JP3524785B2 - 内燃機関の燃費向上装置 - Google Patents
内燃機関の燃費向上装置Info
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃費向
上装置に関する。
上装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、内燃機関の燃費を向上するた
め、様々な技術要素からのアプローチがなされている
が、遠赤外線を出すセラミックスを燃料に入れておくこ
とで、一定の効果があることが知られている。これによ
れば、遠赤外線によって燃料分子の集団が分断微細化さ
れるため、燃焼時には燃料と空気が好適に混合されると
共に燃料分子と酸素分子との化学的結合が促進され、燃
費が向上するものと考えられている。
め、様々な技術要素からのアプローチがなされている
が、遠赤外線を出すセラミックスを燃料に入れておくこ
とで、一定の効果があることが知られている。これによ
れば、遠赤外線によって燃料分子の集団が分断微細化さ
れるため、燃焼時には燃料と空気が好適に混合されると
共に燃料分子と酸素分子との化学的結合が促進され、燃
費が向上するものと考えられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のセラミックスの遠赤外線を利用したものでは限界が
あり、さらなる燃費の向上は難しいという課題があっ
た。そこで、本発明の目的は、電磁波を利用して内燃機
関の燃費を、さらに向上させることができる内燃機関の
燃費向上装置を提供することにある。
来のセラミックスの遠赤外線を利用したものでは限界が
あり、さらなる燃費の向上は難しいという課題があっ
た。そこで、本発明の目的は、電磁波を利用して内燃機
関の燃費を、さらに向上させることができる内燃機関の
燃費向上装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次の構成を備える。すなわち、本発明は、
内燃機関の吸気系及び／又は燃料供給系に、内燃機関内
に供給される空気及び／又は燃料にそれぞれ放射線が照
射されるべく、放射能鉱物を含んで所定の形状に成形さ
れた放射能鉱物成形体が配される内燃機関の燃費向上装
置において、前記放射能鉱物成形体がコイルスプリング
の内部に複数挿入され、該コイルスプリングが前記吸気
系及び／又は前記燃料供給系に装着されることで、放射
能鉱物成形体が前記吸気系及び／又は前記燃料供給系に
配されたことを特徴とする。これによれば、放射能鉱物
成形体を容易且つ好適に保持でき、それにより、放射線
を空気及び／又は燃料に効率よく照射することができ、
より燃費を向上できる。
成するために次の構成を備える。すなわち、本発明は、
内燃機関の吸気系及び／又は燃料供給系に、内燃機関内
に供給される空気及び／又は燃料にそれぞれ放射線が照
射されるべく、放射能鉱物を含んで所定の形状に成形さ
れた放射能鉱物成形体が配される内燃機関の燃費向上装
置において、前記放射能鉱物成形体がコイルスプリング
の内部に複数挿入され、該コイルスプリングが前記吸気
系及び／又は前記燃料供給系に装着されることで、放射
能鉱物成形体が前記吸気系及び／又は前記燃料供給系に
配されたことを特徴とする。これによれば、放射能鉱物
成形体を容易且つ好適に保持でき、それにより、放射線
を空気及び／又は燃料に効率よく照射することができ、
より燃費を向上できる。
【０００５】また、前記放射能鉱物成形体は、放射能鉱
物の粉末を粘土等のセラミックス原料と混ぜて球形に成
形して焼成することで形成された球状のセラミックスで
あることで、放射能鉱物成形体に対する空気の通気性及
び燃料の通液性が確保でき、それぞれの抵抗を高めるこ
となく、放射線を空気及び燃料に好適に照射できる。ま
た、球面であることで表面積を効率良く広くとることが
できるため、放射線を好適に照射でき、より燃費を向上
できる。さらに、球形であるため、相互に接触しても磨
耗しにくく、耐久性を向上できる。
物の粉末を粘土等のセラミックス原料と混ぜて球形に成
形して焼成することで形成された球状のセラミックスで
あることで、放射能鉱物成形体に対する空気の通気性及
び燃料の通液性が確保でき、それぞれの抵抗を高めるこ
となく、放射線を空気及び燃料に好適に照射できる。ま
た、球面であることで表面積を効率良く広くとることが
できるため、放射線を好適に照射でき、より燃費を向上
できる。さらに、球形であるため、相互に接触しても磨
耗しにくく、耐久性を向上できる。
【０００６】
【０００７】また、前記放射能鉱物成形体が挿入された
コイルスプリングの両端同士を連結することでリング状
に形成し、該リング状のコイルスプリングが、吸気系に
設けられたエアクリーナの円筒形のエレメントに外嵌さ
れていることで、放射能鉱物成形体をより均一に容易且
つ好適に配することができ、より燃費を向上できる。
コイルスプリングの両端同士を連結することでリング状
に形成し、該リング状のコイルスプリングが、吸気系に
設けられたエアクリーナの円筒形のエレメントに外嵌さ
れていることで、放射能鉱物成形体をより均一に容易且
つ好適に配することができ、より燃費を向上できる。
【０００８】
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面と共に詳細に説明する。図１は本発明にかか
る内燃機関の燃費向上装置の一実施例を説明する説明図
でである。１０は放射能鉱物成形体であり、内燃機関
（エンジン１８）の吸気系２０及び燃料供給系３０に配
され、内燃機関内に供給される空気及び燃料にそれぞれ
放射線が照射されるべく、放射能鉱物を含んで所定の形
状に成形されている。
を添付図面と共に詳細に説明する。図１は本発明にかか
る内燃機関の燃費向上装置の一実施例を説明する説明図
でである。１０は放射能鉱物成形体であり、内燃機関
（エンジン１８）の吸気系２０及び燃料供給系３０に配
され、内燃機関内に供給される空気及び燃料にそれぞれ
放射線が照射されるべく、放射能鉱物を含んで所定の形
状に成形されている。
【００１０】また、本実施例の放射能鉱物成形体１０
は、放射能鉱物の粉末を粘土等のセラミックス原料と混
ぜて球形に成形して焼成することで形成された球状のセ
ラミックスである。これにより、放射能鉱物成形体１０
に対する空気の通気性及び燃料の通液性が確保でき、そ
れぞれの抵抗によるエネルギ損失を低減し、放射線を好
適に照射できる。また、球面であることで表面積を効率
良く広くとることができるため、放射線を好適に照射で
き、より燃費を向上できる。さらに、球形であるため、
相互に接触しても磨耗しにくく、耐久性を向上できる。
は、放射能鉱物の粉末を粘土等のセラミックス原料と混
ぜて球形に成形して焼成することで形成された球状のセ
ラミックスである。これにより、放射能鉱物成形体１０
に対する空気の通気性及び燃料の通液性が確保でき、そ
れぞれの抵抗によるエネルギ損失を低減し、放射線を好
適に照射できる。また、球面であることで表面積を効率
良く広くとることができるため、放射線を好適に照射で
き、より燃費を向上できる。さらに、球形であるため、
相互に接触しても磨耗しにくく、耐久性を向上できる。
【００１１】また、本実施例の放射能鉱物成形体１０
は、つる巻きバネ（コイルスプリング１２）の内部に複
数挿入され、そのコイルスプリング１２が吸気系２０及
び／又は燃料供給系３０に装着されている。このよう
に、放射能鉱物成形体１０が吸気系２０及び／又は燃料
供給系３０に配されたことで、放射能鉱物成形体１０を
容易且つ好適に保持できる。従って、放射線を効率よく
照射することができ、より燃費を向上できる。
は、つる巻きバネ（コイルスプリング１２）の内部に複
数挿入され、そのコイルスプリング１２が吸気系２０及
び／又は燃料供給系３０に装着されている。このよう
に、放射能鉱物成形体１０が吸気系２０及び／又は燃料
供給系３０に配されたことで、放射能鉱物成形体１０を
容易且つ好適に保持できる。従って、放射線を効率よく
照射することができ、より燃費を向上できる。
【００１２】そして、図２に示すように、吸気系２０に
おいては、放射能鉱物成形体１０が挿入されたコイルス
プリングの両端同士を連結することでリング状に形成
し、そのリング状のコイルスプリングが、空気クリーナ
（エアクリーナ２２）の円筒形のエレメント２４に外嵌
されている。これにより、放射能鉱物成形体１０を、よ
り均一、容易且つ好適に配することができ、燃費をさら
に向上できる。
おいては、放射能鉱物成形体１０が挿入されたコイルス
プリングの両端同士を連結することでリング状に形成
し、そのリング状のコイルスプリングが、空気クリーナ
（エアクリーナ２２）の円筒形のエレメント２４に外嵌
されている。これにより、放射能鉱物成形体１０を、よ
り均一、容易且つ好適に配することができ、燃費をさら
に向上できる。
【００１３】次に、本実施例の各構成要素についてさら
に詳細に説明する。先ず、内燃機関は、ディーゼルエン
ジン、ガソリンエンジン、ガスタービンエンジンを含む
概念であり、爆発燃焼によって急激に膨張することを利
用した駆動源としての装置である。この内燃機関では、
燃料と空気が短い時間に混合されて瞬間的に燃焼するた
め、燃料と空気の混合が瞬間的に好適になされることを
要する。
に詳細に説明する。先ず、内燃機関は、ディーゼルエン
ジン、ガソリンエンジン、ガスタービンエンジンを含む
概念であり、爆発燃焼によって急激に膨張することを利
用した駆動源としての装置である。この内燃機関では、
燃料と空気が短い時間に混合されて瞬間的に燃焼するた
め、燃料と空気の混合が瞬間的に好適になされることを
要する。
【００１４】放射能鉱物成形体１０は、鉱物と粘土を混
ぜて焼いた球状又はマーブル状（おはじき状）等の所定
の形状の焼成体である。すなわち、セラミックス体にな
っている。放射能鉱物成形体１０の形状は、本実施例で
は球状であるがこれに限定されるものではなく、適宜他
の形状に設けてもよいのは勿論である。なお、焼結体に
なっても、放射能物質であるため、放射線は減衰するも
のではない。また、セラミックス体となっているため、
遠赤外線が出ることも、好適に作用する。この放射能鉱
物成形体１０の製造方法は、放射能鉱物を粒子状に擦り
潰して粉末とし、その粉末を粘土と混ぜて、例えば１３
００°Ｃで焼成することで形成できる。
ぜて焼いた球状又はマーブル状（おはじき状）等の所定
の形状の焼成体である。すなわち、セラミックス体にな
っている。放射能鉱物成形体１０の形状は、本実施例で
は球状であるがこれに限定されるものではなく、適宜他
の形状に設けてもよいのは勿論である。なお、焼結体に
なっても、放射能物質であるため、放射線は減衰するも
のではない。また、セラミックス体となっているため、
遠赤外線が出ることも、好適に作用する。この放射能鉱
物成形体１０の製造方法は、放射能鉱物を粒子状に擦り
潰して粉末とし、その粉末を粘土と混ぜて、例えば１３
００°Ｃで焼成することで形成できる。
【００１５】放射能鉱物としては、デービト鉱、シュレ
ッキンゲル石、人形石、フランセビル石、トール石、β
ウラノフェン、ボルトウッド石等の鉱石を利用できる。
また、モリブデン等の元素を抽出する際に廃棄される純
度の低い放射能鉱物でもよい。すなわち、人体に悪影響
を与えない程度の低レベルの放射線が発生されているも
のでも十分に効果がある。例えば、その放射能レベル
は、低レベルの放射線を当てることで筋肉の凝り等を緩
和させる放射線療法に使用されるもの程度でもよいので
ある。
ッキンゲル石、人形石、フランセビル石、トール石、β
ウラノフェン、ボルトウッド石等の鉱石を利用できる。
また、モリブデン等の元素を抽出する際に廃棄される純
度の低い放射能鉱物でもよい。すなわち、人体に悪影響
を与えない程度の低レベルの放射線が発生されているも
のでも十分に効果がある。例えば、その放射能レベル
は、低レベルの放射線を当てることで筋肉の凝り等を緩
和させる放射線療法に使用されるもの程度でもよいので
ある。
【００１６】以上に説明した放射能鉱物成形体１０によ
れば、燃料タンク３２内の燃料、及びエアクリーナ２２
内の空気の両方について、放射能鉱物から放射されてい
る放射線により、分子の重合体の重合を切断して微細化
させ、また、イオン化させると考えられる。これによ
り、燃料の炭素成分等と空気の酸素成分との化学的結合
が促進され、内燃機関の燃焼効率が向上すると考えられ
る。また、特にディーゼルエンジンにおいては、排気ガ
スの煤煙（カーボン、黒煙）の発生を抑制できるという
顕著な効果がある。本発明で特に有効に利用される電磁
波は、放射線と呼ばれる領域のものであり、放射能鉱物
から発生し、遠赤外線に比べ、その効果が大きい。すな
わち、液体燃料については、放射線の中を通ることによ
って、液体の分子結合がより好適に微細化される。ま
た、空気については、放射線の中を通ることによって、
空気中の酸素分子等が、より好適にイオン化され励起状
態にされる。これにより、酸化反応が促進されて向上さ
れ、完全燃焼に近くなり、燃焼効率が向上できると考え
られるのである。
れば、燃料タンク３２内の燃料、及びエアクリーナ２２
内の空気の両方について、放射能鉱物から放射されてい
る放射線により、分子の重合体の重合を切断して微細化
させ、また、イオン化させると考えられる。これによ
り、燃料の炭素成分等と空気の酸素成分との化学的結合
が促進され、内燃機関の燃焼効率が向上すると考えられ
る。また、特にディーゼルエンジンにおいては、排気ガ
スの煤煙（カーボン、黒煙）の発生を抑制できるという
顕著な効果がある。本発明で特に有効に利用される電磁
波は、放射線と呼ばれる領域のものであり、放射能鉱物
から発生し、遠赤外線に比べ、その効果が大きい。すな
わち、液体燃料については、放射線の中を通ることによ
って、液体の分子結合がより好適に微細化される。ま
た、空気については、放射線の中を通ることによって、
空気中の酸素分子等が、より好適にイオン化され励起状
態にされる。これにより、酸化反応が促進されて向上さ
れ、完全燃焼に近くなり、燃焼効率が向上できると考え
られるのである。
【００１７】本実施例の放射能鉱物成形体１０は、既存
の燃料タンク３２、及びエアクリーナ２２に、好適に配
されている。燃料タンク３２については、放射能鉱物成
形体１０が中に入ったコイルスプリング１２が、燃料タ
ンク３２の給油口３４から吊り下げた状態に、固定され
ている。これにより、放射能鉱物成形体１０が、液体燃
料の中に、液底に位置するのではなく中間層に浸漬され
た状態に保持される。また、放射能鉱物成形体１０は、
コイルスプリング１２の径内に入る適度の直径（本実施
例では十数ｍｍ程度の大きさの球状）に形成されてお
り、多数がコイルスプリング１２の径内に挿入されてい
る。放射能鉱物成形体１０を球状に形成したのは、前述
したように、表面積を大きくとれるためと、相互に接触
しても流体が通過できるように、適度な隙間を確保する
ためである。また、スプリングは適度に揺れ、放射線を
効率良く照射すべく好適に作用する。なお。燃料タンク
３２内には、ガソリン、軽油、灯油、重油等の石油製
品、及び液化ガス等が貯留されている。これらは、天然
化石燃料又は炭化水素系の燃料と呼ばれるもので、液体
燃料である。
の燃料タンク３２、及びエアクリーナ２２に、好適に配
されている。燃料タンク３２については、放射能鉱物成
形体１０が中に入ったコイルスプリング１２が、燃料タ
ンク３２の給油口３４から吊り下げた状態に、固定され
ている。これにより、放射能鉱物成形体１０が、液体燃
料の中に、液底に位置するのではなく中間層に浸漬され
た状態に保持される。また、放射能鉱物成形体１０は、
コイルスプリング１２の径内に入る適度の直径（本実施
例では十数ｍｍ程度の大きさの球状）に形成されてお
り、多数がコイルスプリング１２の径内に挿入されてい
る。放射能鉱物成形体１０を球状に形成したのは、前述
したように、表面積を大きくとれるためと、相互に接触
しても流体が通過できるように、適度な隙間を確保する
ためである。また、スプリングは適度に揺れ、放射線を
効率良く照射すべく好適に作用する。なお。燃料タンク
３２内には、ガソリン、軽油、灯油、重油等の石油製
品、及び液化ガス等が貯留されている。これらは、天然
化石燃料又は炭化水素系の燃料と呼ばれるもので、液体
燃料である。
【００１８】また、エアクリーナ２２については、図２
に示すように、放射能鉱物成形体１０が中に入ったコイ
ルスプリング１２が、リング状に形成され、円筒状のエ
アフィルタ２３の外周にバンド状に装着されている。コ
イルスプリング１２は、弾性に優れており、延ばして外
嵌でき、その弾性力によってエレメントに確実且つ容易
に装着できる。なお、エアクリーナ２２は、エアフィル
タ２３の濾過材（エレメント）によって、空気を濾過す
るものであり、本実施例では、金属性の有孔薄板がエレ
メントを保護するように、円筒形に設けられており、そ
の円筒形の有孔薄板の外周にコイルスプリング１２が外
嵌している。
に示すように、放射能鉱物成形体１０が中に入ったコイ
ルスプリング１２が、リング状に形成され、円筒状のエ
アフィルタ２３の外周にバンド状に装着されている。コ
イルスプリング１２は、弾性に優れており、延ばして外
嵌でき、その弾性力によってエレメントに確実且つ容易
に装着できる。なお、エアクリーナ２２は、エアフィル
タ２３の濾過材（エレメント）によって、空気を濾過す
るものであり、本実施例では、金属性の有孔薄板がエレ
メントを保護するように、円筒形に設けられており、そ
の円筒形の有孔薄板の外周にコイルスプリング１２が外
嵌している。
【００１９】次に、内燃機関の燃費向上装置の他の実施
例を図３に基づいて説明する。２６は給気系に設けられ
た放射能鉱物成形体の収納器であり、また、３６は燃料
供給系に設けられた放射能鉱物成形体の収納器である。
これらの収納器２６、３６は、通気性又は通液性を備え
る有孔薄板等で箱状に形成され、その内部に、放射能鉱
物成形体１０が複数収納されている。このように、収納
器２６、３６が吸気系２０及び燃料供給系３０に装着さ
れることで、放射能鉱物成形体１０が吸気系２０及び前
記燃料供給系３０に配されたことで、空気や燃料が放射
能鉱物成形体１０の近傍を確実に通過して、その空気や
燃料に確実に放射線を照射することができ、燃費を向上
できる。
例を図３に基づいて説明する。２６は給気系に設けられ
た放射能鉱物成形体の収納器であり、また、３６は燃料
供給系に設けられた放射能鉱物成形体の収納器である。
これらの収納器２６、３６は、通気性又は通液性を備え
る有孔薄板等で箱状に形成され、その内部に、放射能鉱
物成形体１０が複数収納されている。このように、収納
器２６、３６が吸気系２０及び燃料供給系３０に装着さ
れることで、放射能鉱物成形体１０が吸気系２０及び前
記燃料供給系３０に配されたことで、空気や燃料が放射
能鉱物成形体１０の近傍を確実に通過して、その空気や
燃料に確実に放射線を照射することができ、燃費を向上
できる。
【００２０】なお、収納器２６、３６によって放射能鉱
物成形体１０を配することを、吸気系２０及び燃料供給
系３０のいずれか一方について行い、他の一方を前述し
たようにコイルスプリング１２で配するようにしてもよ
い。また、このように、収納器２６、３６が、吸気系２
０及び／又は燃料供給系３０の構造自体に、所定の容積
の収納部として設けられていることで、確実に放射線を
照射できると共に、騒音の発生を防止できる。すなわ
ち、放射能鉱物成形体１０を燃料タンク３２に直接入れ
た場合には転がり易く、騒音を発生するが、所定の容積
の収納部内に入れておくことで、転がりが抑制され、騒
音を低減できる。
物成形体１０を配することを、吸気系２０及び燃料供給
系３０のいずれか一方について行い、他の一方を前述し
たようにコイルスプリング１２で配するようにしてもよ
い。また、このように、収納器２６、３６が、吸気系２
０及び／又は燃料供給系３０の構造自体に、所定の容積
の収納部として設けられていることで、確実に放射線を
照射できると共に、騒音の発生を防止できる。すなわ
ち、放射能鉱物成形体１０を燃料タンク３２に直接入れ
た場合には転がり易く、騒音を発生するが、所定の容積
の収納部内に入れておくことで、転がりが抑制され、騒
音を低減できる。
【００２１】また、燃料供給用の収納器３６は、燃料タ
ンク３２のどの位置（例えば、燃料タンク３２の底部）
に配設しても効果はあるが、液体燃料が必ず通過する燃
料タンク３２の出口付近である配管３８との接続部に設
置しておくと、好適に放射線を照射できるので効果的で
ある。また、燃料供給系３０の収納器３６の設置場所と
しては、燃料の供給ライン中のいずれかに設けることが
できる。すなわち、インジェクション等の燃料吐出口及
び燃料フィルタまでの部分で、ストレーナ３９等が配設
された燃料供給系３０の燃料配管３８中のどこかに設け
ればよい。また、吸気系２０の収納器２６の設置場所に
ついは、放射能鉱物成形体１０がエンジンのシリンダ内
に吸い込まれて、エンジンを破壊しないように、エアク
リーナ２２の上流側（吸気口２５側）に設けるとよい。
ンク３２のどの位置（例えば、燃料タンク３２の底部）
に配設しても効果はあるが、液体燃料が必ず通過する燃
料タンク３２の出口付近である配管３８との接続部に設
置しておくと、好適に放射線を照射できるので効果的で
ある。また、燃料供給系３０の収納器３６の設置場所と
しては、燃料の供給ライン中のいずれかに設けることが
できる。すなわち、インジェクション等の燃料吐出口及
び燃料フィルタまでの部分で、ストレーナ３９等が配設
された燃料供給系３０の燃料配管３８中のどこかに設け
ればよい。また、吸気系２０の収納器２６の設置場所に
ついは、放射能鉱物成形体１０がエンジンのシリンダ内
に吸い込まれて、エンジンを破壊しないように、エアク
リーナ２２の上流側（吸気口２５側）に設けるとよい。
【００２２】次に、本実施例による燃費改善にかかる効
果を、実験結果に基づいて説明する。先ず、燃費向上に
ついては、ディーゼルエンジンを搭載した運送用２トン
車を使用して、同一条件で比較したところ、通常時には
１２．２ｋｍ／軽油１リットルであるのに対し、図１の
本実施例を使用した場合は、１４．２〜１６．３ｋｍ／
軽油１リットルであった。従って、１６．６〜３３．６
％もの燃費の改善がみられた。
果を、実験結果に基づいて説明する。先ず、燃費向上に
ついては、ディーゼルエンジンを搭載した運送用２トン
車を使用して、同一条件で比較したところ、通常時には
１２．２ｋｍ／軽油１リットルであるのに対し、図１の
本実施例を使用した場合は、１４．２〜１６．３ｋｍ／
軽油１リットルであった。従って、１６．６〜３３．６
％もの燃費の改善がみられた。
【００２３】さらに、黒煙の発生抑制効果については、
ディーゼルエンジンの車検時に行う検査（道路運送車両
の保安基準・自動車の保安基準２章３１条）に基づいて
比較試験を行ったところ、基準値が５０％以下のとこ
ろ、通常は４３．３％であったのに対し、図１の本実施
例を使用した場合は３２．６％であった。従って、２
４．７％もの黒煙の発生を抑制する効果がみられた。以
上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明してき
たが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、
発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のは勿論のことである。
ディーゼルエンジンの車検時に行う検査（道路運送車両
の保安基準・自動車の保安基準２章３１条）に基づいて
比較試験を行ったところ、基準値が５０％以下のとこ
ろ、通常は４３．３％であったのに対し、図１の本実施
例を使用した場合は３２．６％であった。従って、２
４．７％もの黒煙の発生を抑制する効果がみられた。以
上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明してき
たが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、
発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のは勿論のことである。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、内燃機関の吸気系及び
燃料供給系に、内燃機関内に供給される空気及び燃料に
それぞれ放射線が照射されるべく、放射能鉱物を含んで
所定の形状に成形された放射能鉱物成形体がコイルスプ
リングによって好適に配されたことで、内燃機関の燃費
を向上させ、黒煙の発生を抑制できるという著効を奏す
る。
燃料供給系に、内燃機関内に供給される空気及び燃料に
それぞれ放射線が照射されるべく、放射能鉱物を含んで
所定の形状に成形された放射能鉱物成形体がコイルスプ
リングによって好適に配されたことで、内燃機関の燃費
を向上させ、黒煙の発生を抑制できるという著効を奏す
る。
【図１】本発明にかかる内燃機関の燃費向上装置の一実
施例を示す説明図である。
施例を示す説明図である。
【図２】放射能鉱物成形体をエアクリーナ内に配した状
態を説明する説明図である。
態を説明する説明図である。
【図３】本発明にかかる内燃機関の燃費向上装置の他の
実施例を示す説明図である。
実施例を示す説明図である。
１０ 放射能鉱物成形体
１２ コイルスプリング
１８ エンジン
２０ 吸気系
２２ エアクリーナ
２３ エアフィルタ
２４ エレメント
２６ 収納器
３０ 燃料供給系
３２ 燃料タンク
３６ 収納器
３８ 燃料配管
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 佐藤 盛浩
長野県長野市小島田町1873番地 有限会
社エコクリーンネットワーク内
(56)参考文献 特開 平７−34893（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F02M 27/06
Claims (3)
- 【請求項１】 内燃機関の吸気系及び／又は燃料供給系
に、内燃機関内に供給される空気及び／又は燃料にそれ
ぞれ放射線が照射されるべく、放射能鉱物を含んで所定
の形状に成形された放射能鉱物成形体が配される内燃機
関の燃費向上装置において、 前記放射能鉱物成形体がコイルスプリングの内部に複数
挿入され、該コイルスプリングが前記吸気系及び／又は
前記燃料供給系に装着されることで、放射能鉱物成形体
が前記吸気系及び／又は前記燃料供給系に 配されたこと
を特徴とする内燃機関の燃費向上装置。 - 【請求項２】 前記放射能鉱物成形体は、放射能鉱物の
粉末を粘土等のセラミックス原料と混ぜて球形に成形し
て焼成することで形成された球状のセラミックスである
ことを特徴とする請求項１記載の内燃機関の燃費向上装
置。 - 【請求項３】 前記放射能鉱物成形体が挿入されたコイ
ルスプリングの両端同士を連結することでリング状に形
成し、該リング状のコイルスプリングが、吸気系に設け
られたエアクリーナの円筒形のエレメントに外嵌されて
いることを特徴とする請求項１又は２記載の内燃機関の
燃費向上装置。
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| JP33388798A JP3524785B2 (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | 内燃機関の燃費向上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33388798A JP3524785B2 (ja) | 1998-11-25 | 1998-11-25 | 内燃機関の燃費向上装置 |
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| JP (1) | JP3524785B2 (ja) |
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| CN101988448B (zh) * | 2010-10-22 | 2012-08-08 | 镇江科越节能技术有限公司 | 一种燃料磁化处理方法 |
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-
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