JPH08221468A - 型入れ方法及び型入れ装置 - Google Patents

型入れ方法及び型入れ装置

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JPH08221468A
JPH08221468A JP7029286A JP2928695A JPH08221468A JP H08221468 A JPH08221468 A JP H08221468A JP 7029286 A JP7029286 A JP 7029286A JP 2928695 A JP2928695 A JP 2928695A JP H08221468 A JPH08221468 A JP H08221468A
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JP
Japan
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marker
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shape
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JP7029286A
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Inventor
Satoru Makino
悟 牧野
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一旦裁断した生地に、後から型片を効率良く
配置して生地の無駄を無くする。 【構成】 画像表示装置に配置すべき複数個の型片を表
示する型片表示領域と、マーカー領域とを表示し、オペ
レーターの操作により各型片を型片表示領域からマーカ
ー領域に移動させてマーカーを作成する型入れ方法にお
いて、既に作成されたマーカー領域と未利用マーカー領
域との巾方向の境界線の形状を読取るか否かを選択し
(ステップS21)、否のときには(ステップS21:
yes )、オペレーターが曲線描画手段によりマーカー領
域の巾方向の境界線の形状を任意に入力する(ステップ
S24)。前記両領域の境界線を使用するときには(ス
テップS21:no)、そのデータを呼び出す(ステップ
S22)。これらいずれかの工程によって入力された境
界線のライン形状を、これから作成しようとするマーカ
ー領域における型入れ開始側の巾方向の境界線のライン
形状として記憶させて、設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の型片をマーカ
ー領域内に効率良く配置するための型入れ方法及び型入
れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、多数の型片を作ってアッセン
ブリする産業、例えば衣料、靴、鞄、各種運動具、造
船、自動車、建築等の各種産業分野において、複数個の
型片の配列を決めて、不要部分の発生を最小にしようと
する試みが行われており、すでに、幾つかのシステムが
実用化されている。
【0003】そのうち、例えば米国特許第388790
3号にあっては、必要な型片をグレーディングした後、
ランダムに、もしくは大きさ(サイズ)や型片の形状
(パターン)が同じものをまとめてコンピュータのディ
スプレイ装置上に映し出し、これをオペレータがタブレ
ットを用いてマーカー(型紙)領域内に移動させてマー
カー(型紙)を完成させるものである。この装置(シス
テム)では、オペレーターの経験、判断により、マーカ
ー領域に対するロス率が少なくなるように、型片の配列
を決定するようにしている。
【0004】また、特開昭62−293379号公報で
は、この種のマーカー作成(型入れ)方法において、画
像表示装置に表示されるマーカー領域を、裁断する織物
等の生地(反物)に対応させた所定の巾方向(Y方向)
の寸法と長さ方向(X方向)の寸法の矩形状に設定し、
図7に示すごとく、そのマーカー領域100の左端の巾
方向の直線101と、長さ方向の直線102のうちの下
側との隅部から順に型入れするに際して、収率を高める
(ロス率を低減する)ために、大きい面積形状の型片1
03から順に型入れすることを提案している。この場
合、1つの型片をマーカー領域に配置する毎に、型片配
置済み領域と未利用のマーカー領域との境界線を更新し
ていくものである。
【0005】ところで、前記公開公報に記載の発明にお
いても、新しくマーカーを作成する場合のマーカー領域
は、全て矩形状としている。この理由は、図8に示すよ
うに、例えば所定のデザインの洋服に対応させて作成し
たマーカー104部分を裁断すべき新しい生地105に
移し、型片の裁断を実行するとき、当該新しい生地の巾
方向の縁が直線状に裁断済みであることに対応させてい
るからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、1着乃至複数着分の複数の型片を裁断した残りの生
地105aの巾方向の縁は、図8の実線で示すように、
直線的でなく複雑な曲線(以下、曲線とは折れ線を含む
意味である)106となるから、この残りの生地105
aを使って、後日1着乃至複数着分の別の複数の型片の
マーカーを新たに作成するとき、前述し、また、図8に
おける破線で示すように、これから作成しようとするマ
ーカー領域の作成開始側(型入れ開始側)の巾方向端部
を要尺方向に対して直交する直線107に限るとする
と、図8における部分108(前記曲線106と直線1
07と上下の横縁108a,108bとで囲まれる部
分)は破棄しなければならず、生地105を無駄にして
しまうという問題があった。
【0007】このような問題は、衣服関係ばかりでな
く、靴、鞄等前記の多数の型片を作ってアッセンブリす
る各種産業においても生じていた。本発明は、この問題
を解決すべくなされたものであり、これから作成しよう
とするマーカー領域への型入れ開始側の境界線の形状を
任意に設定できるもので有りながら、型片の配置工程を
自動化することにより、マーカー作成作業の時間短縮、
能率化を図ることのできる型入れ方法及び型入れ装置を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の型入れ方法は、画像表示装置に配置すべき
複数個の型片を表示する型片表示領域と、マーカー領域
とを表示し、オペレーターの操作により各型片を型片表
示領域からマーカー領域に移動させてマーカーを作成す
る型入れ方法において、既に作成されたマーカー領域と
未利用マーカー領域との巾方向の境界線の形状を読取る
マーカーライン読取工程または、マーカー領域の巾方向
の境界線の形状を入力する曲線描画工程とを備え、前記
マーカーライン読取工程または前記曲線描画工程によっ
て入力された境界線のライン形状を、これから作成しよ
うとするマーカー領域における型入れ開始側の巾方向の
境界線のライン形状に設定するように構成したものであ
る。
【0009】また、本発明の型入れ装置は、型片の形状
を座標化して入力するための座標読み取り手段と、前記
座標化した型片を記憶し保存する記憶手段と、前記記憶
手段によって記憶された型片を表示する画像表示装置
と、前記画像表示装置にて表示された型片を選択する型
片選択手段からなる型入れ装置であって、既に作成され
たマーカー領域と未利用マーカー領域との巾方向の境界
線の形状を読取るマーカーライン読取手段と、マーカー
領域の巾方向の境界線の形状を入力する曲線描画手段
と、前記マーカーライン読取手段または前記曲線描画手
段によって入力された境界線のライン形状を、これから
作成しようとするマーカー領域における型入れ開始側の
巾方向の境界線のライン形状に設定する境界線設定手段
とを備えたものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1は本発明の型入れ装置を示し、コンピュー
タ等による計算機10と、ティジタイザ、CCDスキャ
ナ等の座標読取装置11と、CRT(Cathode Ray Tube)
ディスプレイ、液晶ディスプレイ等の画像表示装置12
と、磁気ディスク、半導体ディスク、光ディスク等のデ
ータ収納装置13と、紙片等に前記型片の形状等をハー
ドコピーとして出力するXYプロッタ、プリンタ等の自
動製図装置(自動作図装置)14と、前記画像表示装置
12の画面上の座標(場所)を指示するためのライトペ
ンまたはマウス等のポインティング装置15及び各種フ
ァンクションスイッチを備えたキーボード16等により
構成され、それぞれインターフェイス17を介して計算
機10に接続されている。前記ポインティング装置15
は、曲線(折れ線を含む)や直線状のラインを描くため
の曲線描画手段としたり、型片選択するための手段とし
て機能する。なお、曲線描画手段や型片の選択の手段と
して、タブレットとスタイラスペンとにより行うように
しても良い。
【0011】本発明の処理は、主として計算機10と、
画像表示装置12と、データ収納装置13とより実行さ
れるものである。従って、後述するように既に作成され
たマーカー領域と未利用マーカー領域との巾方向の境界
線の形状を読取るためのマーカーライン読取手段、及び
これから作成しようとするマーカー領域における型入れ
開始側の巾方向の境界線のライン形状を設定するための
境界線設定手段は、主として計算機10が担うことにな
る。
【0012】図2はCRT等の画像表示装置12に映し
出された画面20の1例であって、画面20の上半分は
型片表示領域21、下半分はマーカー領域22となるよ
うに設定しておく。なお、画面の下半分に型片表示領域
21を、上半分にマーカー領域22をセットしても良い
し、画面の左右に前記各領域をセットするようにしても
良い。なお、マーカー領域22は、型片を配列(配置)
すべき要尺の長さに応じた長さに表示されるものとす
る。ここで、要尺とは、マーカー領域上に型片の配置
(配列)を要求される紙、反物、板等の長手方向の必要
長さをいう。図2の画面20において、X方向が要尺方
向であり、Y方向が巾方向とする。
【0013】そして、最初のマーカー領域22における
左端はY軸に平行な直線としておく。次に、本発明の型
入れ方法について、図3、図4のフローチャートを参照
しながら説明する。まず、スタートに続いて、例えば、
既に作成したマーカー領域内の型片に関するデータ等を
消去するために、各種データ値を初期化する(ステップ
S10)。次いで、これから作成しようとするマーカー
領域の型片入れ開始側の巾方向のライン形状を設定する
サブルーチンフローチャートを実行する(ステップS2
0)。型入れ終了のイベントが出てくるまで(ステップ
S30:no)、イベント関数を呼び出して型入れ作業を
実行する(ステップS40)。
【0014】そして、型入れ終了のイベントが出てくる
と(ステップS30:yes )、マーカー作成作業は終了
するのである。図4のサブルーチンフローチャートは、
前記ステップS20で説明したように、これから作成し
ようとするマーカー領域の型片入れ開始側の巾方向のラ
イン形状の設定の制御のフローチャートを示し、そのス
タートにつづいて、前回の(既に作成した)マーカー領
域22における型片配置の終了側のラインを使用するか
否か(ステップS21)をオペレーターが選択する。例
えば、図5に示すハッチングを施した部分が前回作成し
たマーカー領域22aであり、その右側に隣接する白紙
部分が未利用のマーカー領域22bであって、その両者
の境界線30(前回作成したマーカー領域22aの右端
のライン)をそのまま使用するか否かをオペレーターが
選択する。
【0015】この境界線30を使用するときには(ステ
ップS21:yes )、後述するように、既に作成したマ
ーカー領域22における型片配置の終了と同時に記憶さ
せた境界線30に関するデータを呼び出し(ステップS
23)、マーカー領域22の型入れ開始側(実施例では
左端側)のライン形状として記憶させ、これに基づい
て、これから作成しようとするマーカー領域22内に後
述するように型入れ作業を実行すれば良い。
【0016】他方、前記境界線30を使用しないときに
は(ステップS21:no)、前記ポインティング装置1
5等の曲線描画手段を使って、前記これから作成しよう
とするマーカー領域22のうちの型入れ開始側のライン
形状を描くという曲線描画処理を実行する(ステップS
24)。この場合、前述し、図7に示したように、最初
のマーカー領域22の左端(型入れ開始側端)は、要尺
方向(X方向)に対して直角な直線(ライン)31であ
るので、この直線(ライン)31を前記ポインティング
装置15を使って描けば良い。
【0017】なお、前回のマーカー領域の右端の境界線
30があまり複雑である場合や、前記境界線30をその
まま利用すると不必要な部分や型入れとして利用できな
いことが明らかな部分を含むことがあり得るため、前記
の境界線30を修正するため、オペレーターがポインテ
ィング装置15にて任意の曲線(折れ線を含む)を描く
こともできることは言うまでもない。
【0018】以上のように、これから作成しようとする
マーカー領域の型入れ開始側の巾方向に伸びる縁(境界
線)を任意に設定できるから、後述するロス率を少なく
できて、生地の裁断に際して、当該生地を有効に利用す
ることができるという効果を奏する。そして、このよう
にして曲線描画処理して得られたライン形状に関するデ
ータをデータ収納装置13に記憶させ(ステップS2
3)、図9に示すフローチャートのように、所定のルー
ルに従って、未利用のマーカー領域22内に型入れ作業
する(ステップS40)。
【0019】この場合、まず、型片の基本形態(マスタ
ーパターン)を選択し、これをティジタイザ等の座標読
取装置11に入力して座標値化して、データ収納装置1
3に格納(記憶)させる(ステップS91)。次にその
ままあるいは適当なルールにしたがってグレーディング
(基準形態の型片を拡大または縮小することで何種類も
の型片を作ること)を行い(ステップS92)、そのデ
ータをデータ収納装置13に格納しておく。本発明によ
るグレーディング方法及びグレーディングルールとして
は、従来から公知のものを採用することができる。その
1例として前記米国特許第3887903号に明記され
ているようなものが一般的であり、本発明でもこれを採
用することができる。
【0020】例えば、洋服の場合、身頃、袖、襟等の型
片は一般的には左右対称形状であるので、その一方の型
片をマスターパターンとし、他方の対称形状の型片につ
いては計算機10にて、形状を左右等に反転させる計算
にて所望の型片を得ることができる。前記格納された多
数の型片のうちから配列に必要な型片群(1グループの
型片)を選択し、抽出し、前記型片表示領域21に表示
する(ステップS93)。この場合、オペレーターはラ
イトペンまたはマウス等のポインティング装置15に
て、前記型片表示領域21内に表示された型片23から
必要なものを指示して選択し、抽出する。
【0021】また、オペレーターは前記型片表示領域2
1内の必要な型片群の向きを揃えるべく、例えば、各型
片23に記入されている地の目線24の向きを前記X方
向と平行になるように、ポインティング装置15にて指
示したり、キーボード16にて操作指示して型片23の
配列方向を揃える(ステップS94)。次に、キーボー
ド16のファンクションキーを使って、前記型片群のデ
ータを自動配置処理にわたす(ステップS95)。制御
装置の内部処理としては、前記型片群の型片のデータが
データ収納装置13または計算機10内のハードディス
ク等のメモリ領域に一旦格納されるものである。型片群
が複数ある場合には、全ての群について逐一抽出、型片
の向き揃え、データ格納を実行する そして、所定のルールに従う自動配置処理のサブルーチ
ンを呼び出して実行し(ステップS97)、全ての型片
群について自動処理配置処理を繰り返し、全ての型片群
の配置が完了すれば(ステップS97:yes )、型入れ
(マーカー作成)作業が終了するのである。
【0022】なお、自動配置処理におけるルールの一例
としては、ロス率Lpを少なくする方式や、ロス率Lp
を少なくすることを考慮しつつ同一属性を有するグルー
プの型片同士が互いに所定の許容距離内に配置されるよ
うに規定するルール等がある。ここで、ロス率Lpと
は、所定の数の型片をマーカー領域内に配置したとき
の、型片の配置に必要なマーカー領域の総面積So)を
分母とし、この総面積Soから既に配置した型片の総面
積Skを減算したものを分子とする比率〔Lp=100
%×(So−Sk)/So〕をいう。従って、マーカー
のロス率Lpが大きい(高い)ときには、例えば所定の
巾の反物(生地)から1着分の衣服の型片を所定のマー
カーに従って裁断するときに、反物(生地)の長さが必
要以上に長く要ることになり、生地の浪費となる。
【0023】また、例えば、縫合等に際して複数の型片
同士が相隣接する状態となるので、1着分の上着の前身
頃と後身頃とは、縫合するときその両型片の所定部分が
隣接することになり、また、後身頃における袖ぐり部分
と袖の袖山(付け根部)とも縫合時に隣接するので、こ
れらの複数の型片同士は所定の許容距離範囲内に配置す
べきことになる。このように、同一属性のグループ内に
おける複数の型片が互いに必要以上に大きい距離だけ離
れて配置されると、材料の色合いや板厚さ等の差異が生
じて製品不良となる場合があるからである。このような
場合、配置すべき型片の配置位置が同一属性のグループ
内の他の既に配置された型片から許容距離範囲以内にあ
るように配置処理する。
【0024】このような型片配置位置判断は計算機10
等で自動的に行うので型入れ作業(マーカー作成作業)
を効率良く行え、また、オペレーターの熟練度の要求も
緩和されるのである。図5は、前述の同一属性のグルー
プの型片23の群をまとめて型入れした結果を示し、図
6はそれにより作成されたマーカー領域22a′と、該
マーカー領域22a′の右端縁と未利用の部分22bと
の境界線30′を示す。
【0025】なお、他の実施例として、また、計算機1
0に対して自動裁断装置18をオンラインまたはオフラ
インにて接続することにより、前記作成されたマーカー
を利用して型片の裁断(型抜き)も容易に実行すること
ができる。
【0026】
【発明の作用・効果】以上に説明したことから理解でき
るように、本発明の型入れ方法は、画像表示装置に配置
すべき複数個の型片を表示する型片表示領域と、マーカ
ー領域とを表示し、オペレーターの操作により各型片を
型片表示領域からマーカー領域に移動させてマーカーを
作成する型入れ方法において、既に作成されたマーカー
領域と未利用マーカー領域との巾方向の境界線の形状を
読取るマーカーライン読取工程または、マーカー領域の
巾方向の境界線の形状を入力する曲線描画工程とを備
え、前記マーカーライン読取工程または前記曲線描画工
程によって入力された境界線のライン形状を、これから
作成しようとするマーカー領域における型入れ開始側の
巾方向の境界線のライン形状に設定するように構成した
ものである。
【0027】従って、複数の型片を裁断した残りの材料
の巾方向の縁が、要尺方向に入り組んで、直線的でなく
複雑な曲線であっても、この残りの材料を使って、後日
別の複数の型片のマーカーを新たに作成するとき、マー
カーライン読取工程または前記曲線描画工程によって入
力された境界線のライン形状のデータを使って、これか
ら作成しようとするマーカー領域への型入れ開始側の境
界線の形状を任意に設定できるから、材料を無駄にする
ことがないという顕著な効果を奏する。
【0028】特に、既に作成されたマーカー領域と未利
用マーカー領域との巾方向の境界線の形状を、これから
作成しようとするマーカー領域への型入れ開始側の境界
線とするときには、対応する材料の端縁の形状と一致す
るので、当該材料の無駄を一層無くすることができると
いう効果を奏する。また、本発明の型入れ装置は、型片
の形状を座標化して入力するための座標読み取り手段
と、前記座標化した型片を記憶し保存する記憶手段と、
前記記憶手段によって記憶された型片を表示する画像表
示装置と、前記画像表示装置にて表示された型片を選択
する型片選択手段からなる型入れ装置であって、既に作
成されたマーカー領域と未利用マーカー領域との巾方向
の境界線の形状を読取るマーカーライン読取手段と、マ
ーカー領域の巾方向の境界線の形状を入力する曲線描画
手段と、前記マーカーライン読取手段または前記曲線描
画手段によって入力された境界線のライン形状を、これ
から作成しようとするマーカー領域における型入れ開始
側の巾方向の境界線のライン形状に設定する境界線設定
手段とを備えたものである。
【0029】従って、方法の発明と同様の作用・効果を
奏すると共に、これらの処理を計算機等にて自動的に行
うから、型片の配置工程を自動化できて、マーカー作成
作業の時間短縮、能率化を図ることができ、且つオペレ
ーターの熟練度の要求も緩和されるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置の機能ブロック図である。
【図2】画像表示装置における画面の1例を示す図であ
る。
【図3】型入れ制御のメインフローチャートである。
【図4】左端ライン設定処理のサブルーチンフローチャ
ートである。
【図5】マーカー領域へ型片群を型入れした結果の1例
を示す図である。
【図6】作成されたマーカー領域と未利用マーカー領域
との境界線を示す図である。
【図7】従来例によるマーカー領域への型片の型入れの
1例を示す図である。
【図8】生地にマーカーを入れて裁断した結果を示す図
である。
【図9】自動配置処理のサブルーチンフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 計算機 11 座標読取装置 12 画像表示装置 13 データ収納装置 14 自動製図装置 15 ポインティング装置 16 キーボード 20 画面 21 型片表示領域 22 マーカー領域 23 型片 24 地の目線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示装置に配置すべき複数個の型片
    を表示する型片表示領域と、マーカー領域とを表示し、
    オペレーターの操作により各型片を型片表示領域からマ
    ーカー領域に移動させてマーカーを作成する型入れ方法
    において、 既に作成されたマーカー領域と未利用マーカー領域との
    巾方向の境界線の形状を読取るマーカーライン読取工程
    または、マーカー領域の巾方向の境界線の形状を入力す
    る曲線描画工程とを備え、 前記マーカーライン読取工程または前記曲線描画工程に
    よって入力された境界線のライン形状を、これから作成
    しようとするマーカー領域における型入れ開始側の巾方
    向の境界線のライン形状に設定することを特徴とする型
    入れ方法。
  2. 【請求項2】 型片の形状を座標化して入力するための
    座標読み取り手段と、前記座標化した型片を記憶し保存
    する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された型片
    を表示する画像表示装置と、前記画像表示装置にて表示
    された型片を選択する型片選択手段からなる型入れ装置
    において、 既に作成されたマーカー領域と未利用マーカー領域との
    巾方向の境界線の形状を読取るマーカーライン読取手段
    と、 マーカー領域の巾方向の境界線の形状を入力する曲線描
    画手段と、 前記マーカーライン読取手段または前記曲線描画手段に
    よって入力された境界線のライン形状を、これから作成
    しようとするマーカー領域における型入れ開始側の巾方
    向の境界線のライン形状に設定する境界線設定手段とを
    備えたことを特徴とする型入れ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030069346A (ko) * 2002-02-20 2003-08-27 김철근 의류 디자인 어플리케이션이 저장된 저장매체
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