JPH04204844A - 写真フイルムの取扱方法及びフイルムプロセサ - Google Patents

写真フイルムの取扱方法及びフイルムプロセサ

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JPH04204844A
JPH04204844A JP33917090A JP33917090A JPH04204844A JP H04204844 A JPH04204844 A JP H04204844A JP 33917090 A JP33917090 A JP 33917090A JP 33917090 A JP33917090 A JP 33917090A JP H04204844 A JPH04204844 A JP H04204844A
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film
cartridge
winding
films
section
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Application number
JP33917090A
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English (en)
Inventor
Kazuo Shioda
和生 塩田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は写真フィルムの取扱方法及びフィルムプロセサ
に関するものである。
〔従来の技術〕
擬似ズームプリント等のため、写真撮影時や現像後にI
Cや磁気記録媒体にプリント倍率等の情報を記録してお
き、この情報を用いてプリントを行うシステムが提案さ
れている(特開昭62−103625号、同62−20
8028号、特開平1−279231号、特開平1−2
89948号等)。このように、プリント倍率等の情報
も記録するフィルムでは、同時プリント後のフィルムの
返却形態を現行のように、4〜6コマ毎に切断したフィ
ルムピースとすると、上記情報が分断されることもあり
、焼増しプリント時等にプリント倍率等の情報を有効に
利用することができなくなる。
このため、現像後のフィルムを各ピースに切断すること
なくそのまま巻き取り収納するフィルム保存用カートリ
ッジも提案されている(特開平1−279250号、特
願平2−9519号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、撮影時等に擬似ズーム情報や被写体位置情報
等の記録を前提としてフォーマットが決められているフ
ィルム(以下、新タイプフィルムという)の場合は、撮
影と返却用カートリッジとを同じものにすることが産業
廃棄物を減らす観点から望ましく、その実現方法も提案
されている(特願平2−238036号)。
しかしながら、従来の135フオーマツトのようにもと
もと撮影情報等の記録を考慮しないでフォーマットが決
められたフィルム(以下、旧タイプフィルムという)を
どのように取り扱うかという問題は残る。特に、新しい
フォーマットの普及期には現像所に、新旧両タイプのも
のが持ち込まれるので、これらをいかに効率よく処理す
るかは重要な問題となる。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、従来
からの旧タイプフィルムと、新しく開発された情報記録
フォーマットの新タイプフィルムとを同じように取り扱
うことが可能になるようにした写真フィルムの取扱方法
及びフィルムプロセサを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、撮影済みフィル
ムをカートリッジに巻き取るタイプの写真フィルムの取
扱方法において、カートリッジの形状及び/またはフィ
ルムフォーマットが異なるフィルムを、現像処理した後
に概略同じ形状の空の巻取り用カートリッジに巻き取り
収納し、この巻取り用カートリッジにはフィルムを引き
出さなくても巻き取り収納したフィルムのタイプを識別
するための識別情報を記録するものである。
また、別の発明は、撮影済みフィルムをカートリッジに
巻き取るタイプの写真フィルムの取扱方法において、カ
ートリッジの形状及び/またはフィルムフォーマットが
異なるフィルムを、混在させた状態で収納するカートリ
ッジ収納部と、このカートリッジ収納部のフィルム引出
し位置に設けられ、この位置にあるカートリッジからフ
ィルムを引き出すとともに、フィルム引き出し後はフィ
ルム端部を切断してフィルムとカートリッジとを切す離
スフイルム引出し部と、フィルム引出し部にセットされ
たカートリッジのタイプを識別し記憶する手段と、カー
トリッジから引き出されたフィルムを現像処理するプロ
セサ部と、プロセサ部の出口側に配置され、現像処理済
みフィルムを巻取り用カートリッジに巻き取り収納する
フィルム巻取り部と、このフィルム巻取り部に前記記憶
手段からのカートリッジ識別情報に応して、異なる識別
マークが施された巻取り用カートリッジを選択的にセッ
トする手段とを、フィルムプロセサに設けたものである
。また、別の発明は、上記発明において、異なる識別マ
ークが施されたカートリッジを選択的にフィルム巻取り
部にセットする代わりに、情報書込みが可能な単一種類
のカートリッジをセットし、フィルムの巻き取り時に記
憶手段からのカートリッジ識別情報をカートリッジに書
き込むものである。
〔作用〕
カートリッジの形状及び/またはフィルムフォーマット
が異なるフィルム、例えば旧タイプのフィルムと新タイ
プのフィルムとは、混在した状態で現像処理され、この
現像済みフィルムは、例えば新タイプのフィルムが収納
されていたカートリッジと同じ形状、構造である同タイ
プの巻取り用カートリッジに巻き取られて収納される。
そして、現像処理後の焼付露光では、新旧両タイプのフ
ィルムが同タイプのカートリッジに収納されるため、同
じような取扱により、新旧両フィルムの焼付露光が簡単
に行える。
〔実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は、新旧両タイプのフィルムカートリッジ10.
11を混在させた状態で現像処理するフィルムプロセサ
を示すものである。本実施例で用いるフィルムカートリ
ッジには、現在広く用いられている周知の現行タイプの
もの10と、撮影情報等の記録が可能な新タイプのもの
11とがある。
これら新旧両タイプのフィルムカートリッジ10゜11
の基本構成は両者とも同じであり、カートリッジ本体1
0a、llaと、このカートリッジ本体10a、lla
内に回動自在に取り付けられたスプール10b、11b
と、コノスフ’−ルl Ob。
11bに一端が固定されて巻き取り収納された写真フィ
ルム12.13とから構成されている。
新旧両タイプのフィルムカートリッジ1o、11の大き
な相違点は、新タイプカートリッジ11がフィルムベー
スに磁気記録層を備えており、撮影情報やプリント情報
等をフィルムに記録することができる点と、フィルム頭
出し機能を有する点との2点である。
第2図に示すように、新タイプのカートリッジ本体11
aは合成樹脂製の半割り部材を接合して角箱状に形成さ
れており、フィルム13の出入り口16と、スプールl
lbの保合端部17を外部に露出させるための孔18と
を備えている。そして、フィルム出入り口16には遮光
用テレンプ19が貼付されている。また、カートリッジ
本体11aのフィルム収納室20は、スプールllbに
フィルム13が巻き取られた時の最大巻取り径とほぼ同
じ大きさの内径で形成されている。これにより、スプー
ルllbをフィルム巻取り方向とは反対のフィルム給送
方向へ回転すると、フィルム13の先端がフィルム収納
室20の内壁面で案内されてフィルム出入り口16から
外部に出るフィルム頭出しが行える。なお、本実施例で
は、カートリッジ本体11aを角箱状に形成して、これ
らを積み重ねて集積する時の安定性を向上させているが
、この形状は従来のように円柱状であってもよい。
フィルム先端部13aは、丸くラウンドカットされてお
り、フィルム頭出し時、及びフィルムをカメラ側の巻取
り軸に案内する時の、フィルム送り抵抗が小さくされて
いる。この先端部13aには、パーフォレーション21
が形成されており、これにカメラ側のスプロケットが係
合し、フィルム頭出し後にフィルム先端部13aをカメ
ラ内の巻取り軸まで送り込む。更に、パーフォレーショ
ン21はカメラの巻取り軸の爪に係止され、フィルムが
巻取り軸に確実に巻き取られる。また、画像記録部13
bには位置決め用パーフォレーション22が各コマ23
に1個ずつ形成されており、コノハーフオレージョン2
2を機械的にあるいは光学的に検出することで、カメラ
の露光枠にフィルムの各コマ23を順次セットする。
また、フィルム13を全てカートリッジ本体11aから
引き出した状態のときの、カートリッジ本体11aから
出たフィルム上には、最終記録コマ23とスプールll
bとの間であって且つ感光乳剤層形成面とは反対側の面
にホットメルト接着層24が形成されている。そして、
フィルム現像時にフィルム13がカートリッジ本体11
aから全て引き出された時に、このホットメルト接着層
24をカートリッジ本体11a側に残すようにして、最
終記録コマ23とホットメルト接着層24との間でフィ
ルム13を切断する。符号25は、この切断仮想線を示
す。なお、ホットメルト接着層24の形成面は、上記の
外に、感光乳剤層形成面側に、あるいはフィルム13の
両面側に形成してもよい。両面側にこの接着層を形成す
る場合には、重ね合わせ時のフィルム接合面はいずれで
もよくなり、作業性が向上する。
第1図に示すように、カートリッジ収納筒31は角筒状
に形成されており、この中に新旧両タイプのフィルムカ
ートリッジ10.11がそのフィルム出入り口16を揃
えて積み重ねて収納される。
なお、旧タイプのものは、周知のようにへろ出し金具等
によりフィルム12の先端がカートリッジ本体10aか
ら出るようにべろ出し処理が行われており、このべろ出
し処理済みのカートリッジ10には、カートリッジカバ
ー32がセットされる。
カートリッジカバー32は、へろ出しされたフィルム先
端を保護するとともに、収納筒31内でカートリッジ1
0が回転することのないように規制する機能を有する。
このカートリッジ収納筒31には、カートリッジ送出し
機構30が設けられている。このカートリッジ送出し機
構30は、収納筒31内に出没自在に設けられるストッ
パピン33と、これらを駆動するソレノイド34とから
構成されている。これらストッパピン33を下段のもの
から、カートリッジ1個分の落下時間だけ順次開状態に
していくことで、カートリッジ10.11を1個ずつ順
次落下させて、フィルム引出し部35にセットする。
第2図に示すように、フィルム引出し部35には、スプ
ール回転軸36が設けられている。この回転軸36は、
新タイプのカートリッジ11がフィルム引出しステージ
37にセットされた時に、このカートリッジ11のスプ
ールllbを回転してフィルム頭出しを行う。回転軸3
6はスプール11bの軸方向に沿って移動自在にされて
おり、シフト部38により、スプールの係合端部17に
係合させる回動位置と、この回動位置から退避した位置
との間で変位させられる。また、モータ39は、回動位
置の時に回転して、スプールllbをフィルム給送方向
に回転してフィルム頭出しを行う。
第1図に示すように、フィルム引出し部35で引き出さ
れたフィルムは、フィルム搬送路40に送られる。この
フィルム搬送路40には、カートリッジの種類を識別す
るカートリッジ識別センサ41と、フィルムニップロー
ラ対42と、フィルムカッタ43と、フィルム先端セン
サ44と、フィルム送りローラ対45とが順次配置され
ている。
カートリッジ識別センサ41は、フィルム先端が出てい
るか否かにより新旧両タイプのカート−リッジを識別し
てこれをコントローラ50に送る。コントローラ50は
周知のマイクロコンピュータから構成されており、RO
Mに記憶されたプログラムに基づき各部をシーケンス制
御する。
ニップローラ対42は、引出しステージ37へのカート
リッジ10.11のセット時には、旧タイプカートリッ
ジ10のべろ出しされたフィルム先端に当たることのな
いように退避しており、カートリッジ10.11のステ
ージへのセット後に、フィルムをニップする正規位置に
セットされる。
そして、このセット時に、旧タイプカートリッジ10の
場合にはニップローラ対42がニップ解除状態でセット
され、次に旧タイプの頭出しされたフィルム先端をニッ
プした後に、このニップローラ対42の回転によりフィ
ルムを引き出す。また、新タイプカートリッジ11の場
合にも、ニップローラ対42は、ニップ解除状態で正規
位置にセットされる。その後、フィルム先端サンサ44
による先端検出信号によりニップローラ対42はニップ
状態になる。そして、これ以降は、ニップローラ対42
によってカートリッジ11からフィルム13が引き出さ
れる。
フィルム送りローラ対45はニップローラ対42により
カートリッジ10.11から引き出されたフィルム12
.13を現像処理部51に送る。
フィルム送りローラ対45は現像処理部51のフィルム
送りローラ対53とのフィルム送り速度差により、これ
らローラ間に一定量のループを形成する。このループは
、フィルムエンド時の後端をカットする時に消費される
カッタ43は、カートリッジからフィルムを全て引き出
したフィルムエンド時にフィルム後端部を切断してフィ
ルムとカートリッジとを切り離す。
なお、この切断処理中は、送りローラ対45と現像処理
部51側のフィルム送りローラ対53との間に貯留され
たループが消費されるため、現像処理部51のフィルム
送りは中断されることがない。
フィルムエンドはフィルム引出し抵抗の増大により検出
する外に、フィルムエンドマークや、フィルムエンド時
のカートリッジの引き出し方向への変位により検出して
もよい。
第2図に示すように、カートリッジ排出部55は、新タ
イプのカートリッジ11と旧タイプのカートリッジ10
とを振り分けて排出する。このため、2組の第1及び第
2排出ブラケッt−56,57とこれを排出のために移
動するシフト部58゜59とから構成されており、フィ
ルム切断後の空のカートリッジを新旧のタイプ別に振り
分けてフィルム引出し部35から排出する。これにより
、第1図に示すように、新タイプの空カートリンシロ0
は移送ベルト62に送り出され、また旧タイプの空カー
トリッジ61は廃棄シュートにより回収箱に案内される
移送ベルト62はベルトコンベアから構成されており、
新タイプの空のカートリッジ60をフィルム巻取り部7
2に送る。また、回収箱側の旧タイプの空のカートリッ
ジ61は、カートリッジカバー32が外された後に、廃
棄処分される。
第3図に示すように、現像処理部51のフィルム出口側
には、可動ガイド70とフィルムリザーバー71とフィ
ルム巻取り部72とが配置されている。可動ガイド70
は、フィルム先後端センサ76のフィルム先端又は後端
の検出信号により、フィルム先端通過時にはこれをフィ
ルムリザーバー71に案内するとともに、フィルム後端
の通過時には上方に変位してフィルム後端をフィルム巻
取り部72に案内する。フィルムリザーバー71は、2
個の送りローラ対73.74と、これらの間に配置され
る可動ガイド75とを備えている。
可動ガイド75は、フィルム先端を送りローラ対74に
案内し、この案内後は、下方位置に退避してループ用空
間を形成する。なお、送りローラ対74のフィルム出口
側にはフィルム先端センサ77が配置されており、送り
ローラ対74のフィルムニップを検出する。この検出信
号により送りローラ対74の回転が停止され、ローラ対
73.74間にフィルムが貯留される。
第1図に示すように、フィルム巻取り部72には、2個
の移送ベルト62.78が接続されている。一方の移送
ベルト62には、フィルム引出し部35から新タイプの
空のカートリッジ60が送り込まれる。また、他方の移
送へJレト7ENこしま、旧タイプのフィルムを巻き取
り収納するための新タイプと同じ形状、構造の空のカー
トリッジ66がセットされている。そして、コントロー
ラ50からのカートリッジ種別信号により、移送ベルト
62.78の一方がモータ62a、78aを介して選択
的に回転され、巻取り対象フィルムに対応する空のカー
トリッジ60又は66がフィルム巻取りステージ80に
セットされる。
第4図に示すように、旧タイプフィルムを収納する空の
カートリッジ66には、新旧のフィルムを識別するため
のフィルムタイプ識別マーク81゜82が形成されてい
る。本実施例では、フィルム出入り口16に近接した位
置で突出ビン81a。
81bからなるマーク81が形成されている。更に、周
面には導電性インクで印刷された導電パターンによりマ
ーク82が形成されている。これらマーク81.82に
より、フィルム頭出しをすることなく新旧のフィルムを
識別可能にしている。
また、スプールの係合部が露出する端面とは反対側の端
面には、フィルム情報や撮影情報、プリント情報等を記
録するためのICメモリ83が埋設されている。このI
Cメモリ83にも、フィルムタイプ識別情報を入力して
おくことができる。
前記マーク81.82に代えて、切り換え自在なマーク
を用いることもできる。この場合には、スライド部材を
カートリッジ本体に設けておき、−方に位置させた時に
新タイプフィルムとし、他方に位置させた時に旧タイプ
フィルムとして識別させる。
第3図に示すように、フィルム巻取り部72のフィルム
入口側には、フィルムスプライサ−85が配置されてお
り、空カートリッジ60又は66(7)7,7’−ル1
 l bに固定されたフィルムIJ−y−60aに、フ
ィルム後端を周知の方法により接合する。フィルム後端
のスプライサ−85への位置決めは、フィルム後端セン
サ86によるフィルムの後端検出後に、フィルム送りロ
ーラ対87によりフィルムを定量送りすることで行われ
る。
フィルム巻取り部72には、カートリッジ保持部90が
設けられている。カートリッジ保持部90は、保持板9
1とこれを上下動するソレノイド92とからなり、フィ
ルム巻き取り時にカートリッジ本体11aが動くことの
ないように保持するとともに、フィルム巻き取り後はこ
の保持を解除する。また、第2図に示す回転軸36と同
じ構成からなるスプール回転軸及びこれを軸方向でシフ
トするシフト部(図示省略)が設けられており、スプー
ルを巻取り方向に回転して現像済みフィルム13をスプ
ールllbに巻き取る。カートリッジ排出部93は排出
ブラケットとシフト部とから構成されており、フィルム
巻取り済みカドリッジを巻取りステージ80から排出す
る。
次に、第5図のフローチャートに基づき本実施例の作用
を説明する。まず、第1図に示すように、タイプの異な
るフィルムカートリッジ10.11を混在させた状態で
カートリッジ収納筒31内に挿入する。この挿入時には
、各ソレノイド34の励磁により各ストッパビン33は
収納筒31内に出ることのないようにされているため、
収納筒31内にフィルムカートリッジ10.11が積み
重ねられる。この後、各ソレノイド34がOFFとされ
、各ストッパピン33はコイルバネ34aの付勢により
収納筒31内に突出し、各カートリッジ10.11の脱
落を規制する。
フィルム引出しステージ37にセットされたカートリッ
ジ10又は11は、カートリッジ識別センサ41により
新旧いずれのタイプかが検出され、このカートリッジ識
別信号はコントローラ50に送られる。コントローラ5
0は、このカートリッジ識別信号に基づき各タイプのカ
ートリッジ10゜11に応じてフィルム12.13の引
出しを行う。
すなわち、新タイプカートリッジ11の場合には、まず
ニップ解除状態にしておき、この状態でニップローラ対
42を退避位置から正規位置へ移動させる。次に、カー
トリッジ11のスプール11bに回転軸36を差し込み
、スプール回転によりフィルム先端を引き出す。これに
より、フィルム頭出しが行われる。フィルム先端をフィ
ルム先端センサ44が検出すると、コントローラ50は
ニップローラ対42をニップ状態にして、その後、ニッ
プローラ対42の回転によりフィルム引き出しを行う。
これ以降は、スプールllbから回転軸36を引き出し
てスプールllbをフリー状態にする。
また、旧タイプカートリッジ10の場合には、ニップロ
ーラ対42をニップ解除状態のまま退避位置から正規位
置へ移動させ、この後、ニップ状態とすることで、べろ
出しされたフィルム先端をニップする。次に、ニップロ
ーラ対42を回転してフィルム13をカートリッジ11
から引き出す。
引き出されたフィルム13はフィルム送りローラ対45
.53により現像処理部51に送られる。
カートリッジ11からのフィルム引出し抵抗の増加によ
りフィルムエンドが検出されると、仮想切断線25の位
置でフィルム後端が切断され、フィルム13とカートリ
ッジ11とは切り離される。
そして、カートリッジ識別信号に応じて、カートリッジ
排出部55が駆動される。これにより、新タイプの空の
カートリッジ60は移送ヘルド62側に送られ、その後
、移送ベルト62によりフィルム巻取り部72の巻取り
ステージ80まで送られる。また、旧タイプの空のカー
トリッジ61は回収箱側に送られる。
次に、カートリッジ収納筒31の各ソレノイド34が最
下段のものから上段のものへと、カートリッジ1個分の
落下時間だけ順次ONになり、カートリッジ10又は1
1が次々と1段分だけ落下して、最下段のストッパビン
33により保持されていたカートリッジ11がフィルム
引出しステージ37に落下する。そして、以下同様にし
て、カートリッジ10.11のタイプが検出され、これ
に基づきフィルム12.13の引出しが行われる。
フィルム1本分の現像が終了し、第3図に示すように、
その後端が現像処理部51から排出されると、可動ガイ
ド70がスプライサ−85側に切り換わる。この後、フ
ィルム送りローラ対87゜73の回転によりフィルム後
端が接合位置にセットされる。このセットはフィルム後
端センサ86の後端検出信号に基づき行われる。その後
、スプライサ−85によりフィルム後端と、空のカート
リッジ60のフィルムリーダー60aとがホットメルト
接着層24を介し接合される。
接合されたフィルムは、スプールllbの回転によりカ
ートリッジ60又は66内に巻き取られる。このフィル
ム巻き取り済みカートリッジは、巻取りステージ80か
らカートリッジ排出部93により排出される。その後、
次の空のカートリッジ60又は66が同様にして移送ベ
ル)62.78の回転により巻取りステージ80にセッ
トされる。以下、同様の繰り返しにより、フィルム現像
が行われ、この現像済みフィルムが空のカートリッジ6
0又は66内に巻き取り収納される。
なお、上記実施例では、フィルムを引き出した後の新タ
イプの空カートリッジ60を移送ベルト62に送り出し
、これにより巻取りステージ80にセットするようにし
たが、この外に、新タイプの空のカートリッジ60も旧
タイプのものと同じように回収箱に送り出し、これを新
タイプの移送ベルト62に手作業でセットするようにし
てもよい。この場合には、現像済みのフィルムを収納す
るときには未逼影フィルムを収納する場合と異なり、フ
ィルムを光密に収納する必要がないので、テレンプをカ
ートリッジ本体に着脱自在に形成しておき、フィルム引
き出し後にこのテレンプをカートリッジ本体から剥がす
ようにして、フィルム頭出し時の負荷を低減させるとよ
い。
また、上記実施例は、カートリッジ10.11からフィ
ルムを1本ずつ引き出し、これをそのまま現像処理部5
1に案内するようにしたが、本発明はこれに限定されず
、頭出しされたフィルム先端部に案内用のフィルムリー
ダーを接合し、このフィルムリーダーを用いて、フィル
ムを各処理槽内に案内することもできる。この場合、フ
ィルムリーダーはカートリッジのリーダーに接合する前
に切り離す。
また、上記実施例では、フィルムプロセサに本発明を実
施したものであるが、この外にフィルムプロセサとプリ
ンタとを接続した写真処理機に本発明を実施することも
できる。
また、上記実施例では、フィルム13のスプール固定側
端部をフィルムリーダーとして用いたものであるが、こ
の外に、専用のフィルムリーダーをスプールに固定した
ものを用いてもよい、また、上記実施例では、予めフィ
ルム後端部に設けたホットメルト接着層24を介し現像
済みフィルム12.13と空のカートリッジ60のフィ
ルム端部とを接合するようにしたが、この外に、スプラ
イサ−側で供給するスプライステープ等によりフィルム
を接合するようにしてもよい。
また、上記実施例では、新タイプフィルムと現行の13
5タイプフイルムとの組合せを想定して説明したが、本
発明はこれに限定されることなく、例えば126タイプ
フイルムと135タイプフイルムとの混在処理など他の
組合せでも同じ形状の巻取り用カートリッジに巻き取る
ことで、同様な処理が可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、カートリッジの形状
及び/またはフィルムフォーマ、iトがnなるフィルム
を、カートリッジから引き出して現像処理し、これを巻
取り用カートリッジに巻き取り収納するから、例えば新
旧両タイプのフィルムのように、カートリッジの形状及
び/またはフィルムフォーマットが異なるフィルムを、
フィルム現像以降のプリント処理において、同じように
取り扱うことができ、これら処理を円滑に行うことがで
きる。また、複数種類のフィルムを同じプリンタで処理
することが可能になり、設備効率や処理効率を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施したフィルムプロセサを示す概
略図である。 第2図は、フィルム引出しステージにセットされたフィ
ルムカートリッジの一例を示す斜視図である。 第3図は、フィルム巻取り部を示す概略図である。 第4図は、旧タイプフィルムを巻き取り収納するカート
リッジを示す斜視図である。 第5図は、フィルムプロセサの処理手順を示すフローチ
ャートである。 10・・・フィルムカートリッジ(1日タイプ)11・
・・フィルムカートリッジ(新タイプ)10a、lla
・・・スプール 35・・・フィルム引出し部 37・・・フィルム引出しステージ 60・・・空カートリッジ(新タイプ)62.78・・
・移送ベルト 66・・・巻取り用カートリッジ(旧タイプフィルム用
) 72・・・フィルム巻取り部 80・・・フィルム巻取りステージ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影済みフィルムをカートリッジに巻き取るタイ
    プの写真フィルムの取扱方法において、カートリッジの
    形状及び/またはフィルムフォーマットが異なるフィル
    ムを、現像処理した後に概略同じ形状の空の巻取り用カ
    ートリッジに巻き取り収納し、この巻取り用カートリッ
    ジにはフィルムを引き出さなくても巻き取り収納したフ
    ィルムのタイプを識別するための識別情報を記録したこ
    とを特徴とする写真フィルムの取扱方法。
  2. (2)撮影済みフィルムをカートリッジに巻き取るタイ
    プの写真フィルムの取扱方法において、カートリッジの
    形状及び/またはフィルムフォーマットが異なるフィル
    ムを、混在させた状態で収納するカートリッジ収納部と
    、このカートリッジ収納部のフィルム引出し位置に設け
    られ、この位置にあるカートリッジからフィルムを引き
    出すとともに、フィルム引き出し後はフィルム端部を切
    断してフィルムとカートリッジとを切り離すフィルム引
    出し部と、フィルム引出し部にセットされたカートリッ
    ジのタイプを識別し記憶する手段と、カートリッジから
    引き出されたフィルムを現像処理するプロセサ部と、プ
    ロセサ部の出口側に配置され、現像処理済みフィルムを
    巻取り用カートリッジに巻き取り収納するフィルム巻取
    り部と、このフィルム巻取り部に前記記憶手段からのカ
    ートリッジ識別情報に応じて、異なる識別マークが施さ
    れた巻取り用カートリッジを選択的にセットする手段と
    を設けたことを特徴とするフィルムプロセサ。
  3. (3)撮影済みフィルムをカートリッジに巻き取るタイ
    プの写真フィルムの取扱方法において、カートリッジの
    形状及び/またはフィルムフォーマットが異なるフィル
    ムを、混在させた状態で収納するカートリッジ収納部と
    、このカートリッジ収納部のフィルム引出し位置に設け
    られ、この位置にあるカートリッジからフィルムを引き
    出すとともに、フィルム引き出し後はフィルム端部を切
    断してフイルムとカートリッジとを切り離すフィルム引
    出し部と、フィルム引出し部にセットされたカートリッ
    ジのタイプを識別し記憶する手段と、カートリッジから
    引き出されたフィルムを現像処理するプロセサ部と、プ
    ロセサ部の出口側に配置され、現像処理済みフィルムを
    情報書き込みが可能な単一種類のカートリッジに巻き取
    り収納するフィルム巻取り部と、フィルムの巻き取り時
    に記憶手段からのカートリッジ識別情報をカートリッジ
    に書き込む手段とを設けたことを特徴とするフィルムプ
    ロセサ。
JP33917090A 1990-11-30 1990-11-30 写真フイルムの取扱方法及びフイルムプロセサ Pending JPH04204844A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0591740A1 (en) * 1992-10-08 1994-04-13 Eastman Kodak Company Apparatus for transporting a film cartridge through a photofinishing process
EP0770917A1 (de) * 1995-10-25 1997-05-02 Agfa-Gevaert AG Vorrichtung zum Ver- oder Bearbeiten von entwickelten fotografischen Filmen

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0591740A1 (en) * 1992-10-08 1994-04-13 Eastman Kodak Company Apparatus for transporting a film cartridge through a photofinishing process
EP0770917A1 (de) * 1995-10-25 1997-05-02 Agfa-Gevaert AG Vorrichtung zum Ver- oder Bearbeiten von entwickelten fotografischen Filmen

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