結果とによって、マーカー領域内に
おける型片の配置位置を判断する工程とからなるもので
ある。
【0027】従って、同一属性を有するグループの型片
群はそれぞれまとまった領域に配置され、且つ縫合等の
製品を作るとき隣接すべき型片同士もあまり離れてない
位置に配置できる結果、部品同士の品質が極端に相違せ
ず、不良品の発生率も低減でる。また、ロス率も考慮さ
れるから材料を無駄にすることも防止できるという効果
を奏する。
【0028】また、本発明の型入れ装置は、型片の形状
を入力するための座標読み取り手段と、前記型片を記憶
し保存する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶され
た型片を表示する表示手段と、前記表示手段にて表示さ
れた型片を選択する型片選択手段からなる型入れ装置に
おいて、型片が配置されるマーカー領域のロス率を計算
するロス率計算手段と、前記マーカー領域に配置された
型片間の距離を計測する型片間計測手段と、前記ロス率
計算手段と前記型片間距離計測手段とによって型片の配
置位置を判断する型片配置位置判断手段とを備えたもの
である。この構成によれば、型片選択手段にて、同一属
性を有するグループの型片群を選択、抽出し、この1つ
のグループごとのデータを型片配置位置判断手段にて判
断させてマーカー作成作業するに際して、型片が配置さ
れるマーカー領域のロス率を計算するロス率計算手段
と、マーカー領域に配置された型片間の距離を計測する
型片間計測手段とにより、同一属性を有するグループの
型片群はそれぞれまとまった領域に配置され、且つ縫合
等の製品を作るとき隣接すべき型片同士もあまり離れて
ない位置に配置できる結果、部品同士の品質が極端に相
違せず、不良品の発生率も低減でる。また、ロス率も考
慮されるから材料を無駄にすることも防止でき、さら
に、これらの処理を計算機等にて自動的に行うから、マ
ーカー作成作業の効率を向上できると共に、オペレータ
ーの熟練度の要求も緩和されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置の機能ブロック図である。
【図2】型入れ制御のメインフローチャートである。
【図3】自動配置処理のサブルーチンフローチャートで
ある。
【図4】画像表示装置における画面の1例を示す図であ
る。
【図5】マーカー領域へグループ化した型片を型入れし
た結果の1例を示す図である。
【図6】従来例によるマーカー領域への型片の型入れの
結果の1例を示す図である。
【符号の説明】
10 計算機 11 座標読取装置 12 画像表示装置 13 データ収納装置 14 自動製図装置 15 ポインティング装置 16 キーボード 20 画面 21 型片表示領域 22 マーカー領域 23 型片 24 地の目線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配置すべき複数個の型片を表示する型片
    表示領域と、マーカー領域とを画像表示装置に同時に表
    示し、オペレーターの操作により各型片を型片表示領域
    からマーカー領域に移動させてマーカーを作成する型入
    れ方法において、複数の型片を座標値に変換して格納
    し、またはさらにそれを予め定められたルールに従って
    グレーディングしその結果を格納しておく工程と、前記
    格納された型片から、所定のグループごとに複数の型片
    を選択して抽出し、所定の方向に型片を配置する工程
    と、型片が配置されるマーカー領域のロス率を計算する
    工程と、前記マーカー領域に配置された型片間の距離を
    計測する工程と、前記ロス率計算結果と前記型片間距離
    計測結果とによって、マーカー領域内における型片の配
    置位置を判断する工程とからなる型入れ方法。
  2. 【請求項2】 型片の形状を入力するための座標読み取
    り手段と、前記型片を記憶し保存する記憶手段と、前記
    記憶手段によって記憶された型片を表示する画像表示装
    置と、前記画像表示装置にて表示された型片を選択する
    型片選択手段からなる型入れ装置において、型片が配置
    されるマーカー領域のロス率を計算するロス率計算手段
    と、前記マーカー領域に配置された型片間の距離を計測
    する型片間計測手段と、前記ロス率計算手段と前記型片
    間距離計測手段とによって型片の配置位置を判断する型
    片配置位置判断手段とを備えたことを特徴とする型入れ
    装置。
JP7029285A 1995-02-17 1995-02-17 型入れ方法及び型入れ装置 Pending JPH08221467A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005088860A1 (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Toyo Boseki Kabushiki Kaisha 検品システムおよび方法、検品可能な物品、並びに横流し予防補助システム
JP2023122525A (ja) * 2022-02-22 2023-09-01 Synflux株式会社 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

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