JPH08221356A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JPH08221356A
JPH08221356A JP2657595A JP2657595A JPH08221356A JP H08221356 A JPH08221356 A JP H08221356A JP 2657595 A JP2657595 A JP 2657595A JP 2657595 A JP2657595 A JP 2657595A JP H08221356 A JPH08221356 A JP H08221356A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ転送装置間の転送において、IOトラ
ンザクションとDMAトランザクションとの調停を不要
とし、IOトランザクションとDMAトランザクション
との間の無駄な待ち時間を解消する。 【構成】 システムバスに接続するシステム側データ転
送装置100と入出力バスに接続する入出力側データ転
送装置200は、互いにIOトランザクション転送パス
20とDMAトランザクション転送パス30とにより接
続される。これらデータ転送装置はインタフェース回路
110または210と、IOトランザクションの転送を
担当するIOトランザクション転送回路120または2
20と、DMAトランザクションの転送を担当するDM
Aトランザクション転送回路130または230とをそ
れぞれ含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システムに関
し、特に離れて設置されたシステムバスと入出力バスと
の間を接続するデータ転送装置を含む情報処理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術では、システムバスに
接続されたシステム側のデータ転送装置と入出力バスに
接続された入出力側のデータ転送装置との間には一種類
のデータ線しか設けられておらず、同時には一種類の転
送しか許されない。したがって、たとえばシステム側か
らある入出力制御装置に対してデータ転送をする場合に
は、すでにいずれかの入出力制御装置と記憶装置との間
で処理装置を介さないダイレクト・メモリ・アクセス転
送(以下、「DMA転送」という)が行われていないか
どうかを確認・調停する必要が生じる。
【0003】入出力側とシステム側との転送には、大き
く分けると、入出力トランザクション(以下「IOトラ
ンザクション」という)とダイレクト・メモリ・アクセ
ス・トランザクション(以下「DMAトランザクショ
ン」という)がある。ここで、IOトランザクションと
は、処理装置からの入出力命令に従い入出力制御装置の
あるレジスタに転送アドレスの初期値等を設定しもしく
はあるレジスタの値を読み出し、または入出力制御装置
に対してDMA転送の起動を指示する一連の処理をい
う。また、DMAトランザクションとは、入出力制御装
置と記憶装置との間で処理装置を介さずに直接的に転送
をするDMA転送に係る一連の処理をいう。一般にDM
Aトランザクションは大量のデータを扱うものであるた
め長い時間を要し、IOトランザクションはDMAトラ
ンザクションと比較して要する時間は短い。しかも、D
MA転送は転送終了まで一体として行われるため他の転
送を割り込ませることはできない。したがって、一旦D
MA転送が始まってしまうと、それ以外の転送はDMA
転送が終了するまで待たなくてはならない。
【0004】図10を参照すると、システム側データ転
送装置100からIOトランザクションが発行される
と、入出力ビジーを表すIO_BUSY信号(負論理)
がアサートされ、2サイクル遅れでIOトランザクショ
ンが入出力側データ転送装置200に到達する。なお、
ここでシステム側データ転送装置100と入出力側デー
タ転送装置200との間の転送に2サイクルを要するも
のとしている。また、このシステム側データ転送装置1
00でのIOトランザクションの発行と同時に、入出力
側のダイレクト・メモリ・アクセス要求を表すDMA_
REQ信号(負論理)がアサートされて入出力側データ
転送装置200からDMAトランザクションが要求され
ると、この要求が2サイクル遅れでシステム側データ転
送装置100に到達する。これに対して、システム側デ
ータ転送装置100は、IOトランザクションの終了を
待って、ダイレクト・メモリ・アクセス許可を表すDM
A_ACK信号(負論理)をアサートしてDMA転送を
受け付ける旨を入出力側データ転送装置200に伝え
る。上記DMA_ACK信号は2サイクル遅れで入出力
側データ転送装置200に到達し、その1サイクル後入
出力データ転送装置200はDMAトランザクションを
開始する。
【0005】ところで、上記IOトランザクションの直
後にシステム側データ転送装置100において次のIO
トランザクションを発行しようとしても、転送パスがD
MA転送に使用されているため発行できない。結局DM
Aのトランザクションの最後のデータがシステム側デー
タ転送装置100に到達するのを待ってから、次のIO
トランザクションを開始することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
IOトランザクションとDMAトランザクションとが同
一のパスを使用するため、互いに調停をするオーバヘッ
ドや、DMA転送に長時間パスが専有されることによる
IOトランザクションの待機などによって、情報処理シ
ステム全体の性能が低下するという問題が生ずる。
【0007】特に、システムバス側と入出力側とがある
程度の距離をおいて設置されている場合には、データ転
送装置間の転送に複数サイクル要してしまうことがあ
り、このような場合に転送毎に調停を行うことは性能上
多大な影響を与えることになる。たとえば、図10のよ
うに連続してIOトランザクションを発行しようと要求
しても、間にDMAトランザクションが挟まってしまう
ような場合には、DMAトランザクションに要する時間
に加えて、両データ転送装置間の渡りに要する時間が無
駄に消費されてしまう。また、両データ転送装置間のパ
スは実装上の面から無制限に増やせるわけではない。
【0008】本発明の目的は、データ転送装置間の転送
において、IOトランザクションとDMAトランザクシ
ョンとの調停を不要とし、この調停に起因するオーバヘ
ッドを解消することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、IOトランザ
クションとDMAトランザクションとの間の無駄な待ち
時間を解消して転送効率を向上させることにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、上記転送効率
の向上を両データ転送装置間のパスをなるべく増やさな
いように実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の情報処理システムは、処理装置や記憶装置を
接続するシステムバス側のデータ転送装置と、入出力制
御装置を接続する入出力バス側のデータ転送装置とを含
み、前記システムバス側のデータ転送装置と前記入出力
バス側のデータ転送装置との間に、前記入出力制御装置
と前記記憶装置との間で前記処理装置を介さずに転送を
する一連の処理であるダイレクト・メモリ・アクセス・
トランザクションのための転送パスと、前記ダイレクト
・メモリ・アクセス・トランザクション以外の前記処理
装置と前記入出力制御装置との間の一連の処理である入
出力トランザクションのための転送パスとを有してい
る。
【0012】また、本発明の他の情報処理システムは、
処理装置や記憶装置を接続するシステムバス側のデータ
転送装置と、入出力制御装置を接続する入出力バス側の
データ転送装置とを含み、前記システムバス側のデータ
転送装置は、前記入出力制御装置と前記記憶装置との間
で前記処理装置を介さずに転送をする一連の処理である
ダイレクト・メモリ・アクセス・トランザクションとこ
のダイレクト・メモリ・アクセス・トランザクション以
外の入出力トランザクションとに前記システムバスから
のデータを分けるシステムインタフェース手段と、前記
入出力トランザクションを転送する第1の入出力トラン
ザクション転送手段と、前記ダイレクト・メモリ・アク
セス・トランザクションを転送する第1のダイレクト・
メモリ・アクセス・トランザクション転送手段とを含
み、前記入出力バス側のデータ転送装置は、前記ダイレ
クト・メモリ・アクセス・トランザクションと前記入出
力トランザクションとに前記入出力バスからのデータを
分ける入出力インタフェース手段と、前記入出力トラン
ザクションを転送する第2の入出力トランザクション転
送手段と、前記ダイレクト・メモリ・アクセス・トラン
ザクションを転送する第2のダイレクト・メモリ・アク
セス・トランザクション転送手段とを含み、前記第1の
入出力トランザクション転送手段と前記第2の入出力ト
ランザクション転送手段との間に設けられた入出力トラ
ンザクションのための転送パスと、前記第1のダイレク
ト・メモリ・アクセス・トランザクション転送手段と前
記第2のダイレクト・メモリ・アクセス・トランザクシ
ョン転送手段との間に設けられたダイレクト・メモリ・
アクセス・トランザクションのための転送パスとを有し
ている。
【0013】また、本発明の他の情報処理システムにお
いて、前記第1の入出力トランザクション転送手段は、
前記入出力トランザクションに関するデータを前記入出
力トランザクションのための転送パスに出力する際に分
割する第1の分割手段を含み、前記第2の入出力トラン
ザクション転送手段は、リプライデータを前記入出力ト
ランザクションのための転送パスに出力する際に分割す
る第2の分割手段と、さらに前記第1の入出力トランザ
クション転送手段は、前記第2の分割手段に分割された
データを復元する第1の組立手段とを含み、さらに前記
第2の入出力トランザクション転送手段は、前記第1の
分割手段に分割されたデータを復元する第2の組立手段
とを含んでいる。
【0014】また、本発明の他の情報処理システムにお
いて、前記第1のダイレクト・メモリ・アクセス・トラ
ンザクション転送手段は、前記ダイレクト・メモリ・ア
クセス・トランザクションに関するデータを前記ダイレ
クト・メモリ・アクセス・トランザクションのための転
送パスに出力する際に分割する第3の分割手段を含み、
前記第2のダイレクト・メモリ・アクセス・トランザク
ション転送手段は、リプライデータを前記ダイレクト・
メモリ・アクセス・トランザクションのための転送パス
に出力する際に分割する第4の分割手段と、さらに前記
第1のダイレクト・メモリ・アクセス・トランザクショ
ン転送手段は、前記第4の分割手段に分割されたデータ
を復元する第3の組立手段とを含み、さらに前記第2の
ダイレクト・メモリ・アクセス・トランザクション転送
手段は、前記第3の分割手段に分割されたデータを復元
する第4の組立手段とを含んでいる。
【0015】
【実施例】次に本発明のデータ転送装置の一実施例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1を参照すると、本発明の一実施例であ
る情報処理システムは、データを処理する処理装置40
0とデータを記憶する記憶装置500とをそれぞれ複数
接続するシステムバス300と、このシステムバス30
0に接続するシステム側データ転送装置100と、入出
力制御装置700を複数接続する入出力バス600と、
この入出力バス600に接続する入出力側データ転送装
置200とを含んでいる。入出力制御装置700には、
さらにその配下に(図示しない)入出力装置を有してい
る。
【0017】また、システム側データ転送装置100と
入出力側データ転送装置200の間は、IOトランザク
ションを転送するためのIOトランザクション転送線2
0およびDMAトランザクションを転送するためのDM
Aトランザクション転送線30によって接続されてい
る。すなわち、IOトランザクションを転送するための
パスとDMAトランザクションを転送するためのパスと
を物理的に別個のパスとしている。
【0018】図2を参照すると、システム側データ転送
装置100は、システムバス300とのインタフェース
であるシステムインタフェース回路110と、IOトラ
ンザクションの転送を担当するIOトランザクション転
送回路120と、DMAトランザクションの転送を担当
するDMAトランザクション転送回路130とを含んで
構成される。システムインタフェース回路110は、シ
ステムバス300からの転送をIOトランザクションと
DMAトランザクションとに分離し、もしくはIOトラ
ンザクション転送回路120またはDMAトランザクシ
ョン転送回路130からのトランザクションをシステム
バス300へ転送する。IOトランザクション転送回路
120はシステムインタフェース回路110からIOト
ランザクションを受け取り、入出力側データ転送装置2
00にこれを転送する。また、DMAトランザクション
転送回路130も同様にシステムインタフェース回路1
10からDMAトランザクションを受け取り、入出力側
データ転送装置200にこれを転送する。
【0019】入出力側データ転送装置200は、入出力
バス600とのインタフェースであるシステムインタフ
ェース回路210と、IOトランザクションの転送を担
当するIOトランザクション転送回路220と、DMA
トランザクションの転送を担当するDMAトランザクシ
ョン転送回路230とを含んで構成される。これら入出
力インタフェース回路210、IOトランザクション転
送回路220およびDMAトランザクション転送回路2
30は、システム側データ転送装置100の場合と同様
の機能を有している。
【0020】図3を参照すると、本発明の第一の実施例
の情報処理システムにおいて、システム側データ転送装
置100内のIOトランザクション転送回路120は、
システムインタフェース回路110からのIOトランザ
クションを一時的に保持するIOトランザクション送信
バッファ121と、このIOトランザクション送信バッ
ファ121に対して読出し制御を行うIOトランザクシ
ョン転送制御回路123と、入出力側データ転送装置2
00からのリプライデータを一時的に保持するリプライ
データ受信バッファ124と、このリプライデータ受信
バッファ124が溢れそうになることを監視するバッフ
ァ監視回路126とを含んでいる。
【0021】一方、入出力側データ転送装置200内の
IOトランザクション転送回路220は、システム側デ
ータ転送装置100からのIOトランザクションを一時
的に保持するIOトランザクション受信バッファ221
と、このIOトランザクション受信バッファ221が溢
れそうになることを監視するバッファ監視回路223
と、入出力インタフェース回路210からのリプライデ
ータを一時的に保持するリプライデータ送信バッファ2
24と、このリプライデータ送信バッファ224に対し
て読出し制御を行うリプライデータ転送制御回路226
とを含んでいる。
【0022】バッファ監視回路223は、IOトランザ
クション受信バッファ221の残量を監視し、これが溢
れそうになることを検出すると、IOトランザクション
転送制御回路123にその旨を伝える。これにより、I
Oトランザクション送信バッファ121からの読出しが
一時的に中断される。同様に、バッファ監視回路126
はリプライデータ受信バッファ124を監視し、これが
溢れそうになることを検出すると、リプライデータ転送
制御回路226にその旨を伝える。これにより、リプラ
イデータ送信バッファ224からの読出しが一時的に中
断される。
【0023】リプライデータを伴うIOトランザクショ
ンがシステム側データ転送装置100から入出力側デー
タ転送装置200に転送されると、後続のIOトランザ
クションはシステム側データ転送装置100において待
機するため、IOトランザクション転送線20上での、
異なる方向の転送同士の競合は発生しない。
【0024】図4を参照すると、システム側データ転送
装置100内のDMAトランザクション転送回路130
と入出力側データ転送装置200内のDMAトランザク
ション転送回路230との関係は、図3におけるシステ
ム側データ転送装置100内のIOトランザクション転
送回路120と入出力側データ転送装置200内のIO
トランザクション転送回路220の関係と同様である。
但し、DMAトランザクションにおいては大量のデータ
を扱うため、バッファ131,134,231および2
34は図3のバッファ121,124,221および2
24よりも大容量のものを用意すべきである。
【0025】次に本発明の情報処理システムの上記第一
の実施例の動作について説明する。
【0026】図5を参照すると、第1サイクルにおいて
IOトランザクションがシステム側データ転送装置10
0から開始されると、同時に入出力ビジーを表すIO_
BUSY信号(負論理)がアサートされ、第3サイクル
までアサートされ続ける。このIOトランザクションは
2サイクル遅れで、すなわち第3サイクルから第5サイ
クルの3サイクルの間に入出力側データ転送装置200
に到達する。
【0027】また、入出力側データ転送装置200にお
いては、第1サイクルにDMAトランザクションが開始
され、第6サイクルまでの6サイクルの間転送が続いて
いる。このDMAトランザクションは2サイクル遅れ
で、すなわち第3サイクルから第8サイクルの6サイク
ルの間にシステム側データ転送装置100に到達する。
【0028】この例からもわかるように、IOトランザ
クションとDMAトランザクションとは時間的にオーバ
ラップして実行されている。また、転送パスの調停を行
わないため、図10において発生していたトランザクシ
ョン間の余計な待ちがここでは生じていない。
【0029】このように、本発明の第一の実施例である
情報処理システムによれば、システム側データ転送装置
100と入出力側データ転送装置200との間にIOト
ランザクション転送線20とDMAトランザクション転
送線30を独立に設けたことにより、IOトランザクシ
ョンによる転送とDMAトランザクションによる転送と
を同時に行うことができることができ、また、IOトラ
ンザクションとDMAトランザクションとの間の調停が
不要になる。
【0030】次に本発明の情報処理システムの第二の実
施例について説明する。
【0031】図6を参照すると、本発明の第二の実施例
の情報処理システムは、第一の実施例に比べ、IOトラ
ンザクション送信バッファ121の出力部にIOトラン
ザクション分割回路122を、リプライデータ受信バッ
ファ124の出力部にリプライデータ組立回路125
を、IOトランザクション受信バッファ221の出力部
にIOトランザクション組立回路222を、リプライデ
ータ送信バッファ224の出力部にリプライデータ分割
回路225をそれぞれ有している。IOトランザクショ
ン分割回路122は、IOトランザクション送信バッフ
ァ121に保持されているデータをより小さいサイズの
複数のデータに分割する。また、IOトランザクション
組立回路222は、IOトランザクション受信バッファ
221に保持されている分割されたデータを元のサイズ
のデータに組み立てる。リプライデータ分割回路225
とリプライデータ組立回路125も同様の働きをする。
【0032】図8を参照すると、IOトランザクション
送信バッファ121に保持されている分割前のデータ
は、32ビット幅のアドレスと32ビット幅のデータ、
そしてライト処理かリード処理かを指定する1ビットの
タイプフィールドとデータのサイズを表す3ビットのサ
イズフィールドを含んでいる。リプライデータ送信バッ
ファ131は、36ビット幅を1ワードとして保持し、
これを単位としてデータ分割回路312に読み出され
る。
【0033】一方、図9を参照すると、IOトランザク
ション分割回路122の出力において、アドレスとデー
タはそれぞれ16ビット幅に分割される。これは、IO
トランザクション転送線20のビット幅を16ビットと
し、区切られた16ビット単位のワードについて、上方
にあるワードから順番に転送するためである。最初に転
送されるワードには、1ビットのタイプフィールドと3
ビットのサイズフィールドの他、アドレスの上位12ビ
ットが含まれている。これは、アドレスの上位部分は転
送の行き先を判断するために必要だからである。
【0034】ここでは、システムバス300側からのI
Oトランザクションについて説明したが、入出力バス側
からのリプライデータについても、リプライデータ分割
回路225およびリプライデータ組立回路125によっ
て同様に処理される。
【0035】このように、本発明の第二の実施例である
情報処理システムによれば、IOトランザクション転送
回路120内にIOトランザクション分割回路122お
よびリプライデータ組立回路125を設け、IOトラン
ザクション転送回路220内にIOトランザクション組
立回路222およびリプライデータ分割回路225を設
けたことにより、IOトランザクション転送線20のパ
ス幅を狭くすることができる。
【0036】次に本発明の情報処理システムの第三の実
施例について説明する。
【0037】図7を参照すると、本発明の第三の実施例
の情報処理システムは、第一の実施例に比べ、リプライ
データ送信バッファ131の出力部にリプライデータ分
割回路132を、DMAトランザクション受信バッファ
134の出力部にDMAトランザクション組立回路13
5を、リプライデータ受信バッファ231の出力部にデ
ータ組立回路232を、DMAトランザクション送信バ
ッファ234の出力部にDMAトランザクション分割回
路235をそれぞれ有している。これら分割回路および
組立回路は図6の第二の実施例のIOトランザクション
転送回路120および220の場合と同様の機能を有し
ている。すなわち、リプライデータ分割回路132は、
リプライデータ送信バッファ131に保持されているデ
ータをより小さいサイズの複数のデータに分割する。ま
た、データ組立回路232は、リプライデータ受信バッ
ファ231に保持されている分割されたデータを元のサ
イズのデータに組み立てる。DMAトランザクション分
割回路235とDMAトランザクション組立回路135
も同様の働きをする。
【0038】DMAデータの分割の態様も、図8と図9
によって説明したIOトランザクションの場合と同様で
ある。
【0039】このように、本発明の第三の実施例である
情報処理システムによれば、DMAトランザクション転
送回路130内にリプライデータ分割回路132および
DMAトランザクション組立回路135を設け、DMA
トランザクション転送回路230内にデータ組立回路2
32およびDMAトランザクション分割回路235を設
けたことにより、DMAトランザクション転送線30の
パス幅を狭くすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よると、システム側データ転送装置と入出力側データ転
送装置との間の転送パスをIOトランザクション用とD
MAトランザクション用とに分けて独立に動作させるよ
うにしたことにより、IOトランザクションとDMAト
ランザクションとの間の調停が不要になるとともに、I
Oトランザクションによる転送とDMAトランザクショ
ンによる転送とを同時に行うことができる。また、転送
に際してデータの分割を行うことにより、転送パス幅を
狭くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理システムの一構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明におけるデータ転送装置の一構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の第一の実施例におけるIOトランザク
ション転送回路を示すブロック図である。
【図4】本発明の第一および第二の実施例におけるDM
Aトランザクション転送回路を示すブロック図である。
【図5】本発明のデータ転送装置の第一の実施例におけ
るタイムチャートを示す図である。
【図6】本発明の第二および第三の実施例におけるIO
トランザクション転送回路を示すブロック図である。
【図7】本発明の第三の実施例におけるDMAトランザ
クション転送回路を示すブロック図である。
【図8】本発明の第一の実施例における転送内容の形式
を示す図である。
【図9】本発明の第二および第三の実施例における転送
内容の形式を示す図である。
【図10】従来のデータ転送装置におけるタイムチャー
トを示す図である。
【符号の説明】
20 IOトランザクション転送線 30 DMAトランザクション転送線 100 システム側データ転送装置 110 システムインタフェース回路 120 IOトランザクション転送回路 121 IOトランザクション送信バッファ 122 IOトランザクション分割回路 123 IOトランザクション転送制御回路 124 リプライデータ受信バッファ 125 リプライデータ組立回路 126 バッファ監視回路 130 DMAトランザクション転送回路 131 リプライデータ送信バッファ 132 リプライデータ分割回路 133 リプライデータ転送制御回路 134 DMAトランザクション受信バッファ 135 DMAトランザクション組立回路 136 バッファ監視回路 200 入出力側データ転送装置 210 入出力インタフェース回路 220 IOトランザクション転送回路 221 IOトランザクション受信バッファ 222 IOトランザクション組立回路 223 バッファ監視回路 224 リプライデータ送信バッファ 225 リプライデータ分割回路 226 リプライデータ転送制御回路 230 DMAトランザクション転送回路 231 リプライデータ受信バッファ 232 リプライデータ組立回路 233 バッファ監視回路 234 DMAトランザクション送信バッファ 235 DMAトランザクション分割回路 236 DMAトランザクション転送制御回路 300 システムバス 400 処理装置 500 記憶装置 600 入出力バス 700 入出力制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理装置や記憶装置を接続するシステム
    バス側のデータ転送装置と、 入出力制御装置を接続する入出力バス側のデータ転送装
    置とを含む情報処理システムにおいて、 前記システムバス側のデータ転送装置と前記入出力バス
    側のデータ転送装置との間に、前記入出力制御装置と前
    記記憶装置との間で前記処理装置を介さずに転送をする
    一連の処理であるダイレクト・メモリ・アクセス・トラ
    ンザクションのための転送パスと、前記ダイレクト・メ
    モリ・アクセス・トランザクション以外の前記処理装置
    と前記入出力制御装置との間の一連の処理である入出力
    トランザクションのための転送パスとを有することを特
    徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 処理装置や記憶装置を接続するシステム
    バス側のデータ転送装置と、 入出力制御装置を接続する入出力バス側のデータ転送装
    置とを含む情報処理システムにおいて、 前記システムバス側のデータ転送装置は、前記入出力制
    御装置と前記記憶装置との間で前記処理装置を介さずに
    転送をする一連の処理であるダイレクト・メモリ・アク
    セス・トランザクションとこのダイレクト・メモリ・ア
    クセス・トランザクション以外の入出力トランザクショ
    ンとに前記システムバスからのデータを分けるシステム
    インタフェース手段と、前記入出力トランザクションを
    転送する第1の入出力トランザクション転送手段と、前
    記ダイレクト・メモリ・アクセス・トランザクションを
    転送する第1のダイレクト・メモリ・アクセス・トラン
    ザクション転送手段とを含み、 前記入出力バス側のデータ転送装置は、前記ダイレクト
    ・メモリ・アクセス・トランザクションと前記入出力ト
    ランザクションとに前記入出力バスからのデータを分け
    る入出力インタフェース手段と、前記入出力トランザク
    ションを転送する第2の入出力トランザクション転送手
    段と、前記ダイレクト・メモリ・アクセス・トランザク
    ションを転送する第2のダイレクト・メモリ・アクセス
    ・トランザクション転送手段とを含み、 前記第1の入出力トランザクション転送手段と前記第2
    の入出力トランザクション転送手段との間に設けられた
    入出力トランザクションのための転送パスと、 前記第1のダイレクト・メモリ・アクセス・トランザク
    ション転送手段と前記第2のダイレクト・メモリ・アク
    セス・トランザクション転送手段との間に設けられたダ
    イレクト・メモリ・アクセス・トランザクションのため
    の転送パスとを有することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記第1の入出力トランザクション転送
    手段は、前記入出力トランザクションに関するデータを
    前記入出力トランザクションのための転送パスに出力す
    る際に分割する第1の分割手段を含み、 前記第2の入出力トランザクション転送手段は、リプラ
    イデータを前記入出力トランザクションのための転送パ
    スに出力する際に分割する第2の分割手段と、 さらに前記第1の入出力トランザクション転送手段は、
    前記第2の分割手段に分割されたデータを復元する第1
    の組立手段とを含み、 さらに前記第2の入出力トランザクション転送手段は、
    前記第1の分割手段に分割されたデータを復元する第2
    の組立手段とを含むことを特徴とする請求項2記載の情
    報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記第1のダイレクト・メモリ・アクセ
    ス・トランザクション転送手段は、前記ダイレクト・メ
    モリ・アクセス・トランザクションに関するデータを前
    記ダイレクト・メモリ・アクセス・トランザクションの
    ための転送パスに出力する際に分割する第3の分割手段
    を含み、 前記第2のダイレクト・メモリ・アクセス・トランザク
    ション転送手段は、リプライデータを前記ダイレクト・
    メモリ・アクセス・トランザクションのための転送パス
    に出力する際に分割する第4の分割手段と、 さらに前記第1のダイレクト・メモリ・アクセス・トラ
    ンザクション転送手段は、前記第4の分割手段に分割さ
    れたデータを復元する第3の組立手段とを含み、 さらに前記第2のダイレクト・メモリ・アクセス・トラ
    ンザクション転送手段は、前記第3の分割手段に分割さ
    れたデータを復元する第4の組立手段とを含むことを特
    徴とする請求項2記載の情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6782433B2 (en) 1999-12-27 2004-08-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data transfer apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04149757A (ja) * 1990-10-15 1992-05-22 Nec Ibaraki Ltd バス制御方式

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