JPH08220332A - 透明導電粒子の製造方法およびそれを用いたカラーフィルターの製造方法およびそれを用いたカラーフィルター - Google Patents

透明導電粒子の製造方法およびそれを用いたカラーフィルターの製造方法およびそれを用いたカラーフィルター

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JPH08220332A
JPH08220332A JP2562395A JP2562395A JPH08220332A JP H08220332 A JPH08220332 A JP H08220332A JP 2562395 A JP2562395 A JP 2562395A JP 2562395 A JP2562395 A JP 2562395A JP H08220332 A JPH08220332 A JP H08220332A
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JP
Japan
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transparent conductive
conductive particles
transparent
particles
color filter
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Application number
JP2562395A
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English (en)
Inventor
Seiichi Tanabe
誠一 田辺
Fumiaki Matsushima
文明 松島
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミセル電解法により析出させた顔料と透明導
電粒子において、異物の混入がなくまた経時的に安定に
分散のできる透明導電粒子とそれを用いたCFを得るこ
と。 【構成】 透明導電粒子の表面疎水化処理を還流による
カップリング反応,反応後の粒子を洗浄することにより
CF層内に異物の混入がなく、経時的に安定な分散液を
得ることができる。また、透明導電粒子をCF層の中に
10体積%以上分散することで、CF層の導電化を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶テレビ、パソコン
用ディスプレイ等に用いられるアクティブおよびパッシ
ブカラーパネルに用いるカラーフィルターに関してい
る。
【0002】
【従来の技術】レドックス反応性を有する界面活性剤の
ミセル水溶液中に顔料粒子をコロイド分散した後、該ミ
セル水溶液を電解することにより基板上に顔料膜を形成
する手法を用いたカラーフィルター(CF)の製造方法
について既に特願しており、このカラーフィルターに疎
水化した導電粒子を共析させることについても特願(特
開平2−267298号公報)している。また、無機粒
子表面が親水性の物質を疎水化処理して無機膜を形成す
る方法についても特願済みである。ここで、透明導電粒
子の疎水化処理は次のように行っている。
【0003】あらかじめボールミルで微粉砕したITO
粒子(平均一次粒径300〜400オングストローム)
に過酸化ベンゾイル,イソプロピルアルコールを加え5
0時間還流反応させる。クロロホルムで粒子をソックス
レー抽出し、未反応の過酸化ベンゾイルを除去した後粒
子を乾燥させた。このようにして得られたアルコール性
の水酸基を導入したITO粒子を、チタネート系カップ
リング剤のトルエン溶液に入れ、室温にて1時間攪拌し
ながらカップリング処理を行う。反応後の粒子をメタノ
ールで洗浄した後、乾燥させて目的の疎水化処理ITO
を得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−26729
8号公報で提案されているのは、ミセル電解法で作られ
たCF(以下これをミセルCFとする)層に、疎水化し
た透明な導電性粒子を分散させることにより導電性を発
現させようというものである。
【0005】その疎水化方法も既に特許出願されてい
る。従来の技術で述べた方法により得られたITO粒子
を用いてミセルコロイド水溶液を作製したところ、疎水
化を行っていないITOに比べ安定に分散でき導電性の
CFを作ることができた。しかしその導電率は1×10
7.8Ωcmであり、パソコンやワープロ用に一般に用い
られる1/240DUTYでの駆動で必要と考えられる1×10
7.0Ωcmにまでは達していない。またコロイド溶液の
分散安定性も、この程度の特性を維持できるのが3日程
度であり、ライフの非常に短いコロイド溶液である。
【0006】また、この疎水化方法で得られたITO粒
子を用いてミセルコロイド溶液を作製すると、液中に顔
料やITO粒子とは異なる膜状の異物が存在することが
わかった。さらに、このミセル液を用いてCF層を作り
膜面を顕微鏡で観察したところ、1ミクロンから100
ミクロン程度の液中に存在する物と同様の異物が付着や
混入あるいはその抜け跡が発見された。これは液晶パネ
ルにした場合、次のような致命的な欠陥になる。1)異
物の付着は異物を介しての電極間ショートや基板間のシ
ョート,表面荒さの不均一による液晶の配向不良等が発
生し、2)異物の抜け跡はパネルを点灯した際に点欠陥
となる。
【0007】即ち、従来の方法でもCF層の形成,ある
程度の導電化はできるものの、異物の混入がなく分散安
定性の優れた目的の導電性を有するようなITO粒子を
作製する手段はなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題は、以下の手段
で解決される。
【0009】(1)親水性表面を有する透明導電粒子の
表面に疎水基を導入する疎水化処理において、透明導電
粒子疎水表面の製造方法がカップリング処理後洗浄する
ことを特徴とする透明導電粒子の製造方法。
【0010】(2)前記手段1の透明導電粒子の表面に
疎水基を導入する工程において、カップリング処理を加
温状態で行った後に洗浄することにより得られる透明導
電粒子の製造方法。
【0011】(3)前記手段2の透明導電粒子の表面に
疎水基を導入する工程において、カップリング処理温度
が反応溶媒の沸点で行われた後に洗浄することによる手
段で得られる透明導電粒子の製造方法。
【0012】(4)前記手段1の疎水表面を有する透明
導電粒子の疎水表面の製造方法において、洗浄剤は誘電
率が15以上である溶媒を用いることによる手段で得ら
れる透明導電粒子の製造方法。
【0013】(5)前記手段1の疎水性表面を有する透
明導電粒子の疎水表面の製造方法が、超音波系の装置内
でカップリング処理あるいは洗浄する手段で得られる透
明導電粒子の製造方法。
【0014】(6)前記手段1の疎水性表面を有する透
明導電粒子の直径が、25オングストローム以上かつ1
000オングストローム以下であることを特徴とする透
明導電粒子の製造方法。
【0015】(7)前記カップリング処理が R1O−Ti−(O−X−R23 X:カルボキシル基、スルホニル基またはリン酸エステ
ル基。
【0016】R1,R2:側鎖および酸素、リン、硫黄を
含有してもよいアルキルおよびアルケニル、シクロヘキ
シルまたはフェニル。
【0017】で表わされるカップリング剤により疎水化
されている透明導電粒子を用いる手段で得られる透明導
電粒子の製造方法。
【0018】(8)透明基板上に透明電極を形成し、該
透明電極を所定のパターンに加工後湿式電解法により該
透明電極をアノードとして該透明電極上に顔料膜を形成
する顔料膜の形成方法において、水に水溶性もしくは難
溶性の顔料粒子と疎水性表面を有する透明導電粒子を、
レドックス反応性を有する界面活性剤及び支持塩を基本
成分とし、該顔料粒子と該透明導電粒子を該界面活性剤
で取り囲んだ顔料のミセルコロイド水溶液を調整し、該
ミセルを電解により破壊し、透明電極上に顔料粒子と透
明導電粒子を析出させる手段で得られるカラーフィルタ
ーの製造方法。
【0019】(9)前記カップリング処理が、1)カッ
プリング反応により疎水基を導入する工程と、2)透明
導電粒子を洗浄する工程で行われ、これにより得られた
透明導電粒子を用いることにより得られるカラーフィル
ターの製造方法。
【0020】(10)透明基板上で所定のパターンをも
った透明電極上に、顔料粒子と疎水表面を有する透明導
電粒子の混在した層からなることを特徴とするカラーフ
ィルター。
【0021】(11)透明基板上で所定のパターンをも
った透明電極上に、顔料粒子と疎水表面を有する透明導
電粒子の混在した層からなるカラーフィルターの上に透
明樹脂層が形成され、該透明樹脂層が各色のフィルター
の上に少なくとも0.1ミクロン以上1ミクロン以下形
成されていることを特徴とするカラーフィルター。
【0022】(12)前記透明樹脂層を含んだ各色の膜
厚の差が、0.2ミクロン以下であることを特徴とする
カラーフィルター。
【0023】
【実施例】
(実施例1)あらかじめボールミルで微粉砕した住友金
属鉱山製ITO粒子(平均一次粒径300〜400オン
グストローム)20gを200mlナスフラスコにと
り、これに過酸化ベンゾイル2g、イソプロピルアルコ
ール60mlを加えて、45℃にて50時間還流処理し
た。クロロホルムで粒子をソックスレー抽出し、未反応
の過酸化ベンゾイルを除去した。粒子を赤外乾燥した
後、110℃にて24時間真空乾燥した。こうしてアル
コール性の水酸基が導入されたITO粒子(アルコール
処理品)を用意した。500ml3口フラスコにイソプ
ロピルトリス(ジオクチルパイロフォルフェート)チタ
ネート0.1gをトルエン50mlに溶かした溶液を入
れ、そこにアルコール処理ITO10gをゆっくり添加
する。フラスコは超音波を印加しながら1時間攪拌した
後、オイルバス中で10時間還流する。途中反応5時間
経過後に1時間超音波で分散を行う。ITO粒子添加
後,超音波印加後,反応中のITO粒子の平均粒子径を
測定したところ、それぞれ5700,1210,125
0オングストロームであった。測定は、レーザー粒度分
布計(大塚電子(株)製LP−3100)で行った。反
応終了後なす型フラスコに取り出してエバポレーターで
トルエンを留去した後、ITOを120℃で2時間真空
乾燥しめのう乳鉢ですりつぶす。この時点でITO粒子
をタブレット状にした時の接触角は、2θ=41゜であ
った。接触角は約0.3gのITO粒子を200kg/
cm2で圧縮して直径1cm、厚さ約0.1mmのタブ
レットにし、その鏡面上に0.1mlの純水を滴下した
ときの30秒後の接触角を接触角計により測定する。
【0024】500ml3口フラスコにジメチルホルム
アミド(DMF)50mlとITO粒子を入れ超音波洗
浄器中で、攪拌棒で激しく攪拌しながら1時間洗浄す
る。洗浄後、磁器製ブフナロートで濾紙を用いて吸引ろ
過しDMFを取り除く。DMFがある程度除けたらIT
O粒子を3口フラスコに取り出し再びDMFで超音波洗
浄した後、同様な方法でろ過を行う。DMFがほぼなく
なったらITO粒子を取り出して、120℃の真空乾燥
をITO粒子の重量が恒量になってからさらに2時間行
う。乾燥後、めのう乳鉢で丁寧にすりつぶし疎水化処理
ITO粒子9.1gが得られた。洗浄後のITO粒子の
接触角は、2θ=35゜であった。
【0025】こうして得られたITO粒子と、CF用の
顔料として銅フタロシアニンからなる以下の組成の顔料
コロイド水溶液を調整した。
【0026】 モノクロロ銅フタロシアニン 5g/l フェロセニルPEG 1.6g/l LiBr(支持塩) 10.5g/l 疎水化処理ITO 10.8g/l 上記の顔料コロイド水溶液を超音波分散装置により、2
時間超音波分散した後、半日放置した。この上澄み液を
採取し顔料ミセルコロイド水溶液とした。この液のコロ
イド平均粒径は、1600〜2500オングストローム
であった。このミセル水溶液中にアノードとして前記電
極パターンを持ったガラス基板と、カソードとしてステ
ンレス基板を浸漬させ、+0.4Vの定電位で20分電
解を行った。該ガラス基板は、電源と導通をとるための
電極上に銀ペーストを塗布してから電源に接続し、カラ
ーフィルター層となる電極、アノードとしての対向電極
が完全に液につかる水位まで浸漬した。この結果ITO
電極上に青色の顔料膜が形成された。
【0027】この基板を水洗後、180℃で30分焼成
した。青色顔料膜厚を測定したところ、電極周辺部と中
心部の膜厚差はなく基板面内の膜厚は均一で0.7ミク
ロンであった。また、膜面に異物等の付着はなくムラの
ない均一な膜面であった。さらに、青色顔料膜の色調
は、ITO粒子が含まれていないときと同様であった。
【0028】以上の工程で得られた顔料膜(以下CF層
という)の導電率を測定したところ1×105.7 オーム
cmであり目的の値まで導電化されていた。またこの液
を2週間放置した後、同様の方法でCF層をつくり特性
を測定した結果、1×105.8 オームcmとなり経時的
に安定している。また、反応後洗浄溶媒をジメチルスル
ホキシド(DMSO)にしても、上述とまったく同じ特
性を得ることができた。
【0029】ここで好ましい導電率の範囲は、パネルに
した時のしきい値電圧Vth(光の透過率が10%の時の
電圧)のばらつきにより判断する。その結果、1×10
7オームcmを越えると色毎の顔料の誘電率が少し異な
るのでパネルの色間のVthのばらつきが出る(約1×1
8オームcmのとき0.12V)ため、パソコンやワ
ープロ用に一般に用いられる1/240DUTYでの駆動は
難しい。1×107オームcm以下になると色間のVth
がそろってくるので、実用的には上限は1×107オー
ムcmがよいと考えられる。
【0030】導電率の測定は次のような方法で行った。
ITO付きガラス基板(2×3cm)にCF層を形成
し、180℃で30分焼成した後平坦化膜として0.2
μmのアクリルオーバーコートを塗布して再び180℃
で60分焼成する。銀ペースト(グレースジャパン製)
を直径5mmの面積で塗布し、リード線で接続する。I
TOとリード線の間にLCRメーターを接続してCF層
と平坦化膜の抵抗を測定する。基板ITOの抵抗値分を
差し引いてCF層と平坦化膜の抵抗をCFの抵抗として
導電率を算出する。ここで、同様の方法で作ったCF層
を用いた液晶パネルを以下の工程で作成した。
【0031】コーニング社製7059ガラスに、スパッ
タによりITOを1000オングストローム形成した。
これを、フォトリソエッチングプロセスを用いて、目的
の形状にパターンニングした。
【0032】このパターンつきガラス基板に、上記の様
なミセル電解法により1ミクロンの厚さで形成された物
をCF基板とした。CF層は顔料、ITOの粒子が多く
含まれているため表面に凹凸があり、液晶の配向を安定
させるためにはこれを平滑化する必要がある。このた
め、CF層上0.1ミクロンの平坦化層を形成した。
【0033】平坦化膜としては、日本合成ゴム社製JS
S−8をスピンコートした。所定のプロセスで平坦化膜
を硬化した後、配向膜としてポリイミド(東レ社製 S
P740)を400オングストロームの厚さでスピンコ
ートした後、250℃で1時間焼成した。
【0034】この基板を所定の配向処理として、ラビン
グを行った。また、対向基板として同様に所定のITO
パターンを持ち、所定の配向処理を行い、これをCF基
板とセルギャップ10ミクロンとなるようにギャップ材
をシール材の中にいれ貼り合わせた。さらにこのパネル
の中に、液晶(ロディック社製 LCR01)を封入し
て偏光板を貼り合わせ目的の液晶パネルとした。
【0035】さらに比較例として、同様のプロセスで導
電化されていないCFを用いたCF付き液晶パネルと、
CFのない液晶パネルを作成し、駆動特性を比較した。
この駆動特性の比較をしたのが図1である。CFのない
液晶パネルの駆動特性101、導電化されていないCF
を用いたCF付き液晶パネルの駆動特性102、本発明
の処理方法で作製したITO粒子を用いたCFをもつ液
晶パネルの駆動特性103が示してある。またその特性
データを表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】図1,表1からわかるように、本発明のI
TO粒子を用いてCF層を形成した液晶パネルは、CF
のない液晶パネルと同じ駆動特性を持っている。
【0038】尚、このときの駆動はデューティーを1分
の1とするスタティック駆動で行った。
【0039】(実施例2)あらかじめボールミルで微粉
砕した住友金属鉱山製ITO粒子(平均一次粒径300
〜400オングストローム)20gを200mlナスフ
ラスコにとり、これに過酸化ベンゾイル2g、イソプロ
ピルアルコール60mlを加えて、45℃にて50時間
還流処理した。クロロホルムで粒子をソックスレー抽出
し、未反応の過酸化ベンゾイルを除去した。粒子を赤外
乾燥した後、110℃にて24時間真空乾燥した。こう
してアルコール性の水酸基が導入されたITO粒子(ア
ルコール処理品)を用意した。500ml3口フラスコ
にイソプロピルトリス(ジオクチルパイロフォルフェー
ト)チタネート0.05gをトルエン50mlに溶かし
た溶液を入れ、そこにアルコール処理ITO10gをゆ
っくり添加する。フラスコは超音波を印加しながら1時
間攪拌した後、オイルバス中で10時間還流する。途中
反応5時間経過後に1時間超音波で分散を行う。反応終
了後なす型フラスコに取り出してエバポレーターでトル
エンを留去した後、ITOを120℃で2時間真空乾燥
しめのう乳鉢ですりつぶす。この時点でのITOの接触
角は、2θ=32゜であった。
【0040】500ml3口フラスコにジメチルホルム
アミド(DMF)50mlとITO粒子を入れ超音波洗
浄器中で、攪拌棒で激しく攪拌しながら1時間洗浄す
る。洗浄後、磁器製ブフナロートで濾紙を用いて吸引ろ
過しDMFを取り除く。DMFがある程度除けたらIT
O粒子を3口フラスコに取り出し再びDMFで超音波洗
浄した後、同様な方法でろ過を行う。DMFがほぼ出終
わったら取り出して、120℃の真空乾燥をITO粒子
の重量が恒量になってからさらに2時間行う。乾燥後、
めのう乳鉢で丁寧にすりつぶし疎水化処理ITO粒子
9.0gが得られた。
【0041】洗浄後のITO粒子の接触角は、2θ=2
7゜であった。
【0042】こうして得た疎水化された表面を持つIT
O粒子を用いて、以下の組成でCFを形成した。コロイ
ド液の平均粒径は1400〜2400オングストローム
であった。CF層の膜厚は15分電解で0.6ミクロン
であった。
【0043】 モノクロロ銅フタロシアニン 5g/l フェロセニルPEG 1.6g/l LiBr(支持塩) 10.5g/l 疎水化処理ITO 10.8g/l この導電率は1×106.2 オームcmであった。またこ
の液を2週間放置した後、同様の方法でCF層をつくり
特性を測定した結果、1×106.4 オームcmであっ
た。また、膜面に異物等の付着はなくムラのない均一な
膜面であった。
【0044】(実施例3)あらかじめボールミルで微粉
砕した住友金属鉱山製ITO粒子(平均一次粒径300
〜400オングストローム)20gを200mlナスフ
ラスコにとり、これに過酸化ベンゾイル2g、イソプロ
ピルアルコール60mlを加えて、45℃にて50時間
還流処理した。クロロホルムで粒子をソックスレー抽出
し、未反応の過酸化ベンゾイルを除去した。粒子を赤外
乾燥した後、110℃にて24時間真空乾燥した。こう
してアルコール性の水酸基が導入されたITO粒子(ア
ルコール処理品)を用意した。500ml3口フラスコ
にイソプロピルトリス(ジオクチルパイロフォルフェー
ト)チタネート0.4gをトルエン50mlに溶かした
溶液を入れ、そこにアルコール処理ITO10gをゆっ
くり添加する。フラスコは超音波を印加しながら1時間
攪拌した後、オイルバス中で10時間還流する。途中反
応5時間経過後に1時間超音波で分散を行う。反応終了
後なす型フラスコに取り出してエバポレーターでトルエ
ンを留去した後、ITOを120℃で2時間真空乾燥し
めのう乳鉢ですりつぶす。この時点での接触角は、2θ
=115゜であった。
【0045】500ml3口フラスコにジメチルホルム
アミド(DMF)50mlとITO粒子を入れ超音波洗
浄器中で、攪拌棒で激しく攪拌しながら1時間洗浄す
る。洗浄後、磁器製ブフナロートで濾紙を用いて吸引ろ
過しDMFを取り除く。DMFがある程度除けたらIT
O粒子を3口フラスコに取り出し再びDMFで超音波洗
浄した後、同様な方法でろ過を行う。DMFがほぼ出終
わったら取り出して、120℃の真空乾燥をITO粒子
の重量が恒量になってからさらに2時間行う。乾燥後、
めのう乳鉢で丁寧にすりつぶし疎水化処理ITO粒子
9.1gが得られた。
【0046】洗浄後のITO粒子の接触角は、2θ=1
08゜であった。
【0047】こうして得た疎水化された表面を持つIT
O粒子を用いて、以下の組成でCFを形成した。コロイ
ド液の平均粒径は1800〜2800オングストローム
であった。CF層の膜厚は15分電解で0.7ミクロン
であった。
【0048】 モノクロロ銅フタロシアニン 5g/l フェロセニルPEG 1.6g/l LiBr(支持塩) 10.5g/l 疎水化処理ITO 10.8g/l この導電率は1×106.1 オームcmであった。またこ
の液を2週間放置した後、同様の方法でCF層をつくり
特性を測定した結果、1×106.5 オームcmであっ
た。また、膜面に異物等の付着はなくムラのない均一な
膜面であった。
【0049】(実施例4)実施例1で疎水化された表面
を持つITO粒子の体積%をかえて、CF層を形成しそ
の電気特性を測定した。この結果を図2に示す。
【0050】図2からわかるように、顔料にたいして1
0体積%以上になると、比抵抗が1×107以下になり
導電効果が現れていることがわかる。
【0051】顔料とITO粒子の割合は以下のようにし
て測定した。
【0052】CF層の重さを、CF層成膜前後の基板の
重量の差で測定した後、この基板をITOのエッチング
液(40℃、20%塩酸)に浸せきし、CF層中のIT
Oを溶解した。ITOの溶解液を原子吸光法にて、イン
ンジュウム量を定量としこれを顔料に対する体積パーセ
ントに換算した。
【0053】本発明の実施例ではカップリング剤として
チタネートカップリング剤を例に挙げて説明したが、こ
れに限ることなく、その他の有機チタン系、クロム系、
有機リン酸系、シリルパーオキサイド系、アミン系、カ
ルボン酸系など他のカップリング剤を用いても同様な結
果が得られることを確認した。さらに、水分散系にも応
用が可能であり、例えば、3−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシランなど
アルキル基末端に官能基を持つシランカップリング剤で
も同様な結果を得た。加えて、アミノ官能型、ビニル官
能型、アクリル官能型等の高分子シランカップリング剤
でも同様な効果があることを確認した。
【0054】界面活性剤としては、カチオン性、アニオ
ン性、ノニオン性どれでもよく用いる樹脂、顔料・透明
導電粒子の組合せによって選んだ。
【0055】(比較例1)比較例1として、疎水化処理
を以下のようにして行ったITOで実施例1と同じ組成
で分散化処理をした。反応時のカップリング剤量は、実
施例1と同様である。
【0056】あらかじめボールミルで微粉砕した住友金
属鉱山製ITO粒子(平均一次粒径300〜400オン
グストローム)20gを200mlナスフラスコにと
り、これに過酸化ベンゾイル2g、イソプロピルアルコ
ール60mlを加えて、45℃にて50時間還流処理し
た。クロロホルムで粒子をソックスレー抽出し、未反応
の過酸化ベンゾイルを除去した。粒子を赤外乾燥した
後、110℃にて24時間真空乾燥した。こうしてアル
コール性の水酸基が導入されたITO粒子(アルコール
処理品)を用意した。500ml3口フラスコにイソプ
ロピルトリス(ジオクチルパイロフォルフェート)チタ
ネート0.1gをトルエン50mlに溶かした溶液を入
れ、そこにアルコール処理ITO10gをゆっくり添加
する。フラスコは超音波を印加しながら1時間攪拌した
後、オイルバス中で10時間還流する。反応5時間経過
後に1時間超音波で分散を行う。反応終了後なす型フラ
スコに取り出してエバポレーターでトルエンを留去した
後、ITOを120℃で2時間真空乾燥しめのう乳鉢で
すりつぶす。接触角は、2θ=41゜であった。
【0057】以上の工程のように、反応後洗浄を行わな
いで得られたITO粒子を用いてCF層をつくり膜面を
顕微鏡で観察したところ、1ミクロンから100ミクロ
ン程度の異物が付着や混入あるいはその抜け跡が発見さ
れた。200倍の倍率で走査しながら2cm程度の範囲
で異物の数を数えたところ、40〜50個程度の付着あ
るいは抜け跡があった。液晶パネルにした場合、異物の
付着は異物を通しての電極間ショート,表面荒さの不均
一による液晶の配向不良等が発生し、抜け跡は点灯した
時に点欠陥となる。
【0058】(比較例2)比較例2として、疎水化処理
を以下のようにして行ったITOで実施例1と同じ組成
で分散化処理をした。反応時のカップリング剤量は、実
施例1と同様である。
【0059】あらかじめボールミルで微粉砕した住友金
属鉱山製ITO粒子(平均一次粒径300〜400オン
グストローム)20gを200mlナスフラスコにと
り、これに過酸化ベンゾイル2g、イソプロピルアルコ
ール60mlを加えて、45℃にて50時間還流処理し
た。クロロホルムで粒子をソックスレー抽出し、未反応
の過酸化ベンゾイルを除去した。粒子を赤外乾燥した
後、110℃にて24時間真空乾燥した。こうしてアル
コール性の水酸基が導入されたITO粒子(アルコール
処理品)を用意した。500ml3口フラスコにイソプ
ロピルトリス(ジオクチルパイロフォルフェート)チタ
ネート0.1gをトルエン50mlに溶かした溶液を入
れ、そこにアルコール処理ITO10gをゆっくり添加
する。フラスコは超音波を印加しながら1時間攪拌した
後、常温で10時間反応させる。。反応終了後なす型フ
ラスコに取り出してエバポレーターでトルエンを留去し
た後、ITOを120℃で2時間真空乾燥しめのう乳鉢
ですりつぶす。この時点でのITO粒子の接触角は、2
θ=40゜であった。
【0060】500ml3口フラスコにジメチルホルム
アミド(DMF)50mlとITO粒子を入れ超音波洗
浄器中で、攪拌棒で激しく攪拌しながら1時間洗浄す
る。洗浄後、磁器製ブフナロートで濾紙を用いて吸引ろ
過しDMFを取り除く。DMFがある程度除けたらIT
O粒子を3口フラスコに取り出し再びDMFで超音波洗
浄した後、同様な方法でろ過を行う。DMFがほぼ出終
わったら取り出して、120℃の真空乾燥をITO粒子
の重量が恒量になってからさらに2時間行う。乾燥後、
めのう乳鉢で丁寧にすりつぶし疎水化処理ITO粒子
9.3gが得られた。
【0061】洗浄後のITO粒子の接触角は、2θ=1
8゜であった。
【0062】以上の工程で得られたITO粒子を用いて
0.7ミクロンのCF層を電解により共析させ、その導
電率を測定したところ1×105.9 オームcmとなり実
施例1と同程度の導電性を得た。しかしこの液を2週間
放置した後、同様の方法でCF層をつくり特性を測定し
たところ1×107.6 オームcmとなった。したがって
カップリング反応を還流で行わない場合、分散後の経時
安定性が非常に不安定である。
【0063】(実施例5)実施例1と同様の方法でカッ
プリング反応した後、洗浄溶媒を変えて洗浄を行った。
そのITOを用いて実施例1と同様にCFを作りその中
に存在する異物数をそれぞれ数え表2に示した。異物の
数え方は比較例1と同様に行った。
【0064】表からわかるように誘電率が15以上あれ
ば洗浄効果があるが、誘電率が低い溶媒は洗浄しない場
合とほとんど変化がなく洗浄効果が現れなかった。
【0065】
【表2】
【0066】(実施例6)実施例1と同様の方法で、平
坦化層の厚さを変えた液晶パネルを作った。表3に平坦
化膜と液晶パネルの駆動特性及びその配向特性を示す。
【0067】表からわかるように、平坦化層が0.1ミ
クロン以上あれば配向性は改善されるが、0.8ミクロ
ン以上になると導電化の効果がなくなっていることがわ
かる。
【0068】
【表3】
【0069】(実施例7)このCF層を用いてSTNパ
ネルを作成した。実施例1と同様の工程でSTNパネル
を作成したが、配向膜としては日産化学社製SE711
1を用い、液晶は特別調整したものを用いた。
【0070】平坦化層の厚みは0.1ミクロンとした。
他のファクターはすべて同じで液晶層の厚みを変えて液
晶パネルを作成した。
【0071】液晶層の厚みを0.2ミクロン以上変える
と光漏れが大きくなり、コントラストが悪くなる。以上
から、CF層上の液晶層の厚みが0.2ミクロン以上に
差がないようにすることが必要である。
【0072】
【発明の効果】以上記したように、本発明によれば透明
導電粒子の表面疎水化処理を還流によるカップリング反
応,反応後のITO洗浄をすることにより、顔料と一緒
に透明導電粒子を異物の混入がなくまた経時的に安定に
分散することができる。これは、ミセル電解法により析
出させたCF層に異物の付着がなく、また導電率が経時
的に低い値で安定していることにより判断できる。さら
に、透明導電粒子をCF層の中に10体積%以上分散す
ることで、CF層の導電化を図ることができた。この方
法で作成したCFを用いて電極下付けCFパネルを作成
したところ、CFのない液晶パネルと同等の駆動特性を
もつ液晶パネルができた。
【0073】また、CFの比抵抗,オーバーコート層の
厚さ,CF各色間の膜厚差を考慮することにより、各色
間での液晶パネルの駆動特性を合わせ込むことができ
た。
【0074】さらに本発明により、信頼性のあるカラー
液晶パネルを作ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCFを用いた液晶パネルの駆動特性を
示す図。
【図2】ITO粒子濃度と比抵抗の関係を示す図。
【符号の説明】
101 CFのない液晶パネルの駆動特性 102 電極下付けCFを用いた液晶パネルの駆動特
性 103 液晶パネルの駆動特性
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01B 5/16 H01B 5/16

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親水性表面を有する透明導電粒子の表面
    に疎水基を導入する疎水化処理において、透明導電粒子
    疎水表面の製造方法がカップリング処理後洗浄すること
    を特徴とする透明導電粒子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記透明導電粒子の表面に疎水基を導入
    する工程において、カップリング処理を加温状態で行っ
    た後に洗浄することを特徴とする請求項1記載の透明導
    電粒子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記透明導電粒子の表面に疎水基を導入
    する工程において、カップリング処理温度が反応溶媒の
    沸点で行われた後に洗浄することを特徴とする請求項2
    記載の透明導電粒子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記疎水表面を有する透明導電粒子の疎
    水表面の製造方法において、洗浄剤は誘電率が15以上
    である溶媒を用いることを特徴とする請求項1記載の透
    明導電粒子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記疎水性表面を有する透明導電粒子の
    疎水表面の製造方法が、超音波系の装置内でカップリン
    グ処理あるいは洗浄することを特徴とする請求項1記載
    の透明導電粒子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記疎水性表面を有する透明導電粒子の
    直径が、25オングストローム以上かつ1000オング
    ストローム以下であることを特徴とする請求項1記載の
    透明導電粒子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記カップリング処理が R1O−Ti−(O−X−R23 X:カルボキシル基、スルホニル基またはリン酸エステ
    ル基。 R1,R2:側鎖および酸素、リン、硫黄を含有してもよ
    いアルキルおよびアルケニル、シクロヘキシルまたはフ
    ェニル。 で表わされるカップリング剤により疎水化されている透
    明導電粒子を用いたことを特徴とする請求項1記載の透
    明導電粒子の製造方法。
  8. 【請求項8】 透明基板上に透明電極を形成し、該透明
    電極を所定のパターンに加工後湿式電解法により該透明
    電極をアノードとして該透明電極上に顔料膜を形成する
    顔料膜の形成方法において、水に水溶性もしくは難溶性
    の顔料粒子と疎水性表面を有する透明導電粒子を、レド
    ックス反応性を有する界面活性剤及び支持塩を基本成分
    とし、該顔料粒子と該透明導電粒子を該界面活性剤で取
    り囲んだ顔料のミセルコロイド水溶液を調整し、該ミセ
    ルを電解により破壊し、透明電極上に顔料粒子と透明導
    電粒子を析出させることを特徴とするカラーフィルター
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記カップリング処理が、1)カップリ
    ング反応により疎水基を導入する工程と、2)透明導電
    粒子を洗浄する工程で行われ、これにより得られた透明
    導電粒子を用いることを特徴とするカラーフィルターの
    製造方法。
  10. 【請求項10】 透明基板上で所定のパターンをもった
    透明電極上に、顔料粒子と疎水表面を有する透明導電粒
    子の混在した層からなることを特徴とするカラーフィル
    ター。
  11. 【請求項11】 透明基板上で所定のパターンをもった
    透明電極上に、顔料粒子と疎水表面を有する透明導電粒
    子の混在した層からなるカラーフィルターの上に透明樹
    脂層が形成され、該透明樹脂層が各色のフィルターの上
    に少なくとも0.1ミクロン以上1ミクロン以下形成さ
    れていることを特徴とするカラーフィルター。
  12. 【請求項12】 前記透明樹脂層を含んだ各色の膜厚の
    差が、0.2ミクロン以下であることを特徴とする請求
    項10記載のカラーフィルター。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006257386A (ja) * 2005-02-21 2006-09-28 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 有機系itoインク及びその製造方法並びに該有機系itoインクを用いて得られたito導電膜
US7695805B2 (en) 2004-11-30 2010-04-13 Tdk Corporation Transparent conductor

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7695805B2 (en) 2004-11-30 2010-04-13 Tdk Corporation Transparent conductor
US7964281B2 (en) 2004-11-30 2011-06-21 Tdk Corporation Transparent conductor
JP2006257386A (ja) * 2005-02-21 2006-09-28 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 有機系itoインク及びその製造方法並びに該有機系itoインクを用いて得られたito導電膜

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