JPH0822112A - 写真フィルムの磁気情報処理装置 - Google Patents

写真フィルムの磁気情報処理装置

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JPH0822112A
JPH0822112A JP15590994A JP15590994A JPH0822112A JP H0822112 A JPH0822112 A JP H0822112A JP 15590994 A JP15590994 A JP 15590994A JP 15590994 A JP15590994 A JP 15590994A JP H0822112 A JPH0822112 A JP H0822112A
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JP
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magnetic
photographic film
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JP15590994A
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English (en)
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Sumio Yoshikawa
純生 吉川
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時期情報を読み取る機能を持たないラボ装置
でも、写真フィルムに記録された磁気情報を十分に活用
する。 【構成】 磁気情報処理装置10は、情報読み書き部32、
第1の印字部34及び第2の印字部36に別れており、カー
トリッジ16は、情報読み書き部32のカートリッジ装填台
38に装填される。駆動ローラ50間には、書込ヘッド54、
読取ヘッド58が配設され、制御装置52からの信号によっ
て磁気記録層25へ情報を書込む、又は磁気記録層25に記
録された情報を読取る。第1の印字部34では、テープ28
の搬送中に印字ヘッド74によって、サービス情報を印字
する。第2の印字部36では、用紙30が印字ヘッド90とガ
イド板92との間に至ると、処理情報を印字する。これに
より、従来のラボでも磁気情報を有効利用することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影によって画像が記
録され、かつ該撮影に関する情報を磁気記録可能な磁気
記録層を持つ写真フィルムにおいて、前記写真フィルム
の磁気記録層に記録された情報を読取り、かつ印字し、
必要に応じて情報を更新するための写真フィルムの磁気
情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
写真フィルムに撮影画像と共にこの撮影画像に関する情
報を磁気的に記録することが提案されている。このよう
な写真フィルムでは、撮影時のシャッタースピードや絞
り値等を記録しておけるため、焼付処理時の露光条件の
参考とすることができる。
【0003】また、撮影者においては、撮影日時、撮影
場所、撮影時のメモ等を記録しておくことにより、仕上
がり後の写真プリントの整理等に役立てることができ
る。
【0004】上記、磁気記録層を持つ写真フィルムに応
じてラボでは、磁気情報を読取り、書込み、及び印字機
能を含むシステムを準備する必要がある。
【0005】しかしながら、現在のラボシステムの簡単
な改良で、要求されるシステムを完備することは困難で
あり、改良のために莫大な時間と費用を要することにな
る。このため、磁気記録された情報を十分に活用するこ
とができない。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、磁気情報を読
み取ることができない従来のラボ装置でも写真フィルム
に記録された磁気情報を十分に活用することができる写
真フィルムの磁気情報処理装置を得ることが目的であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、撮影によって画像が記録され、かつ該撮影に関する
情報を磁気記録可能な磁気記録層を持つ写真フィルムに
おいて、前記写真フィルムの磁気記録層に記録された情
報を読取り、かつ印字し、必要に応じて情報を更新する
ための写真フィルムの磁気情報処理装置であって、写真
フィルムを装填する装填部と、装填部に装填された写真
フィルムを所定の搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
前記搬送手段で搬送される写真フィルム上の磁気記録層
に対応して設けられ、少なくとも磁気記録層から情報を
読取ることが可能な磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドによ
って読み取られた情報を印字する印字手段と、前記印字
手段を制御して、前記情報を連続したコマ番号に従って
印字する印字制御手段と、を有している。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記印字手段
は、顧客が写真の整理のために必要なサービス情報を印
字する第1の印字部と、焼付処理に必要な処理情報を印
字する第2の印字部と、で構成され、少なくとも何れか
一方が選択可能となっていることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、現像された写
真フィルムを装填部に装填し、搬送手段で搬送する。こ
の搬送路上には磁気ヘッドが設けられ、少なくとも搬送
中に写真フィルムに記録された磁気情報を読取る(或い
は、所定の情報を書込む)ことができる。
【0010】読み取られた情報は、印字制御手段によっ
て制御される印字手段によって印字され、例えば、各画
像コマのプリントサイズやプリント枚数、並びに露光条
件に必要な撮影時のシャッタースピードや絞り値が印字
される。オペレータはこの印字された情報を目視して、
写真焼付装置を操作することにより、磁気情報を焼付処
理に活用することができる。
【0011】また、磁気情報に撮影者が仕上がりプリン
トの整理のときに必要な情報(撮影日時、撮影場所、メ
モ等)が含まれている場合には、別途印字手段によって
例えばテープ(ウェブ)状のシートに印字し、顧客に仕
上がりプリントと共に渡す。顧客は、このシートを画像
コマ毎に切取り、アルバム等に貼り付けることによっ
て、プリントの整理に役立てることができる。
【0012】なお、各画像コマ毎の印字間に切り取り線
等を設けておけば、より使い勝手がよい。
【0013】このように、従来のラボシステムの他に上
記のような磁気情報処理装置を配設することによって、
写真フィルムに記録された磁気情報を有効利用すること
ができる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、焼付処理
に必要な処理情報と、顧客の写真整理のために必要なサ
ービス情報と、の何れか一方を選択することができ
る。、例えば、サービス情報が不要であれば、第1の印
字部のみを駆動すればよい。すなわち、磁気情報の内、
必要な情報のみを選択して印字することができ、作業効
率を向上することができる。
【0015】
【実施例】図1には、本実施例に係る磁気情報処理装置
10を含む写真処理システムの概略が示されている。カ
メラによって撮影され、画像が記録されたネガフィルム
14(図3参照)は、再度カートリッジ16に巻き取ら
れた状態で、DPE店を介してラボ内のフィルム現像機
18へ装填されるようになっている。
【0016】図3に示される如く、ネガフィルム14
は、1個の画像コマ14Aに対してそれぞれ2個のパー
フォレーション24A、24Bが設けられている。この
パーフォレーション24A、24Bは、予め穿設されて
おり、例えばカメラに装填したときの位置決め用として
適用されるようなっている。従って、画像コマ14Aの
位置は、パーフォレーション24A、24Bによって位
置決めされることになり、各画像コマ14Aとこれに対
応する2個のパーフォレーション24A、24Bとの相
対位置が常に一致している。また、2個のパーフォレー
ション24A、24Bは、それぞれ対応する画像コマ1
4Aのネガフィルム搬送方向の両端に位置している。
【0017】また、パーフォレーション24A、24B
が設けられたネガフィルム14の幅方向一端部には、磁
気記録層25が設けられている。磁気記録層25はネガ
フィルム14の全面に塗布されており、図3に示すよう
に、実際の記録領域は各画像コマ14A毎に区切られた
短尺帯状部分である。
【0018】この磁気記録層25には、カメラでの撮影
情報(シャッタースピード、絞り、撮影日時、撮影場所
等)が記録されるようになっている。
【0019】図1に示される如く、フィルム現像機18
では、カートリッジ16からフィルムを引き出して、現
像処理が行われる。なお、現像処理が終了した後のネガ
フィルム14は、再度カートリッジ16に巻き戻される
か、ラボ専用のカートリッジに巻き取られるか、或いは
単体のまま磁気情報処理装置10へ送られるようになっ
ている。なお、本実施例では、カートリッジ16に巻き
戻された状態で磁気情報処理装置10へ送られるように
なっている。
【0020】この磁気情報処理装置10では、ネガフィ
ルム14の磁気記録層25に記録された情報を媒体に印
字する(又は、必要に応じて磁気記録層25に情報を記
録する)ことができるようになっている。
【0021】磁気情報処理装置10には、そのケーシン
グ12にカートリッジ16を挿入するための挿入口12
A及びネガフィルム14の磁気記録層25に記録された
情報が印字された媒体(後述するテープ28及び用紙3
0)を排出するための排出口12B、12Cが設けられ
ている。
【0022】印字された情報はオペレータによって、カ
ートリッジ16と共にプリンタプロセッサ20へと運搬
されるようになっている。
【0023】プリンタプロセッサ20では、カートリッ
ジ16が所定の位置に装填され、ネガフィルム14がコ
マ送りされて、順次図示しない印画紙へ画像が焼付けら
れ、さらに、この印画紙を現像処理、乾燥処理した後、
画像毎に切断するようになっている。
【0024】図2に示される如く、磁気情報処理装置1
0は、情報読み書き部32、第1の印字部34及び第2
の印字部36に別れており、カートリッジ16は、情報
読み書き部32のカートリッジ装填台38に装填される
ようになっている。このカートリッジ装填台38には、
カートリッジ16が収容される溝40が形成され、この
溝40の周面形状がカートッジ16の略下半分の外周形
状とほぼ一致されている。このため、カートッジ16
は、溝40に収容されることによって、ある程度の位置
が決められるようになっている。
【0025】溝40を形成する一方の縦壁部42には、
ソレノイド44が取付けられ、その伸縮ロッド44A
は、縦壁部42を貫通している。ロッド44Aの先端に
は、押圧部46が取付られている。また、ロッド44A
には、圧縮コイルばね48が取付けられており、ロッド
44Aを伸び出し方向へ付勢している。従って、ソレノ
イド44に通電されている状態では、ロッド44Aは、
圧縮コイルばね48の付勢力に抗して、溝40内のカー
トリッジ16とは離反され、カートリッジ16の溝40
内への脱着が可能となっている。また、ソレノイド44
が非通電状態では、押圧部46がカートリッジ16の背
部を押圧し、フィルム引出口16Bが他方の縦壁部42
の上端に位置するように、カートリッジ16を溝40内
で位置決めすることができる。
【0026】カートリッジ装填部38の下流側には、複
数対(本実施例では3対)の駆動ローラ50が配設さ
れ、カートリッジ16から引き出されたネガフィルム1
4は、これらの駆動ローラ50に挟持され、略直線的に
搬送されるようになっている。
【0027】上流側から第1番目と第2番目の駆動ロー
ラ50間には、制御装置52に接続された書き込み用磁
気ヘッド(以下、書込ヘッドという)54が配設され、
ネガフィルム搬送路を挟んでガイド板56が配設されて
いる。また、第2番目と第3番目の駆動ローラ50間に
は、制御装置52に接続された読み取り磁気ヘッド(以
下、読取ヘッドという)58が配設され、ネガフィルム
搬送路を挟んでガイド板60が配設されている。
【0028】これらの書込ヘッド54及び読取ヘッド5
8は、制御装置52からの信号によって制御されるよう
になっており、前記ネガフィルム14の磁気記録層25
の通過位置に対向され、書込ヘッド54では、ネガフィ
ルム14の逆方向搬送(カートリッジ16への巻き戻し
搬送)時に磁気記録層25へ情報を書込むことができ、
読取ヘッド58では、ネガフィルム14の順方向(カー
トリッジ16からの引出搬送)時に磁気記録層25に記
録された情報を読取ることができるようになっている。
【0029】第3番目の駆動ローラ50の下流側には、
ネガフィルムストック部62が配設されている。第3番
目の駆動ローラ60から送り出されるネガフィルム14
はネガフィルムストック部62の内周面に案内されて、
渦巻き状に巻き取られるようになっている。
【0030】なお、制御装置52では、前記駆動ローラ
60の駆動及びカートリッジ16のスプール16Aの回
転させるための駆動制御を行っている。
【0031】第1の印字部34には、マガジン装填部6
6が設けられており、マガジン68が装填されている。
このマガジン68には、テープ28がロール状に巻き取
られて収容されている。テープ28は一方の面(裏面)
に粘着性剤が塗布され、カバーシールが貼付けられてい
る。従って、このカバーシールを剥がすことにより、所
望の場所に貼付けることができるようになっている。
【0032】テープ28の表面は印字領域とされ、マガ
ジン68から引き出された状態で上面に向くようになっ
ている。
【0033】マガジン装填部66の下流側には、複数対
(本実施例では2対)の駆動ローラ72が配設されてい
る。この駆動ローラ72間には、制御装置52に接続さ
れた印字ヘッド74が設けられ、前記テープ28の表面
と対応するようになっている。また、テープ28の裏面
側にはガイド板76が配設され、これにより、マガジン
68から引き出されたテープ28は、駆動ローラ72に
挟持され、かつガイド板76に案内されて、略直線状に
搬送される。この搬送中に印字ヘッド74が駆動される
ことによって、テープ表面に所定の印字がなされる。こ
こで、第1の印字部34で印字する内容は、顧客が写真
の整理のために必要なサービス情報である。すなわち、
撮影日時、撮影場所、撮影時の状況を表すメモ等が印字
され、顧客はこの印字されたテープ28を仕上がりプリ
ントと共に受取り、必要に応じて所望の場所に貼付ける
ことによって、写真プリントの整理を行うことができ
る。
【0034】下流側の駆動ローラ72のさらに下流に
は、カッター部78が配設されており、フィルム1本分
の内容毎に切断され、トレイ80上に排出されるように
なっている。なお、前記駆動ローラ72及びマガジン6
8の巻芯は、制御装置52によって制御されて駆動され
るようになっている。
【0035】第2の印字部36には、トレイ装填部82
が配設されている。トレイ装填部82には、シート状の
用紙30が積層されて収容されたトレイ84が装填され
ている。
【0036】このトレイ84の上方には、一部が接線方
向に切り欠かれたローラ(以下、半月ローラという)8
6が配設され、通常は切欠面86Aが最上層の用紙30
と対向して停止されている。ここで、半月ローラ86が
図2の反時計回り方向に1回転することによって、周面
が最上層の用紙30と接触し、その接触圧によって、最
上層の用紙30を下流側に送り出すことができるように
なっている。
【0037】トレイ装填部82の下流側には、複数対
(本実施例では2対)の駆動ローラ88が配設されてい
る。前記半月ローラ86によって送り出された用紙30
は、上流側の駆動ローラ88に挟持され、さらに搬送さ
れ、この2対の駆動ローラ88間に掛け渡されるように
なっている。
【0038】2対の駆動ローラ88間には、制御装置5
2に接続された印字ヘッド90が配設され、用紙30の
搬送路を挟んでガイド板92が配設されている。
【0039】このため、用紙30が駆動ローラ88に挟
持されて搬送されているときに印字ヘッド90が駆動
し、所定の印字を行うことができる。
【0040】ここで、第2の印字部36で印字する内容
は、焼付処理に必要な処理情報である。すなわち、焼付
処理する画像コマ番号、プリントの枚数、プリントサイ
ズ、この画像コマ番号毎の撮影時のシャッタースピード
や絞り値等が印字され、オペレータはこの用紙30に印
字された情報を見ながら焼付処理を行うことができる。
【0041】下流側の駆動ローラ88のさらに下流に
は、トレイ94が配設されており、印字が終了した用紙
30は、排出トレイ94上に排出されるようになってい
る。
【0042】なお、駆動ローラ88及び半月ローラ86
はそれぞれ制御装置52によって制御され、駆動するよ
うになっている。
【0043】また、制御装置52には、操作・表示盤9
6が接続され、読み取った情報が表示されたり、記録が
必要な情報を入力したりすることができるようになって
いる。
【0044】以下に本実施例の作用を説明する。撮影済
のネガフィルム14が収容されたカートリッジ16がD
PE店を介してラボへ送られると、ラボではまず、フィ
ルム現像機18によってネガフィルム14の現像処理が
なされる。
【0045】現像処理が終了したネガフィルム14は、
本実施例では再度カートリッジ16に巻き取られた状態
で磁気情報処理装置10のカートリッジ装填台38に装
填される。
【0046】すなわち、ソレノイド44のロッド44A
を引き込んだ状態としておき、溝40内にカートリッジ
16をほぼ所定の位置に配置する。その後、ソレノイド
44のロッド44Aを伸長させることにより、カートリ
ッジ16の背部が押圧され、ネガイルム引出口16Bが
所定の位置に位置決めされる。
【0047】この状態で、カートリッジ16のスプール
を回転させることにより、ネガフィルム14はネガイル
ム引出口16Bから引き出され、駆動ローラ50に挟持
され、搬送される。
【0048】この搬送中に2番目の駆動ローラ50と3
番目の駆動ローラ50との間には、読取ヘッド58が設
けられているため、磁気記録層25に記録された情報が
読み取られ、制御装置52へ送られ、メモリされる。
【0049】カートリッジ16から引き出されたネガフ
ィルムは、3番目の駆動ローラ50を通過した時点で、
ネガフィルムストック部62の内方へ案内され、ネガフ
ィルム14は円滑にこの内周面に沿って渦巻き状に巻き
取られていき、収容される。このように、一時的にネガ
フィルム14を巻き取って収容することによって、ネガ
フィルム14に傷をつけることがない。
【0050】ネガフィルム14が全て引き出され、磁気
記録層25の情報が読み取られると、駆動ローラ50及
びスプールが逆転し、ネガフィルム14は徐々にカート
リッジ16内へ収容されていく。ここで、磁気記録層2
5に新たな情報を記録する必要が生じたとき、この巻き
戻し中に記録ヘッド54駆動させることにより、新たな
情報を記録することができる。
【0051】制御装置52にメモリされた情報は、顧客
が写真の整理のために必要なサービス情報と、焼付処理
に必要な処理情報と、に分割される。なお、この分割
は、読み取ったデータのID情報によって容易に行うこ
とができる。
【0052】サービス情報は、第1の印字部34の印字
ヘッド74に送られる。第1の印字部34では、マガジ
ン68からテープ28が引き出され、印字ヘッド74と
ガイド板76との間に位置している。ここで、サービス
情報が印字ヘッド74へ送られると、これと同時に駆動
ローラ72が駆動して、テープ28を搬送する。この搬
送中に印字ヘッド74によって、サービス情報が印字さ
れる。
【0053】印字が終了すると、その最後部がカッター
部78に位置した時点で切断され、トレイ80に排出さ
れる。
【0054】このサービス情報が印字されたテープ28
は、仕上がりプリントと共に顧客に渡すようにする。顧
客は、仕上がりプリントをアルバム等に整理する際に、
その画像毎の情報をテープ28上の印字内容から検索
し、必要部分のみを切り取り、該アルバム上の仕上がり
プリントの近くに貼り付けることにより、写真整理のと
きの見出しとして使用でき、写真整理を容易にすること
ができる。
【0055】一方、処理情報は、第2の印字部36の印
字ヘッド90に送られる。第2の印字部36では、半月
ローラ86が1回転して、トレイ84上の最上層の用紙
30が上流側の駆動ローラ88方向へ送り出され、印字
先端位置が印字ヘッド90とガイド板92との間に至る
と、印字が開始される。
【0056】用紙30は、下流側の駆動ローラ88にも
挟持されてさらに搬送されるため、印字が終了した用紙
30は、排出トレイ94上に排出される。
【0057】この用紙30に印字された情報は、オペレ
ータがカートリッジ16と共にプリンタプロセッサ20
へ搬送する。
【0058】プリンタプロセッサ20では、カートリッ
ジ16が所定の位置に装填され、ネガフィルム14がコ
マ送りされて、順次印画紙に画像を焼付処理する。この
焼付処理時に用紙30に印字された情報を見ながら、プ
リント条件等を設定する。
【0059】すなわち、従来のプリンタプロセッサ(磁
気情報を直接読み取ってプリント条件に反映させること
ができない装置)を用いた場合でも磁気記録層25に記
録された情報(撮影時のプリントサイズ、枚数、シャッ
タースピードや絞り値等)を有効に活用することができ
る。
【0060】このように、受け取ったネガフィルム14
を磁気情報処理装置10に一旦装填し、磁気情報を読取
ることによって、顧客の希望どおりにサービス情報をテ
ープ28に印字して返却することができ、焼付処理時も
露光条件の設定に活用することができる。
【0061】なお、本実施例では、サービス情報を粘着
性剤が塗布されたテープ28とし、処理情報をシート状
の用紙30としたが、これに限らず、OHP用等の透明
な用紙や予め所定のサイズに切り取られた状態でシール
状にされているラベル等、さまざまな媒体を適用するこ
とができる。
【0062】また、本実施例では、第1の印字部34と
第2の印字部36とを設けたが、印字部が1つであって
もよい。また、第1の印字部34と第2の印字部36と
を用意しておき、必要に応じて何れか一方を選択して印
字するようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る写真フィ
ルムの磁気情報処理装置は、磁気情報を読み取ることが
できない従来のラボ装置でも写真フィルムに記録された
磁気情報を十分に活用することができるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る写真処理システムの概略図であ
る。
【図2】本実施例に係る磁気情報処理装置の内部構成図
である。
【図3】本実施例に係るネガフィルムの平面図である。
【符号の説明】
10 磁気情処理装置 14 ネガフィルム 25 磁気記録層 28 テープ 30 用紙 32 情報読み書き部 34 第1の印字部 36 第2の印字部 38 カートリッジ装填部(フィルム装填部) 50、72、88 駆動ローラ(搬送手段) 52 制御装置 54 書込ヘッド 58 読取ヘッド 74、90 印字ヘッド(印字手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影によって画像が記録され、かつ該撮
    影に関する情報を磁気記録可能な磁気記録層を持つ写真
    フィルムにおいて、前記写真フィルムの磁気記録層に記
    録された情報を読取り、かつ印字し、必要に応じて情報
    を更新するための写真フィルムの磁気情報処理装置であ
    って、 写真フィルムを装填する装填部と、 装填部に装填された写真フィルムを所定の搬送路に沿っ
    て搬送する搬送手段と、 前記搬送手段で搬送される写真フィルム上の磁気記録層
    に対応して設けられ、少なくとも磁気記録層から情報を
    読取ることが可能な磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドによって読み取られた情報を印字する印
    字手段と、 前記印字手段を制御して、前記情報を連続したコマ番号
    に従って印字する印字制御手段と、 を有する写真フィルムの磁気情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記印字手段は、顧客が写真の整理のた
    めに必要なサービス情報を印字する第1の印字部と、焼
    付処理に必要な処理情報を印字する第2の印字部と、で
    構成され、少なくとも何れか一方が選択可能となってい
    ることを特徴とする請求項1記載の写真フィルムの磁気
    情報処理装置。
JP15590994A 1994-07-07 1994-07-07 写真フィルムの磁気情報処理装置 Pending JPH0822112A (ja)

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