JPH0822090A - 原稿位置修正装置 - Google Patents

原稿位置修正装置

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Publication number
JPH0822090A
JPH0822090A JP15313694A JP15313694A JPH0822090A JP H0822090 A JPH0822090 A JP H0822090A JP 15313694 A JP15313694 A JP 15313694A JP 15313694 A JP15313694 A JP 15313694A JP H0822090 A JPH0822090 A JP H0822090A
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JP
Japan
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JP15313694A
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Inventor
Toshio Baba
利夫 馬場
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 斜めに載置された原稿の位置を容易に矯正す
ることができ、操作性を向上させることができる。 【構成】 原稿を載置する載置台と、該載置台端部上に
設けた原稿先端の位置決めを行う原稿先端位置決め部材
と、該原稿先端位置決め部材に対して回動し、かつ原稿
を押圧する原稿押圧板とを有する原稿位置修正装置にお
いて、前記原稿押圧板を回動して前記原稿押圧板により
前記載置台を閉じた時に、前記原稿押圧板を前記原稿先
端位置決め部材方向に移動させる原稿押圧板移動手段
と、前記原稿押圧板を閉じて前記原稿押圧板を前記原稿
位置決め部材方向に移動させた時、原稿と当接される側
の前記原稿押圧板内に設けた前記原稿先端位置決め部材
に向かって原稿を摩擦力で圧動して前記原稿先端位置決
め部材に当接させる原稿押圧部材とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿位置修正装置に係
り、詳しくは、複写機等に適用することができ、特に、
斜めに載置された原稿の位置を容易に矯正することがで
き、操作性を向上させることができる原稿位置修正装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿位置修正装置については、例
えば特開昭60−32043号公報で報告されたものが
ある。以下、具体的に図面を用いて説明する。図11,
12は従来の複写機における原稿位置修正装置の構成を
示す断面及び平面図である。従来の原稿位置修正装置で
は、複写機本体1001のプラテンカバー1002の下
面には、原稿押え用のスポンジ等からなる弾性部材10
03を設けており、その先端におけるプラテンガラス1
004周縁の位置決め部材1005側を折曲して、折曲
部1006を形成している。
【0003】また、折曲部1006の背面には、板バネ
1007を設けている。プラテンカバー1002は、回
動軸1002aを支点として開閉自在にできるように取
り付けられている。プラテンカバー1002を閉じる
と、折曲部1006の先端部が先に原稿1008に接触
し、かつプラテンカバー1002を閉じるに従って原稿
押動部が原稿1008を矢印方向に押動する。これによ
り、原稿1008をプラテンガラス1004の周縁にお
ける位置決め部材1005に向って押動し、それによっ
て原稿1008の一辺を位置決め部材1005に当接さ
せ、自動的に原稿1008を適正位置に修正する。
【0004】このように、従来の原稿位置修正装置で
は、プラテンカバー1002の下面に設けられた弾性部
材1003の一部を折曲し、この折曲部1006の背面
に板バネ1007を取り付け、この折曲部1006が原
稿1008を位置決め部材1005に向って押動するよ
うに構成することにより、プラテンカバー1002を閉
じた時に、自動的にその原稿1008を位置決め部材1
005に当接させて適正位置に修正できるという利点を
有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開昭60−32043号公報で報告された従来の原
稿位置修正装置では、原稿押圧板となるプラテンカバー
1002の開閉方向に平行に原稿押圧部となる弾性部材
1003が移動するため、原稿先端位置決め部材100
5と原稿押圧板となるプラテンカバー1002開閉方向
は、平行でなければならないという制約を受ける。
【0006】このため、オペレーターが原稿載置作業を
行う時や、ブックコピー等のプラテンカバー1002開
放状態で横から手差し給紙作業を行う時に、左右のスペ
ースが著しく制限されるので、斜めに載置された原稿の
位置を手作業で矯正するのが行い難くなる等、非常に操
作性が悪くなるという問題があった。そこで、本発明
は、斜めに載置された原稿の位置を容易に矯正すること
ができ、操作性を向上させることができる原稿位置修正
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿を載置する載置台と、該載置台端部上に設けた原稿
先端の位置決めを行う原稿先端位置決め部材と、該原稿
先端位置決め部材に対して回動し、かつ原稿を押圧する
原稿押圧板とを有する原稿位置修正装置において、前記
原稿押圧板を回動して前記原稿押圧板により前記載置台
を閉じた時、前記原稿押圧板を前記原稿先端位置決め部
材方向に移動させる原稿押圧板移動手段と、前記原稿押
圧板を閉じて前記原稿押圧板を前記原稿位置決め部材方
向に移動させた時、原稿と当接される側の前記原稿押圧
板内に設けた前記原稿先端位置決め部材に向かって原稿
を摩擦力で圧動して前記原稿先端位置決め部材に当接さ
せる原稿押圧部材とを有することを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記原稿押圧板を前記原稿先端位置決
め部材方向に移動させた時、前記原稿押圧部材を揺動さ
せるとともに、前記原稿押圧部材を前記原稿押圧板に連
結させる回転支持軸を有することを特徴とするものであ
る。請求項3記載の発明は、上記請求項1,2記載の発
明において、前記原稿押圧板の移動方向に対して抑止力
を有するとともに、前記原稿押圧部材を前記原稿押圧板
に連結させる弾性体を有することを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至
3記載の発明において、前記原稿押圧板を開閉する時の
前記原稿押圧板の移動を解除する解除手段を有すること
を特徴とするものである。請求項5記載の発明は、上記
請求項1乃至4記載の発明において、前記原稿押圧部材
は、前記載置台上に載置された原稿の位置を矯正する突
起物を有することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】まず、請求項1記載の発明の作用を説明する。
前述した如く、従来の原稿位置修正装置では、原稿押圧
板の開閉方向に平行に原稿押圧部が移動するため、原稿
先端位置決め部材と原稿押圧板開閉方向は、平行でなけ
ればならないという制約を受ける。
【0011】このため、オペレーターが原稿載置作業を
行う時や、ブックコピー等の原稿押圧板開放状態で横か
ら手差し給紙作業を行う時に、左右のスペースが著しく
制限されるので、左右のスペースが制限される分、原稿
を位置決めする時の操作性の制約を受けてしまい、非常
に操作性が悪くなるという問題があった。そこで、請求
項1記載の発明では、原稿押圧板により載置台を閉じた
時に、原稿押圧板を原稿先端位置決め部材方向に移動さ
せる原稿押圧部材移動手段と、原稿押圧板を閉じて原稿
押圧板を原稿位置決め部材方向に移動させた時、原稿と
当接される側の原稿押圧板内に設けた原稿先端位置決め
部材方向に向って原稿を摩擦力で圧動して原稿先端位置
決め部材に当接させる原稿押圧部材とを有するように構
成する。
【0012】このため、原稿押圧板を閉じた時に原稿押
圧板を原稿先端位置決め部材方向に移動させ、この際、
原稿押圧板内に設けた原稿押圧部材により、原稿を摩擦
力で圧動して原稿先端位置決め部材に自動的に当接させ
ることができる。従って、原稿を位置決めする時、操作
性を損なうことなく、原稿を容易に、かつ確実に位置決
め修正することができる。
【0013】次に、請求項2記載の発明の作用を説明す
る。請求項1記載の発明では、原稿は平行移動しかしな
いため、載置台上に斜めに載置された原稿の矯正は難し
くなり好ましくない。そこで、請求項2記載の発明で
は、原稿押圧板を原稿先端位置決め部材方向に移動させ
た時に原稿押圧部材を揺動させるとともに、原稿押圧部
材を原稿押圧板に連結させる回転支持軸を有するように
構成する。
【0014】このため、載置台上に斜めに載置された原
稿を、回転支持軸により、原稿押圧部材を揺動させなが
ら移動させて原稿先端位置決め部材に自動的に当接させ
ることができる。従って、原稿押圧部材と共に原稿を回
転させながら移動させることができるため、載置台上に
斜めに載置された原稿の位置を矯正して、原稿先端位置
決め部材に真っ直ぐに当接させることができる。
【0015】次に、請求項3記載の発明の作用を説明す
る。請求項1記載の発明では、原稿がコピー又は、鉛筆
書き等の両面原稿である場合、原稿先端位置決め部材に
原稿先端が当接した後、原稿押圧部材により原稿上面を
擦ってしまい、原稿及び原稿押圧部材が汚れ易く好まし
くない。そこで、請求項3記載の発明では、原稿押圧板
の移動方向に対して抑止力を有するとともに、原稿押圧
部材を原稿押圧板に連結させる弾性体を有するように構
成する。
【0016】このため、原稿を原稿先端位置決め部材に
当接して停止させる時、原稿押圧部材を弾性体の抑止力
により自動的に停止させることができるので、原稿押圧
部材により原稿上面を擦り難くすることができ、原稿及
び原稿押圧部を汚れ難くすることができる。次に、請求
項4記載の発明の作用を説明する。請求項1記載の発明
では、原稿を載置台上に載置する時、意図的に原稿先端
位置決め部材から離し、載置台上のある定位置に載置し
たい場合も、原稿押圧板を閉める時に、原稿が原稿先端
位置決め部材方向に移動してしまい好ましくない。
【0017】そこで、請求項4記載の発明では、原稿押
圧板を開閉する時の原稿押圧板の移動を解除する解除手
段を有するように構成する。このため、原稿押圧板を開
閉する時、原稿押圧板の移動を適宜解除することができ
るので、載置台上のある定位置に原稿を載置したい場
合、原稿押圧板を開閉した時、原稿押圧板と共に原稿を
原稿先端位置決め部材方向に自動的に移動させないよう
にすることができる。
【0018】次に、請求項5記載の発明の作用を説明す
る。請求項1記載の発明では、原稿は平行移動しかしな
いため、載置台上に斜めに載置された原稿の位置の矯正
は難しく好ましくない。そこで、請求項5記載の発明で
は、原稿押圧部材を、載置台上に載置された原稿の位置
を矯正する突起物を有するように構成する。
【0019】このため、載置台上に斜めに載置された原
稿を、原稿押圧部に設けた突起物で押圧して、原稿先端
位置決め部材に当接させることができる。従って、突起
物により載置台上に斜めに載置された原稿の位置を自動
的に矯正することができるので、原稿先端位置決め部材
に真っ直ぐに当接することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1は請求項1の発明に係る一実施例の原
稿位置修正装置の構成示す斜視図である。本実施例の原
稿位置修正装置は、複写機本体1の上面に原稿2を載置
するコンタクトガラス3と、コンタクトガラス3端部上
に設けられた原稿2先端の位置決めを行う原稿先端位置
決め部材4と、この原稿先端位置決め部材4に対してヒ
ンジ等により垂直に回動し、かつ原稿2を押圧する原稿
押圧板5とから構成されている。
【0021】次に、図2は図1に示す原稿位置修正装置
における原稿押圧板を開放状態にして、コンタクトガラ
ス上に原稿を原稿先端位置決め部材に対して未当接で載
置した状態を示す図、図3は図1に示す原稿位置修正装
置における原稿押圧板を閉じた時に原稿押圧部材を原稿
先端位置決め部材に当接させた状態を示す図、図4は図
1に示す原稿位置修正装置における原稿押圧板のヒンジ
部分の構成を示す斜視図である。
【0022】本実施例では、原稿押圧板5は、複写機本
体1と図4に示すヒンジ6で連結されており、原稿押圧
板5と一体化しているヒンジガイドピン7が原稿押圧板
5を開放した状態から原稿押圧板5を閉める時に、ヒン
ジ6に設けられたヒンジガイド溝8にガイドされなが
ら、図4の矢印方向Aに移動することにより、原稿押圧
板5及び原稿押圧板5に内蔵された原稿押圧部材9が図
3の矢印方向Aへ移動する。この原稿押圧部材9の原稿
2を押圧する原稿押圧面は、原稿2の原稿押圧面でのグ
リップを高くして原稿2を原稿押圧面で効率良く圧動す
ることを考慮すると、コンタクトガラス3と原稿2の摩
擦係数よりも係数を高くなるように設定することが好ま
しい。
【0023】このように、本実施例では、原稿押圧板5
を閉じて原稿押圧板5を原稿位置決め部材方向に移動さ
せた時、原稿2と当接される側の原稿押圧板5内に設け
た原稿押圧部材9により原稿先端位置決め部材4方向に
向って原稿2を摩擦力で圧動して原稿先端位置決め部材
4に当接させるように構成している。このため、図2に
示す如く、原稿押圧板5を開放状態にしてコンタクトガ
ラス3上に原稿2を原稿先端位置決め部材4に対して未
当接で載置しても、図3に示す如く、原稿押圧板5を閉
じた時に原稿押圧板5を原稿先端位置決め部材4方向に
移動させ、この際、原稿押圧板5内に設けた原稿押圧部
材9により、原稿先端位置決め部材4方向に向って原稿
2を摩擦力で圧動して原稿先端位置決め部材4に自動的
に当接させることができる。従って、原稿2を位置決め
する時、操作性を損なうことなく、原稿2を容易に、か
つ確実に位置決め修正することができる。 (実施例2)図5は請求項2の発明に係る一実施例の原
稿位置修正装置の構成を示す平面図、図6は図5に示す
原稿位置修正装置における原稿押圧板が原稿押圧部材と
回転支軸で連結された状態を示す図である。
【0024】本実施例では、原稿押圧板5は、原稿押圧
部材9と回転支持軸10で連結された構成となってい
る。原稿押圧部材9は、原稿押圧板5に固定された回転
支持軸10を回転中心に図5の矢印方向Aに自由回転機
構を有する。なお、回転支持軸10は、回転時の負荷を
小さくすることを考慮すると、玉軸受等の回転動作負荷
を軽減する軸受で受けるのが好ましい。
【0025】原稿押圧部材9は、実施例1で詳述した動
作により、原稿押圧板5と共に原稿先端位置決め部材4
方向に動き、コンタクトガラス3上に斜めに載置された
原稿2は、原稿押圧部材9により圧動され、原稿片が原
稿先端位置決め部材4に片接触した後、原稿押圧部材9
と共に原稿2が回転しながら、原稿先端全面が原稿先端
位置決め部材4に当接する。
【0026】このように、本実施例では、原稿押圧板5
を原稿先端位置決め部材4方向に移動させた時に原稿押
圧板5を揺動させるとともに、原稿押圧板5に連結させ
る回転支持軸10を有するように構成している。このた
め、コンタクトガラス3上に斜めに載置された原稿2
を、回転支持軸10により原稿押圧部材9を揺動させな
がら原稿2を揺動させて原稿先端位置決め部材4に当接
させることができる。従って、原稿押圧部材9と共に原
稿2を回転させながら移動させることができるため、コ
ンタクトガラス3上に斜めに載置された原稿2の位置を
自動的に矯正することができ、原稿先端位置決め部材4
に真っ直ぐに当接することができる。 (実施例3)図7は請求項3の発明に係る一実施例の原
稿位置修正装置の構成を示す正面図、図8は図7に示す
原稿位置修正装置における原稿押圧板を閉じた時の状態
を示す図である。
【0027】本実施例では、原稿押圧板5は、原稿押圧
部材9と圧縮スプリング等の弾性体11で連結した構成
となっている。弾性体11の弾性力は、原稿押圧部材9
により原稿2上面を擦り難くすることを考慮すると、原
稿押圧部材9と原稿2の摩擦力と等しく設定する。原稿
押圧部材9は、実施例1で詳述した動作により、原稿押
圧板5と共に原稿先端位置決め部材4方向に動き、原稿
2は、原稿押圧部材9により圧動され、原稿2が原稿先
端位置決め部材4に当接した後、原稿2は停止する。こ
の時、原稿押圧板5は、移動途中であるが、原稿押圧部
材9は、弾性体11により原稿2と共に停止する。
【0028】このように、本実施例では、原稿押圧板5
の移動方向に対して抑止力を有するとともに、原稿押圧
板5に連結させる弾性体11を有するように構成してい
る。このため、原稿2を原稿先端位置決め部材4に当接
して停止させた時、原稿押圧部材9を弾性体11の抑止
力により自動的に停止させることができるので、原稿押
圧部材9により原稿2上面を擦り難くすることができ、
原稿2及び原稿押圧部材9を汚れ難くすることができ
る。 (実施例4)図9,10は請求項4の実施例に係る一実
施例の原稿位置修正装置における原稿押圧板のヒンジ部
分の構成を示す斜視図である。
【0029】本実施例では、実施例1の構成のヒンジ6
に設けられたガイド溝8にストレートの溝を追加して2
股に構成し、このストレート部の溝を、図9に示すよう
に閉じることができる分岐スイッチ12がヒンジ6に付
いた構成となっている。図9の矢印方向Aに分岐スイッ
チ12を移動すると、原稿押圧板5は、実施例1と同じ
動作をするが、図10の矢印方向Aに分岐スイッチを切
り換えると、原稿押圧板5を閉じた時、ヒンジガイドピ
ン7は、ガイド溝8のストレート溝に沿って真っ直ぐに
落ちるため、原稿押圧板5は、原稿先端位置決め部材4
方向への移動動作は行わない。
【0030】このように、本実施例では、原稿押圧板5
を開閉する時の原稿押圧板5の移動を解除する解除機構
を有するように構成している。このため、原稿押圧板5
を開閉する時、原稿押圧板5の移動を解除することがで
きるので、コンタクトガラス3上のある定位置に原稿2
を載置したい場合、原稿押圧板5を開閉した時、原稿押
圧板5と共に原稿2を原稿先端位置決め部材4方向に移
動させないようにすることができる。 (実施例5)図11は請求項5の発明に係る一実施例の
原稿位置修正装置の構成を示す正面図である。
【0031】本実施例では、実施例1の構成において、
原稿押圧部材9に1カ所の突起物13を有した構成とな
っている。原稿押圧板5を閉じると、原稿押圧板5は、
実施例1と同じ動作をする。この時、原稿2は、突起物
13により、原稿押圧部材9と共に原稿先端位置決め部
材4方向へ移動し、実施例3と同じ効果を得ることがで
きる。突起物13は、原稿2を圧動させることを考慮す
ると、摩擦係数の高いゴム等が好ましい。また、原稿押
圧部材9の面は、摩擦係数によらず、既存の圧板と同
様、紙、マイラー等を使用することができる。
【0032】このように、本実施例では、原稿押圧部材
9を、コンタクトガラス3上に載置された原稿2を矯正
する突起物13を有するように構成している。このた
め、コンタクトガラス3上に斜めに載置された原稿2
を、原稿押圧部材9の突起物13により押圧して、原稿
先端位置決め部材4に当接させることができる。このた
め、突起物13によりコンタクトガラス3上に斜めに載
置された原稿2の位置を自動的に矯正することができる
ので、原稿先端位置決め部材4に真っ直ぐに当接するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、斜めに載置された原稿
を容易に矯正することができ、操作性を向上させること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係る一実施例の原稿位置修正
装置の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す原稿位置修正装置における原稿押圧
板を開放状態にしてコンタクトガラス上に原稿を原稿先
端位置決め部材に対して未当接で載置した状態を示す図
である。
【図3】図1に示す原稿位置修正装置における原稿押圧
板を閉じた時に原稿押圧部材を原稿先端位置決め部材に
当接させた状態を示す図である。
【図4】図1に示す原稿位置修正装置における原稿押圧
板のヒンジ部分の構成を示す斜視図である。
【図5】請求項2の発明に係る一実施例の原稿位置修正
装置の構成を示す平面図である。
【図6】図5に示す原稿位置修正装置における原稿押圧
板が原稿押圧部材と回転支軸で連結された状態を示す図
である。
【図7】請求項3の発明に係る一実施例の原稿位置修正
装置の構成を示す正面図である。
【図8】図7に示す原稿位置修正装置における原稿押圧
板を閉じた時の状態を示す図である。
【図9】請求項4の発明に係る一実施例の原稿位置修正
装置における原稿押圧板のヒンジ部分の構成を示す斜視
図である。
【図10】請求項4の発明に係る一実施例の原稿位置修
正装置における原稿押圧板のヒンジ部分の構成を示す斜
視図である。
【図11】請求項5の発明に係る一実施例の原稿位置修
正装置の構成を示す正面図である。
【図12】従来の原稿位置修正装置の構成を示す正面図
である。
【図13】図12に示す原稿位置修正装置の構成を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 原稿 3 コンタクトガラス 4 原稿先端位置決め部材 5 原稿押圧板 6 ヒンジ 7 ヒンジガイドピン 8 ヒンジガイド溝 9 原稿押圧部材 10 回転支持軸 11 弾性体 12 分岐スイッチ 13 突起物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置する載置台と、該載置台端部上
    に設けた原稿先端の位置決めを行う原稿先端位置決め部
    材と、該原稿先端位置決め部材に対して回動し、かつ原
    稿を押圧する原稿押圧板とを有する原稿位置修正装置に
    おいて、前記原稿押圧板を回動して前記原稿押圧板によ
    り前記載置台を閉じた時、前記原稿押圧板を前記原稿先
    端位置決め部材方向に移動させる原稿押圧板移動手段
    と、前記原稿押圧板を閉じて前記原稿押圧板を前記原稿
    位置決め部材方向に移動させた時、原稿と当接される側
    の前記原稿押圧板内に設けた前記原稿先端位置決め部材
    に向かって原稿を摩擦力で圧動して前記原稿先端位置決
    め部材に当接させる原稿押圧部材とを有することを特徴
    とする原稿位置修正装置。
  2. 【請求項2】前記原稿押圧板を前記原稿先端位置決め部
    材方向に移動させた時、前記原稿押圧部材を揺動させる
    とともに、前記原稿押圧部材を前記原稿押圧板に連結さ
    せる回転支持軸を有することを特徴とする請求項1記載
    の原稿位置修正装置。
  3. 【請求項3】前記原稿押圧板の移動方向に対して抑止力
    を有するとともに、前記原稿押圧部材を前記原稿押圧板
    に連結させる弾性体を有することを特徴とする請求項
    1,2記載の原稿位置修正装置。
  4. 【請求項4】前記原稿押圧板を開閉する時の前記原稿押
    圧板の移動を解除する解除手段を有することを特徴とす
    る請求項1乃至3記載の原稿位置修正装置。
  5. 【請求項5】前記原稿押圧部材は、前記載置台上に載置
    された原稿の位置を矯正する突起物を有することを特徴
    とする請求項1乃至4記載の原稿位置修正装置。
JP15313694A 1994-07-05 1994-07-05 原稿位置修正装置 Pending JPH0822090A (ja)

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