JPH08219119A - 機器動作監視装置 - Google Patents

機器動作監視装置

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JPH08219119A
JPH08219119A JP2832895A JP2832895A JPH08219119A JP H08219119 A JPH08219119 A JP H08219119A JP 2832895 A JP2832895 A JP 2832895A JP 2832895 A JP2832895 A JP 2832895A JP H08219119 A JPH08219119 A JP H08219119A
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JP
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temperature
solenoid
oil
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JP2832895A
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Takeo Nakanome
武男 中野目
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御油の温度変化により油粘着力が変化して
も、被制御対象機器の異常を正確に検出する。 【構成】 制御油の油圧により制御される被制御対象機
器の動作時間を、予め設定された監視時間と比較するこ
とにより、前記被制御対象機器の異常を検出する機器動
作監視装置において、前記制御油の温度を検出する温度
検出手段(81)と、前記温度検出手段で検出された制
御油の温度と予め設定された前記制御油の基準温度との
偏差に基づいて、前記制御油の温度変化に伴なう前記被
制御対象機器の異常を誤検出しないように、前記監視時
間の設定値を補正する補正手段(10)とを具備した機
器動作監視装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、マイクロプロセ
ッサを用いてプラント制御機器の動作を監視する機器動
作監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マイクロプロセッサを用いた
プラント制御装置には、シーケンス制御指令により制御
される機器の動作を監視するシーケンスモニタの機器動
作監視装置が用いられている。
【0003】図13は、水力発電所において使用されて
いるシーケンスモニタの機器動作監視装置の構成を示す
図である。同図に示すように、プラント制御装置1は、
シーケンス演算部10及びシーケンスモニタ演算部20
を備えている。そして、プラント(図示せず)から出力
される運転・停止指令に基づいて、シーケンス演算部1
0からソレノイド開指令11或いはソレノイド閉指令1
2が制御指令として出力される。ソレノイド2は、ソレ
ノイド開指令11或いはソレノイド閉指令12に基づい
て開閉制御される。
【0004】一方、入口弁3には、ソレノイド2の開閉
切替動作に伴なって制御される制御圧油により入口弁3
を駆動するサーボモータ4が設けられており、このサー
ボモータ4を駆動する制御圧油は、集油漕5から圧油ポ
ンプ6によって供給される制御圧油を蓄える圧油タンク
7から供給される。
【0005】更に、ソレノイド2の開閉動作を検出する
ために開動作接点2A、閉動作接点2B、入口弁3の動
作を検出するために全開位置検出接点3A、全閉位置検
出接点3Bが設けられている。
【0006】これら各接点2A,2B,3A,3Bは、
接点が閉じた際に電気信号をプラント制御装置1のシー
ケンスモニタ演算部20に出力するものである。図14
は、シーケンスモニタ演算部20に設けられた演算回路
の構成を示す図である。
【0007】同図に示すように、この演算回路は、ソレ
ノイド2の開動作渋滞異常を検出する回路と、ソレノイ
ド2の閉動作の渋滞異常を検出する回路とで構成されて
いる。
【0008】ソレノイド2の開動作渋滞異常を検出する
回路は、論理回路31,32と、OR回路33と、入口
弁開動作渋滞検出タイマ21と、入口弁開動作渋滞異常
出力表示回路211とで構成されている。
【0009】論理回路31は、シーケンス演算部10か
らソレノイド開指令11が出力され、且つソレノイド2
の開動作が行なわれず開動作接点2Aから信号が出力さ
れていない場合に信号を出力するものである。
【0010】論理回路32は、シーケンス演算部10か
らソレノイド開指令11が出力され、且つソレノイド2
の開動作が行なわれ開動作接点2Aから信号が出力さ
れ、さらに、入口弁3の全開動作が行なわれず入口弁全
開位置検出接点3Aから制御信号が出力されていない場
合に信号を出力するものである。
【0011】OR回路33は、これら論理回路31及び
論理回路32の出力側に接続され、論理回路31又は論
理回路32からの出力を入口弁開動作渋滞検出タイマ2
1に出力するものである。
【0012】入口弁開動作渋滞検出タイマ21は、OR
回路33の出力側に接続され、論理回路31から出力さ
れた信号と論理回路32から出力された信号の時間間隔
と、入口弁開動作渋滞検出タイマ設定器21Tにてあら
かじめ設定された監視タイマ時限とを比較して、前記時
間間隔が監視タイマ時限よりも大きい場合に、ソレノイ
ド2の開動作の渋滞異常を検出するものである。
【0013】入口弁開動作渋滞異常出力表示回路211
は、入口弁開動作渋滞検出タイマ21にてソレノイド2
の開動作の渋滞異常が検出されると異常表示を行なうも
のである。
【0014】同様に、ソレノイド2の閉動作渋滞異常を
検出する回路は、論理回路34,35と、OR回路36
と、入口弁閉動作渋滞検出タイマ22と、入口弁閉動作
渋滞異常出力表示回路221とで構成されている。
【0015】論理回路34は、シーケンス演算部10か
らソレノイド閉指令12が出力され、且つソレノイド2
の閉動作が行なわれず閉動作接点2Bから信号が出力さ
れていない場合に信号を出力するものである。
【0016】論理回路35は、シーケンス演算部10か
らソレノイド閉指令11が出力され、且つソレノイド2
の閉動作が行なわれ閉動作接点2Bから信号が出力さ
れ、さらに、入口弁3の全閉動作が行なわれず入口弁全
閉位置検出接点3Bから制御信号が出力されていない場
合に信号を出力するものである。
【0017】OR回路36は、これら論理回路34及び
論理回路35の出力側に接続され、論理回路34又は論
理回路35からの出力を入口弁開動作渋滞検出タイマ2
2に出力するものである。
【0018】入口弁閉動作渋滞検出タイマ22は、論理
回路34から出力された信号と論理回路35から出力さ
れた信号の時間間隔と、入口弁閉動作渋滞検出タイマ設
定器22Tにてあらかじめ設定された監視タイマ時限と
を比較して、論理回路34から出力される信号と論理回
路35から出力される信号の時間間隔が監視タイマ時限
よりも大きい場合に、ソレノイド2の閉動作の渋滞異常
を検出するものである。
【0019】入口弁閉動作渋滞異常出力表示回路221
は、入口弁閉動作渋滞検出タイマ22にてソレノイド2
の開動作の渋滞異常が検出されると異常表示を行なうも
のである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】制御油の圧力で制御さ
れる被制御対象機器の動作を監視する機器動作監視装置
においては、通常、制御圧油配管が長く、且つ露出配管
となっていることが多い。このため、制御圧油の温度が
変化し、その結果、制御油の油粘着力が変化するので、
被制御対象機器の動作時間が変化してしまう。
【0021】しかしながら、上述のように、渋滞検出タ
イマ設定器21T、22Tにてあらかじめ設定されてい
る監視タイマ時限は、現地調整試験時に設定された固定
値であるため、制御油の温度変化が著しい場合に、渋滞
検出タイマ21、22が被制御対象機器の異常を誤検出
(早期検出)してしまう場合や、監視タイマ時限が誤っ
て設定されている場合に、被制御対象機器の異常を正確
に検出することができないという問題があった。
【0022】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、制御油の温度変化によりその粘着力が変化して
も、被制御対象機器の異常を正確に検出することのでき
る機器動作監視装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】従って、まず、上記目的
を達成するために請求項1に係る発明は、制御油の油圧
により制御される被制御対象機器の動作時間を、予め設
定された監視時間と比較することにより、前記被制御対
象機器の異常を検出する機器動作監視装置において、前
記被制御対象機器を制御するうえで関連する第1の機器
データを検出するデータ検出手段と、前記データ検出手
段で検出された第1の機器データと予め設定された第2
の機器データとの比較結果に基づいて、前記制御油の温
度変化に伴なう前記被制御対象機器の異常を誤検出しな
いように、前記監視時間の設定値を補正する補正手段と
を具備した機器動作監視装置である。
【0024】また、請求項2に係る発明は、請求項1記
載の機器動作監視装置において、請求項1記載の機器動
作監視装置において、前記被制御対象機器の動作時間及
び前記被制御対象機器の動作時における前記第1の機器
データとを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた動作時間及び前記動作時間に対応する前記第1の機
器データを報知する報知手段とを付加した機器動作監視
装置である。
【0025】
【作用】請求項1に係る発明によれば、補正手段によ
り、データ検出手段で検出された第1の機器データと予
め設定された第2の機器データとの比較結果に基づい
て、制御油の温度変化に伴なう被制御対象機器の異常を
誤検出しないように、監視時間の設定値を補正するの
で、正確に被制御対象機器の異常を検出することができ
る。
【0026】請求項2に係る発明によれば、報知手段に
より、記憶手段に記憶された動作時間及び動作時間に対
応する第1の機器データを報知するので、被制御対象機
器の制御油の温度に対する動作時間傾向がわかり、その
結果、被制御対象機器の保守が容易になる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る機器
動作監視装置の構成を示す図である。なお、図1から図
12において、図13及び図14と同一部分には同一符
号を付して、その説明を省略し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。
【0028】すなわち、本実施例においては、圧油タン
ク7に蓄えられた制御圧油の温度を検出して、制御圧油
の温度を示す油温信号81Aをシーケンスモニタ演算部
20に出力する油温検出温度センサ81を設ける。
【0029】図2は、機器動作監視装置1のシーケンス
モニタ演算部20に設けられた演算回路の構成を示す図
である。すなわち、本実施例においては、油温検出温度
センサ81から出力される制御油の温度を示す油温信号
81Aとあらかじめ定められた制御油の基準温度との偏
差に基づいて、制御油の温度変化に伴なう被制御対象機
器の異常を誤検出しないように、渋滞検出タイマ設定器
21T、22Tにてあらかじめ設定されている各監視タ
イマ時限を補正して、この補正された監視タイマ時限
を、それぞれ入口弁開動作渋滞検出タイマ21及び入口
弁閉動作渋滞検出タイマ22に出力する渋滞検出タイマ
時限補正回路201を設ける。
【0030】次に、本実施例に係る機器動作監視装置の
動作について説明する。まず、プラント(図示せず)か
らプラント運転(停止)指令がプラント制御装置1のシ
ーケンス演算部10に出力される。
【0031】そして、プラントから入力されるプラント
運転(停止)指令に基づいて、シーケンス演算部10か
らソレノイド2へソレノイド開指令11(ソレノイド閉
指令)が出力される。
【0032】このソレノイド開指令11(ソレノイド閉
指令)により、ソレノイド2の開(閉)切り換え動作が
行なわれる。ソレノイド2の開(閉)動作が行なわれる
と、開(閉)動作接点2A(2B)から電気信号がシー
ケンスモニタ演算部20に出力される。なお、この時、
閉(開)動作接点2B(2A)からシーケンスモニタ演
算部20に電気信号は出力されない。
【0033】一方、ソレノイド2の開(閉)切り換え動
作が行なわれると、圧油タンク7に蓄えられている制御
圧油が制御配管を通り、サーボモータ4の開(閉)ポー
トに供給される。
【0034】そして、この制御圧油によりサーボモータ
4が開(閉)動作し、入口弁3が開(閉)制御される。
入口弁3が全開(全閉)すると入口弁全開位置検出接点
3A(入口弁全閉位置検出接点3B)から電気信号がシ
ーケンスモニタ演算部20に出力される。
【0035】シーケンスモニタ演算部20に設けられた
渋滞検出タイマ時限補正回路201は、油温検出温度セ
ンサ81から出力される制御油の温度を示す油温信号8
1Aとあらかじめ定められた制御油の基準温度との偏差
に基づいて、制御油の温度変化に伴なう被制御対象機器
の異常を誤検出しないように、渋滞検出タイマ設定器2
1T、22Tにてあらかじめ設定されている各監視タイ
マ時限を補正して、この補正された監視タイマ時限を、
それぞれ入口弁開動作渋滞検出タイマ21及び入口弁閉
動作渋滞検出タイマ22に出力する。
【0036】この監視タイマ時限の補正は、油温検出温
度センサ81で検出された制御油の温度が予め設定され
た制御油の基準温度より低い(高い)場合には、渋滞検
出タイマ設定器21T、22Tにてあらかじめ設定され
ている各監視タイマ時限を長く(短く)するように行な
われる。
【0037】そして、入口弁開(閉)動作渋滞検出タイ
マ21(22)は、論理回路31(34)から出力され
た信号と論理回路32(35)から出力された信号の時
間間隔と、渋滞検出タイマ時限補正回路201から出力
される補正された監視タイマ時限とを比較して、論理回
路31(34)から出力される信号と論理回路32(3
5)から出力される信号の時間間隔が監視タイマ時限よ
りも大きい場合に、ソレノイド2の開(閉)動作の渋滞
異常を検出し、弁開(閉)動作渋滞異常出力表示回路2
11(221)にて異常表示が行なわれる。
【0038】従って、本実施例によれば、渋滞検出タイ
マ時限補正回路201により、渋滞検出タイマ設定器2
1T、22Tにてあらかじめ設定されている各監視タイ
マ時限を制御油の温度変化に伴なう被制御対象機器の異
常を誤検出しないように補正するので、制御油の温度が
変化しても被制御対象機器の動作を正確に監視すること
ができる。
【0039】図3は、本発明の第2の実施例に係る機器
動作監視装置の構成を示す図である。すなわち、本実施
例においては、制御圧油で制御されるサーボモータ4が
設置されている部所の環境温度を検出して、サーボモー
タ4の環境温度を示す温度信号82Aをシーケンスモニ
タ演算部20に出力する温度センサ82を設ける。
【0040】図4は、機器動作監視装置1のシーケンス
モニタ演算部20に設けられた演算回路の構成を示す図
である。すなわち、本実施例においては、温度センサ8
2から出力されるサーボモータ4が設置されている部所
の環境温度を示す温度信号82Aとあらかじめ定められ
た基準温度との偏差に基づいて、制御油の温度変化に伴
なう被制御対象機器の異常を誤検出しないように、渋滞
検出タイマ設定器21T、22Tにてあらかじめ設定さ
れている各監視タイマ時限を補正して、この補正された
監視タイマ時限を、それぞれ入口弁開動作渋滞検出タイ
マ21及び入口弁閉動作渋滞検出タイマ22に出力する
渋滞検出タイマ時限補正回路202を設ける。
【0041】次に、本実施例に係る機器動作監視装置の
動作について説明する。プラントからプラント運転(停
止)指令が出力され、ソレノイド開動作接点2A(ソレ
ノイド閉動作接点2B)、入口弁全開位置検出接点3A
(入口弁全開位置検出接点3B)から電気信号がプラン
ト制御装置1のシーケンスモニタ演算部20に出力さ
れ、論理回路31(34)及び論理回路32(35)か
ら電気信号がOR回路33(36)を介して入口弁開動
作渋滞検出タイマ21(22)に出力されるまでは上述
の第1の実施例と同様である。
【0042】シーケンスモニタ演算部20に設けられた
渋滞検出タイマ時限補正回路202は、温度センサ82
から出力されるサーボモータ4が設置されている部所の
環境温度を示す温度信号82Aとあらかじめ定められた
基準温度との偏差に基づいて、制御油の温度変化に伴な
う被制御対象機器の異常を誤検出しないように、渋滞検
出タイマ設定器21T、22Tにてあらかじめ設定され
ている各監視タイマ時限を補正して、この補正された監
視タイマ時限が、それぞれ入口弁開動作渋滞検出タイマ
21及び入口弁閉動作渋滞検出タイマ22に出力され
る。
【0043】そして、入口弁開(閉)動作渋滞検出タイ
マ21(22)は、上述のように、論理回路31(3
4)から出力された信号と論理回路32(35)から出
力された信号の時間間隔と、渋滞検出タイマ時限補正回
路202から出力される補正された監視タイマ時限とを
比較して、論理回路31(34)から出力される信号と
論理回路32(35)から出力される信号の時間間隔が
監視タイマ時限よりも大きい場合に、ソレノイド2の開
(閉)動作の渋滞異常を検出し、弁開(閉)動作渋滞異
常出力表示回路211(221)にて異常表示が行なわ
れる。
【0044】従って、本実施例によっても、渋滞検出タ
イマ時限補正回路202により、渋滞検出タイマ設定器
21T、22Tにてあらかじめ設定されている各監視タ
イマ時限を制御油の温度変化に伴なう被制御対象機器の
異常を誤検出しないように補正するので、上述の第1の
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0045】図5は、本発明の第3の実施例に係る機器
動作監視装置の構成を示す図である。すなわち、本実施
例の機器動作監視装置においては、上述の第1及び第2
の実施例において述べた油温検出温度センサ81及び温
度センサ82を両方を設ける。
【0046】図6は、機器動作監視装置1のシーケンス
モニタ演算部20に設けられた演算回路の構成を示す図
である。すなわち、本実施例においては、油温検出温度
センサ81から出力される制御油の温度を示す油温信号
81Aと温度センサ82から出力されるサーボモータ4
が設置されている部所の環境温度を示す温度信号82A
との偏差に基づいて、制御油の温度変化に伴なう被制御
対象機器の異常を誤検出しないように、渋滞検出タイマ
設定器21T、22Tにてあらかじめ設定されている各
監視タイマ時限を補正して、この補正された監視タイマ
時限を、それぞれ入口弁開動作渋滞検出タイマ21及び
入口弁閉動作渋滞検出タイマ22に出力する渋滞検出タ
イマ時限補正回路203を設ける。
【0047】次に、本実施例に係る機器動作監視装置の
動作について説明する。プラントからプラント運転(停
止)指令が出力され、ソレノイド開動作接点2A(ソレ
ノイド閉動作接点2B)、入口弁全開位置検出接点3A
(入口弁全開位置検出接点3B)から電気信号がプラン
ト制御装置1のシーケンスモニタ演算部20に出力さ
れ、論理回路31(34)及び論理回路32(35)か
ら電気信号がOR回路33(36)を介して入口弁開動
作渋滞検出タイマ21(22)に出力されるまでは上述
の第1の実施例と同様である。
【0048】シーケンスモニタ演算部20に設けられた
渋滞検出タイマ時限補正回路203は、油温検出温度セ
ンサ81から出力される制御油の温度を示す油温信号8
1Aと温度センサ82から出力されるサーボモータ4が
設置されている部所の環境温度を示す温度信号82Aと
の偏差に基づいて、制御油の温度変化に伴なう被制御対
象機器の異常を誤検出しないように、渋滞検出タイマ設
定器21T、22Tにてあらかじめ設定されている各監
視タイマ時限を補正して、この補正された監視タイマ時
限が、それぞれ入口弁開動作渋滞検出タイマ21及び入
口弁閉動作渋滞検出タイマ22に出力される。
【0049】そして、入口弁開(閉)動作渋滞検出タイ
マ21(22)は、上述のように、論理回路31(3
4)から出力された信号と論理回路32(35)から出
力された信号の時間間隔と、渋滞検出タイマ時限補正回
路201から出力される補正された監視タイマ時限とを
比較して、論理回路31(34)から出力される信号と
論理回路32(35)から出力される信号の時間間隔が
監視タイマ時限よりも大きい場合に、ソレノイド2の開
(閉)動作の渋滞異常を検出し、弁開(閉)動作渋滞異
常出力表示回路211(221)にて異常表示が行なわ
れる。
【0050】従って、本実施例によっても、渋滞検出タ
イマ時限補正回路202により、渋滞検出タイマ設定器
21T、22Tにてあらかじめ設定されている各監視タ
イマ時限を制御油の温度変化に伴なう被制御対象機器の
異常を誤検出しないように、制御油の温度とサーボモー
タ4の設置部所における環境温度との偏差に基づいて補
正するので、より確実に被制御対象機器の動作を監視す
ることができる。
【0051】図7は、本発明の第4の実施例に係る機器
動作監視装置の構成を示す図である。すなわち、本実施
例においては、制御油の粘着力を検出して、制御油の粘
着力を示す油粘着力信号9Aをシーケンスモニタ演算部
20に出力する圧油粘着力検出センサ9を設ける。
【0052】図8は、機器動作監視装置1のシーケンス
モニタ演算部20に設けられた演算回路の構成を示す図
である。すなわち、本実施例においては、圧油粘着力検
出センサ9から出力される制御油の粘着力を示す油粘着
力信号9Aとあらかじめ定められた制御油の基準粘着力
との偏差に基づいて、制御油の温度変化に伴なう被制御
対象機器の異常を誤検出しないように、渋滞検出タイマ
設定器21T、22Tにてあらかじめ設定されている各
監視タイマ時限を補正して、この補正された監視タイマ
時限を、それぞれ入口弁開動作渋滞検出タイマ21及び
入口弁閉動作渋滞検出タイマ22に出力する渋滞検出タ
イマ時限補正回路204を設ける。
【0053】次に、本実施例に係る機器動作監視装置の
動作について説明する。プラントからプラント運転(停
止)指令が出力され、ソレノイド開動作接点2A(ソレ
ノイド閉動作接点2B)、入口弁全開位置検出接点3A
(入口弁全開位置検出接点3B)から電気信号がプラン
ト制御装置1のシーケンスモニタ演算部20に出力さ
れ、論理回路31(34)及び論理回路32(35)か
ら電気信号がOR回路33(36)を介して入口弁開動
作渋滞検出タイマ21(22)に出力されるまでは上述
の第1の実施例と同様である。
【0054】シーケンスモニタ演算部20に設けられた
渋滞検出タイマ時限補正回路204は、圧油粘着力検出
センサ9から出力される制御油の粘着力を示す油粘着力
信号9Aとあらかじめ定められた制御油の基準粘着力と
の偏差に基づいて、制御油の温度変化に伴なう被制御対
象機器の異常を誤検出しないように、渋滞検出タイマ設
定器21T、22Tにてあらかじめ設定されている各監
視タイマ時限を補正して、この補正された監視タイマ時
限を、それぞれ入口弁開動作渋滞検出タイマ21及び入
口弁閉動作渋滞検出タイマ22に出力する。
【0055】そして、入口弁開(閉)動作渋滞検出タイ
マ21(22)は、上述のように、論理回路31(3
4)から出力された信号と論理回路32(35)から出
力された信号の時間間隔と、渋滞検出タイマ時限補正回
路201から出力される補正された監視タイマ時限とを
比較して、論理回路31(34)から出力される信号と
論理回路32(35)から出力される信号の時間間隔が
監視タイマ時限よりも大きい場合に、ソレノイド2の開
(閉)動作の渋滞異常を検出し、弁開(閉)動作渋滞異
常出力表示回路211(221)にて異常表示が行なわ
れる。
【0056】従って、本実施例によっても、渋滞検出タ
イマ時限補正回路204により、渋滞検出タイマ設定器
21T、22Tにてあらかじめ設定されている各監視タ
イマ時限を制御油の温度変化に伴なう被制御対象機器の
異常を誤検出しないように、制御油の粘着力に基づいて
補正するので、上述の第1の実施例と同様の効果を得る
ことができる。
【0057】図9は、本発明の第5の実施例に係る機器
動作監視装置の構成を示す図である。すなわち、本実施
例の機器動作監視装置においては、上述の第2及び第4
の実施例において述べた温度センサ82及び圧油粘着力
検出センサ9を両方設ける。
【0058】図10は、機器動作監視装置1のシーケン
スモニタ演算部20に設けられた演算回路の構成を示す
図である。すなわち、本実施例においては、温度センサ
82から出力されるサーボモータ4が設置されている部
所の環境温度を示す温度信号82Aと圧油粘着力検出セ
ンサ9から出力される制御油の粘着力を示す油粘着力信
号9Aを温度信号に換算した値との偏差に基づいて、制
御油の温度変化に伴なう被制御対象機器の異常を誤検出
しないように、渋滞検出タイマ設定器21T、22Tに
てあらかじめ設定されている各監視タイマ時限を補正し
て、この補正された監視タイマ時限を、それぞれ入口弁
開動作渋滞検出タイマ21及び入口弁閉動作渋滞検出タ
イマ22に出力する渋滞検出タイマ時限補正回路205
を設ける。
【0059】次に、本実施例に係る機器動作監視装置の
動作について説明する。プラントからプラント運転(停
止)指令が出力され、ソレノイド開動作接点2A(ソレ
ノイド閉動作接点2B)、入口弁全開位置検出接点3A
(入口弁全開位置検出接点3B)から電気信号がプラン
ト制御装置1のシーケンスモニタ演算部20に出力さ
れ、論理回路31(34)及び論理回路32(35)か
ら電気信号がOR回路33(36)を介して入口弁開動
作渋滞検出タイマ21(22)に出力されるまでは上述
の第1の実施例と同様である。
【0060】シーケンスモニタ演算部20に設けられた
渋滞検出タイマ時限補正回路205は、温度センサ82
から出力されるサーボモータ4が設置されている部所の
環境温度を示す温度信号82Aと圧油粘着力検出センサ
9から出力される制御油の粘着力を示す油粘着力信号9
Aを温度に換算した値との偏差に基づいて、制御油の温
度変化に伴なう被制御対象機器の異常を誤検出しないよ
うに、渋滞検出タイマ設定器21T、22Tにてあらか
じめ設定されている各監視タイマ時限を補正して、この
補正された監視タイマ時限を、それぞれ入口弁開動作渋
滞検出タイマ21及び入口弁閉動作渋滞検出タイマ22
に出力する。
【0061】そして、入口弁開(閉)動作渋滞検出タイ
マ21(22)は、上述のように、論理回路31(3
4)から出力された信号と論理回路32(35)から出
力された信号の時間間隔と、渋滞検出タイマ時限補正回
路201から出力される補正された監視タイマ時限とを
比較して、論理回路31(34)から出力される信号と
論理回路32(35)から出力される信号の時間間隔が
監視タイマ時限よりも大きい場合に、ソレノイド2の開
(閉)動作の渋滞異常を検出し、弁開(閉)動作渋滞異
常出力表示回路211(221)にて異常表示を行な
う。
【0062】従って、本実施例によっても、渋滞検出タ
イマ時限補正回路205により、渋滞検出タイマ設定器
21T、22Tにてあらかじめ設定されている各監視タ
イマ時限を制御油の温度変化に伴なう被制御対象機器の
異常を誤検出しないように補正するので、上述の第1の
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0063】図11は、本発明の第6の実施例に係る機
器動作監視装置の構成を示す図である。すなわち、本実
施例は、上述の第1の実施例において述べた機器動作監
視装置1のシーケンスモニタ演算部20に設けられた演
算回路に、シーケンスモニタ演算部20からソレノイド
開指令11が入力され、且つ入口弁全開位置検出接点3
Aから信号が出力されていない場合に、制御信号を出力
する論理回路41と、ソレノイド閉指令12が入力さ
れ、且つ入口弁全閉位置検出接点3Bから信号が出力さ
れていない場合に、制御信号を出力する論理回路42と
を設け、さらに、渋滞検出タイマ設定器21T、22T
に代えて、渋滞検出タイマ時限補正回路206に基準油
温値及び監視タイマ時限を設定する自動初期設定回路2
41を設けたことにある。
【0064】この自動初期設定回路241は、初期設定
指令を出力する初期設定指令SW23と、この初期設定
指令SW23から初期設定指令が入力されると閉じる接
点231〜233と、ソレノイド開指令11(ソレノイ
ド閉指令12)が出力されてから、論理回路41(4
2)から信号が接点231(232)を介して入力され
るまでの時間を記憶する基準時間設定器21T1(22
T1)と、初期設定指令が出力されたときに接点233
を介して油温検出温度センサ81から出力される油温信
号81Aにより、制御圧油の温度を記憶する基準油温設
定器24と、この基準油温設定器24に設定された制御
圧油の温度と基準時間設定器21T1(22T1)に記
憶された時間、記憶を基準時間及び基準温度とする渋滞
検出タイマ時限補正回路206とを備えている。
【0065】次に、本実施例に係る機器動作監視装置の
動作について説明する。プラントからプラント運転(停
止)指令が出力され、ソレノイド開動作接点2A(ソレ
ノイド閉動作接点2B)、入口弁全開位置検出接点3A
(入口弁全開位置検出接点3B)から電気信号がプラン
ト制御装置1のシーケンスモニタ演算部20に出力さ
れ、論理回路31(34)及び論理回路32(35)か
ら電気信号がOR回路33(36)を介して入口弁開動
作渋滞検出タイマ21(22)に出力されるまでは上述
の第1の実施例と同様である。
【0066】一方、初期設定回路241に設けられた初
期設定指令スイッチ23をオンとすると初期設定指令が
各接点231〜233に出力される。接点233は、こ
の初期設定指令が入力されるとオンとなり、油温検出温
度センサ81で検出された制御油の温度を示す油温信号
81Aを基準油温設定器24に出力する。そして、基準
油温設定器24は、この油温信号81Aにより制御油の
温度を記憶する。
【0067】また、接点231(232)は、初期設定
指令スイッチ23から初期設定指令が入力されるとオン
になる。基準時間設定器21T1(22T1)は、ソレ
ノイド開指令11(ソレノイド閉指令12)が出力され
てから、論理回路41(42)から信号が接点231
(232)を介して入力されるまでの間の時間を記憶す
る。
【0068】この基準油温設定器24及び基準時間設定
器21T1(22T1)に記憶された制御圧油の温度と
時間を基準時間及び基準温度とする。この基準時間及び
基準温度は渋滞検出タイマ時限補正回路206に初期設
定値として保持される。
【0069】そして、上述のように、シーケンスモニタ
演算部20に設けられた渋滞検出タイマ時限補正回路2
06は、油温検出温度センサ81から出力される制御油
の温度を示す油温信号81Aとあらかじめ定められた制
御油の基準温度との偏差に基づいて、制御油の温度変化
に伴なう被制御対象機器の異常を誤検出しないように、
渋滞検出タイマ設定器21T、22Tにて設定されてい
る各監視タイマ時限を補正して、この補正された監視タ
イマ時限を、それぞれ入口弁開動作渋滞検出タイマ21
及び入口弁閉動作渋滞検出タイマ22に出力する。
【0070】次に、入口弁開(閉)動作渋滞検出タイマ
21(22)は、上述のように、論理回路31(34)
から出力された信号と論理回路32(35)から出力さ
れた信号の時間間隔と、渋滞検出タイマ時限補正回路2
01から出力される補正された監視タイマ時限とを比較
して、論理回路31(34)から出力される信号と論理
回路32(35)から出力される信号の時間間隔が監視
タイマ時限よりも大きい場合に、ソレノイド2の開
(閉)動作の渋滞異常を検出し、弁開(閉)動作渋滞異
常出力表示回路211(221)にて異常表示を行な
う。
【0071】なお、このような自動初期設定回路241
は、上述の第2〜第5の実施例のシーケンスモニタ演算
部にも応用することができることは言うまでもない。従
って、本実施例によれば、自動初期設定回路203によ
り基準時間及び基準温度を自動的に設定することによ
り、正確に被制御対象機器の異常を検出することができ
る。
【0072】また、渋滞検出タイマ21、22の設定値
を個々に設定する必要もなくなる。図12は、本発明の
第7の実施例に係る機器動作監視装置の構成を示す図で
ある。
【0073】すなわち、本実施例においては、上述の第
1の実施例において述べた機器動作監視装置1のシーケ
ンスモニタ演算部20に設けられた演算回路に、シーケ
ンスモニタ演算部20からソレノイド開指令11が入力
され、且つ入口弁全開位置検出接点3Aから信号が出力
されていない場合に、制御信号を出力する論理回路41
と、ソレノイド閉指令12が入力され、且つ入口弁全閉
位置検出接点3Bから信号が出力されていない場合に、
制御信号を出力する論理回路42と、渋滞検出タイマ2
1、22にて渋滞が検出されたときに信号を出力するO
R回路51と、シーケンスモニタ表示回路242とを備
えたことにある。
【0074】具体的には、このシーケンスモニタ表示回
路242は、渋滞検出タイマ21(22)から信号が出
力されている時間、すなわち、被制御対象機器であるソ
レノイドの動作時間及びこの時の油温検出温度センサ8
1から出力される油温信号81Aにて表わされる制御油
の油温とを記憶するデータメモリ25と、OR回路51
から信号が入力されるとオンとなる接点26と、データ
メモリ25に記憶された時間と制御油の温度を表示する
データ表示器27とで構成される。
【0075】次に、本実施例に係る機器動作監視装置の
動作について説明する。データメモリ25は、渋滞検出
タイマ21(22)から信号が出力されている時間、す
なわち、被制御対象機器であるソレノイドの動作時間及
びこの時の油温検出温度センサ81から出力される油温
信号81Aにて表わされる制御油の温度とを順次記憶す
る。
【0076】一方、プラントからプラント運転(停止)
指令が出力され、ソレノイド開動作接点2A(ソレノイ
ド閉動作接点2B)、入口弁全開位置検出接点3A(入
口弁全開位置検出接点3B)から電気信号がプラント制
御装置1のシーケンスモニタ演算部20に出力され、論
理回路31(34)及び論理回路32(35)から電気
信号がOR回路33(36)を介して入口弁開動作渋滞
検出タイマ21(22)に出力され、渋滞検出タイマ2
1(22)にてソレノイド2の開(閉)動作の渋滞異常
を検出し、弁開(閉)動作渋滞異常出力表示回路211
(221)にて異常表示を行なう動作までは、上述の第
1の実施例と同様である。
【0077】そして、渋滞検出タイマ21(22)で渋
滞が検出されると、接点26がオンとなり、データメモ
リ25に記憶されている被制御対象機器の動作時間及び
対応する制御油の温度がデータ表示器27に順次表示さ
れる。
【0078】なお、このようなシーケンスモニタ表示回
路242は、上述の第2〜第6の実施例のシーケンスモ
ニタ演算部にも応用することができることは言うまでも
ない。
【0079】また、上述の実施例においては、被制御対
象機器の動作時間及び対応する制御油の温度をデータ表
示器27に表示する構成としたが、音声によってこれら
を報知するような構成としても良い。
【0080】さらに、上述の実施例においては、シーケ
ンスモニタの機器動作を監視する演算回路の条件とし
て、機器開閉動作接点を入力として監視を行なったが、
機器が開閉動作するストローク信号を入力して、該機器
が開閉動作する際の開閉動作率を監視する演算回路とし
てもよい。
【0081】従って、本実施例によれば、シーケンスモ
ニタ表示回路242により、被制御対象機器の動作時間
及び対応する制御油の温度を順次表示するので、被制御
対象機器の動作時間傾向がわかり、保守が容易になる。
また、データ表示器27に表示されるデータから渋滞検
出タイマ時限補正回路201の補正値が妥当であるかの
確認を容易に行なうことができる。
【0082】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
制御油の温度変化によりその粘着力が変化しても、被制
御対象機器の異常を正確に検出することのできる機器動
作監視装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る機器動作監視装置
の構成を示す図。
【図2】同実施例における機器動作監視装置のシーケン
スモニタ演算部に設けられた演算回路の構成を示す図。
【図3】本発明の第2の実施例に係る機器動作監視装置
の構成を示す図。
【図4】同実施例における機器動作監視装置のシーケン
スモニタ演算部に設けられた演算回路の構成を示す図。
【図5】本発明の第3の実施例に係る機器動作監視装置
の構成を示す図。
【図6】同実施例における機器動作監視装置のシーケン
スモニタ演算部に設けられた演算回路の構成を示す図。
【図7】本発明の第4の実施例に係る機器動作監視装置
の構成を示す図。
【図8】同実施例における機器動作監視装置のシーケン
スモニタ演算部に設けられた演算回路の構成を示す図。
【図9】本発明の第5の実施例に係る機器動作監視装置
の構成を示す図。
【図10】同実施例における機器動作監視装置のシーケ
ンスモニタ演算部に設けられた演算回路の構成を示す
図。
【図11】本発明の第6の実施例に係る機器動作監視装
置の構成を示す図。
【図12】同実施例における機器動作監視装置のシーケ
ンスモニタ演算部に設けられた演算回路の構成を示す
図。
【図13】水力発電所において使用されているシーケン
スモニタの機器動作監視装置の構成を示す図。
【図14】シーケンスモニタ演算部に設けられた演算回
路の構成を示す図。
【符号の説明】
1…プラント制御装置、2…ソレノイド、2A,2B…
ソレノイド開(閉)動作接点、3A,3B…入口弁全開
位置検出接点、10…シーケンス演算部、20…シーケ
ンスモニタ演算部、31〜34…論理回路、33、34
…OR回路、21、22…渋滞検出タイマ、21T、2
2T…渋滞検出タイマ設定器、81…油温検出温度セン
サ、82…温度センサ、201〜206…渋滞検出タイ
マ時限補正回路、211、221…渋滞異常出力表示回
路、241…自動初期設定回路、242…シーケンスモ
ニタ表示回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御油の油圧により制御される被制御対
    象機器の動作時間を、予め設定された監視時間と比較す
    ることにより、前記被制御対象機器の異常を検出する機
    器動作監視装置において、 前記被制御対象機器を制御するうえで関連する第1の機
    器データを検出するデータ検出手段と、 前記データ検出手段で検出された第1の機器データと予
    め設定された第2の機器データとの比較結果に基づい
    て、前記制御油の温度変化に伴なう前記被制御対象機器
    の異常を誤検出しないように、前記監視時間の設定値を
    補正する補正手段とを具備したことを特徴とする機器動
    作監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の機器動作監視装置におい
    て、 前記被制御対象機器の動作時間及び前記被制御対象機器
    の動作時における前記第1の機器データとを記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段に記憶された動作時間及び前記動作時間に
    対応する前記第1の機器データを報知する報知手段とを
    付加したことを特徴とする機器動作監視装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9726995B2 (en) 2015-09-25 2017-08-08 Fuji Xerox Co., Ltd. Brilliant toner, electrostatic charge image developer, and toner cartridge
JP2018135950A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 株式会社不二越 油圧機器の異常診断装置
WO2018173174A1 (ja) * 2017-03-22 2018-09-27 中国電力株式会社 入口弁の動作検知システム及び入口弁の動作検知方法
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