JPH08218955A - 内燃機関の燃焼促進装置 - Google Patents

内燃機関の燃焼促進装置

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JPH08218955A
JPH08218955A JP7024182A JP2418295A JPH08218955A JP H08218955 A JPH08218955 A JP H08218955A JP 7024182 A JP7024182 A JP 7024182A JP 2418295 A JP2418295 A JP 2418295A JP H08218955 A JPH08218955 A JP H08218955A
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JP
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thorium oxide
ray
air
rays
fuel
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JP7024182A
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Toru Furuya
徹 古谷
Tetsuya Furuya
徹矢 古谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼室に供給される燃料、空気又は混合気に
照射される一定量のα線の遮蔽が簡単かつ確実にでき、
人体に対する放射線の影響は全く無く、安全性の高い内
燃機関の燃焼促進装置の提供。 【構成】 燃料配管に、タングステンを主成分とし残部
は2重量パーセントの酸化トリウムを含有する材料を焼
結して形成したα線放射棒状体の複数本が取り付けられ
ているα線照射装置を連結し、該α線照射装置内を通過
する燃料にα線放射棒状体から放射される電離作用を有
するα線を照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気、燃料又は混合気
に電離作用を有するα線を照射することにより燃焼効率
を改善する内燃機関の燃焼促進装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】 炭化水素からなる化石燃料中には公害
発生原因となる硫黄やベンゼン等が含まれており、これ
らの物質が燃焼することにより硫黄酸化物等が生成し、
特に、硫黄酸化物は大気中に放出され水蒸気に出会うと
硫黄となり、これが酸性雨の原因となることはよく知ら
れていることである。。
【0003】内燃機関の燃焼改良法として放射性物質を
使用した方法が多数見られ、放射性物質が放射する放射
線特にα線の電離作用による燃焼の改善効果は広く認め
られているが、その使用に際しては人体に対する有害性
及び公害の発生を防ぐことが困難であり、その取扱いに
ついても法的規制があり、その実用化、商品化の障壁に
なっている。
【0004】従来の内燃機関の燃焼改良法においては、
α線の照射量の制御は不可能であり、α線の放射も放射
性物質の自然崩壊によるものでα線の連続放射も期待で
きず、α線による燃焼促進効果は認められているにもか
かわらず、放射性物質を使用する限りにおいてはその効
果を連続的に得ることは困難であり、その効果のバラツ
キも大きい。
【0005】放射性物質を含有し、両端に連通する貫通
孔あるいは切り欠き溝を有する棒材を燃焼室に至る混合
気体の通路に装置し、該棒材を通過する混合気体をイオ
ン化するようにした混合気体の燃焼促進装置は、例えば
特開昭50ー73026号公報に記載されている。
【0006】また、エンジンに供給される空気及び燃料
を混合する管路に開口する燃料吐出部の下流側に、微弱
線量のα線、β線等を照射する放射線物質からなるイオ
ン化素子を配設したイオン化素子付気化器は、例えば特
開昭52ー132219号公報に記載されており、そし
てこの公報には、好ましくは人体に害にならない程度の
微弱量のα線、β線等の放射線を放射する放射性物質
(ラジウム、酸化トリウムなど)を含有した例えばモナ
ズ粉末を非吸収性合成樹脂で加工したものを気化器本体
の内壁のスロットルバルブの位置よりやや下流側に接着
剤その他の手段で張設し、微弱量のα線、β線等の放射
線を放射するラジウムや酸化トリウムなどを含有した例
えばモナズ粉末を使用しているものが記載されている。
【0007】そして、特開昭53ー16118号公報に
は、内燃機関用空気活性化装置について、イオン化素子
は微弱線量のα線、β線等の放射線を照射する放射性物
質(ラジウム、酸化トリウムなど)を含有した例えばモ
ナズ粉末を、放射線を吸収しない非吸収性の合成樹脂で
加工成形したものであること、及びイオン化素子から照
射されるα線、β線、γ線はそのエネルギーによって、
通路内を通過する清浄空気を正負にイオン化して之を活
性化せしめ、該活性化空気は気化器の管路内に移行する
ことが記載されている。
【0008】そしてまた、貯蔵タンクから燃焼部に移送
されつつあるガソリン等の燃料に放射線を賦与し、燃料
固有の組成及び物性を物理化学的に変換せしめ、燃焼効
率のアップと排気ガス中のCO(一酸化炭素)、HC
(ハイドロカーボン)、NOX(窒素酸化物)等の有害
物質の除去或いは抑止するようにした放射線による燃料
の物理化学的変換方法及びその装置は、例えば特開昭4
8ー88102号公報に記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭50ー73
026号公報に記載されているものは、ラジウム、トリ
ウム、アクチニウム、コバルト60等の放射性物質を含
有させた棒材から放射されるアルファ粒子、ベータ粒
子、ガンマ粒子等によって混合気体がイオン化されると
いうものであり、いずれも商品化のためには放射性物質
使用の法的制約を受けるというものである。
【0010】また、特開昭53ー16118号公報に記
載されているものは、内燃機関用空気活性化装置につい
て、イオン化素子は微弱線量のα線、β線等の放射線を
照射する放射性物質(ラジウム、酸化トリウムなど)を
含有した例えばモナズ粉末を、放射線を吸収しない非吸
気性の合成樹脂で加工したものであり、またイオン化素
子から照射されるα線、β線、γ線はそのエネルギーに
よって、通路内を通過する清浄空気を正負にイオンして
之を活性化せしめ、該活性化空気は氣化器の管路内に移
行するものであるから、上記公報に記載されているもの
が有する問題をそのまま有するものである。
【0011】そしてまた、前記特開昭48ー88102
号公報に記載されているものも、上記の各公報に記載さ
れているものが有する問題をそのまま有するものであ
る。
【0012】また、前記特開昭52ー132219号公
報には、好ましくは人体に害にならない程度の微弱量の
α線、β線等の放射線を放射する放射性物質(ラジウ
ム、酸化トリウムなど)を含有した例えばモナズ粉末を
非吸収性合成樹脂で加工したものを気化器本体の内壁の
スロットルバルブの位置よりやや下流側に接着剤その他
の手段で張設したものであり、微弱量のα線、β線等の
放射線を放射する放射性物質であるものの、ラジウムや
酸化トリウムなどを含有した例えばモナズ粉末を使用し
ているので、放射線の漏洩により人体などに被害を及ぼ
すことがあり、必ず装置の外周を完全な遮蔽構造としな
ければならないという問題を有するものであり、上記し
た特開昭50ー73026号公報に記載されているもの
と同じ問題を有するものであり、いずれも商品化のため
には放射性物質使用の法的制約を受けるというものであ
る。
【0013】本発明は、燃焼室に供給される燃料、空気
又は混合気に照射される一定量のα線の遮蔽が簡単かつ
確実にでき、人体に対する放射線の影響は全く無く、安
全性の高い内燃機関の燃焼促進装置の提供を目的とする
ものである。
【0014】本発明は、完全燃焼をより促進し、窒素酸
化物、硫黄酸化物の生成を抑えることができ、またディ
−ゼルエンジンについては、燃料を構成する分子の細分
化により完全燃焼がさらに促進され、黒煙の発生も少な
くすることができ、省燃費をもたらことができる内燃機
関の燃焼促進装置の提供を目的とするものである。
【0015】本発明は、燃料にα線を照射するα線照射
装置は、その両端に設けられた挿入結合部によって燃料
配管の任意の適宜場所に容易にしかも簡単に取り付ける
ことができ、その交換も容易である内燃機関の燃焼促進
装置の提供を目的とするものである。
【0016】本発明は、燃料や空気或いは混合気にα線
を照射する酸化トリウム粉末層が形成されているアルミ
箔シートを燃料配管内或いは空気又は混合気を導通する
管路の所定の場所に簡単且つ確実にに取り付けることが
できるとともに、前記アルミ箔シートの交換が容易であ
る内燃機関の燃焼促進装置の提供を目的とするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置は、燃料配管
の燃焼室に近い部分に、タングステンを主成分とし残部
は2重量パーセントの酸化トリウムを含有する材料を焼
結して形成したα線放射棒状体の複数本が取り付けられ
ているα線照射装置を連結し、該α線照射装置内を通過
する燃料にα線放射棒状体から放射される電離作用を有
するα線を照射するというものである。
【0018】上記の目的を達成するための本発明に係る
内燃機関の燃焼促進装置は、燃料配管の燃焼室に近い部
分に、2重量パーセントの酸化トリウムを含有する酸化
トリウム粉末層が形成されているアルミ箔シート及びタ
ングステンを主成分とし残部は2重量パーセントの酸化
トリウムを含有する材料を焼結して形成したα線放射棒
状体の複数本が取り付けられているα線照射装置を連結
し、該α線照射装置内を通過する燃料に酸化トリウム粉
末層及びα線放射棒状体から放射される電離作用を有す
るα線を照射することを特徴とする内燃機関の燃焼促進
装置。
【0019】上記の目的を達成するための本発明に係る
内燃機関の燃焼促進装置は、燃焼室内に空気又は混合気
を導く金属製管状体の内周面に、2重量パーセントの酸
化トリウムを含有する酸化トリウム粉末層が形成されて
いるアルミ箔シート及びタングステンを主成分とし残部
は2重量パーセントの酸化トリウムを含有する材料を焼
結して形成したα線放射棒状体の複数本が取り付けられ
ており、前記金属製管状部材内を通過する空気又は混合
気に酸化トリウム粉末層及びα線放射棒状体から放射さ
れる電離作用を有するα線を照射するというものであ
る。
【0020】上記の目的を達成するための本発明に係る
内燃機関の燃焼促進装置は、エアクリーナーの内壁面に
2重量パーセントの酸化トリウムを含有する酸化トリウ
ム粉末層が形成されているアルミ箔シートが取り付けら
れており、燃焼室内に空気又は混合気を導く金属製管状
体の内周面に、タングステンを主成分とし残部は2重量
パーセントの酸化トリウムを含有する材料を焼結して形
成したα線放射棒状体の複数本が取り付けられており、
前記エアクリーナーを通過する空気及び前記金属製管状
部材内を通過する空気又は混合気に酸化トリウム粉末層
及びα線放射棒状体から放射される電離作用を有するα
線を照射するというものである。
【0021】 本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置
は、エアクリーナーの内壁面に2重量パーセントの酸化
トリウムを含有する酸化トリウム粉末層が形成されてい
るアルミ箔シートが取り付けられており、燃料配管の燃
焼室に近い部分に、2重量パーセントの酸化トリウムを
含有する酸化トリウム粉末層が形成されているアルミ箔
シート及びタングステンを主成分とし残部は2重量パー
セントの酸化トリウムを含有する材料を焼結して形成し
たα線放射棒状体の複数本が取り付けられているα線照
射装置を連結し、前記エアクリーナーを通過する空気及
び前記α線照射装置内を通過する燃料に酸化トリウム粉
末層及びα線放射棒状体から放射される電離作用を有す
るα線を照射するものである。
【0022】本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置にお
けるα線照射装置は、タングステンを主成分とし残部は
2重量パーセントの酸化トリウムを含有する材料を焼結
して形成したα線放射棒状体の複数本が長手方向に平行
にアルミニュウム箔を介して、且つそれらの両端が挟持
金具及び圧着リングによって固定された状態で金属製筒
状体の内壁面に取り付けられており、前記金属製筒状体
の内壁面のα線放射棒状体の間には2重量パーセントの
酸化トリウムを含有する酸化トリウム粉末層が形成され
ているアルミ箔シートが取り付けられているものであ
る。
【0023】 本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置
は、エアクリーナーの内壁面又はエアクリーナーから燃
焼室までの空気又は混合気を導通させる管路の内周面
に、2重量パーセントの酸化トリウムを含有する酸化ト
リウム粉末層が形成されているアルミ箔シートを接着材
により取付け固定し、前記エアクリーナー又はエアクリ
ーナーから燃焼室までの空気又は混合気を導通させる管
路を通過する空気及び混合気に酸化トリウム粉末層から
放射される電離作用を有するα線を照射するものであ
る。
【0024】本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置にお
ける酸化トリウム層は、純度99.9パーセントの酸化
トリウムの微粉末を無水珪酸を主成分としセシウム、カ
リウム等を含有する多孔質セラミックスの粉状体と混合
して、2重量パーセントの酸化トリウムを含有する紛状
体としたものを、エポキシ樹脂等の接着剤によりアルミ
箔シートの表面に層状に接着させてなるものである。
【0025】
【作用】燃焼室内に燃料を導く燃料配管の燃焼室に近い
部分に設けられたα線照射装置内を通過する燃料にα線
放射棒状及び/又はα線放射棒状体と酸化トリウム粉末
層から放射される電離作用を有するα線を照射すること
により、燃料中の硫黄原子を電離させてこれをリンに変
化させ、あるいは原子核の分裂によって酸素原子に変化
させる。
【0026】また、α線照射装置内を通過する燃料にα
線放射棒状及び/又はα線放射棒状体と酸化トリウム粉
末層から放射される電離作用を有するα線を照射するこ
とにより、燃料自体は炭素原子が共有結合しているもの
であるが、その共有結合をα線を照射することにより切
断し、共有結合を切られた燃料は分子量の小さい燃料と
なり、気化性の非常に高いものに改質され、ラジカルの
生成をも促進する。
【0027】大気中に含まれている約80%の窒素が内
燃機関の燃焼室での高温燃焼によって、窒素酸化物が生
成され、これが排気ガスとして大気中に排出されると、
窒素酸化物は大気中の水蒸気と反応をして硝酸となり、
酸性雨の原因となるが、エアクリーナーを通過する空気
及び前記金属製管状部材内を通過する空気又は混合気に
酸化トリウム粉末層及びα線放射棒状体から放射される
電離作用を有するα線を照射することによって、空気中
の窒素を電離し、イオン化及び炭素原子に変化させる。
【0028】そしてこの時、酸素も電離し、イオン化や
オゾン化させ、特にオゾンの分解によって活性酸素が生
成され、内燃機関の燃焼室では急速完全燃焼を促進し、
また、電離されマイナスにイオン化した窒素は、同じく
マイナスにイオン化された酸素とは反発し合って窒素酸
化物の生成を抑制する。
【0029】燃焼室内に燃料を導く燃料配管の燃焼室に
近い部分に設けられたα線照射装置内を通過する燃料に
α線放射棒状及び/又はα線放射棒状体と酸化トリウム
粉末層から放射される電離作用を有するα線を照射する
とともに、エアクリーナーを通過する空気及び前記金属
製管状部材内を通過する空気又は混合気に酸化トリウム
粉末層及びα線放射棒状体から放射される電離作用を有
するα線を照射することによって、完全燃焼をより促進
し、窒素酸化物、硫黄酸化物の生成を抑え、またディ−
ゼルエンジンについては、燃料を構成する分子の細分化
により完全燃焼がさらに促進され、黒煙の発生も少なく
なる。
【0030】高純度の酸化トリウムを一定量のものに希
釈することにより、一定量のα線ができるので、放射性
物質(ラジウム、酸化トリウムなど)を含有した例えば
モナズ粉末のように純度が一定でなく、しかも酸化トリ
ウム以外の放射性物質を含む物と相違し、一定のα線の
みが照射され、β線やγ線はほとんど照射されないので
安全性が高く、そして酸化トリウムの層が形成されてい
るアルミ箔により反射遮蔽されるので、放射線の遮蔽が
簡単にできる。
【0031】その内部を通過する燃料にα線放射棒状及
び/又はα線放射棒状体と酸化トリウム粉末層から放射
されるα線を照射するα線照射装置は、その両端に設け
られた挿入結合部によって燃焼室内に燃料を導く燃料配
管の任意の適宜場所に容易にしかも簡単に取り付けるこ
とができる。
【0032】燃料や空気或いは混合気にα線を照射する
酸化トリウムの層が形成されているアルミ箔シートは、
その裏面に例えば両面テープのような接着材が予め取り
付けられているので、燃料を導く燃料配管内或いは空気
又は混合気を導通する金属製管状部材内の任意の適宜場
所に容易にしかも簡単に取り付けることができる。
【0033】空気や混合気は、放射されるα線に曝され
て電離し、オゾンの発生やイオン化を促進し、オゾンの
分解により発生した活性酸素を不安定な活性状態とし、
これと混合された燃料とが結合して燃焼を促進し、燃焼
の促進はエンジン燃焼室内での完全燃焼を可能とし、省
燃費をもたらす。
【0034】
【実施例】図1から図8はいずれも本発明に係る内燃機
関の燃焼促進装置の一実施例を説明するためのもので、
図1は燃料配管の適宜箇所に取り付けられたα線照射装
置の断面図である。図2は図1のA−A線で切断した断
面図である。図3は一部を破断して示す吸気マニホール
ドの側面図である。図4は図3のB−B線で切断した断
面図である。図5は図4の一部鎖線の円内付近を拡大し
て示した図である。図6はエアクリーナーの横断面図で
ある。図7はエアクリーナーの縦断面図である。図8は
図7の一点鎖線の円内付近を拡大して示した図である。
【0035】図1及び図2において、1はα線照射装置
で、α線照射装置1はゴム、合成樹脂等からなる燃料配
管2の適宜場所好ましくは燃焼室(図示せず)に比較的
近い部分において、金属製筒状体6の両端を挟持する挟
持金具13、13を有しており、金属製筒状体6と挟持
金具13、13とはネジ部14、14を螺合することに
よって両者は連結、分離することができる。燃料配管
2、2はその両端を挟持金具13、13の挿入結合部1
5、15に挿入され、締め付けバンド19、19によっ
て締め付けられ連結される。
【0036】タングステンを主成分とし残部は2重量パ
ーセントの酸化トリウムを含有する材料を焼結して形成
したα線放射棒状体3の複数本が金属製筒状体6の内壁
面8に長手方向に平行にアルミ箔シート5に接着剤(図
示せず)によって固定されたα線放射棒状体3の複数本
を(図示のものは8本であるが金属製筒状体6の大きさ
によってその数は決めればよい。)アルミ箔シート5を
接着剤(図示せず)を介して、金属製筒状体6の内壁面
8に長手方向に平行に固定し、金属製筒状体6の両端か
ら挟持金具13、13の嵌合部16、16に嵌挿された
圧着リング7、7によって支持しながら金属製筒状体6
及び挟持金具13、13をネジ部14、14を螺合させ
ながら金属製筒状体6の内壁面8に取付固定される。1
7、17は金属製筒状体6と挟持金具13、13との連
結部をシールするためのOリング等のシール部材であ
る。
【0037】金属製筒状体6はアルミニュウム等の放射
線を透過させにくい材料で構成されており、その内壁面
8のα線放射棒状体3、3の間のアルミ箔シート5には
2重量パーセントの酸化トリウムを含有する酸化トリウ
ム粉末層4が接着剤12の層を介して形成されている。
【0038】図3、図4及び図5に示すように、タング
ステンを主成分とし残部は2重量パーセントの酸化トリ
ウムを含有する材料を焼結して形成したα線放射棒状体
3の複数本がアルミ箔シート5にほぼ平行にエポキシ樹
脂等の接着剤で接着して固定してなるもの、或いはエポ
キシ樹脂等の接着剤で接着したものをさらに針金線等で
結束して固定してなるものが、吸気マニホールド20の
ライザ部23と吸気管22との分岐部24に対向するラ
イザ部23の内壁面にボルト、ナット等の取付部材25
によって取り付けられている。
【0039】吸気管22の燃焼室(図示せず)に近い部
分の内壁面には、2重量パーセントの酸化トリウムを含
有する酸化トリウム粉末層4が形成されているアルミ箔
シート5が接着剤12を介して取り付け固定されてい
る。
【0040】酸化トリウム粉末層4は、純度99.9パ
ーセントの酸化トリウムの微粉末を無水珪酸を主成分と
しセシウム、カリウム等を含有する多孔質セラミックス
の粉状体と混合して、2重量パーセントの酸化トリウム
を含有する紛状体としたものを、エポキシ樹脂等の接着
剤12によりアルミ箔シート5の表面に層状に接着させ
てなるものである。
【0041】図6、図7及び図8に示すように、エアク
リーナー10のケーシング28の内壁面に2重量パーセ
ントの酸化トリウムを含有する酸化トリウム粉末層4が
形成されているアルミ箔シート5が接着剤12を介して
取り付け固定されている。なお、エアクリーナー10か
ら燃焼室までの空気又は混合気を導通する管状体を管路
という。
【0042】空気入口29から流入しエアクリーナー1
0内を通過する空気は酸化トリウム粉末層4から放射さ
れるα線に曝され、エアフィルター27を通過清浄化さ
れ空気出口30から気化器或いは吸気マニホールドに流
入する。
【0043】ケーシング28の内壁に取り付けられた酸
化トリウム粉末層4は、純度99.9パーセントの酸化
トリウムの微粉末を無水珪酸を主成分としセシウム、カ
リウム等を含有する多孔質セラミックスの粉状体と混合
して、2重量パーセントの酸化トリウムを含有する紛状
体としたものを、エポキシ樹脂等の接着剤12によりア
ルミ箔シート5の表面に層状に接着させてなるもので、
アルミ箔シート5をケーシング28の内壁に接着剤12
によって簡単に取り付けられる。
【0044】
【表1】 酸化アルミニュウム粉末層の一実施例のものの成分割合
を示す表である上記の表1において、その他の物には、
例えば、酸化第一鉄1.5(%)、酸化第二鉄1.4
(%)、セリウム0.8(%)等が含まれている。
【0045】
【表2】 本発明者が行ったシャシダイナモによる10モード排気
ガス測定の結果を表2に示す。測定には、容量2500
CCのツインターボのガソリンエンジンを搭載したAT
乗用車を使用した。この測定は、燃料配管にα線放射棒
状体の複数本が取り付けられているα線照射装置を連結
した前記乗用車に装着(以下単に「装着」という。)し
て行った。上記表2によると、CO,HCが約半分に低
減しており、また燃料にα線を照射するというものであ
ったにも拘らず、NOXが2/3に減少していることが
分かる。
【0046】表3は、燃料配管に、α線放射棒状体の複
数本が取り付けられているα線照射装置を連結したもの
を、V8の無加給の大型ディーゼルエンジンに装着(以
下これも単に「装着」という。)し、これを搭載した1
0トンの大型ダンプカーを使用して、定量積載により、
走行距離522,958km〜531,904kmで行
った、燃費の比較データを示すものである。なお、「未
装着」は、上記の装置を装着しない上記エンジンを搭載
した上記の車両を使用して、定量積載で走行距離50
6,472km〜522,958kmで行った測定値を
示すものである。この測定結果によると、燃量消費量で
24.7%減少し、燃料消費率で30.7%アップして
いることが分かる。
【表3】
【0047】表4は、上記の10トンの大型ダンプカー
を使用しての燃費の比較データを得たときに測定した黒
煙テストの結果を示すものである。なお、「装着後(エ
アー側のみ)」とは、空気又は混合気を導く金属製管状
体の内周面に酸化トリウム粉末層が形成されているアル
ミ箔シート及びα線放射棒状体の複数本が取り付けられ
ているものをいい、「装着後(エアー燃料)」とは、上
記「装着後(エアー側のみ)」のものと燃料配管にも装
着したものをいう。この測定結果によると、「装着後
(エアー側のみ)」は「未装着」のものに比して黒煙の
量が21.0%も減少し、また「装着後(エアー燃
料)」では、33.6%減少しわずか12%になってい
ることが分かる。
【表4】
【0048】表5は、硫黄の酸化及び窒素酸化物の生成
状況を知るために、上記の10トンの大型ダンプカーを
使用しての排気ガスのPHを測定した結果を示すもので
ある。表5によると、装着前には酸性を示していたもの
が、装着後は中性近くに変化してることが分かる。これ
は、硫黄酸化物、窒素酸化物の生成が抑制されているこ
とを示すものと推察される。
【表5】
【0049】
【表6】 表6は、容量2400CCのターボ付きディーゼルエン
ジンを搭載したAT乗用車(11万km走行のもの)を
使用して、「装着後(エアー側のみ)」のものの燃料消
費量と燃料消費率を示すもので、この測定結果による
と、燃量消費量で23.1%減少し、燃料消費率で7.
8%アップしている。
【0050】表7は、上記に同じ容量2400CCのタ
ーボ付きディーゼルエンジンを搭載したAT乗用車(1
1万km走行のもの)を使用して、黒煙テストをしたも
のであるが、「装着前」と「装着後(エアー側のみ)」
では、12.0%黒煙が減少し、「装着後(エアー燃
料)」では17.0%減少し、わずか6.3%になって
いる。なお、黒煙テストは、車検時に使用される黒煙テ
スターを使用し、ガラス電極法、デジタル表示、濾紙に
蒸留水を滴下し、EXパイプに10秒間接触させた後、
ガラス電極にのせて測定した。
【表7】
【0051】
【表8】 表8は、上記に同じ容量2400CCのターボ付きディ
ーゼルエンジンを搭載したAT乗用車(11万km走行
のもの)を使用して、排気ガスのPHを測定したもので
あるが、大型車と同様装着前には酸性を示していたもの
が、装着後は中性近くに変化してることが分かる。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置
は、空気又は混合気に電離作用を有するα線を照射する
ことによって、空気中の窒素を電離し、イオン化及び炭
素原子に変化させ、酸素も電離し、イオン化やオゾン化
させ、特にオゾンの分解によって活性酸素を生成するこ
とにより、内燃機関の燃焼室での急速完全燃焼を促進
し、また、電離されマイナスにイオン化した窒素は、同
じくマイナスにイオン化された酸素とは反発し合って窒
素酸化物の生成を抑制するという効果を奏する。
【0053】本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置は、
高純度の酸化トリウムを一定量のものに希釈することに
より、一定量のα線ができるので、放射性物質(ラジウ
ム、酸化トリウムなど)を含有した例えばモナズ粉末の
ように純度が一定でなく、しかも酸化トリウム以外の放
射性物質を含む物と相違し、一定のα線のみが照射さ
れ、β線やγ線はほとんど照射されないので安全性が高
く、そして酸化トリウムの層が形成されているアルミ箔
により反射遮蔽されるので、放射線の遮蔽が簡単にでき
るという効果を奏する。
【0054】本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置は、
燃料にα線を照射するα線照射装置は、その両端に設け
られた挿入結合部によって燃料配管の任意の適宜場所に
容易にしかも簡単に取り付けることができるという効果
を有する。
【0055】本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置は、
燃料や空気或いは混合気にα線を照射する酸化トリウム
の層が形成されているアルミ箔シートは、その裏面に例
えば両面テープのような粘着性の接着材が予め取り付け
られているので、燃料を導く燃料配管内或いは空気又は
混合気を導通する金属製管状部材内の任意の適宜場所に
容易にしかも簡単に取り付けることができるという効果
を有する。
【0056】本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置は、
燃焼が促進され排気ガスも前記の表2からも分かるよう
にCO、HCの排出量は大幅に低減されており、排出ガ
スの清浄化がなされ、特に大型のディーゼルエンジンで
は黒煙の発生を低減することができ省エネルギー低公害
を達成することができるという効果を奏する。
【0057】本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置は、
従来一般に使用されている溶接用タングステン電極棒と
同じ成分のものをα線放射棒状体として使用しているの
で、人畜無害で取扱いが容易であるという効果を有す
る。
【0058】本発明に係る内燃機関の燃焼促進装置は、
従来のものに比し本発明者が行った前記の走行試験結果
から、大型のディーゼルエンジンでは30.7%燃料消
費率が向上したことからもわかるように、燃費が大幅に
アップするという効果を有するとともに、燃焼の促進に
ともない排出ガスの清浄化がなされ、特に大型のディー
ゼルエンジンでは黒煙の発生を低減することができ省エ
ネルギー低公害を達成することができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図1から図8はいずれも本発明に係る内燃機関の燃焼促
進装置の一実施例を説明するためのものである。
【図1】燃料配管の適宜箇所に取り付けられたα線照射
装置の断面図である。
【図2】図1のA−A線で切断した断面図である。
【図3】一部を破断して示す吸気マニホールドの側面図
である。
【図4】図3のB−B線で切断した断面図である。
【図5】図4の一部鎖線の円内付近を拡大して示した図
である。
【図6】エアクリーナーの横断面図である。
【図7】エアクリーナーの縦断面図である。
【図8】図7の一点鎖線の円内付近を拡大して示した図
である。
【符号の説明】
1 α線照射装置 2 燃料配管 3 α線放射棒状体 4 酸化トリウム粉末層 5 アルミ箔シート 6 金属製筒状体 7 圧着リング 8 内壁面 9 金属製管状体 10エアクリーナー 11エアクリーナーの内壁面 12接着剤の層 13挟持金具

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料配管の燃焼室に近い部分に、タング
    ステンを主成分とし残部は2重量パーセントの酸化トリ
    ウムを含有する材料を焼結して形成したα線放射棒状体
    の複数本が取り付けられているα線照射装置を連結し、
    該α線照射装置内を通過する燃料にα線放射棒状体から
    放射される電離作用を有するα線を照射することを特徴
    とする内燃機関の燃焼促進装置。
  2. 【請求項2】 燃料配管の燃焼室に近い部分に、2重量
    パーセントの酸化トリウムを含有する酸化トリウム粉末
    層が形成されているアルミ箔シート及びタングステンを
    主成分とし残部は2重量パーセントの酸化トリウムを含
    有する材料を焼結して形成したα線放射棒状体の複数本
    が取り付けられているα線照射装置を連結し、該α線照
    射装置内を通過する燃料に酸化トリウム粉末層及びα線
    放射棒状体から放射される電離作用を有するα線を照射
    することを特徴とする内燃機関の燃焼促進装置。
  3. 【請求項3】 燃焼室内に空気又は混合気を導く金属製
    管状体の内周面に、2重量パーセントの酸化トリウムを
    含有する酸化トリウム粉末層が形成されているアルミ箔
    シート及びタングステンを主成分とし残部は2重量パー
    セントの酸化トリウムを含有する材料を焼結して形成し
    たα線放射棒状体の複数本が取り付けられており、前記
    金属製管状体内を通過する空気又は混合気に酸化トリウ
    ム粉末層及びα線放射棒状体から放射される電離作用を
    有するα線を照射することを特徴とする内燃機関の燃焼
    促進装置。
  4. 【請求項4】 エアクリーナーの内壁面に2重量パーセ
    ントの酸化トリウムを含有する酸化トリウム粉末層が形
    成されているアルミ箔シートが取り付けられており、燃
    焼室内に空気又は混合気を導く金属製管状体の内周面
    に、タングステンを主成分とし残部は2重量パーセント
    の酸化トリウムを含有する材料を焼結して形成したα線
    放射棒状体の複数本が取り付けられており、前記エアク
    リーナーを通過する空気及び前記金属製管状体内を通過
    する空気又は混合気に酸化トリウム粉末層及びα線放射
    棒状体から放射される電離作用を有するα線を照射する
    ことを特徴とする内燃機関の燃焼促進装置。
  5. 【請求項5】 エアクリーナーの内壁面に2重量パーセ
    ントの酸化トリウムを含有する酸化トリウム粉末層が形
    成されているアルミ箔シートが取り付けられており、燃
    料配管の燃焼室に近い部分に2重量パーセントの酸化ト
    リウムを含有する酸化トリウム粉末層が形成されている
    アルミ箔シート及びタングステンを主成分とし残部は2
    重量パーセントの酸化トリウムを含有する材料を焼結し
    て形成したα線放射棒状体の複数本が取り付けられてい
    るα線照射装置を連結し、前記エアクリーナーを通過す
    る空気及び前記α線照射装置内を通過する燃料に酸化ト
    リウム粉末層及びα線放射棒状体から放射される電離作
    用を有するα線を照射することを特徴とする内燃機関の
    燃焼促進装置。
  6. 【請求項6】 α線照射装置は、タングステンを主成分
    とし残部は2重量パーセントの酸化トリウムを含有する
    材料を焼結して形成したα線放射棒状体の複数本が長手
    方向に平行にアルミ箔シートを介して、且つそれらの両
    端が挟持金具及び圧着リングによって固定された状態で
    金属製筒状体の内壁面に取り付けられており、前記金属
    製筒状体の内壁面のα線放射棒状体の間には2重量パー
    セントの酸化トリウムを含有する酸化トリウム粉末層が
    形成されているアルミ箔シートが取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項2又は請求項5に記載の内燃機関
    の燃焼促進装置。
  7. 【請求項7】 エアクリーナーの内壁面又はエアクリー
    ナーから燃焼室までの空気又は混合気を導通させる管路
    の内周面に、2重量パーセントの酸化トリウムを含有す
    る酸化トリウム粉末層が形成されているアルミ箔シート
    を接着材により取付け固定し、前記エアクリーナー又は
    エアクリーナーから燃焼室までの空気又は混合気を導通
    させる管路を通過する空気及び混合気に酸化トリウム粉
    末層から放射される電離作用を有するα線を照射するこ
    とを特徴とする内燃機関の燃焼促進装置。
  8. 【請求項8】 酸化トリウム粉末層は、純度99.9パ
    ーセントの酸化トリウムの微粉末を無水珪酸を主成分と
    しセシウム、カリウム等を含有する多孔質セラミックス
    の粉状体と混合して、2重量パーセントの酸化トリウム
    を含有する紛状体としたものを、エポキシ樹脂等の接着
    剤によりアルミ箔シートの表面に層状に接着させてなる
    ものであることを特徴とする請求項2又は請求項3又は
    請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7に記載
    の内燃機関の燃焼促進装置。
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